2部 第5章 第4話
修行をしていた【ドラゴンズネスト】をランファが襲撃する。だが能力を開放して戦うホマレに対しランファは苦戦を強いられた。その後、ランドソルに現れたホマレは、シェフィを自分のギルドに勧誘する。
-------------- situation:
ホマレの誘い
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──1週間前──
voice: vo_adv_2105004_000
カヤ:
【chara 106511 face 4 (sad)】
ぜぇ、ぜぇ……
voice: vo_adv_2105004_001
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
ひぃぃ、ぶぁぁぁ……
も、もぉ限界ですぅ……【chara 106611 face 7 (special_a)】
うぷっ……
【chara 106611 face 4 (sad)】
臓物が口から自己主張したがってやがるです……
voice: vo_adv_2105004_002
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
ほらほら~♪
ふたりとも、ファイトだよ~☆
voice: vo_adv_2105004_003
カヤ:
【chara 106511 face 4 (sad)】
修行っつったって……
走ったり、筋トレしたり、
魔物と戦ったりするだけならいいんだけどさ……
voice: vo_adv_2105004_004
イノリ:
【chara 106611 face 4 (sad)】
そのあとぶっ続けでお勉強とか、いろんな魔法の使い方とか、
【chara 106611 face 3 (anger)】
どう考えてもあたしたち向きじゃねーですよっ!
もっと適材適所な修行を要求するです! 【chara 106611 face 4 (sad)】
人事はどこですか〜!
voice: vo_adv_2105004_005
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
こちら人事で〜す☆ 得意分野を伸ばすのも大事だけど、
いろいろできるようになっておくのも、同じくらい大事だよ〜
簡単な罠から抜けられずにお陀仏なんて、かっこ悪いよね?
voice: vo_adv_2105004_006
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
もっと自由に力を引き出せるようにならなくちゃ……
これからの戦いに、ついていけないよ~?
voice: vo_adv_2105004_007
イノリ:
【chara 106611 face 1 (normal)】
た、戦いって……誰と戦うです?
voice: vo_adv_2105004_008
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
うふふっ♪
【chara 106711 face 1 (normal)】
それは〜……ヒ・ミ・ツ☆
voice: vo_adv_2105004_009
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
ああそうかよ、【chara 106511 face 4 (sad)】
ったく……
ま、最初からボスが素直に教えてくれるとは思ってねえよ……
voice: vo_adv_2105004_010
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
この山の……なんですっけ?
ラースドラゴンっていうのも……【chara 106611 face 1 (normal)】
見つからなかったですし。
voice: vo_adv_2105004_011
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
尻尾の残骸くらいしか残ってなかったね。
ひょっとして、食べられちゃったのかな?
【chara 106711 face 4 (sad)】
もったいないことするなあ〜
voice: vo_adv_2105004_012
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
どこのどいつがヤッたかは知らないけどさ、
【chara 106511 face 1 (normal)】
名乗り出てほしいよな。
ケンカのしがいがありそうだ!
voice: vo_adv_2105004_013
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
うんうん♪
でもケンカをするなら、勝たなくっちゃ♪
……どんなコトをしてでも☆
voice: vo_adv_2105004_014
ホマレ:
【chara 106711 face 7 (special_a)】
──そこにいるあなたも、そう思うよね♪
voice: vo_adv_2105004_015
ランファ:
【chara 191811 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_2105004_016
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
……だ、誰です?
voice: vo_adv_2105004_017
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
おいおい、危ないぜ? 夜中にこんな山道通るなんてさ。
【chara 106511 face 1 (normal)】
……それとも、ケンカを売りに来たのか?
voice: vo_adv_2105004_018
ランファ:
【chara 191811 face 1 (normal)】
……いいえ……
voice: vo_adv_2105004_019
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
相変わらずカヤぴぃはケンカバカですね……
【chara 106611 face 1 (normal)】
じゃあ、入団希望とかですか?
voice: vo_adv_2105004_020
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
んー、でも……ウチって魔族は入れていいのか?
ギャングのみんなは他の種族ばっかだけど、
ギルドのメンバーってわけじゃないしなあ。
voice: vo_adv_2105004_021
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
ウチは【ドラゴンズネスト】ですよ!
