幕間・Ⅻ
アメスは物語と物語の間を繋ぐ「幕間」で、王宮に向かおうとするもネビアに止められる。一分一秒を争う状況で{player}の夢にも接続できず、アメスはネビアに頼んでカリンに連絡を取るのだった。


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幕間・Ⅻ
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アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 ネビア、お留守番をお願いね?
あたしは今すぐソルの塔を降りて『王宮』へ向かうから!

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ネビア:
【chara 190911 face 7 (special_a)】 えぇっ……
ちょ、ちょっと待ちなさいよフィオ?
ど~したのよ、そんなに泡を食っちゃってさ?

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ネビア:
【chara 190911 face 3 (anger)】 だいたい、あんた外に出ても大丈夫なの?
今の私たちって世界の『再構築』をどうにか避けて、
かろうじて存在を保ってるだけの【chara 190911 face 4 (sad)】 儚い存在でしょ?

voice: vo_adv_2011099_003
ネビア:
【chara 190911 face 3 (anger)】 外に出たらバグだと判断されて、【chara 190911 face 7 (special_a)】 世界によって除去されるかもよ?
【chara 190911 face 4 (sad)】 まぁそのへんの自浄作用みたいなのも、
どこまで活きてんのかわかんないけど~?

voice: vo_adv_2011099_004
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 『シャドウ』とかはバグの分際で、
わりと普通にけっこうな時間……存在を保ってるっぽいしね。
【chara 190911 face 6 (surprised)】 でも、あれって何者かがそうなるように維持してるんだっけ?

voice: vo_adv_2011099_005
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 今はそんなのどうでもいい!
早く行かないとっ、【chara 190011 face 4 (sad)】 何もかもが崩壊する……!

voice: vo_adv_2011099_006
ネビア:
【chara 190911 face 3 (anger)】 落ちつけ、っちゅうの!

voice: vo_adv_2011099_007
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 ぎゃん!?
酷いっ、【chara 190011 face 3 (anger)】 ぶったわねネビア?
【chara 190011 face 4 (sad)】 お母さんにもぶたれたことないのに!

voice: vo_adv_2011099_008
ネビア:
【chara 190911 face 7 (special_a)】 私たちのお母さんって誰よ、ミネルヴァさま?

voice: vo_adv_2011099_009
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 そういやミネルヴァさまもしばらく見かけないわよね~
【chara 190911 face 4 (sad)】 何かその端末っぽいのはアリーナシステムで遊んでるっぽいけど。
【chara 190911 face 3 (anger)】 あぁもう、何もかもわかんない!

voice: vo_adv_2011099_010
ネビア:
【chara 190911 face 3 (anger)】 気になるっ、誰か説明してよ!
私は好奇心強めに設定されてるから、
謎を放置しとくのが死ぬほどストレスなのよ!

voice: vo_adv_2011099_011
ネビア:
【chara 190911 face 3 (anger)】 とにかく!
あんたは外に出たら死ぬわよ、今度こそ確実に……
だから身体を張ってでも止めるわ、お姉ちゃん。

voice: vo_adv_2011099_012
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】 あら嬉しい、お姉ちゃんって呼んでくれるのね……
【chara 190011 face 5 (shy)】 愛してるわよネビア♪

voice: vo_adv_2011099_013
アメス:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 【chara 190011 face 1 (normal)】 でも。
そこをどいて、【chara 190011 face 3 (anger)】 邪魔するなら実力行使するわよ。

voice: vo_adv_2011099_014
ネビア:
【chara 190911 face 7 (special_a)】 はぁ? 【chara 190911 face 3 (anger)】 私に勝てると思ってんの旧型がっ、
あんたが世界に消し潰される前に【chara 190911 face 2 (joy)】 私が引導を渡してあげてもいいのよ!

voice: vo_adv_2011099_015
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】 ほっほう、【chara 190011 face 3 (anger)】 できるもんならやってみなさいよ!
未熟でバグばっかりの赤ちゃんのくせに……!

