密林に謎の怪鳥を見た!
リリとカノンたちは、密林で新種の魔物と遭遇する。その魔物の正体は、ジオ・ゲヘナで遭難し野生化したユキだった。強さこそ美しさという考えに染まっていたユキだが、必死の説得で正気を取り戻すのだった。


-------------- situation:
密林に謎の怪鳥を見た!
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ジオ・ゲヘナ、密林の一角にて。
リリは鍛錬のため、{player}と共に魔物と戦っていた。

voice: vo_adv_2209106_000
リリ:
【chara 125813 face 3 (anger)】 そこですっ……ていっ!!

魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

Choice: (1) いい調子だね。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2209106_001
リリ:
【chara 125813 face 1 (normal)】 ふぅ……お褒めにあずかり光栄です。
【chara 125813 face 4 (sad)】 ですがやはり、黒い天使の力を振るう時に比べれば、
力不足と言わざるを得ません。

voice: vo_adv_2209106_002
リリ:
【chara 125813 face 3 (anger)】 己に課した使命をやり遂げるため、
そして兄様の手助けに報いるためにも、
さらなる鍛錬を重ねなければ……

voice: vo_adv_2209106_003
カノン:
【chara 194712 face 1 (normal)】 あらあらあらぁ~?
誰かと思えば、馬ボーンとそのお仲間じゃありませんの。

voice: vo_adv_2209106_004
リリ:
【chara 125813 face 6 (surprised)】 カノン様? なぜここに……
療養中と聞き及んでおりましたが、
お怪我はもう大丈夫なのでしょうか?

voice: vo_adv_2209106_005
カノン:
【chara 194712 face 7 (special_a)】 フンッ、見くびらないでくださいな!
【chara 194712 face 1 (normal)】 不意打ちとはいえ弱っちいおたんこウサギにどつかれた程度で、
あたくしが深手を負うはずありませんでしょう?

voice: vo_adv_2209106_006
ホウオウ:
【chara 194812 face 4 (sad)】 ふぅ、ふぅ……
カノンさん、もうちょっとゆっくり歩いてくださ~い……
【chara 194812 face 6 (surprised)】 ってあれ? リリさんに騎士さんではありませんか。

voice: vo_adv_2209106_007
リリ:
【chara 125812 face 1 (normal)】 ほーちゃん様も、ご健勝で何よりです。
【chara 125812 face 6 (surprised)】 本日はお二人そろって、どうなさったのでしょう。

voice: vo_adv_2209106_008
カノン:
【chara 194712 face 6 (surprised)】 それはあたくし様の台詞ですわ。
馬ボーンさんたちはこんなところで何をなさってらっしゃいますの?
【chara 194712 face 3 (anger)】 まさか、そちらも例の魔物を狙って……?

voice: vo_adv_2209106_009
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 例の魔物、とは?

voice: vo_adv_2209106_010
カノン:
【chara 194712 face 2 (joy)】 あら、知らないのでしたらお気になさらず。
アナタがたはそこで思う存分油を売っていなさいな、
ヲ~ッホッホッホ……

voice: vo_adv_2209106_011
ホウオウ:
【chara 194812 face 2 (joy)】 【chara 194712 face 6 (surprised)】 では教えて差し上げましょう!
【chara 194812 face 1 (normal)】 実は最近、密林で新種の魔物が出没しているんです。
私たちはそれを討伐しにきたんですよ。

voice: vo_adv_2209106_012
カノン:
【chara 194712 face 8 (special_b)】 このお焼き鳥! 残念ニワトリ頭さん!
ナーナさんのみならず、アナタまでお口ガバガバなんですの!?
ライバル増やしてあたくしのおみ足を引っ張るおつもりで!?

voice: vo_adv_2209106_013
ホウオウ:
【chara 194812 face 6 (surprised)】 ライバルなどではなく、協力者なのでは?
【chara 194812 face 2 (joy)】 騎士さんたちが手伝ってくれるのなら、大変心強いです!
【chara 194812 face 1 (normal)】 あなたがたには、私たちを援護する権利を──

voice: vo_adv_2209106_014
カノン:
【chara 194712 face 8 (special_b)】 んなモンあげるんじゃねぇですわ!
【chara 194712 face 3 (anger)】 最初に申しましたでしょう、このあたくし様がリハビリがてら、
ちょちょいとひねって差し上げると!!

