2部 第3章 第11話
{player}を狙い、美食殿のギルドハウスにカリザが急襲を仕掛けてきた。しかし、事態を予見していたレイたちにより{player}の身柄はすでにサレンディア救護院へ移動された後だった。
-------------- situation:
『万能人形』
--------------
-------------- place:
サレンディア救護院
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
一方その頃。
サレンディア救護院──
voice: vo_adv_2103011_000
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
──
【chara 105913 face 3 (anger)】
今、キャルさまから通信魔法が……!
ギルドハウスを【レイジ・レギオン】が襲撃、交戦が始まった模様です。
voice: vo_adv_2103011_001
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
そうか……案の定だったな。
【chara 100311 face 3 (anger)】
カリザという少年は先日、
{player}の帰り道に待ち伏せをしていた。
voice: vo_adv_2103011_002
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
ならば【美食殿】のギルドハウスの所在は、
割れてしまっていると考えるべきだろう。
【chara 100311 face 1 (normal)】
近しい人を頼らせてもらって、正解だった。
voice: vo_adv_2103011_003
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
このサレンディア救護院も、絶対安全とは言えないけど……
【chara 102811 face 1 (normal)】
危ないってわかってる場所に居続けるよりマシよね。
【chara 102811 face 2 (joy)】
ナイスな判断だわ。
voice: vo_adv_2103011_004
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
ユイたちなら、当分時間を稼いでくれると思う。
【chara 100311 face 3 (anger)】
ペコリーヌも、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】を率いて
城から向かってくるはずだ。
voice: vo_adv_2103011_005
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
【レイジ・レギオン】って連中に対抗できる
{player}が目を覚ますまで……
【chara 102811 face 3 (anger)】
間に合うかどうかの勝負ってワケね。
voice: vo_adv_2103011_006
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……ですが、サレンさま。
ご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳ありません……
voice: vo_adv_2103011_007
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
もう、コッコロったら!
水くさいこと言わないの!
voice: vo_adv_2103011_008
サレン:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
【chara 102811 face 1 (normal)】
あなたも彼も、このサレンディア救護院の
家族みたいなものなんだから。
【chara 102811 face 2 (joy)】
困った時には頼ってくれなきゃ、怒っちゃうわよあたし。
voice: vo_adv_2103011_009
シェフィ:
【chara 106414 face 1 (normal)】
……されん、おこ……?
voice: vo_adv_2103011_010
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
あっ、ごめんね。
怒ってないわ。
voice: vo_adv_2103011_011
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
むしろ、うれしい……かしらね。
【chara 102811 face 2 (joy)】
{player}やコッコロの力になれて。
voice: vo_adv_2103011_012
シェフィ:
【chara 106414 face 2 (joy)】
そうなんだぁー
voice: vo_adv_2103011_013
スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】
シェフィちゃん、お話の邪魔しちゃダメですよ。
【chara 102511 face 2 (joy)】
こっちで遊びましょう?
voice: vo_adv_2103011_014
シェフィ:
【chara 106414 face 2 (joy)】
うんー♪
voice: vo_adv_2103011_015
スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】
もうすぐ、お夕飯もできますからね!
【chara 102511 face 2 (joy)】
なんだか大変みたいですけど、
腹が減ってはなんとやら、ですし♪
voice: vo_adv_2103011_016
スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】
っていっても、
【chara 102511 face 4 (sad)】
作ってくれてるのは私じゃないんですけど……
voice: vo_adv_2103011_017
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】
えへへ……任せて、スズメお姉ちゃん。
voice: vo_adv_2103011_018
アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
私たちも、
料理けっこう上手になったんだから!
voice: vo_adv_2103011_019
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『ま、見た目はイマイチだけどな~』
voice: vo_adv_2103011_020
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
ううっ……!
や、やっぱり私も何か……【chara 102511 face 6 (surprised)】
ひゃわわわ~っ!?
voice: vo_adv_2103011_021
クルミ・アヤネ:
【chara 1 face 1 (normal)】
「スズメっ!?」
「スズメお姉ちゃん~っ!?」
voice: vo_adv_2103011_022
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
もう、スズメったら……
【chara 102811 face 1 (normal)】
あたしも向こう、手伝ってくるわ。
レイさん、コッコロ。{player}のことをお願いね。
voice: vo_adv_2103011_023
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
はい。
お任せください。
voice: vo_adv_2103011_024
シェフィ:
【chara 106414 face 2 (joy)】
おてつだーい、おてつだーい♪
voice: vo_adv_2103011_025
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
……
voice: vo_adv_2103011_026
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
レイさま……【chara 105913 face 1 (normal)】
どうしたのですか。
そのように、じっとシェフィさまを見つめて……
voice: vo_adv_2103011_027
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
うん……
voice: vo_adv_2103011_028
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
……思い返せば……ソルの塔より戻られてから、
シェフィさまの動向を気になさっているご様子。
【chara 105913 face 6 (surprised)】
いったい、何があったのですか……?
voice: vo_adv_2103011_029
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
……
これを見てほしい。
voice: vo_adv_2103011_030
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
……?
