3部 第14章 第3話
エルピス島の異変で混乱する中、アルシャトはヴルム、そしてクリアを連れ去ってしまう。同じ頃、ジオ・ニヴルヘルに帰還する途中のヴァイオレットたちの前にリーザが現れ、ヴァイオレットの命を狙うが──
-------------- situation:
アルシャトの招き
--------------
voice: vo_adv_2214003_000
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
──……
voice: vo_adv_2214003_001
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
この世界がなんかおかしい、ってのは。
ぶっちゃけ、ずっと前からわかってた。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_002
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
たとえば、
クロさんみたいな『古代兵器』が地面の中に埋まってたり。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_003
ヴルム：
【chara 127812 face 1 (normal)】
たとえば、
お城や家をわざわざお菓子で作ってたり。
親もバラバラな、いろんな種族がいたり。
voice: vo_adv_2214003_004
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
ちょっと目を凝らせば、おかしいことだらけなのに……
【chara 127812 face 4 (sad)】
なんでみんな疑問に思わないのか、不思議でしょうがなかった。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_005
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
バカ姉貴はともかく
ライラエルさまや、ポポじいとか、頭いいはずなのに。
voice: vo_adv_2214003_006
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
……でも……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_007
ポポじいさん：
【chara 9212 face 2 (joy)】
──かつての超文明について調べとったら、
ソイツの作り方が分かってのう。
それで、ただ好奇心のままに作ってみただけじゃよ。
voice: vo_adv_2214003_008
リンド：
【chara 127712 face 6 (surprised)】
技術はすごいですけど、
ただのレジャー用のボートでしかないような気が……
【chara 127712 face 4 (sad)】
超文明って、いったい……？
voice: vo_adv_2214003_009
ヴルム：
【chara 127812 face 7 (special_a)】
…………
【chara 127812 face 6 (surprised)】
そりゃ、戦いの道具だけが文明じゃないってことでしょ。
【chara 127812 face 1 (normal)】
当たり前だけど。
voice: vo_adv_2214003_010
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
そうかもしれないけど……
【chara 127712 face 6 (surprised)】
ヴルムは気にならないの？
この世界の遥か昔に、よくわからない文明があったなんて……
voice: vo_adv_2214003_011
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
別にー
【chara 127812 face 1 (normal)】
そんなの考えたって、ほんとのことがわかるわけじゃないし。
めんどいし。【chara 127812 face 2 (joy)】
それよりか、水がきれいだなーって。
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_2214003_012
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
でも──あたしも。
いつの間にか、考えるのを止めていた。
目を凝らすのを止めていた。
voice: vo_adv_2214003_013
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
……だって、イヤな予感がしたから。
空の彼方に、地面の下に、甘いクッキーの中に、
あたしたちの身体の奥に隠れてる『真実』は……きっと、残酷で……
--- Switch scene ---
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_014
ヴルム：
【chara 127712 face 3 (anger)】
【chara 127712 face 2 (joy)】
【chara 127812 face 4 (sad)】
……あたしの好きな日常が、壊れちゃうんじゃないかって……
--- Switch scene ---
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
……
voice: vo_adv_2214003_015
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
ヴルム。
起きて、起きてってば……
-------------- place:
セントールス～客間～
--------------
voice: vo_adv_2214003_016
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
……姉さん……
voice: vo_adv_2214003_017
リンド：
【chara 127712 face 6 (surprised)】
仕度、しておいて。
もうすぐライラエルさまが、セントールスの長老さんとの会談から
お戻りになる頃だから。
voice: vo_adv_2214003_018
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
……騎士のひとは……？
voice: vo_adv_2214003_019
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
っ……
まだ、みたい……
voice: vo_adv_2214003_020
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
──……
voice: vo_adv_2214003_021
