2部 第16章 第1話
巨神に立ち向かうも力及ばず倒れたキャルの目の前に覇瞳皇帝が現れる。覇瞳皇帝はキャルの問いに答え、自身の考えを語る。キャルは覇瞳皇帝に促され、ここでの出来事を仲間に伝えるためその場を後にする。
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-------------- situation:
『陛下』
--------------
movie: 211600101
voice: vo_adv_2116001_000
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
へ、陛下っ……?
どう、して……!?
voice: vo_adv_2116001_001
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
あっ……!
も、もしかしてこの前みたいに。
【chara 106011 face 4 (sad)】
ニセモノのっ──
voice: vo_adv_2116001_002
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
──……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2116001_003
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
ぎゃああぁっ!?
voice: vo_adv_2116001_004
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
ぅ、っぅう……
voice: vo_adv_2116001_005
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
ほ、本物だわ……この痛み。
尻尾が、ぎゅって縮こまる感じ……!
終炎の巨神:
【chara 3 face 1 (normal)】
──……
voice: vo_adv_2116001_006
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
……フン。
無様なものね。
それに……
voice: vo_adv_2116001_007
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】
あの、品性のかけらも無いデカブツ。
私が挨拶をしてあげたというのに、何処へ行こうというのかしら?
無視されているなら癪だけど……
voice: vo_adv_2116001_008
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
……どうも、そんなつもりでもないみたい。
動力源になっている『彼女』の力を御しきれなくて、
舵が思うように利かない──そんなところかしら?
voice: vo_adv_2116001_009
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】
ねえ、草野優衣ちゃん。
【chara 106914 face 1 (normal)】
……いいえ。
その複製さん……
still display end
voice: vo_adv_2116001_010
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
へ、陛下……
【chara 106011 face 1 (normal)】
ひょっとして、記憶が──
voice: vo_adv_2116001_011
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
──喋っていいなんて、誰が言ったかしら?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2116001_012
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
いぎゃああっ!!?
voice: vo_adv_2116001_013
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
まったく。
大した電撃でもないのに、おおげさなんだから。
【chara 106914 face 4 (sad)】
正直、あなたにお仕置きする魔力ももったいない状況なのだけど……
voice: vo_adv_2116001_014
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
あのね──キャル。
私、とても不愉快なの。
わからない?
voice: vo_adv_2116001_015
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】
迷宮女王と、そのプリンセスナイトの仲間たちに追い詰められて。
あなたに裏切られて。
敗れて。
voice: vo_adv_2116001_016
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 3 (anger)】
それだけでも本当に、耐え難い屈辱だったのに。
【chara 106914 face 1 (normal)】
地下に繋がれている私に……あなたは何度も会いに来たわよね。
voice: vo_adv_2116001_017
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
何度もって、そんなには──
あああっ!!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2116001_018
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】
そんなに愉快な見物だったかしら?
動物園の獣よろしく、檻に繋がれた私の姿は。
voice: vo_adv_2116001_019
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
それとも、【chara 106914 face 2 (joy)】
期待してたのかしら?
這いつくばってあなたたちに許しを請う、私の無様を。
voice: vo_adv_2116001_020
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
ぅ、っぅ……
voice: vo_adv_2116001_021
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2116001_022
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
……へ、陛下……
voice: vo_adv_2116001_023
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
二つだけ。
聞かせてください。
voice: vo_adv_2116001_024
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
……ええ。
許可をあげるわ。
voice: vo_adv_2116001_025
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
ありがとうございます。
【chara 106011 face 4 (sad)】
まず……陛下は、どうやって外に出てきたんですか……?
voice: vo_adv_2116001_026
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
そうね……
【chara 106914 face 4 (sad)】
不愉快だけど、助けられたから──ということになるのかしらね。
【chara 106914 face 1 (normal)】
牢の結界を破った女がいたのよ。
voice: vo_adv_2116001_027
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
えっ……?
voice: vo_adv_2116001_028
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
目に光の無い、つまらない女だったわね。
【chara 106914 face 4 (sad)】
心が壊れていますって顔をして、【chara 106914 face 1 (normal)】
気に入らなかったから……
軽くいたぶってやったわ。
voice: vo_adv_2116001_029
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2116001_030
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
あの女から、魔力を吸い上げたとき。
表層の思考や情報も少しだけ引き出せたけど……
voice: vo_adv_2116001_031
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
【レイジ・レギオン】、それに『エリス』。
【chara 106914 face 2 (joy)】
私が留守にしているあいだに、ずいぶん色々あったみたいじゃない。
【chara 106914 face 1 (normal)】
何よりも……
voice: vo_adv_2116001_032
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
……ミネルヴァ。
【chara 106914 face 2 (joy)】
ああ、そうよ。
この世界の鍵、私たち七冠の叡智の結晶。
voice: vo_adv_2116001_033
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】
本来であれば、私が真っ先に手に入れるべきもの。
【chara 106914 face 1 (normal)】
……その存在が、頭からこぼれてしまっていたのだから……
【chara 106914 face 6 (surprised)】
あの少年たちに敗れ去るのは、必定だったかもしれないわね……
voice: vo_adv_2116001_034
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】
……私の魔法防御を、誰かが、気付かれることもなく破った?