クリスタルのような、小さな破片と……髪の毛?
シェフィさまの、でございますか?
voice: vo_adv_2103011_031
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
この、クリスタル。
シェフィの髪の毛が、閉じ込められているように見えるだろう。
voice: vo_adv_2103011_032
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
確かに……そのようですが。
【chara 105913 face 4 (sad)】
いったい、これは……?
voice: vo_adv_2103011_033
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
私たちはこれを、ソルの塔の上層で見つけた。
床に飛び散る大量のクリスタルと、そして……
--- Switch scene ---
-------------- place:
ソルの塔庭園
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
―ソルの塔・上層―
voice: vo_adv_2103011_034
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
うーん、ネネカさんの言ってた水晶球……
【chara 100111 face 1 (normal)】
この破片とは、違うみたいだね。
voice: vo_adv_2103011_035
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
うん……魔力は感じられないし。
【chara 100211 face 4 (sad)】
魔物の身体の一部とかだったのかな?
voice: vo_adv_2103011_036
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
この先は……行き止まりみたいだな。
【chara 100311 face 1 (normal)】
仕方ない、いったん引き返そう。
voice: vo_adv_2103011_037
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
……?
ユイちゃん、手の中が光ってるよ?
voice: vo_adv_2103011_038
ユイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
【chara 100211 face 6 (surprised)】
えっ……きゃっ?
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『プログラム・エラー。コードCFF9FE』
『プログラム・エラー。コード6384CD』
『プログラム・エラー………………』
voice: vo_adv_2103011_039
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
な、なにこれ?
クリスタルの破片が、点滅して……
voice: vo_adv_2103011_040
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
その光で、空中に文字が浮かんでるのか……?
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『ログ:D型検体0005bの蘇生シークエンス』
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『肉体修復措置:成功』
『記憶修復措置:失敗』
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『検討』
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『記憶修復措置を再度実行』
『記憶修復措置に再度失敗』
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『蘇生シークエンス凍結』
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『検討』
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『統括プログラムの次回起動時に該当ログを提出』
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『対象:D型検体0005b“アガトシフナ”』
『提言:当該検体の廃棄を推奨』
voice: vo_adv_2103011_041
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
クリスタルの光が、消えていく……
voice: vo_adv_2103011_042
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
……空中の文字も、あわせて消えたみたいだね。
voice: vo_adv_2103011_043
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
な、なんだったんだろ今の?
【chara 100111 face 4 (sad)】
『検体』……?
『アガトシフナ』【chara 100111 face 6 (surprised)】
って……?
voice: vo_adv_2103011_044
ユイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
【chara 100211 face 4 (sad)】
わかんない……
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……レイちゃん? どうしたの?
voice: vo_adv_2103011_045
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
……この、クリスタルに含まれた水色の髪の毛。
【chara 100311 face 6 (surprised)】
どこかで見たような……
voice: vo_adv_2103011_046
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
それって、もしかして……!?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2103011_047
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
……では……レイさまは、シェフィさまが
その『検体』というものだったのではないか……と
おっしゃるのですね。
voice: vo_adv_2103011_048
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
……確証があるわけじゃない。
でも可能性は、低くないと思う。
voice: vo_adv_2103011_049
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……確かに……
シェフィさまは、ソルの塔のある方角より降ってまいりました。
わたくしたちが通りがかったときに……偶然……
voice: vo_adv_2103011_050
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
……それは本当に、偶然だったんだろうか?
【chara 100311 face 4 (sad)】
何者かが意図して、君たちの気づく範囲に落とした、
ということはないだろうか……
voice: vo_adv_2103011_051
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
そ、それは…………わかりません。
ですが、覇瞳皇帝が退いた現在、そのようなことをする
『何者か』などに心当たりはありません……
voice: vo_adv_2103011_052
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
心当たりといえば……【chara 100311 face 3 (anger)】
もう一つ、気になってることがある。
少し前に、【レイジ・レギオン】のランファという女性と
戦いになっただろう?
voice: vo_adv_2103011_053
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
あの夜。
ギルドハウスに寝かせてきたはずのシェフィが。
なぜか、私たちの戦いを見ていたんだ……
voice: vo_adv_2103011_054
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
えっ?
