2部 第8章 第4話
【メルクリウス財団】から借り受けた飛空艇に乗って、【レイジ・レギオン】の拠点を目指す{player}たち。大きな戦いを目前に、それぞれの想いが交錯する……
-------------- situation:
明けの空で
--------------
voice: vo_adv_2108004_000
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
──それじゃあクレジッタさん、行ってきます。
voice: vo_adv_2108004_001
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
……陛下……
voice: vo_adv_2108004_002
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
お留守番、くれぐれもよろしくお願いします。
【chara 105812 face 1 (normal)】
ジュンさんや【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のみなさんと
仲良くしてくださいね。
voice: vo_adv_2108004_003
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
ユースティアナ陛下……どうぞ、お気をつけくださいまし。
そして、無事のお戻りを。
voice: vo_adv_2108004_004
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
わたくし、陛下に忠誠を誓うと申し上げましたけど……
この国自体に忠誠を誓ったわけでは、ございませんでしてよ?
voice: vo_adv_2108004_005
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】
はいっ。ネネカさんを連れて、必ず無事に戻ってきますから。
【chara 105812 face 6 (surprised)】
あっ、それと──
voice: vo_adv_2108004_006
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
わたしがいないあいだの内政の実務は、
クレジッタさんたちにお任せしちゃいますので!
【chara 105812 face 2 (joy)】
よろしくお願いしますね☆
--- Switch scene ---
-------------- place:
ランドソル王城~執務室~
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
……
voice: vo_adv_2108004_007
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2108004_008
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
……ふぅ……
voice: vo_adv_2108004_009
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
……さすがのクレジッタも、気がかりですか。
【chara 6111 face 4 (sad)】
気持ちはわかります。
voice: vo_adv_2108004_010
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】
いくら陛下がお強く、頼れる仲間の方々がいるといっても。
ろくに下調べもしないまま敵陣に乗り込むなど、
あまりに無謀すぎて……
voice: vo_adv_2108004_011
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】
……フ、フフ……
voice: vo_adv_2108004_012
クレジッタ:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
【chara 118011 face 7 (special_a)】
フフ……フフフ。
フフフのフッ……!
voice: vo_adv_2108004_013
クレジッタ:
【chara 118011 face 7 (special_a)】
『内政の実務は、お任せしちゃいます』っ……!?
ほんとにもう、甘っちょろお姫さまなんですからしてっ!
voice: vo_adv_2108004_014
クレジッタ:
【chara 118011 face 2 (joy)】
ならばこの国の実権は今やすべて、このわたくしのものッ!
【chara 118011 face 1 (normal)】
ささっ、まずは何をどうしてくれちゃいましょうかしらっ……!?
voice: vo_adv_2108004_015
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
……メモ。
メモメモ……
voice: vo_adv_2108004_016
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】
……?
ちょっとちょっと、秘書1号。
ツッコミのひとつも入れず、何をメモしておりますの……?
voice: vo_adv_2108004_017
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
ああ、お気になさらず。
私は私の仕事をしているだけのことですので。
voice: vo_adv_2108004_018
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】
仕事……?
voice: vo_adv_2108004_019
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
はい。
陛下がご帰還なさった際、不在中のクレジッタの言動を
詳らかにお伝えするという大事な仕事です。
voice: vo_adv_2108004_020
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
ちょっ──チクりですの!?
内通するとおっしゃいますの秘書1号ぉっ!?
voice: vo_adv_2108004_021
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
そのようなことは決して。
私はただ、貴方のありのままを伝えるだけですよクレジッタ。
voice: vo_adv_2108004_022
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
くうぅぅっ!
【chara 118011 face 3 (anger)】
もうっ、さっきのは冗談ですわよっ!
というか内政を任されたのは事実でしょーがぁっ!
voice: vo_adv_2108004_023
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
それに貴女、その敬称略をお止めなさいったらっ!
『週末に一杯奢る』ことを条件に、
元の呼び名にすると約束したでしょうっ!?
voice: vo_adv_2108004_024
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
おや、そういえばそうでしたねクレジッタ……【chara 6111 face 4 (sad)】
さま。
【chara 6111 face 6 (surprised)】
つい。
voice: vo_adv_2108004_025
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
くぅぅっ……!
