第9章 第2話
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の騎士からジュンとの面会を拒否されたトモは、マツリと再会する。【リトルリリカル】の面々が話があると聞き、トモはマツリと共に合流することを決めるのだった。
-------------- situation:
広がる疑念
--------------
-------------- place:
ランドソル王城入口
--------------
voice: vo_adv_2009002_000
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
だからっ、ジュンさ……隊長に会わせろと言っている!
voice: vo_adv_2009002_001
王宮騎士:
【chara 711 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_2009002_002
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
ねぇ、返事ぐらいしたらどうかな。
【chara 103711 face 4 (sad)】
門番という職務に忠実で感心するけれど。
voice: vo_adv_2009002_003
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
ただ黙って突っ立って王宮の出入り口を守るだけなら、
魔法装置にだってできる。
voice: vo_adv_2009002_004
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
融通をきかせてほしいよ、人間ならね。
【chara 103711 face 2 (joy)】
ほら、私も同じ【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の仲間だ。
君とは友達ではないけど、同僚だっていうことはわかるよね?
voice: vo_adv_2009002_005
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
せめて、隊長に言伝を頼みたい。
【chara 103711 face 3 (anger)】
同じギルドに草鞋を脱いだ間柄だ、
無理やり押し通るような真似はしたくないのだけど?
voice: vo_adv_2009002_006
王宮騎士:
【chara 711 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_2009002_007
王宮騎士:
【chara 711 face 1 (normal)】
……何度頼まれても、駄目なものは駄目だ。
voice: vo_adv_2009002_008
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
あっ、ようやく喋ってくれた。【chara 103711 face 2 (joy)】
嬉しいよ。
【chara 103711 face 1 (normal)】
ちょっと石像に向かって必死に話しかけてる、
愚か者の気分だったから。
voice: vo_adv_2009002_009
王宮騎士:
【chara 711 face 1 (normal)】
貴様には、王宮へ踏みこむ権利はない。
voice: vo_adv_2009002_010
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
それは理解してるよ。
今も昔も王宮は古くさい封建社会の仕組みを採り入れてるからね、
貴族とそうじゃないものを明確に区分している。
voice: vo_adv_2009002_011
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
庶民である私には、王宮に立ち入る資格がない。
だからこそこの王宮の出入り口まで、
ジュンさんを呼んできてほしいって頼んでる。
voice: vo_adv_2009002_012
王宮騎士:
【chara 711 face 1 (normal)】
……駄目だ。
隊長殿は現在、会議の真っ最中である。
voice: vo_adv_2009002_013
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
会議? 何それ、聞いてないけど……
【chara 103711 face 1 (normal)】
いったい、何を話しあってるの?
voice: vo_adv_2009002_014
王宮騎士:
【chara 711 face 1 (normal)】
貴様には知る権利がない。
voice: vo_adv_2009002_015
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
というか。
この門番のひとも、たぶん何も知らないっぽいよね。
言動の端々から、戸惑いを感じる
voice: vo_adv_2009002_016
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
ここで粘ってこのひとを詰問しても、
たぶん何の情報も得られない
voice: vo_adv_2009002_017
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
かといって……
このひとをブチ倒して、王宮に突入するのもどうかと思うし
voice: vo_adv_2009002_018
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
不可能ではないけど。
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】はあくまでも味方だ、
露骨に敵対するような言動は避けるべきだよね
voice: vo_adv_2009002_019
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
う~ん。
これ以上は時間を浪費するだけだろうし、
別の角度から探ってみようか
voice: vo_adv_2009002_020
王宮騎士:
【chara 711 face 1 (normal)】
どうした。
他に用事がないなら、さっさと去るがいい。
voice: vo_adv_2009002_021
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
はいはい。
お仕事ご苦労さまです~、【chara 103711 face 6 (surprised)】
……うん?
voice: vo_adv_2009002_022
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
トモね~ちゃん!
voice: vo_adv_2009002_023
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
おや、マツリちゃん。
【chara 103711 face 6 (surprised)】
どうしたの、息せき切って……
voice: vo_adv_2009002_024
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
すぐにパニックになっちゃうのは、君の悪い癖だよ。
【chara 103711 face 2 (joy)】
子供っぽくてかわいいけどね♪
voice: vo_adv_2009002_025
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
うにゅにゅ!?【chara 100511 face 5 (shy)】
頭を撫でないでほしいッス!
voice: vo_adv_2009002_026
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
それよりも、ジュンさんに報告したいことがあるッス!
voice: vo_adv_2009002_027
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
そうなの?