シェフィさまが、あの場に……?
voice: vo_adv_2103011_055
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
私以外誰も気づかなかったようだし、
なにかの見間違いかもしれないと思っていた……
【chara 100311 face 3 (anger)】
でも……
voice: vo_adv_2103011_056
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
でも、もし。
彼女が、『何者か』の意志によって、我々の内側に
彼の近くに送り込まれたものだったとしたら。
voice: vo_adv_2103011_057
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
いや、もっとはっきり言ってしまおう。
最悪の場合……シェフィは【レイジ・レギオン】からの
スパイかもしれない。【chara 100311 face 4 (sad)】
……そう考えているんだ。
voice: vo_adv_2103011_058
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
そ、そんなことはありえません。
【chara 105913 face 4 (sad)】
なぜなら、その、【chara 105913 face 1 (normal)】
……そう……
voice: vo_adv_2103011_059
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
そうです。
シェフィさまと出会ったのは、【レイジ・レギオン】が現れる前。
【chara 105913 face 4 (sad)】
それにカリザも、シェフィさまのことは知らなかったようですし……
voice: vo_adv_2103011_060
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
あらかじめ布石として、時間をかけて私たちに信用させたかもしれない。
【chara 100311 face 3 (anger)】
それにカリザという少年だって、まったく頭が回らないわけじゃない。
わざわざ手の内をバラすことはしないだろう。
voice: vo_adv_2103011_061
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……で、ですが……
voice: vo_adv_2103011_062
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
……私だって、違うと思いたいよ。
けれど、万が一でも……シェフィがそうだとしたら。
voice: vo_adv_2103011_063
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
……私たちは、敵に背中を向けたまま戦っていることになる。
避難させてもらったサレンディア救護院の所在ですら、
たちどころに知れてしまうだろう。
voice: vo_adv_2103011_064
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2103011_065
スズメ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
【chara 105913 face 6 (surprised)】
【chara 102511 face 6 (surprised)】
ひゃああぁ~~っ!?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
―サレンディア救護院・台所―
voice: vo_adv_2103011_066
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
あわわわっ!
サレンお嬢様、申し訳ありません~っ!
voice: vo_adv_2103011_067
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
あ~あ。
ミルクまみれになっちゃった。
ちょっともったいなかったわね……
voice: vo_adv_2103011_068
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『ったくサレンの嬢ちゃん、ビチョヌレじゃねーか』
voice: vo_adv_2103011_069
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
でも、スズメが無事で良かったわ。
【chara 102811 face 2 (joy)】
とりあえず、着替えてくるわね。
voice: vo_adv_2103011_070
スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
すみませんすみませんすみません!
【chara 102511 face 6 (surprised)】
お風呂のご用意、できてますから~!
voice: vo_adv_2103011_071
アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
もう、スズメったら~
voice: vo_adv_2103011_072
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】
け、怪我がなくて、良かったね……
voice: vo_adv_2103011_073
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『けど、どーすんだよ?
シチューに使うはずだったミルク、なくなっちまったぜ~?』
voice: vo_adv_2103011_074
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
う~ん。
【chara 102311 face 1 (normal)】
ポトフにでもしてみよっか?
材料は似てるし。
voice: vo_adv_2103011_075
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『まあもう、野菜は煮込んでるしなぁ。
けど、できんのかよ~?』
voice: vo_adv_2103011_076
アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
えっ?
【chara 102311 face 2 (joy)】
……まぁ、なんとかなるんじゃない?
voice: vo_adv_2103011_077
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『おいおい、食中毒とかカンベンしてくれよ~?』
voice: vo_adv_2103011_078
アヤネ:
【chara 102311 face 3 (anger)】
うるさいなあ。
【chara 102311 face 1 (normal)】
クルミ、コショウ取ってー?
voice: vo_adv_2103011_079
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
ふえっ?
