爆誕！ 赤髪盗賊三姉妹！？
フブキに連れ去られた{player}を取り戻すため、ジオ・ゲヘナの砦でヤマトと勝負することになったアイラ。激闘の末、最後の飲み比べ対決で意気投合した二人は奇妙な友情を芽生えさせるのだった。
-------------- situation:
爆誕！ 赤髪盗賊三姉妹！？
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
基本世界にやってきたアイラの頼みで、
{player}たちは裏世界のジオ・ゲヘナを訪れていた──
voice: vo_adv_2214103_000
アイラ：
【chara 135512 face 4 (sad)】
あっつ～～～～～～い！
voice: vo_adv_2214103_001
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
サラサリアと違って、日差しや砂が熱いっていうより空気全体が！
【chara 135512 face 4 (sad)】
じっとり！ あっつい！ すごいな～っ！ 【chara 135512 face 2 (joy)】
あははっ♪
voice: vo_adv_2214103_002
アイラ：
【chara 135512 face 1 (normal)】
今日は付き合ってくれてありがとね、騎士くん！
『裏世界』ってどんな所か、一度見てみたかったんだ。
voice: vo_adv_2214103_003
アイラ：
【chara 135512 face 2 (joy)】
複製世界じゃ、こういう場所ないから新鮮……
【chara 135512 face 8 (special_b)】
だけど、この暑さだけは参っちゃうな～！
毎日いたら茹でダコになっちゃいそうだよ～
voice: vo_adv_2214103_004
アイラ：
【chara 135512 face 1 (normal)】
ね、騎士くんもそう思う──【chara 135512 face 6 (surprised)】
voice: vo_adv_2214103_005
フブキ：
【chara 130212 face 1 (normal)】
あ、ザコお兄さんみっけー
【chara 130212 face 2 (joy)】
回収しまーす♡
Choice: (1) え？
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_2214103_006
フブキ：
【chara 130212 face 6 (surprised)】
ったくも～
ダメじゃんフラフラしてちゃ～？
【chara 130212 face 8 (special_b)】
ザコお兄さんはぼくのなんだし～♡
voice: vo_adv_2214103_007
フブキ：
【chara 130212 face 2 (joy)】
きゃっはは♡
なーんて♡
ちょーど新型メカの実験台がほしかったんだよね～♡
voice: vo_adv_2214103_008
フブキ：
【chara 130212 face 6 (surprised)】
あ、拒否権はないんで～？
じたばたしないで、諦めてくださ～い♪
【chara 130212 face 2 (joy)】
じゃ、しゅっぱーつ♡
Choice: (2) ちょっと待っ……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_2214103_009
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
………………えっ。
voice: vo_adv_2214103_010
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
騎士くんがさらわれちゃったーーーっ！？
voice: vo_adv_2214103_011
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
騎士くんをさらってったヘンな車、
この砦に入ってったけど……！
あれ、あそこの檻……
voice: vo_adv_2214103_012
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
あ、やっぱり騎士くんだっ。
【chara 135512 face 1 (normal)】
助けに来たよ、大丈夫？
Choice: (3) アイラさん？ どうやってここに……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_2214103_013
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
そりゃもう、急いで追いかけてきたんだよ。
【chara 135512 face 7 (special_a)】
アイラさん猛烈ダーーーーッシュ！ でさっ。
voice: vo_adv_2214103_014
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
って、話はあとあと！
見つからないうちに早く脱出しよっ。
騎士くんをさらったあの子が戻ってくるかも──
voice: vo_adv_2214103_015
ヤマト：
【chara 130012 face 3 (anger)】
──物音がしたかと思えば、ウチのシマに泥棒猫かい。
誰だか知らないが、用があるなら堂々と来な。
voice: vo_adv_2214103_016
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
泥棒猫！？
【chara 135512 face 3 (anger)】
それは聞き捨てならないよっ！
先に騎士くんを連れ去ったのはそっち──
voice: vo_adv_2214103_017
フブキ：
【chara 130212 face 6 (surprised)】
