王宮騎士団【NIGHTMARE】 第3話
ジュン不在の混乱した王宮内で、謎の騎士と戦闘するクリスティーナ。その正体は彼女に兜を取られたジュンだった。ジュンはクリスティーナの悪戯を親近感ゆえのものと判断し、大目に見ることにする。
-------------- situation:
王宮騎士団狂騒曲
--------------
voice: vo_adv_3002003_000
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
はひい!
今日の訓練もきつかったッス~!
voice: vo_adv_3002003_001
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
全身、ミシミシいってるッスよ。
【chara 100511 face 1 (normal)】
トモね~ちゃんは平然としててすごいッスね、
自分の倍以上はトレーニングしてたのに!
voice: vo_adv_3002003_002
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】
格好良いッス!
憧れちゃうッス~♪
voice: vo_adv_3002003_003
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
あはは。ありがとう。
単に慣れてるだけだよ、
私は実家が道場だからね……
voice: vo_adv_3002003_004
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
それに君と私じゃ年齢に差もあるし、
基礎体力がちがうっていうだけ。
voice: vo_adv_3002003_005
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
むしろ逆に、
マツリちゃんには感心させられるよ。
voice: vo_adv_3002003_006
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
まだ親に甘えたい年頃の子供なのにさ。
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の地獄の訓練を、
最後までやり遂げられるんだから。
voice: vo_adv_3002003_007
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
えへん♪
体力には自信があるッス!
voice: vo_adv_3002003_008
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
生まれつき頑丈なんスよ、
風邪もほとんどひいたことないッス!
voice: vo_adv_3002003_009
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
だから予防接種とか受けなくても大丈夫なんスけどね~、
病気にやられるほど軟弱じゃないッス!
voice: vo_adv_3002003_010
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
駄目駄目。
予防はちゃんとしないと。
voice: vo_adv_3002003_011
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
ランドソルみたいな周囲が塀などに囲まれた城塞都市では、
流行病が蔓延しやすいんだ。
voice: vo_adv_3002003_012
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
マツリちゃんが大丈夫でも……
その体内に保菌していたら、
周囲の免疫力の低いひとが感染して発症する。
voice: vo_adv_3002003_013
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
予防接種を受けるのも、
町の平和を守るためには必要なことだよ。
voice: vo_adv_3002003_014
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
お注射が怖いなら、私が同伴して……
【chara 103711 face 2 (joy)】
手を握っていてあげるからね♪
voice: vo_adv_3002003_015
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
う~……【chara 100511 face 5 (shy)】
じゃあ約束ッスよ?
べつに注射なんか怖くないッスけどね?
念のためっていうか?
voice: vo_adv_3002003_016
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
はいはい。
お気に召すまま、お姫さま♪
voice: vo_adv_3002003_017
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
……ん?
あれっ、王宮が何だか騒がしいね?
voice: vo_adv_3002003_018
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
本当ッスね、おかしいッス!
いつも門の前に仁王立ちしてる、ジュンさんがいないッス!
それに、何か叫び声とか物騒な音とかがするッスよ~?
voice: vo_adv_3002003_019
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
な、何かあったのかも?
盗賊とか魔物とかが、
ジュンさんを倒して王宮に侵入した……とか?
voice: vo_adv_3002003_020
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
う~ん、もしそうだとしたら国家の一大事だ。
ジュンさんは、王宮を守る最後の防壁だからね。
voice: vo_adv_3002003_021
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
様子を見に行ってみるよ。
マツリちゃんは安全なところに避難して。
voice: vo_adv_3002003_022
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】
ううん、自分も一緒に行くッス!
