第9章 第7話
【ラビリンス】の面々と別行動をとることになった{player}とコッコロ。国家そのものと敵対する状況に、コッコロは手詰まりだと感じるが、{player}の慰めにより前向きになる。
-------------- situation:
静かな帰還
--------------
-------------- place:
ランドソル 広場
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}たちは、
【ラビリンス】の面々との作戦会議の結果……
いったん、彼女らとは別行動をとることになった。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それぞれ異なる方向からのアプローチで、
王宮に対抗するための手段を探そう……
という話になったのである。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そのため……
{player}たちは他に行くあてもないので、
とりあえずランドソルの町に戻ってきた。
voice: vo_adv_2009007_000
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ふむ。
無事にランドソルに帰り着けたのは良いものの、
【chara 105913 face 4 (sad)】
これから如何しましょう……主さま?
Choice: (1) コッコロちゃんはどうしたい?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2009007_001
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
はぁ。
【chara 105913 face 2 (joy)】
わたくし個人の考えを述べますと、
まずは衣食住を確保すべきかと存じます。
voice: vo_adv_2009007_002
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
わたくしたちが王宮と敵対している以上、
【chara 105913 face 4 (sad)】
指名手配などをされる可能性もございますし……
voice: vo_adv_2009007_003
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
これまで寝泊まりしていた、
【サレンディア救護院】には帰れません。
voice: vo_adv_2009007_004
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
平和に暮らしている【サレンディア救護院】の皆さまを、
トラブルに巻きこむわけにはいきませんから。
voice: vo_adv_2009007_005
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ただサレンさまの性格上、
わたくしたちを心配しているかと思いますので……
後ほど、こっそりお手紙などを届ける必要はございますね。
voice: vo_adv_2009007_006
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
『ちょっと事情があって、しばらく帰れない。
王宮のものに何か聞かれるかもしれないが、気にしないで。
心配しないでください』……みたいな感じのお手紙を。
voice: vo_adv_2009007_007
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
わたくしの使い鴉を用いれば、
お手紙を届けるのはそう難しくありません。
voice: vo_adv_2009007_008
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ともあれ。
【chara 105913 face 4 (sad)】
【サレンディア救護院】に帰れない以上、
寝泊まりする場所を確保する必要がございます。
voice: vo_adv_2009007_009
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
さいあく野宿でも、わたくしは構わないのですが。
【chara 105913 face 2 (joy)】
主さまには可能なかぎり、
健全で文化的な生活を送っていただきたいのです。
voice: vo_adv_2009007_010
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
だからこそ、せめて屋根のある場所で……
柔らかなベッドで休むことができたらと。
voice: vo_adv_2009007_011
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
どこか、良い宿泊場所に心当たりはございますか……主さま?
Choice: (2) ホテルに泊まるのはどう?
Choice: (3) ギルドハウスに泊まるのはどう?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2009007_012
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ふむ……
我々が初めてこの町に訪れたころのように、
ホテル暮らしをするしかないのでしょうか。
voice: vo_adv_2009007_013
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
それが、いちばん無難でしょうね……
ただホテルの従業員などに顔を見られますし、記帳なども残ります。
【chara 105913 face 4 (sad)】
何より、ホテルはなかなかお値段がいたしますので。
voice: vo_adv_2009007_014
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
懐具合と相談でございますね。
銀行にそれなりに貯金はございますが、
あそこは王宮の息がかかった公的機関でございますから。
voice: vo_adv_2009007_015
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
指名手配などをされていた場合、
その場でお縄になる可能性がございます。
voice: vo_adv_2009007_016
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
ゆえに……できるだけ、
手元のお金を節約しながら用いていくべきでしょうね。
【chara 105913 face 1 (normal)】
必要ならば仕方ありませんが、あまり無駄遣いはできません。
Jump to tag 4
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2009007_017
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
あぁ……【chara 105913 face 1 (normal)】
たしかに【美食殿】のギルドハウスならば、
自由に出入りができますし、寝床などもございます。
しばし潜伏するには、打ってつけの場所かもしれません。
voice: vo_adv_2009007_018
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ただギルドハウスは、
【ギルド管理協会】……公的機関の管理下にあります。
voice: vo_adv_2009007_019
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
我々が王宮と敵対している以上、
あまり公的機関の息がかかった場所を用いるべきではございません。
敵の懐のなかに、むざむざ飛びこむ結果になりますから。
voice: vo_adv_2009007_020
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
【美食殿】の一員であるキャルさまも当然、
ギルドハウスの場所を知っておりますしね。
voice: vo_adv_2009007_021
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
不本意ながら、キャルさまが敵対している以上……
あの建物で寝泊まりするのは危険でしょう。
もっと安全で、誰にも知られていない潜伏先を探すべきかと。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_2009007_022
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
……ふむ。
あれこれ考えてはみましたが、手詰まりな気がいたします。
voice: vo_adv_2009007_023
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
王宮……国家そのものと敵対するというのは、
【chara 105913 face 4 (sad)】
想像以上に難儀な話でございますね。
正直、にっちもさっちもいかない感じです。
voice: vo_adv_2009007_024
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
わたくし、恥ずかしながら途方に暮れてしまいそうです。
主さまをお導きすべきガイド役として不甲斐なく、
また情けないです。
Choice: (5) コッコロの頭を撫でる。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_2009007_025
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
わう……
【chara 105913 face 5 (shy)】
慰めてくださるのですね、主さま。
voice: vo_adv_2009007_026
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
ふふ。
そうですね、しょんぼりしていても仕方ありません。
voice: vo_adv_2009007_027
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ペコリーヌさまが……【chara 105913 face 3 (anger)】
我々の大事な仲間が、
囚われの身となっているのです。
【chara 105913 face 1 (normal)】
どんな手を使ってでも、救出してさしあげなくては。
voice: vo_adv_2009007_028
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
様子がおかしかったキャルさまのことも、気がかりですしね。
まずは寝泊まりできる拠点や食料を確保し、
地道に調査などをしつつ、起死回生の方策を練りましょう。
voice: vo_adv_2009007_029
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
幸いなことに、我々は孤独ではございませんしね。
【ラビリンス】の皆さまが、きっと協調して動いてくださいます。
voice: vo_adv_2009007_030
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
【ラビリンス】の皆さまは、
潜伏先を細かく変えながら逃亡しているようですし……
voice: vo_adv_2009007_031
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
わたくしたちのほうから連絡をとる方法がないのが、
困りものですけど。
voice: vo_adv_2009007_032
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
ふふ。
前途多難でございますが、諦めずにがんばってみましょう。
voice: vo_adv_2009007_033
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
わたくしでは頼りないかもしれませんが……
【chara 105913 face 2 (joy)】
コッコロはいつでも全力で、主さまにお力添えをいたします。
voice: vo_adv_2009007_034
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
いいえ。
いつでもお側におります、主さま。