あれ、さっき道端にいた人じゃん。
voice: vo_adv_2214103_018
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
あたしがたまたま、そこに居たみたいな言い方っ！？
【chara 135512 face 3 (anger)】
道端にいたんじゃなくて、騎士くんと一緒にいたのっ！
voice: vo_adv_2214103_019
アイラ：
【chara 135512 face 4 (sad)】
それを、あなたが強引にさらってったんだってば！
【chara 135512 face 3 (anger)】
騎士くんのこと、返してもらうからねっ。
voice: vo_adv_2214103_020
ヤマト：
【chara 130012 face 6 (surprised)】
攫っただぁ？
【chara 130012 face 4 (sad)】
フブキ、説明しな。なんでボーヤは檻に入ってるんだい。
昼寝してたアタシにゃ、事情がサッパリだよ。
voice: vo_adv_2214103_021
フブキ：
【chara 130212 face 4 (sad)】
えー？ めんど～……
【chara 130212 face 6 (surprised)】
まー、かくかくしかじかのホニャララで～……
voice: vo_adv_2214103_022
ヤマト：
【chara 130012 face 6 (surprised)】
つまり、フブキはボーヤに用があって連れてきた。
だけどボーヤには、先約があったってことかい。
voice: vo_adv_2214103_023
ヤマト：
【chara 130012 face 4 (sad)】
──ったく、しょうがないねぇフブキは。
普通に連れてくりゃいいじゃないか。
【chara 130012 face 1 (normal)】
なにせボーヤは、アタシの弟なんだから。
voice: vo_adv_2214103_024
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
えええっ！？ 弟って……【chara 135512 face 4 (sad)】
騎士くんさぁ。
いつも誰かの弟だったりお兄ちゃんだったりしてない？
あたしの気のせい？
voice: vo_adv_2214103_025
ヤマト：
【chara 130012 face 2 (joy)】
気のせいなんかじゃないさ。
コイツにはそのうち、アタシの妹をくれてやるつもりでね。
【chara 130012 face 7 (special_a)】
そうしたら、ボーヤはアタシの義理の弟ってワケさ。
voice: vo_adv_2214103_026
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
さらっとトンデモないこと言ってるよこの人っ！？
voice: vo_adv_2214103_027
ヤマト：
【chara 130012 face 6 (surprised)】
まあ、それはそれとして……事情は分かった。
先約のあったアンタはボーヤを連れ戻しに来た、と。
なるほど、筋は通ってるねぇ。
voice: vo_adv_2214103_028
アイラ：
【chara 135512 face 8 (special_b)】
ほっ、よかった……
お姉さんの方は意外と話が通じるみたいで。
voice: vo_adv_2214103_029
フブキ：
【chara 130212 face 4 (sad)】
えー、ザコお兄さん返さなきゃいけないの～？
【chara 130212 face 3 (anger)】
ぶーぶー
voice: vo_adv_2214103_030
ヤマト：
【chara 130012 face 7 (special_a)】
ああ、確かに筋は通ってる──けどね。
それはフツーの連中ならってハナシだ。
voice: vo_adv_2214103_031
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
えっ？
voice: vo_adv_2214103_032
ヤマト：
【chara 130012 face 2 (joy)】
泣く子も黙る盗賊ギルド、
悪逆無道を突っ走る【バンディ・シスターズ】が
分捕った獲物をハイソウデスカ、とお返しするとでも？
voice: vo_adv_2214103_033
ヤマト：
【chara 130012 face 1 (normal)】
ウチの妹が分捕ったもんはウチらのモンさ。
どうしようと勝手……【chara 130012 face 7 (special_a)】
そうだろ、フブキ？
voice: vo_adv_2214103_034
フブキ：
【chara 130212 face 8 (special_b)】
そーそー♪
ま～ザコお兄さんは元からぼくのってことで～♪
voice: vo_adv_2214103_035
アイラ：
【chara 135512 face 3 (anger)】
……盗賊だから、世間のルールじゃ動かないってこと？
voice: vo_adv_2214103_036
ヤマト：
【chara 130012 face 2 (joy)】
ハッ！ 『無法者』が世間のルールに従ってちゃ、
悪のお天道様がヘソを曲げちまうよ。
voice: vo_adv_2214103_037
アイラ：
【chara 135512 face 1 (normal)】
そう。【chara 135512 face 3 (anger)】
だったら『無法者』の……
あなたたちのルールに従えば、問題ないよね？
これ以上なく、分かりやすい決め方で──
voice: vo_adv_2214103_038
ヤマト：
【chara 130011 face 6 (surprised)】
へぇ。
その眼──【chara 130011 face 7 (special_a)】
ただもんじゃないみたいだねぇ、アンタ。
voice: vo_adv_2214103_039