絶対ぜったいワザとですわねまったくもうっ……!
voice: vo_adv_2108004_026
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
そんなことはどうでもいいとして……よいしょっと。
voice: vo_adv_2108004_027
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】
……?
な、なんですの、この書類の束は……
voice: vo_adv_2108004_028
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
はい。
クレジッタさまは現在、陛下より内政の実務を一任されておりますので。
相応に、仕事をしていただこうかと。
voice: vo_adv_2108004_029
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
通常の庶務雑務。予算の配分。各ギルドとの臨時法案の調整。
ならびに、貴族議会がこれまで分担していた諸々の業務などなどが
大量に溜まってしまっております。あ、書類はまだまだありますよ。
voice: vo_adv_2108004_030
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
…………はぁ。
陛下が無事に帰ってくるより先に、
わたくしが過労で倒れるかもしれませんわね……
voice: vo_adv_2108004_031
秘書:
【chara 6111 face 1 (normal)】
大丈夫です。
クレジッタさまは、体力だけは人一倍ですし。
voice: vo_adv_2108004_032
秘書:
【chara 6111 face 1 (normal)】
それにご安心を。
私もお手伝いしますので……【chara 6111 face 6 (surprised)】
定時までは。
voice: vo_adv_2108004_033
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
……きぃぃぃっ!
やるわよもうっ!
やってやりますわよぉ~っ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして──半日後。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
【美食殿】、【トゥインクルウィッシュ】、
そして{player}は、
【レイジ・レギオン】のアジトがあるという島を目指していた。
voice: vo_adv_2108004_034
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
キャルちゃん、船の操縦はどうですか?
voice: vo_adv_2108004_035
キャル:
【chara 106011 face 1 (normal)】
はんっ、余裕よヨユー
自分の魔力で空を飛ぶより、よっぽど簡単だわ。
voice: vo_adv_2108004_036
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
そうなんだ。【chara 100213 face 1 (normal)】
すごいねキャルちゃん!
voice: vo_adv_2108004_037
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
さすがだわ、キャル。
voice: vo_adv_2108004_038
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
キャルさまは、天才ですからね。
voice: vo_adv_2108004_039
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
はいはい、ありがとありがと。
【chara 106011 face 1 (normal)】
っていうか、まっすぐ飛ぶだけなら勝手にやってくれるみたいだし。
やることなくて逆にヒマだわー
voice: vo_adv_2108004_040
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
なあ、気になっていたんだが、
この船の大きさなら、私たち8人が乗っていても
もう少しスピードが出るんじゃないか?
voice: vo_adv_2108004_041
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
そうね……
バランスが、少し前に寄っている気もするし。
voice: vo_adv_2108004_042
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
んー……確かにね。
余計な荷物でも載せてんのかしら?
voice: vo_adv_2108004_043
ヒヨリ:
【chara 100111 face 1 (normal)】
さっき中を探検してみたんだけど
寝るところ以外の船室に、木箱がたっくさん詰まってたよ。
【chara 100111 face 6 (surprised)】
【メルクリウス財団】さんの荷物かなぁ?
voice: vo_adv_2108004_044
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
あっそれ、わたしが積んでもらった荷物です♪
パンとかビスケットとかカンヅメとか、【chara 105812 face 2 (joy)】
あとお水も!
voice: vo_adv_2108004_045
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
やっぱあんたかアホリーヌ!
あんたの夜食にしたって、船が傾くほど積まなくていーでしょーが!
voice: vo_adv_2108004_046
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
まぁ、確かに……
予定では、明日の朝には着くんだしね。
voice: vo_adv_2108004_047
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
いえいえ。
わたしだけのごはんじゃないですよ。
voice: vo_adv_2108004_048
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
となると……【chara 105913 face 6 (surprised)】
わたくしたち全員の、ですか?