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
会議の後。
騎士さんが行方不明になって……もう４日。
voice: vo_adv_2214003_022
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
他の世界のお姫さまたちは、今どうしてるかしらないけれど。
あたしたちはジオ・テオゴニアへ、そろそろ戻らなきゃ……
voice: vo_adv_2214003_023
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
……騎士さん……
voice: vo_adv_2214003_024
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
……騎士のひとたちが、ジオ・テオゴニアにやって来て。
あたしたちも、他の世界に行くようになって。
いろんな人と会って、いろんな物を見て……
voice: vo_adv_2214003_025
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
考えるのを止めていたあたしの脳みそは、勝手に動きだした。
でもやっぱり、導き出される推測は、ロクなもんじゃなくて。
そして──……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_026
ライラエル：
【chara 126511 face 4 (sad)】
わたしたちの世界は、
騎士たちの『現実世界』の側で作り出された、架空の空間で……
voice: vo_adv_2214003_027
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
……わたくしたちの言語や、姿や、その他のあらゆるものも。
元をたどれば、その『現実世界』に、起源があると……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_028
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
っ……
voice: vo_adv_2214003_029
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
……ほらね。
イヤな予感、するっての……
voice: vo_adv_2214003_030
リンド：
【chara 127712 face 8 (special_b)】
……！
また、地震……
voice: vo_adv_2214003_031
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
ん……
voice: vo_adv_2214003_032
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
……【chara 127712 face 2 (joy)】
良かった。
昨日よりは、小さいみたい……
voice: vo_adv_2214003_033
リンド：
【chara 127712 face 6 (surprised)】
ヴルムが寝ているあいだにね、
ここの執事さんから聞いた話なんだけど──
voice: vo_adv_2214003_034
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
昨日のすごい地震のとき、
震源地のほうのエルピス島っていうところで大爆発があって。
島の一部が、空に浮かび上がったんだって。
voice: vo_adv_2214003_035
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
宙に浮かんだ島は、嵐に覆われてて……
【chara 127712 face 6 (surprised)】
しかも、ドラゴンみたいな魔物が何匹も飛んでて、
【chara 127712 face 4 (sad)】
冒険者のひとたちも近づけないみたい。
voice: vo_adv_2214003_036
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
ランドソルの王宮も、今ごろ大変らしいの。
ペコリーヌさん、大丈夫かな……
voice: vo_adv_2214003_037
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_2214003_038
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
なんだか、不安だね。
【chara 127712 face 6 (surprised)】
ドラゴンなんて、誰も見たことのないっていう伝説の魔物だし。
騎士さんが消えちゃったことと、関係あったりするのかな……
voice: vo_adv_2214003_039
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
姉貴……やっぱ、気付いてないんだね。
震源のほうから漏れてくる、やばい魔力の波──
voice: vo_adv_2214003_040
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
……お世話になった騎士さんやみなさんが、大変なのに……
【chara 127712 face 6 (surprised)】
私たちには、何かできること、ないのかな。
【chara 127712 face 4 (sad)】
ねぇ、ヴルム。私たち、どうしたらいいんだろ……
voice: vo_adv_2214003_041
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
……
【chara 127812 face 6 (surprised)】
なら、行って調べてみたらいいじゃん。
あたしたちだって、ドラゴンの仲間みたいなものらしいし。
voice: vo_adv_2214003_042
リンド：
【chara 127712 face 3 (anger)】
行けるわけないでしょ……！
【chara 127712 face 4 (sad)】
ドラゴン族っていったって、私たちはカヤさんやイノリさんみたいに
炎が吐けたり、すごいパンチが出せるわけじゃないんだから。
voice: vo_adv_2214003_043
リンド：
【chara 127712 face 6 (surprised)】
……そりゃ最近は、ちょっとは特訓してるけど。
【chara 127712 face 4 (sad)】
でも、まだ……
ライラエルさまや騎士さんの役に立てるほどじゃないし……
voice: vo_adv_2214003_044
リンド：
【chara 127712 face 3 (anger)】
というかっ。
ヴルムだって、もうちょっとマジメに特訓しなくちゃでしょっ？
