王宮騎士団【NIGHTMARE】 第2話
魔物の駆除任務の際、魔物の親玉が抱えた卵のなかに{player}を発見し助ける団員たち。クリスティーナは魔物を管理し、希少食材である卵で利益を得る計画を提案する。
-------------- situation:
金の卵は任務の中に
--------------
voice: vo_adv_3002002_000
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
全員、注目。
voice: vo_adv_3002002_001
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
すでに魔物の生息域に入っている、
充分に注意しながら索敵しろ。
voice: vo_adv_3002002_002
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
普段、我ら【王宮騎士団(NIGHTMARE)】が活動している、
市街地とは何もかもが異なる。
voice: vo_adv_3002002_003
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
訓練を思いだしながら、
無理をせずに行動しろ。
voice: vo_adv_3002002_004
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
自分と仲間の命を守ることを第一にして、
敵性の魔物が出現したら必ず多対一の構図にもちこむように。
voice: vo_adv_3002002_005
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
魔物を殲滅する必要はないからな。
敵の親玉を発見し、駆除すればいい。
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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
損耗率が酷くなってきたら撤退するから、
退路は常に確保しておこう。
voice: vo_adv_3002002_007
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
それでは、散開。
諸君の活躍に期待する。
voice: vo_adv_3002002_008
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……ふう。
こういうふうに指示をだしたりするのは、
あまり得意じゃないな。
voice: vo_adv_3002002_009
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
あはは。
【chara 103711 face 1 (normal)】
お疲れさまです、ジュンさん♪
voice: vo_adv_3002002_010
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
うん。
ようやく現場に到着しただけでまだ何もしてないし、
疲れてちゃ駄目なんだが。
voice: vo_adv_3002002_011
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ここからが本番だ。
気合を入れ直して、着実に任務を果たそう。
voice: vo_adv_3002002_012
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
押忍!
自分はやる気満々ッスよ!
【chara 100511 face 2 (joy)】
うわぁい、とうとう念願の初任務ッス~☆
voice: vo_adv_3002002_013
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
勝手についてきたんだろう、マツリちゃん。
駄目だよ、ちゃんと言うことを聞いてくれないと……
voice: vo_adv_3002002_014
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
君の世話係を任されてる、
私まで怒られちゃうんだからね。
voice: vo_adv_3002002_015
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
まぁまぁ……
マツリちゃんも見習いとはいえ、
我ら【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の一員だ。
voice: vo_adv_3002002_016
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
守るべき市民ではなく、ともに戦う仲間なんだ。
危険から遠ざけ、保護するだけではいけない。
voice: vo_adv_3002002_017
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ちょっとずつでも場数を踏ませて、
ちゃんと育ててあげないと。
voice: vo_adv_3002002_018
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
今回はさほど危険な任務でもないし、
ちょうどいい実戦経験になるだろう。
voice: vo_adv_3002002_019
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
ジュンさんは子供に甘いなぁ……
voice: vo_adv_3002002_020
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
ほんとに危険なんだからね、
次からはせめて事前に私に相談してほしいな。
悪いようにはしないからさ、マツリちゃん。
voice: vo_adv_3002002_021
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
押忍!
お心遣いに感謝ッス!
【chara 100511 face 4 (sad)】
自分、とっても反省してるッス!
voice: vo_adv_3002002_022
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
本当かなぁ……
もう地下迷宮の奥まで入りこんじゃったから、
今さらおうちに帰れ~とも言えないけどね。
voice: vo_adv_3002002_023
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
物見遊山をしてるわけじゃないんだ。
ほんとに重々、気をつけて行動してね。
voice: vo_adv_3002002_024
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
トモちゃんも偉そうに言えるほど、
経験豊富ってわけじゃないだろう?
まだまだ新入りなんだから、気をつけるべきだ。
voice: vo_adv_3002002_025
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
マツリちゃんのお守りは、
トモちゃんに任せたからな。
voice: vo_adv_3002002_026
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
君も意外と暴走しがちだが、
護衛対象がいる状況で迂闊に飛びだしたりはしないだろう。
voice: vo_adv_3002002_027
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
はいはい。
最近、私はこんなのばっかりだ……
子持ちになった気分。
voice: vo_adv_3002002_028
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
おかあさ~ん♪
【chara 100511 face 2 (joy)】
見て見て、こっちの通路にお花が咲いてるッス!
voice: vo_adv_3002002_029
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
緊張感がないなぁ……
【chara 103711 face 1 (normal)】
ていうか私は君のお母さんじゃないよ、マツリちゃん。
voice: vo_adv_3002002_030
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……ふむ?