ドラゴン族に生まれ変わって、
おとといどころか人生やり直してからきやがれです!
voice: vo_adv_2105004_022
ランファ:
【chara 191811 face 1 (normal)】
……【ドラゴンズネスト】……
【chara 191811 face 6 (surprised)】
ギルドマスターさんは……どなた?
voice: vo_adv_2105004_023
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
って、無視すんなです~っ!
voice: vo_adv_2105004_024
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
は〜い♪
ギルドマスターは、私で〜す♪
voice: vo_adv_2105004_025
ランファ:
【chara 191811 face 1 (normal)】
そう……
えっと……
voice: vo_adv_2105004_026
ランファ:
【chara 191811 face 6 (surprised)】
あなた……『七冠』って。
本当かしら……?
voice: vo_adv_2105004_027
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
ん~……
【chara 106711 face 1 (normal)】
もし「そうだ」って言ったら……どうするのかな?
【レイジ・レギオン】♪
voice: vo_adv_2105004_028
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
れいじ……
voice: vo_adv_2105004_029
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
れぎおん……?
voice: vo_adv_2105004_030
ランファ:
【chara 191811 face 1 (normal)】
──……♪
voice: vo_adv_2105004_031
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
なんだ!?
【chara 106511 face 3 (anger)】
すげえ魔力っ……!
魔物:
【chara 191812 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_2105004_032
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
骨のドラゴン……
いや、ワイバーンか!?
voice: vo_adv_2105004_033
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
召喚魔法ですっ!?
voice: vo_adv_2105004_034
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
う〜ん、違うね。
歌を媒介にした唱喚術と、宝石魔法のミックスかな~?
【chara 106711 face 1 (normal)】
どっちにしても、あんまり良い趣味とは言えないね。
voice: vo_adv_2105004_035
ランファ:
【chara 191811 face 3 (anger)】
……行きます。
魔物:
【chara 191812 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_2105004_036
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
……っと!
voice: vo_adv_2105004_037
カヤ・イノリ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ボスッ!
voice: vo_adv_2105004_038
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
ふふふっ……【chara 106711 face 2 (joy)】
うんっ、合格〜☆
よくできましたっ☆ これなら少しは楽しめそう……♪
voice: vo_adv_2105004_039
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
ご褒美に……
ちょっとだけ私の奥の手、見せてあげようかな~♪
voice: vo_adv_2105004_040
ランファ:
【chara 191811 face 1 (normal)】
そうしてもらえると……助かります。
わたしは……確かめなくちゃ、いけないから。
voice: vo_adv_2105004_041
カヤ:
【chara 106511 face 3 (anger)】
随分と余裕じゃねぇか!
【chara 106511 face 1 (normal)】
オレ様がひき肉にしてやるよ!
voice: vo_adv_2105004_042
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
待つですーっ!
voice: vo_adv_2105004_043
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
な、なんだよっ!?
voice: vo_adv_2105004_044
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
下がらないと死ぬですよ! 脳筋おバカヤぴぃ!
ボスの本気に巻き込まれたら、
ひとたまりもないどころか逆にあたしたちがひき肉ですよ!?
voice: vo_adv_2105004_045
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
珍しくイノリちゃんの言う通りだ☆
【chara 106711 face 1 (normal)】
ふたりとも、危ないからちょっと下がっててね?
movie: 210500401
voice: vo_adv_2105004_046
ホマレ:
【chara 106713 face 1 (normal)】
ふふっ! あははっ! うんうん、今のはよかったよ〜♪
でもあなた、そんなアバターでよく頑張れるね?
感心しちゃった☆
voice: vo_adv_2105004_047
ホマレ:
【chara 106713 face 1 (normal)】
それとも……何か秘密があるの?
ううん、あるよね~?
voice: vo_adv_2105004_048
ホマレ:
【chara 106713 face 1 (normal)】
気になっちゃうから、
もっとも~っと、あなたの力を見せてほしいな。
私も楽しくなってきちゃったし☆
voice: vo_adv_2105004_049
ランファ:
【chara 191811 face 1 (normal)】
……わたしは……ぜんぜん、楽しくなんか……ありません。
【chara 191811 face 7 (special_a)】
……それに…………
voice: vo_adv_2105004_050
ホマレ:
【chara 106713 face 1 (normal)】
あれあれ?
