幕間・Ⅴ
アメスは物語と物語の間を繋ぐ「幕間」で、ペコリーヌが『陛下』と呼ばれる人物に命を狙われていること、そしてその任を命じられているのがキャルであることなどをおさらいする。


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幕間・Ⅴ
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アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 はい、お疲れさま。

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アメス:
【chara 190011 face 5 (shy)】 あはは、ほんとに疲れた顔をしてるわね。
仕方ないけどさぁ、【chara 190011 face 2 (joy)】 あんた山登りをしたんだもんね。

voice: vo_adv_2004010_002
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 でも。
あんたはランドソルでの生活費を稼ぐために、
山奥の牧場まで郵便物を運んだりするアルバイトをしてるのよ。

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アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 そんな経緯で、
【牧場( エリザベスパーク)】のみんなとも出会ったわけだけど。
そのへん、覚えてないなら記憶を引っ繰り返してみてね。

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アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 ともあれまぁ、
それでさんざん登山して足腰は鍛えられてるんじゃない?

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アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 あんたも強く成長してる感じよ、
今回もペコリーヌちゃんとかの補佐をしっかりやってたしさ。

voice: vo_adv_2004010_006
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 ……でもまぁ、今回の出来事はほんとに災害みたいなもんだしね。
建物は焼かれ、土地は踏み荒らされ、
たくさんの血が流れて悲鳴が響き渡った。

voice: vo_adv_2004010_007
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 普段、のほほんとしてる牧場のみんなだからこそ……
なかなか、見ていて痛ましかったわよね。

voice: vo_adv_2004010_008
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 できれば早めに、みんなには平和を取り戻してほしいわ。
【chara 190011 face 2 (joy)】 そのための復興支援みたいなのが、
今後のあんたたちの目的のひとつになるから。

voice: vo_adv_2004010_009
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 あの子たちが笑顔を取り戻せるように、【chara 190011 face 5 (shy)】 がんばってね。

voice: vo_adv_2004010_010
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 ……さてと。
ここから先の話は、【chara 190011 face 4 (sad)】 いま伝えるべきかどうか悩むけど。

voice: vo_adv_2004010_011
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 この対話は夢みたいなものだし、
あんたもほとんど記憶に留められないから……
【chara 190011 face 2 (joy)】 いいや、言っちゃお。

voice: vo_adv_2004010_012
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 どうせ、そのうちあんたたちが向きあうべき問題だしね。

voice: vo_adv_2004010_013
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 今回、あんたはペコリーヌちゃんと一緒に牧場へ向かったわよね。
【chara 190011 face 3 (anger)】 あの子のこと、どう思う?

voice: vo_adv_2004010_014
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】 変な子よね。
【chara 190011 face 1 (normal)】 あんたとは【美食殿】っていうギルドを組んで、
仲良くしてるはずだけど。

voice: vo_adv_2004010_015
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 うん。
これも何を言ってるかわからないなら、
ざっと記憶を引っ繰り返してみてね。

voice: vo_adv_2004010_016
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 ともあれ。
ペコリーヌちゃんは基本的には明るくて素直な良い子だけど、
【chara 190011 face 4 (sad)】 いくつもの謎を抱えてるわ。

voice: vo_adv_2004010_017
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 言葉の節々に、たまに意味深なものが混じってるわよね。

voice: vo_adv_2004010_018
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 あの子はね、とても重たい宿命を抱えてるの。

voice: vo_adv_2004010_019
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 そして。
そのために、恐ろしい存在から命を狙われてる。
【chara 190011 face 1 (normal)】 あの子と出会ったときも、今回も、やたら魔物が大暴れしてたでしょ?

voice: vo_adv_2004010_020
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 あれは、ペコリーヌちゃんの命を狙う何者かによる攻撃よ。
【chara 190011 face 4 (sad)】 あの子は日夜、
同じように魔物に襲われて命の危機に見舞われてるの。

voice: vo_adv_2004010_021
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 それでも笑顔で他人を気遣ったりするんだから、
ほんとお姫さまみたいな子よね。

voice: vo_adv_2004010_022
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 それよりも。
ここで問題なのは、ペコリーヌちゃんの命を狙っている張本人……
『陛下』なんて呼ばれる人物の配下に、キャルちゃんがいることよ。

voice: vo_adv_2004010_023
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 うん。
あんたの知ってる、あのキャルちゃんよ。

voice: vo_adv_2004010_024
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 あんたやペコリーヌちゃん、コッコロちゃんと一緒に、
【美食殿】として楽しい日常を過ごしてる仲間のひとり。

voice: vo_adv_2004010_025
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 あの子は『陛下』と呼ばれる人物に特殊な能力を付加されて、
魔物を操れるようになってるの。
【chara 190011 face 4 (sad)】 まだその能力を上手に扱えずに、失敗ばっかりみたいだけど。

voice: vo_adv_2004010_026
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 そんなキャルちゃんの行動目的のひとつは、
どうやらペコリーヌちゃんの暗殺みたい。

voice: vo_adv_2004010_027
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 道を歩いてたら魔物に襲われて殺された、
ってかたちなら事故として処理できるしね。
【chara 190011 face 4 (sad)】 まぁ実際、その魔物はキャルちゃんが操ってるんだけど。

voice: vo_adv_2004010_028
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 そういう陰謀のために、暗殺未遂を繰り返してるの。
【chara 190011 face 4 (sad)】 もちろんキャルちゃん本人の意志じゃなくて、
『陛下』とやらに命じられてやってることだけど。

voice: vo_adv_2004010_029
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 あのふたりは、そういう関係なのよ。
命を狙う側と、狙われる側。
被害者と加害者なのよ……

voice: vo_adv_2004010_030
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 だからこそ。
あんたたちが仲良くなればなるほど、
後々の展開がしんどくなるわ。

voice: vo_adv_2004010_031
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 今回だってキャルちゃんは、
ペコリーヌちゃんを暗殺しようとしたけど……
ものすごく葛藤して、苦しんでた。

voice: vo_adv_2004010_032
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 あの子も普通の良い子だもの。
【chara 190011 face 4 (sad)】 毎日のように食卓を囲んで、
親しくなった友達を手にかけたくないの。

voice: vo_adv_2004010_033
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 でも、あの子は『陛下』には逆らえないみたいだから。
このままじゃ、悲劇になるわ。

voice: vo_adv_2004010_034
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 だから。
あの子たちのいちばん近くにいる、
あんたが気をつけて見ていてあげて。

voice: vo_adv_2004010_035
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 そして、できれば哀しい結末に至らないように努めるのよ。

voice: vo_adv_2004010_036
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 それは、あの子たちの友達に……
ううん家族みたいな存在になった、あんたにしかできないのよ。

voice: vo_adv_2004010_037
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 まぁ、かなり難しいだろうけど。
【chara 190011 face 2 (joy)】 がんばってね、応援してる。

voice: vo_adv_2004010_038
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 充分に、気をつけて。
『陛下』とやらはどうも我慢強くはないみたいで、
そろそろ失敗つづきの部下に任せず自分が出てくると思うから。

voice: vo_adv_2004010_039
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 あいつは、かつて世界を滅ぼしかけた邪悪な存在よ。
簡単に、やっつけちゃえなんて言えない。

voice: vo_adv_2004010_040
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 せめて生き延びてねって、祈ることしかできない。
あんたが生きてるかぎり、希望は残るから。