ア魔学式アオハル課外活動
魔法学園へ体験入学中のアヤネとクルミはキャルたちと共に『ジオ・ゲヘナ』に課外活動へ。狩りと魔法の見学をしたり、怖い人の演技を住民たちに披露した経験は、みんなにとって大事な青春の思い出になった。
-------------- situation:
ア魔学式アオハル課外活動
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──『ジオ・ゲヘナ』の平原にて。
この世界に住む魔法使いが巨大な猪型の魔物と戦う様子を、
クルミたちは見学していた。
voice: vo_adv_2207102_000
魔法使い:
【chara 50611 face 1 (normal)】
──さてと。【chara 50611 face 3 (anger)】
それじゃあ狩りの時間だ!
行くよ! はぁぁぁっ!!
--- Switch scene ---
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_2207102_001
アヤネ・クルミ:
【chara 1 face 1 (normal)】
わあっ……!
すごい!
voice: vo_adv_2207102_002
スズナ:
【chara 101611 face 6 (surprised)】
やばばば!? なに、今の魔法!
猪っぽい魔物が吹っ飛んでったけど!?
【chara 101611 face 2 (joy)】
魔法のパワーすごすぎじゃん!
voice: vo_adv_2207102_003
スズナ:
【chara 101611 face 1 (normal)】
あ、でもでも、キャルっちなら
あれくらいできちゃったりする? 【chara 101611 face 7 (special_a)】
マジモードなら♪
voice: vo_adv_2207102_004
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ムチャ言うなっての!
【chara 106012 face 4 (sad)】
{player}の強化ナシじゃ、
さすがにあんな威力のものぶっ放せないわよ。
voice: vo_adv_2207102_005
担任:
【chara 915 face 1 (normal)】
こんな威力の攻撃魔法、そうそうお目にかかれるもんじゃないぞ。
【chara 915 face 2 (joy)】
お前たち、今見せてもらった魔法をよく覚えておくように!
voice: vo_adv_2207102_006
アヤネ・クルミ:
【chara 1 face 1 (normal)】
はーい!
voice: vo_adv_2207102_007
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】
拝啓、ママ・サレン。今、私たちはアンブローズ魔法学園の先生や
キャルさんたちと一緒に、『ジオ・ゲヘナ』にいますぅ。
【chara 102111 face 6 (surprised)】
どうしてこうなったかというと……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2207102_008
スズナ:
【chara 101611 face 2 (joy)】
ねぇねぇ、キャルっち! ア魔学、超なつくない!?
バイブスブチ上がるんですけど!
【chara 101611 face 1 (normal)】
教室全然変わってないし~!
voice: vo_adv_2207102_009
キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】
……はぁ。あんたも変わんないわね。
【chara 106012 face 1 (normal)】
それより、なんか聞いてる?
あのバーサーカーがなんであたしたちを呼び出したのか……
voice: vo_adv_2207102_010
担任:
【chara 915 face 2 (joy)】
──はははっ! 二人ともよく来たな。
キャル、お前にバーサーカー呼ばわりされるのも久々だな!
voice: vo_adv_2207102_011
クルミ:
【chara 102111 face 5 (shy)】
こ、こんにちは……ですぅ。
voice: vo_adv_2207102_012
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
先生! 【chara 106012 face 6 (surprised)】
それに……クルミたち!?
あんたたち、なんでこんなとこに?
voice: vo_adv_2207102_013
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】
え、ええと……私たち、
ここに体験入学中なんですぅ……
voice: vo_adv_2207102_014
アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
ママ・サレンが、「ペコリーヌさんから援助をしてもらったから、
学校に通っていろんな見識を深めてきなさい」って。
【chara 102311 face 2 (joy)】
それで、簡単な魔法を勉強させてもらってるの!
voice: vo_adv_2207102_015
スズナ:
【chara 101611 face 1 (normal)】
へぇ~、そーなんだ♪
じゃあ、うちらの後輩ってことじゃん!