それって、空間跳躍のマジックアイテム?
voice: vo_adv_2105004_051
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
空間跳躍!?
【chara 106511 face 3 (anger)】
逃げるつもりかよっ!
voice: vo_adv_2105004_052
イノリ:
【chara 106611 face 3 (anger)】
卑怯者! いくじなしー! ボソボソ女ー!
voice: vo_adv_2105004_053
ランファ:
【chara 191811 face 4 (sad)】
はい……逃げます。
【chara 191811 face 7 (special_a)】
わたしは、卑怯者で、いくじなしで、ボソボソ女だから……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2105004_054
ランファ:
【chara 191811 face 6 (surprised)】
……っ!?
voice: vo_adv_2105004_055
ホマレ:
【chara 106713 face 1 (normal)】
……うふふふっ☆ あれ? あれあれ〜?
どうしたのかな~?
voice: vo_adv_2105004_056
ランファ:
【chara 191811 face 6 (surprised)】
転移、できない……?
なぜ……?
voice: vo_adv_2105004_057
ホマレ:
【chara 106713 face 1 (normal)】
そっか、知らないんだ。
空間跳躍を妨害する結界だよ。
voice: vo_adv_2105004_058
カヤ:
【chara 106511 face 6 (surprised)】
……!
さっきまでオレたちがさせられてた、魔法の修行って……!
voice: vo_adv_2105004_059
イノリ:
【chara 106611 face 6 (surprised)】
もしかして、その結界ってやつをつくるための手伝いだったです!?
【chara 106611 face 3 (anger)】
ふざけるなですよ! 残業手当を要求するです!
voice: vo_adv_2105004_060
ホマレ:
【chara 106713 face 1 (normal)】
こっちはあなたたちと遊びたくて、
ギャングのみんなを使ってウワサを流してたんだもん。
これくらいの準備は、するに決まってるよね~♪
voice: vo_adv_2105004_061
ホマレ:
【chara 106713 face 1 (normal)】
それに……ケンカをするなら、勝たなくっちゃ♪
……どんなコトをしてでも☆
voice: vo_adv_2105004_062
ランファ:
【chara 191811 face 6 (surprised)】
……っ!
voice: vo_adv_2105004_063
ホマレ:
【chara 106713 face 1 (normal)】
それじゃあ──第2ラウンド、そろそろ始めよっか。
【レイジ・レギオン】……♪
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
―そして、一週間後。
ランドソル下町地区―
voice: vo_adv_2105004_064
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
うふふっ……♪
voice: vo_adv_2105004_065
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
そんな感じで……【レイジ・レギオン】の子と「遊んだ」私たちは、
次に面白そうなことがはじまりそうなランドソルへと
来ちゃったのでした~☆
voice: vo_adv_2105004_066
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
あなたは……
voice: vo_adv_2105004_067
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
誰よっ!?
voice: vo_adv_2105004_068
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
はじめまして〜☆
私は【ドラゴンズネスト】っていうギルドのホマレだよ。
よろしくね、キャルちゃん。
voice: vo_adv_2105004_069
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
あ、ど、ども……
voice: vo_adv_2105004_070
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
……じゃなくって!
あんた、あたしのこと知ってるの!?
voice: vo_adv_2105004_071
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
うん、知ってるよ~
もうちょっと、自分が有名人だっていう
自覚を持ったほうがいいよ? キャルちゃん?
voice: vo_adv_2105004_072
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
へっ……?
voice: vo_adv_2105004_073
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
だってあなたは、覇瞳皇帝の元側近で〜
今の王女さまとも仲良しで。
それに、{player}くんの仲間なんだもん♪
voice: vo_adv_2105004_074
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
歪んだ坩堝みたいなこの世界、その中心……
【chara 106711 face 2 (joy)】
ん~、正確には中心から限りなく近いところに、
あなたはいるんだから。
voice: vo_adv_2105004_075
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
キャルちゃんたちに興味を持つひとは、
キャルちゃんたちの想像以上に多いと思っておいたほうが
いいんじゃないかな?
voice: vo_adv_2105004_076
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
うっ……
voice: vo_adv_2105004_077
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
まあでも、キャルちゃんだけだったら、
こうして声はかけてなかったんだけどね~?
voice: vo_adv_2105004_078
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
はぁっ?
