3部 第9章 第6話
アラクネの巣を守る【バンディ・シスターズ】。傀儡の糸を払いジオ・ゲヘナを防衛するライラエルたち。シェフィを助けるために走り続けるペコリーヌたち。それぞれの思いが交錯し、決戦の時は近づいていく。


-------------- situation:
シェフィを救い出せ!
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──同刻、アラクネの巣・内部。

voice: vo_adv_2209006_000
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_2209006_001
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】 ……ふぅ。

voice: vo_adv_2209006_002
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】 ……まさか、かつての世界の管理者までが出てくるなんて。
遠野帆稀の干渉は、事前情報があったから
可能性ゼロではないと思っていたけれど……

voice: vo_adv_2209006_003
フレイヤ:
【chara 193711 face 7 (special_a)】 でも……これで。
レディ・アラクネとプリンセス・ユースティアナたちを
真っ向からぶつけ合わせることができた。

voice: vo_adv_2209006_004
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】 ……次は……

voice: vo_adv_2209006_005
ヤマト:
【chara 130013 face 1 (normal)】 ……よう。

voice: vo_adv_2209006_006
フレイヤ:
【chara 193711 face 6 (surprised)】 …………

voice: vo_adv_2209006_007
ヤマト:
【chara 130013 face 7 (special_a)】 確かに、面白い見世物だったよ。
あのデカ蜘蛛が、一杯食わされるところはね。

voice: vo_adv_2209006_008
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】 ……蛮勇ですね。
本人に聞かれたら、死にますよ。

voice: vo_adv_2209006_009
ヤマト:
【chara 130013 face 1 (normal)】 ……フン。
その様子じゃ、こっちから打って出るってワケじゃなさそうだね。
デカ蜘蛛も、そこまで頭に血が回ってないってか?

voice: vo_adv_2209006_010
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】 臆病……いえ。
慎重ですから、彼女は。

voice: vo_adv_2209006_011
ヤマト:
【chara 130013 face 7 (special_a)】 ……ヘエ。

voice: vo_adv_2209006_012
ヤマト:
【chara 130013 face 1 (normal)】 ま、いいけどさ……【chara 130013 face 6 (surprised)】 そんじゃアタシらにも
ココを護れとか言うつもりかい?
警備員じゃなくて、盗賊なんだがね。アタシらは。

voice: vo_adv_2209006_013
フレイヤ:
【chara 193711 face 6 (surprised)】 多少の不満は、辛抱することです。
【chara 193711 face 1 (normal)】 貴方がたが役に立ったら……契約通り、
私の持つ王家の装備を差し上げましょう。

voice: vo_adv_2209006_014
ヤマト:
【chara 130013 face 6 (surprised)】 あの、おかしな剣ね……
チョイと触っただけでも、えらくコッチの力を引き上げてくれた
みたいだが……アンタは使わないのか?

voice: vo_adv_2209006_015
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】 ……王家の装備は、使用者との相性というものがあります。
【chara 193711 face 6 (surprised)】 アレは私の戦い方とは、まったく合いませんから。

voice: vo_adv_2209006_016
ヤマト:
【chara 130013 face 1 (normal)】 ……どうだか。
【chara 130013 face 7 (special_a)】 むしろ、お似合いみたいに思えるけどね──

voice: vo_adv_2209006_017
フレイヤ:
【chara 193711 face 3 (anger)】 ……っ……

voice: vo_adv_2209006_018
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】 ……無駄口を叩いている暇はありません。
プリンセス・ユースティアナたちの攻撃に備え、
貴方がたも準備をするように。

voice: vo_adv_2209006_019
ヤマト:
【chara 130013 face 1 (normal)】 ……ヘイヘイ。

voice: vo_adv_2209006_020
ワカナ:
【chara 130113 face 4 (sad)】 ね、姉さん……

voice: vo_adv_2209006_021
ヤマト:
【chara 130013 face 6 (surprised)】 ……なんだいお前たち、そんな顔して。
【chara 130013 face 3 (anger)】 言いたいコトがあるってんなら言ってみな。

voice: vo_adv_2209006_022
ワカナ:
【chara 130113 face 4 (sad)】 ……えっと、えっと……

voice: vo_adv_2209006_023
ワカナ:
【chara 130113 face 6 (surprised)】 ……姉さんらしく、ないです……
いくら王家の装備が欲しいからって、
誰かに従うようなこと……

voice: vo_adv_2209006_024
フブキ:
【chara 130213 face 4 (sad)】 ……そーそー
欲しけりゃ奪う、っていっつも言ってんのにさー

voice: vo_adv_2209006_025
ヤマト:
【chara 130013 face 4 (sad)】 ……フン。
別に、ただの気まぐれさ。

voice: vo_adv_2209006_026
ワカナ:
【chara 130113 face 6 (surprised)】 ……もしかして……
ここに最初に来た時。
あの大きい蜘蛛の魔物に、何か言われたんじゃ……

