2部 第13章 第1話
一同は姿を消してしまったシェフィを想い、落ち込んでいた。シェフィを救うためにも、最後のソルオーブを手にすべくエルフの里へ向かう。その道中『現実』について話すキャルたちのもとにミロクが現れる。
movie: 211300001
-------------- situation:
為すべきこと
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
エリザベスパークでの戦いを切り抜けた、その翌日。
最後のソルオーブを手に入れるため、
{player}たちはエルフの隠れ里へと向かっていた。
voice: vo_adv_2113001_000
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2113001_001
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2113001_002
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
…………
Choice: (1) …………
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2113001_003
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……はぁ。
結構、歩くわね……
voice: vo_adv_2113001_004
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……ねえ、コロ助?
あんたの故郷って、こっからだとまだ遠いんだっけ?
voice: vo_adv_2113001_005
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
……はい。
急いでも、辿り着くのは明日になってしまうかと。
voice: vo_adv_2113001_006
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
ラビリスタさんが本調子だったら、あの不思議なトンネルで
ぱぱーっと進めたんですけどね。
【chara 105812 face 4 (sad)】
……でもラビリスタさん、見た目以上に深手を負ったみたいですし……
voice: vo_adv_2113001_007
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
{player}やあたしたちを
助けるために、あいつもだいぶ無理したっぽいわね。
ネネカやクリスティーナと一人で戦って、生きてる時点ですごいけどさ。
voice: vo_adv_2113001_008
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
はい。
そして、ラジラジさまたちが救援に来てくださらなければ
【chara 105913 face 4 (sad)】
倒されていたのはわたくしたちのほうでした。
voice: vo_adv_2113001_009
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
ダイゴさん、マサキさん、ラジラジさん、
【カルミナ】や【牧場(エリザベスパーク)】のみなさんのおかげで、
ネネカさんたちの洗脳がなんとかなって。……本当に、良かったです。
voice: vo_adv_2113001_010
キャル:
【chara 105913 face 1 (normal)】
【chara 106012 face 1 (normal)】
そーね。
こっから先、あいつらを敵の勘定に入れなくていいってのは
だいぶ気が楽だわ。
voice: vo_adv_2113001_011
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
ま、ラジラジのやつがあの場を動けなくて
空間跳躍も使えなくなっちゃってるのは、ちょっとマヌケだけど……
voice: vo_adv_2113001_012
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
キャルさま。
そのように言ってしまっては、かわいそうでございますよ。
【chara 105913 face 1 (normal)】
ラジラジさまが動けないのは、結界を維持するためなのですから。
voice: vo_adv_2113001_013
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
わかってるわよ。
【chara 106012 face 3 (anger)】
けど、愚痴くらい言わせなさいっての。
【chara 106012 face 4 (sad)】
そのせいであたしたちは、こーやって足を棒にしてんだからさ。
voice: vo_adv_2113001_014
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
……えっと、キャルちゃん。
【chara 105812 face 1 (normal)】
このへんで、ちょっとひと休みしませんか?
【chara 105812 face 2 (joy)】
ほら、わたし、お腹ペコペコなので。
voice: vo_adv_2113001_015
キャル:
【chara 105812 face 1 (normal)】
【chara 106012 face 4 (sad)】
ん……
【chara 106012 face 1 (normal)】
そうね。
今あんまり無理しても、あとが続かないしね。
voice: vo_adv_2113001_016
コッコロ:
【chara 105913 face 2 (joy)】
はい。
【牧場(エリザベスパーク)】のみなさまからいただいた、
お弁当もございます。
voice: vo_adv_2113001_017
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
わぁ~、おにぎりにソーセージにたまごやき!
とっても美味しそうですね。
voice: vo_adv_2113001_018
キャル:
【chara 105812 face 1 (normal)】
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ほんと、ぎっしり入ってるわね……
【chara 106012 face 4 (sad)】
あんた、重かったんじゃない?