なによそれっ……
voice: vo_adv_2105004_079
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
声をかけた理由は……そっちのあなた。
あなたのことが、『見えちゃった』からなんだ~
voice: vo_adv_2105004_080
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
私……?
voice: vo_adv_2105004_081
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
うん♪
あなたって──ドラゴン族、だよね?
voice: vo_adv_2105004_082
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
そ、そうだけど……
……?
voice: vo_adv_2105004_083
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
その姿──
あなたも、もしかしてっ……?
voice: vo_adv_2105004_084
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
せいか〜い☆ そうだよ〜♪
私もドラゴン族なんだ~
……お揃いだね☆
voice: vo_adv_2105004_085
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……!
voice: vo_adv_2105004_086
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
あ、あなた……
【chara 106412 face 2 (joy)】
それじゃあ私のことも、知ってるの!?
voice: vo_adv_2105004_087
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
……?
【chara 106711 face 1 (normal)】
ごめんなさい。キャルちゃんと違って、あなたのほうは情報がないんだ。
自己紹介、してもらえるとうれしいな☆
still display end
voice: vo_adv_2105004_088
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
情報がない……
【chara 106412 face 4 (sad)】
……そう。
voice: vo_adv_2105004_089
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
私は……シェフィって呼ばれてるわ。
今は、キャルたちのところにお世話になってる。
voice: vo_adv_2105004_090
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
…………あれ?
今ので自己紹介は終わり?
【chara 106711 face 6 (surprised)】
呼ばれてるって、どういうことかな~?
voice: vo_adv_2105004_091
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
……私、記憶を無くしてるから。
自信を持って話せることは、ぜんぜんないのよ。
voice: vo_adv_2105004_092
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
つい数週間前まで、赤ちゃんだったしね。
voice: vo_adv_2105004_093
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
そ、それは今言わなくていいでしょうっ……?
voice: vo_adv_2105004_094
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
なるほど~☆ 【chara 106711 face 4 (sad)】
そういうことだったんだね……
ごめんねシェフィちゃん。力になれなくて……
voice: vo_adv_2105004_095
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
お詫びといってはなんだけど〜……
シェフィちゃん。私はあなたを、ギルドに勧誘しちゃいま~す☆
voice: vo_adv_2105004_096
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
えっ……?
voice: vo_adv_2105004_097
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
勧誘っ?
voice: vo_adv_2105004_098
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
ほらほら。考えてみてよ。
ただでさえシェフィちゃんは、ドラゴン族っていう稀少な種族だし……
そのうえ記憶喪失じゃ、生きていくだけで大変でしょ?
voice: vo_adv_2105004_099
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
私たちのギルド、【ドラゴンズネスト】に入ってくれたら、
食事も寝床も、もちろん身の安全も保証するよ。
ちょっとしたお仕事はあるけどね♪
voice: vo_adv_2105004_100
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_2105004_101
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
悪いけれど……お断りするわ。
voice: vo_adv_2105004_102
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
誘ってくれるのはうれしいけれど……
今の私には、記憶はなくても……帰る家があるから。
voice: vo_adv_2105004_103
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
……ん~……
voice: vo_adv_2105004_104
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
そっかぁ~……ふぅ~ん。
voice: vo_adv_2105004_105
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
ざ〜んねん☆
フラれちゃった。
voice: vo_adv_2105004_106
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
でも、何か困りごとがあったら、いつでも私たちを頼ってきて。
ギルド管理協会で私の名前を出せば、
すぐ連絡がつくようにしておくから。
voice: vo_adv_2105004_107
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
……あ、ありがとう……
voice: vo_adv_2105004_108
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
気にしないで。これくらいお安いご用だよ〜
せっかく出会えたドラゴン族同士、お互いに助け合っていきたいな☆
ギルドは違っても、仲良くしようね。シェフィちゃん♪
voice: vo_adv_2105004_109
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
それじゃあ、またね~☆
voice: vo_adv_2105004_110
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……行っちゃった……
【chara 106012 face 4 (sad)】
なんか、嵐みたいなやつだったわね。
voice: vo_adv_2105004_111
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
そうね……驚いたわ。
voice: vo_adv_2105004_112
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
──あ、そうだ☆
voice: vo_adv_2105004_113
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ひゃああっ?!
