第6章 第5話
サレンに無事を伝えるため、牧場へと向かうペコリーヌとコッコロ、そして{player}は、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の見習い騎士であるマツリと出会う。


-------------- situation:
遅れてきたヒーロー
--------------

-------------- place:
エステレラ街道
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 みんなで朝食をとりつつ、いろいろ会話を交わしたあと
{player}たちは、行動を開始した。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 まずは{player}を心配して様子を見に行ったという、
サレンに無事を伝えなくてはならない。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 彼女は牧場へ向かったようだから、
{player}たちもその足跡を追って移動した。

voice: vo_adv_2006005_000
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】 よぉし、到着っ☆

voice: vo_adv_2006005_001
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 おやっ、変ですね?
このへんで【牧場(エリザベスパーク)】のひとたちが、
テント村をつくって避難生活をしてるはずですけど……?

voice: vo_adv_2006005_002
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 見た感じ、
誰もいませんね?

voice: vo_adv_2006005_003
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 う~む……
妙ですね、
火を焚いた跡などはあるのですけれど。

voice: vo_adv_2006005_004
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 もう、撤収してしまったのでしょうか。
まさか全員、
煙のように消えてしまったはずもありませんし。

voice: vo_adv_2006005_005
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 困りましたね。
どうも戦略級の大量破壊魔法の影響なのか、
この地域全体の魔力の流れが乱れていて……

voice: vo_adv_2006005_006
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 通信魔法が使えないようですから、
連絡をとるすべがありません。

voice: vo_adv_2006005_007
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 日頃から、
魔法に頼りすぎている弊害でございますね。

voice: vo_adv_2006005_008
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 大規模な魔力の流れの障害、
というのは前代未聞でございます。

voice: vo_adv_2006005_009
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 ちょっと、
予想できませんでした。
どうしましょう?

voice: vo_adv_2006005_010
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 わたくしの使い鴉も、
相手先の魔力などを辿って飛ばすため……

voice: vo_adv_2006005_011
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 魔力の流れが乱れているうえに、
連絡をとりたい相手のことを存じあげないため、
使えませんし。

voice: vo_adv_2006005_012
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 連絡をとる手段がないから、
牧場の皆さんや救援に向かったサレンさんとやらに、
こちらの無事を報告するため……

voice: vo_adv_2006005_013
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 実際に、
こうして足を運んだわけですけどね。

voice: vo_adv_2006005_014
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 どうも入れ違いというか、
間が悪かったようです。

voice: vo_adv_2006005_015
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 マジでどうしましょう。
せめて皆さんが、
どこへ行ったかわかればいいんですけど。

voice: vo_adv_2006005_016
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 そしたら普通に歩いて向かって、
合流できますもんね。
【chara 105812 face 6 (surprised)】 何か置き手紙とか、残されてませんか?

voice: vo_adv_2006005_017
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 ちょっと探してみましょうか。
さいあく皆さん牧場へ戻ったと仮定して、
そちらへ向かえば良いのですけど。

voice: vo_adv_2006005_018
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 皆さんが町中などに移動していた場合、
無駄足になってしまいます。

voice: vo_adv_2006005_019
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 二手に分かれてどっちにも行ってみるっていうのも、
今の状況だと避けたいですしね……

voice: vo_adv_2006005_020
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 明確に命を狙われた直後ですから、
戦力の分散は避けたいところです。

voice: vo_adv_2006005_021
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 はい。
主さま、
わたくしの傍から離れないでくださいまし。

voice: vo_adv_2006005_022
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 主さまの非常時に遠くへいたこと、
わたくし深く反省しております。

voice: vo_adv_2006005_023
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 今度こそ、
何があってもお守りいたしますから。
【chara 105913 face 5 (shy)】 もう二度と離れません。

voice: vo_adv_2006005_024
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】 あはは。
コッコロちゃん、
{player}くんにぎゅうって抱きついてる……♪

voice: vo_adv_2006005_025
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 そうしてると、
ほんとに兄妹みたいですね♪

voice: vo_adv_2006005_026
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 ……{player}くんを危険から遠ざけたいなら、
わたしとは別行動をとるべきだとは思いますけどね。

voice: vo_adv_2006005_027
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 あの『偽者のユースティアナ』の狙いは、
わたしですから。

voice: vo_adv_2006005_028
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 いえ。
そうとも言い切れません。

