幕間・IX

幕間・IX
栞のお見舞いに病院へ訪れていた{player}たちは深月とも再会する。彼女に研究棟へと案内された一同は、魂を囚われて眠ったままのシェフィ──阿賀斗紫布菜の姿を目の当たりにしたのだった。

-------------- situation:
幕間・IX
--------------

ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】 ──日本政府管轄・某研究所──

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深月：
【chara 105132 face 6 (surprised)】 …………

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深月：
【chara 105132 face 6 (surprised)】 ……

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】 ──宵ヶ浜です。

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】 ……ええ。
回収されたデバイス群の解析は、まだ時間がかかります。
【chara 105132 face 4 (sad)】それにやはり、コアモジュールが無くては……

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】 ……
そちらの件は……進行しています。
提供されたポート40番以降に、情報を上げています。

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】 ……ええ、分かっています。
では。

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深月：
【chara 105132 face 4 (sad)】 ……はぁ。

ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】 …………
……

ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】『ミネルヴァの懲役』が終わって、少しの時間が経ち。
世界は平和を取り戻した──かのように見えた。

ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】ペコリーヌと希留耶と{player}は
まだ『ミネルヴァの懲役』から目覚めない人々を助けるために、
棗こころとその父親を捜していた。

ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】しかし──

--- Switch scene ---

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リ・ピュセル：
【chara 193731 face 3 (anger)】『デメテール聖廟国は日本政府に対し、
「七冠」のリーダー格である「長老」の──
【chara 193731 face 7 (special_a)】棗宙の身柄の引き渡しを、要請いたします』

--- Switch scene ---

still display end

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 4 (sad)】『……っていう感じで。
コッコロちゃんのお父さんを捜すの、ますます難しくなっちゃって……
困っちゃってるんですよ～』

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栞：
【chara 103832 face 4 (sad)】リ・ピュセルさん……
ペコリーヌさんを祖国から追い出して、
コッコロちゃんのお父さんまで狙うなんて……

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希留耶：
【chara 106031 face 4 (sad)】ま、大方あのリ・ピュセル本人は旗振り役ってやつで。
裏でいろいろ手を打ってる連中がいるんでしょうけどね。
実際にはさ。

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栞：
【chara 103832 face 6 (surprised)】なるほど……確かにそういう展開、小説とかでも読んだことがあります。
【chara 103832 face 3 (anger)】自分でもわからないうちに騙されて利用されてしまって、
最期は切り捨てられて酷い目に遭ってしまう女の子のこと……

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希留耶：
【chara 105831 face 6 (surprised)】【chara 106031 face 6 (surprised)】や、そこまでは言ってないけどね……

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 2 (joy)】『シオリちゃんは、こっちでも本を読むのが好きなんですね☆』

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栞：
【chara 105831 face 1 (normal)】【chara 106031 face 1 (normal)】【chara 103832 face 4 (sad)】私、生まれつきあまり身体が良くなくて。
ずっと本ばかり読んでいて……その習慣が、
ゲームの中でも続いただけというか。

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栞：
【chara 103832 face 1 (normal)】 ……レジェンドオブアストルムでも、病弱ではありましたけど。
【chara 103832 face 2 (joy)】あっちでは牧場のお仕事を手伝ったり、
ニャットちゃんと遊んだり……楽しかったな……【chara 103832 face 5 (shy)】魔法少女になったり……

Choice: (1) 栞、今は体調はどう？

----- Tag 1 -----

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栞：
【chara 103832 face 6 (surprised)】えっと……
【chara 103832 face 1 (normal)】今は少し、大丈夫です。
【chara 103832 face 4 (sad)】 ……でも……

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栞：
【chara 103832 face 4 (sad)】『懲役』の昏睡から目覚めたばかりのときは、かなり大変でした……
こうして歩けるようになったのは、つい最近なんです。

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 4 (sad)】『そうだったんですか……』

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栞：
【chara 103832 face 4 (sad)】一時期は、面会謝絶で。
今もまだ退院の目途は立っていないですし……

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栞：
【chara 103832 face 4 (sad)】それに、電子機器も持たせてもらえなくて。
また本を読むしかない生活に
戻ってしまったのかなって落ち込んでたんですけど……

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栞：
【chara 103832 face 1 (normal)】まさか、{player}さんたちが
お見舞いに来てくれるなんて、思ってもみませんでしたから。
【chara 103832 face 5 (shy)】とっても、とってもうれしいです……♪

