2部 第13章 第6話
ミロクに言われたことを気にして半ば八つ当たりのように魔物に突っ込むキャル。見兼ねたペコリーヌは彼女に寄り添い、自らの想いを語る。そしてコッコロが合流した折、オクトーが人質と共に姿を現す。
-------------- situation:
『あっち』でも
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
最後のソルオーブを求め、エルフの里を訪れた【美食殿】。
だがエリスの尖兵となったオクトーと遭遇し、
呼び出された魔物たちと戦闘になるのだった。
エリスの使徒:
【chara 191313 face 1 (normal)】
──……!!
voice: vo_adv_2113006_000
キャル:
【chara 180611 face 3 (anger)】
このっ、このっ、このっ!
死ねッ、死ねッ、死ねッ……!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_2113006_001
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
すっ、すすすごいっ……!
【chara 104011 face 3 (anger)】
『毒舌系巨大からくり人形』よりもおっきい魔物と、
正面からぶつかりあってます……!
voice: vo_adv_2113006_002
ハツネ:
【chara 101211 face 4 (sad)】
あんなのが突っ込んできたら、
里がぺちゃんこになっちゃってたよ~!
voice: vo_adv_2113006_003
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
で、でも……
【chara 101511 face 4 (sad)】
キャルちゃんの様子……なんだかおかしくないかしら……?
voice: vo_adv_2113006_004
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 4 (sad)】
すみません、【フォレスティエ】のみなさん!
ちょっとだけ、この精霊のことお願いします!
【chara 180411 face 3 (anger)】
気をつけてください!
voice: vo_adv_2113006_005
ミサト・アオイ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ええ……!
ええっ!?
黒い風の精霊・複製:
【chara 14411 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_2113006_006
ハツネ:
【chara 101211 face 6 (surprised)】
この黒い風の精霊っていうの、
すっごくヤな空気だよ~っ!
【chara 101211 face 4 (sad)】
『復活させられた魔物』ってやつだから、かな?
voice: vo_adv_2113006_007
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】
……なんだか、泣きたくなっちゃうような風……
さびしい、ぼっち、仲間外れ……
ぅぅっ……
voice: vo_adv_2113006_008
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
ううん、そうじゃないと思うわ……
あの精霊さん、中身が空っぽみたい……
まるで張りぼてに、力だけを詰め込まれているような……
voice: vo_adv_2113006_009
ハツネ:
【chara 101211 face 6 (surprised)】
シャドウみたいなもの、ってことかな?
【chara 101211 face 1 (normal)】
それなら、思いっきりやっちゃっていいよね!
黒い風の精霊・複製:
【chara 14411 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
エリスの使徒:
【chara 191313 face 1 (normal)】
──……!!
voice: vo_adv_2113006_010
キャル:
【chara 180611 face 3 (anger)】
このッ……!
いい加減、死になさいよっ……!
voice: vo_adv_2113006_011
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 4 (sad)】
キャルちゃん!
ひとりでなんとかしようとしちゃダメですよ~っ!
voice: vo_adv_2113006_012
キャル:
【chara 180611 face 3 (anger)】
うっさい!
こんなやつ、あたしだけでいいっての!
voice: vo_adv_2113006_013
キャル:
【chara 180611 face 4 (sad)】
そうよ……!
【chara 180611 face 3 (anger)】
邪魔するやつらはぜんぶ、あたしがぶっ殺してやるわ……!
……そうしなきゃ……
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_2113006_014
ミロク:
【chara 192611 face 7 (special_a)】
貴方がもし、『現実』に戻ったのなら。
そこに待っているのは、今と天と地の差の境遇。
親を頼りにする子にとって、一呼吸ごとに心を磨り潰される日々。
voice: vo_adv_2113006_015
ミロク:
【chara 192611 face 1 (normal)】
それでも──まだ。
貴方は、帰りたいと望むのですか?
【chara 192611 face 7 (special_a)】
『現実』へと──いえ。貴方にとっての、『地獄』へと。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2113006_016
キャル:
【chara 180611 face 4 (sad)】
い、や──
voice: vo_adv_2113006_017
キャル:
【chara 180611 face 4 (sad)】
嫌嫌嫌嫌、あたしそんなの、絶対に──
voice: vo_adv_2113006_018
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 3 (anger)】
どりゃああ──っ!!
voice: vo_adv_2113006_019
キャル:
【chara 180611 face 6 (surprised)】
えっ!?
