ジオ・ゲヘナの決闘ピョン
クリスティーナに助けられたナーナは、カリザと決闘するため特訓することに。決闘当日、大きなハンデのおかげでカリザと引き分けたナーナ。決闘でカリザはアイドルの才能を見出されるも、逃げだすのだった。
-------------- situation:
ジオ・ゲヘナの決闘ピョン
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──弱肉強食の地である『ジオ・ゲヘナ』。
そのゲヘナのジャングルに、アルミラージの少女の悲鳴と、
鞭を持った少年の怒声が響いていた。
voice: vo_adv_2206104_000
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】
おい待てゴラァッ! テメーみてえなクソウサギは、
痛い目みねえと分かんねえらしいからなぁっ!
voice: vo_adv_2206104_001
ナーナ:
【chara 194612 face 9 (special_c)】
ふえぇっ!? どーしてそんなにおこってるの~!?
カリザちゃんはちっちゃくてカワイイね、ってほめただけなのに~!
voice: vo_adv_2206104_002
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】
だーっ! 黙りやがれ、脳みそスカスカのドーナツ女が!
【chara 191611 face 1 (normal)】
どいつもこいつもオレのことをガキ扱いしやがってよおッ!
【chara 191611 face 3 (anger)】
食らえオラッ!
voice: vo_adv_2206104_003
ナーナ:
【chara 194612 face 9 (special_c)】
んぴいぃぃぃっ!?
やだやだ、止めてよぉ~!? ムチなんてあぶないよぉ~!
voice: vo_adv_2206104_004
カリザ:
【chara 191611 face 7 (special_a)】
ハハッ、ずいぶんいい声で鳴くじゃねえか!
【chara 191611 face 2 (joy)】
追い詰めりゃあ、もっといい声出してくれんだろうなァ!?
voice: vo_adv_2206104_005
カリザ:
【chara 191611 face 2 (joy)】
ここ最近、気に入らねえことだらけだ……
【chara 191611 face 7 (special_a)】
テメーで思う存分憂さ晴らしさせてもらうぜ、ウサギ女! 【chara 191611 face 6 (surprised)】
……ん?
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_2206104_006
カリザ:
【chara 191611 face 6 (surprised)】
この世界の魔物か。【chara 191611 face 2 (joy)】
ヘッ、なかなかカッケー恐竜じゃねーか。
久々に手下を増やしてやるとすっか──
【chara 191611 face 3 (anger)】
おい、クソ魔物! アイツを頭から丸かじりにしてやれッ!
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_2206104_007
ナーナ:
【chara 194612 face 9 (special_c)】
ぴぃぃ!? ナーナなんて食べてもおいしくないよぅ!?
だ、だれか、助けてぇ~~~!!?
voice: vo_adv_2206104_008
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
──ふんっ!!
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_2206104_009
ナーナ:
【chara 194612 face 8 (special_b)】
ふぇっ……?
voice: vo_adv_2206104_010
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
一撃とは他愛もない。【chara 107111 face 4 (sad)】
今のはハズレだったな。
voice: vo_adv_2206104_011
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】
……チッ! どうしてこんなとこにいやがる、
誓約女君!?
voice: vo_adv_2206104_012
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
坊やたちが、なかなか面白そうな世界を見つけたと聞いたんでな。
噂通り、それなりに歯ごたえのあるヤツと戦える──
オマエはどうだ? 【レイジ・レギオン】のマスコット。
voice: vo_adv_2206104_013
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】
誰がマスコットだゴラァッ!?
voice: vo_adv_2206104_014
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
おっとそれより……ナーナとか言ったな。
【chara 107111 face 3 (anger)】
あんな屈辱を受けて、なぜ魔物やカリザと戦おうとしない?
voice: vo_adv_2206104_015
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】
だってナーナ、弱いし……
魔物にもカリザちゃんにもぜったい勝てっこないもん……
voice: vo_adv_2206104_016
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
はぁ……まったく。
ウサギ仲間として見てられんな。
voice: vo_adv_2206104_017
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】
へっ? おねえさん、
ウサギにはぜんぜん見えないけど……
voice: vo_adv_2206104_018
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
なにを言う。【chara 107111 face 1 (normal)】
心はウサギさんだぴょん☆
【chara 107111 face 2 (joy)】
というわけでだ。特別にオマエを鍛えてやろうじゃないかぴょん!
voice: vo_adv_2206104_019
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】
えええっ!? そんなのヤだよぉ!?