自分はまだ見習いだけど、
これでも【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の一員ッス!
voice: vo_adv_3002003_023
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】
ヒーローは、
非常時に尻尾を巻いて逃げたりしないッス!
voice: vo_adv_3002003_024
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
ん~……
説得する時間が惜しいし、【chara 103711 face 1 (normal)】
一緒に行こうか。
voice: vo_adv_3002003_025
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
君を守れる余裕があるかわからないから、
やばそうだと思ったら本気で逃げてね。
時には、戦略的撤退も必要だよ。
voice: vo_adv_3002003_026
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
急ごう、マツリちゃん。
貴族じゃないと、王宮に踏みこんじゃ駄目なんだけど。
そうも言ってられないよね、緊急事態だ。
voice: vo_adv_3002003_027
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
もしあとで怒られても、
始末書を書けば済む話だし。
【chara 103711 face 3 (anger)】
…… 突入するよ!
voice: vo_adv_3002003_028
王宮騎士団員A:
【chara 712 face 1 (normal)】
賊はどっちに逃げた!?
voice: vo_adv_3002003_029
王宮騎士団員B:
【chara 711 face 1 (normal)】
こっちだ!
逃がすな!
侵入者を撃退せよ!
voice: vo_adv_3002003_030
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
お~い!
何事ですか?
voice: vo_adv_3002003_031
王宮騎士団員B:
【chara 711 face 1 (normal)】
……む?
貴様、平民の分際で王宮に踏みこむとは何事か!
voice: vo_adv_3002003_032
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
そうも言ってられないでしょう、
もう貴族だ平民だ~っていう時代でもないし。
voice: vo_adv_3002003_033
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
それよりも。
いったい何があったんですか?
voice: vo_adv_3002003_034
王宮騎士団員B:
【chara 711 face 1 (normal)】
うむ……
どうも正体不明の悪漢が、
王宮内に侵入したようだ。
voice: vo_adv_3002003_035
王宮騎士団員A:
【chara 712 face 1 (normal)】
こんなこと、前代未聞だぞ……
王宮内の警備は手薄でな、
賊に好き放題にされてしまっている。
voice: vo_adv_3002003_036
王宮騎士団員A:
【chara 712 face 1 (normal)】
非常時だし仕方ない、
貴様らも賊の始末を手伝うがいい。
voice: vo_adv_3002003_037
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
了解です。
【chara 103711 face 4 (sad)】
王宮の警備、ジュンさんに頼りっぱなしだからなぁ……
ジュンさんが突破されると、ものすごく脆いですね。
voice: vo_adv_3002003_038
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
そのジュンさんだけど、どこにいるか知りません?
あれほどの使い手が、
そう簡単にやられるとは思えないんですが……?
voice: vo_adv_3002003_039
王宮騎士団員A:
【chara 712 face 1 (normal)】
わからん。
責任感の強いかただし、
持ち場を離れていたとも思えない。
voice: vo_adv_3002003_040
王宮騎士団員A:
【chara 712 face 1 (normal)】
賊にやられて、
そのへんの茂みのなかにでも放り捨てられた……
と考えるしかない。
voice: vo_adv_3002003_041
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
そんな……
【chara 100511 face 3 (anger)】
ジュンさんは誰にも負けないッス、
絶対無敵のヒーローだから!
voice: vo_adv_3002003_042
王宮騎士団員A:
【chara 712 face 1 (normal)】
そう信じたいが、
最悪の事態を想定して動くしかない。
voice: vo_adv_3002003_043
王宮騎士団員A:
【chara 712 face 1 (normal)】
とりあえず我らは戦力の大部分を割いて、
陛下を筆頭にした王宮の要人たちを避難させる。
voice: vo_adv_3002003_044
王宮騎士団員B:
【chara 711 face 1 (normal)】
貴様らは、賊を探して対応しろ。
倒せとは言わん、
せめて避難が完了するまで時間稼ぎをせよ。
voice: vo_adv_3002003_045
王宮騎士団員B:
【chara 711 face 1 (normal)】
その程度のことはできるな、
貴様ら未熟な新入りでも?
voice: vo_adv_3002003_046
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
それが任務なら喜んで、拝命しますよ。
……平和ボケした他の団員たちに馬鹿にされるほど、
未熟な腕前ではないと思いますけどね。
voice: vo_adv_3002003_047
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
口論しても仕方ないし、
やるべきことをやり遂げることで実力を証明しましょう。
voice: vo_adv_3002003_048
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
……行くよマツリちゃん、
向こうから戦闘しているような物音がする。
voice: vo_adv_3002003_049
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】
う、ウッス!