ヤマト：
【chara 130011 face 7 (special_a)】
そうさ。
法だのなんだの邪魔なモンを取っ払った、唯一絶対のルール。
【chara 130011 face 2 (joy)】
実力行使、ってやつさ……！
Choice: (4) 二人とも、待って！
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_2214103_040
アイラ・ヤマト：
【chara 1 face 1 (normal)】
【chara 135512 face 6 (surprised)】
【chara 130011 face 6 (surprised)】
「────き、騎士くん？」
「────ボーヤ？」
Choice: (5) 危ないのはダメだよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_2214103_041
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
危ないって……そんなこと言ったって、
【chara 135512 face 4 (sad)】
交渉は決裂しちゃったし。
騎士くんを解放するには、この手しか……
voice: vo_adv_2214103_042
ヤマト：
【chara 130011 face 6 (surprised)】
ああ、それにアタシの血も滾っちまったんだ。
【chara 130011 face 3 (anger)】
もうキッチリ白黒つけなきゃ収まらないよ。
Choice: (6) 僕にいい考えがあります。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_2214103_043
フブキ：
【chara 130212 face 4 (sad)】
は～？ ここまで熱くなったヤマ姉を止めるなんて、
ぼくでも無理ゲーだっつーの。
【chara 130212 face 1 (normal)】
まー、せーぜー必死に考えたら～？ 【chara 130212 face 2 (joy)】
ぷーくすくす。
Choice: (7) まず、フブキちゃんを巻き込みます。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_2214103_044
フブキ：
【chara 130212 face 6 (surprised)】
ふぇっ？
voice: vo_adv_2214103_045
フブキ：
【chara 130212 face 6 (surprised)】
えー、それではヤマ姉と、えーっと、アイラ……さん？
ま、そこのネコミミ半裸な人とで勝負やりまーす。
審判はぼくで～す。手伝いは檻から出したザコお兄さ～ん。
voice: vo_adv_2214103_046
フブキ：
【chara 130212 face 6 (surprised)】
そんで賞品はこちらも、ザコザコお兄さ～ん……【chara 130212 face 3 (anger)】
は～、だる。
なんでぼくがこんな役割……
てーかお兄さんはぼくが捕まえたのにぃ～……
voice: vo_adv_2214103_047
ヤマト：
【chara 130012 face 3 (anger)】
フブキ、グダグダ言わずさっさと始めな！
voice: vo_adv_2214103_048
フブキ：
【chara 130212 face 4 (sad)】
……へーい！ 【chara 130212 face 1 (normal)】
で、勝負に使うのが～
ザコお兄さんを実験台に試そうとしてた、
開発したてホヤホヤの、ぼくの新メカちゃんたちってワケ。
voice: vo_adv_2214103_049
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
ねえ。ヤマトさんだっけ。
勝負っていうからには、公平に判定してくれるんだよね？
voice: vo_adv_2214103_050
ヤマト：
【chara 130012 face 4 (sad)】
サマでも何でもアリにしちまうと、一方的に過ぎるだろ？
【chara 130012 face 1 (normal)】
なんならハンデをくれてやろうかい？
voice: vo_adv_2214103_051
アイラ：
【chara 135512 face 1 (normal)】
……分かった、ひとまずは信じるよ。
【chara 135512 face 6 (surprised)】
で、どんな勝負をやるの？
voice: vo_adv_2214103_052
フブキ：
【chara 130212 face 1 (normal)】
そこで出てくるのが、この新作メカで～す♪
【chara 130212 face 2 (joy)】
その名も『バンディ式ガラポンマシーン』～♡
voice: vo_adv_2214103_053
フブキ：
【chara 130212 face 1 (normal)】
ガラガラっと回して、当たりを引いた人が勝ち！
【chara 130212 face 2 (joy)】
分かりやすいルールっしょ～？
【chara 130212 face 8 (special_b)】
ま、ハズレた方がぼくは楽しめるけど──
voice: vo_adv_2214103_054
ヤマト：
【chara 130012 face 1 (normal)】
要は当たりを引きゃイイんだろ？
なら先手だ。さっさと回して一発ツモといくよ。
voice: vo_adv_2214103_055
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
あっ、ずるい！
voice: vo_adv_2214103_056
フブキ：
【chara 130212 face 6 (surprised)】
え？ うそ、ヤマ姉からやんの？
【chara 130212 face 4 (sad)】
ちょちょちょ、待って、ヤマ姉！
