幕間・XIV
幻境竜后の思惑によって認識の修正が解けず、意識を失う人が続出してしまい、世界に再び混乱が訪れてしまう。{player}たちは、この事態を解決するために旧ウィズダム開発本部へと向かう。
-------------- situation:
幕間・XIV
--------------
voice: vo_adv_2212098_000
ティア:
【chara 193211 face 6 (surprised)】
はい、お疲れさまー
voice: vo_adv_2212098_001
ティア:
【chara 193211 face 3 (anger)】
……まっっったくもー
ウォーロックのやつらイイ歳こいてゲームの中に侵入って暴れるとかさー
オッサンの冷や水してんじゃねーってのよねー
voice: vo_adv_2212098_002
ティア:
【chara 193211 face 3 (anger)】
てかあんたらも。
どーにか追い詰めたってのに、あっさり逃げられてんじゃねーってのー
ちゃんとトドメ刺しときなさいよねもー
voice: vo_adv_2212098_003
ティア:
【chara 193211 face 7 (special_a)】
んっとにさーぁー?
【chara 193211 face 3 (anger)】
あんたらときたら、いっつもいっつも甘ちゃんなんだから……
voice: vo_adv_2212098_004
ティア:
【chara 193211 face 1 (normal)】
って。
いーたいトコだけど?
【chara 193211 face 2 (joy)】
ま、今日のところは褒めてつかわすわ♪
voice: vo_adv_2212098_005
ティア:
【chara 193211 face 1 (normal)】
【トゥインクルウィッシュ】の連中を──
良いタイミングで送り込んでやった、あたしの手柄をね。
【chara 193211 face 2 (joy)】
きゃははっ♪
Choice: (1) 助けてくれてありがとう。
Choice: (2) ヴァイオレットさんたちも頑張ってたよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2212098_006
ティア:
【chara 193211 face 4 (sad)】
フン。
貸しはまぁ、そのうち必ず返してもらうケド──
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2212098_007
ティア:
【chara 193211 face 6 (surprised)】
……そーね。ジオ・ニヴルヘルのお姫さま……
巨鯨城で王家の装備使った時は、菫みたいな顔色になっちゃって。
【chara 193211 face 4 (sad)】
たぶんアレが、王家の装備ナシのデフォの彼女なんでしょーけど……
voice: vo_adv_2212098_008
ティア:
【chara 193211 face 1 (normal)】
今回は、そーゆーコトもなかったみたいだし。
【chara 193211 face 6 (surprised)】
どうにか使いこなせたっぽい? 【chara 193211 face 1 (normal)】
わね『怠惰』。
おっかなびっくりじゃなくて、勇気を出せたから──【chara 193211 face 2 (joy)】
あんたのオカゲで。
Choice: (3) 僕の?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2212098_009
ティア:
【chara 193211 face 3 (anger)】
あーはじまったわ鈍感ムーブ。
【chara 193211 face 4 (sad)】
もーあたし知らねー
voice: vo_adv_2212098_010
ティア:
【chara 193211 face 6 (surprised)】
……とにかく。
ウォーロックはやっつけて、黒曜宮は取り返して。
【chara 193211 face 1 (normal)】
ジオ・ニヴルヘルでの戦いも、これにておしまい。
voice: vo_adv_2212098_011
ティア:
【chara 193211 face 6 (surprised)】
シェフィちゃんのおにーたんとか、プレシアちゃんのパパさんとか。
【chara 193211 face 1 (normal)】
たくさんのロストしちゃってたひとたちの魂が眠りから覚めて……
【chara 193211 face 2 (joy)】
めでたしめでたし。ね?
