媛たちとのおままごと
迷子のミミを保護したアネモネはネフィ=ネラの元へ連れて行く。ジュンとはぐれたらしいミミのため、おままごとに付き合う二人。無事に合流した後、ミミは決闘しようとするジュンたちを止め元の世界へ帰る。


-------------- situation:
媛たちとのおままごと
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 強力無比な魔物が闊歩する『ジオ・ゲヘナ』。
そのジャングルにて、非力な少女が一人、泣きながらさまよっていた。

voice: vo_adv_2207101_000
ミミ:
【chara 102011 face 4 (sad)】 うぅ……ぐすっ……
ジュンおねえさ~ん、どこ~っ……?

voice: vo_adv_2207101_001
ミミ:
【chara 102011 face 4 (sad)】 こわい魔物さんがいっぱいだし……
すっごく暑くて、ノドかわいてきちゃったし……

voice: vo_adv_2207101_002
ミミ:
【chara 102011 face 1 (normal)】 あっ、そうだ! 【chara 102011 face 5 (shy)】 水筒持ってきてたんだ!
お水を飲んで、うさぎさんパワーでがんばろ~♪

voice: vo_adv_2207101_003
ミミ:
【chara 102011 face 6 (surprised)】 ……あれっ? 水筒がない……?
【chara 102011 face 4 (sad)】 もしかして、どこかに落としちゃった……?

voice: vo_adv_2207101_004
ミミ:
【chara 102011 face 4 (sad)】 ……ぐすっ……帰りたいよ~……
……おにいちゃん……みんな……

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ガサガサッ!

voice: vo_adv_2207101_005
ミミ:
【chara 102011 face 6 (surprised)】 ひゃっ!? だ、だあれ……?
【chara 102011 face 4 (sad)】 ジュン……おねえさん……?

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_2207101_006
ミミ:
【chara 102011 face 6 (surprised)】 わわわっ!? 魔物さん!?
【chara 102011 face 4 (sad)】 に、逃げなくちゃ──……いたっ!?

voice: vo_adv_2207101_007
ミミ:
【chara 102011 face 4 (sad)】 ……うわ~んっ! だれか~!

voice: vo_adv_2207101_008
アネモネ:
【chara 129611 face 4 (sad)】 ──はぁ。

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_2207101_009
アネモネ:
【chara 129613 face 4 (sad)】 魔物に背を向けて──しかも、泣き喚いて逃げるだなんて。
【chara 129613 face 7 (special_a)】 命がいらないんですか?

voice: vo_adv_2207101_010
ミミ:
【chara 102011 face 4 (sad)】 ひっく、ひっく……

voice: vo_adv_2207101_011
ミミ:
【chara 102011 face 4 (sad)】 わ゙あ゙ぁ~ん゙っ!
ごわがっだよぉ~っ!!

voice: vo_adv_2207101_012
アネモネ:
【chara 129613 face 3 (anger)】 ──抱きつかないでください。
攻撃とみなしますよ。

voice: vo_adv_2207101_013
ミミ:
【chara 102011 face 1 (normal)】 えっ……! 【chara 102011 face 4 (sad)】 ……ふぇっ、ご、ごめっ……

voice: vo_adv_2207101_014
ミミ:
【chara 102011 face 4 (sad)】 ぐすっ……
ゔえ゙え゙ぇ~ん゙っ!! ゔえ゙え゙ぇ~~ん゙っ!!

voice: vo_adv_2207101_015
アネモネ:
【chara 129613 face 4 (sad)】 ──はぁ。
どうすれば……

voice: vo_adv_2207101_016
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 1 (normal)】 おや。モネや。【chara 129711 face 2 (joy)】 これはまた、
ずいぶんと愛らしき子を連れてきんしたなぁ。

voice: vo_adv_2207101_017
アネモネ:
【chara 129612 face 7 (special_a)】 ──見回りの際にたまたま、です。
【chara 129612 face 6 (surprised)】 ミミという名みたいですが、【chara 129612 face 7 (special_a)】 それしか。

voice: vo_adv_2207101_018
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 6 (surprised)】 フゥム……見ない顔だの。
【chara 129711 face 1 (normal)】 どれ、ミミ殿や。
わっちらに、なにがあったか教えておくんなまし?

