面倒令嬢ズの観光デート?
リーザのランドソル観光に付き添うレイ。だがその途中、街中で泥酔者が暴れる。二人で騒ぎを治めるがリーザの危険な制止方法にレイは苦言を呈する。二人の考えは平行線のまま、観光を再開していった。
-------------- situation:
面倒令嬢ズの観光デート?
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──『黒曜宮』での戦いの後。
ダークエルフの少女・リーザは、
ヴァイオレット姫の付き人の一人としてランドソルを訪れていた。
voice: vo_adv_2213101_000
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
リーザ。こちらの世界の観光を希望していたそうだね。
【chara 100311 face 6 (surprised)】
私が案内させてもらうことになったけど……【chara 100311 face 4 (sad)】
でも、本当にいいのかい?
【chara 100311 face 6 (surprised)】
付き人なのに、プリンセスから離れてしまって。
voice: vo_adv_2213101_001
リーザ:
【chara 195212 face 2 (joy)】
ええ、護衛はグレイスがいれば十分よ。
【chara 195212 face 1 (normal)】
それに口うるさい小姑はそばにいないほうが、
ヴァイオレット姫も負担にならないでしょうし。
voice: vo_adv_2213101_002
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
そうか、分かったよ。
【chara 100311 face 2 (joy)】
なら今日は、案内役をしっかりと務めさせてもらうとしよう。
voice: vo_adv_2213101_003
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
……実際は監視役だ。彼女は一時、【美食殿】とも敵対したらしいし。
【chara 100311 face 4 (sad)】
その戦闘能力や、ジオ・ニヴルヘルの貴族階級という立場を考えると
監視役を務められる人が限られてしまうのは分かってるけど……
voice: vo_adv_2213101_004
リーザ:
【chara 195212 face 2 (joy)】
……ふふ。腹芸は苦手みたいね。
監視役がつくのは想定内だけど、相手がレイなのは幸運だわ。
ランドソルの貴族とは、コネをつくっておきたかったし。
voice: vo_adv_2213101_005
リーザ:
【chara 195212 face 1 (normal)】
──それで、最初はどこに?
【chara 195212 face 2 (joy)】
貴女がどこへ案内してくれるのか、とても楽しみだわ。
voice: vo_adv_2213101_006
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
あ、あぁ、そうだな……
【chara 100311 face 6 (surprised)】
ええっと……
【chara 100311 face 2 (joy)】
それじゃ、あの店に行こう!
voice: vo_adv_2213101_007
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
ここは馴染みの武具店でね。
剣の手入れなどを、たまに頼んでいるんだ。
voice: vo_adv_2213101_008
リーザ:
【chara 195212 face 6 (surprised)】
剣に槍、斧に短剣──
【chara 195212 face 1 (normal)】
へぇ……けっこういろいろ置いてあるのね。
【chara 195212 face 4 (sad)】
……私は弓使いだから、刀剣の良し悪しはよくわからないけれど。
voice: vo_adv_2213101_009
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
そ、そうだった……! 【chara 100311 face 4 (sad)】
何をやっているんだ私は……
リーザがいくら腕が立つ強者だったとしても、
自分の得物じゃないものを見て、興味を持つはずがないじゃないか……
voice: vo_adv_2213101_010
リーザ:
【chara 195212 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_2213101_011
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
そ、そうしたら……
【chara 100311 face 1 (normal)】
つ、次はあそこへ行こう!
voice: vo_adv_2213101_012
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
この店は、仲間とよく来るんだ。
【chara 100311 face 6 (surprised)】
リーザの口に合うといいんだけど……
voice: vo_adv_2213101_013
リーザ:
【chara 195212 face 6 (surprised)】
…………
悪くないわね、このお魚。
【chara 195212 face 1 (normal)】
味付けもだけど……【chara 195212 face 6 (surprised)】
ジオ・ニヴルヘルのものより、鮮度が良いのかしら。
voice: vo_adv_2213101_014
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
そ、そうか!
