アキノ&サレン 第1話
{player}を連れ公共事業の企画書を持ち寄る商談の場へ赴いたアキノは会場でサレンと出会う。二人で議論を重ねた結果、互いの強みを生かしたものが生まれ、協力して企画を進めることになる。
-------------- situation:
好敵手たちの共闘関係
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ある日。
アキノに呼び出された{player}は、
彼女と一緒に商談の場へと向かっていた。
voice: vo_adv_1809001_000
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
ええと、会場に向かうには……【chara 103211 face 2 (joy)】
こちらの角を右ですわね!
Choice: (1) 左だよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1809001_001
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
あらっ、そうでしたの?
【chara 103211 face 4 (sad)】
私ったら、今日も今日とて迷ってばかり……お恥ずかしい限りですわ。
【chara 103211 face 1 (normal)】
やはり、あなたさまにお声がけをして正解でしたわね。
voice: vo_adv_1809001_002
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ふふ、もちろん道案内だけが目的ではありませんのよ?
【chara 103211 face 1 (normal)】
むしろ、ここからが本番ですわ。【chara 103211 face 6 (surprised)】
といいますのも……
【chara 103211 face 4 (sad)】
今日の商談は、普段とは少し毛色が異なりますの。
voice: vo_adv_1809001_003
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
【メルクリウス財団】のギルドマスターとして、【chara 103211 face 6 (surprised)】
よりも……
【chara 103211 face 1 (normal)】
アキノ・ウィスタリアとして赴く意味合いが強いのです。
【chara 103211 face 6 (surprised)】
なので、少々厄介なんですわ。
voice: vo_adv_1809001_004
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
ああ、説明が遅れてしまいましたわね。
【chara 103211 face 1 (normal)】
今、私たちが向かっているのは、いわゆるコンペの場ですの。
多くの参加者が企画書を提出し、最も優れたものが選ばれるのです。
voice: vo_adv_1809001_005
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
それだけなら、そう珍しくもありませんわね。
【chara 103211 face 1 (normal)】
ですが、今回は相手が相手──国家そのものですの。
求められるのは、公共事業に関する企画提出、というわけですわ。
voice: vo_adv_1809001_006
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
公共事業ともなれば、無視をするわけにはまいりません。
社会貢献は私たちの義務。【chara 103211 face 2 (joy)】
まさに『ノブレス・オブリージュ』ですわ。
そこでウィスタリア家からは、私が参加させていただきましたの。
voice: vo_adv_1809001_007
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
これも、一人前の商人になるためには必要な経験……
【chara 103211 face 2 (joy)】
私、立派にやり遂げてみせますわ!
voice: vo_adv_1809001_008
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
あら?
あなたさま……【chara 103211 face 4 (sad)】
どうなさいましたの?
先ほどよりも、なんだか表情が固くなっているような……
voice: vo_adv_1809001_009
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
……他の参加者のことを考えたら緊張してきた?
【chara 103211 face 2 (joy)】
ふふっ、大丈夫ですわ! 何人の有力者がいても関係ありません。
【chara 103211 face 1 (normal)】
あなたさまは、ドーンとしていらして?
voice: vo_adv_1809001_010
アキノ:
【chara 103211 face 5 (shy)】
まぁ、私もちょっぴり心細くて、お声がけしたのですけれど……
【chara 103211 face 2 (joy)】
い、いえっ、なんでもありませんわ! お気になさらないでっ♪
【chara 103211 face 1 (normal)】
さあさあ、あなたさま! 張りきってまいりましょう!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
アキノと{player}が到着すると、
会場はすでに多くの貴族や大商人たちが集まっていた。
voice: vo_adv_1809001_011
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
随分と賑わっていますわね♪
【chara 103211 face 6 (surprised)】
んん……どこに目を向けても、有力者と呼ぶに相応しい方ばかり。
【chara 103211 face 1 (normal)】
気を引き締めておきませんと。
voice: vo_adv_1809001_012
大商人:
【chara 2512 face 1 (normal)】
おお、これはこれはアキノお嬢さま!
やはり、あなたも参加されたのですね。
voice: vo_adv_1809001_013
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
まあ、ごきげんよう!
