2部 第10章 第3話
残酷な事実に打ちひしがれるユイ。一方、ミロクとオクトーは王宮で合流する。クレジッタを手にかけようとするミロクをそれとなく止めるオクトー。逃げ帰ったクレジッタはペコリーヌ捜索に燃えるのだった。


-------------- situation:
傷は閉じず
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──エリスによって、強く打ちのめされたユイ。
彼女は朦朧としたまま、残酷な事実に苦悶していた。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2110003_000
エリス:
【chara 191312 face 4 (sad)】 ……たとえ、どれほど困難でも──

voice: vo_adv_2110003_001
エリス:
【chara 191312 face 4 (sad)】 わたしは……必ず。
【chara 191312 face 3 (anger)】 必ず、騎士クンと……!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2110003_002
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 ……ッ……!

voice: vo_adv_2110003_003
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 エリ、ス……

voice: vo_adv_2110003_004
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 あのひとが……
……もうひとりの、わたし……? 

voice: vo_adv_2110003_005
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 みんなを……傷つけて。
シェフィちゃんのお兄さんを……こ、殺して……

voice: vo_adv_2110003_006
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 そ、それに……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2110003_007
ミソラ:
【chara 192012 face 1 (normal)】 ユイさんの願いが叶わない状況になったら……
【chara 192012 face 2 (joy)】 この世界は、やり直しになっちゃうんです。
【chara 192012 face 1 (normal)】 残念ながら、そういう法則に支配された世界なんです。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2110003_008
ミソラ:
【chara 192011 face 4 (sad)】 想い人には、逢うことも叶わなくて。
恋敵は、何も知らないくせに悲劇のヒロインみたいなカオをして。
本当に、何ひとつ思い通りにならなくて……

voice: vo_adv_2110003_009
ミソラ:
【chara 192011 face 4 (sad)】 ……ああ、かわいそうなエリスさま……★
【chara 192011 face 1 (normal)】 ねっ。
そう思いませんか、ユイさん……?

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2110003_010
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 ……ぅ、ぅぅっ……

voice: vo_adv_2110003_011
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 わたしの願ったことって……何?
そういう法則の世界って……どういうこと?
わたしの……わたしのせい、なの……? 

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2110003_012
覇瞳皇帝:
【chara 106915 face 4 (sad)】 理解に苦しむわ。
どうして、あなたたちはそんなに鈍感で、無知でいられるの?
この間違った世界に、何一つ疑問も抱くことはないの?

voice: vo_adv_2110003_013
覇瞳皇帝:
【chara 106915 face 4 (sad)】 草野優衣ちゃん……何も知らないで、【chara 106915 face 3 (anger)】 いい気なものね!
虫唾が走るのよっ、あなたを見ていると……!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2110003_014
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 たったひとりの命を救うために、悪魔に魂を売って!
理想郷で平和に過ごしていた人々を地獄に叩きこみ、
永遠の責め苦を味わわせている……!

voice: vo_adv_2110003_015
ムイミ:
【chara 106113 face 3 (anger)】 何もかも全部オマエのせいだ!
オマエがあんな願いを叶えたから!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2110003_016
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 やっぱり……わたしのせい、なの?
ノウェムちゃんや、覇瞳皇帝さんが言っていたみたいに……

voice: vo_adv_2110003_017
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 そんな……
それじゃ、わたし……
わたしが、この世界を……みんなを……

voice: vo_adv_2110003_018
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 い、いやっ……!
騎士クンっ……! 

voice: vo_adv_2110003_019
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 いやっ……!
【chara 100213 face 10 (special_d)】 いやあぁっ……!!

voice: vo_adv_2110003_020
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 ユイっ!

voice: vo_adv_2110003_021
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 ユイちゃん……!

voice: vo_adv_2110003_022
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】 ぅ……
レイ、ちゃん……?
【chara 100213 face 4 (sad)】 ……ヒヨリちゃん……

voice: vo_adv_2110003_023
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 えっと……
ユイちゃん、ずっとうなされてて……

voice: vo_adv_2110003_024
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 その……
怪我は回復魔法で治してもらっているはずだけど。
どこか、痛いところはないかい……?

voice: vo_adv_2110003_025
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ……ぅぅっ……

voice: vo_adv_2110003_026
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 どうしよう……
どうしよう……!
わたしのせいで……みんなが……!

voice: vo_adv_2110003_027
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】 ち、違う……!
【chara 100311 face 4 (sad)】 ユイのせいなんかじゃない……!

