2部 第16章 第2話
巨神と対峙する覇瞳皇帝の前に姿を現したミロク。アストルムの技術について問答する折、覇瞳皇帝がミロクに攻撃を仕掛けるが無効化され窮地に陥る。そこに七冠たちが現れ、巨神討伐の戦いが始まるのだった。


-------------- situation:
共闘、七冠
--------------

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終炎の巨神:
【chara 3 face 1 (normal)】 ──……!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 『黒き薔薇の城』に蓄えられていた魔力を取り込み、
さらに操作役としてエリスを迎え入れることにより
超巨大化した『終炎の巨神』。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 それは猛烈な炎熱を放ちながら徘徊し、
アストライア大陸を焦土へと変えんとしていた。

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voice: vo_adv_2116002_000
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 ──さて、と……

voice: vo_adv_2116002_001
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 キャルにはああ言ったけど……
本調子には遠い今の状態で、どうやってアレに勝とうかしらね。

voice: vo_adv_2116002_002
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 ……あの魔物。
図体は、ランドソルの王城くらい。
移動速度は、馬の速歩くらいかしら……

voice: vo_adv_2116002_003
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 放射される魔力の熱風は、周囲を一瞬で灰燼に帰している。
余波だけでも、半径数キロに甚大な火災が発生……
並大抵の魔物や人間じゃ、わけもわからないうちに黒焦げでしょうね。

voice: vo_adv_2116002_004
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】 それに……さっき出会い頭にぶつけてやった
破壊魔法でも、ほとんどダメージを与えられていないみたい。

voice: vo_adv_2116002_005
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 今の私では、あの威力の攻撃を連打はできない……【chara 106914 face 4 (sad)】 となると。
【chara 106914 face 6 (surprised)】 悔しいけどやっぱり、正面から叩き潰すのは無理ね。

voice: vo_adv_2116002_006
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 ……だけど。
多少変貌しているとしても……
【chara 106914 face 6 (surprised)】 こんなモンスター、開発リストの中にあったかしら? 

voice: vo_adv_2116002_007
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】 ……はっきり思い出せないわ。
腹が立つわね……まだ、頭の中に靄がかかっているみたい。
嫌がらせでもされている気分よ。

voice: vo_adv_2116002_008
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 まあ、いいわ。討伐が目的ではないのだし。
用があるのは中身……【chara 106914 face 1 (normal)】 エリスのほうよ。
そして、ミネルヴァ……

voice: vo_adv_2116002_009
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】 ミネルヴァさえ手に入れば、全てを逆転できる。
【chara 106914 face 1 (normal)】 いいえ……そもそもアレは、私が手に入れるはずだったモノ。
【chara 106914 face 3 (anger)】 私以外の誰かが好き勝手使役しているだなんて、許さない。

voice: vo_adv_2116002_010
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 ついでに言うなら。
元とはいえ、私の飼い猫を焼こうとしたことも許しがたいわね。

voice: vo_adv_2116002_011
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】 ……けれど。
ミネルヴァは現状、エリスと名乗る草野優衣の複製と一体化していて。
そのエリスは、あの魔物の中……

voice: vo_adv_2116002_012
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 となると、【chara 106914 face 1 (normal)】 そうね。
まずはあの魔物を外側から操ることができるかどうか、
試してみるべきかしら。

voice: vo_adv_2116002_013
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 ──無粋な真似はやめてもらおうか?
覇瞳皇帝。

voice: vo_adv_2116002_014
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 誰よ。
エリスの仲間かしら?

voice: vo_adv_2116002_015
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 ごきげんよう。
私はミロク。

voice: vo_adv_2116002_016
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 少々事情がありまして……
エリスさんの願いを叶えるために力を貸している者です。

voice: vo_adv_2116002_017
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 ああ、そう。
【chara 106914 face 1 (normal)】 小間使いなんかに、用は無いわ──
って、言いたいところだけれど。

voice: vo_adv_2116002_018
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】 あなた、ずいぶんおかしな身体をしているじゃない。
少しだけ興味が湧いたわ。

voice: vo_adv_2116002_019
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 それに、その顔。
かろうじて記憶にあるわね。
【chara 106914 face 6 (surprised)】 『現実』では、おかしな組織の長をしていなかったかしら? 【chara 106914 face 1 (normal)】 あなた。

