アン&グレア 第2話
人々の失踪事件を解決するべく、ある地域へやってきた{player}たち。アンも失踪するが、遺跡内で行方不明者たちと共に発見する。魔法によって動く遺跡を停止することで事件を解決したのだった。
-------------- situation:
再会の魔法
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
サレンディア救護院の財政難を解決するべく
{player}たちは、今日も新しい依頼を探していた。
voice: vo_adv_1810002_000
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
ええと~
今日はどの依頼にする?
Choice: (1) ……あれ?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1810002_001
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
どうしたの……?
voice: vo_adv_1810002_002
少女:
【chara 211 face 4 (sad)】
…………
Choice: (2) 久しぶりだね。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1810002_003
少女:
【chara 211 face 6 (surprised)】
お兄さん!? 【chara 211 face 1 (normal)】
こ、こんにちは……!
いつもお姉ちゃんのところへ配達ありがとうございます……!
voice: vo_adv_1810002_004
少女:
【chara 211 face 6 (surprised)】
ええと……?
そちらの人たちは、お友達ですか……?
voice: vo_adv_1810002_005
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】
うん!
【chara 109211 face 1 (normal)】
それで今は、チームを組んでる仕事仲間だよ!
voice: vo_adv_1810002_006
グレア:
【chara 109411 face 2 (joy)】
よろしくね。
voice: vo_adv_1810002_007
少女:
【chara 211 face 6 (surprised)】
仕事仲間……
【chara 211 face 1 (normal)】
そっか……
Choice: (3) 今日はお姉さんは一緒じゃないの?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1810002_008
少女:
【chara 211 face 4 (sad)】
お姉ちゃんは…………
voice: vo_adv_1810002_009
グレア・アン:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
【chara 109211 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1810002_010
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
もしかして、【chara 109211 face 1 (normal)】
お姉さんのことでなにか悩んでるのかな?
voice: vo_adv_1810002_011
少女:
【chara 211 face 6 (surprised)】
…………
【chara 211 face 4 (sad)】
その……
voice: vo_adv_1810002_012
グレア:
【chara 109411 face 2 (joy)】
よかったら、話を聞かせてくれる?
なにか力になれるかもしれないし……
voice: vo_adv_1810002_013
少女:
【chara 211 face 4 (sad)】
…………
実は──
voice: vo_adv_1810002_014
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
そっか。あなたのお姉さんは捜し物を見つける魔法が得意で、
だから村の長老さんから依頼がきたんだね。
voice: vo_adv_1810002_015
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
「人が集団で失踪した」なんて……大ごとだよ。
【chara 109211 face 6 (surprised)】
お姉さんがすぐに家を出た訳も分かるよね。
voice: vo_adv_1810002_016
グレア:
【chara 109411 face 1 (normal)】
でもお姉さんは家を出たっきり、音信が途絶えた。
【chara 109411 face 4 (sad)】
つまり、事件に巻き込まれた可能性があるんだね……
voice: vo_adv_1810002_017
少女:
【chara 211 face 4 (sad)】
ギルド管理協会の人たちがすぐに捜してくれたんですけど……
見つからなかったって……
voice: vo_adv_1810002_018
少女:
【chara 211 face 6 (surprised)】
この銀色のブレスレット、私の魔力をこめて作ったお守りなんです。
お姉ちゃんもおそろいでつけてて……
【chara 211 face 4 (sad)】
だからお姉ちゃんは絶対に無事なんです……!
voice: vo_adv_1810002_019
少女:
【chara 211 face 4 (sad)】
なにか帰れない事情があって、今もどこかで助けを待ってるのかも……!
でも、どうしていいか分からなくて……!
voice: vo_adv_1810002_020
グレア:
【chara 109411 face 4 (sad)】
……そっか。一人で悩んで、辛かったね……
【chara 109411 face 6 (surprised)】
ねぇ、二人とも……
voice: vo_adv_1810002_021
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】
うん。次の依頼は決まりかな!
【chara 109211 face 2 (joy)】
そうだよね?