それにしては、かなり多いような……
voice: vo_adv_2108004_049
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
う、うん。
【chara 100213 face 1 (normal)】
わたし、朝はちょっとで大丈夫だし……
voice: vo_adv_2108004_050
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
でも、今回は下調べもしていない場所に乗り込むわけですからね。
【chara 105812 face 6 (surprised)】
行く先で、食材の確保ができるかどうかわからないですし……
voice: vo_adv_2108004_051
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
それに……場合によっては、連戦になっちゃうかもなので。
voice: vo_adv_2108004_052
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
連戦……そうか。
【chara 100311 face 1 (normal)】
プリンセスフォームで戦ったあとは、
何か腹に入れないといけないからね。
voice: vo_adv_2108004_053
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
最初の頃よりも、だいぶマシになったけどねー
【chara 106012 face 1 (normal)】
パワーアップしてられる時間も長くなったみたいだし。
voice: vo_adv_2108004_054
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
そんなわけです☆
荷物はたくさんですけど、
船室で眠れるくらいのスペースは確保してありますから。
voice: vo_adv_2108004_055
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
そうね。
キャルにばかり操縦を任せるわけにもいかないし、
【chara 106412 face 2 (joy)】
ローテーションを組んで、交代で休むことにしましょう。
voice: vo_adv_2108004_056
ヒヨリ:
【chara 100111 face 1 (normal)】
……うん。
【chara 100111 face 4 (sad)】
島に着いたら、どうなるかわからないもんね。
voice: vo_adv_2108004_057
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
できるだけ、戦闘は避けたいけれど……
voice: vo_adv_2108004_058
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
【レイジ・レギオン】のひとたちと遭遇したら、
そうも言ってられなくなっちゃう……よね。
voice: vo_adv_2108004_059
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
……きっと、厳しい戦いになると思います。
【chara 105812 face 1 (normal)】
だからみなさん、今のうちに……
Choice: (1) ゆっくり休もう。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2108004_060
みんな:
【chara 1 face 1 (normal)】
うん。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──午後6時。
操縦担当:キャルとコッコロ──
voice: vo_adv_2108004_061
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
ふぃ~……
風があるから、思ったより冷えるわね。
そろそろ陽も沈むし……
voice: vo_adv_2108004_062
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
そうでございますね。
【chara 105913 face 6 (surprised)】
……あの、キャルさま。
voice: vo_adv_2108004_063
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
なによ?
【chara 106012 face 1 (normal)】
トイレなら、船室の端っこよ。
voice: vo_adv_2108004_064
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
いえ、お手洗いではなくて……その。
【chara 105913 face 4 (sad)】
……今回も、覇瞳皇帝との戦い同様、厳しい戦いになるとは思います。
ですが……
voice: vo_adv_2108004_065
コッコロ:
【chara 106012 face 4 (sad)】
【chara 105913 face 4 (sad)】
戦いが終わったその後も、
また新たな、大きな困難に立ち向かわなくてはならない、と……
……わたくしは、そんな気がするのです。
voice: vo_adv_2108004_066
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
キャルさま……どうか、力を貸していただけますか。
voice: vo_adv_2108004_067
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_2108004_068
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
コロ助あんたねー
縁起悪いのよ?
【chara 106012 face 4 (sad)】
「この戦いが終わったら~」【chara 106012 face 3 (anger)】
なんて話するの。
voice: vo_adv_2108004_069
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
でも……まぁ。
あんたが大変だってんなら、あたしの手くらい貸してやるわよ。
わざわざお願いされなくったってね。
voice: vo_adv_2108004_070
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
……はい。
感謝いたします、キャルさま……
voice: vo_adv_2108004_071
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_2108004_072
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……そう。この先……【レイジ・レギオン】の脅威がなくなれば。
わたくしたちはラビリスタさまと力を合わせ、
より大きな困難と対峙しなくてはならないはずです。
voice: vo_adv_2108004_073
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
……わたくしたち全員が、『現実』へと帰還するために……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──午後9時。
操縦担当:レイとペコリーヌ──
voice: vo_adv_2108004_074
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
もぐもぐ☆
うーんっ、お夕飯のあとのクリームビスケット、たまらないですね♪
voice: vo_adv_2108004_075
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
まったく。
あんなに夕飯を食べた後に、まだ食べるの?
voice: vo_adv_2108004_076
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
えへへ……【chara 105812 face 6 (surprised)】
最後の晩餐、ってわけじゃないですよ?
【chara 105812 face 1 (normal)】
でも王宮だと、あんまり自由におやつを食べたりできなくて。
voice: vo_adv_2108004_077
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
王宮か……。【chara 100311 face 4 (sad)】
その……私の父親が戻ったせいで、
雰囲気がギクシャクしたりしていないだろうか?
