第3章 第4話
夕食の後、{player}の部屋に誰かの悲鳴を聞いたコッコロがやってくる。二人が屋敷を捜索すると、おびえているクルミとアヤネを発見する。アヤネは、窓の外に「もう一人の自分」を見たという。


-------------- situation:
闇が蠢く夜
--------------

voice: vo_adv_2003004_000
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】 クルミ~
ねぇ、クルミ?
ごめん、起きて……?

voice: vo_adv_2003004_001
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 ふぇ……
【chara 102111 face 3 (anger)】 どうしたんですか、アヤネちゃん……?

voice: vo_adv_2003004_002
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】 ん……
何か、変な音がしない……?

voice: vo_adv_2003004_003
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 音……?
【chara 102111 face 1 (normal)】 まだ、
ママ・サレンたちが起きてるんじゃないですか……?

voice: vo_adv_2003004_004
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 いま、何時ぃ……?
【chara 102111 face 3 (anger)】 うう、
今日はいつもより夜更かししたから眠たいんですよぅ……?

voice: vo_adv_2003004_005
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】 うん。
ごめんね、起こしちゃって。

voice: vo_adv_2003004_006
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 いいの……【chara 102111 face 2 (joy)】 たまに悪夢を見たときとか、
アヤネちゃんは心配して一緒に寝てくれるもん……
【chara 102111 face 5 (shy)】 今度は私の番っていうか、【chara 102111 face 2 (joy)】 恩返しがしたいですぅ……♪

voice: vo_adv_2003004_007
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 アヤネちゃん、よかったら一緒に寝ましょう……?
【chara 102111 face 2 (joy)】 私と一緒なら安心でしょう、
ぐっすり眠れるはずですよぅ……♪

voice: vo_adv_2003004_008
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】 う~独りで眠れないってお子ちゃまみたい。
私、クルミよりもお姉さんだからねっ?

voice: vo_adv_2003004_009
アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】 でもまぁ。
今回は、
クルミの顔を立てて一緒に寝てあげても……【chara 102311 face 6 (surprised)】 んん?

voice: vo_adv_2003004_010
クルミ:
【chara 102111 face 3 (anger)】 …………

movie: 200300401
story_still_200300401
voice: vo_adv_2003004_011
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】 きゃっ、きゃあああああ!?

still display end
voice: vo_adv_2003004_012
コッコロ:
【chara 105912 face 3 (anger)】 主さま。
お目覚めください、主さま。

voice: vo_adv_2003004_013
コッコロ:
【chara 105912 face 2 (joy)】 おはようございます。
【chara 105912 face 1 (normal)】 夜分遅くに失礼いたします、主さま。

voice: vo_adv_2003004_014
コッコロ:
【chara 105912 face 3 (anger)】 お休みのところ、申し訳ありません。
少々、宜しいでしょうか?

voice: vo_adv_2003004_015
コッコロ:
【chara 105912 face 6 (surprised)】 【chara 105912 face 5 (shy)】 いえ、あの。
やっぱり、
独りで寝るのが寂しくなった……というわけではありません。

voice: vo_adv_2003004_016
コッコロ:
【chara 105912 face 4 (sad)】 スズメさまに懇々と諭されて、
そのあたりの理屈は渋々ながら納得いたしました。

voice: vo_adv_2003004_017
コッコロ:
【chara 105912 face 2 (joy)】 いちおう主さまの寝室から、
いちばん近い部屋を寝床として与えられましたし。
【chara 105912 face 3 (anger)】 何か異変があれば、すぐ駆けつけられる手筈になっております。

voice: vo_adv_2003004_018
コッコロ:
【chara 105912 face 1 (normal)】 なので夜間、何か気がかりな点などがございましたら……
【chara 105912 face 2 (joy)】 お気軽に、大声をだすなりして知らせてくださいまし。
【chara 105912 face 3 (anger)】 わたくし、数秒で駆けつけますので。

voice: vo_adv_2003004_019
コッコロ:
【chara 105912 face 2 (joy)】 えへん。
【chara 105912 face 6 (surprised)】 ともあれ、先ほど悲鳴が聞こえませんでしたか?