もしかして、特定の相手に指向性を持って?
それほどのシステムの実装なんて……
voice: vo_adv_2116001_035
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
陛下……?
voice: vo_adv_2116001_036
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】
……【chara 106914 face 2 (joy)】
あら、いけない。
久しぶりに外の空気を吸ったせいで
ちょっとだけ口が軽くなってしまったみたい。
voice: vo_adv_2116001_037
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】
こんな問答をしているうちにも、
あの大きな魔物が向かう先は焦土と化しているのにね。
voice: vo_adv_2116001_038
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2116001_039
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
聞きたいことが二つある、と言ったわね。
続けなさい。
【chara 106914 face 6 (surprised)】
早くしないと、世界が燃え尽きてしまうわよ?
voice: vo_adv_2116001_040
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
……陛下。
【chara 106011 face 3 (anger)】
陛下は……
このあと、どうなさるおつもりですか?
voice: vo_adv_2116001_041
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
そうね。
【chara 106914 face 2 (joy)】
あなたへのお仕置きを済ませたら……
次は迷宮女王か、プリンセスナイトの少年の所に行こうかしら。
voice: vo_adv_2116001_042
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】
フフ。
こういうの、お礼参りっていうのだっけ?
なんだか新鮮ね……♪
voice: vo_adv_2116001_043
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_2116001_044
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
……おやめください。
voice: vo_adv_2116001_045
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】
……何ですって……?
voice: vo_adv_2116001_046
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】
いい度胸じゃない、キャル……
この私に面と向かってそんなことを言うなんて。
【chara 106914 face 1 (normal)】
ここはもう、檻の中ではないのよ。覚悟はできているのかしら?
voice: vo_adv_2116001_047
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】
ああ、そういえば。
【chara 106914 face 1 (normal)】
あの少年は、あなたにとって大事な──
voice: vo_adv_2116001_048
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
そっ、それもありますけど!
……それだけじゃなくて……
voice: vo_adv_2116001_049
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
も、もし……万が一。
{player}に復讐を果たしたとして……その後。
陛下は、エリスに挑むんですよね……?
voice: vo_adv_2116001_050
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
当然でしょう。
この私を差し置いて、神のようにすべてを焼こうだなんて……
【chara 106914 face 3 (anger)】
まったく我慢ならないわ。
voice: vo_adv_2116001_051
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
そもそも私は最初から、この世界を歪めた原因を探していたのよ。
【chara 106914 face 3 (anger)】
判った以上、容赦はしない……
ミネルヴァも、取り返してやるわ。
voice: vo_adv_2116001_052
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
……おやめください、陛下。
【chara 106011 face 4 (sad)】
陛下は……
voice: vo_adv_2116001_053
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
陛下は、エリスには、勝てません。
voice: vo_adv_2116001_054
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_2116001_055
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
前に『再構築』っていうのがあってから、これまで。
この世界は、何度も何度もやり直しになってしまったそうです……
信じられないですけど……
voice: vo_adv_2116001_056
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
リセットの条件は、{player}やユイが死ぬこと。
【chara 106011 face 4 (sad)】
でもミソラの話が本当なら、
エリスが目覚めてリセットを行うまでには時間がある。
voice: vo_adv_2116001_057
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
陛下は。
『{player}たちに敗れなかった陛下』は。
目覚めたエリスに対して、準備万端で挑んで、それで……
voice: vo_adv_2116001_058
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
──勝てなかった、と?
voice: vo_adv_2116001_059
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
……はい。
voice: vo_adv_2116001_060
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】
…………
ああ、嫌になるわね。
キャルのくせに、理屈が通っているわ。
voice: vo_adv_2116001_061
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
だって、もし『以前の世界の私』とやらが
草野優衣ちゃんの複製体に一度でも勝っていたなら。
『今の世界の、この私』が、存在するはずないものね……
voice: vo_adv_2116001_062
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
……エリスが今どういう状況かは、わからないですけど。
牢から出てきたばかりで、準備も整っていないままでは……その……
voice: vo_adv_2116001_063
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
で、ですから、陛下。
{player}を狙っても、意味がないです……
いえ。
voice: vo_adv_2116001_064
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
ま、前も言ったかもしれませんが。
【chara 106011 face 1 (normal)】
むしろここは……{player}たちと、
手を組むというのはいかがでしょ……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2116001_065
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
──いぎぃぃっ!!!
