2部 第3章 第4話
ソルの塔を訪れた【トゥインクルウィッシュ】の3人。{player}の精神を元に戻すためにネネカから依頼された水晶球を探す最中、レイとヒヨリはアメスとの出会いを思い出していた。


-------------- situation:
ソルの塔での探し物
--------------

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キョウカ:
【chara 103611 face 4 (sad)】 え、えーっと……
【chara 103611 face 1 (normal)】 それじゃあ行きますよ。

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キョウカ:
【chara 103611 face 2 (joy)】 オニさんこちらっ、手の鳴る方へっ。

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ミソギ:
【chara 100411 face 2 (joy)】 おーにさんっこっちら、手の鳴る方へっ♪
【chara 100411 face 1 (normal)】 あ、落とし穴はないから安心してねー!

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ミミ:
【chara 102011 face 2 (joy)】 こっちこっちー、おにいちゃーん!

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シェフィ:
【chara 106414 face 2 (joy)】 おにーたーん♪
わぁーい♪

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}たちが
【サレンディア救護院】で遊んでいたその頃──

-------------- place:
ソルの塔庭園
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 『ソルの塔・上層』

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 1 (normal)】 あたしたちは【トゥインクルウィッシュ】!
【chara 100111 face 6 (surprised)】 ソルオーブっていう秘宝を求めて冒険を繰り広げている
ギルドなんだけど……【chara 100111 face 1 (normal)】 今日探してるのは、別のお宝!

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 1 (normal)】 それはソルの塔に隠された、
未知のマジックアイテムなんだって!
【chara 100111 face 3 (anger)】 果たしてあたしたちは見つけることが出来るのかっ……

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】 がんばれ【トゥインクルウィッシュ】!
いけいけ【トゥインクルウィッシュ】!
【chara 100111 face 1 (normal)】 あたしたちの冒険はまだまだ続くよ~っ!

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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ……ヒヨリ。
また『これまでのあらすじ』みたいなことを言って……
【chara 100311 face 1 (normal)】 気に入ったの?

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】 えっへへー
【chara 100111 face 1 (normal)】 まあ、このフロアは魔物もいないみたいだし!
【chara 100111 face 2 (joy)】 いいかな~って♪

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レイ:
【chara 100111 face 1 (normal)】 【chara 100311 face 2 (joy)】 しょうがないな……ふふっ。
【chara 100311 face 1 (normal)】 ユイ。どう?

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 うん。ネネカさんに教えてもらった、
マジックアイテムを探す魔法だと
このフロアのはず、なんだけど……

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──数日前──

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3人:
【chara 1 face 1 (normal)】 『ソルの塔』にっ?

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ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 ええ。
あなたたちに、塔の探索をお願いしたいのです。
【chara 107011 face 2 (joy)】 他のどのギルドよりも、適任でしょう。

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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 だがネネカ。
【chara 100311 face 4 (sad)】 私たちはまだ、すべてのソルオーブを集めきっていない。
【chara 100311 face 6 (surprised)】 頂上にまで到達することは出来ないが……

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ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 誤解を招かせてしまったようですね。
なにも「登頂してくれ」と言っているわけではありません。

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 ……っていうと?

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ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 『ソルの塔』の内部には、
他では見られない財宝やマジックアイテムが眠っていますが。

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ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 {player}くんが呑み込んでしまった、小さな水晶……
そちらもまた、『塔』内部で見つかったものだそうなのです。

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 えっ、そうなんだ!

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ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 同じものを入手して、私の所に持ってきてください。
彼の精神を元に戻すための研究材料として、ぜひとも必要なのです。

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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 探索のためには、王宮の許可が必要だ。
以前私たちが挑んだときには、下層の探索だけ許されたけど……
【chara 100311 face 4 (sad)】 それでも、ずいぶん渋られたものだよ。

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 もし覇瞳皇帝さんが直に申請書を見てたら、
【chara 100111 face 1 (normal)】 絶対に却下されてたよね!

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ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】 わたしたち、運が良かったんだね……

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ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 そうですね。
そして今回は、【chara 107011 face 2 (joy)】 王宮の代表から二つ返事で許可をいただけました。

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】 あはは。
【chara 100111 face 1 (normal)】 まあ、今の代表はペコさんだもんね!

