レディ・セクシー・ゴー!
早く大人になりたいミサキとミソギ、プレシアの3人は、ネフィ=ネラの助言で大人になれる不思議な果実を探しに行く。しかし体だけ大きくなる災難に遭い、結局大人になる近道はないと諭されるのだった。
-------------- situation:
レディ・セクシー・ゴー!
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
鬼岩城塞、玉座の間。
ミサキとミソギはプレシアと一緒に、
プリンセス・ネフィ=ネラへの謁見に訪れていた。
voice: vo_adv_2208104_000
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 2 (joy)】
お初に御目文字仕る、ミサキ殿にミソギ殿。
わっちはネフィ=ネラ。
どうぞよしなに願いんす。
voice: vo_adv_2208104_001
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
は、はい。お世話になります!
voice: vo_adv_2208104_002
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 1 (normal)】
そうかしこまる由はありんせん。
騎士殿やプレシア殿の朋とあれば、わっちらにとっても朋と同じ。
【chara 194511 face 2 (joy)】
ゆるりとしていかれるがよござんしょ。
voice: vo_adv_2208104_003
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
おぉー……
【chara 105011 face 2 (joy)】
なるほど、プレシアちゃんの言ってた通りね。
なんだかすっごく大人っぽい雰囲気の人だわ……!
voice: vo_adv_2208104_004
プレシア:
【chara 126112 face 2 (joy)】
とっても。
おねえさん。
voice: vo_adv_2208104_005
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
だねー!
背丈はミソギたちとそんなに変わんないのに、ふしぎだなー
voice: vo_adv_2208104_006
ミサキ:
【chara 105011 face 3 (anger)】
ちょっとミソギ!?
そんなおっきい声で、失礼でしょ!
voice: vo_adv_2208104_007
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 2 (joy)】
──コロコロ。【chara 194511 face 1 (normal)】
構いませぬよ。
朋と同じ、と申したでありんしょう?
ならば斯様な些末事、わっちは微塵も拘わぬ故。
voice: vo_adv_2208104_008
プレシア:
【chara 126112 face 1 (normal)】
さまつ。
【chara 126112 face 2 (joy)】
あざます。
voice: vo_adv_2208104_009
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
ほらミサキ、これならきっとミソギたちのお願いも聞いてもらえるよ。
【chara 100411 face 2 (joy)】
会いに来てよかったじゃん!
voice: vo_adv_2208104_010
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 1 (normal)】
ほほぅ──ミソギ殿らの願いとは、
果たして如何なる仕儀にありんしょう?
【chara 194511 face 2 (joy)】
何なりと、わっちに申してくだしゃんせ。
voice: vo_adv_2208104_011
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
えっと……【chara 105011 face 1 (normal)】
アタシたち、大人のレディに憧れてて。
ネフィ=ネラさんみたいに、大人の余裕とかを身に付けるには、
どうしたらいいかなって。
voice: vo_adv_2208104_012
ミソギ:
【chara 100411 face 2 (joy)】
そうそう!
実はミソギたち、そのためにこの世界に来たんだー!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2208104_013
ミサキ:
【chara 105011 face 2 (joy)】
さあみんな、始めましょ!
名付けて『ジオ・ゲヘナで大人になっちゃおう大作戦』よ!
voice: vo_adv_2208104_014
プレシア:
【chara 126112 face 2 (joy)】
おとな。
ぱわー、あっぷ。
voice: vo_adv_2208104_015
ミソギ:
【chara 100411 face 6 (surprised)】
それで何すればいいの?
【chara 100411 face 1 (normal)】
なんとなく面白そうだからついてきちゃったけど。
voice: vo_adv_2208104_016
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
アンタ、作戦はちゃんと説明したじゃないの。
仕方ないわね……
voice: vo_adv_2208104_017
ミサキ:
【chara 105011 face 3 (anger)】
アタシたちはランドソルじゃ、いつも子ども扱いされちゃうでしょ。
【chara 105011 face 4 (sad)】
みんなよりちょっと年下ってだけなのに、【chara 105011 face 3 (anger)】
納得いかないわ!
voice: vo_adv_2208104_018
ミサキ:
【chara 100411 face 6 (surprised)】
【chara 105011 face 1 (normal)】
でもこのジオ・ゲヘナは、強さがすべてな実力主義の世界らしいの。
【chara 105011 face 2 (joy)】
つまり、アタシたちの強さを見せつければ、
大人と同じに扱ってもらえるはず!
voice: vo_adv_2208104_019
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
おー、なるほどー!