この先なにが起きるかわからないんだし。
voice: vo_adv_2214003_045
ヴルム：
【chara 127812 face 7 (special_a)】
──いらねっての。
あたしは姉さんと違うし。
voice: vo_adv_2214003_046
リンド：
【chara 127712 face 6 (surprised)】
──えっ？
voice: vo_adv_2214003_047
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
……いや。
だから……
voice: vo_adv_2214003_048
ヴルム：
【chara 127812 face 2 (joy)】
前から言ってるっしょ。
戦いなんか、メイド仕事より向き不向きがあるって。
【chara 127812 face 4 (sad)】
ヘタに魔物と戦ってケガなんかしたら、シャレにならないってさ。
voice: vo_adv_2214003_049
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
そっ……
そうだけどっ……
voice: vo_adv_2214003_050
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
そうそう♡
鍛えてムキムキになっても、かわいくないですよぉ……♡
voice: vo_adv_2214003_051
リンド：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
【chara 127712 face 8 (special_b)】
かわいくなんて……【chara 127712 face 3 (anger)】
そんなこと言って！
ヴルムはまた、サボろうとしてるだけじゃっ──
voice: vo_adv_2214003_052
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
っ！？
voice: vo_adv_2214003_053
アルシャト：
【chara 195611 face 2 (joy)】
……♡
voice: vo_adv_2214003_054
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
ど、どなたですか？
どこから入って──
voice: vo_adv_2214003_055
ヴルム：
【chara 127812 face 3 (anger)】
姉貴、逃げてっ！
voice: vo_adv_2214003_056
アルシャト：
【chara 195611 face 1 (normal)】
──くんくん……
【chara 195611 face 2 (joy)】
ウフフ♡
アナタから、とってもワタシ好みのニオイがします。
voice: vo_adv_2214003_057
アルシャト：
【chara 195611 face 1 (normal)】
先に待つ危うきを、見て見ぬふりして。
【chara 195611 face 2 (joy)】
薄氷の享楽をねぶり続ける、賢すぎた臆病者のニオイ……♡
voice: vo_adv_2214003_058
ヴルム：
【chara 127812 face 3 (anger)】
ちょっ……
何言ってんの、【chara 127812 face 4 (sad)】
アンタっ──
voice: vo_adv_2214003_059
リンド：
【chara 127712 face 8 (special_b)】
！？
【chara 127712 face 3 (anger)】
な、なにしてるんですか！
ヴルムから離れてっ！
voice: vo_adv_2214003_060
アルシャト：
【chara 195611 face 5 (shy)】
さ♡
爪と牙をエプロンで隠した、ドラゴンメイドの妹さん。
ワタシと一緒に、いらっしゃいな……♡
voice: vo_adv_2214003_061
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
姉貴っ……！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_062
リンド：
【chara 127712 face 4 (sad)】
ヴルム──！！
--- Switch scene ---
-------------- place:
？？？
--------------
voice: vo_adv_2214003_063
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
……っ……
voice: vo_adv_2214003_064
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
──どこ、ここ？
魔法か何かで、連れてこられた？
voice: vo_adv_2214003_065
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
上も、下も曖昧で。
どこまで行っても、おんなじ景色が続いてる。
【chara 127812 face 4 (sad)】
まるで、造り物みたいな。
voice: vo_adv_2214003_066
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
危険はないみたいだけど、
【chara 127812 face 4 (sad)】
なんか……甘ったるいニオイがする。
ジオ・テオゴニアとは、違う甘さの。【chara 127812 face 3 (anger)】
それに──……
voice: vo_adv_2214003_067
ヴルム：
【chara 127812 face 3 (anger)】
で、結局。
誰なんですか。
あなた。
voice: vo_adv_2214003_068
アルシャト：
【chara 195611 face 1 (normal)】
──ワタシ？
ワタシは、アルシャト。
【chara 195611 face 2 (joy)】
アナタの恋人志望です……♡
voice: vo_adv_2214003_069
ヴルム：
【chara 127812 face 1 (normal)】
……真面目に答えるつもりはないってコトですか。
【chara 127812 face 6 (surprised)】
すぐに殺さないってことは、何か用事でもあるんですよね？
【chara 127812 face 4 (sad)】
こんな、夢だかなんだかわからない場所に閉じ込めて。
voice: vo_adv_2214003_070
アルシャト：
【chara 195611 face 6 (surprised)】
夢……ですか。
【chara 195611 face 2 (joy)】
フフ。
夢の中の夢なんて、ステキ……♡
voice: vo_adv_2214003_071
アルシャト：
【chara 195611 face 2 (joy)】