待て、ちょっと引っかかったんだが。
voice: vo_adv_3002002_031
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
こんな日の光が差しこまない地下迷宮に、
花なんか咲くんだな?
どういう理屈だろう?
voice: vo_adv_3002002_032
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
魔物が外から持ちこんだ種子が、
魔力によって活性化した結果だと思いますけど……
voice: vo_adv_3002002_033
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
つまりこの通路を利用している魔物は、
外部と行き来しているってこと?
voice: vo_adv_3002002_034
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
お手柄かもよ、マツリちゃん。
【chara 103711 face 1 (normal)】
今回の任務における討伐対象の魔物が、
この通路を利用している可能性がある。
voice: vo_adv_3002002_035
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
んん?
自分、あんまり詳しく知らないんスけど。
今回、退治する魔物はどんな感じのやつなんスか?
voice: vo_adv_3002002_036
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
変種の、昆虫型の魔物だよ。
たいして強くないけど、数がおおいみたい。
voice: vo_adv_3002002_037
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
たびたび市街地に入ってきて食べ物を持ち去るので、
けっこう問題になっている。
voice: vo_adv_3002002_038
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
どうも、この地下迷宮に巣をつくってるらしくてね。
住民の要請を受けて、
我ら【王宮騎士団(NIGHTMARE)】が討伐しにきたというわけ。
voice: vo_adv_3002002_039
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
うへぇ、虫ッスか?
自分はあんまり得意じゃないッス、
気持ち悪いッス!
voice: vo_adv_3002002_040
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
でも悪い魔物なら、
やっつけなきゃいけないッスね?
voice: vo_adv_3002002_041
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
いや、追い払うだけでもいい。
我ら【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の役目は、
町の平和を守ることだ。
voice: vo_adv_3002002_042
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
町に危害が及ばないように、処置すればいい。
voice: vo_adv_3002002_043
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
事前調査によると……
問題の魔物は女王蜂のような性質を持つようで、
一匹の親玉を中心とした社会を形成している。
voice: vo_adv_3002002_044
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
その親玉を退治すれば、
散り散りになるだろう……と推測されている。
voice: vo_adv_3002002_045
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
ボスをやっつけて一件落着、って感じッスか?
【chara 100511 face 1 (normal)】
わかりやすいッス~♪
voice: vo_adv_3002002_046
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
そう簡単にいけばいいけどね。
voice: vo_adv_3002002_047
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
……おっと、大当たりかも。
【chara 103711 face 1 (normal)】
この通路の先に空洞があって、
そこから異様な気配がするよ。
voice: vo_adv_3002002_048
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
あっ、本当ッスね?
甘いにおいがするッス~、
【chara 100511 face 4 (sad)】
お腹がすいてきちゃうッス!
voice: vo_adv_3002002_049
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……ふむ。
トモちゃん、
散開している他の団員を集めてきてほしい。
voice: vo_adv_3002002_050
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
了解。
地下迷宮は通信魔法が繋がりにくいし、
狼煙も使えないし……
voice: vo_adv_3002002_051
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
法螺貝とか大音量を放つものを使ったら、
崩落事故が起きるから……
【chara 103711 face 4 (sad)】
連絡には難儀しますね。
voice: vo_adv_3002002_052
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
仕方ない。
文句を言っても始まらないし、
配られた手札で勝負するしかない。
voice: vo_adv_3002002_053
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
どんな状況でも、最善を尽くそう。
とりあえず私が先行して、空洞の様子を探ってくる。
voice: vo_adv_3002002_054
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
援軍がくるまで無茶はしないが、
なるべく急いで他の団員たちを集めてほしい。
voice: vo_adv_3002002_055
ジュン:
【chara 103711 face 1 (normal)】
【chara 104711 face 1 (normal)】
マツリちゃんは、私と一緒にこい。
voice: vo_adv_3002002_056
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
了解ッス!
足手まといにはならないッス~♪
voice: vo_adv_3002002_057
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
うん。
そう信じている。
voice: vo_adv_3002002_058
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……足下が悪いから、転ばないように気をつけろ。
voice: vo_adv_3002002_059
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
押忍!
【chara 100511 face 2 (joy)】
えへへ、みんな自分に気を遣ってくれて嬉しいッス~♪
voice: vo_adv_3002002_060
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
だからこそ!