Choice: (4) よかった。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_2212098_012
ティア:
【chara 193211 face 4 (sad)】
…………はぁ。
Choice: (5) どうしたの?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_2212098_013
ティア:
【chara 193211 face 6 (surprised)】
や。
かったりーコトにさ、
【chara 193211 face 4 (sad)】
そー上手くはいかないっぽいんだわーこれが。はぁ。
voice: vo_adv_2212098_014
ティア:
【chara 193211 face 3 (anger)】
黒曜宮の最深部にある制御室──『玄室』は、
ヴァイオレット姫がゲットした鍵でコントロールできるけど。
ウォーロックのやつら、そのジャマする仕掛けを残してたっぽくて……
voice: vo_adv_2212098_015
ティア:
【chara 193211 face 6 (surprised)】
連中が先回りしたアドバンテージで置いといた保険、ってワケね。
【chara 193211 face 4 (sad)】
変貌大妃が解除しようとしてるけど、だいぶ時間かかるぽいわー
voice: vo_adv_2212098_016
ティア:
【chara 193211 face 3 (anger)】
変貌大妃だって、これっぽっちも信用していいやつじゃねーけど。
【chara 193211 face 4 (sad)】
とりま鍵がなきゃ……ヴァイオレット姫の同意がなきゃ、
『玄室』には手出しできねーし。【chara 193211 face 3 (anger)】
多分問題ないんじゃねって思うケド……
Choice: (6) もし時間があるなら、やりたい事がある。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_2212098_017
ティア:
【chara 193211 face 6 (surprised)】
あ?
なに?
【chara 193211 face 2 (joy)】
あたしを褒め称えるとか?
Choice: (7) そうじゃなくて……
----- Tag 7 -----
--- Switch scene ---
--- Switch scene ---
--- Switch scene ---
--- Switch scene ---
Choice: (8) この冒険で、たくさんの人に助けられた……
----- Tag 8 -----
Choice: (9) みんなに、話しておきたいことがある。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_2212098_018
ティア:
【chara 193211 face 6 (surprised)】
あー?
【chara 193211 face 4 (sad)】
…………あーあー
voice: vo_adv_2212098_019
ティア:
【chara 193211 face 4 (sad)】
……そーね。
あんたとしちゃ、まーそーなるか……
voice: vo_adv_2212098_020
ティア:
【chara 193211 face 6 (surprised)】
今の冒険は……
ロストしたプレイヤーたちを捜して助けるのが目的だったけど。
その途中で会って、世話んなった人たちがいて──
voice: vo_adv_2212098_021
ティア:
【chara 193211 face 4 (sad)】
──そいつらが、『世界の真実』知らねーんだもんね。
voice: vo_adv_2212098_022
ティア:
【chara 193211 face 1 (normal)】
この先うまくいったとして、【chara 193211 face 2 (joy)】
みんなでログアウト!
【chara 193211 face 6 (surprised)】
とかなったとしたら……向こうだってパニクるでしょーねそりゃ。
Choice: (10) 全員に教える、ってわけじゃないけど……
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_2212098_023
ティア:
【chara 193211 face 3 (anger)】
……はぁ。
あたしとしちゃ、ぜんっぜんオススメとかできねーけど……
voice: vo_adv_2212098_024
ティア:
【chara 193211 face 6 (surprised)】
ま。
あんたがしたいなら、好きにしたら。
【chara 193211 face 1 (normal)】
中立で平等だし。あたしー
Choice: (11) でも、助けてくれたよね?
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_2212098_025
ティア:
【chara 193211 face 3 (anger)】
……はん。
ウォーロックをやっつけるのは、「あたしのため」っつったっしょ。
あんたと仲良しこよしなんざしねーっての。ばか。
Choice: (12) けど……
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_2212098_026
ティア:
【chara 193211 face 1 (normal)】
はいはい。
じゃーいってら。
【chara 193211 face 2 (joy)】
……時間あるからって、あんま言いふらして回んじゃないわよー
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
……
voice: vo_adv_2212098_027
ティア:
【chara 193211 face 4 (sad)】
──……
voice: vo_adv_2212098_028
ティア:
【chara 193211 face 6 (surprised)】
……中立で、平等。
【chara 193211 face 4 (sad)】
そーいうことにしとかないと、ダルいっしょ。
だって……
voice: vo_adv_2212098_029
ティア:
【chara 193211 face 4 (sad)】
最後には、消える決まりだからね。あたし──……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
『ミネルヴァの懲役』が終わって、少しの時間が経ち。
世界は平和を取り戻した──かのように見えた。
だが……
voice: vo_adv_2212098_030
中年男性:
【chara 1 face 1 (normal)】
か、帰る。
帰るんだ。
私は、ランドソルに、ランドソルに──……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2212098_031
警察官:
【chara 1 face 1 (normal)】
っ!?
お、おいあんた、どうしたいきなり──
……気絶してるっ?
voice: vo_adv_2212098_032
男子高校生1:
【chara 1 face 1 (normal)】
……くそっ、なんだよ数学テストって……!
