アキノ&サレン 第3話
悪徳貴族に企画をつぶされてしまうも、これまでの人脈を駆使し対抗する企画を進め、相手との商談にまでこぎつけるアキノとサレン。商談の場で騙し討ちにあうも協力して撃退し、二人で笑い合うのであった。
-------------- situation:
3人だからできたこと
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
サレンに恨みを持つ貴族の情報を持ってきたジュンは、
{player}たち3人に詳しい話を続けた。
voice: vo_adv_1809003_000
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
サレンちゃんに摘発されたその貴族は、
簡単に言うと悪徳貴族というヤツでね。
そのおかげで裏社会にもつてがあるらしい。
voice: vo_adv_1809003_001
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
今回も、そのつてが使われているみたいだよ。
サレンちゃんの企画を台無しにする、という形でね。
本人が自慢げに吹聴していたらしい。
voice: vo_adv_1809003_002
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
裏社会の人間を使って商人たちを牛耳る。
そのついでに、あたしにも復讐できる。
そいつからしたら一石二鳥ってことね。顔も覚えてないけど。
voice: vo_adv_1809003_003
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
はぁ……
まさか【王宮騎士団(NIGHTMARE)】時代の因縁を、
今頃になって吹っかけられるなんてね。
voice: vo_adv_1809003_004
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
サレンさん……
voice: vo_adv_1809003_005
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
ごめんなさい、アキノさん。
{player}も。せっかく協力してもらったのに、
あたしのせいで台無しね。
voice: vo_adv_1809003_006
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
サレンさんが謝ることはありません!
【chara 103211 face 3 (anger)】
何一つとしてです!
悪いのは、その貴族とやらですわ!
voice: vo_adv_1809003_007
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
私もそう思う。
でも、憎しみを持っている人間に常識は通じない。
注意しておかないと危険だよ。
voice: vo_adv_1809003_008
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
……そうね。
企画つぶしだけじゃなくて、救護院に何かする可能性だってあるし。
【chara 102811 face 4 (sad)】
考えたくもないけど。
voice: vo_adv_1809003_009
アキノ:
【chara 103211 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_1809003_010
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
……しょうがない。
あたしが撒いた種だしね。
【chara 102811 face 3 (anger)】
ここはあたしが──
voice: vo_adv_1809003_011
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
ふふふ……
【chara 103211 face 2 (joy)】
ふっふっふっふ……
おーっほっほっほっほ!
voice: vo_adv_1809003_012
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
えっ?
ア、アキノさん?
voice: vo_adv_1809003_013
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
ああ、失礼いたしました。
【chara 103211 face 2 (joy)】
おかしくって、つい♪
voice: vo_adv_1809003_014
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
今の私とサレンさんはビジネスパートナーです。
そんな私たちの企画を妨害されたのですよ?
【chara 103211 face 2 (joy)】
笑わせてくれると思いませんこと?
voice: vo_adv_1809003_015
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
因縁があろうとなかろうと、商売には困難がつきものです。
むしろ、ここからがクライマックス!
【chara 103211 face 2 (joy)】
面白くなるところですわ!
voice: vo_adv_1809003_016
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
アキノさん……
voice: vo_adv_1809003_017
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
えっと、ごめんね。
ちょっといいかな?
voice: vo_adv_1809003_018
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
水を差すようで悪いんだけど……
貴族のつてが、裏社会のどこまで伸びているのか分からないんだ。
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に任せてくれた方が安全だよ。
voice: vo_adv_1809003_019
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
お気遣い感謝しますわ。
【chara 103211 face 1 (normal)】
ですが! 商人には商人の戦い方というものがあります!
voice: vo_adv_1809003_020
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
もしかして、なにか考えがあるの?
voice: vo_adv_1809003_021
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ええ!