この世界そのものが──泡沫の夢のようなものなのに♡
voice: vo_adv_2214003_072
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
っ……！
【chara 127812 face 2 (joy)】
──あはっ……
voice: vo_adv_2214003_073
アルシャト：
【chara 195611 face 6 (surprised)】
アラ？
【chara 195611 face 1 (normal)】
そんなにおかしかったかしら♡
voice: vo_adv_2214003_074
ヴルム：
【chara 127812 face 2 (joy)】
『この世界は、架空の造り物』──
【chara 127812 face 4 (sad)】
嘘だったらいいのにって、思ってたのに。
【chara 127812 face 3 (anger)】
いきなり裏打ちしないでくれます？
voice: vo_adv_2214003_075
アルシャト：
【chara 195611 face 2 (joy)】
んふふ──ごめんなさい♡
【chara 195611 face 1 (normal)】
悲しませるつもりは無かったの。
【chara 195611 face 2 (joy)】
アナタとは、ナカ良くなりたいんだから……♡
voice: vo_adv_2214003_076
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
……もしかして。
騎士のひとも、こんなふうに拉致ったんですか？
【chara 127812 face 2 (joy)】
やっぱ男の子ですし、胸の大きい年上に弱いんですかね。【chara 127812 face 4 (sad)】
はーやだやだ。
voice: vo_adv_2214003_077
アルシャト：
【chara 195611 face 6 (surprised)】
そうなの？
【chara 195611 face 2 (joy)】
なら、ワタシは脈あり……かもしれないのですね♡
イイコト聞いちゃった♡
voice: vo_adv_2214003_078
アルシャト：
【chara 195611 face 1 (normal)】
カレと会うのが、ますます楽しみになってしまいました♡
【chara 195611 face 2 (joy)】
ありがとうございます、ヴルムちゃん♡
voice: vo_adv_2214003_079
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
ってことは……
騎士さんの行方不明の原因は、こいつじゃない……？
【chara 127812 face 4 (sad)】
嘘をついてなければ、だけど。
voice: vo_adv_2214003_080
ヴルム：
【chara 127812 face 1 (normal)】
……ま、いいや。
姉貴も見てないし──敵っぽいですし。
【chara 127812 face 6 (surprised)】
それなら。
voice: vo_adv_2214003_081
ヴルム：
【chara 127812 face 3 (anger)】
そのニヤケ顔、骨ごと燃やしてやるっ……！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_082
アルシャト：
【chara 195611 face 5 (shy)】
やだぁ♡
こんなにアツくされちゃうと──汗が垂れちゃってぇ♡
べとべとになっちゃいますぅ……♡
voice: vo_adv_2214003_083
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
効いてない……！？
voice: vo_adv_2214003_084
アルシャト：
【chara 195611 face 2 (joy)】
ヴルムちゃん♡ アツくしてくれたお礼に、イイコト教えてあげますね。
【chara 195611 face 1 (normal)】
ジオ・テオゴニアの住人のみんなはぁ、
{player}ちゃんたちと違ってね──
voice: vo_adv_2214003_085
アルシャト：
【chara 195611 face 2 (joy)】
みんな。
みぃんな。
魂のない、お人形さんなんですよ……♡
voice: vo_adv_2214003_086
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
──っ……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_087
ペコリーヌ：
【chara 105812 face 3 (anger)】
……はい。
【chara 105812 face 4 (sad)】
AIのNPC──この世界だけに存在する、『人工的に造られた人』も……
かなり、いるはずなんです。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_088
アルシャト：
【chara 195611 face 6 (surprised)】
ヴィーちゃん、っていう──この世界の創造主の一人がいてね。
【chara 195611 face 1 (normal)】
ずぅっと前に、漫画家志望だったオンナノコとお友だちになって
落書きを見せてもらったりしたことがあるんですって。
voice: vo_adv_2214003_089
アルシャト：
【chara 195611 face 6 (surprised)】
それから、十年以上経って。ヴィーちゃん、ゲームの中で
『ドラゴン族のNPC』っていうのを作ろうとしたとき
【chara 195611 face 1 (normal)】
その落書きのことを思い出したそうなの。
voice: vo_adv_2214003_090
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
ッ……！！！
voice: vo_adv_2214003_091
アルシャト：
【chara 195611 face 6 (surprised)】
──忙しかったヴィーちゃんは、こう考えました。
【chara 195611 face 2 (joy)】
「プロトタイプのためにデザインを一から起こすのはタイヘンだから、
知り合いの昔の落書きを使っちゃお」って♡
voice: vo_adv_2214003_092
ヴルム：
【chara 127812 face 4 (sad)】
……それが……
あたしと……姉貴……？
voice: vo_adv_2214003_093
アルシャト：
【chara 195611 face 1 (normal)】
双子だって、思ってたみたいですけど。
【chara 195611 face 6 (surprised)】
本当は違うんですよ。
【chara 195611 face 2 (joy)】
だって外見をコピー＆ペーストして、ちょっといじっただけなんだもん♡