あの人は、四角四面を絵に描いたような人だから。
voice: vo_adv_2108004_078
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
いえいえ、大丈夫ですよ☆
【chara 105812 face 1 (normal)】
……ただ、まあ……
voice: vo_adv_2108004_079
ペコリーヌ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
【chara 105812 face 1 (normal)】
レイさんのお父さんからは、
レイさんが冒険者をやめるように説得してくれないかって、
頼まれちゃいましたけど……
voice: vo_adv_2108004_080
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_2108004_081
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
あっ、もちろんわたしは、そんなこと言うつもりないですよ?
【chara 105812 face 1 (normal)】
レイさんが冒険者をしているからこそ、
今こうして同じ船に乗っているわけですし……
voice: vo_adv_2108004_082
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
……やれやれ。
まったく、あの人は……
仮にも主に向かって、娘の進路を訴えるなんてね。
voice: vo_adv_2108004_083
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
……レイさん。
あらためて、ありがとうございます。
魔族のみなさんと、協力しやすくなるようにしてくれて。
voice: vo_adv_2108004_084
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
それから……ごめんなさい。
お父さんとの話し合いのために……
やっぱり、つらい気持ちにさせてしまったみたいで……
voice: vo_adv_2108004_085
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
……前にも言ったが、気にしないでくれ。
【chara 100311 face 4 (sad)】
いつまでも、避け続けているわけにもいかない問題だったから……
【chara 100311 face 1 (normal)】
むしろ機会をくれて、良かったと思っているよ。
voice: vo_adv_2108004_086
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
それに……
voice: vo_adv_2108004_087
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
……あの人は……
本当の父親かどうか、わからないからね……
voice: vo_adv_2108004_088
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
えっ?
voice: vo_adv_2108004_089
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
ああ、いや、なんでもない。
忘れてくれ。
voice: vo_adv_2108004_090
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
は、はい……
voice: vo_adv_2108004_091
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_2108004_092
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
『本当の父親かどうか、わからない』……
voice: vo_adv_2108004_093
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
そうです……確かに……
voice: vo_adv_2108004_094
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
{player}くんが言うように、本当に『現実』があるなら。
覇瞳皇帝に魔力を吸い取られて、目覚めないままの
わたしの両親も……もしかしたら……?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──午前0時。
操縦担当:シェフィと{player}──
voice: vo_adv_2108004_095
シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】
…………
Choice: (2) シェフィちゃん?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2108004_096
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
あ、{player}……
Choice: (3) 緊張してる?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2108004_097
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
そうね、【chara 106412 face 2 (joy)】
少しだけ……
【chara 106412 face 1 (normal)】
夜が明けたら、【レイジ・レギオン】のアジトがある島に着くんだし。
そうしたら、戦いになってしまうかもだし。
voice: vo_adv_2108004_098
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
でも大丈夫よ。
【chara 106412 face 6 (surprised)】
戦うのは、私もあまり好きじゃないけど……
【chara 106412 face 1 (normal)】
それよりも、あなたやみんなが傷つくほうが怖いから。
Choice: (4) シェフィちゃんも、怪我しないでね。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_2108004_099
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
ええ。
ありがとう。
voice: vo_adv_2108004_100
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_2108004_101
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
……あのね、{player}。
【chara 106412 face 4 (sad)】
私……ちょっと気になっていることがあって……
Choice: (5) 何?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_2108004_102
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
この前、オーエドに行ったとき。
ミソラに無理やり見せられた夢の景色……
覚えているかしら。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2108004_103
シェフィ:
【chara 106413 face 4 (sad)】
ままぁー!
こわぃ、こわいぃ……っ!!
--- Switch scene ---
Choice: (6) ……すごく泣いてた。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_2108004_104
シェフィ:
【chara 106412 face 7 (special_a)】
そっ、それは覚えてなくていいから!
【chara 106412 face 5 (shy)】
もうっ……
voice: vo_adv_2108004_105
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
そうじゃなくって……あの場所。
オーエドとも、ランドソルとも全然違っていて。
まるで……異世界みたいだったけれど……
voice: vo_adv_2108004_106
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
でも……なんだか私、見覚えがある気がするの。
ああいう場所。
【chara 106412 face 6 (surprised)】
……そんな気がするっていう、だけなんだけど……
voice: vo_adv_2108004_107
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
ねぇ、あなたはどう?
あのおかしな場所、見覚えあった?
Choice: (7) うん。
Choice: (8) そんな気がする……
----- Tag 7 -----
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_2108004_108
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
本当にっ?