──目には目を、歯には歯を。
【chara 103211 face 7 (special_a)】
やられたからには倍返し! ですわ♪
voice: vo_adv_1809003_022
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
具体的には……
ちょっとみなさま、お耳を拝借。
【chara 103211 face 2 (joy)】
ごにょごにょごにょ……
voice: vo_adv_1809003_023
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
……なるほどね。
【chara 102811 face 1 (normal)】
あたしは異論ないわ。
voice: vo_adv_1809003_024
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……うん。
そういうことなら【王宮騎士団(NIGHTMARE)】も協力できる。
サレンちゃんもいるしね。
Choice: (1) 僕もがんばる!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1809003_025
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
みなさま、その意気ですわ!
【chara 103211 face 7 (special_a)】
商人の恐ろしさ、思い知らせてさしあげましょう!
【chara 103211 face 2 (joy)】
おーっほっほっほ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それから数週間後──
サレンたちの企画をつぶした貴族は、
上機嫌でランドソルを遊び歩いていた。
voice: vo_adv_1809003_026
貴族:
【chara 2511 face 2 (joy)】
クックック、まったく笑いが止まらん!
【chara 2511 face 1 (normal)】
あのいけ好かない副団長に一泡吹かせられたんだからなぁ!
voice: vo_adv_1809003_027
貴族:
【chara 2511 face 8 (special_b)】
当初の目的であるビジネスも大成功……!
これで私もランドソルの社交界に返り咲ける!
あんな僻地とはおさらばだ!
voice: vo_adv_1809003_028
貴族:
【chara 2511 face 8 (special_b)】
しばらくはこの勝利を味わうとして……
その次は、アイツが大切にしているものを奪ってやろう。
例のなんとかいう救護院をこの手で叩き潰してやる。ククク……!
voice: vo_adv_1809003_029
貴族の執事:
【chara 3512 face 4 (sad)】
旦那さま!
た、大変です!
voice: vo_adv_1809003_030
貴族:
【chara 2511 face 4 (sad)】
チッ……せっかくいい気分だったのに。
【chara 2511 face 3 (anger)】
何の用だ。
おまえには、例の企画の指揮を任せていただろう?
voice: vo_adv_1809003_031
貴族の執事:
【chara 3512 face 4 (sad)】
それが想定外の事態になりまして……
我々に協力すると申し出た商人や顧客が、
手を引き始めたのでございます。
voice: vo_adv_1809003_032
貴族:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
どういうことだ?
【chara 2511 face 3 (anger)】
ヤツらには十分な報酬を渡していたはずだろう?
voice: vo_adv_1809003_033
貴族の執事:
【chara 3512 face 4 (sad)】
……こちらをご覧ください。
国が新しく始めようとしている物流システムの計画書です。
これと同じものが各業者に配られています。
voice: vo_adv_1809003_034
貴族:
【chara 2511 face 6 (surprised)】
飛空艇を活用した高速輸送……?
大型商品の大量配送……?
voice: vo_adv_1809003_035
貴族:
【chara 2511 face 3 (anger)】
なんだこれは……
こんなやり方、補助金では賄えないだろう!
この資金はどこから出るというんだ!
voice: vo_adv_1809003_036
貴族の執事:
【chara 3512 face 3 (anger)】
ウィスタリア家です。
かの家は企画競争とは全く別の方向……
あくまで個人として、国の施策に協力を申し出たのです。
voice: vo_adv_1809003_037
貴族:
【chara 2511 face 4 (sad)】
そんな……そんなバカな!
【chara 2511 face 3 (anger)】
だったらなんだ、ヤツらは国を買収したっていうのか!?
voice: vo_adv_1809003_038
貴族の執事:
【chara 3512 face 4 (sad)】
それだけではありません。
この姉妹店舗システムという項目……
発案者の名前をご覧ください。
voice: vo_adv_1809003_039
貴族:
【chara 2511 face 7 (special_a)】
……!
