3部 第8章 第6話
突如乱入した【バンディ・シスターズ】とフレイヤ、そしてレディ・アラクネ。『糸』によってジオ・ゲヘナの住民たちを支配する彼女たちは、さらに人質としてシェフィの魂を閉じ込めた氷像を傍に置いていた。
-------------- situation:
煉獄の底より這い出し──
--------------
voice: vo_adv_2208006_000
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 4 (sad)】
……ネフィ=ネラ媛。
敵と、おっしゃいますと……?
voice: vo_adv_2208006_001
クローチェ:
【chara 126411 face 6 (surprised)】
あっ!
もしかして、フレイヤさんのことですかっ?
voice: vo_adv_2208006_002
グレイス:
【chara 194912 face 6 (surprised)】
フレイヤ……?
voice: vo_adv_2208006_003
ライラエル:
【chara 126511 face 4 (sad)】
ペコリーヌ姫の世界に生息する魔物を
わたしたちのジオ・テオゴニアに送り込み、
混乱を引き起こした女性……ですね。
voice: vo_adv_2208006_004
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
ライラエルさんのお城で働いている人を操って、
わたしとプレシアちゃんを陥れようとしたり……
その後は、命を狙って攻撃を仕掛けたりしてきましたよね。
voice: vo_adv_2208006_005
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
それにこのジオ・ゲヘナでは、
ほーちゃんの羽根を奪ったりとか……
voice: vo_adv_2208006_006
観客席のホウオウ:
【chara 194812 face 4 (sad)】
うぅぅ、私の羽根ぇ……
voice: vo_adv_2208006_007
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 6 (surprised)】
……フム。
【chara 194511 face 1 (normal)】
そこな、わっちの下僕の銅鑼係の娘──名を、ナーナと発しまするが。
voice: vo_adv_2208006_008
銅鑼台のナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】
ぴっ!?
voice: vo_adv_2208006_009
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 4 (sad)】
あ奴は先日、鳳凰の羽根捜しに勤しむる最中。
件のフレイヤなる乱波と接触し……
その折、『糸』を付けられた模様でありんしての。
voice: vo_adv_2208006_010
銅鑼台のナーナ:
【chara 194612 face 6 (surprised)】
いっ!?
いと……?
【chara 194612 face 4 (sad)】
ナーナにあのとき、フレイヤちゃんが……?
voice: vo_adv_2208006_011
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 6 (surprised)】
恐らくは、の。
【chara 194511 face 4 (sad)】
そしてライラエル姫の御家人が操られたように……ナーナもまた、
自らの意思とは関係なく身内へ手を出す破目になり申した。
voice: vo_adv_2208006_012
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 4 (sad)】
カノン奴があれほどの愚挙に出たのも、
九頭竜権現の大精霊を意の儘に操れたのも、
わっちにとっては大きな誤算……誠に慙愧に耐えませぬ也。
voice: vo_adv_2208006_013
銅鑼台のナーナ:
【chara 194612 face 4 (sad)】
そっ、そんなぁ……!
【chara 194612 face 3 (anger)】
……じゃあもしかして、カノンちゃんもハイドラちゃんも
だれかに操られてあんなことしちゃったんじゃ……
voice: vo_adv_2208006_014
アネモネ:
【chara 129612 face 7 (special_a)】
──それはわかりませんけど。
【chara 129612 face 4 (sad)】
でも──あのままカノンさんが好き勝手してたら、
かなり被害が出たと思います。
voice: vo_adv_2208006_015
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 6 (surprised)】
……ええと、【chara 195014 face 4 (sad)】
それでは……
そのフレイヤという方が、
皆さまの世界に被害を及ぼす元凶である、ということですか……?