もしそうなら、私とあなたは同じ場所から来た
【chara 106412 face 2 (joy)】
なんて可能性もあるのかしら……
voice: vo_adv_2108004_109
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
あっ。
でもそれじゃ、ミソラもってことになっちゃうわよね。
【chara 106412 face 1 (normal)】
あの場所って夢の中で、ミソラが強くイメージした場所なんだから。
voice: vo_adv_2108004_110
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
……うーん。
もうちょっと詳しく、あの場所のことを思い出せたらいいんだけど。
……でも……
voice: vo_adv_2108004_111
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
……っ……!
Choice: (9) 大丈夫っ?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_2108004_112
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
え、ええ……
【chara 106412 face 6 (surprised)】
あの場所のことを考え続けていると、何故か頭痛がするの。
夢の中でもそうだったけど……
voice: vo_adv_2108004_113
シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】
それに……この頭痛がしたあとって。
あのヘンな世界の光景を、思い出しにくくなってる気がするのよね。
なんなのかしら、これ……
Choice: (10) …………
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_2108004_114
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
大丈夫。
そんなに心配そうにしないで。
voice: vo_adv_2108004_115
シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】
記憶探しも、しなくちゃだけど。
【chara 106412 face 1 (normal)】
今は、大きな戦いの前なんだし……【chara 106412 face 2 (joy)】
ちゃんと、そっちに集中するわ。
voice: vo_adv_2108004_116
シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】
だって、今の私にとって大事なのは、
なくした記憶よりも……一緒にいてくれるみんななんだから、ね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──午前4時。
操縦担当:ユイとヒヨリ──
voice: vo_adv_2108004_117
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2108004_118
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2108004_119
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
えっと……ヒヨリちゃん?
voice: vo_adv_2108004_120
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
う、うん。
なに、ユイちゃん。
voice: vo_adv_2108004_121
ユイ:
【chara 100213 face 7 (special_a)】
えっとえっと……
【chara 100213 face 4 (sad)】
もうすぐ、朝だけど……眠くない?
【chara 100213 face 6 (surprised)】
大丈夫?
voice: vo_adv_2108004_122
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
だ、【chara 100111 face 1 (normal)】
大丈夫だよ?
夕方にたっくさん寝たし、
さっきはコーヒーも飲んだし。
voice: vo_adv_2108004_123
ユイ:
【chara 100213 face 1 (normal)】
そ、そっか。
【chara 100213 face 2 (joy)】
それなら、大丈夫だよね。
voice: vo_adv_2108004_124
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
うん……
voice: vo_adv_2108004_125
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_2108004_126
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2108004_127
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
……ん……
voice: vo_adv_2108004_128
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
その……ね。
気になってたんだけど……
【chara 100213 face 4 (sad)】
ヒヨリちゃん、最近、元気がないみたいだけど、平気……?
voice: vo_adv_2108004_129
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
ぅ……
voice: vo_adv_2108004_130
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
えっと、それは……【chara 100111 face 4 (sad)】
それはっ……
voice: vo_adv_2108004_131
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
……そんなことないよ? あたしは元気、ぜんぜん元気っ!
【レイジ・レギオン】のひとたちも、
「えーいっ!」って、やっつけちゃうんだから!
voice: vo_adv_2108004_132
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
ほんとに?
……それなら、いいんだけど……
voice: vo_adv_2108004_133
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
うん……
voice: vo_adv_2108004_134
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2108004_135
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2108004_136
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
……うぅ……
voice: vo_adv_2108004_137
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
ユイちゃん……本当はもっと、あたしに色々聞きたそう。
たぶん、あたしが何か知って、抱え込んでること……気づいてるんだ。
そうだよね……仲間だもんね……
voice: vo_adv_2108004_138
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
で、でも……ユイちゃんには前に、あたし、
【chara 100111 face 3 (anger)】
「準備ができたらちゃんとお話しするから」【chara 100111 face 4 (sad)】
って言っちゃったから。
ユイちゃん、聞きたい気持ちをガマンして待ってくれてるんだよね……
voice: vo_adv_2108004_139
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
でも……
言えない……
……まだ、言えないよ。
voice: vo_adv_2108004_140
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
だってだって。
……もし……もし、ノウェムちゃんの言ってたことが、
ぜんぶ本当だったとしたら……
voice: vo_adv_2108004_141
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
ユイちゃんが、騎士くんに…………としたら。
それが本当なら……あたしは……
あたしは……
voice: vo_adv_2108004_142
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
ヒヨリ、ちゃん……?
voice: vo_adv_2108004_143
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
……っ!
voice: vo_adv_2108004_144
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
ご、ごめん!
