第6章 第10話
{player}一行は、牧場の近くに位置するエルフの集落を尋ねることに決める。一方の【メルクリウス財団】は、魔物が現れたという話を聞き、その討伐へと乗り出すのだった。
-------------- situation:
手と手を取り合って
--------------
voice: vo_adv_2006010_000
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
わかるわ、タマキさん。
近ごろ種族間の溝は広がる一方だけど、
できれば手を携えていきたいわよね。
voice: vo_adv_2006010_001
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
そういや、あんたはエルフだにゃ。
【chara 104611 face 1 (normal)】
耳、尖ってるもんにゃ。
voice: vo_adv_2006010_002
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
この近所にエルフの集落があって、
そっちも爆発の影響でちょっと被害があったみたいだから。
あれなら、様子を見てくるべきかもにゃ。
voice: vo_adv_2006010_003
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
ん~……
あたしはこの近所の森のエルフとは、
あんまり関係がないんだけどね。
voice: vo_adv_2006010_004
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
別の枝族なのよ。
【chara 102811 face 6 (surprised)】
たしか、コッコロもそうだっけ?
voice: vo_adv_2006010_005
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
はい。
ひとくちにエルフといっても、
一枚岩ではございませんので。
voice: vo_adv_2006010_006
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
とはいえ同じ種族ですし、
被害に遭われたというなら安否が気になりますね。
voice: vo_adv_2006010_007
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
じゃあ、あとで一緒に見に行きましょうか。
非常時だし、助けあわないとね。
voice: vo_adv_2006010_008
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
ん?
{player}も、一緒に行きたいの?
voice: vo_adv_2006010_009
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
まったくもう。
あんた、人助けとなると見境がないわね~
Choice: (1) 知りあいがいるから、心配。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2006010_010
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
ふぅん。
あんた、エルフの集落にも知りあいがいるのね。
【chara 102811 face 1 (normal)】
ほんとに顔が広いわよね、エルフってわりと閉鎖的なのに。
voice: vo_adv_2006010_011
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
ってか、あんたたち……
何気なくこの場にいるから、つい普通に会話しちゃったけど
連絡もせずに行方をくらませて、これまでどこで何してたわけ?
voice: vo_adv_2006010_012
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
ていうか、いちおう感動の再会よ?
もっとこう何かあるでしょ、感極まって抱きあったりさ~?
Choice: (2) サレンに抱きつく。
Choice: (3) 心配させたことを謝る。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2006010_013
サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】
わっ、冗談よ冗談……
いいわよ、無事だったならそれで。あんまり心配させないでよね。
Jump to tag 4
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2006010_014
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
うん、心配したわよ。
そんな申し訳なさそうな顔しなくてもいいけどね、
【chara 102811 face 1 (normal)】
あとでちゃんと事情を説明して。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_2006010_015
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
ふふ。
サレンさんは{player}くんの前だと、
何だか不器用な感じね。
voice: vo_adv_2006010_016
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
先ほどまですごく心配して苛々していて、
ずいぶん私も八つ当たりされたのに♪
voice: vo_adv_2006010_017
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
えっ、そう?
【chara 102811 face 5 (shy)】
ど、同居人だし……家族だから、
心配するのは当然でしょっ?
voice: vo_adv_2006010_018
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
ふふ。
それじゃあ私も、
初対面のかたに対して自己紹介しておきますね。
voice: vo_adv_2006010_019
ミフユ:
【chara 102811 face 1 (normal)】
【chara 104811 face 2 (joy)】
【メルクリウス財団】所属、ミフユです。
【chara 104811 face 6 (surprised)】
……私の肩書きって何でしょう、営業? 事務?
voice: vo_adv_2006010_020
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
ミフユは、ほぼ経営者って感じだけどにゃ。
あたしらはテキト~だから、
まともに仕事しないしにゃ。
voice: vo_adv_2006010_021
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
実際うちのギルドは、
ミフユがいないと成り立たないにゃ。
voice: vo_adv_2006010_022
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
ありがとにゃ、
いつもお世話になってるにゃ♪
voice: vo_adv_2006010_023
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
テキト~だと自覚してるなら、
皆さんも真面目に働いてくださいね。
voice: vo_adv_2006010_024
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
ふふ。
【chara 104611 face 1 (normal)】
他にも所属してる人間はわりといるけど、
だいたいは町に残して通常業務をやってもらってるにゃ。
voice: vo_adv_2006010_025
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
今、牧場にきてるのは数名ってとこにゃ。
voice: vo_adv_2006010_026
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
しかしユカリさんは、
負傷者の治療にあたっているはずですが……
【chara 104811 face 4 (sad)】
アキノさんは、どこに?
