第12章 第3話
【カルミナ】のライブの最中、観客の中に複数のシャドウが紛れ込み周囲は混乱する。その後いたる所に出現したシャドウは体当りし溶け合い、黒いヘドロとなって王宮へ向かって流れ出すのだった。


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禍の濁流
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ノゾミ:
【chara 102912 face 2 (joy)】 ありがと~!
【chara 102912 face 1 (normal)】 ランドソルのみんなっ、【chara 102912 face 2 (joy)】 私たちに会いにきてくれてありがとう!

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ノゾミ:
【chara 102912 face 1 (normal)】 あぁ、最高の気分!
この瞬間が堪らないっ、【chara 102912 face 2 (joy)】 アイドルやってて良かった~!

--- Switch scene ---

--- Switch scene ---

movie: 201200301
--- Switch scene ---

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ノゾミ:
【chara 102912 face 3 (anger)】 当然、私たちにできることをするだけ!
みんなに冷静に行動するようにってお願いしつつ、避難誘導!

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ノゾミ:
【chara 102912 face 4 (sad)】 前回は出てきた魔物を倒そうとして無茶をして、
怪我人をだしちゃったから……
【chara 102912 face 3 (anger)】 その反省を活かして、今度こそ誰も傷つかないように努めるよ!

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ノゾミ:
【chara 102912 face 3 (anger)】 みんな~! 落ちついて!

voice: vo_adv_2012003_005
ツムギ:
【chara 105412 face 3 (anger)】 私たちの声をよく聞いて、冷静に行動してください!

voice: vo_adv_2012003_006
チカ:
【chara 104212 face 3 (anger)】 万が一、怪我をしたひとがいたら私のところに来てください!
唱喚術で治療しますからっ、ただし急がず焦らずでお願いします!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 天晴れ!
良い対応だな、迅速かつ的確だ!

voice: vo_adv_2012003_008
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 だがそう緊迫しなくてもいいぞ、オマエたち……
どうも『シャドウ』らしき黒いものは、
まったく暴れたりはしていない。

voice: vo_adv_2012003_009
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 ゆっくりと、『王宮』のほうへと向かっているようだな。

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チカ:
【chara 104212 face 3 (anger)】 ふむ……。たしかに、ステージの上から見るとわかりやすいです。
プロデューサーさんの仰るとおり、
『シャドウ』たちは『王宮』へと足並み揃えて進んでいますね。

voice: vo_adv_2012003_011
ツムギ:
【chara 105412 face 6 (surprised)】 けれど、どうして『王宮』に?
【chara 105412 face 4 (sad)】 そこに、『シャドウ』を引きつける何かがあるんでしょうか?

voice: vo_adv_2012003_012
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 あるいは『王宮』にいる何者かが、
『シャドウ』を呼び寄せているか……だ。

voice: vo_adv_2012003_013
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 嫌なタイミングだな。『王宮』では今、
【ラビリンス】の連中などが作戦を決行中のはず……
どうも、ワタシたちが想定していなかった事態が発生しているらしい。

voice: vo_adv_2012003_014
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 そういえば『陛下』……ユースティアナが、以前に言っていたな。
『シャドウ』は便利な非常食、万が一のための備えだと。

voice: vo_adv_2012003_015
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 あれは、どういう意味だったのだろう?
【chara 107111 face 3 (anger)】 よくわからんが、胸騒ぎがする! 

シャドウ:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_2012003_016
ツムギ:
【chara 105412 face 6 (surprised)】 うへぇっ、何ですかあれ?
『シャドウ』が次々に互いに体当たりしあって、
ぐちゃぐちゃに溶けあってますよ!? 【chara 105412 face 4 (sad)】 気持ち悪い……!

voice: vo_adv_2012003_017
チカ:
【chara 104212 face 3 (anger)】 ええ。溶けあった『シャドウ』が、
黒いヘドロのようになって流れていく……
やはり、『王宮』のほうへと向かっているようですね。

voice: vo_adv_2012003_018
チカ:
【chara 104212 face 3 (anger)】 ……いま耳を澄ませてみましたが、
どうも町のあちこちで同じような異常事態が発生中のようです。
そこかしこで、『シャドウ』が出た~などという声がします。

voice: vo_adv_2012003_019
チカ:
【chara 104212 face 4 (sad)】 精霊たちも怯えています……
【chara 104212 face 3 (anger)】 いったい何なのでしょう、不気味ですね。

voice: vo_adv_2012003_020
ノゾミ:
【chara 102912 face 3 (anger)】 わかんないけど!
最後の曲まで歌いきったしアイドルとしての仕事は一段落っ、
ここから先はどこにでもいる人間として最善を尽くすよ!

voice: vo_adv_2012003_021
ノゾミ:
【chara 102912 face 3 (anger)】 そうすればきっと、何があっても何とかなる……!