きらめく石と商人魂
裏世界の復興を支援するカリンとクレジッタは、嘆願に来たクルルを助けて感謝される。お礼の魔宝石を使ってカリンにいたずらをするクレジッタだが、同じく魔宝石の力で宝石に閉じ込められてしまうのだった。


-------------- situation:
きらめく石と商人魂
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ペコリーヌに溜まった公務を処理させるべく、
クレジッタとカリンは『ジオ・テオゴニア』にやってきた。
だが──

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クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 ──なぁ~~~んでわたくしが
こんなことしなくちゃいけませんの~っ!?

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カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 なんでもなにも……
クレジッタさんが二つ返事で引き受けちゃったからでしょう?
【chara 118511 face 4 (sad)】 『ジオ・テオゴニア』の復興予算の財務処理。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 復興支援緊急対策本部──と銘打たれた、
キャッスル・オブ・パルフェの大広間にて。
二人は復興予算を嘆願する書類の山に包囲されていた。

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クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 あ、あれは……
【chara 118011 face 3 (anger)】 ちょっとしたリップサービスで申し上げたまででしてよ!?
そう、ほんの社交辞令! ジェネリックプラティチューズですわっ!

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カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 そうなんですか? 【chara 118511 face 1 (normal)】 私はてっきり、
ペコリーヌさん直々のお願いでしたから断れなかったのかと。

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クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 見くびらないでくださいましっ!
わたくしとて、今や一国の財務を預かる身ですのよ。
情にほだされて安請け合いをするほど、甘っちょろくはありません!

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クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 ですが……よもやよもや、他国の行政官に内部情報を開示するような
甘ちょろ国家がこの世に存在するとは思いもしませんでしたし?
【chara 118011 face 1 (normal)】 それより何より、【chara 118011 face 2 (joy)】 復興を真摯に願う陛下の御心に寄り添うためにも……!

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カリン:
【chara 118511 face 1 (normal)】 二つ返事でOKしちゃったと。【chara 118511 face 2 (joy)】 そこからは早かったですね~
あれよあれよと話が決まって、【chara 118511 face 1 (normal)】 こうして会場まで用意してもらえて。

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クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 ええ、ええ、ご覧のありさまでしてよ!
城の前には長蛇の列! 朝っぱらから書類仕事!

voice: vo_adv_2204103_008
カリン:
【chara 118511 face 2 (joy)】 ふふふ、私にとってはいつも通りですけどね。
【chara 118511 face 6 (surprised)】 といっても文化圏が違うせいか、【chara 118511 face 4 (sad)】 書式はちょっと独特ですけど……

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クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 そこですわそれですわ!
【chara 118011 face 6 (surprised)】 どうしてこの国、貨幣にコインチョコやクッキーを使ってますの!?
【chara 118011 face 3 (anger)】 何度見てもお菓子のレシピにしか見えませんわよ!?

voice: vo_adv_2204103_010
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 あっ、すみませんクレジッタさん。
先ほど確認いただいた、こちらの書類なのですが……

voice: vo_adv_2204103_011
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 なになに、急になんですの?
……計算ミスでもありまして?

voice: vo_adv_2204103_012
カリン:
【chara 118511 face 1 (normal)】 ここで言うクッキーは、チョコチップクッキーなので、
クッキーの10倍の価値で計算し直してください。

voice: vo_adv_2204103_013
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 チョコチッ……!?
はぁ~~~っ? 【chara 118011 face 3 (anger)】 とんだ引っかけ問題ですわね!?
屈辱ですわ! まがりなりにも元商人であるこのわたくしが──

voice: vo_adv_2204103_014
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 あとこちらのチョコミントの予算ですが、
【chara 118511 face 1 (normal)】 その年度における「アリ派」「ナシ派」の得票率によって、
価格相場が変動するそうでして……

voice: vo_adv_2204103_015
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 んなこと知ったこっちゃありませんわ!
【chara 118011 face 6 (surprised)】 というかチョコミントはこっちでも賛否ありますの!?
【chara 118011 face 3 (anger)】 これほどクソどうでもいい豆知識もちょっとないですわね!