【chara 100411 face 2 (joy)】
よくわかんないけど、わかった!
voice: vo_adv_2208104_020
プレシア:
【chara 126112 face 2 (joy)】
りょ。
voice: vo_adv_2208104_021
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
いまいち不安だけど……【chara 105011 face 1 (normal)】
まぁいいわ。
それじゃ、さっそくお仕事を探しに行きましょ。
voice: vo_adv_2208104_022
ミソギ:
【chara 100411 face 6 (surprised)】
お仕事探し?
【chara 100411 face 1 (normal)】
それって、ランドソルの掲示板みたいなとこ?
voice: vo_adv_2208104_023
ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】
えぇ、きっとそれが一番わかりやすいでしょ。
【chara 105011 face 2 (joy)】
難しい依頼をパパっとこなして、アタシたちの強さを見せつけてやるわ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2208104_024
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
それで、依頼所みたいなところに行ってみたんですけど、
危なくないお仕事しか任せてもらえなくて……
voice: vo_adv_2208104_025
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 6 (surprised)】
成程、成程。
力を示す心積もりが、その機すらも与えられず……
【chara 194511 face 4 (sad)】
それはさぞ、心惜しくありましょうなぁ。
voice: vo_adv_2208104_026
ミソギ:
【chara 100411 face 3 (anger)】
みんなひどいんだよー! 配達とか家の片づけとかばっかでさー!
ミソギなら、強くて怖い魔物だってトラップでやっつけちゃうのに!
voice: vo_adv_2208104_027
プレシア:
【chara 126112 face 3 (anger)】
ふまん。
しごと、もとむ。
voice: vo_adv_2208104_028
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 4 (sad)】
なんとまあ、まことに相済みませぬ。
しかし……どうか依頼所を管理する者らの心も、汲んでくだしゃんせ。
voice: vo_adv_2208104_029
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 1 (normal)】
お前さまらは、わっちらにとって大事な客人に他ならず。
【chara 194511 face 4 (sad)】
万一傷つけたとあらば、他の皆にも顔向けできませぬ故に。
voice: vo_adv_2208104_030
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
も、もちろんわかってます。
心配してくれてるからだっていうのは……
voice: vo_adv_2208104_031
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 6 (surprised)】
とはいえその実……ミサキ殿のような幼児らが危難に遭わぬよう、
わっちが皆に言づけている故でありんすが。
【chara 194511 face 4 (sad)】
はて扨……
voice: vo_adv_2208104_032
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 6 (surprised)】
……そも、力とは刃が如きもの。
【chara 194511 face 1 (normal)】
その鋭さを磨くのみにあらず、経験を積み扱いを知悉してこそ、
命を任せるに値する強さとなりんしょう。
voice: vo_adv_2208104_033
プレシア:
【chara 126112 face 6 (surprised)】
つよさ、けーけん……
voice: vo_adv_2208104_034
ミソギ:
【chara 100411 face 6 (surprised)】
よくわかんないけど、
【chara 100411 face 4 (sad)】
大人っぽいことを言われてるのだけはわかる……!
voice: vo_adv_2208104_035
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
つまり、地道に頑張ろうってことよ……
【chara 105011 face 1 (normal)】
ここは我慢して、危なくないお仕事から始めましょ。
voice: vo_adv_2208104_036
ミソギ:
【chara 100411 face 3 (anger)】
やだーっ! そういうのはにいちゃんに任せとけばいいじゃん!
【chara 100411 face 1 (normal)】
ミソギはもっと楽しいお仕事がやりたーい!
voice: vo_adv_2208104_037
ミソギ:
【chara 100411 face 4 (sad)】
ねぇネラねえちゃん、みんなに子ども扱いされない魔法とかない?