【chara 101611 face 2 (joy)】
やったね、キャルっち♪ うちら先輩になっちゃったよ~!
voice: vo_adv_2207102_016
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
先輩かぁ、悪くない響きね。
【chara 106012 face 2 (joy)】
ちょっと憧れてたのよ。後輩ができたら、
購買の焼きそばパンを買ってきてもらったりとか……【chara 106012 face 6 (surprised)】
じゃなくて!
voice: vo_adv_2207102_017
キャル:
【chara 101611 face 1 (normal)】
【chara 106012 face 4 (sad)】
どうして、わざわざあたしたちを呼んだのよ?
あたしもスズナも、期間限定の編入生だったから、
もうここの生徒じゃないのよ。
voice: vo_adv_2207102_018
担任:
【chara 915 face 1 (normal)】
いや、なに。せっかくの体験入学だ。この子らには普段できない経験を
してもらいたくてな。{player}から聞いた
『ジオ・ゲヘナ』へ課外活動に行く予定なのさ。
voice: vo_adv_2207102_019
担任:
【chara 915 face 4 (sad)】
物騒な世界だとも聞くが、【chara 915 face 1 (normal)】
ランドソルとは異なる魔法が
使われているそうじゃないか。
貴重なものを見る機会になるだろう。それで……
voice: vo_adv_2207102_020
担任:
【chara 915 face 2 (joy)】
そのついでに、と言ってはなんだが
お前らが学園で経験できなかったことを、
一緒に経験させてやりたいと思ったのさ。興味あるだろう?
voice: vo_adv_2207102_021
スズナ:
【chara 101611 face 2 (joy)】
なにそれ! センセー、マジ神じゃん!
【chara 101611 face 6 (surprised)】
課外活動? 【chara 101611 face 1 (normal)】
とか、よくわかんないけど……修学旅行的なヤツっしょ!?
voice: vo_adv_2207102_022
スズナ:
【chara 101611 face 2 (joy)】
んなの、超ラッキー☆
めっちゃ楽しそーじゃん! 【chara 101611 face 1 (normal)】
ね、キャルっち!
【chara 101611 face 6 (surprised)】
あ、【chara 101611 face 1 (normal)】
レポートとかはなしでヨロ!
voice: vo_adv_2207102_023
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ま、まあ……【chara 106012 face 5 (shy)】
課外活動とやらには興味ないけど?
『ジオ・ゲヘナ』についてはもっと詳しく知りたいと思ってたし……
未知の魔法ってのも研究したいし……
voice: vo_adv_2207102_024
キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】
……まったく、仕方ないわね!
【chara 106012 face 1 (normal)】
あんたたちに付き合ってあげるわ! 感謝しなさい!
voice: vo_adv_2207102_025
担任:
【chara 915 face 2 (joy)】
よし、それじゃあ決まりだな!
【chara 915 face 1 (normal)】
現地のガイドについては、もう既に手配済みだ。
出発は明日の朝だ。遅刻は認めんからな!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2207102_026
アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
課外活動、来てよかったぁ!
あんな魔法、きっとランドソルじゃ見られなかったもん!
【chara 102311 face 1 (normal)】
ぷうきちも勉強したらあのくらいできる!?
voice: vo_adv_2207102_027
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『いや、無茶言うんじゃねえよ!?
にしてもとんでもないところだぜ、『ジオ・ゲヘナ』ってのは……』
voice: vo_adv_2207102_028
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
と、遠くから見てるだけでも、ものすごそうな魔物だったもんね……
【chara 102111 face 1 (normal)】
だからこの世界じゃ、あんな強い魔法が必要なのかな……?
voice: vo_adv_2207102_029
クルミ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
【chara 102111 face 6 (surprised)】
……あ、あれっ? あの魔物、まだ動いちゃってるっ……!?