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カリン:
【chara 118511 face 3 (anger)】 他国の文化なんですから、下品な表現しちゃだめですよ?
【chara 118511 face 1 (normal)】 まぁそういうことなので、修正、お願いしますね。
【chara 118511 face 2 (joy)】 私の分は終わったので、お先に昼休憩いただきます♪

voice: vo_adv_2204103_017
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 な、なんですって!?
あの書類の山を小一時間で……!?

voice: vo_adv_2204103_018
カリン:
【chara 118511 face 2 (joy)】 ええ、書類仕事は慣れていますし。
【chara 118511 face 1 (normal)】 ルールさえ分かればわりと楽に片づけられますよ。

voice: vo_adv_2204103_019
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 わ、わたくしのプライドを傷つけておいて、涼しいお顔ですこと!
【chara 118011 face 3 (anger)】 覚えてらっしゃいクソ眼鏡、目にモノ見せて差し上げますわ。
まず先にこのチョコミント書類を料理してからですけどっ……! 

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クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 ……はぁ、こんなことになると知っていたら
秘書1号を引きずってでも連れてきましたのに──

voice: vo_adv_2204103_021
???:
【chara 194112 face 7 (special_a)】 ──どうかどうか、お願いしますですぅ~~~っ!!!!

voice: vo_adv_2204103_022
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】 ぎゃあぁっ!?
今度はいったいなんなん──って、土下座!?

voice: vo_adv_2204103_023
クルル:
【chara 194112 face 7 (special_a)】 お時間に間に合わなかったことはジュージュー承知でっ!
【chara 194112 face 4 (sad)】 でもでもでも! そこをなんとか!!
遊園地再建に愛の手を~~~!!

voice: vo_adv_2204103_024
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】 なっ!? 【chara 118011 face 3 (anger)】 ……部屋に飛び込むなり畳んだ膝を滑らせ、
上体を柔らかくしならせつつの、鮮やかな五体投地……っ!

voice: vo_adv_2204103_025
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 わたくしも土下座させるのは大好きですし、
【chara 118011 face 6 (surprised)】 ついでにその昔は生きるために土下座したことだってありますけども。
【chara 118011 face 3 (anger)】 ここまで見事な土下座っぷりは、なかなか──

voice: vo_adv_2204103_026
カリン:
【chara 118511 face 4 (sad)】 見るだけじゃなくて、話を聞いてあげましょうよ……
【chara 118511 face 6 (surprised)】 ──あの、いったいどうされたんですか?

voice: vo_adv_2204103_027
クルル:
【chara 194112 face 4 (sad)】 ぜぃ、はぁ……ごごごっ、ごめんなさいっ!
大急ぎで来たん、ですけど……間に合わなくてぇ~っ!

voice: vo_adv_2204103_028
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 えーっと……【chara 118511 face 1 (normal)】 一旦、落ち着きましょう。
そのご様子だと、お話をするどころではありませんから。

voice: vo_adv_2204103_029
クルル:
【chara 194112 face 6 (surprised)】 あのあの、わたしクルルと申しますですっ!
【chara 194112 face 4 (sad)】 『グランドリームパーク』っていう、遊園地の支配人をやってましてっ!

voice: vo_adv_2204103_030
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 グランドリームパークというと……
【chara 118511 face 1 (normal)】 少し前にペコリーヌさんたちが、魔物を倒して奪還した施設でしたね。

voice: vo_adv_2204103_031
クルル:
【chara 194112 face 8 (special_b)】 はいです!!
【chara 194112 face 1 (normal)】 みなさんのおかげで、魔物は追い払えたですけどけど……
【chara 194112 face 4 (sad)】 乗り物とかは、まだボロボロめちゃくちゃのままでっ……

voice: vo_adv_2204103_032
クルル:
【chara 194112 face 6 (surprised)】 でもでもここに来たら、なんとかしてくれるって聞きまして!
【chara 194112 face 4 (sad)】 大急ぎで書類書いたのに、書いたんですけど!
うたた寝しちゃって……受付、やっぱりもう終わっちゃったですか?