まだ説明の途中……！
voice: vo_adv_2214103_057
ヤマト：
【chara 130012 face 3 (anger)】
目ぇかっぴらいて見てな、アタシの引きの強さ……
voice: vo_adv_2214103_058
ヤマト：
【chara 130012 face 6 (surprised)】
さてどうだ──
voice: vo_adv_2214103_059
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
うわぁぁっ、ヤマトさん真っ白っ！
粉まみれで雪だるまみたい……
【chara 135512 face 4 (sad)】
フブキちゃん、これ大丈夫なやつ！？
voice: vo_adv_2214103_060
フブキ：
【chara 130212 face 4 (sad)】
や、やるって言ったのヤマ姉だし～？
製造者責任は今回適用されないっていうか～
おしおきはカンベンっていうか～……
voice: vo_adv_2214103_061
ヤマト：
【chara 130012 face 4 (sad)】
ゲホッ…………【chara 130012 face 3 (anger)】
ハッ、面白いじゃないか。
当たりが出るまで我慢比べってわけだ。
さぁ、次はアンタの番だよ、アイラ。
voice: vo_adv_2214103_062
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
ヤマトさんタフだね……！
【chara 135512 face 3 (anger)】
でもあたしだって負けられないんだ。いくよっ！
voice: vo_adv_2214103_063
ヤマト：
【chara 130012 face 6 (surprised)】
次は『電撃！ バンディ・早押しクイズマシーン』だと？
【chara 130012 face 1 (normal)】
フン。間違えたトコで、椅子が揺れようが回ろうが大したこと……
voice: vo_adv_2214103_064
ヤマト：
【chara 130012 face 6 (surprised)】
っと、【chara 130012 face 8 (special_b)】
パイは顔面禁止だろうがもったいない！
voice: vo_adv_2214103_065
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
『大回転！ バンディ・グルメルーレット』？
お皿がぐるぐる回って目が回るけど、【chara 135512 face 3 (anger)】
ヤマトさんより早く食べれば──
voice: vo_adv_2214103_066
アイラ：
【chara 135512 face 4 (sad)】
なにこれ酸っぱっ！？ しかも変な味も混ざってるよっ！？
voice: vo_adv_2214103_067
ヤマト：
【chara 130012 face 4 (sad)】
今度は『コチョコチョくすぐりクン３号』を改良した……
【chara 130012 face 6 (surprised)】
『シン・くすぐりクンMk-Vカスタム』だぁ！？
voice: vo_adv_2214103_068
ヤマト：
【chara 130012 face 1 (normal)】
気合があれば、メカ椅子のくすぐり攻撃くらい、
鼻で笑って耐えてやる……んぐっ、き、効かないねえ……！
く、ふ……んふっ……ハッ、この程度……っ！
voice: vo_adv_2214103_069
アイラ：
【chara 135512 face 4 (sad)】
くすぐりに耐えるだけって、もうこれ勝負じゃなくないっ！？
絶対ヤマトさんより我慢しないと……【chara 135512 face 8 (special_b)】
くくっ、うふ、【chara 135512 face 2 (joy)】
あははっ！
だめ、笑ったら減点なのにぃ～！
voice: vo_adv_2214103_070
フブキ：
【chara 130212 face 3 (anger)】
ねぇ、なんでぼくまで参加することになってんの！？
審判ってハナシじゃ──【chara 130212 face 6 (surprised)】
お、おまえっ！ 【chara 130212 face 3 (anger)】
ぼくはご主人サマだぞっ！？
命令を聞──【chara 130212 face 2 (joy)】
う、ふひひっ、ふへぇ、わらいじぬ～っ！
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
激闘に次ぐ激闘に、巻き込まれたフブキは失神する。
そして延長戦に次ぐ延長戦を経たヤマトとアイラは──
voice: vo_adv_2214103_071
ヤマト：
【chara 130012 face 3 (anger)】
さぁ、これで決着といこうか。
【chara 130012 face 1 (normal)】
飲み比べ勝負なら負けないよ。
【chara 130012 face 6 (surprised)】
ブツはスタンダードな麦しゅわ、文句はないね？
voice: vo_adv_2214103_072
アイラ：
【chara 135512 face 7 (special_a)】
ここまで来たらトコトンやるよ、あたしも。
【chara 135512 face 9 (special_c)】
ヤマトさん、乾杯っ！
ナレーション：
【chara 130012 face 3 (anger)】
【chara 0 face 1 (normal)】
ごくごくごくごく…………
voice: vo_adv_2214103_073
アイラ・ヤマト：
【chara 135512 face 7 (special_a)】
【chara 1 face 1 (normal)】
「おかわりっ！」
「おかわりだっ！」
Choice: (8) 二人に麦しゅわを注ぐ。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_2214103_074