ふあぁっ、緊張してきたッス!
【chara 100511 face 1 (normal)】
武者震いがするッス~!
voice: vo_adv_3002003_050
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
ふふ。
魔物の退治とか町のパトロールとかの、
通常業務とは全然ちがうもんね。
voice: vo_adv_3002003_051
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
でも国家の政治中枢たる王宮を守護するのが本来、
私たちの役目だよ。
voice: vo_adv_3002003_052
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
誇りをもって臨もう、我らの職務を全うしよう。
国家に捧げたこの命、ここで散ってもそれが栄誉になる。
voice: vo_adv_3002003_053
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
死ぬつもりはないけどね。
正直……私はずっと、
こういう展開になるのを待ち望んでいた気がするよ。
voice: vo_adv_3002003_054
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
訓練や書類仕事ばかりでは、
せっかく磨いた腕が錆びついてしまう。
voice: vo_adv_3002003_055
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
あははは!
楽しいなあっ、心躍るよ!
こういうのを待っていたんだ!
voice: vo_adv_3002003_056
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
さぁ宿敵よ!
もっとワタシと愛しあおうじゃないか……☆
voice: vo_adv_3002003_057
???:
【chara 104712 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_3002003_058
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
クリスティーナ!
大丈夫かっ、助太刀にきたぞ!
voice: vo_adv_3002003_059
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
そいつが、侵入者か?
いったい何者なんだ!?
voice: vo_adv_3002003_060
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
あはは、引っこんでいろ小娘!
お楽しみの邪魔をするなら、
まずはオマエから地獄に送ってやるぞ?
voice: vo_adv_3002003_061
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
楽しんでいる場合か!
voice: vo_adv_3002003_062
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
ここは玉座の間だな。
王宮の奥の奥……陛下がおわす空間に、
賊の侵入を許しただけでも末代までの恥だ!
voice: vo_adv_3002003_063
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
せめて速やかに賊を討ち果たし、
恥辱をすすぐのが我らの使命だろう!
voice: vo_adv_3002003_064
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
熱血だねぇ、相変わらず。
かぁわいい♪
voice: vo_adv_3002003_065
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
しかし、いかんな。
思ったよりも、大事になってるみたいだ。
どうする、賊とか呼ばれちゃってるぞ……オマエ?
voice: vo_adv_3002003_066
???:
【chara 104712 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_3002003_067
???:
【chara 104712 face 4 (sad)】
あの……
ちがう、私は賊ではない。
わ、わからないか?
voice: vo_adv_3002003_068
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
悪党と喋る口はない!
そこに直れっ、首を叩き落としてやる!
voice: vo_adv_3002003_069
???:
【chara 104712 face 6 (surprised)】
わっとと……
やめろ、トモちゃん!
興奮しすぎて、私がわからないのか?
voice: vo_adv_3002003_070
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
黙れ!
賊に『ちゃん』付けで呼ばれる筋合いはない!
voice: vo_adv_3002003_071
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
待って!
トモね~ちゃん!
voice: vo_adv_3002003_072
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
うひゃっ!?
ちょっ、急に飛びついてきちゃ駄目だよ……
マツリちゃん?
voice: vo_adv_3002003_073
マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】
いやでも、いったん落ちついてほしいッス!
そのひとと戦っちゃ駄目ッス、あとで後悔するッスよ!
voice: vo_adv_3002003_074
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
えっ、どういうこと……?
voice: vo_adv_3002003_075
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
あはははは。
あぁ面白かった!
voice: vo_adv_3002003_076
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
でも流石に、ここらが潮時か。
あまり王宮内で暴れすぎて、
陛下の不興を買っても宜しくないしな。
voice: vo_adv_3002003_077
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
……{player}、出てこい。
voice: vo_adv_3002003_078
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
へ?