Choice: (2) 喜んでもらえて、よかった。

----- Tag 2 -----

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栞：
【chara 103832 face 6 (surprised)】 ……あれ？
でも……どうしてみなさん、私の入院先がわかったんですか？

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希留耶：
【chara 106031 face 2 (joy)】ハツネから、{player}のmimiに
メッセージがあったのよ。
あんたのお見舞いに、一緒に行ってほしいって。

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 1 (normal)】『このロビーで待ち合わせってことだったんですけど。
ハツネちゃんと合流する前に、シオリちゃんとバッタリ！
っていう感じでした』

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栞：
【chara 103832 face 6 (surprised)】そうなんですか？
お姉ちゃん、またお寝坊しちゃってるんでしょうか。
【chara 103832 face 4 (sad)】 ……それとも……

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希留耶：
【chara 106031 face 4 (sad)】ったく、しょうがないわねあいつも。
遅刻だなんてさー
せっかく秋乃に頼んで警察に見張られてないか確認してもらったのに。

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栞：
【chara 103832 face 2 (joy)】あはは、すみません……
【chara 103832 face 1 (normal)】えっと、アキノさんとも再会できたんですね。

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 2 (joy)】『はい☆
【chara 105831 face 1 (normal)】タマキさんや、カスミちゃんたちとも
こっちで会えましたよ～っ』

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栞：
【chara 103832 face 1 (normal)】そうなんですか。
……リンちゃんやマヒルさんやリマさんとも、
いつか会えたらいいな……

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栞：
【chara 103832 face 6 (surprised)】あっ、そういえば……

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栞：
【chara 103832 face 1 (normal)】お姉ちゃんや{player}さんたち以外にも、
レジェンドオブアストルムで知り合ったひとと
この病院で再会できたんですよ。

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希留耶：
【chara 106031 face 6 (surprised)】えっ？
それって──

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深月：
【chara 1 face 1 (normal)】栞ちゃん。
そろそろ検査の時間よ──あら？

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深月：
【chara 105132 face 2 (joy)】 ……ちょっとぶりね、みんな。

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 6 (surprised)】『えっ、あなたは……』

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深月：
【chara 105132 face 2 (joy)】ふふ。
【chara 105132 face 1 (normal)】こんな格好だし、眼帯もしていないし……
分からないのは、ムリないかもしれないわね。

Choice: (3) こんにちは、深月さん。

----- Tag 3 -----

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】ええ。
無事にログアウトできてたみたいで、良かったわ。
あなたたち。

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希留耶：
【chara 106031 face 6 (surprised)】あんた、ここの医者だったのっ？
【chara 106031 face 4 (sad)】確かに『あっち』じゃ、闇医者やってたけど……

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深月：
【chara 105132 face 6 (surprised)】う～ん。
【chara 105132 face 2 (joy)】あっちでもこっちでも、ホントは研究者のつもりなんだけどね。

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】でも、この病院には大学の研究棟も併設されてて。
難病治療の臨床実験もよくやってるし、機器も最新のものが多いから。
【chara 105132 face 2 (joy)】研究がてら、現場での検査も少し手伝わせてもらってるのよ。

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 6 (surprised)】『検査……？』

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】そう。
今、世間の注目がすっごく集まっている症状の。
【chara 105132 face 6 (surprised)】つまり──

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】 mimiの、後遺症チェックね。
そのおかげで、栞ちゃんと再会できたわ。

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栞：
【chara 103832 face 1 (normal)】深月さんには、
『あっち』でも何回か診察してもらったことがあって。
【chara 103832 face 6 (surprised)】最初に会った時は、ビックリしましたけど……

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希留耶：
【chara 106031 face 4 (sad)】えっと……後遺症って、『こっち』に戻ってきても
自分を『あっち』の住人って思い込んじゃったり、
違和感を覚えちゃったりするアレ……よね。

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 4 (sad)】『それじゃもしかして、シオリちゃんも……？』

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栞：
【chara 103832 face 4 (sad)】そ、そんなことは、ないです……って、言いたいんですけど。
少しだけ……

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】『レジェンドオブアストルム』のアバターのほうが、
現実の栞ちゃんの身体よりも少し頑丈だったから。
アバターの癖のまま身体を動かしちゃうと、すぐ限界を超えてしまうの。

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栞：
【chara 103832 face 4 (sad)】頭ではわかっていたんですけど……
つい走ろうとしたり、階段を駆け上ろうとしてしまって。
面会謝絶になるくらい弱ってしまったのも、そういう無理が原因で……

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希留耶：
【chara 106031 face 4 (sad)】 ……なんか、わかるわ。
現実って、いろいろ大変よね……