お元気そうでなによりですわ。
voice: vo_adv_1809001_014
大商人:
【chara 2512 face 2 (joy)】
ははは、商人は身体が資本ですからな。
【chara 2512 face 1 (normal)】
お父さまもお変わりありませんか?
voice: vo_adv_1809001_015
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
ええ、それはもう!
変わらないどころか、日に日に若返ってくような気さえしますわ。
voice: vo_adv_1809001_016
大商人:
【chara 2512 face 2 (joy)】
それはそれは!
いやはや、私も負けてられませんなぁ。
隠居をしている暇はなさそうだ。
voice: vo_adv_1809001_017
貴族の青年:
【chara 1112 face 6 (surprised)】
おや、そちらにいらっしゃるのは……【chara 1112 face 2 (joy)】
ああ、間違いない!
我がうるわしのアキノさま!
こんなところでお目にかかれるなんて……!
voice: vo_adv_1809001_018
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ふふ、私も光栄ですわ。
【chara 103211 face 1 (normal)】
先月のダンスパーティー以来ですわね。
voice: vo_adv_1809001_019
貴族の青年:
【chara 1112 face 6 (surprised)】
まさか僕を覚えていてくださったんですか……?
【chara 1112 face 2 (joy)】
美しいだけでなく、なんとお優しい……!
思いを込めた企画が打ち破られ、傷ついた心が癒されていきます……
voice: vo_adv_1809001_020
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
まあ……
心中お察しいたしますわ。
【chara 103211 face 1 (normal)】
そうお気を落とさないで?
Choice: (2) アキノをつつく。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1809001_021
アキノ:
【chara 103211 face 5 (shy)】
ひゃんっ!?
あ、あなたさま? 急につついてはいけませんわ!
イタズラにもTPOがありましてよっ?
voice: vo_adv_1809001_022
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
イタズラじゃない?
でしたら、どうして……
voice: vo_adv_1809001_023
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
聞きなれた声が聞こえると思ったら、
やっぱりアキノさんだったのね。
voice: vo_adv_1809001_024
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
サレンさんっ!?
この場に居るということは、あなたも参加されるのですね。
voice: vo_adv_1809001_025
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
まぁね。
顔と名前を売るにはいい機会だし、企画が通ったら補助金も出るし。
全部を自前でやるよりも、効果的で安上がりだもの。
voice: vo_adv_1809001_026
アキノ:
【chara 103211 face 7 (special_a)】
ということは……
どちらのアイデアが受け入れられるか、勝負ですわね!
voice: vo_adv_1809001_027
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
……ふふっ、そうくると思ってたわ。
アキノさんの顔を見た時点でね。
【chara 102811 face 1 (normal)】
受けて立つわよ!
Choice: (3) アキノさん、がんばって!
Choice: (4) サレンちゃん、ファイト!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1809001_028
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
あなたさま……!
その一言で、私はもう百人力……いいえ、億人力です!
必ずや企画を通してみせますわっ♪
voice: vo_adv_1809001_029
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
ちょっと、アキノさんの肩ばっかり持たないでよ。
【chara 102811 face 5 (shy)】
あ、えっと、その、人手は多い方がいいでしょ!
それだけだから……!
Jump to tag 5
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1809001_030
サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】
きゅ、急に応援しないでよっ。
別に嫌ってわけじゃ、ないけど……
【chara 102811 face 1 (normal)】
まぁ、味方してくれることには感謝するわ。
voice: vo_adv_1809001_031
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
むむむ……!
なんだか甘酸っぱい雰囲気ですわね……!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1809001_032
大商人:
【chara 2512 face 2 (joy)】
はっはっは!
いやぁ、仲がよろしいですな。
voice: vo_adv_1809001_033
アキノ:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
【chara 103211 face 6 (surprised)】
あっ、申し訳ございません。
【chara 103211 face 1 (normal)】
お恥ずかしいところをお見せしてしまいましたわ。
voice: vo_adv_1809001_034
大商人:
【chara 2512 face 2 (joy)】
なんのなんの。
心を開いて言い合える友人がいる、というのはよいものです。
大切になさってくださいね。
voice: vo_adv_1809001_035
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ええ、もちろんですわ!