voice: vo_adv_2011099_016
ネビア:
【chara 190911 face 3 (anger)】 …………

voice: vo_adv_2011099_017
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 …………

voice: vo_adv_2011099_018
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 ……アホな喧嘩はやめましょ、不毛だわ。

voice: vo_adv_2011099_019
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 そ~ね……あたしたちが争っても何にもならないわよ。
所詮はこの世界で生きる人々とはほぼ関われない、
『ガイド妖精』の残りかすだし。

voice: vo_adv_2011099_020
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 あんたは、けっこうがんばってるじゃん。
そんな見苦しい姿になってまでさ……
【chara 190911 face 4 (sad)】 いまいち、私にはあんたが何をしたいのかわかんないんだけど。

voice: vo_adv_2011099_021
ネビア:
【chara 190011 face 1 (normal)】 【chara 190911 face 6 (surprised)】 『ガイド妖精』の大半は、
世界に不要なものとして取り除かれちゃったわ。
【chara 190911 face 7 (special_a)】 偶然にでも生き残ってるのはたぶん、私とあんただけ。

voice: vo_adv_2011099_022
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】 数少ない同胞を喪いたくないのよ。
【chara 190911 face 3 (anger)】 だから、本気で止めるわ……お姉ちゃん。

voice: vo_adv_2011099_023
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 はいはい。わかったわよ、
あたしもあんたと怒鳴りあってたらだいぶ落ちついてきた……
確かに、軽挙妄動は控えるべきよね。

voice: vo_adv_2011099_024
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】 でも。
本当に、のっぴきならない事態なのよ……
どうにかして、{player}に警告ぐらいはしたいんだけど。

voice: vo_adv_2011099_025
アメス:
【chara 190911 face 7 (special_a)】 【chara 190011 face 4 (sad)】 あいつ、今はそれどころじゃないっぽいしね。
【chara 190011 face 1 (normal)】 一分一秒を争う鉄火場にいる、
あいつの夢に接続するのも躊躇っちゃうわ。

voice: vo_adv_2011099_026
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 夢を見せてる間は、意識が失われる。
ほんの数秒だろうけど、
それが命取りになりかねない【chara 190011 face 3 (anger)】 クライマックスの局面なのよ。

voice: vo_adv_2011099_027
ネビア:
【chara 190911 face 7 (special_a)】 う~ん……あいつに何か伝えるだけなら、できなくもないわよ。
【chara 190911 face 6 (surprised)】 私は【美食殿】のギルドハウスに住んでて、
管理人のカリンとも仲良しだしさ。

voice: vo_adv_2011099_028
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】 あいつに伝言してもらうのよ。
【chara 190911 face 6 (surprised)】 まぁ、{player}たちは『王宮』にいるっぽいし……
【chara 190911 face 4 (sad)】 どれだけ急いでも時間がかかるけど。

voice: vo_adv_2011099_029
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】 カリンってひと、ほぼ戦闘能力はないんでしょ?
【chara 190011 face 4 (sad)】 {player}たちはバトルの真っ最中よ、
そんな場所に放りこむわけにもいかないじゃないの。

voice: vo_adv_2011099_030
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】 じゃあ、どうしようもないわね。
【chara 190911 face 2 (joy)】 打つ手なしよ、諦めましょ。

voice: vo_adv_2011099_031
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 冷めてるわね~、現代っ子め……
放っておいたら何もかも崩壊しかねないのよ、
諦めるわけにもいかないでしょ?

voice: vo_adv_2011099_032
ネビア:
【chara 190911 face 3 (anger)】 はんっ!
所詮はデータでしかない『ガイド妖精』の私たちに、
惜しむものがあるとでも言うの?

voice: vo_adv_2011099_033
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 あたしたちはそうでも、
{player}たちは命をもってる生き物なのよ……

voice: vo_adv_2011099_034
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 こんな歪んでおかしくなった世界の巻き添えで、
死なせるわけにはいかないわ。

voice: vo_adv_2011099_035
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 ネビア、そのカリンってひとに連絡をとって。
無意味かもしれないけど、できるかぎり動くしかないしね。

voice: vo_adv_2011099_036
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】 まずは、ユイをノウェムちゃんから遠ざけないと……
【chara 190011 face 4 (sad)】 あぁもう、
まさか転移させた先でいきなり鉢合わせするとは思わないもん。

voice: vo_adv_2011099_037
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】 相変わらず何か持ってるわね、あの子たち。
主人公め……
いつもは頼もしいかぎりだけど、【chara 190011 face 4 (sad)】 今回ばかりは厄介だわ。

voice: vo_adv_2011099_038
ネビア:
【chara 190911 face 7 (special_a)】 どういうことよ……
【chara 190911 face 3 (anger)】 ちゃんと説明しなさいよ、フィオ?

voice: vo_adv_2011099_039
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 今はアメスよ。
一段落したら説明するから、今はとにかく急いで行動しましょ。

voice: vo_adv_2011099_040
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】 たとえ儚い繋がりでも、
【chara 190011 face 3 (anger)】 あたしたちがこの世界と関わっていられるうちに。