俺は【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の隊員として、
王宮を守るのが仕事だってのに……!
voice: vo_adv_2212098_033
男子高校生2:
【chara 1 face 1 (normal)】
……ああ、だよな。
オレだって、依頼をたくさんこなして
自分のギルドをもっともっと大きくしたいのに……
voice: vo_adv_2212098_034
男子高校生1・2:
【chara 1 face 1 (normal)】
──ランドソルに、帰りたい……!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2212098_035
教員:
【chara 1 face 1 (normal)】
ちょっとそこの男子たちー?
テスト中におしゃべりしてんじゃないってのー
voice: vo_adv_2212098_036
教員:
【chara 1 face 1 (normal)】
……って……
ちょ、ちょっと?
寝たフリなんて、やめなさいよっ──
voice: vo_adv_2212098_037
元プレイヤー1:
【chara 1 face 1 (normal)】
ランドソルに、帰りたい!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2212098_038
元プレイヤー2:
【chara 1 face 1 (normal)】
ランドソルに、帰りたい!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2212098_039
元プレイヤー3:
【chara 1 face 1 (normal)】
ランドソルに、帰りたい!
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──『ミネルヴァの懲役』が終わって、少しの時間が経ち。
平和を取り戻したかのように見えた世界には──
その日を境に、再び大きな混乱が起きはじめていた。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
一方──
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ペコリーヌ、希留耶、{player}は、
こころの操縦する飛行バイクで旧ウィズダムの本部を目指す最中、
その異常を傍受していた。
Choice: (13) ネットもニュースも大騒ぎになってる……!
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_2212098_040
こころ:
【chara 105933 face 4 (sad)】
……始まってしまったようです。
晶さまや、お父さまが恐れていた事態が──……
voice: vo_adv_2212098_041
希留耶:
【chara 106031 face 6 (surprised)】
ちょっとコロ助、何が起きてるっての!?
【chara 106031 face 4 (sad)】
あたしmimiもケータイも持ってないんだから、
説明ちゃんとしなさいよ!
voice: vo_adv_2212098_042
ペコリーヌ:
【chara 105831 face 6 (surprised)】
『カスミちゃんの分類の、「カテゴリー赤」──【chara 105831 face 4 (sad)】
現実に戻っても
レジェンドオブアストルムを本当の世界だと思ったままの人たちが、
どんどん気絶しちゃってる……ってことでしょうか……』
voice: vo_adv_2212098_043
こころ:
【chara 105933 face 4 (sad)】
……はい。
まるで、レジェンドオブアストルムにダイブした際のように。
それが地球上のあらゆる場所で、同様の現象が発生している模様です……
voice: vo_adv_2212098_044
希留耶:
【chara 106031 face 6 (surprised)】
はぁ!? 【chara 106031 face 4 (sad)】
でも、だって……
認識の修正受けたままじゃmimiの使い方なんか分かんないでしょ!?
そりゃ、全員が全員とは言わないけど……!
voice: vo_adv_2212098_045
ペコリーヌ:
【chara 105831 face 4 (sad)】
『はい。それに日本でもアストライア王国でも他の国でも、
mimiは政府が回収してる最中のはずですよね。
なのに、世界中でそんなことが起きるなんて……どうして?』
voice: vo_adv_2212098_046
こころ:
【chara 105933 face 4 (sad)】
……にわかには、信じがたいことですが。
晶さまのお話では──
voice: vo_adv_2212098_047
こころ:
【chara 105933 face 6 (surprised)】
七冠の最後の一人、幻境竜后。
【chara 105933 face 1 (normal)】
レジェンドオブアストルムの開発と並行して
彼女は独自に、とある粒子を開発していたそうなのです。
Choice: (14) 粒子……?
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_2212098_048
こころ:
【chara 105933 face 1 (normal)】
はい。
その粒子は通常では無害ですが、強い脳波に反応して集合し……
一定以上集まると、ナノマシンのような機能を持つとのことでした。
voice: vo_adv_2212098_049
希留耶:
【chara 106031 face 6 (surprised)】
脳波に反応する粒子って、なにそれ!?
