第13章 第9話
突如現れた覇瞳皇帝に激しく怯えるミヤコ。覇瞳皇帝は【悪魔偽王国軍（ディアボロス）】を食らい吸収しようとする。ギルドメンバーを護るため、大人の姿に戻ったイリヤが覇瞳皇帝に立ち向かう。
-------------- situation:
魔皇襲来
--------------
voice: vo_adv_2013009_000
ミヤコ：
【chara 100711 face 6 (surprised)】
……うぴぃっ！？
voice: vo_adv_2013009_001
ヨリ：
【chara 102211 face 6 (surprised)】
ひゃああっ！？ ど、どうしたのミヤコ？
【chara 102211 face 3 (anger)】
急に変な声をださないでよぉっ、ビクッてしちゃうでしょ！
voice: vo_adv_2013009_002
ミヤコ：
【chara 100711 face 3 (anger)】
み……みんな、見るの！
何か、気持ち悪いものが空に浮かんでるの！
voice: vo_adv_2013009_003
ヨリ：
【chara 102211 face 4 (sad)】
ええっ、何なの急にっ？
怖いことも言わないでよ～っ？
voice: vo_adv_2013009_004
アカリ：
【chara 100611 face 1 (normal)】
お姉ちゃん、苦手なものがおおいよねぇ。
繊細なんだから……【chara 100611 face 2 (joy)】
ふふふ、かぁわいい♪
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イリヤ：
【chara 104412 face 6 (surprised)】
むう？ いったい何だというんじゃ、
【chara 104412 face 4 (sad)】
あの無邪気なミヤコがこのように怯えるとは……？
voice: vo_adv_2013009_006
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 2 (joy)】
…………
voice: vo_adv_2013009_007
イリヤ：
【chara 104412 face 6 (surprised)】
あれは……？ いったい、何じゃ？
人間のかたちをしておるようじゃが、【chara 104412 face 4 (sad)】
禍々しい気配を漂わせておる！
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イリヤ：
【chara 104412 face 4 (sad)】
おぬし、何者じゃ！
高いところから見下ろすでないっ、不愉快じゃ！
わらわを誰と心得るっ！？
voice: vo_adv_2013009_009
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 1 (normal)】
夜を統べるもの、伝説の吸血鬼イリヤ・オーンスタインね。
【chara 106914 face 2 (joy)】
ふふふ。単にそう自称してるだけの、
残念な子かと思ってたけど……♪
voice: vo_adv_2013009_010
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 2 (joy)】
意外や意外、とっても美味しそうね。
【chara 106914 face 1 (normal)】
あなたが本物なのか偽物なのかはどうでもいいわ、
その肉体に秘められた膨大な魔力に……【chara 106914 face 6 (surprised)】
私は用がある。
voice: vo_adv_2013009_011
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 2 (joy)】
ふふふ。【chara 106914 face 1 (normal)】
町の連中は逃げちゃったみたいだけど、
まぁ雑魚についてはどうでもいいわ……
愛と正義のため、みんなを守るために、町で戦っている連中がいる。
voice: vo_adv_2013009_012
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 2 (joy)】
そういう連中のほうが食い出がある、私にとっては得難い餌になる。
【chara 106914 face 1 (normal)】
それに……甘っちょろい綺麗事を振りかざす連中を踏みにじって、
貪り食ってやるのは【chara 106914 face 2 (joy)】
快感でしょうしね。
voice: vo_adv_2013009_013
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 1 (normal)】
吸血鬼イリヤ、およびその仲間たち……
【chara 106914 face 6 (surprised)】
【悪魔偽王国軍（ディアボロス）】【chara 106914 face 1 (normal)】
だったかしら、ご大層な名前よね。
【chara 106914 face 2 (joy)】
まずは、あなたたちから食べて吸収してあげる。
voice: vo_adv_2013009_014
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 2 (joy)】
私の夢の、願いの、【chara 106914 face 3 (anger)】
生け贄になりなさい。
voice: vo_adv_2013009_015
イリヤ：
【chara 104412 face 6 (surprised)】
……！ いかんっ、ものすごい殺気じゃ！
それに何じゃ、この途方もない量と密度の魔力は？
voice: vo_adv_2013009_016
イリヤ：
【chara 104412 face 4 (sad)】
みんな逃げよ！
あやつはわらわを名指しにしておる、狙いはわらわじゃ！
わらわが気を引いておるうちに、おぬしらは逃げ──
voice: vo_adv_2013009_017
ヨリ：
【chara 102211 face 6 (surprised)】