voice: vo_adv_2116002_020
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 さて、どうでしたか。
あまり過去には拘らない性質なものでね。

voice: vo_adv_2116002_021
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 自分で考える頭を持たない有象無象から、あらゆる価値を吸い上げる。
その手管には、共感しなくもないけれど……
信仰の先を想像上の存在に押し付けるのはいただけないわね。

voice: vo_adv_2116002_022
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】 せめて己が身を『神』として、手を下したらどうなの?
ええ、そう──この私のように。

voice: vo_adv_2116002_023
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 ──……

voice: vo_adv_2116002_024
ミロク:
【chara 192613 face 2 (joy)】 フッ。
ククククッ……

voice: vo_adv_2116002_025
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 ……何がおかしい?

voice: vo_adv_2116002_026
ミロク:
【chara 192613 face 2 (joy)】 神?
神だと?
貴方ごとき、神には決して届かない。

voice: vo_adv_2116002_027
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 そもそも。
二足歩行の猿が少しばかり脳を発達させたからといって、
『神』を僭称するなど。自意識過剰にも程があろうよ。

voice: vo_adv_2116002_028
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】 ……絵物語に出てくるような『神』がお好みなようね、あなたは。
【chara 106914 face 1 (normal)】 奇跡の一つでも見せてあげれば、満足するのかしら?

voice: vo_adv_2116002_029
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 結構。
よく目を見開けば、奇跡などそこら中に転がっている。
超能力者や霊感体質者の存在は、貴方もご存知のはずだ。それに……

voice: vo_adv_2116002_030
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 ──『mimi』。
魂を電脳にダイブさせるという奇跡を、
どのようにして再現可能な技術へと貶めたのか。

voice: vo_adv_2116002_031
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 ですが現在観測されている超能力者たちにも、
そのような異能は見られない。
では……いったい誰が、どのように?

voice: vo_adv_2116002_032
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 心当たりは……あるわ。勿論。

voice: vo_adv_2116002_033
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 ほう?

voice: vo_adv_2116002_034
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 当然でしょう?
【chara 106914 face 1 (normal)】 得体のしれない技術に、私の身体と精神を委ねたりはしないわ。
【chara 106914 face 4 (sad)】 ただ……

voice: vo_adv_2116002_035
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】 ……確かに。
顧みれば……ミッシングリンクのような唐突さを感じるわね。
2020年代の半ば頃から、爆発的に発展し普及した革新技術……

voice: vo_adv_2116002_036
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 ……フム。
流ミソラや園上矛依未のような境遇の人物が、能力を解析され。
技術の基礎となったのではと想像していましたが……?

voice: vo_adv_2116002_037
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 有り得ない話では無いわね。
【chara 106914 face 6 (surprised)】 ……ひょっとして、ウィズダムの設立前に長老が……【chara 106914 face 4 (sad)】 あるいは……

voice: vo_adv_2116002_038
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 ──ミロク、だったかしら。
【chara 106914 face 2 (joy)】 一応礼を言っておくわ。
『現実』に帰ったら、調べたいことが増えたもの。

voice: vo_adv_2116002_039
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 ほう、それは──

voice: vo_adv_2116002_040
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 だけど、問答はここまでよ。
礼の代わりに──【chara 106914 face 2 (joy)】 そして、先程の非礼の報復に。
あなたがその身体に貯めこんだ魂の群れ、私が奪ってあげるわ……♪

voice: vo_adv_2116002_041
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 2 (joy)】 ──フフ。
あなたを血祭りにあげれば。
エリスに一泡吹かせる手段が、見つかるかしら……!

voice: vo_adv_2116002_042
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 ──そうはいかない。

voice: vo_adv_2116002_043
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 ……っ?

voice: vo_adv_2116002_044
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 今のは──
私の魔法が、消された?
【chara 106914 face 4 (sad)】 口だけの男というわけでもなさそうね……! 

voice: vo_adv_2116002_045
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 覇瞳皇帝。
そちらにも、色々と都合はあるだろうが……

voice: vo_adv_2116002_046
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 記憶を取り戻した以上、貴様は以前のように執拗に
ミネルヴァのことを狙うことだろう。

voice: vo_adv_2116002_047
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 地に落ちたといえど、貴様もこの世界の創造主が一人。
こちらの知り得ない裏技を使われる前に、
ご退場いただくとしようか。

voice: vo_adv_2116002_048
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】 ……っ……

voice: vo_adv_2116002_049
ミロク:
【chara 192613 face 2 (joy)】 逃がしはしない。
魔力の護りが消えた後、巨神の熱に焼かれるが良かろう。

終炎の巨神:
【chara 3 face 1 (normal)】 ──……!

voice: vo_adv_2116002_050
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 3 (anger)】 くっ……!