【chara 194612 face 7 (special_a)】
鍛えるとか頑張るとか、ナーナには向いてないもん!
voice: vo_adv_2206104_020
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
だったらどうした? 命を救ってやったんだ。
ワタシの言うことには従ってもらうぞ。
【chara 107111 face 2 (joy)】
カリザに勝てるほど強くしてやろう、ありがたく思え!
voice: vo_adv_2206104_021
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】
ぴーいぃぃぃ!? 【chara 194612 face 9 (special_c)】
こ、この人、むちゃくちゃだよぉ!?
voice: vo_adv_2206104_022
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】
……オイ。さっきからなに勝手に話を進めてやがる!
そのクソウサギはオレの獲物だ! 【chara 191611 face 3 (anger)】
ジャマすんじゃねえ、ボケっ!
voice: vo_adv_2206104_023
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
……やれやれ。
【chara 107111 face 1 (normal)】
ワタシが鍛えた小娘と戦うのが、そんなに怖いのか?
voice: vo_adv_2206104_024
カリザ:
【chara 191611 face 4 (sad)】
ンだとォ……? 【chara 191611 face 1 (normal)】
バカかテメー!
んなザコをいくら鍛えようがオレに勝てるわけねーだろうがッ!
voice: vo_adv_2206104_025
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
言ったな? 【chara 107111 face 1 (normal)】
なら一週間後、証明してやろう。
ナーナのような弱者でも、オマエに決闘で勝利できるとな。
【chara 107111 face 6 (surprised)】
ああそうだ──【chara 107111 face 1 (normal)】
敗者には、命令をひとつ聞いてもらうぞ。
voice: vo_adv_2206104_026
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】
……クソッ、舐めやがって。七冠ってのはどいつもこいつも……
いいぜ、そのケンカ買ってやろうじゃねえか!
【chara 191611 face 3 (anger)】
ただし、テメーもオレのブチ殺リスト入りだ、誓約女君……!
voice: vo_adv_2206104_027
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
さて。そうと決まれば早速特訓といこうか。
決闘まで時間はない。
【chara 107111 face 2 (joy)】
特別メニューでたっぷりとかわいがってやろう……♪
voice: vo_adv_2206104_028
ナーナ:
【chara 194612 face 7 (special_a)】
ふえぇぇ……
なんだかとんでもないことに
巻き込まれちゃったような~……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして、その日より、クリスティーナによる
恐るべき特訓が始まった……
voice: vo_adv_2206104_029
ナーナ:
【chara 194612 face 7 (special_a)】
ぴぃ、ぴぃ……ふぅぅ……
【chara 194612 face 8 (special_b)】
ク、クリスティーナさんっ……
あ、あとどれくらい、ウサギ跳びするんですかぁ……!?
voice: vo_adv_2206104_030
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
無論、フルマラソンを完走するまでだとも。普通の人間にとっては、
ウサギ跳びなど前時代的なくだらない訓練だが……
voice: vo_adv_2206104_031
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
アルミラージであるオマエにとっては、これ以上ないほど
効果的なトレーニングだ。【chara 107111 face 3 (anger)】
さぁ、泣き言を言ってないでとっとと跳べ!
かけ声も忘れるな! そしてワタシのことは教官と呼べ!
voice: vo_adv_2206104_032
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】
ひぅっ……
は、はい教官っ!
ぴょんぴょーんっ!
voice: vo_adv_2206104_033
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
そらそら、その魔物はずいぶんと素早い。
【chara 107111 face 2 (joy)】
死ぬ気で逃げなければ、頭から喰われてしまうぞ♪
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_2206104_034
ナーナ:
【chara 194612 face 9 (special_c)】
ぴぃぃぃーッ!!