Choice: (2) 大丈夫。
Choice: (3) 愛の重さ? だった……
----- Tag 2 -----
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2113001_019
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
……シズルさんたちも、すっごくついてきたそうでしたけど。
【chara 105812 face 4 (sad)】
【ラビリンス】や【牧場(エリザベスパーク)】のみなさんには、
『個別パッチ入り』のクレープづくりを続けてもらわなくちゃですし……
voice: vo_adv_2113001_020
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ミソラに苦しめられたユイさまも、
今しばらくは心と身体を癒す時が必要でございます。
ひとまずは、ラビリスタさまがご一緒に『潜伏』なさるそうですが。
voice: vo_adv_2113001_021
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
あいつが本気でかくれんぼしたら、
さすがのエリスだって、簡単には見つけらんない……【chara 106012 face 4 (sad)】
はずよね。
何かのっぴきならない理由でもない限りはさ。
voice: vo_adv_2113001_022
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
のっぴきならない理由……
voice: vo_adv_2113001_023
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2113001_024
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
シェフィ、さま……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2113001_025
ラビリスタ:
【chara 106815 face 1 (normal)】
シェフィちゃんは……もう、戻らない。
彼女のことは、忘れてあげて。
voice: vo_adv_2113001_026
ラビリスタ:
【chara 106815 face 1 (normal)】
「捜さないでほしい」、というのが……彼女からの、伝言だよ。
【chara 106815 face 7 (special_a)】
キミたちにとっても、すごくつらいと思うけど……
voice: vo_adv_2113001_027
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
そ、そんな……【chara 105812 face 4 (sad)】
忘れるなんて、
【chara 105812 face 3 (anger)】
何言ってるんですかラビリスタさんっ!
いくらあなただって、言っちゃだめなこともあるんですよ!
voice: vo_adv_2113001_028
ラビリスタ:
【chara 106815 face 4 (sad)】
……ごめん。
でもどうやら、シェフィちゃんの場合……洗脳魔法よりも厄介で。
今のアタシじゃ、処置してあげるだけのリソースが足りないんだよね。
voice: vo_adv_2113001_029
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
だ、だからさ……何言ってんのよ、あんた……?
voice: vo_adv_2113001_030
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……シェフィさまは、その……
エリスによって作られた、『端末』で……
つまり、わたくしたちを……監視、していたのではないかと……
voice: vo_adv_2113001_031
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
……コッコロ、ちゃん……?
voice: vo_adv_2113001_032
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
も、もちろん、それはシェフィさまのご意志ではなくて。
ご本人も気づかぬまま、エリスによって情報を奪われていただけ……
そう、思われるのですが……
voice: vo_adv_2113001_033
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
コロ助……
【chara 106012 face 3 (anger)】
あんた、気づいてたんなら……どうして黙ってんのよ……
voice: vo_adv_2113001_034
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……そ、それは……
voice: vo_adv_2113001_035
ラビリスタ:
【chara 106815 face 7 (special_a)】
コッコロちゃんを、責めないであげて。
アタシたちが確信に至ったのは、ついさっきのことだし……
【chara 106815 face 4 (sad)】
それに……仲間を疑うのがどれほどつらいことか、わかるでしょ。
voice: vo_adv_2113001_036
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
ぅ……
voice: vo_adv_2113001_037
ラビリスタ:
【chara 106815 face 1 (normal)】
相手も結構、周到でさ。
シェフィちゃん自身だって、気づいてなかったんだ。
【chara 106815 face 4 (sad)】
エリスに意志を奪われて、アタシに攻撃を仕掛けるまでは……ね……
voice: vo_adv_2113001_038
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
ラビリスタさんっ!?
voice: vo_adv_2113001_039
ラビリスタ:
【chara 106815 face 6 (surprised)】
いや……うん。
【chara 106815 face 2 (joy)】
やっぱり、きつかったな~……
みんな、手加減してくれないんだもん。……あはは……
voice: vo_adv_2113001_040
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
ちょっとあんた、しっかりしなさいよ……!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2113001_041
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
……自分が、エリスさんに情報を流してしまうから……
それどころか、操られてわたしたちを傷つけるかもしれないから。
シェフィちゃんは、一人で出て行ってしまった……
voice: vo_adv_2113001_042
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
それはきっと、シェフィちゃんなりの優しさだったんだと思います。
もしシェフィちゃんが、何も言わずに行かなかったら、わたしたち……
【chara 105812 face 3 (anger)】
きっと尻尾に噛みついてでも、シェフィちゃんを止めたでしょうし。
voice: vo_adv_2113001_043
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……でも……
……でもさ……
voice: vo_adv_2113001_044
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
でもやっぱり!