voice: vo_adv_2214003_094
アルシャト：
【chara 195611 face 6 (surprised)】
ワタシはゲーム開発って、よくわからないですけど。
【chara 195611 face 1 (normal)】
伝統的な手法だって、ヴィーちゃん言ってたよ？
【chara 195611 face 2 (joy)】
左右反転させたり、色を変えたりして、魔物やNPCを増やすの……♡
voice: vo_adv_2214003_095
ヴルム：
【chara 127812 face 3 (anger)】
こ、のっ……！
しゃべんなぁっ──！！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_096
アルシャト：
【chara 195611 face 2 (joy)】
ウフフ……♪
やっぱり、とっても頭の良い子ですね♡
【chara 195611 face 1 (normal)】
心を保つため、とりあえず「違う」って否定することもできないなんて♡
voice: vo_adv_2214003_097
ヴルム：
【chara 127812 face 3 (anger)】
うるさい──うるさいっ！
あんたなんかに、何がわかるっての！？
【chara 127812 face 4 (sad)】
あ……あたしと、姉さんはっ……！
voice: vo_adv_2214003_098
アルシャト：
【chara 195611 face 2 (joy)】
わ……すごぉい♡
AIでも、そんな悲しそうな顔ができるなんて。
ヴィーちゃんのプログラム、本当にすごいです……♡
voice: vo_adv_2214003_099
アルシャト：
【chara 195611 face 5 (shy)】
あぁん♡
もうだめ──ガマンの限界♡
アナタの心に隠したホンネ、解き放ちましょうね？ ヴルムちゃん♡
voice: vo_adv_2214003_100
ヴルム：
【chara 127812 face 6 (surprised)】
っ……！？
【chara 127812 face 3 (anger)】
このっ……！ は、なせっ……！
voice: vo_adv_2214003_101
アルシャト：
【chara 195611 face 5 (shy)】
では……
いただきます♡
voice: vo_adv_2214003_102
アルシャト：
【chara 195611 face 1 (normal)】
──（ちゅっ）
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
……
voice: vo_adv_2214003_103
シャドウたち：
【chara 1 face 1 (normal)】
──……
黒灰色のドラゴン：
【chara 19512 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！！！
voice: vo_adv_2214003_104
シャドウたち：
【chara 1 face 1 (normal)】
──！！
--- Switch scene ---
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
エルピス島の地下深くから、突如浮上した謎の巨岩。
消失した{player}との関連性や手がかりを探るため、
【アルターメイデン】はシャドウたちを送り込もうとしたが……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_105
３人：
【chara 1 face 1 (normal)】
【chara 126011 face 6 (surprised)】
【chara 125811 face 6 (surprised)】
【chara 126111 face 6 (surprised)】
っ……！！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_106
コッコロ：
【chara 105913 face 4 (sad)】
みなさま……！
voice: vo_adv_2214003_107
ペコリーヌ：
【chara 105812 face 4 (sad)】
大丈夫ですかっ……！？
voice: vo_adv_2214003_108
リリ：
【chara 125812 face 4 (sad)】
は、はい。
シャドウの視覚と同調することに一意専心するあまり、
少々驚愕してしまいましたが……
voice: vo_adv_2214003_109
クリア：
【chara 126012 face 4 (sad)】
シャドウたち、全部やられちゃいましたね……
お兄さんからの強化なしとはいえ、こうもあっさり……
voice: vo_adv_2214003_110
プレシア：
【chara 126112 face 4 (sad)】
どらごん。
さんじゅっぴき、いじょう……
voice: vo_adv_2214003_111
リリ：
【chara 125812 face 6 (surprised)】
キャル様の勧めに従い、シャドウのみを先遣して正解でした。
【chara 125812 face 4 (sad)】
そうでなくば、わたくしたちも今頃……
voice: vo_adv_2214003_112
キャル：
【chara 106012 face 1 (normal)】
気にすんなっ【chara 106012 face 4 (sad)】
つーか……
{player}の強化なしで
ドラゴンと戦うなんて、無謀もいいとこだわ。
voice: vo_adv_2214003_113
ペコリーヌ：
【chara 105812 face 4 (sad)】
前にラースドラゴンと戦ったときも、
超々苦戦して、どうにか尻尾の先を切り落とすだけでしたもんね。
voice: vo_adv_2214003_114
シェフィ：
【chara 106412 face 6 (surprised)】
私もキャルも、多少なら飛べるけど。
【chara 106412 face 4 (sad)】
強化もプリンセスフォームもなしじゃ、
すぐに撃ち落とされて終わりね……
voice: vo_adv_2214003_115
プレシア：
【chara 126112 face 4 (sad)】
くうかんちょうやく。
むり？
voice: vo_adv_2214003_116
キャル：
【chara 106012 face 4 (sad)】
……無理ね。
行ったこともない上に、
常に動いてる空の島じゃ座標指定もできないし。風もすごいし……
voice: vo_adv_2214003_117
コッコロ：
【chara 105913 face 4 (sad)】
……主さまが、あの嵐に包まれた島の中に
囚われているかどうかは分かりません。
【chara 105913 face 3 (anger)】
しかし、他に手がかりが無い以上、調べないわけには……
voice: vo_adv_2214003_118
シェフィ：