voice: vo_adv_2204103_033
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 確かに午前の部の受付は終わってますけど、
【chara 118511 face 1 (normal)】 午後の部もありますので、ゆっくり来ていただいてよかったんですよ?

voice: vo_adv_2204103_034
クルル:
【chara 194112 face 6 (surprised)】 そっ、そうなんですか!?
【chara 194112 face 4 (sad)】 ごごごごめんなさい、わたしまた早とちりで!
また後で来ますです~っ!

voice: vo_adv_2204103_035
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 あぁっ、待ってください!
【chara 118511 face 1 (normal)】 せっかくご足労いただいたことですし、【chara 118511 face 2 (joy)】 いいですよ。
特別にこの場で受け付けましょう!

voice: vo_adv_2204103_036
クルル:
【chara 194112 face 8 (special_b)】 本当ですか!?
【chara 194112 face 2 (joy)】 ああっ、ありがとうございますぅ~っ!!

voice: vo_adv_2204103_037
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 ちょっとちょっと!?
なに勝手に仕事増やしてくれちゃってますの!?
【chara 118011 face 3 (anger)】 わたくしはやりませんわよ!

voice: vo_adv_2204103_038
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 では、私が担当しますか。
【chara 118511 face 1 (normal)】 陛下が自ら魔物と戦って救った遊園地ですし、
【chara 118511 face 2 (joy)】 その復興を手伝えるなんて、とても光栄です♪

voice: vo_adv_2204103_039
クレジッタ:
【chara 118511 face 1 (normal)】 【chara 118011 face 3 (anger)】 ちぃっ、策士ですわね!
上等でしてよ! さっさとその書類をお寄こしなさいっ!

voice: vo_adv_2204103_040
クルル:
【chara 194112 face 8 (special_b)】 はいっ!
【chara 194112 face 2 (joy)】 どうぞどうぞ、よろしくお願いいたしますです~っ!

voice: vo_adv_2204103_041
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 はぁっ、またやたらと枚数が多いですわね。
【chara 118011 face 6 (surprised)】 ……って、なんなんですのこのへったくそな字は!?
【chara 118011 face 3 (anger)】 幼稚園児でももうちょっとマシですわよ!?

voice: vo_adv_2204103_042
カリン:
【chara 194112 face 6 (surprised)】 【chara 118511 face 3 (anger)】 もう、クレジッタさん。さすがに失礼ですよ。
【chara 118511 face 4 (sad)】 まあ確かに、個性的な筆跡ではありますけど……

voice: vo_adv_2204103_043
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 そもそもこれ、必要なものを箇条書きにしただけじゃありません?
【chara 118011 face 6 (surprised)】 復興計画を、お夕飯の買い物メモか何かと
勘違いなさっているのではなくて?

voice: vo_adv_2204103_044
クルル:
【chara 194112 face 4 (sad)】 す、すみませんです!
ずっと数をかぞえてましたら、
頭の中に羊の団体さんが来ちゃって……

voice: vo_adv_2204103_045
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 却下ですわよ、却下!
まともに書けるようになってから出直しておいでなさい!

voice: vo_adv_2204103_046
クルル:
【chara 194112 face 6 (surprised)】 そんなぁですっ……!
【chara 194112 face 4 (sad)】 わたしの遊園地、どこもかしこもボロボロで……
これからいったいどうしたら……うううぅ~っ!

voice: vo_adv_2204103_047
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 ぐっ、そんな捨てウサギのような目で見られましても……
【chara 118011 face 3 (anger)】 大体、様式も守っていない書類では
こちらも対処しようがありませんわ!