副団長ぅ……!
voice: vo_adv_1809003_040
貴族の執事:
【chara 3512 face 4 (sad)】
このシステムは、かの娘が形成してきた人脈を元に
構成されているようです。
国と人、全と個……その二つを抑えてきたのですよ。
voice: vo_adv_1809003_041
貴族:
【chara 2511 face 7 (special_a)】
ふ、ふざけるなァ!
私が奪った企画と全然違うじゃないか!
規模も! 内容も! こだわりがないのか!
voice: vo_adv_1809003_042
貴族の執事:
【chara 3512 face 3 (anger)】
……さらに残念なお知らせがございます。
【chara 3512 face 1 (normal)】
先ほどウィスタリア家から、交渉の席を設けたいとの申し出が。
こちらが形成した販路の権利、【chara 3512 face 4 (sad)】
すべてを買い取りたいと。
voice: vo_adv_1809003_043
貴族:
【chara 2511 face 3 (anger)】
どこまで……
どこまで舐めてくれる! 小娘ども!
voice: vo_adv_1809003_044
貴族:
【chara 2511 face 3 (anger)】
……いいだろう。
私を侮辱したことを地獄の底で後悔させてやる……!
voice: vo_adv_1809003_045
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
どうぞ。入ってちょうだい。
voice: vo_adv_1809003_046
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
少年を連れてきたよ。
あちらとの接触はうまくいったみたいだ。
Choice: (2) 貴族からの手紙を渡す。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1809003_047
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
ありがとうございます。
【chara 103211 face 1 (normal)】
どれどれ……
voice: vo_adv_1809003_048
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
……ふふ、乗ってきたわね。
【chara 102811 face 1 (normal)】
これで直接対決はできそう。
voice: vo_adv_1809003_049
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
ええ。
【chara 103211 face 6 (surprised)】
ですが日時と場所は向こうが指定していますわ。
voice: vo_adv_1809003_050
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
うーん、大丈夫かな。
やっぱり【王宮騎士団(NIGHTMARE)】が
護衛についたほうが……
voice: vo_adv_1809003_051
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
大丈夫よ、ジュンさん。
ヤツらの取り引きがどう強引だったのか、
その捜査を手伝ってくれただけで十分!
voice: vo_adv_1809003_052
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
それに、今回はあくまでビジネスですわ。
いかに相手が浅はかでも、損得勘定ができないことはないでしょう。
商人らしく戦うプライドぐらいはあるはずです。
voice: vo_adv_1809003_053
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……分かった。
二人がそういうのなら任せるよ。
商人の世界は、私にとって別世界だから。
voice: vo_adv_1809003_054
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
くれぐれも気を付けて。
無理はしないようにね。
voice: vo_adv_1809003_055
サレン&アキノ:
【chara 102811 face 2 (joy)】
【chara 103211 face 2 (joy)】
【chara 1 face 1 (normal)】
もちろん!
ええ!
voice: vo_adv_1809003_056
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
元気な返事がかえって不安だなぁ……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
数日後──
アキノとサレン、そして{player}の3人は、
交渉の場へとやってきた。
voice: vo_adv_1809003_057
貴族:
【chara 2511 face 2 (joy)】
ようこそいらっしゃいました!
さぁさぁ、こちらへどうぞ!
voice: vo_adv_1809003_058
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
本日はお時間をいただきありがとうございます。
voice: vo_adv_1809003_059
貴族:
【chara 2511 face 2 (joy)】
はは、時間なんていくらでも作りますよ。
【chara 2511 face 1 (normal)】
ウィスタリア家のご令嬢と……
他ならぬかつての上司からの交渉とあればね。
voice: vo_adv_1809003_060
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
そう言っていただけると、足を運んだ甲斐があるというものですわ。
【chara 103211 face 1 (normal)】
本日はお互いに有意義な時間にいたしましょう。
voice: vo_adv_1809003_061
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
それにしても、こんな場所で交渉なんて、
ずいぶん変わった趣味を持ってるのね。
voice: vo_adv_1809003_062
貴族:
【chara 2511 face 2 (joy)】
ははは、これでもこれまでいろいろ危ない橋を渡ってきましてね。
見通しのよくない場所での交渉事は好かないのですよ。
voice: vo_adv_1809003_063
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
ふぅん……まぁ、フェアに交渉しようっていうならそれでいいわ。
voice: vo_adv_1809003_064
貴族:
【chara 2511 face 2 (joy)】
えぇ、えぇ。
もちろんフェアに交渉しますとも。
voice: vo_adv_1809003_065
貴族:
【chara 2511 face 8 (special_b)】
私の持てる全力を持ってね!
