第6章 第6話
ペコリーヌを悪者だと勘違いしたマツリは、正義のために剣を振るう。それを止めたトモは、自分がペコリーヌの相手をすると言う。喧嘩っ早い二人に、頭を抱えるペコリーヌだった。
-------------- situation:
王宮騎士団の少女たち
--------------
voice: vo_adv_2006006_000
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
わぁ、か~わいい……♪
【chara 105812 face 6 (surprised)】
って、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】!?
voice: vo_adv_2006006_001
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】
むっ?
その名前を聞いて、顔色を変えるってことは……
もしかして、おね~さんは悪いやつッスか?
voice: vo_adv_2006006_002
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】は、
犯罪者や悪党を撲滅するために戦う正義の味方ギルド!
voice: vo_adv_2006006_003
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】
その名前を聞いて後ずさるってことは、
悪者ってことッス!
voice: vo_adv_2006006_004
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
えぇっと。
ペコリーヌさまは、
何らかの犯罪に手を染めておられるのですか……?
voice: vo_adv_2006006_005
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
いやいや、言ったでしょう……
わたしは『お姫さまを騙る偽者』として、
指名手配されてるんですよ。
voice: vo_adv_2006006_006
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
事実は逆なんですけどね~、
誰も信じてくれないんです。
voice: vo_adv_2006006_007
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ふむ。
『偽者』にとっては、
『本物』のペコリーヌさまの存在は邪魔でしょうしね。
voice: vo_adv_2006006_008
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
指名手配犯にすることで、
賞金稼ぎなどに狩らせようと目論んでいるのでしょう。
voice: vo_adv_2006006_009
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】
何を、ぶつぶつ言ってるッスか?
犯罪者は絶対に許さないッス、
逮捕するッスよ!
voice: vo_adv_2006006_010
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】
ううん、まずは話しあいで解決ッス! とりあえず、任意同行を……!
voice: vo_adv_2006006_011
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
わわっ、誤解ですよ~?
危ないですから、
剣を振り回さないでください!
voice: vo_adv_2006006_012
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】
むう! 逃げるなッス、
大人しくお縄につくッスよ……!
voice: vo_adv_2006006_013
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
わわっ?
やばいですね、
この子けっこう鍛えてます!
voice: vo_adv_2006006_014
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
やられはしませんけど……
油断したら怪我するかもなので、
{player}くんたちは下がってください!
voice: vo_adv_2006006_015
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】
むう~?
抵抗するんスか、
自首すれば罪は軽くなるッスよ……!
voice: vo_adv_2006006_016
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
だから~、
誤解ですってば!
voice: vo_adv_2006006_017
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
んもう。
あんまりやんちゃすると、
お尻をぺんぺんしちゃいますよ?
voice: vo_adv_2006006_018
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
そこで何をしている……!?
voice: vo_adv_2006006_019
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
あっ、トモね~ちゃん! 良いところにきてくれたッス、
こいつらを逮捕するのを手伝ってほしいッスよ!
voice: vo_adv_2006006_020
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
えっと、どういうこと?
よくわからないけど、
君はまだ見習いなんだから逮捕権はないよ?
voice: vo_adv_2006006_021
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
危ないことは大人に任せて、
引っこんでて!
voice: vo_adv_2006006_022
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
う~、また子供あつかいして! 【chara 100511 face 1 (normal)】
子供でも、
正義を愛する気持ちは大人以上ッス!
voice: vo_adv_2006006_023
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
とにかく、
いったん私の後ろに下がって!
【chara 103711 face 3 (anger)】
見たところ、敵はかなりの使い手だよ……!
voice: vo_adv_2006006_024
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
君じゃ太刀打ちできないっ、
私が相手をする!
voice: vo_adv_2006006_025
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】所属、
騎士団員トモ!
movie: 200600601
voice: vo_adv_2006006_026
コッコロ:
【chara 105911 face 3 (anger)】
援護します、
ペコリーヌさま! 二対一では不利です!
Choice: (1) 僕も戦う!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2006006_027
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
う~ん……
三人がかりなら、
何とかなりそうですけどね。
voice: vo_adv_2006006_028
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
このひとたちを怪我でもさせたら、
本気で犯罪者になっちゃいますよ。
公務執行妨害だ~、とか言われそうです。
voice: vo_adv_2006006_029
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
あの、いったん落ちつきません?