【chara 106031 face 4 (sad)】
トンデモもいいところじゃない!
voice: vo_adv_2212098_050
希留耶:
【chara 106031 face 4 (sad)】
って……いやまぁ。
あんたの乗ってきた空飛ぶバイクや、そもそもmimiだって
よくよく考えてみたらとんでもない技術なんだけど……
voice: vo_adv_2212098_051
ペコリーヌ:
【chara 105831 face 4 (sad)】
『七冠だけあって、現実のほうでもやばいみたいですね。
【chara 105831 face 6 (surprised)】
それにナノマシンってたしか、
医療とかで使われるすごい小さい機械でしたっけ』
Choice: (15) その機械が、集団昏睡の原因なら……
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_2212098_052
希留耶:
【chara 106031 face 6 (surprised)】
ナノマシンってのが、mimiと似たような機能を持ってて、
あっちの世界に帰りたいって強く思ったプレイヤーを
ダイブさせちゃってるってこと……!?
voice: vo_adv_2212098_053
ペコリーヌ:
【chara 105831 face 4 (sad)】
『ま、待ってくださいキャルちゃん。
それはムリなはずですよ。
だって、わたしたちが旧ウィズダムの開発本部を目指す理由って……』
voice: vo_adv_2212098_054
こころ:
【chara 105933 face 1 (normal)】
国際警察に封鎖されたレジェンドオブアストルムの
ログインサーバーをリセットするため、でございます。
さもなくば、あの世界に『リダイブ』することは叶いません。
voice: vo_adv_2212098_055
希留耶:
【chara 106031 face 6 (surprised)】
あっ……【chara 106031 face 4 (sad)】
そ、そーだったわね。
じゃあ、昏睡しちゃった連中はどうなるの?
【chara 106031 face 2 (joy)】
ほっといたら、そのうち目を覚ますとか……?
voice: vo_adv_2212098_056
こころ:
【chara 105933 face 4 (sad)】
そうなれば良いのですが。
魂だけが、ログインサーバーの手前で立ち往生……
という可能性の方が高いと考えられます。
voice: vo_adv_2212098_057
ペコリーヌ:
【chara 105831 face 4 (sad)】
『その場合、ロストしたひとたち同様に
ずっと昏睡から目覚めないってことですか……
【chara 105831 face 6 (surprised)】
……あれ?』
Choice: (16) どうしたの、ペコさん?
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_2212098_058
ペコリーヌ:
【chara 105831 face 6 (surprised)】
『おかしくないですか?
幻境竜后が、今のレジェンドオブアストルムは
ログインできない状態だってことを知らないとは思えません』
voice: vo_adv_2212098_059
ペコリーヌ:
【chara 105831 face 6 (surprised)】
『でも、それなら……
幻境竜后の目的は、いったいなんでしょう?
やばい粒子を撒いて、みんなを昏睡させて……何がしたいんでしょう?』
voice: vo_adv_2212098_060
希留耶:
【chara 106031 face 4 (sad)】
……確かに。
ひょっとしたら元プレイヤーの集団昏睡は、
何か他の目的を達成するための副作用……みたいなものなのかもね。
voice: vo_adv_2212098_061
こころ:
【chara 105933 face 6 (surprised)】
ふむ……晶さまやお父さまならば、
幻境竜后の真の狙いに心当たりがあるかもしれませんが。
【chara 105933 face 4 (sad)】
国際警察に傍受される危険を考えると、迂闊な長距離通信はできません。
voice: vo_adv_2212098_062
希留耶:
【chara 106031 face 3 (anger)】
こっからしばらく、晶たちの手は借りられないってことね。
【chara 106031 face 4 (sad)】
でも、あたしらだけで大丈夫かしら……
voice: vo_adv_2212098_063
ペコリーヌ:
【chara 105831 face 2 (joy)】
『道案内はわたしに任せてください。
【chara 105831 face 1 (normal)】
前に公務兼スポンサー特権で、
開発室を見学させてもらったことありますし』
voice: vo_adv_2212098_064
こころ:
【chara 105933 face 2 (joy)】
ログインサーバーへのアクセスは、わたくしにお任せを。
これでも、最低限の手ほどきは受けておりますので。
voice: vo_adv_2212098_065
こころ:
【chara 105933 face 6 (surprised)】
そして、何よりも……
voice: vo_adv_2212098_066
こころ:
【chara 105933 face 2 (joy)】
お父さまが、国際警察に対する囮を務めてくださいますので。