Choice: (4) みんなを捜しに行こう。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1810002_022
グレア:
【chara 109211 face 1 (normal)】
【chara 109411 face 1 (normal)】
ん。まずはお姉さんに依頼した長老さんのところへ行こう。
色々話を聞きたいから。
voice: vo_adv_1810002_023
少女:
【chara 211 face 6 (surprised)】
……っ! 場所なら私が知ってます!
【chara 211 face 2 (joy)】
みなさん、ありがとうございます……!
voice: vo_adv_1810002_024
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
英霊よ!
我が声に応えよ!!
voice: vo_adv_1810002_025
グレア:
【chara 109411 face 3 (anger)】
……っ!!
魔物たち:
【chara 3 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1810002_026
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
ふぅ……【chara 109411 face 1 (normal)】
これで片付いたかな……
voice: vo_adv_1810002_027
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
実は……気配を探ってみたんだけど、
この先にも魔物の群れがいるみたい……
voice: vo_adv_1810002_028
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
えっ!?
まだいるの!?
voice: vo_adv_1810002_029
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】
魔物が異様に増殖してるって話……長老さんが言ってた通りだね。
【chara 109211 face 6 (surprised)】
まだ繁殖期でもないって言ってたし、どこからやってきたんだろう……?
voice: vo_adv_1810002_030
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
ちょうど魔物が増え始めた時期に、事件が起こったんだよね。
なにか関係があるのかな?
voice: vo_adv_1810002_031
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】
うーん。【chara 109211 face 6 (surprised)】
行方不明になった人たちについて
「朝起きたら、いつの間にかいなくなってた」ってみんな言ってたよね?
voice: vo_adv_1810002_032
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】
たまに魔物が人を誘拐することはあるけど……
【chara 109211 face 6 (surprised)】
今回は村へ外敵が侵入して事件が起こったわけじゃなかった。
voice: vo_adv_1810002_033
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】
今のところ
『魔物増殖問題』と『失踪事件』に接点は見つかってないんだよね。
魔物たち:
【chara 3 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1810002_034
グレア・アン:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1810002_035
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】
とりあえず今は、村の人たちの安全確保を最優先ってことで!
【chara 109211 face 3 (anger)】
捜索は明日にして、討伐に専念しよう!
voice: vo_adv_1810002_036
グレア:
【chara 109411 face 3 (anger)】
うん……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして魔物の群れを片付けるだけで日が暮れ、その夜──
{player}と、アンとグレアは二手に分かれて
野宿することとなった。
voice: vo_adv_1810002_037
グレア・アン:
【chara 1 face 1 (normal)】
疲れた……
voice: vo_adv_1810002_038
グレア:
【chara 109411 face 4 (sad)】
だいぶ数は減ったけど、安全になったとはいいがたいよね……
【chara 109411 face 6 (surprised)】
魔物が増えた原因も分からないままだし、
【chara 109411 face 4 (sad)】
いたちごっこにならなければいいんだけど……
voice: vo_adv_1810002_039
グレア・アン:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
【chara 109211 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1810002_040
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
とりあえず、寝ている間はこれを発動させておこう。
voice: vo_adv_1810002_041
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
ランタンの魔道具……?
voice: vo_adv_1810002_042
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】
うん!
こんなこともあろうかと作っておいたの!
【chara 109211 face 1 (normal)】
実は、あの人にも渡してあるんだ。
voice: vo_adv_1810002_043
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】
私の魔力を注ぎ込んでおけば、魔物が近寄ってこないから、
安心して眠れるでしょ?
voice: vo_adv_1810002_044
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
アンの……【chara 109411 face 2 (joy)】
そっか。
魔物が一番嫌う、光に特化した魔力だもんね。
voice: vo_adv_1810002_045
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】
えへへ~! そういうこと!
【chara 109211 face 1 (normal)】
それじゃ、明日の捜索のためにも、今日は──
voice: vo_adv_1810002_046
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
……ん?
voice: vo_adv_1810002_047
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
どうしたの、アン?
voice: vo_adv_1810002_048
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
なんか、おいしそうな香りがする……
voice: vo_adv_1810002_049
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
おいしそう? 食べ物の匂いがするってこと?
……? 私は特に感じないけど……
【chara 109411 face 1 (normal)】
少し離れた場所にあの人がいるから、そこからかな?
voice: vo_adv_1810002_050
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
ううん。これは食べ物じゃない。
……あっちの遺跡の方から……?