voice: vo_adv_2207101_019
ミミ:
【chara 102012 face 4 (sad)】 う、うん……えっと、ね……

--- Switch scene ---

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──今から数時間前。

voice: vo_adv_2207101_020
ミミ:
【chara 102011 face 2 (joy)】 るんたった~るんたった~♪
【chara 102011 face 5 (shy)】 この世界のおひめさまって、どんな人なんだろ~!

voice: vo_adv_2207101_021
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ──ミミちゃん。君が『ジオ・ゲヘナ』のプリンセスに
挨拶したいという気持ちは、もちろん尊重するよ。
ライラエル姫の元に訪問したときと同じくね。

voice: vo_adv_2207101_022
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ただ、『ジオ・ゲヘナ』は『ジオ・テオゴニア』とは
全く別の世界だ。それは理解しているね?

voice: vo_adv_2207101_023
ミミ:
【chara 102011 face 5 (shy)】 うんっ! だから、今日はおひめさまに
ごあいさつだけして帰るんだよね♪

voice: vo_adv_2207101_024
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 そう。よく覚えているね。ここは危険な世界だ。
けど、必ず私がミミちゃんを守る。だから安心して……

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_2207101_025
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……早速のお出ましか。
ミミちゃん、私から少しだけ離れて。
そして、そこで待っててほしい。いいね?

voice: vo_adv_2207101_026
ミミ:
【chara 102011 face 3 (anger)】 う、うん、わかった!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_2207101_027
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 っ!?
これほどの深い霧を発生させるとは……!
だが、視界を奪われようが戦闘に支障は……

voice: vo_adv_2207101_028
ミミ:
【chara 102011 face 6 (surprised)】 ジュンおねえさん、どこ……?
【chara 102011 face 1 (normal)】 なんにも見えないよ~……【chara 102011 face 4 (sad)】 そ、そっちかな……?

voice: vo_adv_2207101_029
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ミミちゃん、待つんだ!
落ち着いて、その場でジッと……!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_2207101_030
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……くっ! 早くこいつを倒して、霧を止めなければ!
無事でいてくれ、ミミちゃん……!

voice: vo_adv_2207101_031
ミミ:
【chara 102011 face 6 (surprised)】 ……あ、あれっ!?
ミミ、もしかして迷子になっちゃった……?
【chara 102011 face 4 (sad)】 うう、ジュンおねえさ~んっ……!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2207101_032
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 6 (surprised)】 ふむ……事情はよおく分かり申した。
【chara 129711 face 4 (sad)】 今までどれほどお前さまが心細い思いをしたことか……

voice: vo_adv_2207101_033
ネフィ=ネラ:
【chara 102012 face 1 (normal)】 【chara 129711 face 2 (joy)】 よしよし。もう安心しておくんなんし。
この世界の媛として、ミミ殿を心からもてなす故に。

voice: vo_adv_2207101_034
ミミ:
【chara 102012 face 1 (normal)】 ひめ……ってことは、
【chara 102012 face 6 (surprised)】 おねえさん、おひめさまなの!?

voice: vo_adv_2207101_035
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 1 (normal)】 左様。わっちの名はネフィ=ネラ。
【chara 129711 face 2 (joy)】 ミミ殿の朋として──ネラ、と呼んでくだしゃんせ。

voice: vo_adv_2207101_036
ミミ:
【chara 102012 face 5 (shy)】 ネラおねえさん、それに、アネモネおねえさん!
【chara 102012 face 2 (joy)】 本当にありがとう♪

voice: vo_adv_2207101_037
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 2 (joy)】 フフ……♪ なにほどのことやありけむ。
【chara 129711 face 1 (normal)】 それより密林を彷徨いて、喉の渇きを覚えたかと存じますれば。
まずは冷たい茶で、一服なさるが宜しきかと。

voice: vo_adv_2207101_038
ミミ:
【chara 102012 face 5 (shy)】 わぁっ、いただきまーすっ♪
【chara 102012 face 2 (joy)】 ごくごくっ……えへへっ、おいしいね♪

voice: vo_adv_2207101_039
ネフィ=ネラ:
【chara 102012 face 5 (shy)】 【chara 129711 face 2 (joy)】 お口に合った御様子、何よりでありんす。
【chara 129711 face 1 (normal)】 さて……喉を潤した後は、お手玉遊びでも致しんしょう♪