voice: vo_adv_2116001_066
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】
……はぁ。
質問は二つまで、と約束したはずよ。
それにね……
voice: vo_adv_2116001_067
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 3 (anger)】
虫唾の走る提案を、しないで頂戴。
【chara 106914 face 1 (normal)】
いまさら手を組むだなんて、できるはずがないでしょう?
voice: vo_adv_2116001_068
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
で、ですけ、ど……
voice: vo_adv_2116001_069
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】
勝ち目もないのに挑むのは、愚かだって言いたいの?
【chara 106914 face 1 (normal)】
侮るのも大概になさいな。
voice: vo_adv_2116001_070
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】
『以前の私』とは、状況が違うわ。
敵の正体が知れていて、敵の手にミネルヴァがあるというのなら。
それを前提に、戦略を組み直すだけよ。
voice: vo_adv_2116001_071
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】
その結果が、『以前』と同じになるか否か。
そんなこと、誰にもわからないでしょう?
voice: vo_adv_2116001_072
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
そ、それは……
でも……
voice: vo_adv_2116001_073
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
でもっ!
【chara 106011 face 4 (sad)】
エリスは本当に、本当に強いんです……!
だからっ……!
voice: vo_adv_2116001_074
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 3 (anger)】
ああ、もう──苛立たしいわね。
voice: vo_adv_2116001_075
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】
あなたのその目つき。
まるで私の身を案じるような。
そして、何より……
voice: vo_adv_2116001_076
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 3 (anger)】
肝心なところで、私に歯向かって。
プリンセスナイトの力まで返却したあなたが──
そんなにも未練がましく、私に話しかけるなんて。
voice: vo_adv_2116001_077
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
……だ、だって。
あたしにとって【美食殿】は、大事な居場所で。
家族、ですけど……
voice: vo_adv_2116001_078
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
いくら、ひどい目に遭わされたって。
あたしにとって、陛下は……
陛下もっ……
voice: vo_adv_2116001_079
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 3 (anger)】
──黙りなさい。
voice: vo_adv_2116001_080
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
っ……!
voice: vo_adv_2116001_081
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】
そうそう。
私を見るときは、そんな怯えた顔でいなさいな。
voice: vo_adv_2116001_082
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】
……でも。残念だけど……
仕置きは、ここまで。
【chara 106914 face 1 (normal)】
命拾いしたわね、キャル。
voice: vo_adv_2116001_083
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
……、【chara 106011 face 6 (surprised)】
え……?
voice: vo_adv_2116001_084
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
裏切り者は、本当なら黒焦げにしてあげなくちゃだけど。
あなたなどに使ってあげる魔力の余裕は、これ以上もう無いの。
それに……
voice: vo_adv_2116001_085
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】
漁夫の利っていう言葉もあるし──そうね。
あなたたちがエリスと戦うというのなら。
戦わせるだけ戦わせて。横からミネルヴァを奪うという手もあるかしら?
voice: vo_adv_2116001_086
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
……えっ、と、……へいか……?
【chara 106011 face 4 (sad)】
それじゃ、{player}たちのことは……
voice: vo_adv_2116001_087
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】
……はぁ。
まったく、愚鈍な子ね。
voice: vo_adv_2116001_088
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
何をボンヤリしているの?
あなたが今すべきことは、
阿呆面で私に見惚れていることではないでしょう。
voice: vo_adv_2116001_089
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
今ここで起きた事態を。
私の復活を。
あなたの大好きなお仲間に、教えてあげるべきなのではなくて?
voice: vo_adv_2116001_090
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
……!
【chara 106011 face 3 (anger)】
は、はいっ……!
voice: vo_adv_2116001_091
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2116001_092
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
陛下っ!
また、あとでっ!
voice: vo_adv_2116001_093
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_2116001_094
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
……はぁ。
voice: vo_adv_2116001_095
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】
……あとで、ですって?
もう少しで、世界が燃え尽きてなくなってしまうかもしれないのに……
呑気なことを。
voice: vo_adv_2116001_096
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
次に会ったら、もう少し強めに躾けてあげなくちゃ。
二度と私に会いたくならないように。
【chara 106914 face 4 (sad)】
振り返らずに生きていくように……
voice: vo_adv_2116001_097
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_2116001_098
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】
……たしか。
群れを作らない野生動物は、子供を親離れさせるために
あえて暴力を振るったり、置き去りにする……だったかしら。
voice: vo_adv_2116001_099
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】
……おかしな話。
腹を痛めたわけでもないのにね。