voice: vo_adv_2209106_015
ホウオウ:
【chara 194812 face 3 (anger)】 ですがカノンさん、こうして私を連れてきたではないですか。
【chara 194812 face 1 (normal)】 この偉大にして優雅なる聖鳥の助力が必要だったということですよね?

voice: vo_adv_2209106_016
カノン:
【chara 194712 face 6 (surprised)】 別に戦力としては期待していませんわよ?
【chara 194712 face 1 (normal)】 アナタには魔物をおびき寄せるおとり、
【chara 194712 face 2 (joy)】 いえ活餌になっていただきますので。

voice: vo_adv_2209106_017
ホウオウ:
【chara 194812 face 7 (special_a)】 えぇっ!? そんな理由で!?
聞いてないです~っ!!

Choice: (2) なら僕たちも行くよ。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2209106_018
カノン:
【chara 194812 face 1 (normal)】 【chara 194712 face 1 (normal)】 はっ、馬ボーンのスカスカ脳みそで考えることなどお見通しですわ!
【chara 194712 face 3 (anger)】 甘~い言葉であたくし様をたぶらかして、
獲物を横取りするお魂胆ではありませんこと!?

voice: vo_adv_2209106_019
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 ですが、カノン様。
【chara 125812 face 4 (sad)】 そもそもわたくしたちは、どのような魔物かも知らず──

voice: vo_adv_2209106_020
???:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 【chara 194712 face 6 (surprised)】 【chara 1 face 1 (normal)】 ウ~ツクシッシッシ!!

voice: vo_adv_2209106_021
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 っ!!?

voice: vo_adv_2209106_022
カノン:
【chara 194711 face 3 (anger)】 この鳴き声は……【chara 194711 face 1 (normal)】 早々にお出ましのようですわね!

voice: vo_adv_2209106_023
リリ:
【chara 125812 face 4 (sad)】 お待ちくださいカノン様!
い、今の声は……

--- Switch scene ---

story_still_220910601
voice: vo_adv_2209106_024
ユキ?:
【chara 100811 face 2 (joy)】 ウツクシ~ッ!!

voice: vo_adv_2209106_025
ホウオウ:
【chara 194812 face 6 (surprised)】 でででっ、出ましたぁ! あれが噂の魔物ですっ!

voice: vo_adv_2209106_026
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 やはり、ユキ様!!?
【chara 125812 face 4 (sad)】 いえ、それにしては奇々怪々な……
【chara 125812 face 6 (surprised)】 もしや、魔物がユキ様の顔を真似て……?

voice: vo_adv_2209106_027
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 あれ? 誰かと思えばキミたちか。
【chara 100811 face 2 (joy)】 もしかして、美しいボクを見にきたのかい?

Choice: (3) ユキ本人だ……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2209106_028
リリ:
【chara 125812 face 4 (sad)】 紛れもなくユキ様ですね……

voice: vo_adv_2209106_029
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 おやおや、ボクの美しさに圧倒されちゃってるのかな?
【chara 100811 face 2 (joy)】 もっと見せてあげたいけど、ボクはもう行かなきゃ。
ボクの美しさをこの世界に広めるので忙しいからさ!

--- Switch scene ---

still display end
voice: vo_adv_2209106_030
カノン:
【chara 194711 face 3 (anger)】 ちょぉ~っとお待ちなさいな!
遭遇したものに自らの美しさを見せつけ、去っていく……
噂通りのちゃんちゃらおかしな習性ですわね。

voice: vo_adv_2209106_031
カノン:
【chara 194711 face 1 (normal)】 しかし、美しいものはより美しいものに倒されるのが世の掟!
【chara 194711 face 2 (joy)】 ならばこのあたくし様が、美しく! エッレガントに!
ちゃちゃっと討伐して差し上げましょう!!

voice: vo_adv_2209106_032
ユキ:
【chara 194711 face 1 (normal)】 【chara 100811 face 1 (normal)】 ふ~ん……でもキミじゃ、敵わないと思うけどな。
【chara 100811 face 2 (joy)】 ボクの美しさにも、強さにも──ね!