【chara 106412 face 1 (normal)】
……そうね。
【chara 106412 face 6 (surprised)】
調査か……
voice: vo_adv_2214003_119
シェフィ：
【chara 106412 face 6 (surprised)】
こんな異常事態ならきっと、ホマレさんもこの──
浮島が飛び出した後のエルピス島を調査しているんじゃないかしら。
voice: vo_adv_2214003_120
キャル：
【chara 106012 face 6 (surprised)】
そういやだいぶ前だけど、イノリやカヤを使って
エルピス島を調べてたこともあったらしいわね。
【chara 106012 face 1 (normal)】
今ごろその辺で、穴でも掘ってんじゃないかしら。
voice: vo_adv_2214003_121
ペコリーヌ：
【chara 105812 face 1 (normal)】
それなら、まずホマレさんを捜してみるのもアリですね。
ホマレさんなら、わたしたちの知らない情報を持ってそうですし。
voice: vo_adv_2214003_122
クリア：
【chara 126012 face 6 (surprised)】
なら、プレシアちゃん。
ニオイで──
voice: vo_adv_2214003_123
プレシア：
【chara 126112 face 6 (surprised)】
（くんくん）
……まもの。
魔物たち：
【chara 3 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_2214003_124
コッコロ：
【chara 105911 face 3 (anger)】
くっ……！
このような時に……！
voice: vo_adv_2214003_125
キャル：
【chara 106011 face 3 (anger)】
ったくもう！
島が荒れたせーで、魔物たちも荒れちゃってるみたいね……！
voice: vo_adv_2214003_126
プレシア：
【chara 126111 face 3 (anger)】
いっぱい。
くるよ。
voice: vo_adv_2214003_127
リリ：
【chara 125811 face 3 (anger)】
こうなれば……やむを得ませんね。
voice: vo_adv_2214003_128
クリア：
【chara 126011 face 6 (surprised)】
……！
【chara 126011 face 4 (sad)】
待って、リリちゃんっ──
voice: vo_adv_2214003_129
リリ：
【chara 125811 face 3 (anger)】
シャドウ──……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_130
リリ：
【chara 125811 face 4 (sad)】
っ……！？
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_2214003_131
ペコリーヌ：
【chara 105811 face 3 (anger)】
リリちゃんっ！
危ないっ──
voice: vo_adv_2214003_132
ペコリーヌ：
【chara 105811 face 4 (sad)】
……ああっ！？
voice: vo_adv_2214003_133
コッコロ・シェフィ：
【chara 1 face 1 (normal)】
「ペコリーヌさま！」
「ペコリーヌさんっ！」
voice: vo_adv_2214003_134
キャル：
【chara 106011 face 3 (anger)】
ったく！
ごはん食べてないフラフラで、無茶してっ──
voice: vo_adv_2214003_135
キャル：
【chara 106011 face 3 (anger)】
コロ助！ シェフィ！
撤収よ！
アホリーヌ運んで！
voice: vo_adv_2214003_136
コッコロ：
【chara 106411 face 3 (anger)】
【chara 105911 face 3 (anger)】
はい！
クリアさまとプレシアさまは、リリさまをお願いします……！
voice: vo_adv_2214003_137
プレシア：
【chara 126111 face 1 (normal)】
んっ──
voice: vo_adv_2214003_138
リリ：
【chara 125811 face 4 (sad)】
も、申し訳ありませんペコリーヌ様っ……
【chara 125811 face 3 (anger)】
ですがっ──
voice: vo_adv_2214003_139
クリア：
【chara 126011 face 4 (sad)】
リリちゃんっ……！？
voice: vo_adv_2214003_140
リリ：
【chara 125811 face 3 (anger)】
わたくしはまだ、大丈夫です……！
兄様の行方を知る手がかりが、万に一つでもあるのなら──
これしきで、音をあげるわけにはっ……
voice: vo_adv_2214003_141
クリア：
【chara 126011 face 4 (sad)】
だめっ……！
だめですリリちゃん、これ以上はっ……！
voice: vo_adv_2214003_142
リリ：
【chara 125811 face 6 (surprised)】
リ、リアさんっ……？
【chara 125811 face 4 (sad)】
ですが──
voice: vo_adv_2214003_143
クリア：
【chara 126011 face 4 (sad)】
『また』死んじゃうっ……！
最初の冒険のときみたいにっ……！！
voice: vo_adv_2214003_144
リリ：
【chara 125811 face 6 (surprised)】
リアさん、何故それほどに悲痛に……？ 【chara 125811 face 4 (sad)】
愁苦辛勤──まるで、
最初の冒険での全滅の責が己のみにあるかのように。
あれは連帯責任……わたくしたち３人に等しく原因があったはずなのに。
voice: vo_adv_2214003_145
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
──ウフフ♡
死ぬなんて、勿体ないですよ♡
voice: vo_adv_2214003_146
みんな：
【chara 1 face 1 (normal)】
っ……！？
voice: vo_adv_2214003_147
アルシャト：
【chara 195611 face 2 (joy)】
だって──
まだまだ楽しいコトがたくさんデキる、若いカラダなんですから……ね♡
voice: vo_adv_2214003_148
ペコリーヌ：
【chara 105811 face 3 (anger)】
だっ……
誰なんですか、あなたっ……！？
voice: vo_adv_2214003_149
アルシャト：
