ジオ・ゲヘナの決闘ピョン
クリスティーナに助けられたナーナは、カリザと決闘するため特訓することに。決闘当日、大きなハンデのおかげでカリザと引き分けたナーナ。決闘でカリザはアイドルの才能を見出されるも、逃げだすのだった。


-------------- situation:
ジオ・ゲヘナの決闘ピョン
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──弱肉強食の地である『ジオ・ゲヘナ』。
そのゲヘナのジャングルに、アルミラージの少女の悲鳴と、
鞭を持った少年の怒声が響いていた。

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カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】 おい待てゴラァッ! テメーみてえなクソウサギは、
痛い目みねえと分かんねえらしいからなぁっ!

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ナーナ:
【chara 194612 face 9 (special_c)】 ふえぇっ!? どーしてそんなにおこってるの~!?
カリザちゃんはちっちゃくてカワイイね、ってほめただけなのに~!

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カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】 だーっ! 黙りやがれ、脳みそスカスカのドーナツ女が!
【chara 191611 face 1 (normal)】 どいつもこいつもオレのことをガキ扱いしやがってよおッ!
【chara 191611 face 3 (anger)】 食らえオラッ!

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ナーナ:
【chara 194612 face 9 (special_c)】 んぴいぃぃぃっ!?
やだやだ、止めてよぉ~!? ムチなんてあぶないよぉ~!

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カリザ:
【chara 191611 face 7 (special_a)】 ハハッ、ずいぶんいい声で鳴くじゃねえか!
【chara 191611 face 2 (joy)】 追い詰めりゃあ、もっといい声出してくれんだろうなァ!?

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カリザ:
【chara 191611 face 2 (joy)】 ここ最近、気に入らねえことだらけだ……
【chara 191611 face 7 (special_a)】 テメーで思う存分憂さ晴らしさせてもらうぜ、ウサギ女! 【chara 191611 face 6 (surprised)】 ……ん?

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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カリザ:
【chara 191611 face 6 (surprised)】 この世界の魔物か。【chara 191611 face 2 (joy)】 ヘッ、なかなかカッケー恐竜じゃねーか。
久々に手下を増やしてやるとすっか──
【chara 191611 face 3 (anger)】 おい、クソ魔物! アイツを頭から丸かじりにしてやれッ!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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ナーナ:
【chara 194612 face 9 (special_c)】 ぴぃぃ!? ナーナなんて食べてもおいしくないよぅ!?
だ、だれか、助けてぇ~~~!!?

voice: vo_adv_2206104_008
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──ふんっ!!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

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ナーナ:
【chara 194612 face 8 (special_b)】 ふぇっ……?

voice: vo_adv_2206104_010
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 一撃とは他愛もない。【chara 107111 face 4 (sad)】 今のはハズレだったな。

voice: vo_adv_2206104_011
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】 ……チッ! どうしてこんなとこにいやがる、
誓約女君!?

voice: vo_adv_2206104_012
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 坊やたちが、なかなか面白そうな世界を見つけたと聞いたんでな。
噂通り、それなりに歯ごたえのあるヤツと戦える──
オマエはどうだ? 【レイジ・レギオン】のマスコット。

voice: vo_adv_2206104_013
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】 誰がマスコットだゴラァッ!?

voice: vo_adv_2206104_014
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 おっとそれより……ナーナとか言ったな。
【chara 107111 face 3 (anger)】 あんな屈辱を受けて、なぜ魔物やカリザと戦おうとしない?

voice: vo_adv_2206104_015
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】 だってナーナ、弱いし……
魔物にもカリザちゃんにもぜったい勝てっこないもん……

voice: vo_adv_2206104_016
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 はぁ……まったく。
ウサギ仲間として見てられんな。

voice: vo_adv_2206104_017
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】 へっ? おねえさん、
ウサギにはぜんぜん見えないけど……

voice: vo_adv_2206104_018
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 なにを言う。【chara 107111 face 1 (normal)】 心はウサギさんだぴょん☆
【chara 107111 face 2 (joy)】 というわけでだ。特別にオマエを鍛えてやろうじゃないかぴょん!

