第5章 第2話
クリスティーナとペコリーヌは長時間戦闘を続けていたが、二人の近隣で爆発音が響いた。クリスティーナはペコリーヌと一時休戦してその場所に向かう。その場所は、【ラビリンス】のアジト付近だった。
-------------- situation:
殺戮のダンスタイム
--------------
-------------- place:
ミステリオン森林
--------------
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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
ふふっ、うふふ!
はははっ、あっはははははははは……☆
voice: vo_adv_2005002_001
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
楽しいなぁ、ティアナ!
愛おしい、我らがプリンセスよ!
voice: vo_adv_2005002_002
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
もっともっと殺しあおう、
ドレスを血に染め踊り明かそう!
voice: vo_adv_2005002_003
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
傷つけあって火花を散らし、
噛みつきあって愛しあおう!
voice: vo_adv_2005002_004
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
民の願いを聞き届けるのが、
貴様らの天命だろうが!
voice: vo_adv_2005002_005
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
もう疲れたなどと言わないでくれよっ、
ワタシはまだまだ満足していないぞ!
voice: vo_adv_2005002_006
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
十二時の鐘が鳴り響いても、舞踏会は終わらない!
さぁお手をどうぞっ、麗しの姫君!
voice: vo_adv_2005002_007
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
死ぬ気で剣を振るえっ、
【chara 107111 face 2 (joy)】
ワタシの退屈を殺してくれ……!
voice: vo_adv_2005002_008
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
はひ~っ!?
しつっこいですね、あのひと!
voice: vo_adv_2005002_009
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
何か、ずっと追いかけてくるんですけど~っ!?
もうすっかり、夜になっちゃいましたよ!
voice: vo_adv_2005002_010
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
{player}くんたち、
わたしがなかなか戻ってこないから、
心配してるでしょうね。
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ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
申し訳ないです~
何か、連絡手段でも用意しとけば良かったんですけど。
voice: vo_adv_2005002_012
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
こんな展開、
予想できなかったんだから仕方ないですよね。
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ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
まさか、おかしなひとに、
延々と追いかけ回されることになるとは思いませんもん。
voice: vo_adv_2005002_014
クリスティーナ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
【chara 107111 face 2 (joy)】
どうしたどうした、考えごとかっ?
疲れたのか?
休憩にしようか?
voice: vo_adv_2005002_015
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
がんばってくれっ、お願いだから!
我が運命の恋人よっ、ようやく巡り会えたのだから!
voice: vo_adv_2005002_016
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
さぁ、踊ろう!
かわいいかわいい、プリンセス・ティアナ……!
voice: vo_adv_2005002_017
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
う~ん?
何なんでしょう、あのひと?
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ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
わたしの『本名』を、知ってるみたいですけど~
【chara 105811 face 6 (surprised)】
それじたいは、喜ばしいんですけどね?
voice: vo_adv_2005002_019
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
みんな、わたしのことを忘れちゃってるみたいですし。
父上も、母上も……みんなみんな。
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ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
詳しく、話を聞きたいところですけど。
あのひと、会話する気がありませんよね!?
voice: vo_adv_2005002_021
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
ど~しましょ。
なぜか、こっちの攻撃はあのひとに当たらないみたいですし。
何かずるい、超自然的な方法で回避されてるっぽいです。
voice: vo_adv_2005002_022
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
だから、相手するだけ徒労ですし。
どうにか大暴れしてた魔物たちは、
散り散りに逃げちゃったみたいですから……
voice: vo_adv_2005002_023
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
【牧場(エリザベスパーク)】も、
たぶんもう安全です。
わたしは、役目を果たせました。
voice: vo_adv_2005002_024
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
魔物を操ってる何者かを仕留めて、
牧場を救うっていう目的は。
【chara 105811 face 4 (sad)】
だからもう、ぶっちゃけ帰りたいんですけどね~……?
voice: vo_adv_2005002_025
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
タイミング的に考えて、魔物を操ってたのは……
今、わたしを追いかけてきてるあのひとなんでしょうか?
voice: vo_adv_2005002_026
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
あんまり、
そういう魔法っぽいことが得意そうには見えませんけど?
う~ん?
voice: vo_adv_2005002_027
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
身体能力はなかなか優れてるっぽいですし、
不自然に攻撃を避けたり当てたりするので……
何かしら、『特別な存在』なんでしょうけどね。
voice: vo_adv_2005002_028
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
わたしからすべてを奪った、
『あの男』のように。
voice: vo_adv_2005002_029
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
そういう意味でも。
わたしを追いかけてきてるひととは、
腰を据えて語りあいたい感じなんですけど。
voice: vo_adv_2005002_030
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
たぶん人間ですしね~
『殺して食べる』のも可哀想ですし。
voice: vo_adv_2005002_031
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
どうしましょう?
逃げるために『王家の装備』を、
低出力とはいえ、常時稼働させつづけてるし。
voice: vo_adv_2005002_032
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
お、お腹ぺこぺこになってきちゃいました。
このままじゃ、ジリ貧ですね。
voice: vo_adv_2005002_033
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
……むっ?
voice: vo_adv_2005002_034
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
ティアナ!
今、何か物音がしなかったか?
地響きもするような?
voice: vo_adv_2005002_035
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
はい? あ~……
そうですね、
何かが爆発したみたいな感じです!
voice: vo_adv_2005002_036
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
ていうか、
フツーに話しかけてくるからビックリしましたよ!
わたしたち、戦闘中でしょう?
voice: vo_adv_2005002_037
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
あはは☆
良かった良かった、
戦闘中だという自覚はあったんだな!
voice: vo_adv_2005002_038
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
そうして逃げているのも、何かの作戦なんだなっ?
【chara 107111 face 2 (joy)】
素晴らしい!
もっと楽しませてくれ!
voice: vo_adv_2005002_039
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
あう~……
こんな山のなかで爆発なんて不自然ですし、
何かの人為的な災害、あるいは事故かもしれません。
voice: vo_adv_2005002_040
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
わたし、様子を見に行ってもいいですか?
怪我人とかがいたら、救助したいですから。
voice: vo_adv_2005002_041
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
はっ、お優しいことで!
構わんぞ、
一時的に休戦にしてやってもいい!
voice: vo_adv_2005002_042
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
爆音が響いた方向は、本来のワタシの目的地……
【ラビリンス】とやらの、秘密基地のある方向だし。
voice: vo_adv_2005002_043
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
気になるな。
いちおう、様子を見に行ったほうがいいだろう。
voice: vo_adv_2005002_044
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
所在がばれたことに気づいて……
証拠隠滅のために、
アジトを爆破して撤収でもしたのかもしれん。
voice: vo_adv_2005002_045
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
だとしたら、面倒だな。
【ラビリンス】の人間を、
誰か生け捕りにしろとも命じられてるのに。
voice: vo_adv_2005002_046
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
【ラビリンス】は秘密結社ということだし、
逃げ隠れするのが得意なようだ。
voice: vo_adv_2005002_047
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
せっかく所在を突き止めたアジトを放棄されたら、
また雲隠れされてしまう。
voice: vo_adv_2005002_048
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
では、そうと決まれば急ごうティアナ!
手を繋いで行こうか、小鳥のように歌を囀りながら!
voice: vo_adv_2005002_049
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
用事が片付いたら、また殺しあいだぞっ!
あっははは……☆
voice: vo_adv_2005002_050
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
う~……誰か助けてくださぁい、
わたし変な女のひとに粘着されちゃってますよ~?
も、もう勘弁してくださいよ~?