【chara 109211 face 1 (normal)】
ちょっと調べに──
voice: vo_adv_1810002_051
グレア:
【chara 109411 face 1 (normal)】
待って。
voice: vo_adv_1810002_052
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
アンの魔力が底なしなのは知ってるけど、
今日は色々大変だったんだし、回復に専念するべきだよ。
【chara 109411 face 2 (joy)】
調べるのは明日にして、もう眠ろう。
voice: vo_adv_1810002_053
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】
でも……
voice: vo_adv_1810002_054
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
………【chara 109411 face 4 (sad)】
私の尻尾、抱き枕にしてもいいから。
voice: vo_adv_1810002_055
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】
寝よう!!
voice: vo_adv_1810002_056
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
ひっ!?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1810002_057
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】
えへへ~……
鱗のひんやりした感じと、尻尾の肉感がたまらない……
voice: vo_adv_1810002_058
グレア:
【chara 109411 face 4 (sad)】
アン……! そんなにしっかり抱きこまないで……!
くすぐったいから……!
voice: vo_adv_1810002_059
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
すー……
voice: vo_adv_1810002_060
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
……え? もう眠っちゃったの……?
……作戦は成功したけど、【chara 109411 face 4 (sad)】
でも……
voice: vo_adv_1810002_061
グレア:
【chara 109411 face 4 (sad)】
今度は私が眠れないよ……
アン……!
still display end
voice: vo_adv_1810002_062
グレア:
【chara 109411 face 4 (sad)】
ううん…………
Choice: (5) グレア、朝だよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1810002_063
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
へっ……!? 朝……!?
Choice: (6) アンは?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1810002_064
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
アン?
【chara 109411 face 1 (normal)】
それなら私の尻尾に──
voice: vo_adv_1810002_065
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
……いない?
voice: vo_adv_1810002_066
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
ねぇあなた、起きてちょうだい!
voice: vo_adv_1810002_067
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】
……ん。
グレア……おはよう。【chara 109211 face 1 (normal)】
なんだか今日は手が冷たいね……
【chara 109211 face 6 (surprised)】
あれ? いつの間にブレスレットなんて……?
voice: vo_adv_1810002_068
女性:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
あの、私は……
voice: vo_adv_1810002_069
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
えっ!?
【chara 109211 face 4 (sad)】
ええと、あれ? ここは……!?
voice: vo_adv_1810002_070
女性:
【chara 1211 face 4 (sad)】
混乱するのも分かるわ。
『私たち』も同じだったから……
voice: vo_adv_1810002_071
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
私たち……?
voice: vo_adv_1810002_072
村の人たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1810002_073
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
……もしかして、今行方不明になってる人たち?
どうしてみんなここに? 【chara 109211 face 4 (sad)】
それに私も……
voice: vo_adv_1810002_074
女性:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
この花の香りに覚えはない?
voice: vo_adv_1810002_075
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
…………あっ!?
あのおいしそうな香り!? 花が発生源だったんだ!
voice: vo_adv_1810002_076
女性:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
どうやらあなたも、精神に隙ができる『眠り』の間に、
ここへおびき寄せられたみたいね。
voice: vo_adv_1810002_077
女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】
あなた……光に特化した魔力を持っているでしょ?
実は私もなの。【chara 1211 face 6 (surprised)】
そしてここにいる人たちも……
voice: vo_adv_1810002_078
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
そっか。だからグレアはあの香りに気づかなかったんだ。
【chara 109211 face 4 (sad)】
きっと今ごろ、私がいなくなってびっくりしてるだろうな……
voice: vo_adv_1810002_079
アン:
【chara 109211 face 4 (sad)】
ええと……ここから出る方法はないんでしょうか?
voice: vo_adv_1810002_080
女性:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
天井を見て。あなたは、あそこから滑り落ちてきたの。
【chara 1211 face 4 (sad)】
入ることはできても、出ることはできないあの空洞から……
voice: vo_adv_1810002_081
女性:
【chara 1211 face 4 (sad)】
いくつか脱出する方法も試したけど……無理だったわ。
この空間で魔法を使うと、
遺跡の壁に魔法を吸収されて終わりだから。
voice: vo_adv_1810002_082
女性:
【chara 1211 face 4 (sad)】
……つまり現状、お手上げなの。
voice: vo_adv_1810002_083
女性:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
私はまだ大丈夫だけど、他のみんなはそろそろ限界のはずよ……
【chara 1211 face 4 (sad)】
おそらく、気付かない間に少しずつ魔力を奪われているせいだわ。
……どうにかしないと。
voice: vo_adv_1810002_084
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
……この花、魔力を媒体に咲いてるんですね。
栄養源は……この遺跡? つまり、私たちから吸収した魔力?
