第13章 第2話
住民の避難が続くランドソルの市街地。避難誘導に【王宮騎士団(NIGHTMARE)】と確執のある【自警団(カォン)】が手を結び、シャドウの捜査をしてきたカスミが安全な避難経路を割り出す。
-------------- situation:
戦下の共同戦線
--------------
voice: vo_adv_2013002_000
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
皆さ~ん! ただ今より避難を開始しますわよっ、
私の背中を追ってくださいまし!
何度も言いますが、急がず焦らず騒がずに!
voice: vo_adv_2013002_001
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
いいえ!
エレガントに振る舞いましょう、【chara 103211 face 2 (joy)】
お~ほほほほ☆
voice: vo_adv_2013002_002
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
ふむ。返す返す、みんなを先導するのはアキノさんが適任ね。
【chara 104811 face 2 (joy)】
派手で目を引くし、声もよく通る……
先頭で、旗を振るには打ってつけだわ。
voice: vo_adv_2013002_003
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
ぜんぶ解決したら……
【chara 104811 face 2 (joy)】
平和になったら、そういう仕事を探してみようかしら。
ビジネスチャンスのにおいがするわ♪
voice: vo_adv_2013002_004
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
ういっく、うえぇへへへ……♪
voice: vo_adv_2013002_005
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
わっ……
【chara 104811 face 4 (sad)】
ユカリさん、あんまり動かないで。
voice: vo_adv_2013002_006
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
ミフユさん? 酔っ払って寝ちゃったユカリさんを背負って運ぶの、
あなたに任せて大丈夫?
【chara 103211 face 4 (sad)】
フラフラしてますわね、【chara 103211 face 1 (normal)】
良かったら代わりましょうか?
voice: vo_adv_2013002_007
アキノ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
【chara 103211 face 6 (surprised)】
あなた、今日までお祭りの準備なんかが大変で、
徹夜つづきでしょう?
【chara 103211 face 4 (sad)】
あんまり無理をすると、ぶっ倒れちゃいますわよ?
voice: vo_adv_2013002_008
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
誰のせいで、私が無理してまで働く羽目になってると思ってるの?
voice: vo_adv_2013002_009
ミフユ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
【chara 104811 face 2 (joy)】
まぁいいわ、ユカリさんのことは任せて。
適材適所よ、あなたは自分の役目を果たしなさい。
【chara 104811 face 6 (surprised)】
……いちおう頼りにしてるから、【chara 104811 face 2 (joy)】
リーダー
voice: vo_adv_2013002_010
アキノ:
【chara 103211 face 2 (joy)】
はい!
ふふっ、格好良いところを見せて差し上げますわ♪
voice: vo_adv_2013002_011
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】
えへへ……
ミフユさんの背中、ひんやりしてて気持ち良い……♪
voice: vo_adv_2013002_012
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
うひっ、頬擦りしないで!
【chara 104811 face 4 (sad)】
もう、すっかり酔っ払っちゃって……?
voice: vo_adv_2013002_013
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
あのう。【メルクリウス財団】の皆さん、
【chara 103711 face 4 (sad)】
ピクニックじゃないんだから緊張感を持ってね。
【chara 103711 face 1 (normal)】
まぁ、仲良さそうで羨ましくはあるけど。
voice: vo_adv_2013002_014
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
私たち【王宮騎士団(NIGHTMARE)】と、
【自警団(カォン)】が安全な経路を見いだす。
あるいは切り開いていくから、離れずについてきてほしい。
voice: vo_adv_2013002_015
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
よくってよ!
【chara 103211 face 4 (sad)】
でも町中……大パニックって感じですけど、
安全な経路なんてありますの?
voice: vo_adv_2013002_016
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
う~ん。あちこちから『シャドウ』、
またはそれが変じたと思われる黒い泥のようなものが溢れてるからね。
【chara 103711 face 6 (surprised)】
なるべく、迂回しながら進むつもりだけど。
voice: vo_adv_2013002_017
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
そのぶん、どうしても時間はかかっちゃうかな。
【chara 103711 face 1 (normal)】
だから焦りは禁物だけど、なるべくキビキビ行動してほしい。
voice: vo_adv_2013002_018
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
そういうのは得意よ。
【chara 104811 face 6 (surprised)】
しかし【自警団(カォン)】も避難誘導を手伝ってくれてるのね、
どういう風の吹き回し?