あたし、朝ごはんの準備してくるね!
何かあったら呼んでっ!
voice: vo_adv_2108004_145
ユイ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
【chara 100213 face 6 (surprised)】
……ヒヨリちゃん……
voice: vo_adv_2108004_146
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
ヒヨリちゃん……
やっぱりわたしに言えないこと……あるのかな。
……でも……
voice: vo_adv_2108004_147
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
いつも真っすぐなヒヨリちゃんが、あんなふうにためらうなんて。
【chara 100213 face 4 (sad)】
そんなに、悪い話なの……?
voice: vo_adv_2108004_148
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
……わたし……
わたしは……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2108004_149
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】
草野優衣!
何もかも、全部お前のせいだ!
お前が、あんな願いを叶えたから!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_2108004_150
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
……あ、あの時……ノウェムちゃんは、
【chara 100213 face 6 (surprised)】
「わたしが何かを願ったから、こんなことになった」【chara 100213 face 4 (sad)】
って
言ってたけど。でも……
voice: vo_adv_2108004_151
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
それって、おかしいよね……?
【chara 100213 face 4 (sad)】
だってわたしたち、まだソルの塔の一番上まで登れてないもん。
ソルオーブだって、まだ集め終わってないし……
voice: vo_adv_2108004_152
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
それに……わたしが、そんなひどい願い事するなんて、【chara 100213 face 3 (anger)】
するはずない。
【chara 100213 face 4 (sad)】
わたしの願いは、そんなものじゃないのに。
わたしは……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2108004_153
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
──しょ・あ・く・の・こ・ん・げ・ん♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2108004_154
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】
──諸悪の根源め、ここで死ね!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2108004_155
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
……っ……!
voice: vo_adv_2108004_156
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
ホマレさんも、ノウェムちゃんも……
どうして、わたしをあんな風に呼ぶの?
voice: vo_adv_2108004_157
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
ヒヨリちゃんも、レイちゃんも。
誰も、誰も……
どうして……なんにも言ってくれないの……?
voice: vo_adv_2108004_158
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
もし本当にわたしが、悪いなら。
そう言ってくれないと……わかんないよ……
voice: vo_adv_2108004_159
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
ぐすっ……
Choice: (11) ……ユイ?
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_2108004_160
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
あれっ?
騎士クン……?
voice: vo_adv_2108004_161
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
ど、どうしたの?
まだ時間じゃないのに……
Choice: (12) 眠れなくて……
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_2108004_162
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
……そっか。
そうだよね。
【chara 100213 face 6 (surprised)】
予定通りなら、もう何時間かで到着だし……【chara 100213 face 1 (normal)】
緊張しちゃうよね。
Choice: (13) ……ユイ、どうかしたの?
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_2108004_163
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
っ……!
voice: vo_adv_2108004_164
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
う、うん……
【chara 100213 face 6 (surprised)】
その、【chara 100213 face 4 (sad)】
ちょっと……っ……
voice: vo_adv_2108004_165
ユイ:
【chara 100213 face 5 (shy)】
騎士クン……優しいな。
ほんとうに、優しい……
voice: vo_adv_2108004_166
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
でも……だからこそ。
余計な心配は、かけたくない。騎士クンに、嫌われたくない……
……だって、わたし、わたしは……騎士クンのことが……
voice: vo_adv_2108004_167
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
……な、【chara 100213 face 1 (normal)】
なんでもない。
【chara 100213 face 2 (joy)】
なんでもないよ、騎士クン。
Choice: (14) ……困ったら、ちゃんと言ってね。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_2108004_168
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】
あ……
Choice: (15) ユイを助けるって、約束したから。
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_2108004_169
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
騎士、クン……
Choice: (16) だから、何でも言ってほしい。
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_2108004_170
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
そうだ……そうだよね。
voice: vo_adv_2108004_171
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】
言わなきゃ……
ちゃんと、言わなきゃ。大事なこと……
movie: 210800401