--- Switch scene ---

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──数日前──

voice: vo_adv_2209006_027
フレイヤ:
【chara 193711 face 1 (normal)】 ……いいですか?
貴方は極力しゃべらないで結構です。
レディは礼儀作法を気にする方なので。

voice: vo_adv_2209006_028
ヤマト:
【chara 130012 face 1 (normal)】 ……あぁ。
だから、フブキは置いてきただろ?
ついでにワカナも。

voice: vo_adv_2209006_029
ヤマト:
【chara 130012 face 6 (surprised)】 ……にしても……

voice: vo_adv_2209006_030
ヤマト:
【chara 130012 face 1 (normal)】 ──ここが、アラクネって魔物の巣の最深部。
【chara 130012 face 7 (special_a)】 思ったとおり、すごい財宝がゴロゴロしてるじゃないか。

voice: vo_adv_2209006_031
ヤマト:
【chara 130012 face 2 (joy)】 王家の装備だけじゃない。
この宝の山も、アタシが頂いてやろうじゃないか──

voice: vo_adv_2209006_032
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】 ──何をしに来た、御用聞き。

voice: vo_adv_2209006_033
フレイヤ:
【chara 193711 face 2 (joy)】 ……紹介します、レディ。
彼女が【バンディ・シスターズ】の長女ヤマト。
独立した戦力として、こちらへ迎え入れました。

voice: vo_adv_2209006_034
ヤマト:
【chara 130012 face 1 (normal)】 ……よろしく。

voice: vo_adv_2209006_035
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】 ……フン。
そこそこ、腕は立つようではないか。
子蜘蛛や糸で傀儡にした魔物だけでは、心もとないからな。

voice: vo_adv_2209006_036
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】 しかし──

voice: vo_adv_2209006_037
ヤマト:
【chara 130012 face 3 (anger)】 …………

voice: vo_adv_2209006_038
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】 その目。
我に似たものを感じるな──
宝の輝きを好む、抜け目ない者のソレだ。

voice: vo_adv_2209006_039
ヤマト:
【chara 130012 face 4 (sad)】 別に、アタシはそんなつもりは──

voice: vo_adv_2209006_040
レディ・アラクネ:
【chara 195111 face 1 (normal)】 弁明など聞くつもりはない。
我を出し抜こうとしたならば、直ちに貴様の──……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_2209006_041
ヤマト:
【chara 130013 face 4 (sad)】 ──……

voice: vo_adv_2209006_042
ワカナ:
【chara 130113 face 4 (sad)】 ……ね、姉さん……?

voice: vo_adv_2209006_043
ヤマト:
【chara 130013 face 4 (sad)】 ……ちとばかり、選択を誤ったかね。
いつも通り、運に任せりゃ良かったのに──

voice: vo_adv_2209006_044
フブキ:
【chara 130213 face 6 (surprised)】 ヤマ姉~?
お~い?

voice: vo_adv_2209006_045
ヤマト:
【chara 130013 face 3 (anger)】 っさいね。
なんでもないってんだ。

voice: vo_adv_2209006_046
ヤマト:
【chara 130013 face 1 (normal)】 さぁて──
気ィ抜いてんじゃないよ、アンタたち。
腹ペコ王女たちを、迎え撃たなきゃいけないんだからね。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 …………
……

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ジオ・ゲヘナの広大な空をレディ・アラクネの糸が覆い、
巣を作り上げていく──
その下では、妖魔人たちが伸びてくる糸から逃げ惑っていた。

voice: vo_adv_2209006_047
妖魔人1:
【chara 50711 face 3 (anger)】 ああクソッ!
なんなんだよ、この糸はっ……!
どうやっても切れねえし……!

voice: vo_adv_2209006_048
妖魔人2:
【chara 50611 face 4 (sad)】 他の仲間も、みんな操られちゃったわ!
どうしたら……!?

voice: vo_adv_2209006_049
妖魔人3:
【chara 50811 face 4 (sad)】 それだけじゃねェ!
魔物たちも、ナワバリを忘れて押し寄せてきやがるっ……!

魔物の群れ:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_2209006_050
妖魔人たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 わあぁぁっ!?!

voice: vo_adv_2209006_051
ライラエル:
【chara 126512 face 1 (normal)】 ──崩雷夜天。

--- Switch scene ---

魔物の群れ:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_2209006_052
妖魔人2:
【chara 50611 face 6 (surprised)】 ……へっ?

voice: vo_adv_2209006_053
妖魔人1:
【chara 50711 face 6 (surprised)】 た、助かったのか……?

voice: vo_adv_2209006_054
クローチェ:
【chara 126411 face 1 (normal)】 ──妖魔人のみなさ~んっ!
大丈夫ですか~っ!

voice: vo_adv_2209006_055
ライラエル:
【chara 126511 face 4 (sad)】 この辺りは、大変危険です。
プリンセス・ネフィ=ネラの治める鬼岩城塞に、
避難をお願いします。

voice: vo_adv_2209006_056
妖魔人たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 て……

voice: vo_adv_2209006_057
妖魔人たち:
【chara 50711 face 2 (joy)】 【chara 50611 face 2 (joy)】 【chara 50811 face 2 (joy)】 【chara 1 face 1 (normal)】 天使降臨だ~っ!