voice: vo_adv_2110003_028
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 うんっ……!
あたしこそ、ユイちゃんを傷つけちゃった……!
ごめんね、ごめんね……!

voice: vo_adv_2110003_029
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】 ……っ……

voice: vo_adv_2110003_030
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】 ヒヨリちゃん……?

voice: vo_adv_2110003_031
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ヒ、ヒヨリちゃんは……
知ってた、の……?
わたしが、したこと……

voice: vo_adv_2110003_032
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】 ……!
ぜ、全部じゃないよっ!
【chara 100111 face 4 (sad)】 全部じゃないけど、でも……

voice: vo_adv_2110003_033
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 こ……この世界が、作り物かもしれなくて。
みんな、閉じ込められちゃってるかもしれなくて。
それで……

voice: vo_adv_2110003_034
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 ……ユイちゃんの願いが、叶った場所だって……ことは……

voice: vo_adv_2110003_035
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ……
うん……そっか……

voice: vo_adv_2110003_036
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ミソラちゃんが言ってたこと……
嘘じゃ、ないんだね……

voice: vo_adv_2110003_037
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ああ……そうなんだ……
……っ。

voice: vo_adv_2110003_038
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 嘘だったら……、良かった、のに……!

voice: vo_adv_2110003_039
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 ……ユ、ユイちゃん……

voice: vo_adv_2110003_040
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 よ、よう……

Choice: (1) ユイ……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2110003_041
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ……騎士、クン……
マコトちゃん……

voice: vo_adv_2110003_042
マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 ……声がしたからさ。
目ェ覚めたんじゃないかと思ってよ……

voice: vo_adv_2110003_043
マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 えっと……【chara 104311 face 4 (sad)】 その。
あたしはバカだから、こんなふうにしか聞けねーけど……
ユイおまえ、大丈夫かよ……?

voice: vo_adv_2110003_044
ユイ:
【chara 100213 face 6 (surprised)】 …………

voice: vo_adv_2110003_045
ユイ:
【chara 100213 face 1 (normal)】 だ、だいじょうぶだいじょうぶ!

voice: vo_adv_2110003_046
ユイ:
【chara 100213 face 1 (normal)】 ごめんねみんな、心配かけて……

voice: vo_adv_2110003_047
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ……本当に、ごめんね……

voice: vo_adv_2110003_048
マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 ユイ……

voice: vo_adv_2110003_049
マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】 ……くそっ。
ぜんぜん大丈夫なんかじゃ、ねえじゃねえかよっ……

Choice: (2) ……約束を、覚えてる?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2110003_050
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ……

voice: vo_adv_2110003_051
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 う、ん……

voice: vo_adv_2110003_052
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 覚えてる、から……
【chara 100213 face 1 (normal)】 大丈夫だから……

voice: vo_adv_2110003_053
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ……ごめんね、みんな。

voice: vo_adv_2110003_054
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ちょっとだけ……
【chara 100213 face 1 (normal)】 一人にしてもらえると、うれしいな……

voice: vo_adv_2110003_055
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】 ……わかった。

voice: vo_adv_2110003_056
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】 隣の部屋にいるから、何かあったらすぐ声をかけてね。

Choice: (3) またあとでね。
Choice: (4) あとで一緒に、ごはんを食べよう。
----- Tag 3 -----
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_2110003_057
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 …………

voice: vo_adv_2110003_058
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ……っ……

voice: vo_adv_2110003_059
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ……うん。
覚えてる……
思い出せる……騎士クンとの、約束……

voice: vo_adv_2110003_060
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ……それだけじゃない。
ちょっとずつ……思い出してきちゃった。
そうだ……

voice: vo_adv_2110003_061
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 ……わたしたちは、もっと前から知り合いで。
一緒に冒険をして。おしゃべりをして。
ここじゃない世界で……

voice: vo_adv_2110003_062
ユイ:
【chara 100213 face 4 (sad)】 でも……
ああ。
もし本当に……わたしがぜんぶ、悪いなら……

voice: vo_adv_2110003_063
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 わ、わたし……

voice: vo_adv_2110003_064
ユイ:
【chara 100213 face 9 (special_c)】 なにが、できるの……?
どうしたら、いいの……? 