voice: vo_adv_2006005_029
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 主さまのお話によると、
【chara 105913 face 4 (sad)】 その『偽者』……と仮称しますけれど。
【chara 105913 face 1 (normal)】 その人物は、主さまに興味を抱いて接触してきたようですし。

voice: vo_adv_2006005_030
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 その真意は不明ですが、
山を消し飛ばすほどの魔法を放てる難敵です。

voice: vo_adv_2006005_031
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 我らは、
ちからをあわせて対処すべきでしょう。

voice: vo_adv_2006005_032
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 頼りにしておりますよ、
ペコリーヌさま。
ともに、巨悪に立ち向かいましょう。

voice: vo_adv_2006005_033
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 というか。
水臭いことを仰らないでくださいまし、
【chara 105913 face 2 (joy)】 同じギルドの仲間ではございませんか。

voice: vo_adv_2006005_034
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 5 (shy)】 コッコロちゃん……
【chara 105812 face 2 (joy)】 ありがとう、とっても嬉しいです。
い~こ、い~こ♪

voice: vo_adv_2006005_035
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 【chara 105913 face 5 (shy)】 あ、あまり頭を撫でないでいただけると。

voice: vo_adv_2006005_036
ペコリーヌ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 【chara 105812 face 1 (normal)】 ふふ。
実際、あの『偽者』は大量破壊魔法を放つ前に……
今回の狙いはわたしではない、みたいなことを言ってました。

voice: vo_adv_2006005_037
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 狙いがわたしで、
わたしから離れれば安全だ~とは断言できませんよね。

voice: vo_adv_2006005_038
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】 こうなったら、一蓮托生です。
手を携えて、難局を乗り切りましょう。

voice: vo_adv_2006005_039
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 はい。
主さまも同じ気持ちのようですよ、
何だかやる気が漲っているお顔をしておられます。

voice: vo_adv_2006005_040
コッコロ:
【chara 105913 face 5 (shy)】 あぁ主さま、
たいへん精悍です……♪

Choice: (1) ありがとう。
Choice: (2) 必死に恐怖を押し殺してる。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2006005_041
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 ふふ。お礼など結構です。
わたくしは、素直な気持ちを吐露しただけですから。

Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2006005_042
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 はい。それも当然でしょう。
主さまは、危うく命を落とすところだったのですから。

voice: vo_adv_2006005_043
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 むしろ恐怖も何も感じていなかったら、神経を疑います。
【chara 105913 face 1 (normal)】 主さまの人間味を感じて、わたくし安心いたしました。

----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2006005_044
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 コッコロちゃんって、
よく{player}くんの顔色とかが読み取れますね。

voice: vo_adv_2006005_045
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 {player}くんって記憶喪失なせいか、
わりと無表情で何を考えてるかわかんないんですけど。

voice: vo_adv_2006005_046
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 ふふ。
わたくしは故郷では、
動物のお世話などをしておりましたので。

voice: vo_adv_2006005_047
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 物言わぬ、
表情も変わらぬ禽獣であろうと、
内心をある程度は把握できますよ。

voice: vo_adv_2006005_048
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】 あはは。
禽獣とか言われちゃってますよ、
{player}くん。【chara 105812 face 6 (surprised)】 ……おやっ?

voice: vo_adv_2006005_049
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】 うあぁんっ、
寝坊しちゃうなんて一生の不覚ッス!

voice: vo_adv_2006005_050
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 でもでも、
昨日は夜遅くまで起きてたから! 【chara 100511 face 4 (sad)】 みんな~、どこッスか~!?

voice: vo_adv_2006005_051
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】 うう。
ヒーローの心得に、
違反してしまったッス……

voice: vo_adv_2006005_052
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】 現場に駆けつけるのが遅れるなんて、
ヒーロー失格ッスよ。

voice: vo_adv_2006005_053
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】 猛省したッス!
明日の自分は、
今日の自分より強くなるッス~!

voice: vo_adv_2006005_054
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 んん?
何でしょう、あの子は……?
迷子でしょうか?

voice: vo_adv_2006005_055
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 わかりませんけど。
こんなところに通行人がいるのは珍しいですし、
他に手がかりもありませんから……

voice: vo_adv_2006005_056
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】 せっかくなので、
お話を伺ってみましょうか。

voice: vo_adv_2006005_057
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 もしもし?
すみません、
少々よろしいでしょうか……?