voice: vo_adv_2206104_019
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】 えええっ!? そんなのヤだよぉ!?
【chara 194612 face 7 (special_a)】 鍛えるとか頑張るとか、ナーナには向いてないもん!

voice: vo_adv_2206104_020
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 だったらどうした? 命を救ってやったんだ。
ワタシの言うことには従ってもらうぞ。
【chara 107111 face 2 (joy)】 カリザに勝てるほど強くしてやろう、ありがたく思え!

voice: vo_adv_2206104_021
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】 ぴーいぃぃぃ!? 【chara 194612 face 9 (special_c)】 こ、この人、むちゃくちゃだよぉ!?

voice: vo_adv_2206104_022
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 ……オイ。さっきからなに勝手に話を進めてやがる!
そのクソウサギはオレの獲物だ! 【chara 191611 face 3 (anger)】 ジャマすんじゃねえ、ボケっ!

voice: vo_adv_2206104_023
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ……やれやれ。
【chara 107111 face 1 (normal)】 ワタシが鍛えた小娘と戦うのが、そんなに怖いのか?

voice: vo_adv_2206104_024
カリザ:
【chara 191611 face 4 (sad)】 ンだとォ……? 【chara 191611 face 1 (normal)】 バカかテメー!
んなザコをいくら鍛えようがオレに勝てるわけねーだろうがッ!

voice: vo_adv_2206104_025
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 言ったな? 【chara 107111 face 1 (normal)】 なら一週間後、証明してやろう。
ナーナのような弱者でも、オマエに決闘で勝利できるとな。
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ああそうだ──【chara 107111 face 1 (normal)】 敗者には、命令をひとつ聞いてもらうぞ。

voice: vo_adv_2206104_026
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 ……クソッ、舐めやがって。七冠ってのはどいつもこいつも……
いいぜ、そのケンカ買ってやろうじゃねえか!
【chara 191611 face 3 (anger)】 ただし、テメーもオレのブチ殺リスト入りだ、誓約女君……!

voice: vo_adv_2206104_027
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 さて。そうと決まれば早速特訓といこうか。
決闘まで時間はない。
【chara 107111 face 2 (joy)】 特別メニューでたっぷりとかわいがってやろう……♪

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ナーナ:
【chara 194612 face 7 (special_a)】 ふえぇぇ……
なんだかとんでもないことに
巻き込まれちゃったような~……

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そして、その日より、クリスティーナによる
恐るべき特訓が始まった……

voice: vo_adv_2206104_029
ナーナ:
【chara 194612 face 7 (special_a)】 ぴぃ、ぴぃ……ふぅぅ……
【chara 194612 face 8 (special_b)】 ク、クリスティーナさんっ……
あ、あとどれくらい、ウサギ跳びするんですかぁ……!?

voice: vo_adv_2206104_030
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 無論、フルマラソンを完走するまでだとも。普通の人間にとっては、
ウサギ跳びなど前時代的なくだらない訓練だが……

voice: vo_adv_2206104_031
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 アルミラージであるオマエにとっては、これ以上ないほど
効果的なトレーニングだ。【chara 107111 face 3 (anger)】 さぁ、泣き言を言ってないでとっとと跳べ!
かけ声も忘れるな! そしてワタシのことは教官と呼べ!

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ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】 ひぅっ……
は、はい教官っ!
ぴょんぴょーんっ!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 そらそら、その魔物はずいぶんと素早い。
【chara 107111 face 2 (joy)】 死ぬ気で逃げなければ、頭から喰われてしまうぞ♪

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

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ナーナ:
【chara 194612 face 9 (special_c)】 ぴぃぃぃーッ!!
どうしてナーナがこんな目に~~~!?