Choice: (1) 悲鳴……?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2003004_020
コッコロ:
【chara 105912 face 3 (anger)】 はい。
どうも女の子のものらしい、甲高い叫び声が……
【chara 105912 face 4 (sad)】 わたくしの、聞きまちがいだったら良いのですけど。

Choice: (2) 気にしすぎじゃない?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2003004_021
コッコロ:
【chara 105912 face 4 (sad)】 はい。昼間、何度も命の危機に晒されましたしね……
【chara 105912 face 3 (anger)】 警戒しておくに、越したことはないでしょう。
最悪の場合、また襲撃があるかもしれませんし。

voice: vo_adv_2003004_022
コッコロ:
【chara 105912 face 3 (anger)】 非常事態に際して、すぐ動けるように……
わたくし、寝ずの番をしていたのです。

voice: vo_adv_2003004_023
コッコロ:
【chara 105912 face 4 (sad)】 ちょっと、うとうとしていたのですけど。
【chara 105912 face 3 (anger)】 そうしたら、悲鳴が聞こえまして。
念のため、こうして主さまの様子を見にきたのです。

voice: vo_adv_2003004_024
コッコロ:
【chara 105912 face 2 (joy)】 ふふ。
主さまは呑気にすやすや寝入っておられたので、
一安心でございます。

voice: vo_adv_2003004_025
コッコロ:
【chara 105912 face 5 (shy)】 良かった、ご無事で……
【chara 105912 face 4 (sad)】 やはり主さまを、
独りで寝かせるのは心配で堪りませんね。

voice: vo_adv_2003004_026
コッコロ:
【chara 105912 face 5 (shy)】 あぁ、主さま。
大事な大事な、わたくしの主さま……♪

voice: vo_adv_2003004_027
???:
きゃあああっ!?

voice: vo_adv_2003004_028
コッコロ:
【chara 105912 face 6 (surprised)】 あっ、また悲鳴が聞こえました!
【chara 105912 face 3 (anger)】 やはり、わたくしの錯覚ではございませんね?

voice: vo_adv_2003004_029
コッコロ:
【chara 105912 face 1 (normal)】 ふむ。
悲鳴は、救護院の……広間のほうから聞こえてきましたね。
【chara 105912 face 3 (anger)】 わたくし、ちょっと様子を見に行って参ります。

voice: vo_adv_2003004_030
コッコロ:
【chara 105912 face 3 (anger)】 主さまは、ここでお待ちを。
【chara 105912 face 4 (sad)】 いえ……ここも安全かわかりませんし、
【chara 105912 face 3 (anger)】 同伴してくださいまし。

voice: vo_adv_2003004_031
コッコロ:
【chara 105912 face 3 (anger)】 襲撃だった場合……
わたくしが、何とか主さまだけでも逃がしますので。

voice: vo_adv_2003004_032
コッコロ:
【chara 105912 face 1 (normal)】 寝間着のままなのは如何なものかと思いますし、
外套を羽織ってくださいまし。
【chara 105912 face 3 (anger)】 あとは、剣だけあれば宜しいでしょう。

voice: vo_adv_2003004_033
コッコロ:
【chara 105912 face 3 (anger)】 参りましょう、主さま。
充分に、気をつけてくださいまし。
わたくしから、あまり離れないように。

voice: vo_adv_2003004_034
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】 うあぁああん!
やだぁあああ!

story_still_200300402
voice: vo_adv_2003004_035
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】 怖い怖い、怖い!
わ、私がいたの!
私がっ、窓の外に立ってた!

voice: vo_adv_2003004_036
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】 嘘じゃないよっ、信じて!
私は嘘なんかつかないよ、良い子だから!

voice: vo_adv_2003004_037
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】 やっぱり、そうだったんだ!
パパやママみたいに、私も『本物』じゃないんだ!