あれっ、{player}さん!
どうして、ここに……?
voice: vo_adv_3002003_079
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ふふ。
先日ワタシが、
高級食材を扱う事業を始めたのは覚えているか?
voice: vo_adv_3002003_080
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
あれから……
何かと便利だし、
{player}にその仕事を手伝わせているんだ。
voice: vo_adv_3002003_081
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
こいつはよく働くし、
意外と人脈もあって有能だからね。
voice: vo_adv_3002003_082
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
今日もその打合せのために、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の詰め所に呼び寄せたんだ。
voice: vo_adv_3002003_083
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
ついでに、
ちょっとした悪戯に協力してもらった♪
voice: vo_adv_3002003_084
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
{player}。
団長に、兜を返してやれ。
voice: vo_adv_3002003_085
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
えっ、団長……?
ってことは、あれ?
あなた、ジュンさんなんですか?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_3002003_086
ジュン:
【chara 104712 face 5 (shy)】
う、うん。
あんまり見ないでね、トモちゃん。
恥ずかしいから。
voice: vo_adv_3002003_087
マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】
あぁ、やっぱりジュンさんだったんスか!
自分はジュンさんの声が封入された魔法石を、
目覚まし時計にしてるからわかったッス!
voice: vo_adv_3002003_088
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
えっ、えっ?
ジュンさんが、侵入者だった……?
voice: vo_adv_3002003_089
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
どういうことだ、クリスティーナ!
ちゃんと説明しろ!
voice: vo_adv_3002003_090
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
ちょっとは自分で考えろ、小娘。
言っただろう、単なる悪戯だ。
voice: vo_adv_3002003_091
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
近ごろワタシはたまに、
団長の代わりに門番の仕事をやっている。
voice: vo_adv_3002003_092
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
正確には……
ずっと突っ立ってるのも退屈なので、
ワタシの部下にやらせているんだがな。
voice: vo_adv_3002003_093
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ちょうど、その門番としての交代時間で……
団長が汗を流すために詰め所のシャワールームに入ったので、
これ幸いにと兜をちょろまかしたんだ。
voice: vo_adv_3002003_094
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
そのまま{player}には、
兜を抱えたまま隠れてもらって……
voice: vo_adv_3002003_095
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ワタシは団長を侵入者だと言い張りながら、
他の団員たちを引きつれて彼女を追い回した。
voice: vo_adv_3002003_096
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
な、なぜそんな無意味な悪戯を……?
voice: vo_adv_3002003_097
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
いや、団長の素顔に興味があってね。
オマエらも気にならなかったか?
voice: vo_adv_3002003_098
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
団長はいつも家訓がどうとか言って、
かたくなに兜を脱がないからな……
【chara 107111 face 2 (joy)】
まぁ、ちょっとした興味本位だ。
voice: vo_adv_3002003_099
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
だが予想以上に、他の団員たちが狼狽えてね。
あまりにもその様子が面白かったから、
【chara 107111 face 2 (joy)】
ついワタシも調子に乗ってしまった。
voice: vo_adv_3002003_100
クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】
兜を返してほしければ、ワタシを倒してみろ!
【chara 107111 face 1 (normal)】
みたいに挑発して、鬼ごっこを楽しんだぞ。
voice: vo_adv_3002003_101
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
団長が本気で怒って、
ワタシを全力で殺しにくることを期待した。
voice: vo_adv_3002003_102
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
普段はワタシを身内だと思っているのか、
全力をださないしな……
【chara 107111 face 1 (normal)】
一度ぐらいは、本気で戦ってみたかったんだ。
voice: vo_adv_3002003_103
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
その目論見は、まぁまぁ成功したな。
【chara 107111 face 2 (joy)】
あぁ、ドタバタ騒ぎをたっぷり堪能した……
至福の時間だったよ、ありがとう団長♪
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_3002003_104
ジュン:
【chara 104712 face 5 (shy)】
いいから……
お願い、兜を返して……
voice: vo_adv_3002003_105
ジュン:
【chara 104712 face 5 (shy)】
しょ、少年。
兜、こっちに持ってきて。
voice: vo_adv_3002003_106
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】
あはは。
【chara 100511 face 1 (normal)】
ジュンさんがモジモジしてるッス、
素顔を見られるのがそんなに恥ずかしいんスか?
