第8章 第4話
昏睡状態のラビリスタ。ムイミは、精神世界のような場所でラビリスタとユースティアナが戦っていると話す。ラビリスタが戦っている間に、次の展開に備えるため、協力することを互いに約束する。
-------------- situation:
見えない戦い
--------------
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ラビリスタ:
【chara 106812 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_2008004_001
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
こちらが……
秘密結社【ラビリンス】の首魁、ラビリスタさまでございますか。
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コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
たしかに、異様な存在感のあるかたですね。
休火山の火口を覗きこむ気分でございます、
【chara 105913 face 4 (sad)】
わたくし何やら震えを感じます。
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コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
けれど、なぜでしょう……
【chara 105913 face 1 (normal)】
威圧感とともに、不思議な親近感もおぼえます。
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コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
わたくし、どこかでこのかたとお会いしたことがあるような……
赤ん坊のころに出会った、親戚と再会したような心地でございます。
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コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
あのイリヤさまの古文書に、長老の……
わたくしの父の名が『七冠』のひとりとして記されていたことと、
何か関係があるのでしょうか。
voice: vo_adv_2008004_006
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
このかたは、わたくしと因縁浅からぬ存在なのかもしれませんね。
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コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
いろいろと問い質したいところですが。
幸か不幸か、ぐっすりお休みのようです。
残念なような、ほっとしたような……複雑な心地でございます。
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Choice: (1) コッコロの頭を撫でる。
----- Tag 1 -----
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コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
……はう。
【chara 105913 face 1 (normal)】
主さま、なぜ撫で撫でするのでしょう?
Choice: (2) 不安そうにしてたから。
----- Tag 2 -----
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コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
ふむ、そうでしょうか……
【chara 105913 face 1 (normal)】
感情を表にだすなど、わたくしもまだまだ未熟者です。
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コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
けれど。
【chara 105913 face 2 (joy)】
主さまのお気遣いが、たいへん嬉しいです。
わたくしは果報者ですね……♪
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ムイミ:
【chara 106112 face 4 (sad)】
お~い。
いちゃいちゃしてるところ申し訳ないけど、
【chara 106112 face 1 (normal)】
ラビリスタの顔を見るだけ見たら食堂へ移動するぞ。
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コッコロ:
【chara 105913 face 5 (shy)】
い、いちゃいちゃはしていません。
【chara 105913 face 1 (normal)】
いつもどおりです、ええ。
voice: vo_adv_2008004_013
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
しかし、顔を見るだけでございますか?
せめて会話ができれば有り難いのですが、
ラビリスタさまはずうっと眠っておられるのでしょうか……?
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ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
うん。こないだの大規模破壊魔法を防ぐために、
ラビリスタは死力を振り絞ったみたいでさ……
ガソリン切れで、ずうっと昏睡状態なんだ。
voice: vo_adv_2008004_015
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
がそりん?
魔力が底をついた状態、のようなものなのでしょうか……
【chara 105913 face 1 (normal)】
だとしたら、安静にさせておくしか方法がありませんね。
voice: vo_adv_2008004_016
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
そ~だな。いちおう点滴を打ったり、
魔力とかを補給するためにいろいろ試してるんだけど。
今のところ成果はなしだ、自然回復するのを待つしかないっぽいな。
voice: vo_adv_2008004_017
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
どうも調べた感じ、ラビリスタは真那……【chara 106112 face 6 (surprised)】
あぁいや、えぇっと?
あいつ、今はなんて名乗ってるんだっけ?