ね、サレンさん♪
voice: vo_adv_1809001_036
サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】
真正面から言われると恥ずかしいんだけど……
【chara 102811 face 1 (normal)】
あたしも同じ気持ちよ。
voice: vo_adv_1809001_037
サレン:
【chara 103211 face 1 (normal)】
【chara 102811 face 6 (surprised)】
そ、それより、【chara 102811 face 1 (normal)】
早く企画書を提出に行きましょう。
遅くなると、心象もよくないでしょうし。
voice: vo_adv_1809001_038
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
確かにそうですわね。
【chara 103211 face 2 (joy)】
それでは、私たちはこれで。
voice: vo_adv_1809001_039
役人:
【chara 1511 face 1 (normal)】
次の方。
voice: vo_adv_1809001_040
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
お先にどうぞ、サレンさん。
voice: vo_adv_1809001_041
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
いいの?
【chara 102811 face 1 (normal)】
それじゃあお言葉に甘えさせてもらうわ。
voice: vo_adv_1809001_042
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
こちらが企画書です。
確認のほどよろしくお願いします。
voice: vo_adv_1809001_043
役人:
【chara 1511 face 1 (normal)】
拝見します。
【chara 1511 face 6 (surprised)】
……なるほど、食料の流通に関する企画ですね。
voice: vo_adv_1809001_044
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
ご存知の通り、
城塞都市であるランドソルには、食料を生産する基盤がありません。
【chara 102811 face 4 (sad)】
食糧の大部分を、地方に依存しています。
voice: vo_adv_1809001_045
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
したがって需要と供給のバランスが崩れた場合、
その煽りを大きく受ける形となります。
【chara 102811 face 4 (sad)】
近年は魔物による被害も多く、物流の安定は急務と考えました。
voice: vo_adv_1809001_046
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
今回の企画にあたり、再度調査しましたところ……
食料輸送の大半を担っているのは、
主に食糧販売を事業としているギルドということが分かりました。
voice: vo_adv_1809001_047
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
これはつまり、食糧の依存は生産地だけでなく、
食料の輸送手段にまで及んでいることを示しています。
【chara 102811 face 4 (sad)】
……言葉を選ばずに言えば、特定のギルドに依存している状態です。
voice: vo_adv_1809001_048
役人:
【chara 1511 face 6 (surprised)】
限られた供給ラインを、さらに狭めている、と。
【chara 1511 face 1 (normal)】
その通りですね。
voice: vo_adv_1809001_049
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
一概にそのことが悪だとは言えません。
【chara 102811 face 1 (normal)】
ギルドと生産者が築いてきた信頼関係でもありますから。
【chara 102811 face 6 (surprised)】
しかし、リスクは分散されてしかるべきです。
voice: vo_adv_1809001_050
役人:
【chara 1511 face 1 (normal)】
そこで小規模なギルドや個人に対し、
食糧輸送事業に関しての門戸を広げる……というわけですね。
voice: vo_adv_1809001_051
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
輸送目的でなくても、討伐依頼などで地方に行くことはありますものね。
その移動の際に食料輸送もすれば、無駄がない上に送料も抑えられる。
【chara 103211 face 1 (normal)】
さすがはサレンさん、そつがない企画ですわね。
voice: vo_adv_1809001_052
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
ありがとうございます……【chara 102811 face 6 (surprised)】
って、アキノさん!?
いつの間に!?
voice: vo_adv_1809001_053
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
どうしてもサレンさんの企画が気になってしまいましたの。
【chara 103211 face 6 (surprised)】
それにしても……このアイデア。
【chara 103211 face 4 (sad)】
悪くはないのですが、なんといいますか……その……
voice: vo_adv_1809001_054
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
……うん?
何か言いたそうね?
voice: vo_adv_1809001_055
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
…………面白みに欠けませんこと?
voice: vo_adv_1809001_056
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
へぇ~?
言ってくれるじゃない、アキノさん。
voice: vo_adv_1809001_057
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
もっとこう……【chara 103211 face 1 (normal)】
ダイナミックに!
革新的なポイントがあれば、もっと素敵な企画になると思いますの!
お役人さま、企画書をお借りしますわね?
voice: vo_adv_1809001_058
役人:
【chara 1511 face 6 (surprised)】
え?