ほんとに誤解なんです~、
争いあうのはやめましょう!
voice: vo_adv_2006006_030
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 2 (joy)】
平和がいちばんですよ、
ねっねっ♪
voice: vo_adv_2006006_031
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
おや。
悪党らしからぬことを言うね……
実際、あんまり悪意は感じないけれど。
voice: vo_adv_2006006_032
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
陛下が病に伏せって微妙な時期なんだ、
災いの芽は育つ前に断つ!
voice: vo_adv_2006006_033
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
我が剣、受けてみよ! せいやぁっ……!
voice: vo_adv_2006006_034
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
おわっとと!?
この子、本気でけっこう強い! やばいですね!
still display end
voice: vo_adv_2006006_035
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
ふふん。
私なんかの技量に驚いているようでは、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】には太刀打ちできないよ!
voice: vo_adv_2006006_036
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
抵抗は無意味っ! 大人しく捕縛されてほしい!
voice: vo_adv_2006006_037
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
おっとっと?
何も悪いことはしてないのに、
逮捕されるのは納得いきませんよ!
voice: vo_adv_2006006_038
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
しかし【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のひとが、
陛下って呼ぶのは『偽者』ですよね?
voice: vo_adv_2006006_039
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
病気で臥せってるって、
どういうことですか?
voice: vo_adv_2006006_040
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
う~ん。
さすがに戦略級の大量破壊魔法を放ったせいで、
魔力が枯渇でもして、一時的に昏睡状態になってる……とか?
voice: vo_adv_2006006_041
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
良い気味ですし、
あいつが動けないならチャンスです!
voice: vo_adv_2006006_042
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
わたしは、
わたしを取り戻します! 絶対に!
voice: vo_adv_2006006_043
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
だからこんなところで、
逮捕されてあげるわけにはいきません! とおりゃあ~……☆
voice: vo_adv_2006006_044
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
おおっ?
凄まじい破壊力だね……
voice: vo_adv_2006006_045
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
けれど、見たところ太刀筋は甘い! そのような喧嘩殺法では、
長い歴史の上で磨かれた正統派の剣術にはかなわない!
voice: vo_adv_2006006_046
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
ミクマ流の剣技、
その身でとくと味わえ……!
voice: vo_adv_2006006_047
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
うう。
クールビューティって感じの見た目のわりに、
意外と熱血な子ですね~
voice: vo_adv_2006006_048
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
は、話を聞いてくれる気がしません。
voice: vo_adv_2006006_049
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
んもう、いいかげんにしないと怒りますよ!
その日の美味しいごはんのために野山を駆け巡り、
魔物を狩ることで身につけたわたしの剣技は実戦仕様です!
voice: vo_adv_2006006_050
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】
お上品な、
そんなお座敷剣法には負けません……!
voice: vo_adv_2006006_051
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
なかなか言うね、
ちょっと面白くなってきた……♪
【chara 103711 face 1 (normal)】
ふふふ、血沸き肉躍る!
voice: vo_adv_2006006_052
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
……んん?
ごめん! いったんストップ!
voice: vo_adv_2006006_053
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
そこにいる君は、
もしかして{player}という名前じゃないかな?
Choice: (3) そうだけど……?
Choice: (4) 人違いです。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2006006_054
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
うん。そうでしょ、良かった良かった。ずっと会いたかったんだ、君に。
Jump to tag 5
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_2006006_055
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
あれっ、私の勘違いかな?
【chara 103711 face 1 (normal)】
ごめん、ちゃんと顔を確認させてもらえる?
voice: vo_adv_2006006_056
トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】
ふふ。
舌をだしたら届く距離だ、なかなかドキドキするね。
君も顔が真っ赤だ……♪
voice: vo_adv_2006006_057
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
うん。
やっぱり、人相書きのとおりだ。
君は{player}さんだよね、何ですっとぼけたの?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_2006006_058
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
おや?