【chara 102111 face 4 (sad)】
魔法も魔物も、どっちもすごすぎるよぅ……!
voice: vo_adv_2207102_030
魔法使い:
【chara 50611 face 4 (sad)】
あぁ、仕留め損ねたか。とどめを刺さないと。
voice: vo_adv_2207102_031
スズナ:
【chara 101611 face 6 (surprised)】
やばば! 【chara 101611 face 4 (sad)】
また元気そうに戻っちゃったよ!?
【chara 101611 face 1 (normal)】
うちも狩り手伝うしかないっしょ!
【chara 101611 face 7 (special_a)】
外さないんで、ヨロ~!
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_2207102_032
スズナ:
【chara 101611 face 6 (surprised)】
……あれっ!? 効いてないっぽい!?
【chara 101611 face 4 (sad)】
弓じゃノーダメパターン的な!?
voice: vo_adv_2207102_033
魔法使い:
【chara 50611 face 1 (normal)】
その通り。この辺りの魔物は変わり種が多くてね。
弓や剣だとかじゃほとんど傷をつけられないのさ。
voice: vo_adv_2207102_034
キャル:
【chara 106011 face 1 (normal)】
てことは、魔法なら効くんでしょ!
【chara 106011 face 3 (anger)】
だったら……! いくわよ、バーサーカー!
voice: vo_adv_2207102_035
担任:
【chara 915 face 2 (joy)】
おう! 任せろ!
【chara 915 face 1 (normal)】
後、さすがにそろそろ一度注意するが、【chara 915 face 3 (anger)】
『先生』な!
--- Switch scene ---
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_2207102_036
魔法使い:
【chara 50611 face 1 (normal)】
……うん。どうやら仕留められたようだね。
【chara 50611 face 2 (joy)】
手伝ってくれてありがとう、みんな。
voice: vo_adv_2207102_037
キャル:
【chara 106011 face 1 (normal)】
別に大したことはしてないわよ。
あんたの攻撃であのイノシシ、だいぶボロボロだったし。
voice: vo_adv_2207102_038
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】
……それより、バー……【chara 106011 face 4 (sad)】
こっほん。【chara 106011 face 3 (anger)】
先生。
『ジオ・ゲヘナ』式の魔法を見て、なにか気付いたことはない?
voice: vo_adv_2207102_039
担任:
【chara 915 face 1 (normal)】
……ああ。
我々の世界のものとは術式からしてまるで異なっていたな。
voice: vo_adv_2207102_040
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】
そう。こっちの魔法は『呪紋』とやらを利用しているらしいの。
あたしにも原理はさっぱり分からないけど……
voice: vo_adv_2207102_041
担任:
【chara 915 face 6 (surprised)】
その『呪紋』が、あのとんでもない威力の理由ってことか?
voice: vo_adv_2207102_042
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
みたいね。戦闘魔法に関しては、『ジオ・ゲヘナ』は
ランドソルよりずっと発展しているわ。
【chara 106011 face 4 (sad)】
ていうかそっちばっかりが発達してるって感じね。
voice: vo_adv_2207102_043
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】
戦闘に関する魔法以外については、ランドソルと同等……
【chara 106011 face 4 (sad)】
場合によっちゃ、それ以下なのよね。
例えば娯楽にまつわる魔法とか。
voice: vo_adv_2207102_044
担任:
【chara 915 face 4 (sad)】
発展の仕方が極端ということか。
本来魔法は生活に根付いたものなんだが……
【chara 915 face 1 (normal)】
戦闘魔法の需要が高いため、それ以外の研究が不足しているのかもな。
voice: vo_adv_2207102_045
担任:
【chara 915 face 1 (normal)】
魔物が異様に強いことにも、理由があったりするのかもしれん。
【chara 915 face 2 (joy)】
ふむ、興味深い世界じゃないか。
voice: vo_adv_2207102_046
アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
先生たちの言ってることはよくわかんないけど……
【chara 102311 face 2 (joy)】
さっきの魔法すごかったね、クルミ!