voice: vo_adv_2204103_048
カリン:
【chara 118511 face 1 (normal)】 まあまあクレジッタさん。そう言わずに。
クルルさんも、そんな世界の終わりみたいな顔しないでください。

voice: vo_adv_2204103_049
カリン:
【chara 118511 face 2 (joy)】 私とクレジッタさんで、書類の作り直しを手伝いますから。
【chara 118511 face 1 (normal)】 幸い必要なものはちゃんと書かれているみたいですし。

voice: vo_adv_2204103_050
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 さり気なくわたくしを含めないでいただけませんこと!?
【chara 118011 face 3 (anger)】 そもそもこの仕事自体、手伝うのは今日限りでしてよ!
秘書1号を呼んだら、一足お先に帰らせて──

voice: vo_adv_2204103_051
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 そうですか。【chara 118511 face 2 (joy)】 では、陛下にもそう申し伝えておきますね。

voice: vo_adv_2204103_052
クレジッタ:
【chara 194112 face 1 (normal)】 【chara 118011 face 2 (joy)】 謹んでお手伝いさせていただきますわ~!
そちらのお席におかけになってくださいましっ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 その後、クレジッタとカリンの協力のもと、
クルルは小一時間ほどをかけて、どうにか嘆願書を完成させたのだった。

voice: vo_adv_2204103_053
カリン:
【chara 118511 face 1 (normal)】 ──はい、確かに受理させていただきました。
【chara 118511 face 2 (joy)】 お疲れさまです。クルルさん。

voice: vo_adv_2204103_054
クルル:
【chara 194112 face 2 (joy)】 あああっ、ありがとうございますですっ!
なにからなにまでお世話になって、お二人にはもう感謝感謝で!

voice: vo_adv_2204103_055
クレジッタ:
【chara 118511 face 1 (normal)】 【chara 118011 face 2 (joy)】 オホホホホ、お安い御用でしてよ。我が親愛なる
ユースティアナ陛下より仰せつかった、復興支援のためですもの。
【chara 118011 face 1 (normal)】 ……ですがこれきりにしてくださいまし。【chara 118011 face 2 (joy)】 二度目はなくってよ。

voice: vo_adv_2204103_056
カリン:
【chara 194112 face 8 (special_b)】 【chara 118511 face 2 (joy)】 クレジッタさんはこう言ってますが、
私たちでよければいつでも相談しにきてくださいね。
【chara 118511 face 1 (normal)】 まだまだ大変でしょうから。

voice: vo_adv_2204103_057
クルル:
【chara 194112 face 2 (joy)】 はいですっ! それでですね、お二人には……
【chara 194112 face 8 (special_b)】 ぜひぜひ、これをもらってほしいです!
【chara 194112 face 2 (joy)】 助けてくれたお礼と、お近づきの印で!

voice: vo_adv_2204103_058
クレジッタ:
【chara 118011 face 7 (special_a)】 まっ!?
な、なんて大きな宝石……【chara 118011 face 3 (anger)】 って、騙されませんでしてよ。
【chara 118011 face 4 (sad)】 この世界のことですしきっと飴玉か何かでしょうそうに決まってますわ。

voice: vo_adv_2204103_059
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 ……飴玉、【chara 118511 face 1 (normal)】 ですよね?
【chara 118511 face 2 (joy)】 ありがとうございます、クルルさん。
午後の仕事が終わったらいただきますね。

voice: vo_adv_2204103_060
クルル:
【chara 194112 face 6 (surprised)】 あのあのっ、食べちゃダメです!
【chara 194112 face 4 (sad)】 ごめんなさい、やっぱり食べられる方がうれしいですよね?

voice: vo_adv_2204103_061
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 ……食べられる方?
食べられない方の飴玉なんてものがありますの?
【chara 118011 face 4 (sad)】 毒を盛るには向いてないと思うのですけれど……

voice: vo_adv_2204103_062
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 ──ちょ、ちょっと待ってください!
【chara 118511 face 3 (anger)】 いま鑑定してみたんですけど……
【chara 118511 face 6 (surprised)】 これって、本物の宝石じゃないですか……!?

voice: vo_adv_2204103_063
クレジッタ:
【chara 118011 face 2 (joy)】 ぷー、くすくす。
カリンさん、メガネが曇ってるんじゃありませんこと?
【chara 118011 face 1 (normal)】 こんな大粒の宝石、本物ならどれだけの値がつくことや……、【chara 118011 face 6 (surprised)】 ら……?

voice: vo_adv_2204103_064
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】 って、これマジモンじゃありませんことっ!?
【chara 118011 face 3 (anger)】 そそそんなはずっ! 飴玉に決まってますわ(ペロッ!)──
【chara 118011 face 5 (shy)】 ぜんっぜん甘くないですわむしろ心なしかしょっぱいですわ~っ!!?