voice: vo_adv_2207101_040
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 1 (normal)】 ミミ殿に、この技ができますかの?
ほっ、ほっ、ほっ……

voice: vo_adv_2207101_041
ミミ:
【chara 102012 face 2 (joy)】 わ、すごーい! ミミもやってみるね!
【chara 102012 face 1 (normal)】 えっと、こうかな? 【chara 102012 face 5 (shy)】 えいっ、やっ……

voice: vo_adv_2207101_042
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 2 (joy)】 ──コロコロコロ。
素直にして明朗、純粋無垢。
なんと愛らしいことやら。

voice: vo_adv_2207101_043
アネモネ:
【chara 129612 face 6 (surprised)】 ──ずいぶんと子どもの扱いに慣れていますね。

voice: vo_adv_2207101_044
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 1 (normal)】 さもありなん。
汝もわっちの手腕の程は、よぉく知っておろう?

voice: vo_adv_2207101_045
アネモネ:
【chara 129612 face 7 (special_a)】 ──覚えてません。

voice: vo_adv_2207101_046
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 6 (surprised)】 嗚呼、懐かしき也。
モネもこれしきの砌は、無垢そのものだったというに。

voice: vo_adv_2207101_047
アネモネ:
【chara 129612 face 7 (special_a)】 ──前からこうです。私は。

voice: vo_adv_2207101_048
ミミ:
【chara 102012 face 4 (sad)】 あう~……お手玉って、むずかしいね……

voice: vo_adv_2207101_049
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 1 (normal)】 おやおや、相済みませぬ。
ならばひとつ、別の余興と洒落込みませう。
【chara 129711 face 2 (joy)】 モネや。アレの準備を。

voice: vo_adv_2207101_050
アネモネ:
【chara 129612 face 7 (special_a)】 本気──ですか?

voice: vo_adv_2207101_051
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 6 (surprised)】 何ぞ不服かえ?

voice: vo_adv_2207101_052
アネモネ:
【chara 129612 face 4 (sad)】 ──……はぁ……

story_still_220710101
voice: vo_adv_2207101_053
アネモネ:
【chara 129612 face 7 (special_a)】 ──ばぶ~

voice: vo_adv_2207101_054
ミミ:
【chara 102012 face 2 (joy)】 よしよし。
アネモネちゃんはいい子でちゅね~♪

voice: vo_adv_2207101_055
ミミ:
【chara 102012 face 2 (joy)】 ミミはおねえさんだもん。
アネモネちゃんのこと、ちゃ~んとお世話するからね♪

voice: vo_adv_2207101_056
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 4 (sad)】 よよよ……わっちが甲斐性なき殿方と
連れ合いになったがために、娘らには苦労ばかり……

voice: vo_adv_2207101_057
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 4 (sad)】 ボロ長屋住みな上、いつもひもじい思いをさせて……
お前さまらには申し訳が立ちませぬ……

voice: vo_adv_2207101_058
ミミ:
【chara 102012 face 1 (normal)】 ううん、あやまらないで、おかあさん。
【chara 102012 face 2 (joy)】 ミミね、おかあさん大好きだよ♪

voice: vo_adv_2207101_059
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 2 (joy)】 ……なんとまあ、いじらしい子でありんしょう。
子に過ぎたる宝無しとは、まさにこのこと。

voice: vo_adv_2207101_060
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 1 (normal)】 わっちもお前さまらを、心より愛しておりまするよ。
【chara 129711 face 2 (joy)】 ……フフ。

voice: vo_adv_2207101_061
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 1 (normal)】 ──やれ、懐かしき也。
こうして戯れて居ると、過日を思い出す喃。

voice: vo_adv_2207101_062
アネモネ:
【chara 129612 face 7 (special_a)】 思い出すって──何を、ですか。

voice: vo_adv_2207101_063
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 6 (surprised)】 覚えておらぬかや?
【chara 129711 face 1 (normal)】 モネが小さい頃は、よくこうして遊んだものであるというに。

voice: vo_adv_2207101_064
アネモネ:
【chara 129612 face 3 (anger)】 ──覚えてません。

voice: vo_adv_2207101_065
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 4 (sad)】 やれやれ。つれなきもの也。
【chara 129711 face 1 (normal)】 ……さておき。役に戻るでありんす。