今後ジオ・ニヴルヘルとの交流も増えるだろうし、
ランドソルの食事に興味を持ってもらえたのならうれしいよ。
voice: vo_adv_2213101_015
リーザ:
【chara 195212 face 2 (joy)】
それはそうとして──さっき、仲間とよく来るって言っていたけど。
本当にそれだけ?
【chara 195212 face 1 (normal)】
誰かさんとのデートでも、使ってるんじゃない?
voice: vo_adv_2213101_016
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
デ、デート……!?
【chara 100311 face 4 (sad)】
彼とはたしかに、この店に来ることはあるけど、
私たちはそういう関係ではなくて……【chara 100311 face 5 (shy)】
って、私は何を言って……!?
voice: vo_adv_2213101_017
リーザ:
【chara 195212 face 2 (joy)】
…………
voice: vo_adv_2213101_018
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
この辺りは観光地ではなく散歩道なんだけど、
【chara 100311 face 2 (joy)】
ランドソルという国を知ってもらうには、いい場所だと思う。
【chara 100311 face 1 (normal)】
繁華街に比べたら、うら寂しく感じるかもしれないけどね。
voice: vo_adv_2213101_019
リーザ:
【chara 195212 face 1 (normal)】
私の住んでる世界に比べたら、ここだって十分に騒がしいくらいよ。
【chara 195212 face 2 (joy)】
でも……街の人々の穏やかな笑顔が見られる、いい場所だと思うわ。
voice: vo_adv_2213101_020
リーザ:
【chara 195212 face 1 (normal)】
散歩道ってさっき言っていたし、
私のペットも一緒に散歩しても構わないわよね?
【chara 195212 face 2 (joy)】
──おいで、クー
--- Switch scene ---
クー・シー:
【chara 52211 face 1 (normal)】
クーン。
voice: vo_adv_2213101_021
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
! 半霊体の犬──いや、精霊の一種……なのかな。
【chara 100311 face 2 (joy)】
……こんにちは、クー
リーザと一緒に、ランドソルを楽しんでくれるとうれしいよ。
voice: vo_adv_2213101_022
リーザ:
【chara 195212 face 1 (normal)】
さっきのお店で、クーが食べられそうなお肉を買ってきたんだけど……
【chara 195212 face 2 (joy)】
ねぇレイ、クーにエサをあげてみる?
お近づきのしるしに。
voice: vo_adv_2213101_023
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
いいのかい?
【chara 100311 face 2 (joy)】
……それじゃあ、遠慮なく。
どうぞ、クー
クー・シー:
【chara 52211 face 1 (normal)】
ばうっ!
voice: vo_adv_2213101_024
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
ふふ、良い子だ。
voice: vo_adv_2213101_025
リーザ:
【chara 195212 face 2 (joy)】
そうでしょ?
自慢の精霊犬だもの。
voice: vo_adv_2213101_026
リーザ:
【chara 195212 face 1 (normal)】
クーにエサをあげていた時のレイの表情……
【chara 195212 face 2 (joy)】
フフ、真面目そうな顔が緩んでかわいいところが見られたし、
とても有意義で楽しい時間を過ごせたわ。貴女のおかげで。
voice: vo_adv_2213101_027
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
楽しんでくれているようで何よりだよ。
【chara 100311 face 6 (surprised)】
だが……私のことはともかく、肝心のランドソル観光のほうは
心から楽しんでいるようには見えないけど?
voice: vo_adv_2213101_028
リーザ:
【chara 195212 face 4 (sad)】
…………はぁ。
貴女のように経験豊富な冒険者なら、気が付くわよね。
【chara 195212 face 1 (normal)】
別に、隠そうとは思ってなかったし。
voice: vo_adv_2213101_029
リーザ:
【chara 195212 face 6 (surprised)】
……私がヴァイオレット姫を『しごいた』のは知ってるわよね?