あんなふうに戦いたいな~! ドカーン! って!
voice: vo_adv_2207102_047
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】
うん……♪
私たちも、いつかあんな魔法が使えるようになるかな……?
voice: vo_adv_2207102_048
魔法使い:
【chara 50611 face 2 (joy)】
あはは、それは努力次第かな。【chara 50611 face 1 (normal)】
ところで……
アンタたちは体験入学とはいえ、魔法学園の生徒なんだろ?
一体、どんな魔法を学んでるんだい?
voice: vo_adv_2207102_049
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】
わ、私は一応、声が大きくなる魔法を……
voice: vo_adv_2207102_050
アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
私はブラシを自動で動かして、
ぷうきちをブラッシングする魔法を習ってます!【chara 102311 face 2 (joy)】
まだ、私もクルミも全然うまくいかないけど……
voice: vo_adv_2207102_051
魔法使い:
【chara 102311 face 1 (normal)】
【chara 50611 face 6 (surprised)】
へぇ……戦闘に関する魔法じゃないんだ。
【chara 50611 face 2 (joy)】
ずいぶん面白そうなのを習ってるじゃないか!
【chara 50611 face 1 (normal)】
あたしにできるのはさっきみたいな攻撃魔法だとか、後は……【chara 50611 face 3 (anger)】
ふっ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2207102_052
スズナ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
【chara 102311 face 6 (surprised)】
【chara 101611 face 1 (normal)】
なになに、あんなおっきなイノシシが浮いてる~!?
【chara 101611 face 2 (joy)】
すごすぎ、わろ~♪
voice: vo_adv_2207102_053
魔法使い:
【chara 50611 face 1 (normal)】
と、まあ、こんなふうに狩った獲物を運ぶ魔法くらいでね。
【chara 50611 face 2 (joy)】
……さ、今度はあたしの村へ案内するよ。ついておいで。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして数時間後──
魔法使いたちが大物を狩ったことを祝い、
村の人々は総出で宴の準備を行っていた。
voice: vo_adv_2207102_054
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】
わぁっ……! 見て見てアヤネちゃん、大きな焚火だよぅ!
キャンプファイヤーなんて、宿泊学習みたい……♪
voice: vo_adv_2207102_055
アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
……すっごーい! 私、ずっとあこがれてたんだ。
学校のみんなと一緒に、キャンプファイヤーするの!
voice: vo_adv_2207102_056
スズナ:
【chara 101611 face 1 (normal)】
クーちゃんもアヤネっちも、【chara 101611 face 2 (joy)】
アオハルじゃん♪
じゃ、とりま写真でも撮ろ! 【chara 101611 face 7 (special_a)】
ほらほら、キャルっちも!
voice: vo_adv_2207102_057
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
ああもう、引っ張るなっての!?
【chara 106012 face 2 (joy)】
ったく。まあ、今日くらいは……いいけどさ。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2207102_058
スズナ:
【chara 101611 face 2 (joy)】
えへへ、キャルっちたち超いい顔してんじゃん☆
【chara 101611 face 1 (normal)】
後で写真、みんなにも送っとくね!
voice: vo_adv_2207102_059
ジオ・ゲヘナの民:
【chara 50811 face 1 (normal)】
──やぁ。狩りを手伝ってくれたそうだね。
獲物の肉が焼けたんだけど、よかったらどうだい。
voice: vo_adv_2207102_060
キャル:
【chara 106012 face 1 (normal)】
……ふぅん? 【chara 106012 face 2 (joy)】
なら、遠慮なくいただこうじゃない!
