第13章 第4話
飛来した箱の中から王宮に突入していた{player}たちが現れる。ネネカが箱に変身し皆を連れ脱出したのだった。自らを瀕死だと語るネネカだが、実は余力を残していることを隠していた。


-------------- situation:
再会の箱舟
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 突如として、ムイミたちのそばに謎の黒い箱が飛来してきた。
ぼうっと突っ立っていると自分たちに直撃する軌道だったため、
ムイミたちは咄嗟に跳んで回避する。

movie: 201300401
voice: vo_adv_2013004_000
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 おおっ?
箱がぐちゃぐちゃに溶けて、人間の姿に変わった!
な、何だこれ、壮大な手品かっ?

voice: vo_adv_2013004_001
ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 いや、オマエは……【chara 106113 face 6 (surprised)】 ネネカ?
【chara 106113 face 2 (joy)】 ははぁん、そういうことか! 能力を使ったな?

voice: vo_adv_2013004_002
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 むう?
オマエは……?

voice: vo_adv_2013004_003
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 おや。
お久しぶりですね、クリス。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 ……ワタシをクリスと呼んでいいのは、友達だけだ。

voice: vo_adv_2013004_005
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 ええ。
存じていますよ、【chara 107011 face 6 (surprised)】 だからそう呼んでいるのですけど?

voice: vo_adv_2013004_006
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ………?

voice: vo_adv_2013004_007
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 ともあれ、旧友との再会を祝う前に……
先に確認しておきます、皆さんご無事ですか?

voice: vo_adv_2013004_008
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 えぇっと……
【chara 105812 face 1 (normal)】 点呼を取りますね、【美食殿】は全員いますか?
{player}くん! コッコロちゃん! 【chara 105812 face 6 (surprised)】 キャルちゃ~ん?

voice: vo_adv_2013004_009
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】 はい。主さまとわたくしは無事です。
キャルさまのことも、主さまがしっかり抱き寄せておられますね。

voice: vo_adv_2013004_010
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 そうですか! 【chara 105812 face 2 (joy)】 良かったぁ……♪
【chara 105812 face 6 (surprised)】 でもキャルちゃん、まだ失神してるっぽいですね?

voice: vo_adv_2013004_011
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 はい。ずっと意識を取り戻さないので、心配でございます。
魔力の暴走は収まっているご様子ですし、
単に眠っているだけのようで……【chara 105913 face 1 (normal)】 そこは安心でございますが。

voice: vo_adv_2013004_012
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】 あはは。【chara 105812 face 1 (normal)】 ほんとに一眠りしてるだけっぽいですね、
口からよだれを垂らしてる……【chara 105812 face 2 (joy)】 かぁわいい♪

Choice: (1) うん。かわいい。
Choice: (2) よだれ、拭ってあげよう。
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voice: vo_adv_2013004_013
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】 ね~♪ 【chara 105812 face 1 (normal)】 さすがですね{player}くん、
わたしと好みが一致している……☆

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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2013004_014
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 はい!
そのまま抱っこしててあげてくださいね、{player}くん!
【chara 105812 face 2 (joy)】 よだれはわたしが拭いますっ、ふきふき♪

----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2013004_015
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】 ふふ。【chara 105812 face 1 (normal)】 まだ何も解決してはいませんけど……
良かったです、とりあえずはキャルちゃんが無事で。

voice: vo_adv_2013004_016
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】 緊張感がありませんね、あなたたち。
【chara 107011 face 1 (normal)】 どうも先ほど、真那……覇瞳皇帝は『王宮』を自壊させて、
私たちを生き埋めにしようとしたようです。

voice: vo_adv_2013004_017
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 咄嗟に私が黒い箱に変身し、
皆さんを収容していなければ全員まとめてお陀仏だったのですよ。

voice: vo_adv_2013004_018
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】 変身はかなり体力を消耗するので……
私、もう指先を動かす元気もありません。

voice: vo_adv_2013004_019
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】 ただでさえ、ずっとあの洗脳魔法装置のなかで、
覇瞳皇帝に生命力を吸い取られていましたからね。
いかに私が『七冠』といえど、ほぼ瀕死の状態です。

voice: vo_adv_2013004_020
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 生命力、を?

voice: vo_adv_2013004_021
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 はい。覇瞳皇帝は先日、大量破壊魔法を行使したりなど、
もろもろの理由から昏睡状態に陥っていましたが……

voice: vo_adv_2013004_022
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 復活し目覚めるため、そしておそらく他の目的もあって、
他者から生命力を奪っていたようです。

voice: vo_adv_2013004_023
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 あの洗脳魔法装置は、名前のとおり『王宮』のものたちを洗脳し、
便利に使える手駒にするための装置でしたが……

voice: vo_adv_2013004_024
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 同時にそうして、
他者から生命力を吸い取る機能も有していたようです。

voice: vo_adv_2013004_025
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 装置に直に繋がれ、
全身から生命力を搾り取られていた私は虫の息ですよ。
【chara 107011 face 4 (sad)】 こうして喋っているだけでも、しんどいです。

voice: vo_adv_2013004_026
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 はぁ……
けっこうハキハキと、元気よく喋ってるように見えますけど。

voice: vo_adv_2013004_027
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】 私、疲労感などが顔に出にくいタイプですので。
【chara 107011 face 1 (normal)】 というか仕事柄、感情を制御する訓練を積んでいますからね。

voice: vo_adv_2013004_028
ネネカ:
【chara 107011 face 3 (anger)】 ……ほほう。間が抜けて見えるのに、意外と鋭いですね。
私が余力を残していることに気がつきましたか。

voice: vo_adv_2013004_029
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 切り札は隠しておくものですよ、『お姫さま』。
【chara 107011 face 1 (normal)】 マサキの体内にも、
本人には内緒で私の魔力を貯蓄していますしね。

voice: vo_adv_2013004_030
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 だからこそ、マサキと再会できて嬉しかったのですけど。
ええ、他に私が喜ぶ理由はありません。
本当ですよ。【chara 107011 face 4 (sad)】 ……って、私は誰に言い訳しているのでしょう? 

voice: vo_adv_2013004_031
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 ともあれ。この戦いで真那……覇瞳皇帝が勝っても、
あるいは敗れ去ってしまっても。
その戦いで消耗した『勝者』を、私が倒せば私の勝ちです。

voice: vo_adv_2013004_032
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 ふふふ。【chara 107011 face 1 (normal)】 そんな最終的な勝利のために、
今は弱っている演技をして消耗を抑えましょう。

voice: vo_adv_2013004_033
ネネカ:
【chara 107011 face 3 (anger)】 私は、まだこのゲームから降りるつもりはありません。
【chara 107011 face 1 (normal)】 正義も悪も、せいぜい私の役に立ってくださいね。