さぁ、来い! 我が配下の者どもよ!
voice: vo_adv_1809003_066
サレン・アキノ:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1809003_067
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
何も……来ないわよね?
【chara 102811 face 4 (sad)】
あたしが見えてないだけ?
voice: vo_adv_1809003_068
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
どういうことですの?
一瞬とは言えこんなにおバカ……もとい
考えの足りない方に事業を乗っ取られてしまいましたの?
voice: vo_adv_1809003_069
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
サレンさん、これほど個性的な考えの方を
お忘れになるなんて、よっぽど【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の
仕事は激務でしたのね。
voice: vo_adv_1809003_070
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
あーなんとなく思い出してきた。
【chara 102811 face 3 (anger)】
そういえばいたわ、こんなヤツ。
賢そうなのは顔だけで、事務仕事もからっきしだったわ。
voice: vo_adv_1809003_071
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
さぞや雑な仕事をしていたのでしょうね。
簡単に想像できますわ。
voice: vo_adv_1809003_072
貴族:
【chara 2511 face 3 (anger)】
聞こえているぞ!
随分とコケにしてくれるじゃないか、ええ!?
voice: vo_adv_1809003_073
貴族:
【chara 2511 face 3 (anger)】
舐めた口を聞いていられるのも今のうちだ!
【chara 2511 face 8 (special_b)】
ほら! 聞こえてきただろう!
voice: vo_adv_1809003_074
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
この音は……
voice: vo_adv_1809003_075
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
ずいぶんと聞きなれた音ですわ。
voice: vo_adv_1809003_076
貴族の執事:
【chara 3512 face 1 (normal)】
お待たせいたしました旦那さま~!
voice: vo_adv_1809003_077
貴族の執事:
【chara 3512 face 3 (anger)】
さぁ、おまえたち!
やってしまいなさい!
voice: vo_adv_1809003_078
傭兵たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
へいっ!
Choice: (3) 空から人が……!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1809003_079
貴族:
【chara 2511 face 8 (special_b)】
はっはっは!
おまえたちには飛空艇でいいようにやられたからな!
意趣返しというやつだよ!
voice: vo_adv_1809003_080
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
飛空艇を引っ張り出してくるなんてね。
ちょっと感動さえ覚えるわ、ここまですがすがしいことされると。
voice: vo_adv_1809003_081
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
この思い切りの良さをもっとまともな方向に
使えなかったのでしょうか……
voice: vo_adv_1809003_082
貴族:
【chara 2511 face 3 (anger)】
何をのんきに構えている! 私は本気だぞ!
【chara 2511 face 8 (special_b)】
おい、おまえたち! 報酬はいくらでも出す!
思う存分、ぶちのめしてやれ!
voice: vo_adv_1809003_083
傭兵たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
おうよ!
voice: vo_adv_1809003_084
サレン・アキノ:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1809003_085
貴族:
【chara 2511 face 8 (special_b)】
さぁて、副団長サマ?
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の後ろ盾もないあなたが、
どれだけあらがえるか……見せていただきましょうか?
voice: vo_adv_1809003_086
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
副団長、副団長うるさいわね。
あたしは元・副団長!