猪型の魔物だけあって、ジビエ料理っぽく食べれそうだし♪
voice: vo_adv_2207102_061
ジオ・ゲヘナの民:
【chara 50811 face 1 (normal)】
なら、早速盛り付けていくね。キミたちはこれくらいで……
そっちの先生たちはこれくらいかなっと。存分に味わって。それじゃあ。
voice: vo_adv_2207102_062
キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】
そりゃどうも……【chara 106012 face 6 (surprised)】
って。なによこれ!?
voice: vo_adv_2207102_063
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
あたしと先生は、肉の量、爆盛りなのに、
スズナたちはちょっとだけじゃない!?
voice: vo_adv_2207102_064
魔法使い:
【chara 50611 face 6 (surprised)】
ん? 【chara 50611 face 1 (normal)】
……ああ、この村の風習でね。
魔法の技量によって分け前が変わるのさ。
強ければ大量に。弱ければ少なめにしかもらえない。
voice: vo_adv_2207102_065
魔法使い:
【chara 50611 face 1 (normal)】
ここらでは魔法の技量が狩りの結果に直結するんだ。
だから伝統的に、獲物の分け方がそこで決まるようになっていてね。
voice: vo_adv_2207102_066
スズナ:
【chara 101611 face 7 (special_a)】
全然オッケー! 【chara 101611 face 1 (normal)】
っていうか、うち、そんな食べないし。
むしろ、これくらいがちょうどいい的な?
voice: vo_adv_2207102_067
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
わ、私もですぅ……【chara 102111 face 1 (normal)】
多くても残しちゃうかもだし……
voice: vo_adv_2207102_068
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
……ちょっと、あんたたち!
そんなんで、本当にいいの!?
voice: vo_adv_2207102_069
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
あんたたち、みくびられてんのよ!
どうせ弱いから肉なんてちょっとの量でいいって!
voice: vo_adv_2207102_070
キャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
同期と後輩たちが舐められてんのに、黙ってらんないわ!
あんたたち! 肉をもっともらうためにも、強そうなフリしなさい!
voice: vo_adv_2207102_071
スズナ:
【chara 101611 face 1 (normal)】
うちはお肉、もういらないけど……
【chara 101611 face 2 (joy)】
キャルっちの言いたいことはなんとなくわかった!
【chara 101611 face 6 (surprised)】
……けど、強そうなフリってどうすんの?
voice: vo_adv_2207102_072
アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
やっぱ見た目からでしょ!
【chara 102311 face 1 (normal)】
街で見かける怖そうな人の格好してみるとか?
voice: vo_adv_2207102_073
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『ああ……もしかしてゴロツキたちのことか?
って、どうやって用意すんだよそんな服!』
voice: vo_adv_2207102_074
スズナ:
【chara 101611 face 2 (joy)】
それなら大丈夫!
センセーの魔法ならどんな格好にだってなれるし! 【chara 101611 face 1 (normal)】
ね、センセー♪
voice: vo_adv_2207102_075
アヤネ・クルミ:
【chara 1 face 1 (normal)】
──先生、お願いします!
voice: vo_adv_2207102_076
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『俺からも頼むぜ、先生』
voice: vo_adv_2207102_077
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
……私たち、体験入学だけど。
【chara 102311 face 3 (anger)】
それでも、アンブローズ魔法学園の生徒だもん……!
voice: vo_adv_2207102_078
担任:
【chara 915 face 4 (sad)】
……はぁ。【chara 915 face 1 (normal)】
お前たちがそこまで言うならわかった。
うーん……こういうのも青春なのかね?
voice: vo_adv_2207102_079
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】
台詞は私が考えるね!
そうしたら、きっと強い人になれると思うの!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして先生の魔法にて服装を変えたクルミたちは、
先ほど、獲物の肉を分けてくれた男の元を訪れた。
voice: vo_adv_2207102_080
クルミ:
【chara 102111 face 3 (anger)】
おうおう、さっきはずいぶん舐めたマネしてくれたじゃねえかっ!
たったあれだけしか肉をよこさねえとは、どういう了見だ、ああっ!?
voice: vo_adv_2207102_081
アヤネ:
【chara 102311 face 3 (anger)】
あまりア魔学を甘く見ねえことだな!