--- Switch scene ---

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2116002_051
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 っ……?

voice: vo_adv_2116002_052
ラジラジ:
【chara 107312 face 1 (normal)】 無事ですか。
覇瞳皇帝。

voice: vo_adv_2116002_053
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 跳躍王っ?

voice: vo_adv_2116002_054
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】 ……余計な事を、【chara 106914 face 1 (normal)】 とは言わないけど。
まさか、あなたが私を助けるだなんてね……

voice: vo_adv_2116002_055
ラジラジ:
【chara 107312 face 1 (normal)】 無論、好きで助けたわけではありません。
状況的にそうせざるを得なかっただけのことです。

voice: vo_adv_2116002_056
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 ……?
【chara 106914 face 1 (normal)】 それじゃ……

voice: vo_adv_2116002_057
ラジラジ:
【chara 107312 face 3 (anger)】 おっと。
次が控えているので、失礼。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2116002_058
ミロク:
【chara 192613 face 6 (surprised)】

movie: 211600201
voice: vo_adv_2116002_059
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 ……フン。
威力は悪くないが、敵の面の皮が厚すぎるか。
【chara 107111 face 6 (surprised)】 それに──

voice: vo_adv_2116002_060
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ただの一太刀で御釈迦とは。
【chara 107111 face 3 (anger)】 おい迷宮女王。
この剣、強度が足りんぞ?

voice: vo_adv_2116002_061
ラビリスタ:
【chara 106811 face 4 (sad)】 そりゃ、ぜんっぜん調整不足だからね~
【chara 106811 face 2 (joy)】 ノウェム用に作ったレプリカの予備を、
倉庫から引っ張り出してきたやつだもん。

voice: vo_adv_2116002_062
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 とはいえ、今の一撃が通じないなら。
外部からでは、まず破壊は不能──
それが分かっただけでも、十分でしょう。

voice: vo_adv_2116002_063
ラジラジ:
【chara 107312 face 1 (normal)】 となると。内側からの破壊を試みるしかありませんが……

voice: vo_adv_2116002_064
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 4 (sad)】 ……ちょっとあなたたち。
【chara 106914 face 1 (normal)】 いきなり出てきて、どういうつもりなのかしら?

voice: vo_adv_2116002_065
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】 やー真那ー
久しぶりっ♪
元気してた?

voice: vo_adv_2116002_066
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 3 (anger)】 不快な挨拶をするんじゃないわよ。
牢の結界内での私の状態など、常に監視していたでしょうに。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2116002_067
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 ……フム。
事実上、結界内に囚われていたのは
誓約女君らも同様だったはずですが……

voice: vo_adv_2116002_068
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 ……ミロク。

voice: vo_adv_2116002_069
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 我々を良いように駒扱いした借り、返しに来てやったぞ?

voice: vo_adv_2116002_070
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 貴方がたを洗脳していたのは私ではなく、ミソラさんの──
……ああ、成程。彼女が使っていた洗脳魔法装置は
『黒き薔薇の城』に隠してあったわけか。

voice: vo_adv_2116002_071
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】 みたいだね?
【chara 106811 face 6 (surprised)】 城をぶつけてソルの塔を乗っ取ろうとしたときは、
ちょーっと焦ったけど……【chara 106811 face 2 (joy)】 ま、結果オーライってことで。

voice: vo_adv_2116002_072
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 いやはや。
物事の費用対効果を無視するのは、
ミソラさんの育ちの悪さゆえですね。

voice: vo_adv_2116002_073
ラジラジ:
【chara 107312 face 1 (normal)】 装置が城ごと壊れ。
洗脳のための魔力が送られてこなくなったのであれば、
いつまでも結界を維持しておく必要はありません。

voice: vo_adv_2116002_074
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 ですので。
少々遅参になりましたが、こうして駆け付けたというわけです。
【chara 107011 face 2 (joy)】 まだ、宴は始まったばかりのようでしたからね。

voice: vo_adv_2116002_075
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 おい。人の台詞を模倣するんじゃない。

voice: vo_adv_2116002_076
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】 ま、そんなわけだからさ。
ミロク、だったっけ?