voice: vo_adv_2208006_016
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 6 (surprised)】
元凶の一端、と考えるのが宜しかろうの。
【chara 194511 face 1 (normal)】
その裏に、『糸』を引く者が居るであろうと……
そう確信しており申す。
voice: vo_adv_2208006_017
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
あっ、そうです。
フレイヤさん、ジオ・テオゴニアで戦ったときに言ってました。
確か……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2208006_018
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】
……やはり。
貴方がたは愚かで、どうしようもない存在だけれど。
【chara 193711 face 7 (special_a)】
私にとって、決して相容れない敵のようですね。
voice: vo_adv_2208006_019
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】
『私』ではなく、『私たち』ではないのですか。
これほど多くの魔物を操り、違う世界から連れてくるなどと……
いえ──
voice: vo_adv_2208006_020
コッコロ:
【chara 105911 face 3 (anger)】
一時的に空間の穴を開けるだけならともかく、今現在のように
世界と世界を断続的ながらも『常につながった状態にする』など。
跳躍王だとしても、独力で行えるものではありません。
voice: vo_adv_2208006_021
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】
……慧眼ですね。
【chara 193711 face 6 (surprised)】
その齢にして、流石と言ったところでしょうか。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2208006_022
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
あのときのフレイヤさんが、
本当のことを話していたかどうかまでは
ちょっとわからないですけど……
voice: vo_adv_2208006_023
ライラエル:
【chara 126511 face 6 (surprised)】
……ネフィ=ネラ媛には、
フレイヤの裏側に居る人物に
具体的な心当たりがお有りなのでしょうか?
voice: vo_adv_2208006_024
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 6 (surprised)】
フム……
voice: vo_adv_2208006_025
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 1 (normal)】
……前段として。
このジオ・ゲヘナには、六体の類い稀なる魔物が居りまする。
voice: vo_adv_2208006_026
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
『六凶』、っていう人たちですね。
ほーちゃんみたいな!
voice: vo_adv_2208006_027
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 4 (sad)】
……鳳凰のが欠けた今では、『五凶』と呼ぶべきやもしれませぬが。
【chara 194511 face 6 (surprised)】
とまれかくまれ……
voice: vo_adv_2208006_028
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 1 (normal)】
──『嵐豹』。
──『獄蜂』。
──『塵狼』。
voice: vo_adv_2208006_029
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 3 (anger)】
そして──『魔蜘』。
又の名を、レディ・アラクネ。
六体の中でも最も卑劣、狡猾、悪辣なる巨躯の化け蜘蛛で御座りんす。
voice: vo_adv_2208006_030
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 6 (surprised)】
レディ・アラクネ……
voice: vo_adv_2208006_031
グレイス:
【chara 194912 face 6 (surprised)】
……?
一つ、名前が足りなかったように思うけど……
voice: vo_adv_2208006_032
クローチェ:
【chara 126411 face 6 (surprised)】
へーっ、おっきな蜘蛛の魔物さんなんですかっ?
わたしたちもフレイヤさんが呼び出した、
ちっちゃな蜘蛛の魔物さんと戦ったことがありますよっ!
voice: vo_adv_2208006_033
ライラエル:
【chara 126511 face 4 (sad)】
……グランドリームパークに現れ、
大量の魔宝石を奪っていった蜘蛛型の魔物……
あれらはレディ・アラクネの、走狗だったというわけですね。
voice: vo_adv_2208006_034
アネモネ:
【chara 129612 face 7 (special_a)】
鳳凰の羽根を奪った時もですけど──
自分の手を汚すのが、よほど嫌なんでしょうか。
voice: vo_adv_2208006_035
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 1 (normal)】
然り。
豪胆が蛮勇の裏返しである如く、
魔蜘の狡猾さは、あれの臆病さの裏返しでもありんす。
voice: vo_adv_2208006_036
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 4 (sad)】
万に一つも、己が身に傷つく懸念あらば。
あ奴は穴熊を決め込み、わっちらの前に顔を出しますまい。
【chara 194511 face 6 (surprised)】
然れど──
voice: vo_adv_2208006_037
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 6 (surprised)】
ライラエル姫の御手元からは、魔力の蓄えられた宝石を強奪し。
【chara 194511 face 4 (sad)】
わっちの膝元からは、鳳凰の権能を寇掠し。
時間を掛け、粛々と増強に努め上げ……
voice: vo_adv_2208006_038
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 3 (anger)】
やがて、わっちら総てを出し抜けると確信したならば。
そのときにこそ、自身の牙を剥いてくるかと存じます。
voice: vo_adv_2208006_039
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
えーっと。
それじゃあ、レディ・アラクネの目的はなんでしょう?