ちょっ、ペコリーヌ!?
エリスの使徒:
【chara 191313 face 1 (normal)】
──……!!
voice: vo_adv_2113006_020
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 4 (sad)】
くぅっ……!
voice: vo_adv_2113006_021
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 3 (anger)】
わ、わたしに合わせてください、キャルちゃんっ……!!
いつも通りにっ……!
voice: vo_adv_2113006_022
キャル:
【chara 180611 face 3 (anger)】
っ……!
ああもう、しょうがないわね!!
voice: vo_adv_2113006_023
ペコリーヌ・キャル:
【chara 1 face 1 (normal)】
「プリンセスヴァリアント!!」
「アビスエンドバーストッ!!」
エリスの使徒:
【chara 191313 face 1 (normal)】
──……
voice: vo_adv_2113006_024
キャル:
【chara 180611 face 4 (sad)】
はぁ、はぁ……
【chara 180611 face 3 (anger)】
ったく、手こずらせて……
voice: vo_adv_2113006_025
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 1 (normal)】
ふぅ……
voice: vo_adv_2113006_026
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 6 (surprised)】
……キャルちゃん。
キャルちゃんがイライラしてるのって……
昨日の夜、ミロクに言われたことが原因、ですよね……
voice: vo_adv_2113006_027
キャル:
【chara 180611 face 4 (sad)】
……っ……
voice: vo_adv_2113006_028
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 6 (surprised)】
……あのですね、キャルちゃん。
【chara 180411 face 4 (sad)】
大事なことを、訊かなくちゃなんですけど。
えっと……
voice: vo_adv_2113006_029
キャル:
【chara 180611 face 3 (anger)】
あによ、こんなときに……
voice: vo_adv_2113006_030
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 4 (sad)】
もし、もしですよ。
『現実』っていう世界に行ったら……いえ、戻ったら。
この世界に出資をしていた、わたしの家は……責任を追及されて……
voice: vo_adv_2113006_031
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 4 (sad)】
ひょっとしたら……
なくなっちゃったりするかも、なんですけど。
……それでも……
voice: vo_adv_2113006_032
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 4 (sad)】
『現実』でも。
わたしと、お友だちで……いてくれますか?
voice: vo_adv_2113006_033
キャル:
【chara 180611 face 6 (surprised)】
そ……んなの。
【chara 180611 face 4 (sad)】
当たり前、じゃない……
voice: vo_adv_2113006_034
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 6 (surprised)】
本当ですか?
【chara 180411 face 1 (normal)】
……良かったぁ……
voice: vo_adv_2113006_035
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 4 (sad)】
やだって言われたら、どうしようって思ってたんですよ。
【chara 180411 face 1 (normal)】
でも……コッコロちゃんやシェフィちゃん、
{player}くんも……【chara 180411 face 2 (joy)】
きっと、同じはずですよね。
voice: vo_adv_2113006_036
キャル:
【chara 180611 face 1 (normal)】
ん……
voice: vo_adv_2113006_037
キャル:
【chara 180411 face 1 (normal)】
【chara 180611 face 4 (sad)】
……ごめん。
あんな胡散臭いヤツの話を真に受けて、
こんなに周りが見えなくなっちゃうなんて……
voice: vo_adv_2113006_038
キャル:
【chara 180611 face 3 (anger)】
敵につけこまれてる場合じゃないわ。
シェフィのバカを取り返すためにも、今は……
voice: vo_adv_2113006_039
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 1 (normal)】
……はい。
【chara 180411 face 3 (anger)】
それに今、本当にやばいのは……!
黒い風の精霊・複製:
【chara 14411 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_2113006_040
アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】
はぅぅぅぅぅぅ……
【chara 104011 face 4 (sad)】
こ、この精霊の魔力を浴びるだけで、
どんどん気持ちが落ち込んで……
voice: vo_adv_2113006_041
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】
私なんか、ミジンコみたいな……
いえミジンコさんにも失礼なほどの、びびりボルボックス団です……
なんだか……このまま消えてしまいそう~……
voice: vo_adv_2113006_042
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
あら……!