--- Switch scene ---

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voice: vo_adv_2209106_033
カノン:
【chara 194711 face 6 (surprised)】 【chara 194711 face 9 (special_c)】 おんぎゃーーーーっ!!!

voice: vo_adv_2209106_034
ホウオウ:
【chara 194812 face 4 (sad)】 カノンさーーーん!!!

voice: vo_adv_2209106_035
カノン:
【chara 194711 face 4 (sad)】 な、なんという強さ……
それに何より……お美しすぎ、るッ……

--- Switch scene ---

still display end
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voice: vo_adv_2209106_036
ホウオウ:
【chara 194812 face 4 (sad)】 カノンさんがあっさりと……私たちじゃもう勝ち目がないです!
リリさんたち、あの魔物と知り合いなんですか!?
見逃してもらえるようお願いしてください!

voice: vo_adv_2209106_037
リリ:
【chara 125812 face 4 (sad)】 ま、魔物ではない……はずです。
すみません、まだ状況に思考が追いついておらず……

Choice: (4) ユキ、どうしてそんな姿に?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_2209106_038
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 おや?
もしかして、ボクの美しさがどうやって磨かれたのか知りたいのかな?
【chara 100811 face 2 (joy)】 なら教えてあげようか……ボクが辿った美しすぎる足跡をね!

voice: vo_adv_2209106_039
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 ボクはシズルさんに連れられて、この世界に来たんだ。
【chara 100811 face 3 (anger)】 でもなんか暑くてむしむしべたべたするし、一刻も早く帰りたくてさ。

voice: vo_adv_2209106_040
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】 でもそこからが散々でね。
【chara 100811 face 4 (sad)】 ボクは帰りたいって思ってるのに、どこまで行っても
帰り道が見つからないんだ。ひどい世界だよ、まったく!

voice: vo_adv_2209106_041
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 ユキ様、もしかして……
この世界に来てからずっと、ジャングルで遭難していたのでしょうか?

voice: vo_adv_2209106_042
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 なに、迷っていたのは最初だけさ。
【chara 100811 face 5 (shy)】 美しいボクはすぐに理解したよ。
【chara 100811 face 2 (joy)】 ここがどんな世界で、どうすれば生き抜けるかをね。

voice: vo_adv_2209106_043
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 この世界は、強さがすべて。つまり強さこそが美しさ!
【chara 100811 face 2 (joy)】 ボクがこの世界で一番強くなれば、ボクは一番美しい存在になれるのさ!

voice: vo_adv_2209106_044
ホウオウ:
【chara 194812 face 6 (surprised)】 なるほど……?
【chara 194812 face 4 (sad)】 すみません、どういう理屈なんでしょうか……

voice: vo_adv_2209106_045
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 というわけでボクは、強さを追い求めた果てに
この美しい体を手に入れたんだ。【chara 100811 face 2 (joy)】 やったね♪

voice: vo_adv_2209106_046
リリ:
【chara 125812 face 4 (sad)】 待ってください!
一番大事な過程が省かれていませんか!?

voice: vo_adv_2209106_047
ホウオウ:
【chara 194812 face 6 (surprised)】 私たちの中でも、私やネフィ=ネラさんのような強い力の持ち主なら
より魔物に近い姿に変身することもできますが……
まさか、ユキさんも?

voice: vo_adv_2209106_048
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 お、お待ちください。
ユキ様はわたくしたちと同じ人間のはずです。
【chara 125812 face 4 (sad)】 尋常でなく高い美意識を持っているだけで……

voice: vo_adv_2209106_049
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 もしや、ユキ様の美意識があまりに強すぎる故に、
ジオ・ゲヘナの方々と同じ性質を持った……
【chara 125812 face 4 (sad)】 ということなのでしょうか……

Choice: (5) 今は、ユキを連れ戻さないと。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_2209106_050
リリ:
【chara 125812 face 3 (anger)】 そ、そうですね。
重要なのは、ユキ様が変貌した理由などではありません。