voice: vo_adv_2209006_058
ライラエル:
【chara 126511 face 4 (sad)】 ……ふぅ……

voice: vo_adv_2209006_059
クローチェ:
【chara 126411 face 6 (surprised)】 ライラエルさまも、大丈夫ですかっ?
王家の装備、たくさん使っちゃってますけどっ……

voice: vo_adv_2209006_060
ライラエル:
【chara 126511 face 1 (normal)】 ……ええ、クローチェ。
このジオ・ゲヘナへと来るにあたって
あらかじめ、魔力を備えておきましたので。

voice: vo_adv_2209006_061
クローチェ:
【chara 126411 face 2 (joy)】 なるほどっ!
わたしも、まだまだ元気いっぱいですっ!
【chara 126411 face 1 (normal)】 ナイトさんにさっき、たくさんチャージしてもらったのでっ!

voice: vo_adv_2209006_062
ライラエル:
【chara 126511 face 4 (sad)】 ですが貴方の心配するとおり、油断は禁物。
【chara 126511 face 3 (anger)】 ジオ・ゲヘナのためにも、ジオ・テオゴニアのためにも……
わたしたちが倒れるわけにはいきません。

voice: vo_adv_2209006_063
クローチェ:
【chara 126411 face 2 (joy)】 はいっ、みなさんが敵の親玉さんをやっつけるまで、がんばりますっ!
【chara 126411 face 1 (normal)】 ナイトさんのお友だちのみなさんも、
魔物さん退治に協力してくれるそうですしっ!

voice: vo_adv_2209006_064
ライラエル:
【chara 126511 face 2 (joy)】 ええ。
頑張りましょう、クローチェ。

voice: vo_adv_2209006_065
ライラエル:
【chara 126511 face 4 (sad)】 ……とはいえ……
傀儡の糸があまりに多いため、猶予はありませんね。
どうか頼みます──騎士。みなさま。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──そして同刻。
{player}たちはホマレの誘導に従い、
目的地であるアラクネの巣に向かっていた。

voice: vo_adv_2209006_066
コッコロ:
【chara 105911 face 6 (surprised)】 この先が、レディ・アラクネの巣……なのでございますね。
【chara 105911 face 4 (sad)】 地上からでは、普通のジャングルのようにしか見えませんが……

voice: vo_adv_2209006_067
キャル:
【chara 106011 face 6 (surprised)】 入り口、カンペキに偽装してあるみたいね。
ホマレの案内がなきゃ、わからなかったわ。

voice: vo_adv_2209006_068
プレシア:
【chara 126112 face 2 (joy)】 ほまれ。
すごい。

voice: vo_adv_2209006_069
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】 『ふふっ、ほめてほめて~♪
ついでに罠も見つけた端から教えておくね~』

voice: vo_adv_2209006_070
キャル:
【chara 106011 face 4 (sad)】 罠も気を付けなきゃだけど。
こっちを操ってくる糸も、どっから飛んでくるかわかんないし。
【chara 106011 face 3 (anger)】 油断すんじゃないわよ……!

voice: vo_adv_2209006_071
アルターメイデン:
【chara 1 face 1 (normal)】 「はいっ」
「ん」

voice: vo_adv_2209006_072
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】 …………

voice: vo_adv_2209006_073
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】 ……あの、アラクネの糸。
切ることができれば、
戦いがずっと楽になると思うんですけど……

voice: vo_adv_2209006_074
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 4 (sad)】 同じプリンセスのライラエルさんや、
ネフィ=ネラさんは、糸を焼いたり切ったりできているのに。
わたしがもっと、強かったら──

Choice: (1) ペコさん?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2209006_075
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 6 (surprised)】 あっ……【chara 105811 face 1 (normal)】 だ、大丈夫です!
【chara 105811 face 3 (anger)】 急ぎましょう!

voice: vo_adv_2209006_076
コッコロ:
【chara 105911 face 1 (normal)】 はい、【chara 105911 face 4 (sad)】 ですが──

蜘蛛型の魔物:
【chara 50011 face 1 (normal)】 ──ギチギチギチッ!

voice: vo_adv_2209006_077
アルターメイデン:
【chara 1 face 1 (normal)】 !!

voice: vo_adv_2209006_078
キャル:
【chara 106011 face 3 (anger)】 来たわね、ザコ蜘蛛どもがっ!
まとめて捻り潰してやるわ!

voice: vo_adv_2209006_079
コッコロ:
【chara 105911 face 3 (anger)】 フレイヤや【バンディ・シスターズ】が、
どこに待ち受けているかもわかりません。
遭遇すれば、激戦は避けられませんが……

voice: vo_adv_2209006_080
ペコリーヌ:
【chara 105811 face 3 (anger)】 シェフィちゃんが待ってるんです。
ぜんぶやっつけて、アラクネの巣を目指しましょう!

voice: vo_adv_2209006_081
みんな:
【chara 1 face 1 (normal)】 「はい!」
「ええ!」
「ん」

Choice: (2) 必ず、シェフィちゃんを取り返そう!
----- Tag 2 -----