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 …………
……

-------------- place:
玉座の間
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 一方。
ランドソル王宮──

voice: vo_adv_2110003_065
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 ……ったく。やっと見つけたー
捜しちゃったよ、アンタ通信魔法も届かないしさ。

voice: vo_adv_2110003_066
ミロク:
【chara 192611 face 2 (joy)】 オクトーさん。
ごきげんよう。

voice: vo_adv_2110003_067
オクトー:
【chara 192611 face 1 (normal)】 【chara 106211 face 3 (anger)】 んー、別にご機嫌はよくないけど……

voice: vo_adv_2110003_068
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 ていうかそっちは、何?
【chara 106211 face 1 (normal)】 こんなところで、王様ごっこでもはじめるつもり?

voice: vo_adv_2110003_069
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 王には様々な形がありますが。
私は、人民を支え導くことにも。
支配し搾取することにも興味はありません。

voice: vo_adv_2110003_070
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 その証拠に。
玉座に腰掛けたりは、していないでしょう。

voice: vo_adv_2110003_071
オクトー:
【chara 106211 face 3 (anger)】 あっそ。
【chara 106211 face 1 (normal)】 アンタの前の部下がいたら、飛びつきそうだけどねー

voice: vo_adv_2110003_072
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 ゴウシン議長は、部下などではありませんでしたが。
とても愉快な人物でした。
【chara 192611 face 2 (joy)】 今ここに彼がいれば、きっと喜んでその玉座に座ったことでしょうね。

voice: vo_adv_2110003_073
オクトー:
【chara 192611 face 1 (normal)】 【chara 106211 face 2 (joy)】 よく言うなあ。
自分で消しておいてさー

voice: vo_adv_2110003_074
ミロク:
【chara 106211 face 1 (normal)】 【chara 192611 face 1 (normal)】 消した、というのは誤解があります。
あのまま牢獄で朽ちてしまうのは、とても憐れでしたから。

voice: vo_adv_2110003_075
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 ふーん。
ま、あんな小物はどうでもいいけど。
ところで、そっちの──

voice: vo_adv_2110003_076
オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】 さっきからすごい目でボクらを睨んでるお姉さんは。
玉座に興味あっちゃう系なのかな?

story_still_211000301
voice: vo_adv_2110003_077
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 あるわけないでしょうが!
ふざけるんじゃありませんことよっ!

voice: vo_adv_2110003_078
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 それにっ!
ゴウシン議長が、部下ですって……!?
貴方でしたの!? 議長を手駒としていたのはっ!!

voice: vo_adv_2110003_079
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 ……んーっと。
あのお姉さん、どうしたの?

voice: vo_adv_2110003_080
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 私も王宮を散策するのは初めてでしたので。
少々道案内をお願いしたのです。
斬りかかってくるばかりの兵士の方と違って、話が通じそうでしたから。

voice: vo_adv_2110003_081
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 散策ねぇ。
別に面白いものなんてないと思うけど……

voice: vo_adv_2110003_082
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】 ちょっとちょっと!
せっかく答えたのに無視なさいますのっ!?
【chara 118011 face 3 (anger)】 そもそもっ……

voice: vo_adv_2110003_083
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 そこのヘソ出し男ッ! 貴方たしか、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の元副団長でしたわね!?
【chara 118011 face 6 (surprised)】 ──はっ! まさか、叛乱でも起こそうとでもいうの!?

voice: vo_adv_2110003_084
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 そういうアンタは……出入りの商人さんだっけ?
【chara 106211 face 1 (normal)】 災難だねー、巻き込まれちゃって。

voice: vo_adv_2110003_085
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】 お生憎さま!
わたくし、自らの意志でここにおりましてよ!
【chara 118011 face 3 (anger)】 陛下の敵をこの目で確かめるためにね!

voice: vo_adv_2110003_086
オクトー:
【chara 106211 face 2 (joy)】 あはは、チューセイシンってやつ?
【chara 106211 face 6 (surprised)】 ……あれっ?
でもアンタ、そんなキャラだったっけ。

voice: vo_adv_2110003_087
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 そうですね。ゴウシンさんに代わる、
新しい道化役をお願いできればと思ったのですが。
どうやら、そのつもりは無いようですし。

voice: vo_adv_2110003_088
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】 そちらもお生憎さまですわッ!
ゴウシン議長と違って、わたくしは地位や権力など欲しておりませんの!
【chara 118011 face 3 (anger)】 傀儡にできるなどと、思わないでくださいまし!

voice: vo_adv_2110003_089
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 本当に違うかどうか。
物は試しに、ゴウシン議長と
同じ場所に送って差し上げても良いのですが……

story_still_211000302
voice: vo_adv_2110003_090
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】 ひっ……!