ああ、はい……どうぞ。
voice: vo_adv_1809001_059
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
ふむふむ……
さらに付け加えるなら、【chara 103211 face 4 (sad)】
リスク分散によって減少するであろう、
食糧販売ギルドに対してのフォローが弱いように感じますわね。
voice: vo_adv_1809001_060
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
その点に関しては認めるわ。
でも、独占は市場の衰退を招くのも事実よ。
【chara 102811 face 3 (anger)】
経済の活性化を図るのなら、必要な変化だと思うの。
voice: vo_adv_1809001_061
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
とはいえ犠牲を強いる以上、その分の利益は得られるようにしませんと。
完璧なシステムでも、運用するのは人間……それも商人です。
メリットがなければ、動きませんわ。
voice: vo_adv_1809001_062
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
しがらみに囚われてたら、それこそ革新なんてできない。
【chara 102811 face 1 (normal)】
そうでしょ?
voice: vo_adv_1809001_063
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
それは……
そうですわね?
voice: vo_adv_1809001_064
貴族:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
ん……?
向こうが妙に騒がしいな。
失礼。なにかあったのですか?
voice: vo_adv_1809001_065
商人の青年:
【chara 313 face 6 (surprised)】
ええ。
受付のところで、どこかのご令嬢が議論をはじめてしまったようで。
voice: vo_adv_1809001_066
貴族:
【chara 2511 face 4 (sad)】
提出の場で議論を? まったく、担当の役人は何をしてるんだ。
いったいどこの誰が……
【chara 2511 face 6 (surprised)】
はっ!? 【chara 2511 face 3 (anger)】
あ、あの姿は……!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1809001_067
アキノ:
【chara 103211 face 7 (special_a)】
ですから!
仕入れのつてがない状態で参入しても、
システムが破綻することは目に見えていますわ!
voice: vo_adv_1809001_068
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
だからって、最初からつてを準備するのも違うでしょ?
【chara 102811 face 1 (normal)】
生産者との信頼関係は、誰かに言われてできるものじゃないわ。
自分自身の実力で作るものよ!
voice: vo_adv_1809001_069
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
分かります、サレンさんのお気持ちはよく分かりますわ。
【chara 103211 face 1 (normal)】
ですが敷居の高さが変わらないのであれば、
実行する意味がなくなってしまいますのよ?
voice: vo_adv_1809001_070
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
そうよね、確かにそう。
【chara 102811 face 4 (sad)】
この辺りは調整が必要ね。
voice: vo_adv_1809001_071
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
……調整?
【chara 103211 face 1 (normal)】
でしたら新規参入者と生産者の間を、
食糧販売ギルドに取り持ってもらうというのはどうでしょう?
voice: vo_adv_1809001_072
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
なるほど……仲介業者になってもらうってことね。
【chara 102811 face 1 (normal)】
ギルドが築いてきたつても活用できるし、
仲介手数料を取れば利益も得られるわね。
voice: vo_adv_1809001_073
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
あー、でも待って!
それじゃ結局、独占状態が変わらないわよ。
窓口は一緒なんだから。
voice: vo_adv_1809001_074
アキノ・サレン:
【chara 1 face 1 (normal)】
うーん……
voice: vo_adv_1809001_075
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
分かった!
これまで少数生産故に輸送されていなかった品を扱えばいいのよ!
それならあたしも経験があるし、活かせるはずだわ。
voice: vo_adv_1809001_076
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ナイスアイデアですわ!
今回の事業独自の強みになりますわね!
voice: vo_adv_1809001_077
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
でも敷居の高さという部分はまだ解消されていないわね。
その部分に関しては……
voice: vo_adv_1809001_078
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
そうですわ!
お土産ギルド、という名前を付けるのはいかがでしょう?
voice: vo_adv_1809001_079
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
なるほど! 確かにとっつきやすさが増すわね!
輸送する、という名目より、お土産を運ぶだけですよ、
っていう方が敷居は下がるわね。
voice: vo_adv_1809001_080
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
仕組みじゃなくてガワからの改善っていうのは
盲点だったわ。さすがアキノさんね。
voice: vo_adv_1809001_081
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ふふ、サレンさんのアイデアがあってこそ思いついたことですわ。
voice: vo_adv_1809001_082
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
よし、この部分を詰めれば、企画がもっとよくなるはず!