どうしてナーナがこんな目に~~~!?
voice: vo_adv_2206104_035
ナーナ:
【chara 194612 face 8 (special_b)】
ううっ……こんなの、もう耐えらんないよぅ……
ドーナツも食べらんないし、【chara 194612 face 3 (anger)】
こうなったら、こっそり逃げ出して……
voice: vo_adv_2206104_036
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
ほう? いい度胸じゃないか。【chara 107111 face 1 (normal)】
今夜の特訓は決まったな。
ワタシが一晩中追いかけ回してやるから、逃げ続けてみろ。
voice: vo_adv_2206104_037
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
ちなみに。副団長時代のワタシから逃げられた団員は、
ただの一人もいなかった。【chara 107111 face 1 (normal)】
オマエはどうかな……♪
voice: vo_adv_2206104_038
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】
わぁ~んっ!
【chara 194612 face 9 (special_c)】
もうヤだよ~~~っ!?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そうして、決闘前日……
カリザは、ある機会を伺っていた。
voice: vo_adv_2206104_039
カリザ:
【chara 191611 face 2 (joy)】
──ハッ。誓約女君め、すっかり油断してやがる。
自分が狙われてるとも知らずによォ……!
voice: vo_adv_2206104_040
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】
あの女の全部が気に食わねえ……!
調子に乗ってるところも、オレに指図してくるところもなにもかも!
voice: vo_adv_2206104_041
カリザ:
【chara 191611 face 2 (joy)】
ウサギ女は明日の決闘で完膚なきまでにブッ潰すとして!
【chara 191611 face 3 (anger)】
クソババア、テメエはここでブチのめしてやんよ! オラァッ!
voice: vo_adv_2206104_042
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
──『乱数聖域』。
voice: vo_adv_2206104_043
カリザ:
【chara 191611 face 4 (sad)】
──ガハッ!?
voice: vo_adv_2206104_044
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
なるほど、確かに。
恐るべきスペックの高さだよ、オマエは。
将来性は相当なものだ。だが……
voice: vo_adv_2206104_045
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
そこまで露骨に殺気が漏れ出ていては、奇襲の意味がない。
【chara 107111 face 6 (surprised)】
経験がまだまだ浅いな、坊や。
voice: vo_adv_2206104_046
カリザ:
【chara 191611 face 4 (sad)】
ぐっ……【chara 191611 face 1 (normal)】
クソッタレがぁ……!
voice: vo_adv_2206104_047
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
……『ジオ・ゲヘナ』の流儀としてオマエに命じる。
明日は、今負けた分のペナルティーを負ってもらうぞ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
クリスティーナとカリザとの戦いの翌日。
いよいよ、決闘の日がやってきた。
voice: vo_adv_2206104_048
カリザ:
【chara 191611 face 4 (sad)】
……チッ。まだ、昨日のダメージがかなり残ってやがる……
調子はせいぜい、いいとこ20%ってとこか……
voice: vo_adv_2206104_049
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】
えっと……カリザちゃん、よく分かんないけど大丈夫……?
フラフラしてるし、決闘なんて止めた方が……
voice: vo_adv_2206104_050
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】
……ウッゼえ。テメーをぶちのめすのなんざ、
片手が動きゃ十分過ぎんだよ!
voice: vo_adv_2206104_051
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
それだけの啖呵が切れるなら問題はあるまい。
【chara 107111 face 6 (surprised)】
これからオマエたちの決闘を始めるわけだが……
voice: vo_adv_2206104_052
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
その前に、二人には着替えてもらおうか。
カリザ、それがオマエへのペナルティーだ。
【chara 107111 face 2 (joy)】
二人に輝くものがあるか、見極めさせてもらうぞ。
voice: vo_adv_2206104_053
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】
輝くもの……? 【chara 194612 face 6 (surprised)】
……って、モタモタしてたらまた怒られちゃう!