ヤマト：
【chara 130012 face 2 (joy)】
ぷはっ、やっぱ麦しゅわはキンキンに冷えてなくっちゃね。
こうやって豪気に向かい合って飲むなんて、久しぶりさ。
voice: vo_adv_2214103_075
アイラ：
【chara 135512 face 9 (special_c)】
ヤマトさん、いい飲みっぷりだね。
voice: vo_adv_2214103_076
ヤマト：
【chara 130012 face 1 (normal)】
アンタも中々やるじゃないか。根性あるね。
voice: vo_adv_2214103_077
アイラ：
【chara 135512 face 1 (normal)】
なんかこうやって並んで飲んでると、
ヤマトさんとあたし、ちょっと似てる気がするなあ。
voice: vo_adv_2214103_078
ヤマト：
【chara 130012 face 1 (normal)】
ハッ、アタシに似てるならご愁傷サマだ。
根っこは負けず嫌いでガサツ、おまけに飲める口ときた。
クク、ろくでもない共通点だね。
voice: vo_adv_2214103_079
アイラ：
【chara 135512 face 2 (joy)】
あははっ、確かにそうかも。
voice: vo_adv_2214103_080
アイラ：
【chara 135512 face 1 (normal)】
ねえ……聞いてもいい？
【chara 135512 face 6 (surprised)】
ヤマトさんはなんで盗賊やってるの？
誰かに言われたとか、命じられたとかじゃなくて？
voice: vo_adv_2214103_081
ヤマト：
【chara 130012 face 6 (surprised)】
自分で選んだに決まってるじゃないか。
【chara 130012 face 1 (normal)】
誰かの命令に従うなんざ、真っ平ごめんだよ。
voice: vo_adv_2214103_082
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
それじゃ、生活に困ってとか、
プログラムされてるから、とかそういうのじゃないってこと？
voice: vo_adv_2214103_083
ヤマト：
【chara 130012 face 1 (normal)】
あったりまえさ──自分の人生は自分で選ぶ。
好きな一杯も、やることも獲物も、全部。
【chara 130012 face 6 (surprised)】
そりゃ、うまくいくときばっかりじゃないさ。
voice: vo_adv_2214103_084
ヤマト：
【chara 130012 face 1 (normal)】
けどね。
自分で選んだからこそ、シクったときも納得がいくってもんさ。
【chara 130012 face 2 (joy)】
アンタだってそうしてきたんじゃないのかい。
voice: vo_adv_2214103_085
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
あたしは──
voice: vo_adv_2214103_086
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
そうだ、あたしも……自分で選んできた。
【chara 135512 face 4 (sad)】
選択肢なんてほとんどなかったけど──
voice: vo_adv_2214103_087
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
──それでも、誤差のような違いでも。
あたしは確かに『選択』をしてきた。
だから、今ここにつながってるんだ──
voice: vo_adv_2214103_088
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
あたしもたくさん失敗したし、迷ったこともあった。
でも……管理者としてやらなきゃ、って。
voice: vo_adv_2214103_089
ヤマト：
【chara 130012 face 4 (sad)】
なんだいそりゃ、アタシにゃ分かんないね。
【chara 130012 face 6 (surprised)】
管理者だか何だか知らないけど、
御大層に世間サマのお守りをするなんてさ。
voice: vo_adv_2214103_090
ヤマト：
【chara 130012 face 6 (surprised)】
好きでやってるならいい。
けど、その仕事はもう終わったんだろ？
【chara 130012 face 1 (normal)】
ベビーシッターは廃業する頃合いじゃないのかい？
voice: vo_adv_2214103_091
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
廃業…………そっか、やめたっていい、んだ？
あまり考えたことなかったけど……
voice: vo_adv_2214103_092
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
廃業か…………【chara 135512 face 2 (joy)】
あはは、そうだね。
【chara 135512 face 1 (normal)】
自分で未来を選んでいけるようになったみんなにはもう、
ベビーシッターなんて必要ないもん。
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アイラ：
【chara 135512 face 1 (normal)】
……そっか。
【chara 135512 face 2 (joy)】
あたしも、もーっと自由に道を選んでかなきゃね！
あたしの世界のみんなに負けないように！
voice: vo_adv_2214103_094