voice: vo_adv_2105004_114
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
ごめんね、ひとつ言い忘れ☆
voice: vo_adv_2105004_115
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
なななによっ!?
voice: vo_adv_2105004_116
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
七冠の一人──覇瞳皇帝がいなくなったことによる、世界への影響。
それはキャルちゃんたちが考えているよりも、ず〜っと大きいよ。
まるで世界に見えない穴が開いたみたいにね。
voice: vo_adv_2105004_117
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
その穴に、落っこちちゃわないように……
【chara 106711 face 2 (joy)】
もっと気を配ったほうがいいと思うな♪
voice: vo_adv_2105004_118
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
……
voice: vo_adv_2105004_119
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……
voice: vo_adv_2105004_120
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
今の……【chara 106412 face 4 (sad)】
どういうことかしら……?
voice: vo_adv_2105004_121
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
…………
……しらないわよ……
voice: vo_adv_2105004_122
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
陛下の、いなくなった影響……か……
voice: vo_adv_2105004_123
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
……
voice: vo_adv_2105004_124
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
……あのね、キャル。
私もさっき、言い忘れてしまったことがあって。
voice: vo_adv_2105004_125
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……?
voice: vo_adv_2105004_126
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
あなたは……
「もし」覇瞳皇帝が少しでも優しくしてくれたら、
どうなっていたかわからないって、言ってたけど。
voice: vo_adv_2105004_127
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
その、「もし」が無かったから、
今のあなたと、みんながいるのよ。
もちろん、私もね。
voice: vo_adv_2105004_128
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
…………
……で、でも……、あたしは…………
voice: vo_adv_2105004_129
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
あたしが陛下を……もっと前に止めることができてたら……
voice: vo_adv_2105004_130
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
キャルは……自分のことしか、責めないのね。
voice: vo_adv_2105004_131
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
私は、深く事情を知らないけれど。
【chara 106412 face 1 (normal)】
少なくとも……
あなたが糾弾するべき相手は、他にいると思うわ。
voice: vo_adv_2105004_132
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2105004_133
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
……私、そろそろ帰るわ。
あなたは?
voice: vo_adv_2105004_134
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
ん……
もう少し……
voice: vo_adv_2105004_135
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
そう。
じゃあ、またあとで。
voice: vo_adv_2105004_136
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……
voice: vo_adv_2105004_137
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
……キャル。
私は確かに、記憶喪失の迷子かもしれないけれど……
voice: vo_adv_2105004_138
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
いまの私の帰る家は、【chara 106412 face 2 (joy)】
あなたと同じ家よ。
voice: vo_adv_2105004_139
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……シェフィ……
voice: vo_adv_2105004_140
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……
voice: vo_adv_2105004_141
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
糾弾するべき相手……か。
voice: vo_adv_2105004_142
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
あたしに、陛下を責めることなんて……できるはずない……
あのときだって……プリンセスナイトの力をお返しするだけで、
精一杯だったし。それに……
voice: vo_adv_2105004_143
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
どんなに残酷だったとしても、
陛下は……あたしに、居場所をくれた方だったんだから……
voice: vo_adv_2105004_144
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
陛下がいなくなって、
世界にどんな影響があったかなんて知らないけど。
あたしは、元の居場所をなくして……
voice: vo_adv_2105004_145
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
それで……【美食殿】が、あたしの帰る場所になった……
……でも……
voice: vo_adv_2105004_146
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
それって……
あいつらを、陛下の代わりにしちゃってるだけなんじゃないの……?
voice: vo_adv_2105004_147
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……
…………はぁ……
voice: vo_adv_2105004_148
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……あたし……どうしたら……
voice: vo_adv_2105004_149
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
えっ……?
voice: vo_adv_2105004_150
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
なに、これ……?
変な魔力……、結界……?
voice: vo_adv_2105004_151
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
さっきの、ドラゴン女の仕業?
【chara 106012 face 4 (sad)】
……ううん、違う……
voice: vo_adv_2105004_152
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2105004_153
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
──あぐっ!!!