王宮騎士団【NIGHTMARE】 第1話
ヒーローショウの観劇にやってきたトモとマツリ。そこにはジュンに斬りかかるクリスティーナがいた。それを退けたジュンは、ショウを成立させるために、トモを即席のヒーローとして舞台に上げる。
-------------- situation:
秩序と混沌の騎士団
--------------
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マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】
ふぉおお!
【chara 100511 face 1 (normal)】
今日は、
ついに待ちに待ったお祭りッスよ~☆
voice: vo_adv_3002001_001
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】
トモね~ちゃん、
早く早く!
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マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
ヒーローショウが始まっちゃうッス、
大急ぎで良い席を確保しないと!
【chara 100511 face 5 (shy)】
くぅうっ、できればステージの真ん前が良いッス!
voice: vo_adv_3002001_003
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
そしたら、悪者に人質にされる子供とか!
そういう役に選ばれて、
ステージに上がれる可能性があるッス!
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マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】
そうじゃなくても、
ジュンさんの活躍を間近から眺められるッス~☆
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
走ったら転ぶよ、
マツリちゃん。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
引っぱらないでほしいな、
そんなに急がなくてもステージは逃げないから……
【chara 103711 face 2 (joy)】
特等席のチケット、いちおう確保してるしさ。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
だいたいヒーローショウなんか、
毎回わりとガラガラだよ。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
平和な時代が、長いからね。
我ら【王宮騎士団(NIGHTMARE)】も、
しばらく実戦を経験してないし。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
あんまり人気ないんだ、実際。
かつては国をあげて催された興行だけど、
今の時代のヒーローショウは単なる子供向けの見世物だから。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
どこでも、
好きな席に座れるはずだよ。
【chara 103711 face 2 (joy)】
頼むから、良い子にしていてね。
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マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
ラジャっす!
トモね~ちゃんのお陰でチケットが手に入ったんスもんね、
【chara 100511 face 2 (joy)】
お利口さんにしてるッス!
voice: vo_adv_3002001_012
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】
ほんと今日は誘ってくれて感謝ッス、
ありがとッス~♪
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
まぁ役得っていうか、
むしろチケットが余ってたから……
友人知人に配るにも限度があるし、自分で買っただけ。
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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
ちゃんとお礼が言えて偉いね、
良い子良い子♪
voice: vo_adv_3002001_015
マツリ:
【chara 100511 face 5 (shy)】
うにっ!?
ちょっ、
頭に触るのは勘弁してほしいッス!
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トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】
あぁ……
嫌がられれば嫌がられるほど、
愛おしくなるのは何故だろう♪
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マツリ:
【chara 100511 face 5 (shy)】
やめて~お注射と撫で撫では苦手ッス!
ヒーローの心得その13、
『どんなヒーローにも弱点がある』ッス!
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
ふぅん、
私の弱点はなんだろう。
【chara 103711 face 1 (normal)】
まぁ私は、ヒーローを名乗るにはまだ未熟かな。
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トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
……むっ!?
voice: vo_adv_3002001_020
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_3002001_021
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
団長~!
何か楽しそうなことをやってるじゃないか、
どうしてワタシを呼んでくれなかったんだ!?
voice: vo_adv_3002001_022
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
戦争でも革命でも虐殺でも、
何でも手伝ってあげるのにさ!
voice: vo_adv_3002001_023
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ワタシを楽しませてくれるうちは、
あんたに従ってやる!
voice: vo_adv_3002001_024
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
そういう約束で、
客分として、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に籍を置いてあげてるんだから!
voice: vo_adv_3002001_025
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
あんまり退屈させると、
何もかも台無しにしてやるよ!
【chara 107111 face 2 (joy)】
あっはははは……☆
voice: vo_adv_3002001_026
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
おぉっ!?
何スかあれはっ、
誰かが大暴れしてるッス!
voice: vo_adv_3002001_027
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
も、もうヒーローショウが、
始まっちゃってるッスか……!?
voice: vo_adv_3002001_028
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
ちがう、ショウじゃない!
あのイカレ女っ、何を考えてる!?
voice: vo_adv_3002001_029
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
本気で斬りかかってるぞ、
我らの伝統行事を血で汚すつもりかっ!?
voice: vo_adv_3002001_030
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
あれは……
いつもなぜか【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の詰め所にいる、
悪の女幹部みたいなひとッス!
voice: vo_adv_3002001_031
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
あのおばさんも、
舞台に出演するんスかね~?
voice: vo_adv_3002001_032
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
いちおう彼女も、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の一員だよ。
voice: vo_adv_3002001_033
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
ぜんぜん『正義』って感じのひとじゃないし、
私もあれを仲間だと認めたくはないんだけど。
voice: vo_adv_3002001_034
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
マツリちゃんは、ここにいてね。
【chara 103711 face 3 (anger)】
……ジュンさんっ、助太刀する!
voice: vo_adv_3002001_035
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
無用だ。
voice: vo_adv_3002001_036
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
すでに、客が入っている。
トモちゃ……トモ団員は、
客席に被害が及ばないように防備。
voice: vo_adv_3002001_037
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
万が一の際には、
避難誘導を頼む。
voice: vo_adv_3002001_038
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
悠長なことを言うね!
もうとっくの昔に、
『万が一の際』だろうが!
voice: vo_adv_3002001_039
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
あはは!
楽しいな!
見てみろ、子供たちの顔を!
voice: vo_adv_3002001_040
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
絶対的な正義の守護者だと信じていたものたちが、
ワタシに打ち倒されてみじめな姿を晒している!
voice: vo_adv_3002001_041
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
教えてあげよう、
かわい子ちゃんたち!