voice: vo_adv_2204103_065
クルル:
【chara 194112 face 6 (surprised)】 はわわっ、急いで走ってきたので!
ただの魔宝石でして、甘くなくてごめんなさいですっ!
【chara 194112 face 4 (sad)】 今すぐ飴屋さんに行って、代わりのものをもらってきますですので~っ!

voice: vo_adv_2204103_066
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】 ──待って、待って、お待ちになって!!
【chara 118011 face 7 (special_a)】 ぜんっぜん、構いませんことよ! わたくし甘くもしょっぱくもない
石ころ超好きですの! 気が合いますわね貴女っ!

voice: vo_adv_2204103_067
クルル:
【chara 194112 face 6 (surprised)】 ほほほ、本当ですか……!?
【chara 194112 face 2 (joy)】 そんなによろこんでもらえるなんて……わたしもうれしいです!

voice: vo_adv_2204103_068
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】 それでそれで、ちょーっとしたご相談なのですけれど……
【chara 118011 face 2 (joy)】 この石ころって、ほかにも種類がありまして?
【chara 118011 face 7 (special_a)】 あるなら見せていただけませんこと?

voice: vo_adv_2204103_069
クルル:
【chara 194112 face 2 (joy)】 はいですっ♪ たっくさんありますですよ!
好きなだけもらってくださいです!
よいしょっ、よいしょっ♪

voice: vo_adv_2204103_070
クレジッタ:
【chara 118011 face 7 (special_a)】 うひょおおおーーーっ!!
ダイヤモンドにルビー! サファイア! エメラルド!
来てよかった『ジオ・テオゴニア』! これぞ我が世の春ですわ~っ!

voice: vo_adv_2204103_071
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 す、すごい……どれも見たことない大きさです。
それに、一つ一つ魔力が込められているみたいですね。
量はまちまちですが……

voice: vo_adv_2204103_072
クルル:
【chara 194112 face 8 (special_b)】 そうなんですです~っ!
【chara 194112 face 2 (joy)】 『グランドリームパーク』の乗り物を動かしたり、
マスコットのかばばん君に変身できたり! とっても便利なんですっ♪

voice: vo_adv_2204103_073
クレジッタ:
【chara 118011 face 7 (special_a)】 オ~ッホッホ! 【chara 118011 face 1 (normal)】 マスコット? 【chara 118011 face 2 (joy)】 馬鹿おっしゃいな♪
そんなもの、着ぐるみと中の人を金で用意すれば済む話ですわ!
【chara 118011 face 7 (special_a)】 これをランドソルに持ち帰れば、億万長者でしてよォ~ッホッホ!!

voice: vo_adv_2204103_074
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 いえ、クレジッタさん……【chara 118511 face 4 (sad)】 さすがにこれは受け取れませんよ。
仮にもこの仕事は公務の一環で、その見返りにこんな高価なものを
受け取ったら、収賄の疑いは免れません。

voice: vo_adv_2204103_075
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 なにをおっしゃいますの、カリンさんが黙っていれば済む話でしょう!
【chara 118011 face 1 (normal)】 わたくしたちは余計な仕事をこなして、ちょっとした対価を
受け取っただけですわ。【chara 118011 face 7 (special_a)】 ちょっとばかりきれいなだけの石ころをね!

voice: vo_adv_2204103_076
カリン:
【chara 118511 face 3 (anger)】 いいえ。
特例の業務だからこそ、しっかり報告させていただきます。
【chara 118511 face 4 (sad)】 のちのち外交問題に発展する可能性もありますし……

voice: vo_adv_2204103_077
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 かーっ、おカタいですわね! これだからお役人は!
【chara 118011 face 1 (normal)】 ……そんな減らず口は、【chara 118011 face 2 (joy)】 こうしてやりますわ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2204103_078
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 えっ? 【chara 118511 face 4 (sad)】 ……きゃあぁっ!?