voice: vo_adv_2006010_027
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
あのひと目を離すと厄介なことをやらかすので、
ちょっと不安なんですけど。
voice: vo_adv_2006010_028
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
にゃはは。
【chara 104611 face 1 (normal)】
あの子なら、
飛空艇で近隣の牧場に向かったにゃ。
voice: vo_adv_2006010_029
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
ほら……
あたしらが前に悪徳業者から助けてあげた、
兄妹が経営してる牧場があるにゃ?
voice: vo_adv_2006010_030
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
【牧場(エリザベスパーク)】で育ててた、牛や馬を……
一時的にそういう、
近隣の牧場に預かってもらうことになったにゃ。
voice: vo_adv_2006010_031
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
まだこの牧場は柵とか設備が復旧しきってないから、
家畜はどっか余所に預ける必要があるからにゃ。
【chara 104611 face 2 (joy)】
アキノは、そういう話を通しに行ってるにゃ。
voice: vo_adv_2006010_032
ミフユ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
【chara 104811 face 2 (joy)】
ふむ。
やることをやっているなら、
べつに構いませんけどね。
voice: vo_adv_2006010_033
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
アキノさんはなぜか交渉が上手ですしね、
任せても大丈夫でしょう。
voice: vo_adv_2006010_034
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
あの子、天然のひとたらしだからにゃ~
【chara 104611 face 1 (normal)】
カリスマっていうのかにゃ、
上に立つべく生まれたお嬢さまだからにゃ。
voice: vo_adv_2006010_035
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
ええ。
昔からそうなのよ、
【chara 102811 face 4 (sad)】
ずるいのよね~……あいつは。
voice: vo_adv_2006010_036
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
好き放題に生きてるわりに、
何となく巧くいって、
みんなに感謝されるのよね。
voice: vo_adv_2006010_037
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
周りはいつも、
振り回されて大迷惑だけど……♪
voice: vo_adv_2006010_038
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
でも、あいつ……
【メルクリウス財団】のみんなと、
仲良くやれてるみたいで安心したわ。
voice: vo_adv_2006010_039
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
あいつ空気が読めないから、
合わない相手とはとことん合わないしさ。
voice: vo_adv_2006010_040
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
仲良いのかしらね、喧嘩も絶えないわよ……
【chara 104811 face 2 (joy)】
それなりに和気藹々と、
同じギルドの仲間として一緒に活動してるけどね。
voice: vo_adv_2006010_041
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
あのう、ごめん! 誰か、こっちを手伝ってくれない?
voice: vo_adv_2006010_042
タマキ:
【chara 104611 face 6 (surprised)】
おっと、つい雑談しちゃってたにゃ……
【chara 104611 face 1 (normal)】
どうしたにゃ、ユカリ?
voice: vo_adv_2006010_043
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
うん。
近くを魔物がうろついてるみたいで、
みんなが怖がってるの。
voice: vo_adv_2006010_044
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
べつに、暴れたりはしてないみたいなんだけど。
やっぱり被害に遭った直後だから、
みんな不安みたい。
voice: vo_adv_2006010_045
ユカリ:
【chara 103411 face 3 (anger)】
念のため。
何人か戦えるひとで集まって、
その魔物を追っ払おうって話になってるの。
voice: vo_adv_2006010_046
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
ただみんな、
朝から肉体労働とかして疲れてるから……
手が足りなくって。
voice: vo_adv_2006010_047
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
私もヒーラーだから、
前線でガツガツ戦うのは苦手だしね。
voice: vo_adv_2006010_048
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
そういうのが得意な、
ミフユさんあたりが手伝ってくれると助かるよ。
voice: vo_adv_2006010_049
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
あぁミフユは全体の統括をしてるから、
この場から動かせないにゃ。
voice: vo_adv_2006010_050
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
とりあえず、あたしが行こうかにゃ。
【chara 104611 face 6 (surprised)】
魔物が出たってのは、どこかにゃ?
voice: vo_adv_2006010_051
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
こっちこっち。
急いでね。
voice: vo_adv_2006010_052
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
いま【牧場(エリザベスパーク)】のひとたちが、
魔物の相手をしてるけど……
みんな昨日から避難生活をしてて弱ってるから、危ないかも。
voice: vo_adv_2006010_053
ミフユ:
【chara 104811 face 3 (anger)】
待ってください。
私も行きます。
voice: vo_adv_2006010_054
ミフユ:
【chara 104811 face 3 (anger)】
害獣の駆除などは、得意分野ですので。
【chara 104811 face 2 (joy)】
……サレンさん、この場を任せてもいい?
voice: vo_adv_2006010_055
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
了解、任せて。
あたしも、手伝いたいところだけど……
voice: vo_adv_2006010_056
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
複数のギルドが各々、
勝手に行動してたらパニックになるしね。
voice: vo_adv_2006010_057
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
誰かが主導して、
全体を管理する必要があるもんね。
voice: vo_adv_2006010_058
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】
あたし、そういう調停とかは得意だから任せといて。
適材適所よね、実際。