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ナーナ:
【chara 194612 face 8 (special_b)】 ううっ……こんなの、もう耐えらんないよぅ……
ドーナツも食べらんないし、【chara 194612 face 3 (anger)】 こうなったら、こっそり逃げ出して……

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ほう? いい度胸じゃないか。【chara 107111 face 1 (normal)】 今夜の特訓は決まったな。
ワタシが一晩中追いかけ回してやるから、逃げ続けてみろ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 ちなみに。副団長時代のワタシから逃げられた団員は、
ただの一人もいなかった。【chara 107111 face 1 (normal)】 オマエはどうかな……♪

voice: vo_adv_2206104_038
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】 わぁ~んっ!
【chara 194612 face 9 (special_c)】 もうヤだよ~~~っ!?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そうして、決闘前日……
カリザは、ある機会を伺っていた。

voice: vo_adv_2206104_039
カリザ:
【chara 191611 face 2 (joy)】 ──ハッ。誓約女君め、すっかり油断してやがる。
自分が狙われてるとも知らずによォ……!

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カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 あの女の全部が気に食わねえ……!
調子に乗ってるところも、オレに指図してくるところもなにもかも!

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カリザ:
【chara 191611 face 2 (joy)】 ウサギ女は明日の決闘で完膚なきまでにブッ潰すとして!
【chara 191611 face 3 (anger)】 クソババア、テメエはここでブチのめしてやんよ! オラァッ!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 ──『乱数聖域』。

voice: vo_adv_2206104_043
カリザ:
【chara 191611 face 4 (sad)】 ──ガハッ!?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 なるほど、確かに。
恐るべきスペックの高さだよ、オマエは。
将来性は相当なものだ。だが……

voice: vo_adv_2206104_045
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 そこまで露骨に殺気が漏れ出ていては、奇襲の意味がない。
【chara 107111 face 6 (surprised)】 経験がまだまだ浅いな、坊や。

voice: vo_adv_2206104_046
カリザ:
【chara 191611 face 4 (sad)】 ぐっ……【chara 191611 face 1 (normal)】 クソッタレがぁ……!

voice: vo_adv_2206104_047
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ……『ジオ・ゲヘナ』の流儀としてオマエに命じる。
明日は、今負けた分のペナルティーを負ってもらうぞ。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 クリスティーナとカリザとの戦いの翌日。
いよいよ、決闘の日がやってきた。

voice: vo_adv_2206104_048
カリザ:
【chara 191611 face 4 (sad)】 ……チッ。まだ、昨日のダメージがかなり残ってやがる……
調子はせいぜい、いいとこ20%ってとこか……

voice: vo_adv_2206104_049
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】 えっと……カリザちゃん、よく分かんないけど大丈夫……?
フラフラしてるし、決闘なんて止めた方が……

voice: vo_adv_2206104_050
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 ……ウッゼえ。テメーをぶちのめすのなんざ、
片手が動きゃ十分過ぎんだよ!

voice: vo_adv_2206104_051
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 それだけの啖呵が切れるなら問題はあるまい。
【chara 107111 face 6 (surprised)】 これからオマエたちの決闘を始めるわけだが……

voice: vo_adv_2206104_052
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 その前に、二人には着替えてもらおうか。
カリザ、それがオマエへのペナルティーだ。
【chara 107111 face 2 (joy)】 二人に輝くものがあるか、見極めさせてもらうぞ。

voice: vo_adv_2206104_053
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】 輝くもの……? 【chara 194612 face 6 (surprised)】 ……って、モタモタしてたらまた怒られちゃう!
早く着替えてこなくちゃ!