【chara 100411 face 1 (normal)】
ちっちゃいのに大人なネラねえちゃんなら、きっと知ってるよね?
voice: vo_adv_2208104_038
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
ミソギっ!?
【chara 105011 face 3 (anger)】
やめなさいって言ってるでしょ!
そういう聞き方は大人のレディじゃないんだから!
voice: vo_adv_2208104_039
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 6 (surprised)】
──フゥム。
【chara 194511 face 2 (joy)】
『おとなのれでぃ』になりたい──
それが望みとあらば、方法はなきにしもあらず。
voice: vo_adv_2208104_040
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
えっ、本当ですか!?
voice: vo_adv_2208104_041
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 6 (surprised)】
ちと待ちたもれ。
書庫の何処か、誰ぞ案内を──
voice: vo_adv_2208104_042
ミソギ:
【chara 100411 face 2 (joy)】
わ~、何これ地図?
なんて書いてあるのー?
voice: vo_adv_2208104_043
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 1 (normal)】
この地に伝わりし伝承の一端──
密林の一角に聳え立つは、妖しき果実を実らせる魔の大樹。
その果実を口にした者は、たちまち成体へと姿を変えると聞きし及び。
voice: vo_adv_2208104_044
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 2 (joy)】
無論見た目だけではなく、力も相応に──
【chara 194511 face 1 (normal)】
まさに、お前さまらの望み通りのものでありんしょう?
voice: vo_adv_2208104_045
ミソギ:
【chara 100411 face 4 (sad)】
んんー?
どーゆーこと?
voice: vo_adv_2208104_046
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
その実を食べたら、大人の体に変身できる……
しかも見た目だけじゃなくて、【chara 105011 face 1 (normal)】
本当に強くなれるってこと?
【chara 105011 face 2 (joy)】
それ、まさにアタシたちが欲しいものよ!
voice: vo_adv_2208104_047
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
えーっ、すごいじゃーん!
【chara 100411 face 2 (joy)】
さすがネラねえちゃん、なんでも知ってるね!
voice: vo_adv_2208104_048
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 4 (sad)】
さりとて、集落を一歩離れれば魔物魔獣に出くわすは必定。
お前さまらの大事な身が傷つくどころか、
落命せし危険も大也と思い侍り。
voice: vo_adv_2208104_049
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 4 (sad)】
にも拘わらず、お前さまらは
本願を遂げる心積もりにありんすか?
voice: vo_adv_2208104_050
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
っ……それは……
voice: vo_adv_2208104_051
プレシア:
【chara 126112 face 1 (normal)】
やる。
よ。
voice: vo_adv_2208104_052
ミソギ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
【chara 100411 face 6 (surprised)】
えっ、プレシア?
voice: vo_adv_2208104_053
プレシア:
【chara 126112 face 3 (anger)】
つよくなる。
ために。
voice: vo_adv_2208104_054
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 2 (joy)】
コロコロ、良き眼差しでありんすな。
【chara 194511 face 1 (normal)】
なればこれ以上、引き留めるも野暮と云うもの……
思うがまま、望むがままに行きなんし。
voice: vo_adv_2208104_055
ミサキ:
【chara 105011 face 2 (joy)】
ふふっ、そうね……そこまでやる気を見せられたら、
アタシだってじっとしてられないわ。
大人への階段、3人で駆けあがってやるわよ!
voice: vo_adv_2208104_056
ミソギ:
【chara 100411 face 2 (joy)】
よーし、決まりだね!
みんなでジャングル探検だー!!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
翌日、ミサキたちは集落を旅立った。
魔の大樹を目指してジャングルを歩くこと、数分……
voice: vo_adv_2208104_057
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
見つけたーっ!
あの樹だよね、地図に書いてあったやつ!
voice: vo_adv_2208104_058
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
いや、近いわね!