voice: vo_adv_2208006_040
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
わたしたちプリンセスをやっつけて、
国や世界を乗っ取りたいとか考えてるんでしょうか。
voice: vo_adv_2208006_041
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 4 (sad)】
そんな……
voice: vo_adv_2208006_042
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 4 (sad)】
……彼奴の気質からして、充分に在り得まする。
己以外の支配者は無用、邪魔だと考えるような
不逞之輩ですからの。
voice: vo_adv_2208006_043
ライラエル:
【chara 126511 face 3 (anger)】
それはまた、傲慢極まりない悪漢のようですね。
voice: vo_adv_2208006_044
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 6 (surprised)】
そのような人物なら……
ジオ・ニヴルヘルにも、攻撃を仕掛けてくる可能性もあると……?
voice: vo_adv_2208006_045
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 6 (surprised)】
お前さまの世界に
煌びやかな宝が多くあらば、
【chara 194511 face 4 (sad)】
その危うさは弥益ことでありんしょう。
voice: vo_adv_2208006_046
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
それなら、ランドソルやアストライア大陸……
わたしたちの世界にとっても、他人事じゃないですね。
おいしいお宝が、いっぱいありますから。
voice: vo_adv_2208006_047
ライラエル:
【chara 126511 face 4 (sad)】
ジオ・テオゴニアは、すでに狙われている経緯があります。
ペコリーヌ姫たちのおかげで、
一度は難を逃れることができましたが……
voice: vo_adv_2208006_048
クローチェ:
【chara 126411 face 6 (surprised)】
放っておいたら、また魔物さんたちを
たくさん呼んで来られちゃうかもしれないですよねっ!
そんなの絶対ダメですよ~っ!
voice: vo_adv_2208006_049
アネモネ:
【chara 129612 face 6 (surprised)】
なら──どうするんですか。
voice: vo_adv_2208006_050
クローチェ:
【chara 126411 face 6 (surprised)】
えっ?
【chara 126411 face 1 (normal)】
もちろん、みなさんで力を合わせましょうっ!
だってさっき、みなさんお友だちになったんですよねっ?
voice: vo_adv_2208006_051
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 6 (surprised)】
えっ……?
voice: vo_adv_2208006_052
アネモネ:
【chara 129612 face 6 (surprised)】
「お友だちになった」って、【chara 129612 face 4 (sad)】
まさか──
不可侵条約を結んだことですか……?
voice: vo_adv_2208006_053
グレイス:
【chara 194912 face 6 (surprised)】
なかなかに、ユーモアのセンスがありますね。
ジオ・テオゴニアの守護騎士氏。
voice: vo_adv_2208006_054
クローチェ:
【chara 126411 face 2 (joy)】
えへへっ♪
ありがとうございます♪
voice: vo_adv_2208006_055
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
わたしたちは、もちろんいつでも力を貸しますよっ☆
全力全開です!