voice: vo_adv_2110003_091
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 ちょっとアンタさー
そんなどうでもいい人、放っておけば?
ボクら別に、人殺しを楽しむチームじゃなかったと思ったけど?

voice: vo_adv_2110003_092
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 ほう。
チーム、とおっしゃいますか。

voice: vo_adv_2110003_093
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 ほら、お姉さん。
足は動くんだから、さっさと逃げたら?

voice: vo_adv_2110003_094
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 ……っ!

voice: vo_adv_2110003_095
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 お、覚えていらっしゃ~~いっ!

still display end
voice: vo_adv_2110003_096
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 ……ふう。

voice: vo_adv_2110003_097
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 オクトーさん。ガイド妖精の進化体を
手に入れることができたのは、あなたのおかげです。
そのことについては、感謝に堪えません。

voice: vo_adv_2110003_098
ミロク:
【chara 192611 face 3 (anger)】 ですが……それは我々の目的、
“神”の降臨を補佐する道具のひとつに過ぎません。
もしあなたに、目的を違えるような意図があるなら……

voice: vo_adv_2110003_099
オクトー:
【chara 106211 face 3 (anger)】 ったくー
余裕が足りないんじゃない?
あんな女一人見逃してあげたくらいで、【chara 106211 face 1 (normal)】 目くじら立てるなんてさー

voice: vo_adv_2110003_100
ミロク:
【chara 192611 face 3 (anger)】 彼女のことではありません。
【chara 192611 face 4 (sad)】 それよりも、プリンセスナイトの少年が万能人形にすり替えられた件。
あなたはあの場で気づいていたのではありませんか。

voice: vo_adv_2110003_101
オクトー:
【chara 106211 face 6 (surprised)】 えっ?
【chara 106211 face 4 (sad)】 やだなー
そんなわけないって。

voice: vo_adv_2110003_102
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 失礼。
無意味な問いかけでした。
もしそうだとしてもイエスと応えられるはずがありませんね。

voice: vo_adv_2110003_103
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 ……

voice: vo_adv_2110003_104
ミロク:
【chara 192611 face 4 (sad)】 あなたが有能なことは間違いありませんが。
心から素直に協力しているとは思っていません。

voice: vo_adv_2110003_105
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 幾多の犠牲を払い、“神”の復活に手を貸して──
あなたはその先、何を得ようというのでしょうね。

voice: vo_adv_2110003_106
オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】 ……

voice: vo_adv_2110003_107
オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】 それこそ、ムイミな問いかけじゃない?
【chara 106211 face 2 (joy)】 だってもしそうだとしても、教えるはずないからねー

voice: vo_adv_2110003_108
オクトー:
【chara 106211 face 3 (anger)】 っていうかさ、アンタのほうだって。
『彼女』を元に戻してどうするか、言ってないじゃん?

voice: vo_adv_2110003_109
ミロク:
【chara 192611 face 2 (joy)】 フフ。
【chara 192611 face 1 (normal)】 大したことではありません。
私も、地位や権力には興味はありませんから。

voice: vo_adv_2110003_110
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 そう──“神”になろうとしたこの玉座のかつての主。
覇瞳皇帝もまた、権力者であること自体は
副次的な余禄だったのでしょう。そう推察しています。

voice: vo_adv_2110003_111
オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】 覇瞳皇帝ねえ。
そういえば、ランドソルの地下のどっかに幽閉されてるらしいけれど。

voice: vo_adv_2110003_112
オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】 もしかして、捜して掘り起こしたりするの?
【chara 106211 face 4 (sad)】 迷宮女王の結界とか、解くの面倒くさそうだけど。

voice: vo_adv_2110003_113
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 いいえ。
覇瞳皇帝の持つ情報に興味があるのはミソラさんでしょうし。
もし捜すなら彼女にお任せしますよ。

voice: vo_adv_2110003_114
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 とはいえミソラさんもミソラさんでお忙しいようです。
しばらくは、危険な札として伏せておくことになるでしょうね。

voice: vo_adv_2110003_115
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 ふーん。
その辺は連携したりしないんだ。

voice: vo_adv_2110003_116
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】 【レイジ・レギオン】というギルドは
話し合いで行動を統一させていたようですが。
我々はそれぞれのやり方で結果を出せば良いだけです。