今からでもあたし、シェフィを捜しに行くわっ……!
voice: vo_adv_2113001_045
ペコリーヌ・コッコロ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_2113001_046
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
あ、あたし、本当に行っちゃうわよ!
いいのねっ……!?
Choice: (4) 一緒に行く。
Choice: (5) キャルを止める。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_2113001_047
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……{player}……!
【chara 106012 face 3 (anger)】
うん!
voice: vo_adv_2113001_048
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……で、でも……
ぅぅっ……
voice: vo_adv_2113001_049
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
でも……
シェフィちゃんがどこに行ったか、わからないし、
運良く追いつけてもどうしたらいいか、わからないんですよ……
Jump to tag 6
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_2113001_050
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……{player}……
【chara 106012 face 4 (sad)】
で、でもさっ……!
voice: vo_adv_2113001_051
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
……キャルちゃん。
昨日から、何度もこのやりとりをしていて……
キャルちゃんが、わたしに説明してくれたこともありましたけど……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_2113001_052
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
わたしも、コッコロちゃんも……身体が二つあるなら、
片方はシェフィちゃんを捜しに行っています。
voice: vo_adv_2113001_053
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2113001_054
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
……でも、ですね。
ラビリスタさんのお話じゃ、今のシェフィちゃんの状態……
洗脳魔法よりずっと解除が難しいみたいですし……
voice: vo_adv_2113001_055
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
運良くシェフィちゃんに追いついたからって、取れる手段がないんじゃ。
【chara 105812 face 3 (anger)】
本当の意味では、彼女のためにならない。
【chara 105812 face 4 (sad)】
ただ単に、優しくした気になっている、自己満足なんじゃないかって……
voice: vo_adv_2113001_056
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
わ……わかってるわよ……
今のあたしたちが、あいつのためにしてやれる一番良いことってのは……
その…………
voice: vo_adv_2113001_057
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
……「この世界の歪み」とかいうのを、戻してやること。
そうすりゃきっと、シェフィだって解放される……
【chara 106012 face 4 (sad)】
あいつを利用してるエリスがほんとに、歪みの原因ってんならね。
voice: vo_adv_2113001_058
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
はい。
ユイさまも、救われるはずですし……
【chara 105913 face 4 (sad)】
それに……
voice: vo_adv_2113001_059
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
『懲役』が終われば。
現実に、帰ることも……
voice: vo_adv_2113001_060
キャル・ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
【chara 106012 face 4 (sad)】
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_2113001_061
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
ん……
voice: vo_adv_2113001_062
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
キャルちゃんっ?
voice: vo_adv_2113001_063
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
ど、どちらに行かれるのですか?
voice: vo_adv_2113001_064
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
……心配すんじゃないわよ。
一人でシェフィを捜しに行ったりしないから。
voice: vo_adv_2113001_065
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
それじゃあ、えっと、その……
voice: vo_adv_2113001_066
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
お手洗いでしょうか?
voice: vo_adv_2113001_067
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
違うわよ!
【chara 106012 face 4 (sad)】
ちょっと……その、【chara 106012 face 3 (anger)】
水でも汲んでくるだけ!