【chara 105812 face 2 (joy)】
ねっ、ライラエルさん!
voice: vo_adv_2208006_056
ライラエル:
【chara 126511 face 2 (joy)】
そうですね、ペコリーヌ姫。
全力全開、です。
【chara 126511 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_2208006_057
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 4 (sad)】
……その。
ジオ・ニヴルヘルは……
voice: vo_adv_2208006_058
ライラエル:
【chara 126511 face 1 (normal)】
ヴァイオレット姫も……何かあれば、わたしたちを頼ってください。
国家の代表ではなく、個人的なことでも構いません。
【chara 126511 face 2 (joy)】
もちろん、すぐに返事をなさらなくて大丈夫ですよ。
voice: vo_adv_2208006_059
ライラエル:
【chara 126511 face 1 (normal)】
ペコリーヌ姫や、そのお仲間の騎士たちとは
時間をかけて関係を築いてきました。
【chara 126511 face 2 (joy)】
あなたやあなたの世界とも、そうなることができればと思います。
voice: vo_adv_2208006_060
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 1 (normal)】
……寛大なお心遣い、感謝いたします。
ライラエル姫。
voice: vo_adv_2208006_061
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 2 (joy)】
わたくし個人としては……喜んで。
手を取り合いたいと申し上げた先ほどの言葉に、
偽りなどありませんわ。
voice: vo_adv_2208006_062
クローチェ:
【chara 126411 face 2 (joy)】
うんうんっ♪
プリンセスのみなさん、
仲良くなれそうでとってもいいですねっ!
voice: vo_adv_2208006_063
クローチェ:
【chara 126411 face 1 (normal)】
それじゃあナイトさん、アネモネさん、グレイスさんっ!
【chara 126411 face 2 (joy)】
シュヴァリエ同士もハグとか
おしくらまんじゅうとかして、仲良くなっちゃいましょうっ♪
Choice: (1) いいよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2208006_064
グレイス:
【chara 194912 face 6 (surprised)】
ハグに、おしくらまんじゅう……ですか。
【chara 194912 face 4 (sad)】
こう言ってはなんですが、そうした子どもっぽいことは──
voice: vo_adv_2208006_065
グレイス:
【chara 194912 face 7 (special_a)】
バッチこい。
ですよ。
【chara 194912 face 6 (surprised)】
いかがですか、アネモネ氏。
voice: vo_adv_2208006_066
アネモネ:
【chara 129612 face 2 (joy)】
──しません。
voice: vo_adv_2208006_067
クローチェ:
【chara 126411 face 2 (joy)】
あははっ♪
遠慮しないでいいですよ~っ!
voice: vo_adv_2208006_068
アネモネ:
【chara 129612 face 4 (sad)】
──してません。
【chara 129612 face 6 (surprised)】
というか──
voice: vo_adv_2208006_069
アネモネ:
【chara 129612 face 7 (special_a)】
協力とか、手助けとか──余計なお世話です。
私たちは、自分たちでも十分に──
voice: vo_adv_2208006_070
アネモネ:
【chara 129612 face 6 (surprised)】
?
【chara 129612 face 4 (sad)】
媛──……?
voice: vo_adv_2208006_071
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
ネフィ=ネラさん?
どうかしたんですか?
voice: vo_adv_2208006_072
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 4 (sad)】
……嗚呼、御無礼仕り候。
少しばかり、腑に落ちぬ仕儀が御座いましての。
voice: vo_adv_2208006_073
ライラエル:
【chara 126511 face 6 (surprised)】
と、おっしゃいますと?
voice: vo_adv_2208006_074
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 4 (sad)】
嘗て強固に存在していた、世界と世界を隔てる『壁』。
レディ・アラクネは紛うかたなき魔女の練達なれど、
わっちらに何も勘付かせる事無く、破壁を成し得る物なのか……と。
voice: vo_adv_2208006_075
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
えっ?
それじゃ──……
voice: vo_adv_2208006_076
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 6 (surprised)】
……っ?
voice: vo_adv_2208006_077
グレイス:
【chara 194912 face 6 (surprised)】
──この音は……
voice: vo_adv_2208006_078
クローチェ:
【chara 126411 face 6 (surprised)】
あっ!
この音、ログにありますっ!
ひょっとして──
voice: vo_adv_2208006_079
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
バンディシャーク号!?
movie: 220800601
voice: vo_adv_2208006_080
観客席のコッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
あれはっ……!!
voice: vo_adv_2208006_081
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
まさか、そんなっ……!