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voice: vo_adv_2206104_054
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】 ──って、んだよこりゃあッ!?

voice: vo_adv_2206104_055
ナーナ:
【chara 194612 face 2 (joy)】 わぁ~♪
フリフリでかわい~♪
【chara 194612 face 1 (normal)】 この服なぁに、教官?

voice: vo_adv_2206104_056
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 見ての通り、アイドル衣装だ。
【chara 107111 face 1 (normal)】 ……ふむ。それなりに似合ってるぞ。
内面の輝きのほうは、まだわからんがな。

voice: vo_adv_2206104_057
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 チクショー……! あのババア、後でゼッテー殺す……!
【chara 191611 face 3 (anger)】 ……っつーか、サイズ微妙に合ってなくて動きにくいんだよ!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 おっと。採寸はツムギに任せるべきだったか?
【chara 107111 face 1 (normal)】 ……まあ、どうでもいい。さっさと決闘を始めろ。

voice: vo_adv_2206104_059
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 言われねえでもやってやるよ!
【chara 191611 face 3 (anger)】 瞬殺してやる、クソウサギがッ!!

voice: vo_adv_2206104_060
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】 ぴいっ!? 危ないっ!?

voice: vo_adv_2206104_061
カリザ:
【chara 191611 face 6 (surprised)】 かわしやがった!?
【chara 191611 face 3 (anger)】 チッ……マグレだろ、オラッ!

voice: vo_adv_2206104_062
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】 わっとっと!? ギ、ギリギリセーフ!

voice: vo_adv_2206104_063
カリザ:
【chara 191611 face 6 (surprised)】 なっ、どうなってやがる……!?

voice: vo_adv_2206104_064
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ナーナが弱肉強食の『ジオ・ゲヘナ』で
ここまで生き延びてこられた最大の理由……

voice: vo_adv_2206104_065
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 それは、臆病ゆえの逃げ足だ。
【chara 107111 face 1 (normal)】 そんな数少ない長所をこの一週間、ひたすら磨き続けてきた。
生半可な攻撃ではそうそう当たらんよ。

voice: vo_adv_2206104_066
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】 ああ、イラつくぜ……!
いい加減にしやがれ、クソウサギがよォ!

voice: vo_adv_2206104_067
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】 ひゃあんっ!?
ど、どうにかかわせた……!

voice: vo_adv_2206104_068
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 どうした、カリザ?
魔物を使役しなければそんなものか。まるで大したことはないな。

voice: vo_adv_2206104_069
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】 ハァッ!? ざけんな!
オレの力はまだまだこんなもんじゃ……

voice: vo_adv_2206104_070
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】 カリザちゃんが、教官に気を取られてる……!?
【chara 194612 face 3 (anger)】 よ、よーし!
練習どおりに……! 

voice: vo_adv_2206104_071
ナーナ:
【chara 194612 face 3 (anger)】 いっくよ~! えぇ~いっ!

voice: vo_adv_2206104_072
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 ……チッ!
そんなもんでっ……!

voice: vo_adv_2206104_073
カリザ:
【chara 191611 face 4 (sad)】 !?
クソ、腕の傷がッ……! 

voice: vo_adv_2206104_074
カリザ・ナーナ:
【chara 1 face 1 (normal)】 ぐあっ!?
あいたぁっ!?

voice: vo_adv_2206104_075
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 ……はぁ。まったく……
ここまでお膳立てしておいてやって、相打ち止まりか。

voice: vo_adv_2206104_076
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 残念ながら、この勝負は引き分けだな。

voice: vo_adv_2206104_077
カリザ:
【chara 191611 face 3 (anger)】 ……ざっけんな!
こんな動きにくいモン着せられたせいだっての!
やってられっか! 捨ててやるクソ衣装がッ!