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深月：
【chara 105132 face 6 (surprised)】 …………

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】ねえ、{player}君たち。
時間があったら……少し、一緒に来てもらえるかしら。

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深月：
【chara 105132 face 6 (surprised)】研究棟は、本当は入っちゃダメだけど。
【chara 105132 face 1 (normal)】着替えて私の助手ってことにすれば、たぶん大丈夫だから。

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 6 (surprised)】『何か、あるんですか？』

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】 ……実はもう一人、私は『レジェンドオブアストルム』の知り合いと
再会してるの。
【chara 105132 face 4 (sad)】向こうは、あなたたちのこと分からない状態だけど……

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希留耶：
【chara 106031 face 6 (surprised)】それって……

--- Switch scene ---

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 6 (surprised)】『ま、まさか……』

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 4 (sad)】『まさか、そんなっ……！
でもっ……』

Choice: (4) でも、あれって……！

----- Tag 4 -----

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３人：
【chara 1 face 1 (normal)】『シェフィちゃん！？』
「シェフィっ！？」
「シェフィさんっ？」

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深月：
【chara 105132 face 6 (surprised)】 ……阿賀斗紫布菜ちゃん。
あなたたち【美食殿】のギルドメンバーの……『こっち側』での姿ね。

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希留耶：
【chara 106031 face 4 (sad)】あいつ……【chara 106031 face 3 (anger)】あのバカッ！！
一緒に来なさいよって言ったのに！
【chara 106031 face 4 (sad)】 ……何やってるのよ、本当にもうっ……！

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 4 (sad)】『ごめんなさい……
ごめんなさい、シェフィちゃんっ……
わたしたちを助けるために、こんなっ……』

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栞：
【chara 103832 face 4 (sad)】ペコリーヌさん……
希留耶さん……

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深月：
【chara 105132 face 4 (sad)】 ……現状。
彼女を始めとする、『ミネルヴァの懲役』が
終了していない人たちを目覚めさせる方法は、見つかっていないわ。

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深月：
【chara 105132 face 6 (surprised)】彼女たち、プレイヤーの魂は未だ……
『レジェンドオブアストルム』の中に囚われてしまっているの。

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 6 (surprised)】『魂……？』

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栞：
【chara 103832 face 6 (surprised)】それって……
ゲームの話じゃなくて、ですか？

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希留耶：
【chara 106031 face 3 (anger)】魂とか神さまとか、
そんなの現実じゃありえっこないわ！
【chara 106031 face 4 (sad)】ない……はずよね？

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深月：
【chara 105132 face 4 (sad)】そう言いたくなる気持ちは、とってもよく分かるわ。
でも……

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深月：
【chara 105132 face 6 (surprised)】 ……私はね。『ミネルヴァの目覚め』よりも前……
脳神経学者として、mimiの開発に携わっていたの。
【chara 105132 face 1 (normal)】 {player}君には、少し話したことがあったかもしれないわね。

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希留耶：
【chara 106031 face 6 (surprised)】えっ！？

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 6 (surprised)】『ミツキさんが、mimiの開発に……？』

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】もちろん、私以外にもたくさんの研究者やエンジニアがいたし。
重要なブラックボックスは、ウィズダムの上層部が握っていた。

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深月：
【chara 105132 face 6 (surprised)】だからコア部分──魂の抽出や移送が
どうやって行われていたのか、【chara 105132 face 4 (sad)】残念だけどまだ分からない。
私の専門は神経系へのフィードバック事故の阻止だったし……

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深月：
【chara 105132 face 4 (sad)】でも……自分が携わったもののせいで、こんなことになってしまって。
研究者として、責任を感じているわ。
すっごく、ね。

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希留耶：
【chara 106031 face 4 (sad)】 ……さっきあんた、
「どうやってたのかわからない」とか言ってたけど。
でもさ、でも……

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ペコリーヌ：
【chara 105831 face 3 (anger)】『何かヒントがあれば教えてください、ミツキさん！
どうすれば、シェフィちゃんたちを助けられるんですか……っ！？』

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深月：
【chara 105132 face 6 (surprised)】 …………

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】今の私から言えるのは、二つだけ。

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深月：
【chara 105132 face 1 (normal)】『レジェンドオブアストルム』のメインサーバーに使っていた、
超々高密度記憶素子……
通称『アイテール・モジュール』を見つけること。

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深月：
【chara 105132 face 3 (anger)】そして──私たちはもう一度。
あの世界に、ダイブしなくてはいけないわ。

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