でもっ……
Choice: (2) でも、あれって……!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2208006_082
3人:
【chara 1 face 1 (normal)】
「シェフィちゃん!?」
「シェフィさま!?」
「シェフィっ!?」
voice: vo_adv_2208006_083
観客席のプレシア:
【chara 126112 face 6 (surprised)】
しぇ、ふぃ?
voice: vo_adv_2208006_084
観客席のリリ:
【chara 125812 face 4 (sad)】
ではあの方が……兄様たちが捜しているという、
もう一人の【美食殿】のギルドメンバー様なのでしょうか?
voice: vo_adv_2208006_085
観客席のクリア:
【chara 126012 face 4 (sad)】
で、でも、あの格好……
氷漬けになってるとかじゃなくて。
すごく精巧な、氷の像……みたいに見えますけど……
voice: vo_adv_2208006_086
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 3 (anger)】
フレイヤさんっ!
どういうつもりなんですか、これはっ!
voice: vo_adv_2208006_087
フレイヤ:
【chara 193711 face 3 (anger)】
端的に言えば──
人質、というものです。
【chara 193711 face 6 (surprised)】
……あまり美しい手段ではありませんが……
voice: vo_adv_2208006_088
観客席のキャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
はっ……はんっ!
な~にバカ言ってんの!
そんな氷のカタマリなんか引っ張り出して、【chara 106012 face 4 (sad)】
さぁ……!
voice: vo_adv_2208006_089
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 4 (sad)】
……いいえ。
あちらは、ただの氷像ではありませんわ。
voice: vo_adv_2208006_090
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
えっ!?
voice: vo_adv_2208006_091
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 4 (sad)】
あの氷像の内部に封じられた、青い炎のようなゆらめき。
わかりやすく言えば、あれは『人魂』……
死者の魂が目に映るようになったもので、間違いありません。
voice: vo_adv_2208006_092
グレイス:
【chara 194912 face 4 (sad)】
けど……正真正銘の魂魄なんて、ジオ・ニヴルヘルでも
ごく限られた場所でしか見つからないはずなのに。
ましてや、特定の一つを見つけ出して捕らえるなんて……
voice: vo_adv_2208006_093
フレイヤ:
【chara 193711 face 6 (surprised)】
それはもう。
わざわざジオ・ニヴルヘルに赴き、苦労して『宮殿』を抜け。
『最後にロストした者』を検索しましたので。
voice: vo_adv_2208006_094
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 4 (sad)】
『宮殿』を、一人で……!?
voice: vo_adv_2208006_095
観客席のコッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
……で、では本当に……
その氷像の中には
シェフィさまの魂が、封じられていると……?
voice: vo_adv_2208006_096
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】
証拠、というほどのものではありませんが。
この氷像は、内部の魂の情報を読み取ってできた入れ物です。
こちらが細部まで、手を加えたわけではありません。
voice: vo_adv_2208006_097
フレイヤ:
【chara 193711 face 2 (joy)】
ついでに──とても脆い素材ですから。
ほんの少し衝撃を与えれば、
ガラスの器を落としたように粉々になるでしょう。
voice: vo_adv_2208006_098
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
中身ごと、な。
クカカッ……!
voice: vo_adv_2208006_099
みんな:
【chara 1 face 1 (normal)】
……っ!!
voice: vo_adv_2208006_100
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 3 (anger)】
己が身は何処ぞの穴倉に隠し、手下共を齷齪働かせ……
挙句に人質まで取りおるか。
相も変わらず卑劣千万、悪逆無道極まる輩よの。蜘蛛の。
voice: vo_adv_2208006_101
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
フン……!
総ては貴様を出し抜き、この煉獄の檻を破るため。
以前の我と同じと思うなよ、鉄の……!
voice: vo_adv_2208006_102
観客席のホウオウ:
【chara 194812 face 8 (special_b)】
……あっ!? こ、この気配って……!