そんな大事な仲間のみんなのために、
自分もがんばるッス!
voice: vo_adv_3002002_061
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】
ヒーローの心得その3!
『ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために』ッス!
voice: vo_adv_3002002_062
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
静かに。
空洞に辿りついたぞ、
……魔物の親玉とご対面だ。
voice: vo_adv_3002002_063
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
おお……
何か、でっかいのがいるッス!
あれが、敵のボス?
voice: vo_adv_3002002_064
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
んん?
マツリちゃん、私の目がおかしくなったのかな?
voice: vo_adv_3002002_065
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
魔物の抱えこんだ卵のようなもののなかに、
{player}少年がいるような?
voice: vo_adv_3002002_066
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
ほぇ?
あっ、本当ッスね!
{player}さんがいるッス!
voice: vo_adv_3002002_067
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
あんなところで何してるんスかね?
【chara 100511 face 1 (normal)】
お~い、{player}さん!
voice: vo_adv_3002002_068
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
う~ん……
どうも見た感じ、
少年は卵を育てるための栄養源になっているようだな。
voice: vo_adv_3002002_069
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
他にも肉とか魚とか、
食材らしいものが卵のあちこちに埋めこまれている。
voice: vo_adv_3002002_070
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
放置すれば栄養を際限なく搾り取られて、
少年は死ぬだろう。
voice: vo_adv_3002002_071
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
そ、それは大変ッス!
救出しないと!
voice: vo_adv_3002002_072
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
そうだな。
しかし、どうしたものか……?
voice: vo_adv_3002002_073
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
{player}少年が囚われている卵は、
魔物ががっちり抱えこんでいる。
voice: vo_adv_3002002_074
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
魔物を攻撃すると、
{player}少年に怪我をさせかねない。
voice: vo_adv_3002002_075
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
う~みゅ?
{player}さんが、
人質にされてる構図ッスね?
voice: vo_adv_3002002_076
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
自分がこっそり忍び寄って、
{player}さんを助けるッスか?
voice: vo_adv_3002002_077
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
自分はちっちゃいから、
気づかれないかもしれないッス!
voice: vo_adv_3002002_078
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
いや、危険だし無理だろう。
もうすでに、敵はこっちに気づいたみたいだぞ。
voice: vo_adv_3002002_079
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
うひゃっ?
ななな、何かちっちゃい魔物が大量に出てきたッス!
voice: vo_adv_3002002_080
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ふむ。
同種の魔物だな……
voice: vo_adv_3002002_081
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
敵の親玉が女王蜂だとしたら、
こいつらは兵隊蜂といったところか。
女王を守る騎士たち、という感じだな。
voice: vo_adv_3002002_082
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
我らも騎士の名を冠する集団だ。
どちらの騎士が勝っているのか、
決闘で確かめるという構図になる。
voice: vo_adv_3002002_083
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ふふ、ちょっと子供向けの騎士物語のようだな。
voice: vo_adv_3002002_084
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
悠長なことを言ってる場合じゃないッス!
どんどん、敵が迫ってくるッスよ~ !?
voice: vo_adv_3002002_085
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
下がって、マツリちゃん。
とりあえず、私が対応する。
voice: vo_adv_3002002_086
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
おぉ、格好良いッス!
ジュンさん、敵をばったばったと倒してるッス♪
voice: vo_adv_3002002_087
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
さほど強い魔物じゃない。
だが、さすがに多勢に無勢だな。
voice: vo_adv_3002002_088
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
自分も戦うッス!
【chara 100511 face 3 (anger)】
どおりゃああ……☆
voice: vo_adv_3002002_089
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
ジュンさん!
他の団員を集めてきたぞっ、
私も助太刀する!
voice: vo_adv_3002002_090
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ナイスタイミング、トモちゃん。
voice: vo_adv_3002002_091
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……とりあえず、知恵を貸してほしい。
どうも{player}少年が、
敵に囚われているようなんだが。
voice: vo_adv_3002002_092
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
へ?
うわっ、本当だ!
voice: vo_adv_3002002_093
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
何をやってるのかな、{player}さんは?
【chara 103711 face 2 (joy)】
あはは、相変わらず面白いひとだ……♪
voice: vo_adv_3002002_094
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
でも困ったな。
{player}さんが邪魔で、
敵の親玉を攻撃しづらい。
voice: vo_adv_3002002_095
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
ヒーローに対して、
最も有効な手段をとってくるッスよね!