【chara 102111 face 1 (normal)】
手が離せないよ~
シェフィちゃんと、床のお掃除中だもん……
voice: vo_adv_2103011_080
シェフィ:
【chara 106414 face 2 (joy)】
きゅっきゅ、きゅっきゅ♪
voice: vo_adv_2103011_081
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
……うーん、やっぱり味が足りないな~……【chara 102311 face 6 (surprised)】
っと、【chara 102311 face 1 (normal)】
ありがとクルミ♪
スープにコショウをぱっぱっぱ~
voice: vo_adv_2103011_082
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
えっ?
渡してないけど……
voice: vo_adv_2103011_083
アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
えっ?
じゃあ誰が……
???:
【chara 191913 face 1 (normal)】
『ウィーン、ウィーン』
voice: vo_adv_2103011_084
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
きゃぁっ……!
なっ、なにこの……へんなのっ?
voice: vo_adv_2103011_085
アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
ゴ、ゴーレム……?
【chara 102311 face 4 (sad)】
こいつがコショウくれたの?
voice: vo_adv_2103011_086
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『っつーか、いつの間に入ってきたんだよ?』
voice: vo_adv_2103011_087
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】
い、一応、おとなしいみたいだけど……
???:
【chara 191913 face 1 (normal)】
『ウィーン、ウィーン』
voice: vo_adv_2103011_088
アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
わっ、動いた!
なんか武器出したしっ!?
voice: vo_adv_2103011_089
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『武器っつーか……おたま? なんで?』
???:
【chara 191913 face 1 (normal)】
『ウィーン、ウィーン』
voice: vo_adv_2103011_090
アヤネ:
【chara 102311 face 3 (anger)】
あっ!
勝手にお鍋にさわるな~っ!
voice: vo_adv_2103011_091
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『みんなの晩メシなんだぞ~っ!』
voice: vo_adv_2103011_092
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
……あ、あれっ?
なんだかお鍋から、すごく良いにおいしてきたね……
???:
【chara 191913 face 1 (normal)】
『ウィーン、ウィーン』
voice: vo_adv_2103011_093
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
えっ?
どうして私におたまを……
【chara 102111 face 1 (normal)】
……もしかして、味見してみろってこと……?
voice: vo_adv_2103011_094
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
だ、大丈夫?
そいつ、勝手にそのへんの調味料入れちゃったけど……
voice: vo_adv_2103011_095
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『まぁ、毒じゃねーだろーけどさ……』
voice: vo_adv_2103011_096
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
……!
【chara 102111 face 2 (joy)】
わぁっ……
とってもおいしいスープ……♪
???:
【chara 191913 face 1 (normal)】
『ウィーン、ウィーン』
voice: vo_adv_2103011_097
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『マジかよ……』
voice: vo_adv_2103011_098
アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
な、なんなの?
ほんとになんなのよこいつ?
still display end
voice: vo_adv_2103011_099
アゾールド:
【chara 191911 face 1 (normal)】
──そちらはワタクシ自慢の召使。
家事から虐殺まで、なんでもござれの『万能人形』ですぞ。
voice: vo_adv_2103011_100
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
えっ……!?
voice: vo_adv_2103011_101
アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
ブタっ!?
voice: vo_adv_2103011_102
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『ブタじゃねーか!!』
voice: vo_adv_2103011_103
アゾールド:
【chara 191911 face 2 (joy)】
ほっほっほ。
然様ですぞクマさん。
【chara 191911 face 1 (normal)】
ワタクシ、夕餉の匂いに釣られた【chara 191911 face 2 (joy)】
ブタさんです。
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クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
この変なゴーレムの、持ち主さん……?
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アヤネ:
【chara 102311 face 3 (anger)】
ってゆーか誰なのあんたっ!
勝手に入ってくるんじゃないわよっ!
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コッコロ:
【chara 105913 face 3 (anger)】
……あなたは……!
【レイジ・レギオン】の、アゾールド……!
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クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
ええっ!?
【chara 102111 face 4 (sad)】
じゃあ、この人がお兄ちゃんたちの敵さん……なの?
voice: vo_adv_2103011_108
アゾールド:
【chara 191911 face 2 (joy)】
ほっほ。
【chara 191911 face 1 (normal)】
そういうことになりますかな。
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アゾールド:
【chara 191911 face 6 (surprised)】
本当は、戦いの前に夕餉をいただきたいところなのですが……
【chara 191911 face 4 (sad)】
我慢するといたしましょう。
【chara 191911 face 1 (normal)】
前回はそれで、カリザ君に怒られてしまいましたしな。
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レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
お前が【レイジ・レギオン】の3人目か……!