あなたもしかして私の権能、持ってっちゃってませんかっ!?
【chara 194812 face 3 (anger)】
か、返してください~っ!
voice: vo_adv_2208006_103
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
クカカカッ!
噂には聞いておったが──
随分と惨めな姿に成り果てたものだな鳳凰の。
voice: vo_adv_2208006_104
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
貴様の権能。
我が喉を潤し、臓腑を温め……
血肉と化して魔力を漲らせておるぞ。光栄に思うことだなア。
voice: vo_adv_2208006_105
観客席のホウオウ:
【chara 194812 face 7 (special_a)】
えええぇ~っ!!?
た、食べちゃったんですかぁっ!??
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レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
応ともよ。
御蔭様で──『糸』の長さが少しばかり伸びてなア。
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レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
おおそうだ。
今、披露してくれようぞ──
--- Switch scene ---
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ジオ・ゲヘナの、とある居住区のひとつ──
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リザードマンの男:
【chara 50811 face 6 (surprised)】
んん?
なんだぁ、この糸は。
【chara 50811 face 4 (sad)】
っつか、空じゅうに蜘蛛の巣みてェのが……
voice: vo_adv_2208006_109
バジリスクの男:
【chara 1 face 1 (normal)】
よ、避けろ!
ダンナ!
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リザードマンの男:
【chara 50811 face 6 (surprised)】
うおおおっ!!?
あっぶねえな、【chara 50811 face 4 (sad)】
何すんだ小僧っ!
voice: vo_adv_2208006_111
バジリスクの男:
【chara 50711 face 4 (sad)】
すっ、すまねえ!
でも……身体が全然、言うこと聞かなくって!
voice: vo_adv_2208006_112
アサルトジャガーの女:
【chara 50611 face 4 (sad)】
あいったたた!
【chara 50611 face 3 (anger)】
ちょっといきなりどうしたのっ!
その長い身体で締め上げるのやめてよぉっ!
voice: vo_adv_2208006_113
ラミアの女:
【chara 51611 face 3 (anger)】
そっそそそそっちこそ!
ツメでバリバリ引っ掻くのやめてよぉっ!
魔物たち:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_2208006_114
アサルトジャガーの女:
【chara 50611 face 6 (surprised)】
えっ!?
魔物の親子まで、同士討ちしてるの……っ!?
voice: vo_adv_2208006_115
ラミアの女:
【chara 51611 face 4 (sad)】
あたしたちも魔物も、誰かに操られてるみたい……
【chara 51611 face 3 (anger)】
どうなってるのよこれ~っ!?
voice: vo_adv_2208006_116
観客席のナーナ:
【chara 194612 face 9 (special_c)】
そんなぁ!
みんなナーナみたいに、お友達とケンカさせられちゃってるのぉ!?
voice: vo_adv_2208006_117
アネモネ:
【chara 129613 face 4 (sad)】
──空に広がる巣の大きさからして。
あの映像魔法に映った光景は、ほんの一部──ですね……
voice: vo_adv_2208006_118
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 3 (anger)】
……蜘蛛の。
わっちの民に、ようも穢らわしき糸を付けてくれた喃。
voice: vo_adv_2208006_119
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
クカカカカッ!
なんのなんの──この程度、手始めに過ぎぬぞえ。
voice: vo_adv_2208006_120
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
時置かず、ジオ・ゲヘナの空の総てを我が糸で覆い尽くし。
生きとし生けるもの皆、余すことなく傀儡としてくれようぞ。
カカ、カカカカッ……!
voice: vo_adv_2208006_121
観客席のリリ:
【chara 125812 face 4 (sad)】
……で、では。
【バンディ・シスターズ】の皆様も、
レディ・アラクネの糸によって操られて……?