voice: vo_adv_2207101_066
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 2 (joy)】 赤子は喋ったりしないもの。
【chara 129711 face 1 (normal)】 であろ、モネや。

story_still_220710102
voice: vo_adv_2207101_067
アネモネ:
【chara 129612 face 4 (sad)】 ──……

voice: vo_adv_2207101_068
アネモネ:
【chara 129612 face 4 (sad)】 ──おぎゃ~、おぎゃ~

voice: vo_adv_2207101_069
ミミ:
【chara 102012 face 6 (surprised)】 わわっ、アネモネちゃん、おなかすいちゃった?
【chara 102012 face 2 (joy)】 ちょっと待っててね。すぐミルク持ってくるから♪

voice: vo_adv_2207101_070
アネモネ:
【chara 129612 face 4 (sad)】 ──ばぶばぶ~

voice: vo_adv_2207101_071
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 2 (joy)】 ……フフ。
斯様なモネを見るのは、久々にあり申す。
【chara 129711 face 1 (normal)】 ……少しばかり、自棄のようでもありんすが。

still display end
voice: vo_adv_2207101_072
ミミ:
【chara 102012 face 2 (joy)】 えへへっ、おままごと楽しかった~♪

voice: vo_adv_2207101_073
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 2 (joy)】 それは善哉。
【chara 129711 face 1 (normal)】 さて、次は如何なる戯れを……

voice: vo_adv_2207101_074
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】 ──ミミちゃん! やっと見つけた……!

voice: vo_adv_2207101_075
ミミ:
【chara 102012 face 5 (shy)】 あっ、ジュンおねえさん!
むかえに来てくれたの?

voice: vo_adv_2207101_076
ジュン:
【chara 104713 face 4 (sad)】 ああ……心配をかけてしまい本当にすまない。
【chara 104713 face 1 (normal)】 ……そちらは『ジオ・ゲヘナ』の媛、
ネフィ=ネラ様とお見受けします。

voice: vo_adv_2207101_077
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 1 (normal)】 いかにも。
【chara 129711 face 6 (surprised)】 汝は……フム。
【chara 129711 face 1 (normal)】 『ランドソル』なる王国の、近衛兵と云う所でありますか喃。

voice: vo_adv_2207101_078
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】 ご慧眼です。私はランドソル【王宮騎士団(NIGHTMARE)】
団長のジュン、と申します。
この度はミミちゃんを保護していただき、心から感謝いたします。

voice: vo_adv_2207101_079
ジュン:
【chara 104713 face 2 (joy)】 ……さぁ、ミミちゃん。おいで。
いろいろと怖い思いをさせてしまったね。
でももう大丈夫。一緒に、ランドソルへ帰ろう……

voice: vo_adv_2207101_080
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 6 (surprised)】 ……あいにくながら、ジュン殿。
汝の申し出は、お断り申せざるを得ませぬ。

voice: vo_adv_2207101_081
ジュン:
【chara 104713 face 6 (surprised)】 なっ……それは一体……!?

voice: vo_adv_2207101_082
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 3 (anger)】 この弱肉強食の地において、
守るべき幼児を一人きりにするなど。
どのような事情があれ不届き千万にあり申す。

voice: vo_adv_2207101_083
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 6 (surprised)】 ミミ殿とわっちは朋に成り申したところ。
【chara 129711 face 1 (normal)】 ならばこの『ジオ・ゲヘナ』の宮にて
責任もって御育てするといたしんしょう。

voice: vo_adv_2207101_084
ミミ:
【chara 102012 face 6 (surprised)】 ふえっ?

voice: vo_adv_2207101_085
ジュン:
【chara 104713 face 4 (sad)】 ……確かに、私はミミちゃんを見失うという、
大きな過ちを犯してしまいました。
そのことに関して申し開きのしようもありません。

voice: vo_adv_2207101_086
ジュン:
【chara 104713 face 3 (anger)】 ですが私には……その子を、
ご両親の元へ無事に帰すという義務がある。
【chara 104713 face 1 (normal)】 なので……無礼を承知でお願いいたします。

voice: vo_adv_2207101_087
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】 ──私と決闘していただけませんか、媛。

voice: vo_adv_2207101_088
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 6 (surprised)】 ほう……【chara 129711 face 1 (normal)】 汝は『ジオ・ゲヘナ』の律を御存知の様子。
ならば。この決闘にてなにを賭けなさる?