Choice: (7) なら、一緒に行くよ。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_2113001_068
キャル:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
【chara 106012 face 6 (surprised)】
えっ?
voice: vo_adv_2113001_069
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
……うん……
voice: vo_adv_2113001_070
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
くれぐれもお気をつけください。
【chara 105913 face 6 (surprised)】
あまり遠くに行ってはなりませんよ!
voice: vo_adv_2113001_071
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
……はぁ……
voice: vo_adv_2113001_072
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
わたし……やっぱり、
人間っぽくないっていうか。
冷たい、でしょうか……
voice: vo_adv_2113001_073
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
……いえ、ペコリーヌさま……
先ほどおっしゃられたとおり、可能であれば今すぐシェフィさまの元に
馳せ参じたいのは、わたくしたちも同じでございます。
voice: vo_adv_2113001_074
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
それに、今回のことは……そもそも。
わたくしが、いけないのです……
voice: vo_adv_2113001_075
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
えっ?
voice: vo_adv_2113001_076
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
獣人族の国でカスミさまから、
「わたくしたちの中に内通者がいるかもしれない」とお伺いしたとき。
真相に辿り着けるよう、もっと努めていれば……
voice: vo_adv_2113001_077
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……いいえ。
他ならぬ、シェフィさまのことです。
おかしなことがあったなら、わたくしがもっと早く気づくべきでした。
voice: vo_adv_2113001_078
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……そうすれば、ひょっとしたら……
今頃、シェフィさまがこのような苦しみに陥ることは……
voice: vo_adv_2113001_079
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】
……シェフィちゃんや、ユイちゃんたちのために。
まずはエルフの里に行って、コッコロちゃんのお父さんから
【chara 105812 face 1 (normal)】
最後のソルオーブをもらわなくっちゃですね。
voice: vo_adv_2113001_080
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
えっと……【chara 105812 face 1 (normal)】
そういえば、
コッコロちゃんのお父さんって
どんなひとなんですか?
voice: vo_adv_2113001_081
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
わたくしの、お父さまは……
voice: vo_adv_2113001_082
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
……そうでございますね。
【chara 105913 face 2 (joy)】
村の長という立場もありましたから、とても厳格で。優れた精霊使い
でもあり……また、女神アメスさまの、敬虔なる信徒でもありました。
voice: vo_adv_2113001_083
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ただ……
【chara 105913 face 4 (sad)】
それは、今にして思えば。
アストルムでの、『容れ物』の振る舞いなのです。
voice: vo_adv_2113001_084
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
……え、えーっと……
voice: vo_adv_2113001_085
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
アバターっていうのが、
意志を持って動いていたってことですか?
【chara 105812 face 4 (sad)】
本物のお父さんじゃなくて……
voice: vo_adv_2113001_086
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
……もちろん、人格面などは
『現実』でのお父さまを参考にされていたと思います。
【chara 105913 face 1 (normal)】
ですが、現実のお父さまは……
voice: vo_adv_2113001_087
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
エルフの隠れ里の長、
『エルフィリア・タレル・ダール・ゾラ』と違い。
人々を率いる、指導者たる存在ではなかったと……【chara 105913 face 4 (sad)】
そう思います。
voice: vo_adv_2113001_088
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
でも……コッコロちゃんのお父さんは、
【chara 105812 face 3 (anger)】
ラビリスタさんたちと同じで……『七冠』。
【chara 105812 face 6 (surprised)】
この世界の、創造者の一人だったんですよね。
voice: vo_adv_2113001_089
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
そのようです。
世界を運営する超AI……ミネルヴァさまをお創りになられる過程では、
わたくしもほんの少し、お傍で拝見しておりました。
voice: vo_adv_2113001_090
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
他にも、お父さまの開発には次世代通信網の構築や、
アストルム内での成長にまつわる要素など……
【chara 105913 face 1 (normal)】
わたくしには理解の及ばないことも多くありましたが。
voice: vo_adv_2113001_091
コッコロ:
【chara 105913 face 1 (normal)】
ですが、【chara 105913 face 2 (joy)】
そうしてお仕事が多忙な最中、
学校に馴染めないわたくしをさりげなく気にかけてくださって。
……わたくしには、かけがえのないお父さまだったのです。
voice: vo_adv_2113001_092
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
優しいお父さん、なんですね……
voice: vo_adv_2113001_093
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
……
わ、わたしは……
voice: vo_adv_2113001_094
ペコリーヌ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
【chara 105812 face 6 (surprised)】
わたしの『現実』のお父さんのこと、
【chara 105812 face 4 (sad)】
ぼんやりとしか……思い出せなくて。
これも、認識の修正のせい……なんでしょうか?