人質がいたら手出しができないッス!
voice: vo_adv_3002002_096
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
{player}さんごと敵をぶった斬るのも、
どうかと思うしね。
voice: vo_adv_3002002_097
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
{player}さんに尊い犠牲になってもらって、
任務を果たしても…… 後味が悪すぎる。
voice: vo_adv_3002002_098
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
かといって、このままじゃジリ貧だ。
いったん撤退して、作戦を練り直す時間もない。
voice: vo_adv_3002002_099
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
その間に{player}少年が、
栄養を搾り尽くされて死にかねないしな。
voice: vo_adv_3002002_100
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
手詰まりだな。
どうしよう……?
voice: vo_adv_3002002_101
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
あははは!
相変わらずだな甘ちゃんども!
voice: vo_adv_3002002_102
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
安心しろ!
頼れる味方のクリスティーナさんが助けにやってきたよ!
voice: vo_adv_3002002_103
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
さぁさぁ、
私が華麗に状況を打開してやろう♪
voice: vo_adv_3002002_104
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
クリスティーナ!
今さら、のこのこと……!
voice: vo_adv_3002002_105
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】は、
王宮の防衛に当たる少数を残して今回の任務には全員参加~
という話だっただろう?
voice: vo_adv_3002002_106
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
何でそうやる気がないんだ、貴様は!
voice: vo_adv_3002002_107
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
きゃんきゃん吠えるなよ小娘。
頭が痛くなる……
voice: vo_adv_3002002_108
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
仕方ないだろう?
こんな埃っぽい穴蔵で暴れたら、
お気に入りの衣装が汚れてしまう。
voice: vo_adv_3002002_109
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
しかし……
町でのんびり日向ぼっこをしているのも退屈なのでな、
気まぐれに足を運んであげたわけだ。
voice: vo_adv_3002002_110
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
感謝してほしいねぇ、
給料を二倍もらっても良いぐらいだ。
voice: vo_adv_3002002_111
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
けど、オマエら揃いも揃って馬鹿なのか?
敵を目の前にして何をぐずぐずしているんだ!
間抜けめ!
voice: vo_adv_3002002_112
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
返す言葉もない。
だが見ろ、敵は人質をとっているんだ。
voice: vo_adv_3002002_113
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
我らが正義を標榜するギルドである以上、
罪もない一般市民を犠牲にするような行動はできない。
voice: vo_adv_3002002_114
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
宮仕えは大変だな。
もうちょっと頭も使え、愚かものども。
voice: vo_adv_3002002_115
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
目撃者もいないんだし、
あの可哀想な人質の子ごと敵をぶっ殺して……
voice: vo_adv_3002002_116
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
屍体は埋めて事実を隠して、
情報操作をすれば良いのでは?
voice: vo_adv_3002002_117
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
まぁオマエらのような偽善者には、
そんな手段は選べないか!
仕方ないなぁ、ワタシが代わりにやってやろう♪
voice: vo_adv_3002002_118
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
あっ、待て!
【chara 103711 face 3 (anger)】
そんなことは許さんぞっ、クリスティーナ!
voice: vo_adv_3002002_119
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
べつにオマエに許されなくても、
ワタシは痛くも痒くもないな。
voice: vo_adv_3002002_120
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
邪魔はするなよ。
周りを小型の魔物が飛び回っていて目障りだから、
そいつらの相手を頼む。
voice: vo_adv_3002002_121
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
その程度のことはできるだろう、下っ端♪
voice: vo_adv_3002002_122
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
では優雅に、事件を解決しようか。
……よいしょ♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_3002002_123
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
おお?
すごいッス、クリスティーナおばさん!
voice: vo_adv_3002002_124
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
敵の攻撃をかわしながら、
{player}さんにあっという間に近づいたッス!
voice: vo_adv_3002002_125
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
クリスちゃんの援護を!
{player}少年を卵から引きずりだす間は、
クリスちゃんは無防備になる!
voice: vo_adv_3002002_126
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
まったくもう、
相変わらず無茶をする……!
voice: vo_adv_3002002_127
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
ぐう。
仕方ない!