村を出てすぐよ、【chara 105011 face 3 (anger)】
これじゃただの裏山じゃないの!
voice: vo_adv_2208104_059
プレシア:
【chara 126112 face 2 (joy)】
おきがる。
さんぽ。
voice: vo_adv_2208104_060
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
もう、ネフィ=ネラさんったら……
命が危ないとか、大げさに言ってたのかしら。
voice: vo_adv_2208104_061
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
きっとネラねえちゃんが心配しすぎなんだよ。
【chara 100411 face 2 (joy)】
それよりほら、はやく食べてみようよ!
voice: vo_adv_2208104_062
3人:
【chara 105011 face 1 (normal)】
【chara 100411 face 1 (normal)】
【chara 1 face 1 (normal)】
いただきます!
voice: vo_adv_2208104_063
プレシア:
【chara 126112 face 6 (surprised)】
【chara 105011 face 6 (surprised)】
【chara 100411 face 6 (surprised)】
【chara 126112 face 6 (surprised)】
…………!
voice: vo_adv_2208104_064
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
う、ぐっ……【chara 105011 face 4 (sad)】
こ、これは……
voice: vo_adv_2208104_065
ミソギ:
【chara 100411 face 4 (sad)】
うええっ、何これまっずぅ!!!
voice: vo_adv_2208104_066
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
ちょっと、これってホントに食べて大丈夫なヤツ?
明らかに体が拒否してるんだけど!?
voice: vo_adv_2208104_067
ミソギ:
【chara 100411 face 6 (surprised)】
もしかして、ネラねえちゃんのイタズラ?
【chara 100411 face 4 (sad)】
やるじゃん、まさかミソギを罠にはめるなんてね……
voice: vo_adv_2208104_068
プレシア?:
【chara 1 face 1 (normal)】
くちのなかにひろがる、きょうれつな苦み。
飲み込んでも、粘りつくみたいな、後味……
voice: vo_adv_2208104_069
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
プレシアちゃん、そんなじっくり解説しないで!
余計にまずく思えてきたってば!
voice: vo_adv_2208104_070
ミソギ:
【chara 100411 face 6 (surprised)】
あれ? ちょっと待ってプレシア、体がなんか……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2208104_071
プレシア:
【chara 126112 face 1 (normal)】
ん……?
どうかした?
体、変わった? ……あれ、なんだか……
voice: vo_adv_2208104_072
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
プレシアもミサキも、おっきくなったー!!
すっご!! でっかぁ!!!
voice: vo_adv_2208104_073
ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】
そういうアンタもよ!!
やったわ、伝説は本当に……う、ぐぅぅっ!
voice: vo_adv_2208104_074
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
そうだった、服がちっちゃいままじゃ……
うぅっ、きついよー! 苦しいよー!!
voice: vo_adv_2208104_075
ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】
いや、それより……このままだと、いろんなとこが見えちゃうんじゃ?
あ、でももしかして今のアタシ、すっごいセクシーになってる!?
そうよ、これが大人よ!!
voice: vo_adv_2208104_076
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
えぇっ……こんなに苦しいのが、大人でセクシーなの?
うわーん、やだー! ミソギ、セクシーなんかいらないよー!!
voice: vo_adv_2208104_077
プレシア:
【chara 126112 face 1 (normal)】
んぅ……きつい……苦しい……
voice: vo_adv_2208104_078
ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】
プレシアちゃんは、まだマシなんじゃないの……?
元の服もわりとゆったりしてたし……
voice: vo_adv_2208104_079
プレシア:
【chara 126112 face 1 (normal)】
きつい……
お腹が空いて、苦しい。です。
とても。すごく。はげしく……
voice: vo_adv_2208104_080
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
えぇっ、そっち!
あっホントだ、ミソギも急にお腹が空いてきちゃった……
voice: vo_adv_2208104_081
ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】
これってまさか、大人になった反動ってヤツ?
うぅっ、腹ペコで倒れそう……
voice: vo_adv_2208104_082
プレシア:
【chara 126112 face 1 (normal)】
なんでもいいから、食べたい。
……でも。そういうの。
はしたない? かもしれない……
voice: vo_adv_2208104_083
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
お、大人なセリフだー!!
中身までちょっと大人になってる!!
voice: vo_adv_2208104_084
ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】
そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!
