第8章 第13話
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に先回りされ、逃げ場を失った{player}一行。陛下代理として現れたのは仮面をつけ、冷たく残酷な言葉を放つキャルだった。
-------------- situation:
望まぬ再会
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-------------- place:
プラノ平原
--------------
voice: vo_adv_2008013_000
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
はぁ、ふう……
よ、ようやく洞窟の外に出られましたね。
voice: vo_adv_2008013_001
コッコロ:
【chara 105811 face 1 (normal)】
【chara 105911 face 4 (sad)】
はい、思いの外に大変でございました。
焦ってしまって、無駄に体力を浪費してしまいましたし……
ずいぶん時間もかかったようです、もう日が沈みそうですね。
voice: vo_adv_2008013_002
コッコロ:
【chara 105911 face 1 (normal)】
……おや?
主さま、大丈夫でございますか?
voice: vo_adv_2008013_003
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 2 (joy)】
あはは。
{player}くん、ぐったりしてますね。
【chara 105811 face 1 (normal)】
駄目ですよ~、もうちょっと鍛えないと♪
Choice: (1) 面目ない。
Choice: (2) いちおう鍛えてる。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2008013_004
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 2 (joy)】
あはは。しょげないでください。
【chara 105811 face 1 (normal)】
恐ろしい敵から追われてる、って緊張感もありましたしね。
ぐったりしちゃうのも、仕方ないですよ。
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2008013_005
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
おっ、そうなんですか?
腹筋とかしてるんですか?
【chara 105811 face 2 (joy)】
どれどれ、触らせてください……♪
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2008013_006
ムイミ:
【chara 106112 face 3 (anger)】
みんな! いったん止まれ!
voice: vo_adv_2008013_007
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
うひゃっ!?
ど、どうしました?
voice: vo_adv_2008013_008
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
……最悪だ。
どうも、こっちの行動が読まれてたらしい。
voice: vo_adv_2008013_009
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
見ろ、周りが敵だらけだ。
嫌になるぐらい隙なく布陣してるぞ。
voice: vo_adv_2008013_010
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
通り道にした洞窟の魔物も全滅したわけじゃないから、
引き返すこともできない……逃げ場がない。
voice: vo_adv_2008013_011
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】
そ、そんな……嘘でしょっ?
【chara 104911 face 3 (anger)】
【ラビリンス】アジトからの脱出経路は、誰も知らないはずなのに!
voice: vo_adv_2008013_012
リノ:
【chara 101112 face 4 (sad)】
そもそもアジトの位置もかなり厳重に隠してたのに、
あっさりバレたみたいですしね……
敵さん、どうも半端じゃないぐらいの情報収集力です。
voice: vo_adv_2008013_013
リノ:
【chara 101112 face 4 (sad)】
敵は王宮……国家権力そのものなんだ~っていう、
嫌な事実を実感しちゃいます。
人員と資金を惜しみなく使えば、この世に不可能はありませんね。
voice: vo_adv_2008013_014
リノ:
【chara 101112 face 4 (sad)】
う~むむ、ほんとに周りが敵だらけ……
【chara 101112 face 3 (anger)】
まさに『フクロウネズミ』ってやつです、どうしましょう?
voice: vo_adv_2008013_015
シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】
『袋の鼠』ね、リノちゃん?
voice: vo_adv_2008013_016
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
ふむ……ワタシは【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に
所属していたから、経験として理解しているが。
あのギルドは治安の維持、犯罪者の撲滅なども職務のうちだ。
voice: vo_adv_2008013_017
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
捜査に関しては、最先端の技術をもつ。
高度な探査魔法などを広範囲にかけて、
ワタシたちの避難経路や現在位置を割り出したんだろう。
voice: vo_adv_2008013_018
ラジラジ:
【chara 107311 face 1 (normal)】
かなり入念に準備したうえで、仕掛けてきたようですね。
見渡す限り魔物の群れや軍隊で埋め尽くされていますよ、
おそらく国家間の戦争レベルの物量です。
voice: vo_adv_2008013_019
ダイゴ:
【chara 190711 face 6 (surprised)】
んだよそれ、そこまでするか?
【chara 190711 face 3 (anger)】
俺らが何したっていうんだよ!?
voice: vo_adv_2008013_020
マサキ:
【chara 191011 face 3 (anger)】
ふむ。
食卓で交わした会話のとおりに、
敵の親玉がこの世界を改変した張本人ならば……
voice: vo_adv_2008013_021
マサキ:
【chara 191011 face 3 (anger)】
【ラビリンス】および我らは、
その権勢に逆らう目障りな存在だろう。
世界の謎に近づこうとしているのだから。
voice: vo_adv_2008013_022
マサキ:
【chara 191011 face 3 (anger)】
まぁ、放置はしないだろう。
このように積極的に潰しにきて当然だ。
voice: vo_adv_2008013_023
マサキ:
【chara 191011 face 4 (sad)】
権力は、ひとから優しさや人間らしさを奪ってしまう……
うんざりするほど見てきたよ。
voice: vo_adv_2008013_024
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
どうする?