【chara 195611 face 1 (normal)】
初めまして、ランドソルの王女さま♡
【chara 195611 face 6 (surprised)】
『王家の装備』を持つ者どうし、アナタともナカ良くシたいけど──
voice: vo_adv_2214003_150
アルシャト：
【chara 195611 face 2 (joy)】
いま御用事なのは、この子のほうなの♡
普通でイイコな、猫かぶりの聖女サマ……♡
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_151
クリア：
【chara 126011 face 6 (surprised)】
っ……！？
【chara 126011 face 4 (sad)】
か、らだ、がっ……
voice: vo_adv_2214003_152
リリ：
【chara 125811 face 4 (sad)】
リア、さんっ……？
voice: vo_adv_2214003_153
アルシャト：
【chara 195611 face 2 (joy)】
では……いったん、失礼します♡
voice: vo_adv_2214003_154
キャル：
【chara 106011 face 3 (anger)】
待ちなさいっ！ このっ──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_155
プレシア：
【chara 126111 face 4 (sad)】
にげ。
られた……
voice: vo_adv_2214003_156
リリ：
【chara 125811 face 4 (sad)】
そんな……！
リアさんまでっ……！
voice: vo_adv_2214003_157
ペコリーヌ：
【chara 105811 face 3 (anger)】
お、【chara 105811 face 4 (sad)】
追いかけなきゃっ──
っ……
voice: vo_adv_2214003_158
コッコロ：
【chara 105911 face 4 (sad)】
ペコリーヌさま……！
しっかり……！
魔物たち：
【chara 3 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_2214003_159
キャル：
【chara 106011 face 3 (anger)】
あああっ！ 空気読めクソ魔物っ！！
ぶっ殺すぞ──！！
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
……
voice: vo_adv_2214003_160
リーザ：
【chara 195212 face 4 (sad)】
──……
voice: vo_adv_2214003_161
リーザ：
【chara 195212 face 3 (anger)】
増長と思われるかもしれないけれど、私は──
自分のことを、そこまで無能だとは思わない。
voice: vo_adv_2214003_162
リーザ：
【chara 195212 face 3 (anger)】
魔法も呪術も、弓術も体術も、一流以上になるよう修練したし。
『黄泉の食卓』に座るまで、政治的な力をつけるのも難しくなかった。
【chara 195212 face 4 (sad)】
……けれど……
voice: vo_adv_2214003_163
リーザ：
【chara 195212 face 4 (sad)】
これまでいくら考えても、わからなかった。
この──自分の衝動が、『願い』が、どこから来たのか。
voice: vo_adv_2214003_164
リーザ：
【chara 195212 face 6 (surprised)】
いつもは、優等生のような顔をして。
サツキやグレイスの身勝手に注意したり、姫の怯懦に直言したり。
【chara 195212 face 4 (sad)】
……いえ、彼女たちの言動を見過ごせないのも事実だけど──
voice: vo_adv_2214003_165
リーザ：
【chara 195212 face 4 (sad)】
……みんなには、黙っているけれど。
私の中には、叶うはずのない『願い』がある。
そのせいで、私は常に、何があっても満足できないでいる。
voice: vo_adv_2214003_166
リーザ：
【chara 195212 face 6 (surprised)】
理性で考えれば……三魔姫属の一人として、
ジオ・ニヴルヘルのために身を粉にするべきなのに。
【chara 195212 face 4 (sad)】
姫たちの哀しむ顔を見たいとは、思っていないはずなのに。
voice: vo_adv_2214003_167
リーザ：
【chara 195212 face 3 (anger)】
でも、自分でもわからない衝動が、理性を塗りつぶして。
私をどこまでも、上へ上へと向かわせようとする。
私の衝動、私の渇望、私の『願い』が。
voice: vo_adv_2214003_168
リーザ：
【chara 195212 face 3 (anger)】
私の『願い』。
それは──
voice: vo_adv_2214003_169
リーザ：
【chara 195212 face 3 (anger)】
『世界が、私のためにあってほしい』。
voice: vo_adv_2214003_170
リーザ：
【chara 195212 face 6 (surprised)】
──この渇望は何？ いったいどこから来たの？
【chara 195212 face 4 (sad)】
まるで子どもじみた衝動を、どうしても消せない。
自分のことなのに、答えを導けない……
voice: vo_adv_2214003_171
リーザ：
【chara 195212 face 3 (anger)】
……でも。
voice: vo_adv_2214003_172
リーザ：
【chara 195212 face 6 (surprised)】
ペコリーヌ姫やフレイヤが言う通り、
『本当の世界』があるというのなら。
【chara 195212 face 4 (sad)】
この願いは、『あちら』の私の願い……なのかもしれない。
voice: vo_adv_2214003_173
リーザ：
【chara 195212 face 6 (surprised)】
『本当の世界』──
現実、っていうのがどんな世界なのか……
【chara 195212 face 4 (sad)】
今の私には、とても想像できないけれど。
voice: vo_adv_2214003_174
リーザ：
【chara 195212 face 4 (sad)】
本当の私は、もしかしたら。
信じられないほど、『強欲』な人物なのかもしれない──……
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
……そして──
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
プリンセス会議の後、お忍びでアストライア大陸を巡った
ヴァイオレットたちは、{player}の消失を知らないまま