早く着替えてこなくちゃ!
voice: vo_adv_2206104_054
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】
──って、んだよこりゃあッ!?
voice: vo_adv_2206104_055
ナーナ:
【chara 194612 face 2 (joy)】
わぁ~♪
フリフリでかわい~♪
【chara 194612 face 1 (normal)】
この服なぁに、教官?
voice: vo_adv_2206104_056
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
見ての通り、アイドル衣装だ。
【chara 107111 face 1 (normal)】
……ふむ。それなりに似合ってるぞ。
内面の輝きのほうは、まだわからんがな。
voice: vo_adv_2206104_057
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】
チクショー……! あのババア、後でゼッテー殺す……!
【chara 191611 face 3 (anger)】
……っつーか、サイズ微妙に合ってなくて動きにくいんだよ!
voice: vo_adv_2206104_058
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
おっと。採寸はツムギに任せるべきだったか?
【chara 107111 face 1 (normal)】
……まあ、どうでもいい。さっさと決闘を始めろ。
voice: vo_adv_2206104_059
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】
言われねえでもやってやるよ!
【chara 191611 face 3 (anger)】
瞬殺してやる、クソウサギがッ!!
voice: vo_adv_2206104_060
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】
ぴいっ!? 危ないっ!?
voice: vo_adv_2206104_061
カリザ:
【chara 191611 face 6 (surprised)】
かわしやがった!?
【chara 191611 face 3 (anger)】
チッ……マグレだろ、オラッ!
voice: vo_adv_2206104_062
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】
わっとっと!? ギ、ギリギリセーフ!
voice: vo_adv_2206104_063
カリザ:
【chara 191611 face 6 (surprised)】
なっ、どうなってやがる……!?
voice: vo_adv_2206104_064
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ナーナが弱肉強食の『ジオ・ゲヘナ』で
ここまで生き延びてこられた最大の理由……
voice: vo_adv_2206104_065
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
それは、臆病ゆえの逃げ足だ。
【chara 107111 face 1 (normal)】
そんな数少ない長所をこの一週間、ひたすら磨き続けてきた。
生半可な攻撃ではそうそう当たらんよ。
voice: vo_adv_2206104_066
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】
ああ、イラつくぜ……!
いい加減にしやがれ、クソウサギがよォ!
voice: vo_adv_2206104_067
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】
ひゃあんっ!?
ど、どうにかかわせた……!
voice: vo_adv_2206104_068
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
どうした、カリザ?
魔物を使役しなければそんなものか。まるで大したことはないな。
voice: vo_adv_2206104_069
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】
ハァッ!? ざけんな!
オレの力はまだまだこんなもんじゃ……
voice: vo_adv_2206104_070
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】
カリザちゃんが、教官に気を取られてる……!?
【chara 194612 face 3 (anger)】
よ、よーし!
練習どおりに……!
voice: vo_adv_2206104_071
ナーナ:
【chara 194612 face 3 (anger)】
いっくよ~! えぇ~いっ!
voice: vo_adv_2206104_072
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】
……チッ!
そんなもんでっ……!
voice: vo_adv_2206104_073
カリザ:
【chara 191611 face 4 (sad)】
!?
クソ、腕の傷がッ……!
voice: vo_adv_2206104_074
カリザ・ナーナ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ぐあっ!?
あいたぁっ!?
voice: vo_adv_2206104_075
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
……はぁ。まったく……
ここまでお膳立てしておいてやって、相打ち止まりか。
voice: vo_adv_2206104_076
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
残念ながら、この勝負は引き分けだな。
voice: vo_adv_2206104_077
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】
……ざっけんな!
こんな動きにくいモン着せられたせいだっての!
やってられっか! 捨ててやるクソ衣装がッ!
voice: vo_adv_2206104_078
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】
あ、ナーナもちょっと脱ごうかな……
いっぱい運動して暑くなってきちゃったし。
still display end
voice: vo_adv_2206104_079
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
──弱者であろうと、鍛錬や作戦次第では、
強者に一矢報いることができる。
倒すまではいかなかったが、少なくともそのことは理解できただろう。
voice: vo_adv_2206104_080
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
カリザには大きなハンデがあったが……
【chara 107111 face 1 (normal)】
それでも元々の実力差を考えれば、健闘といえなくもない。
【chara 107111 face 2 (joy)】
何より、よくワタシの訓練に最後まで耐え抜いたな。ナーナ。
voice: vo_adv_2206104_081
ナーナ:
【chara 194612 face 2 (joy)】
えへへっ!