Choice: (3) ユースティアナ。
Choice: (4) ホワイト大魔王。
----- Tag 3 -----
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ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
そうそう、ユースティアナだ。
覚えにくい名前だよな。
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----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_2008004_019
ムイミ:
【chara 106112 face 6 (surprised)】
いやいや、聞いたことないぞそんなの。
【chara 106112 face 1 (normal)】
テキト~なことを言うな。
voice: vo_adv_2008004_020
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
えぇっと、たしかユースティアナだったっけ……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_2008004_021
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
あの腐れ外道を抑えこむために、
ラビリスタは精神世界っていうか……
何かそっち方面であいつと戦ってるっぽい。
voice: vo_adv_2008004_022
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
迂闊にラビリスタを起こすと、それが中断しちゃう。
アタシたちをまとめて皆殺しにしようとしたユースティアナまで、
一緒に復活する可能性があるってことだ。
voice: vo_adv_2008004_023
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
だから今はまぁ、できれば放置したい。
voice: vo_adv_2008004_024
コッコロ:
【chara 105913 face 3 (anger)】
ユースティアナ……
ペコリーヌさまから立場を奪ったという、極悪人でございますね。
それが現状、わたくしたちの最大の敵と言えるでしょう。
voice: vo_adv_2008004_025
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ラビリスタさまがそんな邪悪な存在を抑えこんでいるという、
今のうちに……
わたくしたちは、できるかぎり次の展開に備えなくてはなりませんね。
voice: vo_adv_2008004_026
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
そういうこと。アタシたちも、今はそのために走り回ってる。
オマエらまで付きあわせたくないけど、
【chara 106112 face 2 (joy)】
できれば協力してくれたら嬉しい。
voice: vo_adv_2008004_027
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
はい。可能なかぎり。
ムイミさまには、命を救われた恩義がございますからね。
voice: vo_adv_2008004_028
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
何の話?
あ~……爆破された馬車から、
助けだしたときのことを言ってるのか?
voice: vo_adv_2008004_029
ムイミ:
【chara 106112 face 2 (joy)】
こっちも火傷の手当てとかしてもらったし、
貸し借りなしって感じだけど。
voice: vo_adv_2008004_030
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
昨日も自爆する研究施設から、
わたくしたちの手を引き安全な場所へ避難させてくれたりもしましたよ。
voice: vo_adv_2008004_031
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ムイミさまは、まだかなり正体不明ですけれど……
信頼できると考えます。
voice: vo_adv_2008004_032
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
わたくしたちに害を為したいなら、
どこかのタイミングで見殺しにすれば良かったわけですし。
voice: vo_adv_2008004_033
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
成り行きだよ。
【chara 106112 face 2 (joy)】
でもまぁ、今は仲間だと思ってくれたら嬉しい。
voice: vo_adv_2008004_034
ムイミ:
【chara 106112 face 2 (joy)】
へへ。{player}たちと共闘するって、
アタシとしてはちょっと夢にまで見た展開だよ。
いっつも楽しそうでさ、羨ましかったもん……オマエらは。
voice: vo_adv_2008004_035
ムイミ:
【chara 106112 face 2 (joy)】
もちろんオクトーとふたりで、
悪者として振る舞うのも最高に楽しかったけど。
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ムイミ:
【chara 106112 face 2 (joy)】
ほんと、あのころは何もかも輝いてた。
穏やかで平和で、賑やかで幸せだった。
voice: vo_adv_2008004_037
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
もちろん、怖いこととか哀しいこととかもあったけど。
【chara 106112 face 2 (joy)】
今となっちゃぜんぶ、良い思い出だよ。
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コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……? どういうことでしょう?
voice: vo_adv_2008004_039
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
うん、わかんないよな。
そのへん含めて、あとで説明する。
【chara 106112 face 2 (joy)】
もう朝ご飯もできたころだろうし、食堂へ行こっか。
voice: vo_adv_2008004_040
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
承知いたしました。
……主さま、如何しました?
Choice: (6) …………
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_2008004_041
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
じっと、ラビリスタさまを眺めてらっしゃいますね……
寝姿などあまり見られたくないものでしょうし、
凝視してはいけませんよ。
voice: vo_adv_2008004_042
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
いや~、そういうの気にしないと思うけど。
ラビリスタ、ざっくばらんな性格だし。
voice: vo_adv_2008004_043
ムイミ:
【chara 106112 face 2 (joy)】
{player}のことは弟か息子みたいに、
かわいがってたみたいだしさ。