今は【サレンディア救護院】のギルドマスターよ!
voice: vo_adv_1809003_087
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
ついでに言っとくけどね、あんたは勘違いしてる。
後ろ盾がない? あんたの目は節穴かしら。
【chara 102811 face 1 (normal)】
あたしの隣に立ってる二人の姿が見えないの?
voice: vo_adv_1809003_088
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
一人じゃどうしようもなかったかもしれないけど、
今のあたしには心強いパートナーたちがいるのよね。
voice: vo_adv_1809003_089
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
パートナー……【chara 103211 face 2 (joy)】
ふふっ、光栄ですわ。
voice: vo_adv_1809003_090
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
えぇ!
私たちが力を合わせれば、怖いものなんてありません!
【chara 103211 face 7 (special_a)】
さあ、どこからでも掛かってきなさいまし!
voice: vo_adv_1809003_091
貴族:
【chara 2511 face 3 (anger)】
小癪な~!
おい、早く片付けろ!
voice: vo_adv_1809003_092
傭兵たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
うぉ~~~~~~!
voice: vo_adv_1809003_093
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
ふん、剣の腕がからっきしな奴が雇うやつも
やっぱりダメね。見る目がないわ。
voice: vo_adv_1809003_094
アキノ:
【chara 103211 face 7 (special_a)】
その通りですわね。
この程度の相手なら……
voice: vo_adv_1809003_095
サレン・アキノ:
【chara 102811 face 3 (anger)】
【chara 103211 face 3 (anger)】
【chara 1 face 1 (normal)】
はぁ~~~~!
voice: vo_adv_1809003_096
傭兵たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぐへ~~~~!!
voice: vo_adv_1809003_097
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
この通りよ。
【chara 102811 face 3 (anger)】
さ、おとなしく観念なさい。
voice: vo_adv_1809003_098
貴族:
【chara 2511 face 3 (anger)】
ぐ、ぐぬぬぬ……!
【chara 2511 face 4 (sad)】
お、お~い! おまえ~! 何とかしろ~!
voice: vo_adv_1809003_099
貴族の執事:
【chara 3512 face 3 (anger)】
お待ちを旦那さま! 今参り……【chara 3512 face 4 (sad)】
あ、あれ?
おかしいですぞ。これは……
voice: vo_adv_1809003_100
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
な、なに?
急に煙吐き始めたけど……
voice: vo_adv_1809003_101
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
いけません!
あの音はエンストを起こしている音ですわ!
voice: vo_adv_1809003_102
アキノ:
【chara 103211 face 3 (anger)】
飛空艇に乗ってるあなた!
早く予備動力を起動なさい!
voice: vo_adv_1809003_103
貴族の執事:
【chara 3512 face 4 (sad)】
予算がなくて積んでないんですよ~~~~!
voice: vo_adv_1809003_104
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
そ、そんな!?
【chara 103211 face 4 (sad)】
このままじゃ墜落してしまいますわ!
voice: vo_adv_1809003_105
貴族:
【chara 2511 face 7 (special_a)】
こ、こっちに来るな!
引き返せ~~!
voice: vo_adv_1809003_106
貴族の執事:
【chara 3512 face 6 (surprised)】
そう言われましても、【chara 3512 face 4 (sad)】
舵が言うことをきかず~~!
Choice: (4) 助けないと……!!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1809003_107
貴族:
【chara 2511 face 7 (special_a)】
そうだ! このままだと私も巻き添えじゃないか!