【chara 109211 face 3 (anger)】
壁に刻まれてる詠唱文字って……
voice: vo_adv_1810002_085
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
そっか。この空間の役割は、
私たちをおびき寄せて、閉じ込めて、それから栄養にすること。
【chara 109211 face 3 (anger)】
まるで食虫植物みたいに。
voice: vo_adv_1810002_086
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
私も最近、仕組みを学んだから分かる……
この遺跡は……ううん、『これ』の正体は……
voice: vo_adv_1810002_087
グレア:
【chara 109411 face 3 (anger)】
はぁああっ!!
魔物たち:
【chara 3 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1810002_088
グレア:
【chara 109411 face 4 (sad)】
くっ……キリがない。
どうしてこんなに魔物がいるの……!
Choice: (7) アンはこっちにいるみたい。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1810002_089
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
ほんと!?
voice: vo_adv_1810002_090
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
たしかに、あなたの魔道具が……
コンパスの針がアンの位置を指してるね。
voice: vo_adv_1810002_091
グレア:
【chara 109411 face 1 (normal)】
知らなかったよ……
アンがあなたの魔道具に『居場所追跡機能』を仕込んでたなんて。
魔物たち:
【chara 3 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1810002_092
グレア:
【chara 109411 face 3 (anger)】
アン、待ってて……
voice: vo_adv_1810002_093
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
……うん。色々調べてみたんですけど、
これは確かに、自力での脱出は無理ですね。
voice: vo_adv_1810002_094
女性:
【chara 1211 face 4 (sad)】
同業者のあなたがそう言うなら、そうなのね。
【chara 1211 face 6 (surprised)】
みんなを助けにきたはずなのに、こんなことになるなんて……
【chara 1211 face 4 (sad)】
私たち、ここで終わりね……
voice: vo_adv_1810002_095
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
待ってください!
帰りを待っている妹さんのためにも、あきらめたらダメですよ!
voice: vo_adv_1810002_096
女性:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
え?
私に妹がいるって話はしたかしら……?
voice: vo_adv_1810002_097
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
実は……【chara 109211 face 1 (normal)】
頼まれたんです。
あなたと同じ銀色のブレスレットを持ってる女の子から
お姉さんを捜してほしいって。
voice: vo_adv_1810002_098
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
そのブレスレットから、かすかに土属性の守護魔法を感じます。
【chara 109211 face 1 (normal)】
きっとあなたが今動けるのも、
妹さんが無事を祈ってくれてるおかげですね!
voice: vo_adv_1810002_099
女性:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
あの子の……
voice: vo_adv_1810002_100
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】
私、チームを組んでここまで来ました。
私がいなくなったら、見つかるまで捜してくれるような仲間たちです!
【chara 109211 face 2 (joy)】
二人が来てくれるまで、今は体力を温存して待ってましょう! ねっ?
voice: vo_adv_1810002_101
女性:
【chara 1211 face 1 (normal)】
……そうね。
元はと言えば私も、ここにいる人たちを助けるために来たんだもの。
その私が諦めるわけにはいかない。
voice: vo_adv_1810002_102
女性:
【chara 1211 face 2 (joy)】
信じて、待つわ!
voice: vo_adv_1810002_103
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】
はい!
【chara 109211 face 1 (normal)】
実はこんなこともあろうかと、
仲間にとっておきの魔道具を渡しておいたので、きっともうすぐ──
voice: vo_adv_1810002_104
二人:
【chara 1 face 1 (normal)】
……っ!?
voice: vo_adv_1810002_105
女性:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
なに……!?
突然壁が壊れるなんて……!
voice: vo_adv_1810002_106
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
あっ!
voice: vo_adv_1810002_107
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
……っ!