主さまのことを、
ご存知なのですか?
voice: vo_adv_2006006_059
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
本当に、主さまったら……
出会う女の子とは、
だいたいすべて顔見知りなのですね?
voice: vo_adv_2006006_060
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
いや初対面だけどね、
人相書きを持ってるから顔を知ってただけ。
voice: vo_adv_2006006_061
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
そうか……
やはり君が、
{player}なんだね。
voice: vo_adv_2006006_062
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
良かった。
会いたかったんだ。
ううん、君をずっと探していた。
voice: vo_adv_2006006_063
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
すまない。
こちらから仕掛けておいて、
どの口でほざくという感じだけれど……
voice: vo_adv_2006006_064
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
いったん、休戦にしたい。
剣を収めてほしいな。
{player}……さんと、話したいことがある。
voice: vo_adv_2006006_065
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
う~ん。
あんまり釈然としませんけど……
voice: vo_adv_2006006_066
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
こちらも、べつに血を見たくはありません。
喧嘩しなくて済むなら、
そっちのほうが良いですけど。
voice: vo_adv_2006006_067
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
でも。
{player}くんに話って、
何ですか?
voice: vo_adv_2006006_068
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】は、
あの『偽者』の直属の配下ですからね……
正直、対話すらしたくないんですけど。
voice: vo_adv_2006006_069
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
嫌われたものだね。
ふむ、『偽者』か……
興味深いな。
voice: vo_adv_2006006_070
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
そちらの話も、
できるだけ聞かせてほしい。
voice: vo_adv_2006006_071
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
私もべつに……
殺しあいが三度の飯より好き~、
という乱暴者ではないんだ。
voice: vo_adv_2006006_072
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
話しあいで済むなら、
そのほうがいい。
【chara 103711 face 2 (joy)】
そうだよね、マツリちゃん?
voice: vo_adv_2006006_073
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
【chara 100511 face 2 (joy)】
えっ?
あっ、そうッス!
voice: vo_adv_2006006_074
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
ヒーローの心得その十一、
暴力では何も解決しないッス!
voice: vo_adv_2006006_075
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
そっか。
私もできれば『正義の味方』で在りたいから、
心得に従おうかな。
voice: vo_adv_2006006_076
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
マツリちゃんはいつも、
私たちに大事なことを思いださせてくれるね♪
voice: vo_adv_2006006_077
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
えっ、えっ?
【chara 100511 face 5 (shy)】
いや~、急に褒められても戸惑うッス! 照れちゃうッス~♪
voice: vo_adv_2006006_078
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
ふふ。
ともあれ、
こんな野っ原で立ち話というのも何だし……
voice: vo_adv_2006006_079
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
どこか静かに語りあえる喫茶店にでも、
腰を落ち着けたいのだけど。
voice: vo_adv_2006006_080
ペコリーヌ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
【chara 105812 face 4 (sad)】
う~ん。
のんびりと、
茶飲み話をしてる場合でもないんですよ。
voice: vo_adv_2006006_081
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
わたしたちはちょっと急いで、
牧場のひととかに連絡をとりたいんです。
voice: vo_adv_2006006_082
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
あぁ、
それなら馬車を用意しよう。
voice: vo_adv_2006006_083
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
私も牧場の復興作業に、
必要な物資が足りなくなりそうだったから……
町まで、調達しにきたんだ。
voice: vo_adv_2006006_084
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
それを運ぶついでに、
君たちも牧場まで乗せてあげよう。
voice: vo_adv_2006006_085
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
お喋りは、その馬車のなかですればいいよね。
voice: vo_adv_2006006_086
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
わぁ、それは渡りに船ですね。
【chara 105812 face 1 (normal)】
って、何か勝手に話を進めちゃってますけど……
voice: vo_adv_2006006_087
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
{player}くんたちも、
そんな感じでOKですか?
voice: vo_adv_2006006_088
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
構いませんよ。
徒歩で山登りするのは大変だなと思っておりましたので、
馬車で移動できるならたいへん助かります。
voice: vo_adv_2006006_089
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
主さまも、
そんな方向で大丈夫でございますか?
Choice: (6) うん。OKだよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_2006006_090
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】
あはは。
よくわかんないけど、
トラタイガーの逸話のとおりッスね?
voice: vo_adv_2006006_091
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】
喧嘩することで互いに理解しあって、
仲良くなるッス! 【chara 100511 face 1 (normal)】
昨日の敵は今日の友ッス……☆
voice: vo_adv_2006006_092
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
あはは。
【chara 103711 face 1 (normal)】
なかなかこの現実では、
そう簡単にはいかないけどね……
voice: vo_adv_2006006_093
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
理想どおりに振る舞えるように、
私も努力は欠かさないつもりだよ。