他にも仲介業者に透明性を持たせたり……
--- Switch scene ---
still display end
Choice: (6) あの……二人とも?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1809001_083
サレン:
【chara 103211 face 4 (sad)】
【chara 102811 face 4 (sad)】
もうちょっと待って。
もうちょっと詰められれば、
一気にブラッシュアップできるはずなのよ……
voice: vo_adv_1809001_084
役人:
【chara 1511 face 4 (sad)】
──こほん。
voice: vo_adv_1809001_085
サレン・アキノ:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
【chara 103211 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
あっ……
voice: vo_adv_1809001_086
役人:
【chara 1511 face 6 (surprised)】
議論に熱中することはよいですが、
【chara 1511 face 4 (sad)】
時と場所を選んでいただきませんと。
voice: vo_adv_1809001_087
サレン・アキノ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ごめんなさい……
申し訳ありません……
voice: vo_adv_1809001_088
役人:
【chara 1511 face 1 (normal)】
ですが……あなた方の熱意は十分に伝わってきました。
事実、企画の具体性も増してきたように思います。
【chara 1511 face 2 (joy)】
……進めてみる価値はありそうですね。
voice: vo_adv_1809001_089
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
えっ?
それじゃあ……?
voice: vo_adv_1809001_090
役人:
【chara 1511 face 1 (normal)】
企画を受理します。
詳細は追ってご連絡しますわ。
voice: vo_adv_1809001_091
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
ありがとうございます!
voice: vo_adv_1809001_092
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
おめでとうございます、サレンさん!
voice: vo_adv_1809001_093
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
ありがとう!
アキノさんのおかげよ♪
voice: vo_adv_1809001_094
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ふふっ、とんでもありません♪
【chara 103211 face 1 (normal)】
この結果は紛れもなく、サレンさんの実力……【chara 103211 face 6 (surprised)】
あら?
voice: vo_adv_1809001_095
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
冷静になって気づいたのですけれど……
その企画、私のアイデアもふんだんに取り入れられているのではなくて?
voice: vo_adv_1809001_096
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
そうね、貴重なご意見はありがたく参考にさせてもらうわ。
【chara 102811 face 2 (joy)】
ありがとう、アキノさん♪
voice: vo_adv_1809001_097
アキノ:
【chara 103211 face 3 (anger)】
素敵な笑顔で誤魔化そうとしたってそうはいきませんわ!
【chara 103211 face 7 (special_a)】
その企画は私が仕切らせていただきますわ!
voice: vo_adv_1809001_098
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
そんな……
アキノさんが人の企画を取るような人だとは思わなかったわ……
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アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
それは…………【chara 103211 face 4 (sad)】
で、ですが商人としてみすみす自分のアイデアを
ただでお譲りするわけにはいきませんわ!
Choice: (7) 一緒にやれば?
----- Tag 7 -----
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サレン・アキノ:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
【chara 103211 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
一緒に?
voice: vo_adv_1809001_101
サレン・アキノ:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1809001_102
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
……アリ、かもね。
このタイミングで企画とアイデアが分裂したら、
せっかく認めてもらった具体性もなくなりそうだし?
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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
……確かに、エレガントな振る舞いではありませんでしたわね。
【chara 103211 face 2 (joy)】
お互いに、ここはスマートにまいりましょう。
voice: vo_adv_1809001_104
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
OK。
じゃあ、イニシアチブはあたしがとらせてもらうわ。発案者としてね。
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アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
異論ありませんわ。
【chara 103211 face 1 (normal)】
では、私はコンサルタントとして参加させていただきます。
よろしくて?
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サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
もちろん。
忌憚のない意見、期待してるわ。
voice: vo_adv_1809001_107
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ええ、喜んで♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
協力して企画を進めることになったアキノとサレン。
滑り出しは上々に思われたが……
voice: vo_adv_1809001_108
貴族:
【chara 2511 face 3 (anger)】
……チッ。
あいかわらず目障りな副団長サマだ。
よくもまあ、こんなところでもいら立たせてくれる。
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貴族:
【chara 2511 face 3 (anger)】
たかが成金の小娘に、この私が部下として扱われた
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】での暗黒の日々……
思い出す度に吐き気がする。まさしく悪夢だ。
voice: vo_adv_1809001_110
貴族:
【chara 2511 face 8 (special_b)】
だが、調子に乗っていられるのも今の内だぞ。
必ず後悔させてやる。くっくっく……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
会場の片隅で、一人の男が不穏な笑みを浮かべるのであった。