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オクトー:
【chara 106211 face 2 (joy)】 いいねーそれ。
【chara 106211 face 1 (normal)】 じゃあボクも、ボクなりのやり方で結果を出してこよっかな。
あの少年をわざと逃がしたなんて疑い、晴らしておかなきゃだしね。

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ミロク:
【chara 192611 face 2 (joy)】 ええ。
期待していますよ。
オクトーさん。

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オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】 はいはい。
じゃあねー

voice: vo_adv_2110003_120
オクトー:
【chara 106211 face 6 (surprised)】 ……ふぅ。

voice: vo_adv_2110003_121
オクトー:
【chara 106211 face 4 (sad)】 探りを入れるつもりが、結構探られちゃったな。
向こうの方がカードが多い分、仕方ないけど。

voice: vo_adv_2110003_122
オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】 ま、いっか。
やっこさん……ソルオーブのことには気づいてないみたいだし。

voice: vo_adv_2110003_123
オクトー:
【chara 106211 face 1 (normal)】 さーて。
気が進まないけど──やるとしますか。
悪役ごっこ。

voice: vo_adv_2110003_124
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 ぐぬっ、ぐぬっ、ぐぬぬぬっ……!
【chara 118011 face 3 (anger)】 あいつら~っ!!!

voice: vo_adv_2110003_125
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 ──クレジッタさま!

voice: vo_adv_2110003_126
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 秘書1号っ!?
貴女まだこんなところをウロウロしておりましたのっ!?
【chara 118011 face 3 (anger)】 危険ですから避難していろと命じたでしょう!

voice: vo_adv_2110003_127
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】 危なっかしいのはクレジッタさまの方です。
まさかお一人で、敵の懐に飛び込むだなんて……

voice: vo_adv_2110003_128
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 まあ、我ながら……どうかしていたと思いますけれど。
【chara 118011 face 1 (normal)】 虎穴に飛び込んだ甲斐はありましたわ。

voice: vo_adv_2110003_129
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 と、おっしゃいますと?

voice: vo_adv_2110003_130
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】 少なくとも、陛下や少年たちが
窮地から落ち延びたらしいということです。
【chara 118011 face 4 (sad)】 行く先まではわかりませんでしたが……

voice: vo_adv_2110003_131
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 そうですか。
【chara 6111 face 1 (normal)】 良かった……

voice: vo_adv_2110003_132
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 ええまったく。
不幸中の幸いというやつですわね。

voice: vo_adv_2110003_133
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 それで。
ランドソルの市中の現状は?
【chara 118011 face 3 (anger)】 貴女なら、情報収集くらい済ませているでしょう。

voice: vo_adv_2110003_134
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 はい。
王城に出現した巨大な魔物が姿を消し、戦闘が終わったため
人々のパニックはひとまず収まったようですが……

voice: vo_adv_2110003_135
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】 【レイジ・レギオン】による建造物の損壊はもちろん、
外門へ殺到したことで負傷する者たち、各地の火事場泥棒など。
現在進行形で被害が拡大中です。

voice: vo_adv_2110003_136
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 仕方ありませんわね!
そうとわかれば、やることはふたつですわ!
街の方は貴女に任せます秘書1号!

voice: vo_adv_2110003_137
秘書:
【chara 6111 face 3 (anger)】 はい。ではこちらは、混乱からの正常化を。
まずはギルド管理協会に民間協力を要請し、
緊急時対策案のパターンFを遂行します。

voice: vo_adv_2110003_138
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 それと半壊状態の【王宮騎士団(NIGHTMARE)】ですが、
陛下とジュン団長が戻るまでの臨時措置として徴用する許可を。
行政長官代理の権限ならば、彼らも従うはずです。

voice: vo_adv_2110003_139
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】 宜しくてよ!
【chara 118011 face 2 (joy)】 ゴウシン議長の叛乱の際に顔を売っておいたのが活きますわね。
【chara 118011 face 3 (anger)】 わたくしの方は、もちろんっ──

voice: vo_adv_2110003_140
秘書:
【chara 6111 face 1 (normal)】 はい。
心おきなく陛下の捜索をなさってください。
クレジッタさま。

voice: vo_adv_2110003_141
クレジッタ:
【chara 118011 face 2 (joy)】 ええ、ええ!
待っていてくださいまし陛下!
【chara 118011 face 1 (normal)】 必ずや馳せ参じますわ、【chara 118011 face 2 (joy)】 貴女の忠実なる僕であるわたくしが~っ!!