露払いをするぞ、クリスティーナ!
voice: vo_adv_3002002_128
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
呼び捨てにするなよ。
voice: vo_adv_3002002_129
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
あぁもう、こういう泥臭いのは御免なんだが……
卵の内容物がどろどろ溢れてきて、服が汚れる。
voice: vo_adv_3002002_130
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
まぁいい。
まだ{player}とやらに死なれては困るし、
今回は助けてやろう。
voice: vo_adv_3002002_131
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
よし、{player}を確保。
【chara 107111 face 3 (anger)】
待避するから、敵の親玉を始末しろ。
voice: vo_adv_3002002_132
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
私に命令するな!
voice: vo_adv_3002002_133
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
だが、たしかに今が勝機!
とおりゃああ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
― ― ― ― !
voice: vo_adv_3002002_134
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
むっ、浅い!
敵は甲殻で全身を覆っていて耐久力が高い、
一撃で致命傷を負わせるのは無理だ!
voice: vo_adv_3002002_135
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
いや、上出来だ。
敵は手傷を負ったことで、怯んで逃げだしたぞ。
voice: vo_adv_3002002_136
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
とりあえず、追い払えた。
任務達成、といっていいだろう。
voice: vo_adv_3002002_137
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
みんな、お疲れさま。
voice: vo_adv_3002002_138
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
相変わらず甘いな、団長。
あの魔物、元気になったらまた同じことを繰り返すぞ?
あとを追って、とどめを刺すべきでは?
voice: vo_adv_3002002_139
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
次にまたあの魔物が同じように町に被害を及ぼしたら、
今度こそ狩る。
だが初犯だし、今回はお目こぼしをしよう。
voice: vo_adv_3002002_140
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
どうやらあの魔物は、
卵を育てる栄養源を得るために食べ物などを盗んでいた。
voice: vo_adv_3002002_141
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
子供を産み、育て、生きるためにやったことだ。
命を奪うほどの、悪でも犯罪でもない。
voice: vo_adv_3002002_142
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
善良な市民に迷惑をかけている以上、
放置もできなかったがな。
できることなら、なるべく命を奪いたくはない。
voice: vo_adv_3002002_143
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
本当に、甘すぎて反吐がでそうだ。
voice: vo_adv_3002002_144
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
……甘いといえば卵の内容物、
やけに甘ったるい味がするんだが。
非常に上質な、蜂蜜のようなものだろうか?
voice: vo_adv_3002002_145
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
ん?
{player}さんが、
何かを言ってるッス!
voice: vo_adv_3002002_146
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
ふむふむ……
どうもあの魔物は卵のかたちで、
希少食材を生産するらしいね。
voice: vo_adv_3002002_147
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
{player}さんはそれをゲットするために、
この地下迷宮に踏みこんで囚われたわけだ。
voice: vo_adv_3002002_148
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
間抜けだな。
【chara 107111 face 1 (normal)】
だが興味深い話だ、詳しく聞かせてほしい。
voice: vo_adv_3002002_149
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
ふむ。
栄養を与えれば与えるだけ、
あの魔物は卵のかたちで希少食材を産みだすのか。
voice: vo_adv_3002002_150
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
これは使えるぞ、諸君。
あの魔物を、どこかに保護して飼育するのはどうだろう?
voice: vo_adv_3002002_151
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
安価な餌を与えて、高価な希少食材を産ませる。
我らは、それを売りさばいて利益を得る。
voice: vo_adv_3002002_152
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
あの魔物は餌が足りなくて、
町まで食べ物を盗みにきていたようだしな。
voice: vo_adv_3002002_153
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
その餌を与えれば町に被害が及ばなくなるし、
我らも希少食材を売ることでボロ儲けができる。
voice: vo_adv_3002002_154
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
最近は平和で、事件もないしな。
暇つぶしにもなるし……
ワタシに任せてくれれば、商売として成立させてみせよう。
voice: vo_adv_3002002_155
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】は予算を絞られていて、
財政難だが……
【chara 107111 face 2 (joy)】
それも一挙解決する、名案だと思わないか?
voice: vo_adv_3002002_156
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
魔物を殺すよりも、
その卵を売りさばくほうがえげつない気がするが。
考慮する価値はあるな。
voice: vo_adv_3002002_157
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
クリスちゃんがその商売に集中してくれれば、
余計な真似もしでかさないかもしれないし……
人員と予算を与えるから、試しにやってみろ。
voice: vo_adv_3002002_158
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
任せておけ。
これでも商才があるんだ、
【chara 107111 face 2 (joy)】
一大事業にしてみせよう♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
この後……
クリスティーナの目論見は大当たりし、
希少食材を用いたお菓子などが王宮で販売されるようになった。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それは今後……
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の財政を支える、
貴重な収入源となる。