【chara 109411 face 2 (joy)】
アン、見つけた……!
voice: vo_adv_1810002_108
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】
グレアッ!
voice: vo_adv_1810002_109
グレア・アン:
【chara 1 face 1 (normal)】
会いたかった……!
voice: vo_adv_1810002_110
女性:
【chara 1211 face 6 (surprised)】
…………ええと?
voice: vo_adv_1810002_111
グレア:
【chara 109411 face 1 (normal)】
……そっか。行方不明になった人たちはここにいたんだね。
それから、あの子のお姉さんも。【chara 109411 face 6 (surprised)】
まさかこの遺跡が元凶だったなんて……
voice: vo_adv_1810002_112
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
遺跡に入った時から思ってたんだ。「ここ、ちょっと変だ」って。
【chara 109411 face 4 (sad)】
そんなはずないのに、脈動を感じるというか……
voice: vo_adv_1810002_113
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
『動いてる』って感覚は正しいかも。
だってこの遺跡は──
voice: vo_adv_1810002_114
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】
遺跡の形をした、巨大な『魔道具』だからね!
voice: vo_adv_1810002_115
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
これだけ大きな魔道具を動かすには、大量の魔力が必要だから、
たくさんの人を集める必要があったんだ。
voice: vo_adv_1810002_116
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
この遺跡を食虫植物に例えると、集めた栄養を使って、
これから新しい種を落とすはず……
voice: vo_adv_1810002_117
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
きっとよくない『なにか』を生み出すはずだよ。
だからこの魔道具は、壊した方がいい。
voice: vo_adv_1810002_118
グレア:
【chara 109411 face 3 (anger)】
うん。私もそう思う。
voice: vo_adv_1810002_119
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】
お姉さん、私たちが遺跡の心臓部を探しに行ってきます!
その間は……
voice: vo_adv_1810002_120
女性:
【chara 1211 face 2 (joy)】
ええ。あなたたちが壁を壊してくれたおかげで、
魔法が使えるようになったわ。だからここは任せて!
voice: vo_adv_1810002_121
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】
それじゃ二人とも!
voice: vo_adv_1810002_122
グレア:
【chara 109411 face 2 (joy)】
行こう……!
魔物たち:
【chara 3 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_1810002_123
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
水槽の中にたくさんの魔物……?
【chara 109411 face 1 (normal)】
そっか。魔物が増殖した原因は、
ここで『生み出されて』いたからなんだ……
voice: vo_adv_1810002_124
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
……この装置。
【chara 109211 face 3 (anger)】
どうして『私たち』が必要だったのか分かったかも!
voice: vo_adv_1810002_125
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
強い光は魔を払ってくれるけど、
照らした足元に深い闇を産み落とすこともできる……
【chara 109211 face 6 (surprised)】
光の魔力を、魔物を生み出すエネルギーにしていたんだ!
voice: vo_adv_1810002_126
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
古い詠唱文字……きっと大昔に作られたものなんだよ。
【chara 109211 face 6 (surprised)】
つい最近まで停止していたみたい。【chara 109211 face 3 (anger)】
だけど……誰かが起動させたんだ。
voice: vo_adv_1810002_127
グレア:
【chara 109411 face 3 (anger)】
もう起動できないように、コアを破壊しよう。
いくよ……
voice: vo_adv_1810002_128
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
させるか!
魔物たち:
【chara 3 face 1 (normal)】
──っ!
voice: vo_adv_1810002_129
グレア・アン:
【chara 1 face 1 (normal)】
……っ!
魔物たち:
【chara 3 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1810002_130
魔法研究者の男:
【chara 7511 face 3 (anger)】
それは私が発見した! 私のものだ!