--- Switch scene ---

still display end
story_still_220910603
voice: vo_adv_2209106_051
リリ:
【chara 125812 face 3 (anger)】 ユキ様! 元の世界に帰りましょう。
きっとギルドの方々も心配していらっしゃいます。

voice: vo_adv_2209106_052
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】 元の世界? うーん……
悪いけど、あまり興味が持てなくなっちゃったかな。
【chara 100811 face 1 (normal)】 何せこの世界のほうが、ずっと居心地がいいしさ。

voice: vo_adv_2209106_053
リリ:
【chara 125812 face 4 (sad)】 そんな、ご友人を蔑ろにするような物言いを……
いまのユキ様は、強すぎる力に溺れてしまっているのでしょうか。

voice: vo_adv_2209106_054
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 それよりキミたちも、一緒においでよ。
キミたちの強さと美しさ、ボクがもっと引き出してあげるよ。

voice: vo_adv_2209106_055
ホウオウ:
【chara 194812 face 7 (special_a)】 ぴいっ!?
【chara 194812 face 3 (anger)】 あ、あなたみたいな得体のしれない人の勧誘、
この私が受けるはずないでしょう!

voice: vo_adv_2209106_056
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】 本当に? 【chara 100811 face 4 (sad)】 断るなんてもったいないなぁ。
【chara 100811 face 1 (normal)】 キミはそんなに立派な羽を持っているのに。
もっと美しくなる素質を感じるよ。

voice: vo_adv_2209106_057
ホウオウ:
【chara 194812 face 2 (joy)】 え? 立派な羽?
そ、そうですか、変な人ですけど見る目はあるみたいですねぇ……

voice: vo_adv_2209106_058
リリ:
【chara 125812 face 4 (sad)】 ほーちゃん様、落ち着いてください!
【chara 125812 face 3 (anger)】 甘言に惑わされてはなりませんっ……!

voice: vo_adv_2209106_059
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 リリさんだって、この強さが欲しくはないの?
【chara 100811 face 2 (joy)】 この美しい羽ばたきひとつで、どんな相手もなぎ倒せるよ。
【chara 100811 face 1 (normal)】 キミの前に敵はいなくなるだろうね。

voice: vo_adv_2209106_060
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 そ、そこまで強くなれるのですか……?
【chara 125812 face 4 (sad)】 わたくしがあのような姿になれば……
【chara 125812 face 1 (normal)】 兄様のお役に立ち、末永くお供させていただくことも……

Choice: (6) みんな、しっかり!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_2209106_061
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 はっ! 【chara 125812 face 4 (sad)】 も、申し訳ありません、兄様!
わたくしは決して、安易に強くなろうなどという
怠惰な考えは……

voice: vo_adv_2209106_062
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】 ちょっとちょっと、【chara 100811 face 1 (normal)】 どうして邪魔をするんだい?
キミだって、最高に強くて究極に美しいボクを見られて
心が喜びに満ちているはずだろう。

Choice: (7) 前のユキに戻ってほしい。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_2209106_063
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】 おかしいな。
キミにはちゃんとした審美眼が備わっているはずだよね?
【chara 100811 face 1 (normal)】 何せ今まで、美しいボクの姿をたくさん見続けてきたんだから。

Choice: (8) だからだよ。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_2209106_064
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】 ん? それはどういう意味?

Choice: (9) 前のユキのほうが美しかった。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_2209106_065
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】 …………

--- Switch scene ---

still display end
voice: vo_adv_2209106_066
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 …………ふぅ。

voice: vo_adv_2209106_067
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 あ……ユキ様が、もとに戻られました……!
そちらのお身体は、着脱可能なものだったのですね……【chara 125812 face 1 (normal)】 よかった……

voice: vo_adv_2209106_068
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 強さこそが美しさなんて、やっぱりボクらしくない野蛮な考えだね。
【chara 100811 face 6 (surprised)】 きっとこの蒸し暑さで判断が鈍っていたんだ。

voice: vo_adv_2209106_069
ホウオウ:
【chara 194812 face 6 (surprised)】 な、なんという変わり身の早さ……!
もしやさっきまでは、洗脳魔法などがかかっていたのでしょうか?