voice: vo_adv_2207101_089
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】 もちろん私が勝てば、ミミちゃんを帰していただきたい。
もし負ければ……私の名誉でも、職でも──命でも。
好きなものを取り上げていただいて構いません。

voice: vo_adv_2207101_090
アネモネ:
【chara 129612 face 7 (special_a)】 ──理解できません。
貴方──かなりの実力者、のようですが。
だからこそ、媛との力の差は肌で感じているはず。

voice: vo_adv_2207101_091
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】 無論だとも。【chara 104713 face 4 (sad)】 媛の、鎧を貫くような威圧感……
覇瞳皇帝ともまた別種の、異次元のプレッシャー

voice: vo_adv_2207101_092
ジュン:
【chara 104713 face 3 (anger)】 だが……どれほどの実力差があろうとも。
子どもを守るのは、私の使命だ。

voice: vo_adv_2207101_093
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 1 (normal)】 フフ。見上げた覚悟であり申す。
【chara 129711 face 2 (joy)】 ならば早速、決闘の場を設えて。
その物言いに恥じぬ力があるか、確かめさせていただきましょうぞ──

voice: vo_adv_2207101_094
ミミ:
【chara 102012 face 3 (anger)】 ──ケンカしちゃダメだよ!

voice: vo_adv_2207101_095
アネモネ:
【chara 129612 face 6 (surprised)】 ──……

voice: vo_adv_2207101_096
ミミ:
【chara 102012 face 4 (sad)】 も~っ!
【chara 102012 face 3 (anger)】 みんななかよくしなきゃダメだよ?
先生もおにいちゃんも、いつも言ってるもん!

voice: vo_adv_2207101_097
ジュン:
【chara 104713 face 6 (surprised)】 ミミちゃん……

voice: vo_adv_2207101_098
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 2 (joy)】 ──コロコロコロ。
【chara 129711 face 1 (normal)】 毒気をすっかり抜かれてしまったでありんすなぁ。
【chara 129711 face 2 (joy)】 どれほどの力を持とうとも、子どもには勝てませぬ也。

voice: vo_adv_2207101_099
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 1 (normal)】 降参、降参でありんす。
ジュン殿や。お前さまの勇気と、ミミ殿の愛らしさに。
わっちは敢え無く敗れ去りて候。

voice: vo_adv_2207101_100
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 6 (surprised)】 敗者は勝者の願いを叶えねばならぬ。
【chara 129711 face 1 (normal)】 なればジュン殿。ミミ殿は連れて帰るが宜しかろ。
今度こそ抜かりなく、万事無事にの。

voice: vo_adv_2207101_101
ジュン:
【chara 104713 face 1 (normal)】 それは勿論……【chara 104713 face 6 (surprised)】 ですが、もしかして。
本当に決闘が実現していたとしても……
結果がどうであろうと、ミミちゃんは帰すつもりだったのでは?

voice: vo_adv_2207101_102
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 1 (normal)】 はて扨──フフ。
……まったくペコリーヌ姫は良き家臣に恵まれております喃。

voice: vo_adv_2207101_103
ジュン:
【chara 104713 face 4 (sad)】 ……不甲斐ない私にそのような温情、痛み入ります。
プリンセス・ネフィ=ネラ。

voice: vo_adv_2207101_104
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 2 (joy)】 フフッ……では、ミミ殿。お去らばでござりんす。
【chara 129711 face 1 (normal)】 お前さまとのひと時は、実に愉快でありんした。

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ミミ:
【chara 102012 face 2 (joy)】 うん、ミミもだよ! 【chara 102012 face 5 (shy)】 ……ねえ。
ネラおねえさん、アネモネおねえさん。
また遊びに来てもいい?

voice: vo_adv_2207101_106
ネフィ=ネラ:
【chara 129711 face 2 (joy)】 当然でありんしょう。どのような時であろうと、
わっちらはお前さまを歓迎いたしんす。
モネもまた、ミミ殿と戯れたいであろ? のう?

voice: vo_adv_2207101_107
アネモネ:
【chara 129612 face 4 (sad)】 ままごと以外でよければ──です。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そしてアネモネと、笑顔のネフィ=ネラは、
ミミたちが元の世界へ帰っていくのを
まるで家族のように見送るのだった。