幕間・Ⅹ
カスミは戦いを終えたマホたちに、コッコロたちと共にユイを捜していたときの出来事を話す。そんな折、ムイミはオクトーを追うために立ち去ろうとするが、マホたちに止められてその場に留まるのだった。


-------------- situation:
幕間・Ⅹ
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獣人の戦士:
【chara 414 face 4 (sad)】 あいってて……
【chara 414 face 3 (anger)】 クソ、魔物どもめ……

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獣人の巫女:
【chara 418 face 4 (sad)】 ほら、動かないで~
薬塗ってあげるから。

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獣人の少年:
【chara 416 face 1 (normal)】 ねぇねぇ!
ぼくも、魔物いっぴきやっつけたよー!

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獣人の少女:
【chara 415 face 3 (anger)】 んも~
こーんなちっちゃい魔物だったでしょー?

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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 ……ふぅ。
街の方の被害、なかなかひどいみたいだね。

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マコト:
【chara 104311 face 4 (sad)】 ったく。
オクトー先輩、やってくれたぜ……

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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 しかも、先輩にはまんまと逃げられてしまったしね。

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カオリ:
【chara 101711 face 1 (normal)】 けどさっきはカスミが戻ってきてくれて、助かったさー♪

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マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 でも……王子はんたちは、どないしたん?

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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 うん。街から出たあとに、
【悪魔偽王国軍(ディアボロス)】のひとたちが
助手くんのために加勢に来てくれてね。

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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 彼女たちにユイさんの探索を任せて、
私は加勢に戻ったというわけさ。
【chara 101411 face 1 (normal)】 マコトさんやカオリさんも、彼女たちのことは知っているだろう?

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マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 ああ!
イリヤって吸血鬼の姐さんは、覇瞳皇帝を手こずらせるくらいの女傑だ。
頼りになるはずだぜ。

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マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 ……王子はんら、【chara 101011 face 4 (sad)】 無事にユイはんを見つけられるとええけど……

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カオリ:
【chara 101711 face 4 (sad)】 でも私らもケガ人の手当てや、街の修理に、
【chara 101711 face 6 (surprised)】 次の襲撃への備えとか……【chara 101711 face 4 (sad)】 やることいっぱいさ~

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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 そうだね。
【chara 101411 face 4 (sad)】 それに……

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ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 …………

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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 おい、ノウェムっ?
どこ行く気だよ?

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ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 ……決まってる。
アタシはオクトーを追いかけるんだ。
まだ、あいつとの話は終わってないからな……

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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 ノウェムさん……

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ムイミ:
【chara 106113 face 2 (joy)】 ……世話になったな、【自警団(カォン)】──

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マホ:
【chara 101011 face 3 (anger)】 あきまへんっ!

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ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 へっ?

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マホ:
【chara 101011 face 3 (anger)】 カオリはん、マコトはん!
ノウェムはんのこと、捕まえたって!

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カオリ:
【chara 101711 face 1 (normal)】 あいさー!

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マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 へっ!
逃がしゃしねーぜ?

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ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 おわっ……!

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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 って。
ずいぶんあっさり捕まったな……

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カオリ:
【chara 101711 face 3 (anger)】 ぎゅ~~~、【chara 101711 face 1 (normal)】 さっ♪

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ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 ……っ!
あぃったたた~~っ!

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カオリ:
【chara 101711 face 6 (surprised)】 あ、あれっ?
【chara 101711 face 4 (sad)】 ごめんさ~っ!

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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 お、おいおい。
【chara 104311 face 4 (sad)】 カオリもあたしも、そんなに強く掴んでねーはずだけど……

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マホ:
【chara 101011 face 3 (anger)】 まったくもう。
【chara 101011 face 4 (sad)】 ノウェムはん、ランドソルでのケガが治りきっとらへんのに
無茶ばっかりして!

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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】 そうだね。
観察している感じじゃ、立っているのも精一杯だろう。

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ムイミ:
【chara 106113 face 4 (sad)】 で、でも……

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マホ:
【chara 101011 face 3 (anger)】 しばらくは絶対安静え!
【chara 101011 face 1 (normal)】 ぶぶ漬けやのうて、おかゆはんようけ食べさせたります!

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ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 げっ!
……おかゆも嫌いじゃないけど、【chara 106113 face 4 (sad)】 どうせなら肉とかのほうがいいなぁ……

voice: vo_adv_2110099_036
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 まあ、ゆっくり静養していくといいよ。
【chara 101411 face 3 (anger)】 ノウェムさんには、聞きたいこと……まだまだたくさんあるからね。

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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 っと、そうだったよな。
【chara 104311 face 4 (sad)】 ユイのためにも、この世界の真実と、
『現実』ってやつのことをもっと知らないと……

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マコト:
【chara 104311 face 3 (anger)】 ……クソッ。
めちゃくちゃ大事な話だってのに
【chara 104311 face 4 (sad)】 気を抜くとすぐ意識から抜けちまう……

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カオリ:
【chara 101711 face 6 (surprised)】 あっ、マコトもさ?
【chara 101711 face 4 (sad)】 私もそんな感じさ~

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カオリ:
【chara 101711 face 6 (surprised)】 あれっ?
そういえばノウェムは、
どうやって『現実』の知識を保持してるさ?

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ムイミ:
【chara 106113 face 1 (normal)】 あぁ。それはアタシなりに、超能力のバリアー……っていうか
防御魔法みたいなものを応用してるんだけど……
【chara 106113 face 6 (surprised)】 んっ? ……オクトーも、たぶん同じことしてるよな……

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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 たしかに。オクトー先輩も、
トボけちゃいるがいろいろ知ってそうな感じだったよな。

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マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 うちらにも、使えるんやろか?
その、防御魔法の応用っていうの。

voice: vo_adv_2110099_044
ムイミ:
【chara 106113 face 6 (surprised)】 それは……【chara 106113 face 4 (sad)】 わかんない。
アタシ、誰かにモノを教えるのって苦手みたいだからな……

voice: vo_adv_2110099_045
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 ほな……一緒に考えてみまひょ。
うちも、魔法の制御は勉強してるさかい。

voice: vo_adv_2110099_046
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 そうだね。
どうするのが一番良いか……みんなで考えて、行動しよう。

voice: vo_adv_2110099_047
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 ──この密室とも思えないような密室から、【chara 101411 face 1 (normal)】 脱出するためにね。