voice: vo_adv_2116002_077
ラビリスタ:
【chara 106811 face 7 (special_a)】 ──キミにはここで、ご退場願おうかな。
【chara 106811 face 2 (joy)】 アタシたちは、パパっと『懲役』を終わらせちゃいたいんでね。

voice: vo_adv_2116002_078
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 やれるものなら……と、言いたいところですが。
貴方がた全員をお相手するほど、私も思い上がってはいない。

voice: vo_adv_2116002_079
ミロク:
【chara 192613 face 1 (normal)】 安全な場所で──世界が燃え尽き、塔が崩れ落ちるまで。
見学をさせてもらうことにしよう。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2116002_080
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 なんだ、撤退したか。
【chara 107111 face 3 (anger)】 興覚めだな。

voice: vo_adv_2116002_081
ネネカ:
【chara 107011 face 6 (surprised)】 引き際を心得る相手というのは、面倒ですね。
【chara 107011 face 1 (normal)】 どうしますか? 次は。

voice: vo_adv_2116002_082
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 こうしている間にも、巨神は移動を続けています。
放置すれば、ミロクの捨て台詞どおり。
ものの数日で世界全てを焼き尽くすでしょうね。

voice: vo_adv_2116002_083
ラビリスタ:
【chara 106811 face 6 (surprised)】 うーん、そうだねぇ。
【chara 106811 face 4 (sad)】 まっさきにランドソルに向かわないのは、
まだ慣らし運転だからって感じだけど。【chara 106811 face 1 (normal)】 放置はできないね。

voice: vo_adv_2116002_084
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 エリスとミネルヴァが内部にいるのなら、尚更だ。
おい、跳躍王。
空間跳躍で、奴の後を追えないのか?

voice: vo_adv_2116002_085
ラジラジ:
【chara 107312 face 6 (surprised)】 逃げこんだ先には空間があるはずですから、不可能では無いでしょうが。
【chara 107312 face 1 (normal)】 しかし空間跳躍には、座標の固定が必要です。
突入するためには、巨神の動きを止めなくてはなりません。

voice: vo_adv_2116002_086
ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 しかし……
この巨神を抑え込むには、私たち4人でも厳しいでしょう。

voice: vo_adv_2116002_087
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】 そうだね。
5人がかりでどうにかってところかな。

voice: vo_adv_2116002_088
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 6 (surprised)】 5人って、【chara 106914 face 4 (sad)】 もしかして──私も数に入れているの?

voice: vo_adv_2116002_089
ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 さすがは覇瞳皇帝。計算が正確で早いですね。

voice: vo_adv_2116002_090
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 ……気に食わないわ。

voice: vo_adv_2116002_091
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 まったく──腹立たしい、気に食わない提案だけれど。
仕方ないわね。
久々に、あなたたちの作業を手伝ってあげるとしましょうか。

voice: vo_adv_2116002_092
ラビリスタ:
【chara 106811 face 6 (surprised)】 あっれー?
てっきり嫌がるかと思ったけど。
【chara 106811 face 2 (joy)】 ひょっとして、何か企んでる?

voice: vo_adv_2116002_093
ラジラジ:
【chara 107312 face 1 (normal)】 まあ、当然。
企んでいないわけがないでしょうね。

voice: vo_adv_2116002_094
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 ──ハハッ!
だがどのような風の吹き回しであれ、
久々に陛下と肩を並べられるのは心が躍るぞ!

voice: vo_adv_2116002_095
覇瞳皇帝:
【chara 106914 face 1 (normal)】 だけど。
【chara 106914 face 6 (surprised)】 これだけの顔ぶれが揃って、足止めをするだけなのかしら?

voice: vo_adv_2116002_096
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】 うん。
ま、この世界を守りたいって思う人間は、
アタシたちだけじゃないからね。

voice: vo_adv_2116002_097
ラビリスタ:
【chara 106811 face 2 (joy)】 アタシたちがすることは、路を造ってあげることかな──
世界を救う、少年たちにさ。