voice: vo_adv_2113001_095
コッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……かもしれません。
頻繁に情報を交換しているせいか、ラビリスタさまのクレープのお陰か、
【chara 105913 face 6 (surprised)】
すぐに忘れさせられるようなことは、なくなっているようですが……
voice: vo_adv_2113001_096
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
……ひょっとしたら。
わたしが、考えたくないだけ……なのかもしれません。
……だって……
voice: vo_adv_2113001_097
コッコロ:
【chara 105913 face 6 (surprised)】
ペコリーヌさま……?
voice: vo_adv_2113001_098
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
……きっとこれって、わたしだけじゃなくて。
キャルちゃんも……
……それに……
voice: vo_adv_2113001_099
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
…………
Choice: (8) キャルちゃん……
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_2113001_100
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ん……
voice: vo_adv_2113001_101
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
……大丈夫よ。
そんな、心配そうな顔すんじゃないの。
voice: vo_adv_2113001_102
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
シェフィのやつを取り返すには、
この道が一番いいってことくらい……【chara 106012 face 4 (sad)】
わかってるわ。
voice: vo_adv_2113001_103
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2113001_104
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
あの、さ……
voice: vo_adv_2113001_105
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
{player}。
あんたは……思い出してない?
……現実の、こと……
Choice: (9) 少しずつ……
Choice: (10) アメスさまのおかげで……
----- Tag 9 -----
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_2113001_106
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
っ……
voice: vo_adv_2113001_107
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
そ……それじゃ、さ……
voice: vo_adv_2113001_108
キャル:
【chara 106012 face 5 (shy)】
その……
思い出した、記憶の中で……
voice: vo_adv_2113001_109
キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】
あたしと会ったり……してた?
【chara 106012 face 5 (shy)】
げ……『現実』のあたしは……どんなふう、だった……?
Choice: (11) 殺すって言われた……
Choice: (12) かわいかった気がする。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_2113001_110
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
うっ……
voice: vo_adv_2113001_111
キャル:
【chara 106012 face 5 (shy)】
それは……【chara 106012 face 3 (anger)】
わ、悪かったわね。
【chara 106012 face 4 (sad)】
でも……
voice: vo_adv_2113001_112
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
その調子じゃ、
こっちのあたしとあんまり
変わってないのかしら……
Jump to tag 13
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_2113001_113
キャル:
【chara 106012 face 5 (shy)】
んなっ……!?
voice: vo_adv_2113001_114
キャル:
【chara 106012 face 5 (shy)】
ちょっ、もうっ……
なに言ってんのよ、バカ……
voice: vo_adv_2113001_115
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……けど……
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_2113001_116
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
あんたもまだ、ちゃんと
『現実』のこと……【chara 106012 face 1 (normal)】
思い出せてるわけじゃ、ないのね。
Choice: (14) うん……
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_2113001_117
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
……はぁ。
本当の世界、かぁ……
voice: vo_adv_2113001_118
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
自分でも、よくわかんないんだけど。
『現実』ってヤツのことを考えると……
なんか、ムカムカするっていうか。気持ち悪くてさ……
voice: vo_adv_2113001_119
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
なんなのかしらね、これ。
ヘンよね、あたし。
……だって、もし『もう一人の自分』なんてものがいるなら……
voice: vo_adv_2113001_120
キャル:
【chara 106012 face 4 (sad)】
今のあたしより、きっとマシなはず……なんだから……
voice: vo_adv_2113001_121
???:
【chara 1 face 4 (sad)】
──いいえ。
そのようなことは、ありません。
voice: vo_adv_2113001_122
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
誰っ!?
Choice: (15) あなたは……!
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_2113001_123
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】
──……