2部 第1章 第12話
死刑が執行されようとした瞬間、魔物と謎の少年が爆発とともに現れる。【レイジ・レギオン】のカリザと名乗った少年は、自分の願いを叶えるためという理由で、{player}たちに襲い掛かる。


-------------- situation:
【レイジ・レギオン】
--------------

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ゴウシン:
【chara 191411 face 3 (anger)】 ──放てぇっ!!

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ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】 ごほっ、ごほ……

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シェフィ:
【chara 106414 face 3 (anger)】 けふっ、けふっ。

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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 いったい何が……!?

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コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 キャルさまの魔法ですか、今の爆発は……!?

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 違うわよっ!
【chara 106012 face 6 (surprised)】 ……でも何なのいったいっ!?

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ゴウシン:
【chara 191411 face 3 (anger)】 むうっ……!
ついに本性を現したな反逆者どもめ!
かくなる上は、吾輩直々に……っ!

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兵士1:
【chara 4312 face 1 (normal)】 ──ゴウシン議長!
今の爆発で、天井に穴が開いて……
上から、何かがっ!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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ゴウシン:
【chara 191411 face 6 (surprised)】 ぬっ!?
魔物だとっ!!
【chara 191411 face 3 (anger)】 地下とはいえ王宮の中だぞ、見張りは何をっ……

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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ゴウシン:
【chara 191411 face 8 (special_b)】 ぬわあーっ!?

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兵士2:
【chara 4311 face 1 (normal)】 ゴウシン議長ぉーっ!?

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兵士1:
【chara 4312 face 1 (normal)】 撃て、撃てっ!

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兵士2:
【chara 4311 face 1 (normal)】 ……き、効いてねえ!
矢が弾かれる!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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兵士たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 うわああああーっ!

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 ねえ!
あの魔物って……!

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レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 ああ!
数時間前に、広場を襲った魔物と同じ個体だ!

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 ってことは……!

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少年:
【chara 191611 face 1 (normal)】 ──よォ。
見つけたぜ、テメーら。

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 あの子……!
やっぱりまた来たんだ!

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コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 見つけた……【chara 105913 face 3 (anger)】 ということは、今度は明確に
わたくしたちを狙って来たのですか。
先ほどと違って……

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少年:
【chara 191611 face 2 (joy)】 そーいうこった。
オレの「目的」のタメにゃ、
邪魔なヤツを先に叩くほうがイイっぽいんでね。

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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 目的……?

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 あなたは、いったい……

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少年:
【chara 191611 face 1 (normal)】 オレの名は、カリザ。
──【レイジ・レギオン】のカリザだ。

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 カリザ……くん。

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コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 ……【レイジ・レギオン】……
【chara 105913 face 1 (normal)】 それが、あの方の所属するギルドの名なのでしょうか……?

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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 急に礼儀正しくなったとは思えない。
さっきは名を問われても、鼻で笑って答えたというのに。
【chara 100311 face 3 (anger)】 どういう心境の変化だ?

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カリザ:
【chara 191611 face 6 (surprised)】 礼儀正しいだァ?
【chara 191611 face 1 (normal)】 んなつもりはカスほどもねーよ。

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 じゃあ、なんだってのよ!?

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カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 前も今も。
テメーらを石ころみてーに潰すなんざ、少しも難しいたぁ思えねェ。
【chara 191611 face 4 (sad)】 ……けど、それで一回ミスったからな。

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カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】 だから。
今度はちゃんと、敵として見てやるよ。
敵として、キッチリ潰してやる。

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カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 わざわざ名乗ってやったのは、
テメーらの価値を上げてやるためだ。
ただの石ころは、オレの名前を呼んだりしねーからな。

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 ……よくわかんないけど……
もう油断しない、ってことなのかな。

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 ホントは、戦わないのが一番なんだけどっ……!

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レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 だが向こうは、矛を収めるつもりはないようだ。
むしろ、いちいち名乗ったのもこちらと戦うため……そうだろう?

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カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 あァ。まあ、あとは……
【chara 191611 face 2 (joy)】 クソ猫からチビだのガキだの呼ばれるのが
ウルセーってのもあるけどな?