この世に、『絶対』などない!
voice: vo_adv_3002001_042
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
ワタシもずうっと探しているけど、
いまだに見たことも聞いたこともないな!
voice: vo_adv_3002001_043
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
『絶対』はある。
探さなくても、
この世界のどこにでもある。
voice: vo_adv_3002001_044
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
だから、そんな顔をするな……
クリスちゃん。
voice: vo_adv_3002001_045
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
ワタシを『クリス』と呼んでいいのは、
友達だけだ!
voice: vo_adv_3002001_046
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
なぁ、
オマエはワタシの友達になってくれるのか?
voice: vo_adv_3002001_047
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
無理だねっ、
性格が悪いのは自覚している!
voice: vo_adv_3002001_048
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
『絶対』にありえない、
友達になれないならせめて敵になってくれ!
voice: vo_adv_3002001_049
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ほら、おまえもまだ『絶対』を信じている。
だから、安心しろ。
voice: vo_adv_3002001_050
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
絶対に、
正義は必ず勝つ。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_3002001_051
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
……おぉっ!?
voice: vo_adv_3002001_052
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
巧い!
『絶対攻撃、絶対防御』を標榜する副団長……
クリスティーナは、あらゆる攻撃を回避する!
voice: vo_adv_3002001_053
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
私も訓練でも実戦でも、
一度も有効打を当てられなかった!
voice: vo_adv_3002001_054
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
だからこそ! 団長……ジュンさんは、
クリスティーナを舞台上に配置された木箱の上に誘導し、
その『木箱を蹴り飛ばした』!
voice: vo_adv_3002001_055
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
クリスティーナ本人以外になら、
攻撃も通る!
当てられる!
voice: vo_adv_3002001_056
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
だが、タイミングを過てば意味がない!
その一瞬の好機を、
ジュンさんは熟練の経験によって導きだした!
voice: vo_adv_3002001_057
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
素晴らしい!
まだまだ学ぶところがおおいな、
我らの団長には……☆
voice: vo_adv_3002001_058
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
うおぉお!
すごいッスすごいッス、
【chara 100511 face 2 (joy)】
やっぱりヒーローは無敵ッス~☆
voice: vo_adv_3002001_059
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
チッ……
何だ、
ワタシが悪者か?
voice: vo_adv_3002001_060
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
あ~……
どうも、団長以外の歯ごたえがなさすぎると思ったら。
【chara 107111 face 6 (surprised)】
もしかして、これはお芝居か何かか?
voice: vo_adv_3002001_061
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ヒーローショウだ。
子供たちに夢を与える、
我らの大事な使命だ。
voice: vo_adv_3002001_062
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
おまえも、
よかったら手伝ってくれ。
……クリスちゃん。
voice: vo_adv_3002001_063
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
ふん、ワタシがヒーローって柄か?
ごっこ遊びなら、
オマエらだけでやっていろ!
voice: vo_adv_3002001_064
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
興が冷めた。
今回は、
このぐらいで勘弁してやるよ!
voice: vo_adv_3002001_065
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
くれぐれも、
夜道に気をつけることだな!
今の戦法は、もう二度と通じない!
voice: vo_adv_3002001_066
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……ふぅ。
どうにか、撤退してくれたか。
voice: vo_adv_3002001_067
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
強すぎるな、
あいつはちょっと。
手綱を握るのも、一苦労だ。
voice: vo_adv_3002001_068
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
ジュンさん!
やはり、あなたは最高だ!
voice: vo_adv_3002001_069
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
クリスティーナ副団長の急襲をむしろ利用して、
ヒーローショウを盛りあげた!
【chara 103711 face 2 (joy)】
完璧な筋書きだ、喝采を贈ろう♪
voice: vo_adv_3002001_070
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
いや、どうだろう……
私はご覧のとおり、
『悪の怪人』役で出演してるから。
voice: vo_adv_3002001_071
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ほら、
悪者っぽい見た目だろう?
voice: vo_adv_3002001_072
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ヒーロー役を演じていた他の団員たちが、
クリスちゃんに手も足もでなくてな。
一瞬で、倒されてしまったから……
voice: vo_adv_3002001_073
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
成り行き上、
仕方なく私がクリスちゃんを撃退した。
voice: vo_adv_3002001_074
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
えぇっ!?
あぁ、たしかに!
ヒーローっぽい連中が、舞台上にゴロゴロ転がっている!
voice: vo_adv_3002001_075
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
ど、どうするんだ?
ヒーローショウ、
中止になってしまうのではっ?
voice: vo_adv_3002001_076
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
え~っ、それは嫌ッス!
数ヶ月にいちどの、
お楽しみなんスよ~?
voice: vo_adv_3002001_077
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
そうだな……
トモちゃん、舞台に上がっておいで。
voice: vo_adv_3002001_078
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
おまえなら、正義の味方っぽい見た目だし……
器用だから、
即興でもヒーロー役ができるだろう?
voice: vo_adv_3002001_079
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
今日から、
おまえは『タイガーホワイト』だ……☆
voice: vo_adv_3002001_080
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
おぉっ、
新ヒーローの誕生ッス!
【chara 100511 face 2 (joy)】
歴史的な瞬間に立ち会えて、光栄ッス……☆
voice: vo_adv_3002001_081
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
えええ……?
【chara 103711 face 1 (normal)】
まぁ、構わないけれど。
これも、我らの職務だ。
voice: vo_adv_3002001_082
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
しかし。
私はまだまだ、
正義の味方を名乗るには実力不足だ。
voice: vo_adv_3002001_083
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
先ほども、
ほとんど見ていることしかできなかった。
voice: vo_adv_3002001_084
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
未熟ゆえに、
足を引っぱってしまったら……【chara 103711 face 5 (shy)】
御免♪