【chara 195212 face 4 (sad)】
どんな事情があったとはいえ、
プリンセスを危機に晒したのだから処罰されるのは当然……なんだけど。
voice: vo_adv_2213101_030
リーザ:
【chara 195212 face 4 (sad)】
まあ……色々とあって。
【chara 195212 face 6 (surprised)】
一応、処罰も降格もナシってことになったけど、【chara 195212 face 4 (sad)】
信頼はガタ落ちだし。
城でも針のむしろって感じなのよ。
voice: vo_adv_2213101_031
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
……だからこうして、観光という名目で
ヴァイオレット姫から離れているわけか。
voice: vo_adv_2213101_032
リーザ:
【chara 195212 face 1 (normal)】
ついでに言うなら……
私の地元のダークエルフ族の立場を悪くしないために
『黄泉の食卓』──貴族議会の連中に、貸しを作られちゃってね。
voice: vo_adv_2213101_033
リーザ:
【chara 195212 face 1 (normal)】
そいつらから、
【chara 195212 face 3 (anger)】
「助けてやったんだから、生物どもの土地を見て来い」【chara 195212 face 6 (surprised)】
って。
……【chara 195212 face 4 (sad)】
レイも貴族ならわかるでしょ? そういうしがらみっていうの。
voice: vo_adv_2213101_034
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
……あぁ。世界は違えども、
お偉いさんと呼ばれる者たちの思考はあまり変わらないみたいだね。
【chara 100311 face 6 (surprised)】
──でもいいの? 私にそんなことを話して。
voice: vo_adv_2213101_035
リーザ:
【chara 195212 face 1 (normal)】
いいのよ。少なくともグレイスはそれくらいわかってるでしょうし。
そもそも姫が王家の装備を使いこなせるようになった以上、
もう余計なことをする必要もないし……
voice: vo_adv_2213101_036
リーザ:
【chara 195212 face 3 (anger)】
……今のところ、ね。
【chara 195212 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2213101_037
リーザ:
【chara 195212 face 3 (anger)】
私が借りを作らされたのは、『黄泉の食卓』のかつての主流派。
ヴァイオレット姫が成長したことで、非主流派に転落した連中──
voice: vo_adv_2213101_038
リーザ:
【chara 195212 face 4 (sad)】
連中としては、私をプリンセスにすげ替えることも考えてそうだけど。
そんなことしたって、ジオ・ニヴルヘルが混乱するだけだわ。
【chara 195212 face 6 (surprised)】
そもそも姫は殺したって死なない子だし。【chara 195212 face 4 (sad)】
いえ死んでるけど。
voice: vo_adv_2213101_039
リーザ:
【chara 195212 face 4 (sad)】
……でも……
voice: vo_adv_2213101_040
リーザ:
【chara 195212 face 3 (anger)】
きっと、サツキやグレイスが私の立場だったなら。
啖呵の一つでも切って、貴族たちを蹴飛ばしたでしょうね。
【chara 195212 face 4 (sad)】
それを見透かされてるからこそ──……
voice: vo_adv_2213101_041
チンピラ1:
【chara 911 face 3 (anger)】
安酒飲ませやがって……おらっ、一番いいやつ持ってこいっ!
変な酒を客に出したんだ……当然、誠意を見せてくれるんだよな?
なぁ、そうだよなぁっ!
voice: vo_adv_2213101_042
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
何かあったみたいだ……
【chara 100311 face 3 (anger)】
すまない、リーザ。
私は様子を見てくるから、待っていてくれ。
voice: vo_adv_2213101_043
リーザ:
【chara 195212 face 6 (surprised)】
……行っちゃった。
ただ待っているのも暇だし、野次馬させてもらおうかしら。
voice: vo_adv_2213101_044
チンピラ2:
【chara 811 face 2 (joy)】
よう! そこの姉ちゃん、俺たちと一緒に飲もうぜ~?
俺たちの冒険の武勇伝、特別に教えてあげちゃうからさ~?