【chara 101511 face 1 (normal)】
しっかりして、アオイちゃん……!
voice: vo_adv_2113006_043
ハツネ:
【chara 101211 face 3 (anger)】
むぅ~っ!
ハツネちゃんバリアー☆
【chara 101211 face 4 (sad)】
したままだと、攻撃できないよ~っ!
voice: vo_adv_2113006_044
コッコロ:
【chara 180511 face 3 (anger)】
主さま!
みなさま!
Choice: (1) コッコロちゃん!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2113006_045
コッコロ:
【chara 180511 face 6 (surprised)】
これは……!
黒い風の精霊!?
【chara 180511 face 4 (sad)】
何故──
voice: vo_adv_2113006_046
コッコロ:
【chara 180511 face 3 (anger)】
──いえ、考えている場合ではありませんね。
まずは……
voice: vo_adv_2113006_047
コッコロ:
【chara 180511 face 3 (anger)】
オーロラ・サンクチュアリ!
voice: vo_adv_2113006_048
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
はっ!
わわわ私はいったい何を!?
【chara 104011 face 2 (joy)】
……あ、ミサト先生の手、あったかい~……
voice: vo_adv_2113006_049
ミサト:
【chara 101511 face 1 (normal)】
あら、アオイちゃんったら……【chara 101511 face 2 (joy)】
でも、良かったわ〜♪
voice: vo_adv_2113006_050
ハツネ:
【chara 101211 face 2 (joy)】
ありがとう、コッコロちゃん!
【chara 101211 face 1 (normal)】
よーし!
反撃開始だよ~っ☆
voice: vo_adv_2113006_051
コッコロ:
【chara 180511 face 3 (anger)】
はい!
voice: vo_adv_2113006_052
アオイ:
【chara 104011 face 3 (anger)】
{player}さん!
お願いです、私たちに力を……!
Choice: (2) わかった!
----- Tag 2 -----
黒い風の精霊・複製:
【chara 14411 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_2113006_053
ミサト:
【chara 101511 face 6 (surprised)】
た、倒せてしまったのかしら……?
voice: vo_adv_2113006_054
ハツネ:
【chara 101211 face 2 (joy)】
キミが強化してくれたおかげだね!
いぇーい☆
voice: vo_adv_2113006_055
キャル:
【chara 180611 face 6 (surprised)】
コロ助!
{player}ッ!
voice: vo_adv_2113006_056
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 3 (anger)】
みなさんも!
大丈夫ですかっ!?
voice: vo_adv_2113006_057
コッコロ:
【chara 180511 face 1 (normal)】
はい。
【chara 180511 face 6 (surprised)】
少々驚きましたが、以前ほどのしぶとさはありませんでした。
voice: vo_adv_2113006_058
コッコロ:
【chara 180511 face 4 (sad)】
ですが何故、この精霊が……?
わたくしたちが確かに、浄化したというのに……
Choice: (3) 実は、オクトーさんが……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2113006_059
オクトー:
【chara 106211 face 2 (joy)】
はいはーい。
オクトーさんでーす。
voice: vo_adv_2113006_060
アオイ:
【chara 104011 face 7 (special_a)】
ひょええぇっ!?
まままたあのひと来ましたよっ!?!?
voice: vo_adv_2113006_061
キャル:
【chara 180611 face 3 (anger)】
よく戻ってきたじゃない……!
今度こそ、そのトボけ顔に靴のつま先ねじこんでやるわ……!
voice: vo_adv_2113006_062
オクトー:
【chara 106211 face 6 (surprised)】
うっわー、こわーい。
【chara 106211 face 1 (normal)】
そんな脅しされたら、こっちも身を守る手段を出さなきゃねー
voice: vo_adv_2113006_063
長老:
【chara 193112 face 1 (normal)】
ぐっ……
voice: vo_adv_2113006_064
ペコリーヌ:
【chara 180411 face 6 (surprised)】
あの人って……!?
voice: vo_adv_2113006_065
コッコロ:
【chara 180511 face 6 (surprised)】
!?
【chara 180511 face 4 (sad)】
お、お父さまっ……!