【chara 194612 face 5 (shy)】
教官にほめられるなんて、初めてかもっ! 【chara 194612 face 2 (joy)】
やったぁ♪
voice: vo_adv_2206104_082
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
さて。今回の決闘には、
実のところ勝敗の他にもう一つ目的があった。
voice: vo_adv_2206104_083
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
それは、アイドルの適性を見極めることだ。
voice: vo_adv_2206104_084
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】
あいどるのてきせー……?
voice: vo_adv_2206104_085
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
ああ。【chara 107111 face 1 (normal)】
本気でぶつかり合う姿で、人の心を動かす素質があるかを
じっくり観察させてもらったわけだが……
voice: vo_adv_2206104_086
ナーナ:
【chara 194612 face 8 (special_b)】
きょ、きょーかん! ナーナは、ナーナはどうでしたか!?
アイドルになれそうでしたかぁ!?
voice: vo_adv_2206104_087
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
ムリだな。才能の欠片もない。
【chara 107111 face 1 (normal)】
逃げ回るばかりのウサギを応援したいとは、誰も思わんだろう。
voice: vo_adv_2206104_088
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】
ガ、ガーンッ!!
voice: vo_adv_2206104_089
カリザ:
【chara 191611 face 2 (joy)】
はっ。
とーぜんだろボケ。
voice: vo_adv_2206104_090
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
一方で──カリザよ。
【chara 107111 face 2 (joy)】
オマエには素質を感じたぞ。
voice: vo_adv_2206104_091
カリザ:
【chara 191611 face 6 (surprised)】
はぁっ!? 正気かテメー!?
voice: vo_adv_2206104_092
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
プロデューサーなど、正気では務まらんさ。
……ランドソルには少年アイドルが不足してるからな。
【chara 107111 face 2 (joy)】
オマエがデビューすれば売れる可能性はかなり高いだろう。
voice: vo_adv_2206104_093
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
決闘を決めたときにワタシが言った言葉は覚えているな?
【chara 107111 face 1 (normal)】
『敗者にはワタシの命令を聞いてもらう』……
【chara 107111 face 2 (joy)】
そして、ナーナ相手に引き分けだったオマエは敗者も同然だ。
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カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】
だから言うことを聞けってか!?
【chara 191611 face 3 (anger)】
ざけんな! 引き分けはノーカンだろうが、ノーカン!
voice: vo_adv_2206104_095
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
ルールの解釈を決めるのはオマエではない。ワタシだ。
そして、ナーナ。
さっきはつい褒めてしまったが……
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クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
オマエはまだまだ鍛え方が足りない。
【chara 107111 face 2 (joy)】
喜べ。ワタシ直々に、更なる特訓をしてやろうじゃないか♪
voice: vo_adv_2206104_097
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】
ぴいっ!? また、あの地獄の特訓なんて……
そんなのムリムリのムリだよぉ!
【chara 194612 face 9 (special_c)】
ナーナ、今度こそ逃げちゃうもん!
voice: vo_adv_2206104_098
カリザ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
【chara 191611 face 6 (surprised)】
クソウサギのヤツ、とんでもねー勢いで逃げやがった……!
【chara 191611 face 3 (anger)】
……オレもズラからせてもらうぜ!
これ以上、誰かのオモチャにされてたまっかよッ!
voice: vo_adv_2206104_099
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
……面白い。それくらいの反骨精神がなくてはな。
【chara 107111 face 2 (joy)】
待っていろ、二人とも。5分以内にどちらも捕まえてやる!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして『ジオ・ゲヘナ』のジャングルにて、
七冠による全力の追いかけっこが始まるのだった……