そっちの子たちもみんな集まれ~っ♪
voice: vo_adv_2213101_045
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
──やれやれ。
【chara 100311 face 3 (anger)】
昼間から飲むなとは言わないが、
他の人に迷惑をかけないように嗜むべきじゃないか?
voice: vo_adv_2213101_046
チンピラ1:
【chara 911 face 3 (anger)】
んだ、てめぇっ!?
楽しく飲んでんだ、邪魔すんじゃねぇっ!
【chara 911 face 4 (sad)】
……あぁん? お前……どこかで見た気が……
voice: vo_adv_2213101_047
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
しかし、武勇伝か……
【chara 100311 face 1 (normal)】
是非聞かせてもらいたいものだ。
言葉ではなく、剣を通じてね。
voice: vo_adv_2213101_048
チンピラ2:
【chara 811 face 4 (sad)】
ひょっとしてお前……【chara 811 face 6 (surprised)】
【トゥインクルウィッシュ】のレイか!?
覇瞳皇帝をやっつけて、
ソルの塔のてっぺんまで行ったっていう伝説のギルドの……!
voice: vo_adv_2213101_049
レイ:
【chara 100312 face 1 (normal)】
知ってもらえているとは、光栄だね。
【chara 100312 face 3 (anger)】
──グラスやテーブルの損壊に、店への脅迫。女性へのセクハラ行為。
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】へ連れていく理由には十分だな。
voice: vo_adv_2213101_050
チンピラ1:
【chara 911 face 6 (surprised)】
ちょっと酔っぱらっただけで、牢屋になんか行ってられるか!
逃げるぞっ……!
voice: vo_adv_2213101_051
レイ:
【chara 100312 face 3 (anger)】
こらっ、待てっ!
【chara 100312 face 4 (sad)】
……逃げ足の速い……!
voice: vo_adv_2213101_052
チンピラ2:
【chara 811 face 6 (surprised)】
くそっ、追いつかれる……!
【chara 811 face 3 (anger)】
おっ、ちょうどいい……あのばあさんを……!
voice: vo_adv_2213101_053
おばあさん:
【chara 611 face 6 (surprised)】
うひゃあぁっ……!?
【chara 611 face 4 (sad)】
な、なんだい、あんたたちは……!?
voice: vo_adv_2213101_054
チンピラ2:
【chara 811 face 3 (anger)】
動くんじゃねぇぞ、レイ! ばあさんもな!
【chara 811 face 4 (sad)】
殺しはしねぇよ……
【chara 811 face 3 (anger)】
俺たちが逃げてる間、あの女がおとなしくしてればな。
voice: vo_adv_2213101_055
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
人質をとるなんて……それでも冒険者の端くれかっ!?
【chara 100311 face 4 (sad)】
くっ……
どうする──?
voice: vo_adv_2213101_056
リーザ:
【chara 195211 face 6 (surprised)】
こうすればいいんじゃない?
【chara 195211 face 1 (normal)】
私の弓で、あいつらを射る。そして、倒したところを捕まえる。
【chara 195211 face 2 (joy)】
簡単でしょ?
voice: vo_adv_2213101_057
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
リーザ……!?
【chara 100311 face 3 (anger)】
何を馬鹿なことをっ……!
voice: vo_adv_2213101_058
リーザ:
【chara 195211 face 3 (anger)】
心配しないで。呪いの魔法は使わないから。
【chara 195211 face 1 (normal)】
下手に動いたら、急所にあたるかもしれないけどね。
【chara 195211 face 3 (anger)】
……そこの二人。いい感じにあててあげるから動かないでくれる?
voice: vo_adv_2213101_059
チンピラ1:
【chara 911 face 6 (surprised)】
お、おい……こっちには人質がいるってのに、
まさか本当にやるつもりじゃ……!?
voice: vo_adv_2213101_060
リーザ:
【chara 195211 face 3 (anger)】
連中の意識はこっちに向いた──【chara 195211 face 1 (normal)】
後はよろしくね。
クー
クー・シー:
【chara 52211 face 1 (normal)】
ガウッ!
voice: vo_adv_2213101_061
チンピラ2:
【chara 811 face 6 (surprised)】
なんだこの犬……!?