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ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 さて……いかがですか?
ギルド管理協会を抜きにした、私的な依頼ではありますが……
【chara 107011 face 2 (joy)】 相場以上の報酬を約束しますよ。

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レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】 謹んで引き受けよう。
【chara 100311 face 1 (normal)】 だが……

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 1 (normal)】 あたしたち、報酬なんかいらないよネネカさんっ!
【chara 100111 face 2 (joy)】 ね、ユイちゃん!

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ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】 うんっ。
騎士クンのためだったら、わたしたち
どんな冒険だってしてみせるんだから!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 【トゥインクルウィッシュ】の3人は
ソルの塔の庭園にて、水晶球探しを続けていた。

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】 うーんっ、ないなー
【chara 100111 face 6 (surprised)】 どこかなー?

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レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 あれだけ小さい水晶球となると、なかなか見つからないね。
【chara 100311 face 6 (surprised)】 真珠くらいのサイズだったはずだし。

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 このフロア、意外と広いよね。
【chara 100211 face 4 (sad)】 それに相変わらず、静かすぎてちょっと不気味な場所だし……

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レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 ああ。
本当にね。
魔物が出ないのは救いだけど……

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レイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 【chara 100311 face 6 (surprised)】 ……そうだ。
たしか、前来たときは……

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 ……うん。
なんだか、記憶があいまいだけど。
こっちのほうに……

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 レイちゃん?
ヒヨリちゃん?

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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 そう……うっすらと覚えてる。
こっちだったよね、ヒヨリ。

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】 うん。
この植え込みの向こう側に、あの妖精さんの……

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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ああ。
フィオの身体が、クリスタルの中に囚われていて……

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 ……あ、あれっ!?

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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ……無い。

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 ……?

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 無いねっ……!
【chara 100111 face 4 (sad)】 か、勘違いだったのかなぁ?

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レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 ……いや、だいぶ思い出してきた。
場所はここで間違いないはずだ。

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 じゃあ、あの水晶から出て
どこかへ行っちゃったのかなっ?

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ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】 えっと……ふたりとも、どうしたの?
【chara 100211 face 6 (surprised)】 ここに、何かあったの?

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レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 ああ……
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ……ん?
ユイ、もしかして……

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 ユイちゃんは、ぜんぜん覚えてないの?

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 ……う、うん。えーっと……
【chara 100211 face 1 (normal)】 前にここに来たときは、変な転送装置を踏んじゃって。
【chara 100211 face 4 (sad)】 それで……えっと、えっと……

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 ……それから、どうしたんだっけ……?
なんだかぴかーっとして、ふたりが急にいなくなって。
【chara 100211 face 4 (sad)】 わたしはふたりを探し回って……【chara 100211 face 6 (surprised)】 そしたら、いつのまにか戻ってて……?

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レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 ……ヒヨリ……

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】 うん、レイさん。
【chara 100111 face 4 (sad)】 もしかしてユイちゃんだけ、あたしたちより
記憶が欠けちゃってるのかな……? 

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レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 そうかもしれない……【chara 100311 face 6 (surprised)】 なぜだ? 

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 わかんないよっ。
どうしてユイちゃんだけが?
【chara 100111 face 6 (surprised)】 ……でも、そういえば……

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ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】 ……?

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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 そういえば……あのとき。
夢の中で……
フィオが、何か大事なことを言っていたような気がする。

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 うんっ、
えっと、えっと……【chara 100111 face 6 (surprised)】 そう! 

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ヒヨリ・レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 【chara 1 face 1 (normal)】 『ユイの心を、守ってあげて』

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】 きゃっ!?

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ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 ま、魔物だーっ!?

voice: vo_adv_2103004_061
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】 くっ!
魔物は出ないものと
タカをくくったのは、早計だったか!

voice: vo_adv_2103004_062
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】 そ、それも結構強そうだよっ……!

voice: vo_adv_2103004_063
ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】 レイさん!
とにかく、今は!

voice: vo_adv_2103004_064
レイ:
【chara 100312 face 3 (anger)】 ああ!
ユイは、私たちが守る!