分け前はきっちり渡してもらおうか!
voice: vo_adv_2207102_082
ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『言っとくが、この二人はランドソル有数のヤベーヤツだ!
素直に言うことを聞いた方が身のためだぜ!』
voice: vo_adv_2207102_083
ジオ・ゲヘナの民:
【chara 50811 face 6 (surprised)】
な、なんて威圧感なんだ……!?
【chara 50811 face 4 (sad)】
どうやら私はキミたちのことを見誤っていたらしい……
【chara 50811 face 1 (normal)】
ほら、お肉、たくさん持っていくといいよ!
voice: vo_adv_2207102_084
キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】
ふふんっ、やりゃあできるじゃない!
さすがはあたしの後輩ね♪
voice: vo_adv_2207102_085
スズナ:
【chara 101611 face 2 (joy)】
クーちゃんたちの演技、超すごいんですけど!
うちの『アオハル配信』チャンネルに、
ゲストで出てもらおっかな~?
voice: vo_adv_2207102_086
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】
や、やったね、アヤネちゃん……♪
『ジオ・ゲヘナ』の人に、強そうって思ってもらえたよ……!
voice: vo_adv_2207102_087
アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
やったね。あとは本当に強くなるだけだね……♪
voice: vo_adv_2207102_088
ジオ・ゲヘナの民:
【chara 50811 face 1 (normal)】
おっと。劇はもう終わり……でいいのかな?
voice: vo_adv_2207102_089
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】
へっ……? 劇って……もしかして、
今の全部、演技だって気付いて……?
voice: vo_adv_2207102_090
ジオ・ゲヘナの民:
【chara 50811 face 2 (joy)】
ああ、もちろん。楽しいひとときだったよ。
そのお肉はかわいらしい演技を見せてくれたお礼だ。
遠慮せず食べてくれ!
voice: vo_adv_2207102_091
アヤネ・クルミ:
【chara 1 face 1 (normal)】
そ、そんな~!?
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして。再び先生の魔法で元の格好へ戻ったクルミたちは、
ちょっと残念そうにお肉を食べていた。
voice: vo_adv_2207102_092
魔法使い:
【chara 50611 face 1 (normal)】
──さっきの芝居、あたしも見させてもらったよ。
【chara 50611 face 2 (joy)】
ありがとう、みんな。
voice: vo_adv_2207102_093
アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
ありがとう、って……
【chara 102311 face 4 (sad)】
私たち、お礼を言われるようなことはなにも……
voice: vo_adv_2207102_094
魔法使い:
【chara 50611 face 1 (normal)】
そんなことないさ。【chara 50611 face 4 (sad)】
この世界はずっと戦いに明け暮れていてね。
娯楽と呼べるようなものは限られてる。
voice: vo_adv_2207102_095
魔法使い:
【chara 50611 face 1 (normal)】
だから、【chara 50611 face 2 (joy)】
さっきの芝居はとても楽しかったよ。
【chara 50611 face 1 (normal)】
アンタたちにとっては不本意だったみたいだけど……
あたしたちには初めて見る、新鮮で楽しい体験だった。
voice: vo_adv_2207102_096
クルミ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
【chara 102111 face 2 (joy)】
よかったですぅ。【chara 102111 face 6 (surprised)】
お芝居って、バレちゃったけど……【chara 102111 face 2 (joy)】
お芝居って、とっても面白いんですよ……♪
voice: vo_adv_2207102_097
魔法使い:
【chara 50611 face 6 (surprised)】
そういえば……【chara 50611 face 1 (normal)】
アヤネ。さっき、魔法を習ってるって言ってただろ?