ジオ・ニヴルヘルへ戻ろうとしていた。
voice: vo_adv_2214003_175
ユキノ：
【chara 135812 face 2 (joy)】
ラ、ランドソル……
いいとこ、だったねぇ。
【chara 135812 face 6 (surprised)】
ちょっと、暑かったけど……
voice: vo_adv_2214003_176
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 2 (joy)】
ええ、ユキノ。
今度は、ルルィも一緒に連れて来てあげましょうね。
voice: vo_adv_2214003_177
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
……？
【chara 133012 face 1 (normal)】
誰か、先にいるみたい。
見てくるわ。
voice: vo_adv_2214003_178
リーザ：
【chara 195212 face 1 (normal)】
──……
voice: vo_adv_2214003_179
ユキノ：
【chara 135812 face 6 (surprised)】
……え？
リ、リーザちゃ？
voice: vo_adv_2214003_180
サツキ：
【chara 135912 face 1 (normal)】
おぅ、リザ公。
【chara 135912 face 3 (anger)】
手前──ランドソル近くのエルフさんの集落に、
挨拶に行ってたんじゃねぇのかよ？
voice: vo_adv_2214003_181
リーザ：
【chara 195212 face 1 (normal)】
……ええ。
もう、済んだわ。
voice: vo_adv_2214003_182
リーザ：
【chara 195212 face 6 (surprised)】
それで──ちょっとね。
【chara 195212 face 1 (normal)】
お姫さまに、用ができたの。
voice: vo_adv_2214003_183
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
……？
voice: vo_adv_2214003_184
グレイス：
【chara 133012 face 6 (surprised)】
リーザの足跡……『門』の、内側から続いてる……？
それじゃ──リーザはエルフの集落からじゃなく、
どこか別の場所から来た……？
voice: vo_adv_2214003_185
グレイス：
【chara 133011 face 3 (anger)】
──スミレ、下がって！
voice: vo_adv_2214003_186
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
えっ？
voice: vo_adv_2214003_187
リーザ：
【chara 195211 face 3 (anger)】
──『消魂の矢』。
voice: vo_adv_2214003_188
グレイス：
【chara 133011 face 3 (anger)】
前に出過ぎた！
間に合わない──！
voice: vo_adv_2214003_189
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 4 (sad)】
っ──！
voice: vo_adv_2214003_190
サツキ：
【chara 135912 face 3 (anger)】
チッ──！
voice: vo_adv_2214003_191
サツキ：
【chara 135912 face 3 (anger)】
ぐぅっ……！！！
voice: vo_adv_2214003_192
ヴァイオレット・ユキノ：
【chara 135812 face 4 (sad)】
「サツキ！！」
「サツキちゃ……！！」
voice: vo_adv_2214003_193
リーザ：
【chara 195211 face 4 (sad)】
残念──
【chara 195211 face 6 (surprised)】
でも、一応『証拠』はできたわ。
【chara 195211 face 1 (normal)】
それじゃあね。
still display end
voice: vo_adv_2214003_194
グレイス：
【chara 133011 face 3 (anger)】
『門』の先に、逃げられた……！
voice: vo_adv_2214003_195
ユキノ：
【chara 135812 face 4 (sad)】
サツキちゃ、しっかり……！
しっかりしでぇ……！
voice: vo_adv_2214003_196
サツキ：
【chara 135912 face 1 (normal)】
──……
voice: vo_adv_2214003_197
ヴァイオレット：
【chara 133111 face 6 (surprised)】
……！
【chara 133111 face 4 (sad)】
し……
心臓が、止まって……
voice: vo_adv_2214003_198
ユキノ：
【chara 135812 face 6 (surprised)】
──そ、そんな……！
【chara 135812 face 4 (sad)】
そんなっ……！
voice: vo_adv_2214003_199
ユキノ：
【chara 135812 face 4 (sad)】
サツキちゃ！
サツキちゃあああっ！
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ペコリーヌたちを襲うアルシャトの姦計や、リーザによる叛逆。
幻境竜后の蠢動は、レジェンドオブアストルムだけでなく、
現実世界までも滅びの危機へと突き落そうとしていた。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
だが──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_2214003_200
ティア・アメス：
【chara 1 face 1 (normal)】
「「がんばってね、ヒーロー」」
--- Switch scene ---
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
仲間を、世界を救うため。
{player}はレジェンドオブアストルムへと、
再びダイブする。そして──
--- Switch scene ---
Choice: (1) ──！！？
----- Tag 1 -----
--- Switch scene ---
still display end
Choice: (2) 落ちる──っ！！
----- Tag 2 -----
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
かつてのようにソルの塔付近の中空に投げ出された
{player}は、地面へ向けて落下していた──