【chara 100311 face 4 (sad)】
これほど早く見つかるとは……
やはり彼女が……?
voice: vo_adv_2103011_111
シェフィ:
【chara 106414 face 1 (normal)】
……?
voice: vo_adv_2103011_112
コッコロ:
【chara 105913 face 3 (anger)】
シェフィさま、お下がりください!
クルミさまも、アヤネさまも!
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アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
う、うんっ!
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ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『そうさせてもらうぜ~!』
voice: vo_adv_2103011_115
クルミ:
【chara 102111 face 3 (anger)】
シェフィちゃん、こっち!
お兄ちゃんのベッドへ行こうっ!
voice: vo_adv_2103011_116
シェフィ:
【chara 106414 face 1 (normal)】
……?
【chara 106414 face 2 (joy)】
うんー♪
voice: vo_adv_2103011_117
アゾールド:
【chara 191911 face 1 (normal)】
……ふむふむ。
察するに、騎士の少年は容体が優れないのですかな?
ワタクシとしては、これは大変好都合。
voice: vo_adv_2103011_118
アゾールド:
【chara 191911 face 1 (normal)】
彼が眠っているうちに、
任せられた役割を済ませるといたしましょうか。
……ええ、方法はいくらでもあるにせよ──
voice: vo_adv_2103011_119
アゾールド:
【chara 191911 face 1 (normal)】
解体処理は、意識のないうちに行うのがスマートですからな。
voice: vo_adv_2103011_120
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
……!
【chara 100311 face 3 (anger)】
やはり、狙いは{player}か……!
voice: vo_adv_2103011_121
コッコロ:
【chara 105913 face 3 (anger)】
主さまを、傷つけさせはしません!
voice: vo_adv_2103011_122
アゾールド:
【chara 191911 face 4 (sad)】
どうかお引き取りを、お嬢様がた。
【chara 191911 face 1 (normal)】
若き命を無駄に奪うのは、ワタクシの趣味ではありません故。
voice: vo_adv_2103011_123
スズメ:
【chara 102511 face 3 (anger)】
だ、だったら帰ってください~!
voice: vo_adv_2103011_124
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
【レイジ・レギオン】……!
あたしの家で、好き勝手はさせないわよっ!
voice: vo_adv_2103011_125
アゾールド:
【chara 191911 face 1 (normal)】
やれやれ。
聞き分けのない悪いお嬢様がたです……仕方がありませんな。
【chara 191911 face 7 (special_a)】
……お夕飯抜き、では済みませんぞ?
万能人形たち:
【chara 191912 face 1 (normal)】
『ウィーン、ウィーン』
voice: vo_adv_2103011_126
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
へんなロボット、いっぱい入ってきましたぁーっ!?
voice: vo_adv_2103011_127
アゾールド:
【chara 191911 face 3 (anger)】
『万能人形』です。
【chara 191911 face 1 (normal)】
さまざまな仕事をそつなくこなす、自慢の召使たちです。
voice: vo_adv_2103011_128
アゾールド:
【chara 191911 face 7 (special_a)】
むろん、挽肉作りも得意中の得意ですからして。
野犬や蛆蠅の夕餉と成り果てる前に、【chara 191911 face 2 (joy)】
どうぞ賢明なご判断を。
voice: vo_adv_2103011_129
クルミ・アヤネ:
【chara 1 face 1 (normal)】
『きゃああああ~っ!?』
voice: vo_adv_2103011_130
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
……!
【chara 105913 face 3 (anger)】
もしや、寝室の方にも!
voice: vo_adv_2103011_131
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
ごめん!
あたし、向こうに行ってくる!
voice: vo_adv_2103011_132
アゾールド:
【chara 191911 face 2 (joy)】
ほっほっほ。
多勢に無勢でございます。
【chara 191911 face 1 (normal)】
カリザ君も、すぐこちらに参られるでしょう。
voice: vo_adv_2103011_133
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
くっ……!
【レイジ・レギオン】、二人がかりということか……!
voice: vo_adv_2103011_134
アゾールド:
【chara 191911 face 1 (normal)】
いえいえ。
【chara 191911 face 7 (special_a)】
ここだけのはなし……今日は特別でしてな。
実は──もう一人来ておりますぞ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
―同時刻・ランドソル外門―
voice: vo_adv_2103011_135
ゼーン:
【chara 191711 face 1 (normal)】
……
……
voice: vo_adv_2103011_136
ゼーン:
【chara 191711 face 1 (normal)】
……さて。
俺も、俺の役割を果たすとするか……