急に後ろから……うああぁぁっ……!?
voice: vo_adv_2213101_062
レイ:
【chara 100312 face 6 (surprised)】
……!
【chara 100312 face 3 (anger)】
今だっ……はぁっ!
voice: vo_adv_2213101_063
おばあさん:
【chara 611 face 4 (sad)】
はぁぁ……【chara 611 face 1 (normal)】
あ、ありがとうね、あなた……
あなたのおかげで助かったわ……
【chara 611 face 2 (joy)】
それと、このわんちゃんも……
voice: vo_adv_2213101_064
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
いえ……
私のミスで、あなたを危険な目に遭わせてしまった……
すみませんでした。
voice: vo_adv_2213101_065
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
……それからリーザ。手を貸してくれたことには、感謝する。
だが、キミのやり方にはあえて一言言わせてもらいたい。
何故、弓で射ようとした?
voice: vo_adv_2213101_066
リーザ:
【chara 195212 face 6 (surprised)】
弓を構えたのは、フリよ。クーで制圧するためのね。
おばあさんを巻き添えになんてするつもり、もちろんなかったわよ。
voice: vo_adv_2213101_067
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
……だが、クーで制圧できなかった場合──
キミは矢を放った。違うか?
voice: vo_adv_2213101_068
リーザ:
【chara 195212 face 3 (anger)】
否定はしないわ。
【chara 195212 face 6 (surprised)】
あるいは、他の方法を取ったかもね。
戦場において二の矢、三の矢を用意しておくのは当然だもの。
voice: vo_adv_2213101_069
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
一理あるが……矢が外れてしまったときのことは考えなかったのか?
おばあさんは、自分にあたるかもしれないという恐怖も感じたはずだ。
【chara 100311 face 3 (anger)】
動揺した男たちが何をするかだって分からないし……
voice: vo_adv_2213101_070
リーザ:
【chara 195212 face 6 (surprised)】
たらればを言うなら、彼らの仲間が来る可能性や
人質を増やしてくるような可能性もあったわ。
【chara 195212 face 4 (sad)】
おばあさんが驚きすぎて、心臓が止まってしまう可能性なんかもね。
voice: vo_adv_2213101_071
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_2213101_072
リーザ:
【chara 195212 face 3 (anger)】
…………
クー・シー:
【chara 52211 face 1 (normal)】
……クーン……
voice: vo_adv_2213101_073
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
……ふぅ。
このへんにしておこうか。
voice: vo_adv_2213101_074
リーザ:
【chara 195212 face 6 (surprised)】
……そうね。
答えが出ないのはわかってるもの。
【chara 195212 face 1 (normal)】
お互いにね。
voice: vo_adv_2213101_075
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
……真面目で慎重で、疑り深くて、神経質で──
どうやら私たちは、貴族出身という以外にも
何かと共通点がありそうだね。
voice: vo_adv_2213101_076
リーザ:
【chara 195212 face 2 (joy)】
あら、うれしいわね。
私もちょうど、そう思っていたところよ。
voice: vo_adv_2213101_077
リーザ:
【chara 195212 face 1 (normal)】
レイ。
街の観光もいいけれど……【chara 195212 face 2 (joy)】
貴女のこと、もっと知りたくなったわ。
この後の案内も、よろしくね♪
voice: vo_adv_2213101_078
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
ああ──改めてよろしく、リーザ。
【chara 100311 face 1 (normal)】
……じゃあまずは、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に
案内しようかな。【chara 100311 face 2 (joy)】
この男たちを突き出すついでにね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──住む世界は違えど、その性格に共通点を見出したレイとリーザ。
奇妙な組み合わせのランドソル観光は、まだしばらく続くのだった。