村に戻って、何か食べなきゃ……って、この服で!?
voice: vo_adv_2208104_085
ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】
そしたら間違いなく、みんなに注目されちゃって……
でもそれは、アタシが大人でセクシーだからで……うぅ~~っ!!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!!
voice: vo_adv_2208104_086
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
ひえぇっ、魔物まで出てきたよ!!
どうしよー!?
voice: vo_adv_2208104_087
ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】
今それどころじゃないし!
あっち行きなさいよー!!
--- Switch scene ---
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!!
voice: vo_adv_2208104_088
ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】
へっ?
今撃ったのって、アタシの魔法?
なんかすごい威力だったけど……
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_2208104_089
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
そうだよ! 見た目だけじゃないってネラねえちゃん言ってた!
これならミソギたち……【chara 100411 face 6 (surprised)】
あれ?
voice: vo_adv_2208104_090
プレシア:
【chara 126112 face 6 (surprised)】
ん。
もどった。
voice: vo_adv_2208104_091
ミソギ:
【chara 100411 face 6 (surprised)】
まさか、時間切れ?
【chara 100411 face 4 (sad)】
そんなぁー……
voice: vo_adv_2208104_092
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
でも、お腹の減りはそのままみたいね……
散々じゃないのよ、もうっ……!
voice: vo_adv_2208104_093
プレシア:
【chara 126112 face 4 (sad)】
……ぐぅ。
voice: vo_adv_2208104_094
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 2 (joy)】
──然様、かの果実の効き目はほんの数分。
【chara 194511 face 1 (normal)】
変化した姿は確たる未来の姿とは限らず、
その上ひどく腹が空くという代償もありんすな。
voice: vo_adv_2208104_095
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
あれで大人に変身できたなんて……
騙された気がしないでもないんですけど……
voice: vo_adv_2208104_096
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 2 (joy)】
フフフ、相済みませぬ。
【chara 194511 face 1 (normal)】
なれど、お前さまらにとって得難き学びになればと願い、
斯様な物言いで送り出した次第にござりんす。
voice: vo_adv_2208104_097
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 1 (normal)】
ほんの数分とはいえ、大人の酸いも甘いも味わい……
大人らしさの糧を得られたならば、何よりでありんす。
voice: vo_adv_2208104_098
プレシア:
【chara 126112 face 4 (sad)】
かた。
こった。
voice: vo_adv_2208104_099
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
はぁ~……
結局ネフィ=ネラさんにからかわれたっていうか、
上手いこと丸め込まれちゃった気分だわ……
voice: vo_adv_2208104_100
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
さすがネラねえちゃんだったねー
ミソギ、すっかりだまされちゃったよー
voice: vo_adv_2208104_101
プレシア:
【chara 126112 face 2 (joy)】
ん。
すごーい。
voice: vo_adv_2208104_102
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
プレシアちゃん?
なんでそんなにうれしそうなのよ。
voice: vo_adv_2208104_103
プレシア:
【chara 126112 face 2 (joy)】
だいなまいつ。
でした。
voice: vo_adv_2208104_104
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
ホントにああなれるかは、わかんないって話だったけど……
【chara 105011 face 1 (normal)】
まあネフィ=ネラさんが言ってたこと、正論ではあるし。
やっぱり地味なお仕事から頑張りましょ。
voice: vo_adv_2208104_105
ミソギ:
【chara 100411 face 2 (joy)】
次はミソギたちの番だね!
【chara 100411 face 1 (normal)】
これでネラねえちゃんに仕返しするしかないよ!
voice: vo_adv_2208104_106
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
いやミソギ、話聞いてた?
仕返しなんて流れじゃなかったでしょ……
voice: vo_adv_2208104_107
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
って、ちょっとその実!! なんで持って帰ってきてるのよ!
【chara 105011 face 4 (sad)】
まさか、仕返しって……
voice: vo_adv_2208104_108
ミソギ:
【chara 100411 face 2 (joy)】
イタズラされたら、ちゃ~んとお礼をしないとね~
この実をこっそり料理に混ぜて、食べさせちゃおう!
voice: vo_adv_2208104_109
プレシア:
【chara 126112 face 6 (surprised)】
おれー?
おねえさんに?
voice: vo_adv_2208104_110
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
そうだよ、ネラねえちゃんにも大人になってもらうんだー!