voice: vo_adv_2208006_122
ヤマト:
【chara 193811 face 9 (special_c)】
……ハッ。
ンなワケあるかい。
ナメんじゃないよ。
voice: vo_adv_2208006_123
ワカナ:
【chara 194011 face 9 (special_c)】
うぅ……
voice: vo_adv_2208006_124
ヤマト:
【chara 193811 face 9 (special_c)】
王家の装備なんざ、もうどうでもいいが──
腹が立って仕方ないのさ。
voice: vo_adv_2208006_125
ヤマト:
【chara 193811 face 9 (special_c)】
ライラエルにペコリーヌ。
アタシに何度も苦汁ってヤツを舐めさせてくれた、アンタたちにね……!
voice: vo_adv_2208006_126
二人:
【chara 1 face 9 (special_c)】
……!
voice: vo_adv_2208006_127
フブキ:
【chara 193911 face 9 (special_c)】
そ~そ~
ボクのサメちゃん壊されたの~
マジ許してね~し~
voice: vo_adv_2208006_128
ワカナ:
【chara 194011 face 9 (special_c)】
ね、姉さん……
フブキちゃん……
voice: vo_adv_2208006_129
観客席のクリア:
【chara 126012 face 6 (surprised)】
……?
【chara 126012 face 4 (sad)】
どうして、そんな前の話で今さら恨みをぶつけるようなことを?
なんだかヤマトさんらしくないような……
voice: vo_adv_2208006_130
クローチェ:
【chara 126411 face 6 (surprised)】
ダメですよ、【バンディ・シスターズ】のみなさんっ!
ライラエルさまやペコリーヌさんを狙うなら、
わたしがまたやっつけちゃいますからねっ!
voice: vo_adv_2208006_131
クローチェ:
【chara 126411 face 1 (normal)】
いきますよっ!
ダブルロケット──
voice: vo_adv_2208006_132
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 4 (sad)】
ま、待ってくださいクローチェちゃんっ!
voice: vo_adv_2208006_133
クローチェ:
【chara 126411 face 6 (surprised)】
ええっ!?
どうしてですかペコリーヌさんっ?
voice: vo_adv_2208006_134
観客席のキャル:
【chara 106012 face 3 (anger)】
──アラクネ!
余計なことすんじゃないわよあんたッ!!
voice: vo_adv_2208006_135
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
クカカ──惜しい、惜しい。
貴様らが少しでも歯向かえば……
このシェフィとやらの氷像、中身ごと粉砕してやったものをな。
voice: vo_adv_2208006_136
みんな:
【chara 1 face 1 (normal)】
っ……!
Choice: (3) シェフィちゃん……!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2208006_137
フレイヤ:
【chara 193711 face 4 (sad)】
苦労して用意したモノですし。
そう簡単に、使い捨てないでいただきたいのですが……
voice: vo_adv_2208006_138
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
我に意見するでない、御用聞き。
元より、人質など当てにはしておらぬわ。
見捨てられればそれまでなのだから。
voice: vo_adv_2208006_139
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
それに──
voice: vo_adv_2208006_140
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
こ奴らの意を逸らす囮としては、
すでに役割を終えているのだからな。
voice: vo_adv_2208006_141
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
えっ……【chara 105812 face 4 (sad)】
!?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2208006_142
観客席のリリ:
【chara 125812 face 4 (sad)】
か、身体が……動きません……!
voice: vo_adv_2208006_143
観客席のコッコロ:
【chara 105913 face 4 (sad)】
もしや今の隙に、わたくしたちにまで傀儡の糸を!?
voice: vo_adv_2208006_144
観客席のプレシア:
【chara 126112 face 4 (sad)】
ぴんち。
voice: vo_adv_2208006_145
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 3 (anger)】
……!
voice: vo_adv_2208006_146
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
さぁ──準備は整った。
我が糸の命じるままに──
voice: vo_adv_2208006_147
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】
不可侵の約定など直ちに破棄し、互いの命を奪い合うがいい。
四世界のプリンセスと、その仲間たちよ!
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