早く助けろ!
voice: vo_adv_1809003_108
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
コイツのことは放っておくとして……
【chara 102811 face 3 (anger)】
ああなった飛空艇を止める方法はあるの? アキノさん。
voice: vo_adv_1809003_109
アキノ:
【chara 103211 face 7 (special_a)】
もちろんありますわ!!
voice: vo_adv_1809003_110
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
さすが普段から飛空艇を乗り回しているだけあるわね。
【chara 102811 face 1 (normal)】
それで、どうやって止めるの?
voice: vo_adv_1809003_111
アキノ:
【chara 103211 face 7 (special_a)】
力づくですわ!
voice: vo_adv_1809003_112
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
…………えっと、【chara 102811 face 4 (sad)】
もう一度言ってもらっていいかしら?
voice: vo_adv_1809003_113
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
だから、力づくと言っているのですわ。
【chara 103211 face 1 (normal)】
古来より壊れた機械は叩けば治ると言いますし。
Choice: (5) やろう!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1809003_114
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
突っ込みどころしかないけど……【chara 102811 face 1 (normal)】
不思議ね。
二人がそう言うならできそうな気がしてくるわ。
voice: vo_adv_1809003_115
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
できそう、じゃなくてできますわ。
【chara 103211 face 2 (joy)】
私たちなら!
voice: vo_adv_1809003_116
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
そうね、できるわ!
【chara 102811 face 1 (normal)】
やりましょう! {player}もお願いね!
Choice: (6) 任せて!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1809003_117
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
ついていらして! サレンさん!
voice: vo_adv_1809003_118
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
ふふっ、ついてくるのはアキノさんのほうよ。
voice: vo_adv_1809003_119
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
それでこそサレンさんですわ。
【chara 103211 face 7 (special_a)】
行きますわよ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1809003_120
アキノ:
【chara 121711 face 1 (normal)】
私たちがそろえば!
voice: vo_adv_1809003_121
サレン:
【chara 121811 face 1 (normal)】
できないことなんてないわ!
voice: vo_adv_1809003_122
貴族の執事:
【chara 3512 face 6 (surprised)】
なんと!?
飛空艇を押し返して!!
voice: vo_adv_1809003_123
アキノ:
【chara 121711 face 1 (normal)】
あなた!
できるだけ舵を切って着陸の準備をしてくださいまし!
voice: vo_adv_1809003_124
貴族の執事:
【chara 3512 face 6 (surprised)】
は、はい!!
voice: vo_adv_1809003_125
サレン:
【chara 121811 face 1 (normal)】
行くわよ!
タイミングを合わせて!
voice: vo_adv_1809003_126
アキノ:
【chara 121711 face 1 (normal)】
優雅に踊るように参りましょう!
アン、ドゥ……
voice: vo_adv_1809003_127
アキノ・サレン:
【chara 1 face 1 (normal)】
トロワ~~~~!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1809003_128
アキノ:
【chara 121711 face 6 (surprised)】
ふぅ、【chara 121711 face 2 (joy)】
なんとかなりましたわね♪
voice: vo_adv_1809003_129
サレン:
【chara 121811 face 6 (surprised)】
ほんとにこんな大きいものをあたしたちで止めたの……?
我ながら信じられないわ……
voice: vo_adv_1809003_130
貴族の執事:
【chara 121711 face 1 (normal)】
【chara 3512 face 4 (sad)】
た、助かりました……
voice: vo_adv_1809003_131
サレン:
【chara 121811 face 4 (sad)】
無事だったのはいいけど、【chara 121811 face 3 (anger)】
あんたの主は……
voice: vo_adv_1809003_132
貴族:
【chara 2511 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1809003_133
アキノ:
【chara 121711 face 6 (surprised)】
気を失ってますわ。
【chara 121711 face 1 (normal)】
よほど恐ろしかったのですね。
voice: vo_adv_1809003_134
サレン:
【chara 121811 face 3 (anger)】
まったく。
こっちはそこまで悪い条件で交渉する気じゃなかったのに、
【chara 121811 face 1 (normal)】
ほんと、短絡的な考えは失敗のもとよね。
voice: vo_adv_1809003_135
サレン:
【chara 121811 face 4 (sad)】
まぁ、こいつの場合はそれ以前の問題な気もするけど。
voice: vo_adv_1809003_136
アキノ:
【chara 121711 face 6 (surprised)】
体面もときには大切ですが、
【chara 121711 face 1 (normal)】
固執しすぎるのも考えものですわね。
voice: vo_adv_1809003_137
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
サレンちゃ~ん!