story_still_220410301
voice: vo_adv_2204103_079
クルル:
【chara 194112 face 6 (surprised)】 わわわっ、カリンさんがかばばん君になっちゃったです!?

voice: vo_adv_2204103_080
クレジッタ:
【chara 118011 face 2 (joy)】 ──ぷっ、あはっ、あっははははっ!
ほんっ、ほんとにマスコットになってしまいましたわ!
よーくお似合いでしてよ、おほほほほっ!

voice: vo_adv_2204103_081
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 ……えっ? えっ? これどうなってるんです?
【chara 118511 face 4 (sad)】 て、手足がなんだか動かしにくくて……メガネにも届かない……?
【chara 118511 face 6 (surprised)】 いったいなにをしたんですか、クレジッタさん!?

voice: vo_adv_2204103_082
クレジッタ:
【chara 118011 face 2 (joy)】 わたくし、すこ~しばかり錬金術の心得もありますの。その応用で、
お持ちの魔宝石に、ちょぴっと魔力を流し込んで差し上げましたのよ♪
カリンさんたらな~んておかわいらしいのかしら、ぷぷぷのぷーですわ♪

voice: vo_adv_2204103_083
クルル:
【chara 194112 face 6 (surprised)】 あのあの、安心してください!
【chara 194112 face 8 (special_b)】 たぶん何時間か経って、魔力が切れたら元に戻りますですので!

voice: vo_adv_2204103_084
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 数時間もこのままなんですか!?
【chara 118511 face 4 (sad)】 こ、困ります! もうすぐ午後の部の受付が始まるんですよ!

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クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 あらあらあらあら。もうそんなお時間ですの~?
【chara 118011 face 1 (normal)】 なら善は急げですわ! 苦難に見舞われ、不安に苛まれている方々を
お待たせするなんて酷ですものね~♪

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カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 ちょっ、まっ、待ってください!
こんな格好で人前に出るなんて──

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クレジッタ:
【chara 118011 face 2 (joy)】 ──お待たせいたしましたわ~!
復興事業の書類をお持ちのみなさま、受付はこちらですのよ!
一列に並んで、順にお越しになってくださいまし~!

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巨人族の男性:
【chara 9411 face 2 (joy)】 おお、ありがてえ。
ここに来れば村を建て直す物資を都合してくれるって聞いて──

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巨人族の男性:
【chara 9411 face 6 (surprised)】 ……お、おおっ? なんだありゃ?
なんかマスコットみたいなのが立ってるんだが……
あれに書類を渡せばいい……のか?

voice: vo_adv_2204103_090
クレジッタ:
【chara 118011 face 2 (joy)】 ええ、ええ。あそこにいるのは復興事業のマスコット……
名付けて「かりりんちゃん」でしてよ!

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カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 か、かりりんちゃん!?

voice: vo_adv_2204103_092
巨人族の男性:
【chara 9411 face 2 (joy)】 へぇ、なんだか書類がどーとかこーとかで、
もっと小難しい話されるもんだと思ってたが……
遊園地みてえで面白いじゃねえか。世話んなるぜ、かりりんちゃんよ。

voice: vo_adv_2204103_093
かりりんちゃん:
【chara 118511 face 4 (sad)】 は、はい……
どうぞ、こちら、へ……

still display end
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 その後、カリンもとい「かりりんちゃん」は、
最後までマスコットの姿から元に戻ることのないまま、
午後の部の受付を終えたのだった。

voice: vo_adv_2204103_094
クルル:
【chara 194112 face 4 (sad)】 ごめんなさいごめんなさい!
わたしの魔宝石のせいで、カリンさんを困らせちゃってぇ~っ!

