2部 第2章 第2話
ネネカは裏社会を制圧したギルド【レイジ・レギオン】がいずれランドソルを襲撃すると予見する。敵の動静、プリンセスフォーム使用の反動と不安が尽きぬ中、突如ラビリスタが現れる。
-------------- situation:
ネネカの直感
--------------
voice: vo_adv_2102002_000
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
ネネカさん。
さっきも言ってた『世界の危機』って……どういうことなんですか?
voice: vo_adv_2102002_001
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
……覚えていますか、陛下。
あの戦いの最後……真那が倒れる直前に、言い残したことを。
voice: vo_adv_2102002_002
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】
もちろんです。
……これから、わたしたちが『元凶』っていうのと
直面することになるって……
voice: vo_adv_2102002_003
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
そう……真那の入念な準備は、『元凶』なるものと戦うためのもの。
本来は私たちのことなど、眼中にもなかった。
voice: vo_adv_2102002_004
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】
……あいにく、幽閉中の真那の意識は未だに戻りませんし。
その『元凶』とやらが一体どんな存在なのか、
私にもまだわかりませんが……
voice: vo_adv_2102002_005
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】
その兆しを、発見しました。
……おそらくは、ですが。
voice: vo_adv_2102002_006
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
兆し……
voice: vo_adv_2102002_007
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
……3か月前。
プリンセスとしてこの国を支配していた『覇瞳皇帝』が倒れたあと。
【chara 107011 face 6 (surprised)】
王宮でも、大きな混乱が起きたでしょう。
voice: vo_adv_2102002_008
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】
はい。
ジュンさんたちや、わたしを思い出してくれた貴族のひとたちの
おかげで、【chara 105812 face 4 (sad)】
どうにか落ち着いてきましたけど……
voice: vo_adv_2102002_009
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
真那はこの王宮のみならず、裏社会すらも牛耳っていた。
盗賊ギルドや、暗殺者ギルド、禁呪を研究するギルド……
タチの悪い犯罪集団も、真那には逆らえなかった。
voice: vo_adv_2102002_010
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
……むしろ混乱の大きさでは、裏社会のほうが酷かったでしょうね。
【chara 107011 face 1 (normal)】
ランドソルのみならず、この大陸の裏社会の連中のほとんどが
多かれ少なかれ、真那の影響下にありましたから。
voice: vo_adv_2102002_011
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
そ、そうだったんですか……
voice: vo_adv_2102002_012
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
……ですが。
その混乱は、表沙汰になる前に、急速に鎮静化しました。
voice: vo_adv_2102002_013
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】
……いいえ。
『制圧された』というべきですね。
【レイジ・レギオン】という、誰も知らなかったギルドによって。
voice: vo_adv_2102002_014
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
知らなかった、って……ギルド管理協会は?
voice: vo_adv_2102002_015
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
登録はあったものの……偽装されていたそうです。
【chara 107011 face 4 (sad)】
まあ、それ自体は
裏社会では珍しいことではないですが……
voice: vo_adv_2102002_016
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
私も姿を変えて、【レイジ・レギオン】が戦うところを見ました。
【chara 107011 face 4 (sad)】
……荒事に慣れた手練れの傭兵集団が、瞬殺されていました……
たったひとりの剣士を相手に。
voice: vo_adv_2102002_017
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
……彼らは、異質です。
七冠にも似た、『この世界の法則を超越した』力を持っている。
【chara 107011 face 3 (anger)】
あるいは、それ以上の……
voice: vo_adv_2102002_018
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
……!
voice: vo_adv_2102002_019
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
裏社会を制圧した【レイジ・レギオン】……
彼らの目撃情報が、この街の近辺であがっています。
【chara 107011 face 4 (sad)】
そう遠くないうち、彼らはランドソルを襲撃するでしょう。
voice: vo_adv_2102002_020
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
襲撃……!
【chara 105812 face 4 (sad)】
この街をですかっ!?
voice: vo_adv_2102002_021
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】
ええ……そうです……
voice: vo_adv_2102002_022
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
……ネネカさん。
震えてる……?
voice: vo_adv_2102002_023
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
……そんなことは……【chara 107011 face 4 (sad)】
いえ。
……認めます。
模倣ではなく……これは、私自身の恐怖……
voice: vo_adv_2102002_024
ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】
ですが、何故……?
自分でも、わからない……ただ、この先、
とてもとても恐ろしいことが起きるような気がしていて……
voice: vo_adv_2102002_025
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】
なるほどっ。
乙女の勘、ってやつですか!?
voice: vo_adv_2102002_026
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】
勘……
【chara 107011 face 1 (normal)】
……あまり好きな言葉ではありませんが。
たしかに私は、直感しています。
voice: vo_adv_2102002_027
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
【レイジ・レギオン】……
彼らは、真那の恐れた『元凶』につながるものだと。
voice: vo_adv_2102002_028
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
そんな人たちが、この街を襲う……
【chara 105812 face 4 (sad)】
ただでさえ、復興が軌道に乗ったばかりのところなのにっ!
voice: vo_adv_2102002_029
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
私も、まだこの街になくなられても困りますし。
【chara 107011 face 6 (surprised)】
サポートくらいならしてあげますが……【chara 107011 face 2 (joy)】
あまり期待しないで下さい。
【chara 107011 face 1 (normal)】
真那に痛めつけられた後遺症が、まだ残っているので。
voice: vo_adv_2102002_030
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】
先にも言いましたが、
鍵を握るのは{player}の新たな力……
それが使いこなせなくては、勝ち目はないでしょう──
voice: vo_adv_2102002_031
店員:
【chara 411 face 1 (normal)】
お待たせしましたー♪
あんみつセット追加、10人前ですー!