voice: vo_adv_2006005_058
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 はうっ?
な、何スか?
【chara 100511 face 3 (anger)】 怪しい連中ッスね!

voice: vo_adv_2006005_059
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】 ご挨拶ですね。

voice: vo_adv_2006005_060
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 えっと……
ここに【牧場(エリザベスパーク)】の皆さんが避難している、
って聞いたんですけど。

voice: vo_adv_2006005_061
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 あなた、
皆さんがどこに行っちゃったかわかります?

voice: vo_adv_2006005_062
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 あぁ、【牧場(エリザベスパーク)】の皆さんなら……
【chara 100511 face 1 (normal)】 たしかもう危険がないと判断されたので、
牧場に戻って建物とかの復旧作業をしてるらしいッス。

voice: vo_adv_2006005_063
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 ふむ……
やっぱり皆さん、
牧場に戻ってしまわれたのですね。

voice: vo_adv_2006005_064
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】 押忍。
昨夜のうちにもうテント村は解散して、
避難民はみんな移動を始めたっぽいッスから。

voice: vo_adv_2006005_065
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】 もうとっくに、
みんな牧場に戻ってると思うッスよ。

voice: vo_adv_2006005_066
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】 牧場は爆心地からすこし離れてたから、
そこまで被害がなかったらしいんスよ。

voice: vo_adv_2006005_067
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】 もちろん爆発の前に魔物に襲われて、
ぐっちゃぐちゃに荒らされたみたいなんスけどね。

voice: vo_adv_2006005_068
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】 仮設住宅なんかを建てれば、
暮らせないほどでもないし。

voice: vo_adv_2006005_069
マツリ:
日が高いうちに、
できるかぎり復旧するつもりっぽいッス。

voice: vo_adv_2006005_070
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】 逞しいひとたちッスよね~、
感心するッス。

voice: vo_adv_2006005_071
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】 その復興作業の、お手伝いのために……
いろんなギルドが駆けつけて、
牧場へ向かったらしいッスよ。

voice: vo_adv_2006005_072
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】 自分も本来は、
それに同伴するつもりだったんスけど。

voice: vo_adv_2006005_073
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】 うっかり、遅刻しちゃったッス……
うう、早起きは苦手ッス。

voice: vo_adv_2006005_074
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】 あはは。
暗い顔をしてたら、
お日さまに笑われちゃいますよ。

voice: vo_adv_2006005_075
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 貴重な情報をありがとうございます、
助かっちゃいました。

voice: vo_adv_2006005_076
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】 いえいえ! ヒーローの心得その一、
情けは人のためならずッス!

voice: vo_adv_2006005_077
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】 お役に立てたなら嬉しいッスよ~、
一日一善ッス♪

voice: vo_adv_2006005_078
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】 うわぁ、今どき珍しい良い子ですね~
かぁわいい♪
撫で撫でしていいですか?

voice: vo_adv_2006005_079
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 ちょっ?
【chara 100511 face 4 (sad)】 頭に触るのは勘弁してほしいッス!

voice: vo_adv_2006005_080
コッコロ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 【chara 105913 face 4 (sad)】 そうですよペコリーヌさま、
悪い癖でございます。

voice: vo_adv_2006005_081
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 しかしお詳しいですね、あなた……
【chara 105913 face 4 (sad)】 ただの通りすがりの近所の子供、
とも思えませんけれど?

voice: vo_adv_2006005_082
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 あっ、申し遅れたッス! 【chara 100511 face 1 (normal)】 ヒーローの心得その三、
何を差し置いても派手に名乗りをあげるべし!

voice: vo_adv_2006005_083
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】 そんな基本的なことも忘れてたッス、
今日の自分は駄目駄目ッス!

voice: vo_adv_2006005_084
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】 あらためて! 今さらだけど、
名乗らせてもらうッス!

voice: vo_adv_2006005_085
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】 じゃじゃ~ん☆
自分は天下無敵のスーパーヒーロー、
トラタイガー……!

voice: vo_adv_2006005_086
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】 【chara 100511 face 1 (normal)】 に憧れてヒーローを目指す、
マツリというものッス!

voice: vo_adv_2006005_087
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】 【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の見習い騎士として、
【chara 100511 face 3 (anger)】 日夜、弱きを助け強きを挫き悪と戦う孤高の戦士ッス!

voice: vo_adv_2006005_088
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】 どうぞ、以後よろしくお願いするッス……☆