古代の英知を破壊し、研究の邪魔をするつもりなら
ここで魔物どもの餌となるがいい!
voice: vo_adv_1810002_131
グレア:
【chara 109411 face 3 (anger)】
……あなたが起動させたんだね。
これが魔物を生み出す装置だと、知っていたはずなのに……
voice: vo_adv_1810002_132
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
それでも研究を続けるつもりなら、私たちが止めるよ!
voice: vo_adv_1810002_133
魔法研究者の男:
【chara 7511 face 3 (anger)】
はっ……
できるものなら、やってみるがいい!!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
Choice: (8) こっちは終わったよ!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1810002_134
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
こっちも!
voice: vo_adv_1810002_135
魔法研究者の男:
【chara 7511 face 4 (sad)】
…………っ!
voice: vo_adv_1810002_136
グレア:
【chara 109411 face 3 (anger)】
……逃げるなんて、許さない。
voice: vo_adv_1810002_137
魔法研究者の男:
【chara 7511 face 6 (surprised)】
うわっ!?
voice: vo_adv_1810002_138
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
グレア、そっちはお願い!
私は今のうちにコアを破壊しちゃうね!
voice: vo_adv_1810002_139
魔法研究者の男:
【chara 7511 face 6 (surprised)】
ま、待て!
おまえだって、それがどれほど貴重なものか分かるだろう!?
【chara 7511 face 4 (sad)】
まさか本当に壊すつもりじゃ……!
voice: vo_adv_1810002_140
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
たしかにこれは希少だけど、魔道具は人を助けるためにあるべきだよ。
人を傷つける魔道具なんて作らない方がいいし、作ってしまったなら、
責任をもって壊さないと。
voice: vo_adv_1810002_141
アン:
【chara 109211 face 3 (anger)】
ということで!
えいっ♪
voice: vo_adv_1810002_142
魔法研究者の男:
【chara 7511 face 4 (sad)】
……そ、そんな。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして事件が解決してから数日後──
voice: vo_adv_1810002_143
アン:
【chara 109211 face 6 (surprised)】
ええと~
今日はどの依頼にする?
voice: vo_adv_1810002_144
少女:
【chara 211 face 1 (normal)】
あのっ!!
voice: vo_adv_1810002_145
女性:
【chara 1211 face 2 (joy)】
先日は、お世話になりました。
今日はお礼と、それから──
voice: vo_adv_1810002_146
少女:
【chara 211 face 1 (normal)】
これ……私から依頼報酬です!
一生懸命作ったので、その……
voice: vo_adv_1810002_147
グレア:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
……くれるの?
【chara 109411 face 2 (joy)】
ラッピングまでしてくれたんだ……ありがとう。
voice: vo_adv_1810002_148
少女:
【chara 211 face 1 (normal)】
いえ! あの、【chara 211 face 2 (joy)】
お姉ちゃんを見つけてくれて、
本当にありがとうございました!
voice: vo_adv_1810002_149
女性:
【chara 1211 face 2 (joy)】
私からも感謝を。
みなさんが私たちを助けてくれたように、
困ったことがあったら、声をかけてね。必ず駆けつけるから!
voice: vo_adv_1810002_150
少女:
【chara 211 face 2 (joy)】
さようなら!
【chara 211 face 1 (normal)】
……それからお兄さんも、また♪
voice: vo_adv_1810002_151
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】
せっかくだし、ここでプレゼント開けてみよっか♪
voice: vo_adv_1810002_152
グレア:
【chara 109211 face 1 (normal)】
【chara 109411 face 2 (joy)】
ブレスレットだ……!
この赤い魔石、私の色に合わせてくれたのかな……
voice: vo_adv_1810002_153
アン:
【chara 109211 face 2 (joy)】
私のは水色の魔石!
【chara 109211 face 1 (normal)】
あの子が、自分の魔力を編み込んで作ってくれたんだね!
希少な魔石のコアよりも、【chara 109211 face 2 (joy)】
こっちの方がよっぽど貴重で尊いものだよ!
voice: vo_adv_1810002_154
グレア:
【chara 109411 face 2 (joy)】
あなたは何色のブレスレットだったの……?
Choice: (9) 僕のは……指輪?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1810002_155
グレア・アン:
【chara 109411 face 6 (surprised)】
【chara 109211 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
えっ!?
voice: vo_adv_1810002_156
グレア:
【chara 109411 face 2 (joy)】
ふふ……
もしかして……
voice: vo_adv_1810002_157
アン:
【chara 109211 face 1 (normal)】
あなたってば、【chara 109211 face 2 (joy)】
モテモテだねっ♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
慌てる{player}を前に、
アンとグレアは楽しそうに笑うのだった。