包囲されて絶体絶命、という状況だが。
voice: vo_adv_2008013_025
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
玉砕覚悟で戦って敵陣を突破し、脱出するか?
それとも諦めて、降伏するか?
voice: vo_adv_2008013_026
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
後者は選びたくないがな。
またあの退屈な牢獄に戻るぐらいなら、
戦場で死に花を咲かせたほうが百倍ましだ。
voice: vo_adv_2008013_027
ダイゴ:
【chara 190711 face 2 (joy)】
俺も同意見だぜ!
【chara 190711 face 3 (anger)】
おらおら、軍隊だろうが魔物だろうが怖くねぇぞ!
やってやるよっ、みんなまとめてブッ潰してやる……!
voice: vo_adv_2008013_028
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】
お~い。
鼻息を荒くしてやる気満々なところ申し訳ないけど、
ちょっとボクたちの話を聞いてくれるかなぁ?
voice: vo_adv_2008013_029
ムイミ:
【chara 106112 face 6 (surprised)】
……オクトー!?
voice: vo_adv_2008013_030
オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】
やぁ、また会ったねムイミちゃん。
【chara 106211 face 2 (joy)】
元気そうで良かった~、
キミが死んでたら大事なブローチを回収するのが難しくなっちゃうし。
voice: vo_adv_2008013_031
ムイミ:
【chara 106112 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_2008013_032
オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】
そう睨まないでよ、怖いなぁ……
【chara 106211 face 2 (joy)】
女の子は、笑顔のほうがかわいいよ♪
voice: vo_adv_2008013_033
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
おやおや?
ワタシには挨拶してくれないのか、オクトーの坊や?
voice: vo_adv_2008013_034
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
さんざん世話をしてやっただろうに、礼儀を知らんやつだな。
【chara 107111 face 3 (anger)】
何でこんな場所にいるのかはわからんが、
ワタシを不愉快にさせると後悔するぞ。
voice: vo_adv_2008013_035
オクトー:
【chara 106211 face 2 (joy)】
言いたいことは山ほどあるけど。
ごめんね~、あんまり出しゃばったら上のひとに怒られちゃうから。
いったん、ボクは引っこむよ。
voice: vo_adv_2008013_036
オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】
さぁ陛下、あとはよろしく♪
voice: vo_adv_2008013_037
ムイミ:
【chara 106112 face 1 (normal)】
『陛下』……?
【chara 106112 face 6 (surprised)】
まさか真那が、ユースティアナが復活したのか!?
voice: vo_adv_2008013_038
キャル:
【chara 106013 face 1 (normal)】
オクトー、呼称は正確にすべきです。
あたしは、あくまで陛下に全権を一時的に委譲されただけの存在。
過剰に、媚びへつらう必要はありません。
voice: vo_adv_2008013_039
キャル:
【chara 106013 face 1 (normal)】
無論、逆らえば厳罰に処しますが。
voice: vo_adv_2008013_040
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】
えっ……?
きゃ、キャルちゃん?
voice: vo_adv_2008013_041
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
キャルさま……!?
voice: vo_adv_2008013_042
キャル:
【chara 106013 face 1 (normal)】
はい。
あたしはキャル、国王陛下の代理人です。
voice: vo_adv_2008013_043
キャル:
【chara 106013 face 1 (normal)】
本日は反政府組織【ラビリンス】および、
それが匿う重犯罪人たちを殲滅しに参りました。
voice: vo_adv_2008013_044
キャル:
【chara 106013 face 1 (normal)】
大人しく降伏するなら良し。
もし抵抗をつづけるなら、ひとり残らず抹殺します。
voice: vo_adv_2008013_045
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】
な、何を言ってるんですか……キャルちゃん?
どうしちゃったんですか!?
voice: vo_adv_2008013_046
コッコロ:
【chara 105911 face 4 (sad)】
抹殺って……
なぜ、そのようなことを仰るのですか?
お優しいキャルさまが、わたくしたちを害するわけがございません!
voice: vo_adv_2008013_047
キャル:
【chara 106013 face 1 (normal)】
……発言は許可していません。
voice: vo_adv_2008013_048
キャル:
【chara 106013 face 1 (normal)】
一分間、待ちましょう。
その後、降伏の意志がみとめられない場合……
国王陛下のご意志、つまり法によってあなたがたを処刑します。
voice: vo_adv_2008013_049
キャル:
【chara 106013 face 1 (normal)】
よく考えた上で、賢明な判断をすべきですよ。
ペコリーヌ、コッコロ、{player}……
我らに逆らいつづけるなら、生きて帰れる保証はいたしません。
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