voice: vo_adv_2013002_019
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
あなたたち【王宮騎士団(NIGHTMARE)】とは、
犬猿の仲じゃなかったの?
voice: vo_adv_2013002_020
マホ:
【chara 101011 face 3 (anger)】
非常時どす。
ううん戦時どすえ、四の五の言ってられまへん。
voice: vo_adv_2013002_021
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
過去のことは水に流して、手を取り合って参りまひょ……
耳や尻尾のちがいがあれど、同じ人類なんやから。
voice: vo_adv_2013002_022
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
……助かります。
以前、クリスティーナがご迷惑をかけたのに。
voice: vo_adv_2013002_023
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
赦します。【chara 101011 face 4 (sad)】
せやから、今後はもうちょっと仲良ぉできたら良ぇな……
【chara 101011 face 1 (normal)】
誰もが笑顔で、平和に幸せに暮らせる世界なんて、
おとぎ話なのかもしれへんけど。
voice: vo_adv_2013002_024
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
うち、【chara 101011 face 2 (joy)】
それを目指したいわぁ。
voice: vo_adv_2013002_025
カスミ:
【chara 101011 face 1 (normal)】
【chara 101411 face 1 (normal)】
ギルドマスター
あなたの理想には感服したけれど、
【chara 101411 face 3 (anger)】
呑気にお喋りしてる場合じゃないからね。
voice: vo_adv_2013002_026
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
『シャドウ』をずっと捜査し、
研究もしてきた私はあの連中の性質もある程度は把握してる。
『シャドウ』、およびそれが変化した黒いものの動きも予測できる。
voice: vo_adv_2013002_027
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
簡単な推理だよ。
安全な経路を割り出し、みんなを無事に避難させよう。
voice: vo_adv_2013002_028
マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】
おおきに、カスミはん。
【chara 101011 face 1 (normal)】
頼もしいわぁ、さすがは【自警団(カォン)】随一の頭脳派やね♪
voice: vo_adv_2013002_029
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ふふん。
他のみんながぜんぜん頭を使わないからね、
私が考えるしかないのだよ。
voice: vo_adv_2013002_030
カスミ:
【chara 101411 face 5 (shy)】
うわぁい……
マホさん、いつも褒めてくれるから好き♪
voice: vo_adv_2013002_031
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ともあれ。
【chara 101411 face 3 (anger)】
黒いものは町のあらゆる箇所から噴きだして、
『王宮』を目指している。
voice: vo_adv_2013002_032
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
そして基本的に黒いものは見た目どおり、
液体、または質量のおおきい気体に近い性質を持っているらしい。
つまり、高いところから低いところに流れる。
voice: vo_adv_2013002_033
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
身軽な者が屋根の上などの高い場所、
つまり安全地帯に移動し、斥候として進路を確認。
【chara 101411 face 1 (normal)】
みんなを誘導していく、というのが上策だろう。
voice: vo_adv_2013002_034
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
逃げ場のない袋小路などで黒い泥のようなものの奔流にぶつかると、
全滅も有り得る。
じゅうぶん、気をつけながら進もう。
voice: vo_adv_2013002_035
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ある程度は魔法などで黒いものの動きを逸らせるだろうけど、
【chara 101411 face 4 (sad)】
ちょっと量がおおすぎる……
個人では覆せない災害だ、避けて進むのが吉だね。
voice: vo_adv_2013002_036
マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】
せやけど。何でまた、こんな事態になってもうたんやろ?
わけがわからへんわぁ、せっかくの楽しいお祭りやのに~?
voice: vo_adv_2013002_037
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
さぁて……
真相の解明は無事に避難が済んでからだ、名探偵の出番はまだ先だね。
【chara 101411 face 3 (anger)】
今はとにかく、生き残るべく足掻くしかない。
voice: vo_adv_2013002_038
マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】
そやね……獣人の居住区も心配やわぁ、
あそこを警備してたマコトはんたちとも連絡がとれへんし。
【chara 101011 face 6 (surprised)】
通信魔法が繋がらへんねん、あっちでも何かあったんやろか?
voice: vo_adv_2013002_039
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
というか。
ほんとに町全体、
ううん下手すれば世界全体を巻きこんだ大異変なんだろうね……
voice: vo_adv_2013002_040
カスミ:
【chara 101011 face 4 (sad)】
【chara 101411 face 4 (sad)】
こんなのは二度と御免だよ、
探偵に解決できる規模の事件じゃないからね。