ここにブラシがある。ちょっと、その魔法を見せてくれないかい?
voice: vo_adv_2207102_098
アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
もちろんっ! 【chara 102311 face 1 (normal)】
うまくいくかわからないけど……
【chara 102311 face 3 (anger)】
んんん~~、動けっ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ズルズルズル……
voice: vo_adv_2207102_099
キャル:
【chara 106012 face 6 (surprised)】
……ブラシがちょっと動いただけね。
【chara 106012 face 4 (sad)】
本当は、ぷうきちをブラッシングする魔法なんでしょ?
voice: vo_adv_2207102_100
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
うん……まだまだ練習中なの。
【chara 102311 face 6 (surprised)】
ここでバーンって見せられたらよかったんだけどな。
【chara 102311 face 4 (sad)】
ごめんなさい。
voice: vo_adv_2207102_101
魔法使い:
【chara 50611 face 1 (normal)】
いや、謝る必要はないさ。【chara 50611 face 2 (joy)】
むしろ、感動したよ。
【chara 50611 face 1 (normal)】
そんな魔法も、劇の時の変装魔法も、
あたしは使おうなんて考えたことすらなかったからね。
voice: vo_adv_2207102_102
魔法使い:
【chara 50611 face 1 (normal)】
アンタたちはあたしの魔法をすごいって言ってくれたけど……
【chara 50611 face 2 (joy)】
あたしからすりゃ、アンタたちだって十分すごいよ。
voice: vo_adv_2207102_103
魔法使い:
【chara 50611 face 1 (normal)】
……多分さ。『ジオ・ゲヘナ』の魔法とアンタたちの世界の魔法は、
ただ方向性が違うだけなんだ。そこに優劣なんてない。
voice: vo_adv_2207102_104
魔法使い:
【chara 50611 face 2 (joy)】
そっちの世界の魔法と文化に興味が出てきたよ。
いつか、アンタたちの学園で学んでみたいもんだ。
voice: vo_adv_2207102_105
キャル:
【chara 106012 face 2 (joy)】
ふぅん? あんた、まあまあ見る目あるじゃない。
【chara 106012 face 1 (normal)】
いつでも来なさい、ア魔学は最高の学園なんだから!
voice: vo_adv_2207102_106
魔法使い:
【chara 50611 face 2 (joy)】
ははっ、そんなのとっくに知ってるよ!
アンタたち、みんな充実した顔してるしね!
voice: vo_adv_2207102_107
担任:
【chara 915 face 2 (joy)】
もしこちらに留学したいというなら、歓迎しますよ。
きっと校長も喜ぶはずだ。
異文化交流は、お互いを高めあういい機会になりますから。
voice: vo_adv_2207102_108
担任:
【chara 915 face 6 (surprised)】
……っと……気付けば、もうこんな時間か。
【chara 915 face 1 (normal)】
名残惜しいが、課外活動はここまでだ。
【chara 915 face 2 (joy)】
実に有意義なひとときを過ごせました。心から感謝します。
voice: vo_adv_2207102_109
魔法使い:
【chara 50611 face 2 (joy)】
こちらこそ、ありがとさん! 【chara 50611 face 1 (normal)】
じゃあね、みんな。
【chara 50611 face 2 (joy)】
また会える日を楽しみにしてるよ!
voice: vo_adv_2207102_110
アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
は、はい! 私も……!
【chara 102311 face 1 (normal)】
次会う時までに、ブラッシングの魔法マスターしてみせます!
voice: vo_adv_2207102_111
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】
私も、大きな声を出す魔法……
頑張って、練習しておきますぅ……!
voice: vo_adv_2207102_112
魔法使い:
【chara 50611 face 6 (surprised)】
……クルミって、その魔法、練習する必要あるかね?
【chara 50611 face 1 (normal)】
演技中は十分過ぎるほどデカい声出せてたと思うけど……
【chara 50611 face 2 (joy)】
まあ、ともかく! 頑張りな!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
こうしてアヤネたちの課外活動は終わったが……
その経験は彼女たちにとって、
大事な青春の一ページとなったのだった。