voice: vo_adv_1809003_138
サレン:
【chara 121811 face 6 (surprised)】
この声は……
voice: vo_adv_1809003_139
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
実は悪徳貴族が飛空艇を持ち出したって情報が入ったんだけど……
voice: vo_adv_1809003_140
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……遅かったみたいだね。
voice: vo_adv_1809003_141
サレン:
【chara 121811 face 2 (joy)】
お疲れさま、ジュンさん。
voice: vo_adv_1809003_142
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
お疲れさまと軽く言うには状況がよく分からないんだけど……
voice: vo_adv_1809003_143
アキノ:
【chara 121711 face 1 (normal)】
……と、言うわけですわ。
voice: vo_adv_1809003_144
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
なるほど。普通なら信じられない話だけど、
少年と、サレンちゃん、アキノさんならあり得る……話なのかな?
voice: vo_adv_1809003_145
サレン:
【chara 121811 face 6 (surprised)】
すんなり受け入れられるとそれはそれで複雑だけど……
【chara 121811 face 1 (normal)】
まぁ、嘘は言ってないのよね……
voice: vo_adv_1809003_146
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ふふっ、{player}君たちが嘘をつくとは思わないさ。
それにしても……やっぱりもったいないな。
これだけの実力があるのに。
voice: vo_adv_1809003_147
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ねぇ、サレンちゃん。
もう一度、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に戻るつもりはない?
voice: vo_adv_1809003_148
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
サレンちゃんだけじゃない。
アキノさんもどうかな?
二人がいてくれたら、私も心強いんだけど。
voice: vo_adv_1809003_149
サレン:
【chara 121811 face 1 (normal)】
頼りにしてくれるのはうれしいけど、あたしは戻れないわ。
【chara 121811 face 2 (joy)】
救護院のこともあるし。
voice: vo_adv_1809003_150
アキノ:
【chara 121711 face 1 (normal)】
私も丁重にお断りさせていただきますわ。
【chara 121711 face 2 (joy)】
勝手に財団を抜けたら怒られてしまいますもの。
voice: vo_adv_1809003_151
サレン:
【chara 121711 face 1 (normal)】
【chara 121811 face 1 (normal)】
それに、今回の件で分かったの。
あたしは商売してる方が性に合ってるってね。
voice: vo_adv_1809003_152
アキノ:
【chara 121711 face 2 (joy)】
まぁ、今まで分かっていませんでしたの?
【chara 121711 face 1 (normal)】
サレンさん以上に商人に向いた方はそうそう
見つかりませんわよ?
voice: vo_adv_1809003_153
サレン:
【chara 121811 face 1 (normal)】
そう? 【chara 121811 face 2 (joy)】
アキノさんにそう言ってもらえるってことは、
そうなのかしら?
voice: vo_adv_1809003_154
アキノ:
【chara 121711 face 2 (joy)】
ええ、そうに決まっていますわ。
【chara 121711 face 1 (normal)】
ということで改めて。
voice: vo_adv_1809003_155
アキノ:
【chara 121711 face 2 (joy)】
私の好敵手は渡しませんわよ♪
voice: vo_adv_1809003_156
サレン:
【chara 121811 face 6 (surprised)】
【chara 121811 face 5 (shy)】
ちょ、ちょっとアキノさん!
【chara 121811 face 2 (joy)】
いきなり抱き着かないで!
voice: vo_adv_1809003_157
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
少し残念だけど、サレンちゃんが幸せそうで何よりだよ。
voice: vo_adv_1809003_158
サレン:
【chara 121811 face 2 (joy)】
ええ。あたし今、とっても幸せよ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そう言ったサレンは、
アキノと顔を見合わせて笑い合うのだった。