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 誰がクソ猫よっ!
こっちは閉じ込められた上に三下貴族から殺されかけて、
めちゃくちゃイライラしてたんだから!

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キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】 このクソチビ!
クソガキっ!
今度こそ、絶対ぶっ殺すわ!

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カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 ──ハ。

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カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】 ──ブチ殺せ。クソ魔獣ども。
その檻ごと、ヤツらのハラワタを食い破れ。

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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シェフィ:
【chara 106414 face 3 (anger)】 ひうっ!

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コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 脱獄対策の防御魔法がかかった頑丈な檻でも……
あの勢いで攻撃を続けられたら、長くは持ちません……!

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キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】 みんな、下がって!
人間相手じゃ使いにくかったけど、
こいつらなら攻撃魔法でっ……!

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レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 待て!
魔物を覆うあのオーラがある限り、
我々の攻撃は通じないぞ!

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 そうだったー! 【chara 100111 face 4 (sad)】 えーっとじゃあ、ユイちゃん!
さっきの光った魔法、使える!?

voice: vo_adv_2101012_045
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】 ええっ!?
【chara 100211 face 4 (sad)】 う、う~~んっ……!

voice: vo_adv_2101012_046
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 頼む、ユイ!
この状況を打開する手立ては、あれ以外に無いんだ……!

voice: vo_adv_2101012_047
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】 ……ごめんなさい!
やっぱり、呪文も効果もよくわからないままじゃ……!

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カリザ:
【chara 191611 face 2 (joy)】 ハッ!
思った通り……さっきのヘンな光は
まだ使いこなせてねーみてーだな!

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カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 こっちの強化が消せなきゃ、
ウチの魔獣どもにゃ手も足もでねーだろ!
【chara 191611 face 3 (anger)】 すぐにブチ殺してやるぜ、ピンク髪……!

voice: vo_adv_2101012_050
ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】 そんなこと、させないよっ……!

voice: vo_adv_2101012_051
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 ああ!
ピンク髪だけじゃねェ!
【chara 191611 face 3 (anger)】 テメーらを潰したら、ついでにこの王宮もペシャンコにしてやらぁ!

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ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】 なんで……
どうしてそんなひどいことを……!?

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コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】 もしや、この国に何か恨みを持っているのでしょうか……?

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カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】 ハっ! んなもんねーよっ。
【chara 191611 face 1 (normal)】 すべては、オレの──「願いを叶える」ためさッ!
普通にやったんじゃ、どうやっても届かない願いをな!

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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 願いを、叶える……?
それがさっき言っていた「目的」か……

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 でもでもっ!
町やあたしたちを、傷つけたりしたって……
【chara 100111 face 3 (anger)】 そんなひどいコトしたって、叶うワケないよ!

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ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】 うん!
それよりも、わたしたちと一緒に
ソルの塔の一番上を目指したほうが……!

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カリザ:
【chara 191611 face 6 (surprised)】 ……あァ?
ソルの塔だ?

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カリザ:
【chara 191611 face 2 (joy)】 ──ハッ!
マジで何もしらねーんだなテメーら。

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カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 あそこはもう、抜け殻だよ。
テッペンまでいっても何もない、ただの空っぽのトリカゴさ。
願いなんざ、叶うワケがない。

voice: vo_adv_2101012_061
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 えっ……? ええええっ……!?

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 そんな……!
【chara 100211 face 4 (sad)】 じゃあわたしたち【トゥインクルウィッシュ】の活動はっ……!?

voice: vo_adv_2101012_063
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 カリザ、それは本当か!?
本当なら、キミは何故それを知って……

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_2101012_064
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】 ああっ!
檻が、食い破られてしまいました……!

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カリザ:
【chara 191611 face 2 (joy)】 そぉら、抵抗しやがれ!
【chara 191611 face 3 (anger)】 テメーらの無駄な足掻きを捻じ伏せて、
薄汚れた壁に叩きつけてやらァ!

voice: vo_adv_2101012_066
レイ:
【chara 100312 face 4 (sad)】 ぐうっ!

voice: vo_adv_2101012_067
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 あああっ!

voice: vo_adv_2101012_068
シェフィ:
【chara 106414 face 3 (anger)】 ひぅぅっ……!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!