えっ、えっ？
どういうことよぉっ、あいつは何なのいったい？
voice: vo_adv_2013009_018
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 4 (sad)】
残念。どこにも逃げられないのよ、あなたたちは……私もね。
【chara 106914 face 1 (normal)】
この閉鎖され、壊れた世界で、
血で血を洗うみじめなゲームを繰り広げるしかない。
voice: vo_adv_2013009_019
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 1 (normal)】
暇つぶしにしかならないけれど、【chara 106914 face 2 (joy)】
せいぜい楽しみましょ……♪
voice: vo_adv_2013009_020
イリヤ：
【chara 104412 face 4 (sad)】
……ぐうっ！ まずい、途方もない出力じゃ！
【chara 104412 face 6 (surprised)】
あやつが攻撃魔法でも放てば、我らは防ぎきれぬ！
【chara 104412 face 4 (sad)】
おそらく、跡形も残らぬじゃろう！
voice: vo_adv_2013009_021
イリヤ：
【chara 104412 face 4 (sad)】
悔しい！ わらわが、いつでも本来の姿に戻れるならば！
何の罪もないこの子らを……わらわに同情し、
愛して寄り添ってくれた仲間たちを守れたかもしれぬのに！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2013009_022
イリヤ：
【chara 104411 face 6 (surprised)】
………！
【chara 104411 face 1 (normal)】
おおっ、何じゃこれは……【chara 104411 face 2 (joy)】
元に戻れた！
voice: vo_adv_2013009_023
アカリ：
【chara 100611 face 6 (surprised)】
わっ、すごい！ イリヤさん、
{player}お兄ちゃんがいないのに変身を……！？
voice: vo_adv_2013009_024
イリヤ：
【chara 104411 face 2 (joy)】
ふふん、火事場の馬鹿力というやつじゃな！
どうじゃっ、わらわはやるときはやるタイプの吸血鬼じゃぞ！
【chara 104411 face 1 (normal)】
リーダーに相応しいじゃろ！？
voice: vo_adv_2013009_025
シノブ：
【chara 103111 face 2 (joy)】
ふふ。【chara 103111 face 1 (normal)】
イリヤさんが変身するきっかけが何か、
ずっと不思議だったんですけど……
voice: vo_adv_2013009_026
シノブ：
【chara 103111 face 1 (normal)】
{player}さんに触れられたり、
私たちを守りたいと思ったりしたときに、
本来の姿を取り戻すようなので──
voice: vo_adv_2013009_027
アカリ：
【chara 100611 face 2 (joy)】
つまり、それは愛のちからってことだね☆
voice: vo_adv_2013009_028
イリヤ：
【chara 104411 face 1 (normal)】
皆の衆！
【chara 104411 face 4 (sad)】
ごちゃごちゃ喋っておらんで、【chara 104411 face 1 (normal)】
わらわの後ろに隠れるがよい！
魔法で結界を張る！
voice: vo_adv_2013009_029
イリヤ：
【chara 104411 face 3 (anger)】
ふははは！ ひれ伏すがよい、
名乗りもせずに乙女に声をかける慮外者め！
死んで生まれ変わり、来世で礼儀作法を学ぶが良いわ！
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_2013009_030
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 6 (surprised)】
あら、ずいぶん自信過剰ね……
【chara 106914 face 1 (normal)】
たかがプレイヤーが、ゲームの運営者と対等だとでも？
voice: vo_adv_2013009_031
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 4 (sad)】
というか偉そうなのよ、あなた……何さまのつもりなのかしらね。
【chara 106914 face 1 (normal)】
調子に乗ったことを、きっと後悔させてあげるわ。
voice: vo_adv_2013009_032
覇瞳皇帝：
【chara 106914 face 1 (normal)】
あなたこそ。
死んで生まれ変わり、来世でも何者にも成れずに【chara 106914 face 2 (joy)】
燻ってなさい。
voice: vo_adv_2013009_033
イリヤ：
【chara 104411 face 4 (sad)】
ぐっ……！ 予想以上の破壊力じゃっ、
直撃すれば結界など容易く消し飛ばされる！
voice: vo_adv_2013009_034
イリヤ：
【chara 104411 face 3 (anger)】
ならば攻撃魔法をぶつけて、軌道を逸らす！
voice: vo_adv_2013009_035
シノブ：
【chara 103111 face 3 (anger)】
イリヤさん！ その判断は正解でしょうけど……
避難民が逃げていった方向に攻撃魔法が行かないよう、
注意してください！
voice: vo_adv_2013009_036
イリヤ：
【chara 104411 face 1 (normal)】
無論、弁えておる！
【chara 104411 face 3 (anger)】
あとは……あやつの魔法で破壊されそうな建物のなかに、
逃げ遅れたものがおらぬように祈るしかない！