voice: vo_adv_2003004_038
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】 あの窓の外にいたのが、『本当の私』なんだ!
だから、だから……うああああん!

still display end
voice: vo_adv_2003004_039
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】 お、落ちついてくださいアヤネちゃん!
【chara 102511 face 4 (sad)】 大丈夫ですからっ、泣かないで~?

voice: vo_adv_2003004_040
コッコロ:
【chara 105911 face 1 (normal)】 失敬。
すみません、何の騒ぎでしょうか?

voice: vo_adv_2003004_041
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】 あぁコッコロちゃん、{player}さんも……
【chara 102511 face 4 (sad)】 すみません、起こしちゃいましたね?

voice: vo_adv_2003004_042
スズメ:
【chara 102511 face 3 (anger)】 んっと。私も悲鳴が聞こえて飛び起きてきたばっかりで、
よくわからないんですけど……
【chara 102511 face 4 (sad)】 どうも、アヤネちゃんが怖い夢でも見たらしくって?

voice: vo_adv_2003004_043
アヤネ:
【chara 102311 face 3 (anger)】 ゆ、夢じゃないよ!
本当に見たの、私がいたの!
【chara 102311 face 4 (sad)】 く、クルミは信じてくれる?

voice: vo_adv_2003004_044
クルミ:
【chara 102111 face 4 (sad)】 はぅ……
わ、わかんないですけど……

story_still_200300403
voice: vo_adv_2003004_045
クルミ:
【chara 102111 face 4 (sad)】 アヤネちゃん、私と一緒に寝転んでたのに……
窓の外にも、もうひとりアヤネちゃんがいたんですぅ……

voice: vo_adv_2003004_046
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】 えぇっと、どういうことですか?
【chara 102511 face 4 (sad)】 クルミちゃんも、その何でしょう……
『もうひとりのアヤネちゃん』を、見たんですね?

voice: vo_adv_2003004_047
スズメ:
【chara 102511 face 3 (anger)】 ふたりとも、嘘をつくような子じゃないですけど……
えっと、
【chara 102511 face 4 (sad)】 窓硝子にアヤネちゃんの顔が映っただけなのでは?

voice: vo_adv_2003004_048
スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】 それを見て、
窓の外にいるはずがないアヤネちゃんがいる気がして……
驚いちゃったとか、【chara 102511 face 2 (joy)】 そんな感じではないでしょうか?

voice: vo_adv_2003004_049
アヤネ:
【chara 102311 face 3 (anger)】 ちがうよっ、窓の外にいたのは私だったけど私じゃないの!
目が光ってたの、私の目とはちがう色だった!
【chara 102311 face 4 (sad)】 それで、私を見て笑いながら何か言ったの!

still display end
voice: vo_adv_2003004_050
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】 う、う~ん。
よくわかりませんけど、どうしましょ……?

voice: vo_adv_2003004_051
スズメ:
【chara 102511 face 3 (anger)】 ちょっと私、外に様子を見に行ってみますね。
不審者とか魔物だったら大変ですし、念のために。

voice: vo_adv_2003004_052
コッコロ:
【chara 105911 face 3 (anger)】 ふむ。
魔物などでしたら、ひとりでは危険ではありませんか。
どうも、スズメさまは荒事には不慣れなようですし。

voice: vo_adv_2003004_053
スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】 いえ……
大丈夫です、【chara 102511 face 2 (joy)】 ちょっと様子を見に行くだけですし。

voice: vo_adv_2003004_054
スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】 コッコロちゃんたちは、
アヤネちゃんたちの傍にいてあげてくださいね。

voice: vo_adv_2003004_055
スズメ:
【chara 102511 face 2 (joy)】 やばそうだったら大声をだしますので、
みんなをつれて避難してください。
【chara 102511 face 1 (normal)】 みんなが逃げる時間ぐらい、稼いでみせます。

voice: vo_adv_2003004_056
スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】 お嬢さまが、会合のために不在なので……
【サレンディア救護院】のみんなを守るのは、
今は私の役目ですから。