アイラ：
【chara 135512 face 2 (joy)】
ヤマトさんみたいな、盗賊……っぽい生活も悪くないのかなあ？
義賊とか、用心棒とか？ おいしい大人の一杯探しもしてみたり～？
あたし、今無職だしっ♪ あはははっ。
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ヤマト：
【chara 130012 face 2 (joy)】
たまにゃ全部捨てちまったっていいのさ。
その気があるなら雇ってやらないでもないよ。
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アイラ：
【chara 135512 face 1 (normal)】
もしそうなったら……赤髪義賊、三姉妹だね！
【chara 135512 face 9 (special_c)】
なんかカッコいいかも！
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ヤマト：
【chara 130012 face 2 (joy)】
おっと、そいつぁできない相談だ。
うちには赤髪じゃない妹もいるもんでね。
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フブキ：
【chara 130212 face 7 (special_a)】
いーんじゃん？ バカナ姉はドレーに格下げってコトで～
【chara 130212 face 6 (surprised)】
……ってあれ？
バカナ姉、いなくない？
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ヤマト：
【chara 130012 face 6 (surprised)】
あん？ 車ン中に隠れてんじゃないのかい？
【chara 130012 face 3 (anger)】
ったく、ワカナ！
いつまで人見知りしてんだい、出てきな！
voice: vo_adv_2214103_100
フブキ：
【chara 130012 face 6 (surprised)】
【chara 130212 face 6 (surprised)】
ねえ、ヤマ姉。
そういえば前の街を出るとき……バカナ姉って乗ってたっけ？
voice: vo_adv_2214103_101
ヤマト：
【chara 130012 face 6 (surprised)】
買い出しやらはそっちに任せてたろ？
それにアタシは、二日酔いで寝てたんだから……
【chara 130012 face 4 (sad)】
ん？ ってことは、もしかして……
Choice: (9) 前の街に置いてきたってこと……？
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_2214103_102
フブキ：
【chara 130212 face 1 (normal)】
あ♡ サメちゃんの通信設備に連絡ありあり～
【chara 130212 face 6 (surprised)】
やっぱ前の街に置いてきたっぽーい。
【chara 130212 face 2 (joy)】
まいっか。キャンキャン泣いてうっさいし、通信切っちゃお～♪ ポチ♡
voice: vo_adv_2214103_103
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
いいのっ！？ いや良くないよね絶対っ！？
【chara 135512 face 4 (sad)】
早く拾いに行ってあげないとっ！
voice: vo_adv_2214103_104
ヤマト：
【chara 130012 face 4 (sad)】
ったく世話が焼ける妹だよ。
【chara 130012 face 6 (surprised)】
フブキ、クルマ出しな。
voice: vo_adv_2214103_105
フブキ：
【chara 130212 face 1 (normal)】
へいへーい。そう来ると思ってました～……
【chara 130212 face 3 (anger)】
ったく、影薄いバカナ姉のせいで余計な手間じゃ～ん。
voice: vo_adv_2214103_106
ヤマト：
【chara 130012 face 1 (normal)】
ってワケで、今日はここでヒラキだ。
【chara 130012 face 7 (special_a)】
アイラ、アンタとの決着は次の機会に預けとく。
それまでくたばんじゃないよ。
voice: vo_adv_2214103_107
フブキ：
【chara 130212 face 8 (special_b)】
今度会ったときは、も～っと♪
すっごいメカちゃんたち作っとくから、
ザコお兄さんも楽しみにしててね～【chara 130212 face 2 (joy)】
きゃはははっ♡
Choice: (10) 嵐が過ぎ去った……
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_2214103_108
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
あれが【バンディ・シスターズ】……
とんでもない人たちだったね。
【chara 135512 face 1 (normal)】
で騎士くん。あのね……今、気づいたんだけど。
voice: vo_adv_2214103_109
アイラ：
【chara 135512 face 8 (special_b)】
もしかして……あたしたち、ここから徒歩で帰るの？
っていうか、追いかけてる時は夢中でさ。
だから～その～……【chara 135512 face 2 (joy)】
帰り道覚えてなくって……あは……
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして迷子になった二人が街を目指して進む道には、
さらなる大冒険が待ち受けているのだが──
それはまた、別のお話。