voice: vo_adv_2204103_095
カリン:
【chara 118511 face 4 (sad)】 い、いえ、クルルさんが謝ることなんてありませんよ。
【chara 118511 face 1 (normal)】 それにみなさんにも、親しみを持っていただけたみたいですし。
【chara 118511 face 4 (sad)】 復興のためと思えば……ふっ、ふふふっ……

voice: vo_adv_2204103_096
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】 オーッホッホッホ! そうですとも、そうですとも♪
お越しになった方々にも、大人気でしたものねぇ!
【chara 118011 face 2 (joy)】 この大評判の大盛況、きっと陛下もお喜びになることでしょう♪

voice: vo_adv_2204103_097
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】 さてと、わたくしはそろそろ失礼いたしますわね。
さきほどの宝石は、全部わたくしがもらって差し上げますわ。
【chara 118011 face 2 (joy)】 カリンさんはいらないようですから♪ ではでは……

voice: vo_adv_2204103_098
カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 ……クルルさん。
【chara 118511 face 1 (normal)】 すみませんが、私にも一つだけ魔宝石をいただけますか?

voice: vo_adv_2204103_099
クルル:
【chara 194112 face 8 (special_b)】 あっ、受け取ってくれるんですか?
【chara 194112 face 2 (joy)】 もちろんどぞどぞです♪

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カリン:
【chara 194112 face 8 (special_b)】 【chara 118511 face 2 (joy)】 ありがとうございます。
──えいっ。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2204103_101
クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 へっ!? ちょ、ちょっと貴女!
いったいなにをするおつもり──【chara 118011 face 5 (shy)】 んぎゃあああっ!!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2204103_102
クレジッタ:
【chara 118012 face 1 (normal)】 ──えぇっ、これどうなってますの?
こっ、この……! かった! これ宝石? 宝石の中!?
ちょっとカリンさん! ここから出してくださいまし!

voice: vo_adv_2204103_103
カリン:
【chara 118511 face 2 (joy)】 いえいえ、ご遠慮なさらず。
【chara 118511 face 1 (normal)】 ……そんなに宝石がお好きなら、その中でしばらく
くつろいでいてください。【chara 118511 face 2 (joy)】 私はお先に失礼しますね。

voice: vo_adv_2204103_104
クレジッタ:
【chara 118012 face 1 (normal)】 お、お待ちになって! 一旦話し合いませんこと!?
わわわ、わたくしといたしましては、復興事業の一助になればと……
そう! よかれと思ってしたことですのよ!?

voice: vo_adv_2204103_105
カリン:
【chara 118511 face 1 (normal)】 それとクルルさん。【chara 118511 face 6 (surprised)】 とても素敵な贈り物ではありますが、
【chara 118511 face 1 (normal)】 やはり宝石は全部お返ししますね。
【chara 118511 face 2 (joy)】 私は職務を果たしただけなので、お気持ちだけで結構です。

voice: vo_adv_2204103_106
クルル:
【chara 118511 face 1 (normal)】 【chara 194112 face 6 (surprised)】 ふぇっ!?
ま、また全部戻ってきちゃったです……
【chara 194112 face 4 (sad)】 ほんのちょっとでも、なにかお礼がしたかったですけど……

voice: vo_adv_2204103_107
カリン:
【chara 118511 face 1 (normal)】 なら、【chara 118511 face 2 (joy)】 このあたりでおすすめのお店を教えてください。
【chara 118511 face 1 (normal)】 よければご一緒にお食事しながら、
今後の計画についてもお話ししましょう。

voice: vo_adv_2204103_108
クルル:
【chara 194112 face 8 (special_b)】 はっ、はいですっ! 【chara 194112 face 1 (normal)】 でもでも、あのっ……
クレジッタさんはあのままで大丈夫です?

voice: vo_adv_2204103_109
カリン:
【chara 118511 face 2 (joy)】 いいんです。彼女は宝石が……超好き、ですから♪

voice: vo_adv_2204103_110
クレジッタ:
【chara 118012 face 1 (normal)】 確かに、確かに超好きですけれど!
自分が宝石になりたいという意味ではありませんのよ!?
いいから早く、ここから出しなさい──

voice: vo_adv_2204103_111
クレジッタ:
【chara 118012 face 1 (normal)】 って、二人ともお待ちなさい!
わたくしが悪かったですわ! ちょっと、聞いてますの!?
お願いですから、ここから出してくださいまし~~~っ!!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 魔宝石によって自らが宝石と化したクレジッタは、
嫌というほど宝石っぽい気分を堪能させられたあと、
深夜になってようやく解放されたのだった。