voice: vo_adv_2206104_078
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】 あ、ナーナもちょっと脱ごうかな……
いっぱい運動して暑くなってきちゃったし。

still display end
voice: vo_adv_2206104_079
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ──弱者であろうと、鍛錬や作戦次第では、
強者に一矢報いることができる。
倒すまではいかなかったが、少なくともそのことは理解できただろう。

voice: vo_adv_2206104_080
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 カリザには大きなハンデがあったが……
【chara 107111 face 1 (normal)】 それでも元々の実力差を考えれば、健闘といえなくもない。
【chara 107111 face 2 (joy)】 何より、よくワタシの訓練に最後まで耐え抜いたな。ナーナ。

voice: vo_adv_2206104_081
ナーナ:
【chara 194612 face 2 (joy)】 えへへっ!
【chara 194612 face 5 (shy)】 教官にほめられるなんて、初めてかもっ! 【chara 194612 face 2 (joy)】 やったぁ♪

voice: vo_adv_2206104_082
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 さて。今回の決闘には、
実のところ勝敗の他にもう一つ目的があった。

voice: vo_adv_2206104_083
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 それは、アイドルの適性を見極めることだ。

voice: vo_adv_2206104_084
ナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】 あいどるのてきせー……?

voice: vo_adv_2206104_085
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 ああ。【chara 107111 face 1 (normal)】 本気でぶつかり合う姿で、人の心を動かす素質があるかを
じっくり観察させてもらったわけだが……

voice: vo_adv_2206104_086
ナーナ:
【chara 194612 face 8 (special_b)】 きょ、きょーかん! ナーナは、ナーナはどうでしたか!?
アイドルになれそうでしたかぁ!?

voice: vo_adv_2206104_087
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 ムリだな。才能の欠片もない。
【chara 107111 face 1 (normal)】 逃げ回るばかりのウサギを応援したいとは、誰も思わんだろう。

voice: vo_adv_2206104_088
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】 ガ、ガーンッ!!

voice: vo_adv_2206104_089
カリザ:
【chara 191611 face 2 (joy)】 はっ。
とーぜんだろボケ。

voice: vo_adv_2206104_090
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 一方で──カリザよ。
【chara 107111 face 2 (joy)】 オマエには素質を感じたぞ。

voice: vo_adv_2206104_091
カリザ:
【chara 191611 face 6 (surprised)】 はぁっ!? 正気かテメー!?

voice: vo_adv_2206104_092
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 プロデューサーなど、正気では務まらんさ。
……ランドソルには少年アイドルが不足してるからな。
【chara 107111 face 2 (joy)】 オマエがデビューすれば売れる可能性はかなり高いだろう。

voice: vo_adv_2206104_093
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 決闘を決めたときにワタシが言った言葉は覚えているな?
【chara 107111 face 1 (normal)】 『敗者にはワタシの命令を聞いてもらう』……
【chara 107111 face 2 (joy)】 そして、ナーナ相手に引き分けだったオマエは敗者も同然だ。

voice: vo_adv_2206104_094
カリザ:
【chara 191611 face 1 (normal)】 だから言うことを聞けってか!?
【chara 191611 face 3 (anger)】 ざけんな! 引き分けはノーカンだろうが、ノーカン!

voice: vo_adv_2206104_095
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ルールの解釈を決めるのはオマエではない。ワタシだ。
そして、ナーナ。
さっきはつい褒めてしまったが……

voice: vo_adv_2206104_096
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 オマエはまだまだ鍛え方が足りない。
【chara 107111 face 2 (joy)】 喜べ。ワタシ直々に、更なる特訓をしてやろうじゃないか♪

voice: vo_adv_2206104_097
ナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】 ぴいっ!? また、あの地獄の特訓なんて……
そんなのムリムリのムリだよぉ!
【chara 194612 face 9 (special_c)】 ナーナ、今度こそ逃げちゃうもん!

voice: vo_adv_2206104_098
カリザ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 【chara 191611 face 6 (surprised)】 クソウサギのヤツ、とんでもねー勢いで逃げやがった……!
【chara 191611 face 3 (anger)】 ……オレもズラからせてもらうぜ!
これ以上、誰かのオモチャにされてたまっかよッ!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 ……面白い。それくらいの反骨精神がなくてはな。
【chara 107111 face 2 (joy)】 待っていろ、二人とも。5分以内にどちらも捕まえてやる!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そして『ジオ・ゲヘナ』のジャングルにて、
七冠による全力の追いかけっこが始まるのだった……