Choice: (1) あいがとー!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2102002_032
シェフィ:
【chara 106414 face 2 (joy)】
あいがとー!
voice: vo_adv_2102002_033
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
あっ、デザートのおかわり来ましたね♪
【chara 105812 face 2 (joy)】
いただきまーす☆
voice: vo_adv_2102002_034
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
って、まだ食べんのかいっ!?
ちゃんと話を最後までっ……
voice: vo_adv_2102002_035
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
まぁまぁ、キャルちゃん。
【chara 100111 face 1 (normal)】
とりあえず、大事なところは聞かせてもらえたんじゃないかな?
voice: vo_adv_2102002_036
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
……世界の危機、か。
【chara 100311 face 4 (sad)】
それだけだと、ずいぶん大それた言葉のように聞こえるけれど……
voice: vo_adv_2102002_037
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
もし本当に、覇瞳皇帝が警戒していた相手だとするなら。
間違いなく、一筋縄ではいかない奴らなんだろう。
voice: vo_adv_2102002_038
ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】
うんうん!
あのカリザって子、こっちの攻撃をはじく強化とか、瞬間移動とか、
びっくりする力をいろいろ持ってたよね!
voice: vo_adv_2102002_039
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
はい……
ネネカさまの予想されたとおり、
主さまのお力がなければ、我々は今度こそ敗北していたでしょう。
voice: vo_adv_2102002_040
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
まあ、そうかもしんないけどさ。
【chara 106012 face 3 (anger)】
あのクソガキにも、手下の魔物にもまんまと逃げられたわけだし……
voice: vo_adv_2102002_041
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
やっぱりまた、戦わなくちゃいけないのかな。
あたしたちを……それに、この街を襲ってくるんだとしたら。
voice: vo_adv_2102002_042
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
そのときは、
やはり彼の力を借りたいところだけれど……
voice: vo_adv_2102002_043
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
うーんっ♪
黒蜜とあんことアイスのハーモニーが最っ高においしいです!
【chara 105812 face 1 (normal)】
ねっ、{player}くん☆
Choice: (2) おいちー♪
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2102002_044
シェフィ:
【chara 106414 face 2 (joy)】
おいちー♪
voice: vo_adv_2102002_045
ユイ:
【chara 100211 face 2 (joy)】
うぅっ……ほんとに、美味しいね。
【chara 100211 face 7 (special_a)】
あれだけ食べたのに、まだ食べられちゃうよぉ……
voice: vo_adv_2102002_046
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……はぁ。
どうみてもまだ、ただの赤ちゃんよね。
いざって時にコレじゃ、どうなるのかしら……
voice: vo_adv_2102002_047
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
キャルさま。
きっと大丈夫です……いざとなれば主さまは、
必ずわたくしたちを助けてくださいますから。
voice: vo_adv_2102002_048
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
ったく、【chara 106012 face 3 (anger)】
お気楽なんだから。
……まぁ、あたしだってそう思わないでもないけどさっ。
voice: vo_adv_2102002_049
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
でも、『プリンセスフォーム』……だっけ?
【chara 100111 face 4 (sad)】
その力を使い過ぎたら騎士くん、
また倒れちゃったりしないかな?
voice: vo_adv_2102002_050
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
……ふむ。
せっかく少し喋れるようになってきたのに、
もっと赤子のようになってしまう可能性もあるのか……?
voice: vo_adv_2102002_051
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
いや、まじで勘弁してほしいわそれ……
【chara 106012 face 4 (sad)】
子守りってホント大変なんだから、目は離せないしさ。
voice: vo_adv_2102002_052
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……そうですね。
ご無理はさせたくありません。
主さまはまだ、新たな力を使いこなせていないご様子ですし……
voice: vo_adv_2102002_053
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
力を使いこなせていない……【chara 100111 face 1 (normal)】
あっ!
もしかしてペコさんとユイちゃんの
お腹がすっごく空いちゃったのって、【chara 100111 face 6 (surprised)】
そのせいなのかな?
voice: vo_adv_2102002_054
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】
その可能性は大ですねっ。
【chara 105812 face 6 (surprised)】
王家の装備で力を使いすぎちゃったときと、
そっくりなカンジでしたし。
voice: vo_adv_2102002_055
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
そ、そうなのかな。
【chara 100211 face 1 (normal)】
じゃあ、食べたぶん体重が増えちゃったりはしない!
【chara 100211 face 4 (sad)】
……ってことだったら、いいなぁ……
voice: vo_adv_2102002_056
ラビリスタ:
【chara 106812 face 4 (sad)】
うーん。
残念ながら、それはないと思うなぁ。
【chara 106812 face 1 (normal)】
そちらのお姫さまは、どうやらすごく太りにくい体質みたいだしね?
voice: vo_adv_2102002_057
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
そっかぁ……
【chara 100211 face 7 (special_a)】
ってわああぁっ!?
voice: vo_adv_2102002_058
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
あ、あなたは……!