voice: vo_adv_2209106_070
リリ:
【chara 125812 face 1 (normal)】 いえ、ほーちゃん様。
ユキ様は元来、あのように我が道を往くお方かと。

voice: vo_adv_2209106_071
ユキ:
【chara 100811 face 3 (anger)】 むしろ、美しさこそが強さであるべきだよ。
【chara 100811 face 1 (normal)】 ここはボクの美しさを住民のみんなに広めて、
【chara 100811 face 2 (joy)】 この世界の価値観を美しく塗り替えるしかないね!

voice: vo_adv_2209106_072
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 な、何はともあれ……【chara 125812 face 1 (normal)】 ユキ様が正気に戻ったようで幸いです。
さぁ、一緒に居住区へ戻りましょう。

voice: vo_adv_2209106_073
カノン:
【chara 194711 face 3 (anger)】 ちょ、ちょっとお待ちなさいなっ……!
あたくし様を文字通り足蹴にしておいて、
ただで済むと思っていらっしゃいますの!?

voice: vo_adv_2209106_074
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】 あっ、キミは大丈夫だった? 【chara 100811 face 1 (normal)】 本当にごめんね。
美しさは時に人を傷つけるものだってわかっていたのに、
配慮が足りなかったよ。

voice: vo_adv_2209106_075
カノン:
【chara 194711 face 8 (special_b)】 なんっっっですの、その憐れむような目線は!
あたくしたちの勝負はまだついていませんわ!!
今すぐさっきの怪鳥ボディに戻りなさいな! さぁさぁ!!

voice: vo_adv_2209106_076
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】 いや、そういう野蛮なのはもうやめておくよ。
【chara 100811 face 1 (normal)】 それよりボク、早くお風呂に入りたいな。案内してくれる?

voice: vo_adv_2209106_077
カノン:
【chara 194711 face 9 (special_c)】 ぐぬぬぬぬぅ、あたくし様をコケになさってぇ……
【chara 194711 face 8 (special_b)】 かくなるうえはっ……!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 数日後……

voice: vo_adv_2209106_078
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 なるほど、この料理は悪くないね。
【chara 100811 face 2 (joy)】 コリコリした軟骨が、ボクの玉のような肌にも良さそうだよ。
ちょっと辛いけど。

voice: vo_adv_2209106_079
リリ:
【chara 125812 face 1 (normal)】 ……もうすっかり、元のユキ様ですね。
【chara 125812 face 6 (surprised)】 やはりあの強さは、人の身に余る禁忌だったのでしょう。

voice: vo_adv_2209106_080
ホウオウ:
【chara 194812 face 4 (sad)】 た、大変です! また新種の魔物が現れました!!
【chara 194812 face 6 (surprised)】 ジャングルに、巨大な怪鳥が!!

voice: vo_adv_2209106_081
リリ:
【chara 125812 face 6 (surprised)】 なんと……! また怪鳥ですか?
【chara 125812 face 4 (sad)】 ユキ様はこうしてこちらにいらっしゃるのに……

voice: vo_adv_2209106_082
ホウオウ:
【chara 194812 face 3 (anger)】 はい、ユキさんとは別の魔物です!
【chara 194812 face 2 (joy)】 「ヲ~ッホッホッホッホ!」【chara 194812 face 3 (anger)】 と高らかに鳴き、
【chara 194812 face 2 (joy)】 「あたくし様の美しさをご覧あそばせ!」【chara 194812 face 4 (sad)】 と襲いかかってくるそうです!

voice: vo_adv_2209106_083
リリ:
【chara 125812 face 4 (sad)】 そ、それはまさか……

voice: vo_adv_2209106_084
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 やれやれ、ボクの美しさに惑わされてしまったようだね。
ならボクが責任をもって、正しい美しさというものを
わからせてあげないと!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 大いなる美しさを持つ者は、同時に大いなる責任を持つ。
そのことを胸に刻みながら、ユキは仲間たちと共に
怪鳥討伐へ赴くのだった……