【chara 103711 face 1 (normal)】
でも残念だけど、ジュンさんにはいま会えないみたいだよ。
【chara 103711 face 3 (anger)】
この意地悪な門番さんが、通せんぼしてるからね。
voice: vo_adv_2009002_028
王宮騎士:
【chara 711 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_2009002_029
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
う~?
でもでも、急ぎの用事ッス!
voice: vo_adv_2009002_030
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
ふむ……
じゃあ、まずは私に事情を説明してくれる?
【chara 103711 face 2 (joy)】
何の話かはわからないけど、ちからになれるかもしれない。
voice: vo_adv_2009002_031
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
う~みゅ? 【chara 100511 face 1 (normal)】
じゃあ、トモね~ちゃんでもいいッス!
トモね~ちゃんは正義の心をもつ立派なひとッス、
【chara 100511 face 2 (joy)】
自分は尊敬してるッス!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2009002_032
トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】
………♪
voice: vo_adv_2009002_033
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
にゅにゅ!?【chara 100511 face 5 (shy)】
だから、頭を撫でないでほしいッス!
【chara 100511 face 4 (sad)】
トモね~ちゃんは口が達者なのに、
なぜかたまに無言でスキンシップしてくるッスよね!?
voice: vo_adv_2009002_034
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
ふふ。失敬。
voice: vo_adv_2009002_035
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
まあ、こんなところで立ち話するのもどうかと思うし。
【chara 103711 face 2 (joy)】
ちょうど良い時間だから、
どっかのお店にでも入ってお昼ご飯がてら話を聞くよ。
voice: vo_adv_2009002_036
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
マツリちゃん、何か食べたいものはある?
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_2009002_037
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
えっ、【chara 100511 face 2 (joy)】
じゃあお肉が良いッス!
お肉を食べて強くなるッス☆
voice: vo_adv_2009002_038
トモ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
【chara 103711 face 2 (joy)】
お肉ね、了解。
お昼から、あんまり脂っこいものを食べたくないんだけど……
お勧めのお店があるから、一緒に行こうか。
voice: vo_adv_2009002_039
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
押忍! 【chara 100511 face 6 (surprised)】
あぁでも、他の子たちも呼んでいいッスか?
【chara 100511 face 1 (normal)】
実はジュンさんに相談があるのは自分じゃなくて、
その子たちなんスよ!
voice: vo_adv_2009002_040
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
自分は【王宮騎士団(NIGHTMARE)】への、
取り次ぎを頼まれただけッス。
voice: vo_adv_2009002_041
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
その子たちは【リトルリリカル】っていうんスけど、
【chara 100511 face 6 (surprised)】
トモね~ちゃんは知ってるッスか?
【chara 100511 face 1 (normal)】
自分、家が近所だし年齢が近いからたまに遊ぶんスけど。
voice: vo_adv_2009002_042
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
あぁ……
【chara 103711 face 1 (normal)】
近ごろ町でギルドごっこと称して騒ぎを起こしてる、あの子たちか。
わりと危険なこともしてて、何度か注意したから知ってるよ。
voice: vo_adv_2009002_043
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
あの子たちが、いったい何だっていうの?
voice: vo_adv_2009002_044
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
ん~。
自分もよくわかんないッスから、詳しいことは本人たちに聞くッス。
voice: vo_adv_2009002_045
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
お店に行きがてら、【リトルリリカル】の子たちと合流するッスよ。
【chara 100511 face 2 (joy)】
ふんふふん、トモね~ちゃんの奢りでごはん♪
voice: vo_adv_2009002_046
トモ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
【chara 103711 face 4 (sad)】
うう。【リトルリリカル】って何人いるんだっけ、
私も懐に余裕があるわけじゃないんだけど……
まったくもう、思わぬ出費だよ。
voice: vo_adv_2009002_047
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
でもまぁ、この混沌とした状況を変えるためには必要な経費だよね。
movie: 200900201