【chara 100411 face 2 (joy)】
どんな感じになるのかな? 【chara 100411 face 1 (normal)】
ミサキも気になるよね?
voice: vo_adv_2208104_111
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】
それはまあ、気にならなくもないけど……
【chara 105011 face 3 (anger)】
でも絶対怒られるわよ!
voice: vo_adv_2208104_112
ミソギ:
【chara 100411 face 1 (normal)】
だいじょぶだいじょぶ!
味の濃いご飯なら、混ぜてもバレなさそうだし。
【chara 100411 face 2 (joy)】
えへへへっ、ワクワクしてきたーっ!
voice: vo_adv_2208104_113
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
こらミソギ、【chara 105011 face 3 (anger)】
待ちなさいよー!
voice: vo_adv_2208104_114
従者:
【chara 51611 face 1 (normal)】
ネフィ=ネラさま~、お待たせしましたっ。
夕食お持ちしましたよ~
voice: vo_adv_2208104_115
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 1 (normal)】
はて扨、本日の夕餉は──【chara 194511 face 2 (joy)】
フム。
まこと、食欲をそそる良き香りでありんすな。
voice: vo_adv_2208104_116
ミソギ:
【chara 100411 face 2 (joy)】
ひひっ、バレてないバレてない……
【chara 100411 face 1 (normal)】
さぁネラねえちゃん、パクッといっちゃえ……大人になっちゃえ……!
voice: vo_adv_2208104_117
プレシア:
【chara 126112 face 6 (surprised)】
……
おいしそう。
voice: vo_adv_2208104_118
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
ちょっとプレシアちゃん、動いちゃダメ!
今は我慢して見てなさい!
voice: vo_adv_2208104_119
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 1 (normal)】
んっ──
【chara 194511 face 2 (joy)】
フム、美味かな美味かな。
voice: vo_adv_2208104_120
ミソギ:
【chara 100411 face 6 (surprised)】
……あれ、何も起きない?
ミソギたちの時は、食べてすぐ姿が変わったよね?
【chara 100411 face 4 (sad)】
量が足りなかったとか?
voice: vo_adv_2208104_121
プレシア:
【chara 126112 face 6 (surprised)】
がまん、
【chara 126112 face 4 (sad)】
がまん……
……じゅる。
voice: vo_adv_2208104_122
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】
やばいわ、プレシアちゃんが限界よ!
【chara 105011 face 4 (sad)】
イタズラは失敗、退散しましょ!
voice: vo_adv_2208104_123
ミソギ:
【chara 100411 face 4 (sad)】
ちぇっ、おかしいなー
ネラねえちゃんの面白いとこ、見られると思ったのにー……
voice: vo_adv_2208104_124
従者:
【chara 51611 face 6 (surprised)】
……でも、本当に見過ごしてよかったんでしょうか?
ネフィ=ネラさまの食事に細工をしちゃうなんて、
【chara 51611 face 4 (sad)】
即刻処刑されてもおかしくない悪行……【chara 51611 face 6 (surprised)】
ですよね?
voice: vo_adv_2208104_125
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 2 (joy)】
コロコロコロ、恐ろしきことを言うでなし。
無邪気な戯れに目くじらを吊り上げるなど、
大人の所作にありんせん。
voice: vo_adv_2208104_126
従者:
【chara 51611 face 6 (surprised)】
そういうものですか~
あの果実の効果は未熟な者を仮の姿に変化させるものですから、
【chara 51611 face 1 (normal)】
そもそもネフィ=ネラさまには効かないでしょうけど……
voice: vo_adv_2208104_127
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 2 (joy)】
然様。
【chara 194511 face 1 (normal)】
幼児らの期待に応えられぬは、ちとばかり心苦しかれど……
voice: vo_adv_2208104_128
ネフィ=ネラ:
【chara 194511 face 2 (joy)】
……かてて加えて。
特別な姿は、容易くは見せぬが故の特別──とも申すで喃。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
3人が去って行った物陰を眺めつつ、
ネフィ=ネラはいつものように悠然とした笑みを浮かべるのだった……