voice: vo_adv_3002003_107
マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】
すっごい美人さんなんだから、
照れることないッスよ~?
voice: vo_adv_3002003_108
ジュン:
【chara 104712 face 5 (shy)】
わ、私にとっては、
全裸になるのと同じぐらい恥ずかしいんだ。
voice: vo_adv_3002003_109
ジュン:
【chara 104712 face 5 (shy)】
生まれてすぐに家訓のために顔を隠されて、
それからは家族以外の誰にも見せなかったから。
voice: vo_adv_3002003_110
ジュン:
【chara 104712 face 5 (shy)】
あ、あんまり見るな……
voice: vo_adv_3002003_111
ジュン:
【chara 104712 face 1 (normal)】
あぁもう、こんなことは二度としないでほしい。
【chara 104712 face 3 (anger)】
本気で怒るからな、クリスちゃん。
voice: vo_adv_3002003_112
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
あはは。
むしろ本気で怒らせたかったんだがな。
voice: vo_adv_3002003_113
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
あまり意地悪をするのも心が痛むし、
この程度で勘弁してあげよう。
voice: vo_adv_3002003_114
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
団長。
もうちょっとトリートメントなどに気を遣え、
元は良いのにもったいないぞ?
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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
ふふふ。
今度、素顔のまま着飾ってデートでもしよう♪
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ジュン:
【chara 104712 face 3 (anger)】
断る。
いいんだ、
私は全身鎧の無骨者で……
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ジュン:
【chara 104712 face 1 (normal)】
着飾りたい気持ちがないでもないが、
【chara 104712 face 5 (shy)】
今はまだちょっと恥ずかしい。
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ジュン:
【chara 104712 face 1 (normal)】
それよりも。
本当に、早く兜を返してほしい。
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ジュン:
【chara 104712 face 6 (surprised)】
何か、大勢の足音が近づいてくる……
他の【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の団員たちが、
賊だと思われている私を倒しにきたのかも?
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ジュン:
【chara 104712 face 4 (sad)】
そ、そんなにたくさんの部下に……
知りあいに素顔を見られたら、
恥ずかしすぎて悶死する。
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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
あはは。
むしろ見せびらかすべきだ、
せっかく美しいのだから。
voice: vo_adv_3002003_122
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
団長がとびきりの美人だと知ったら、
団員たちの士気も上がるだろう?
voice: vo_adv_3002003_123
ジュン:
【chara 104712 face 4 (sad)】
うう……【chara 104712 face 3 (anger)】
クリスちゃん、そこを動くなよ。
今回の騒動の落とし前はつけさせる、
謹慎や減俸では済まさないからな。
voice: vo_adv_3002003_124
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
おぉ怖い、怒らせすぎてしまったかな……
【chara 107111 face 1 (normal)】
長々とお説教などをされるのもかったるいし、
ワタシは失敬するよ♪
voice: vo_adv_3002003_125
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
アディオス、親愛なる団長!
そして【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の愉快な仲間たちよ!
あっははは……☆
voice: vo_adv_3002003_126
ジュン:
【chara 104712 face 3 (anger)】
あっ、待て!
逃げるなっ、愉快犯め……!
voice: vo_adv_3002003_127
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
あはは。
【chara 103711 face 1 (normal)】
だから何度も言ったでしょう、ジュンさん。
クリスティーナは、いつか良からぬ真似をしでかすって……
voice: vo_adv_3002003_128
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
本気で、早めに追放でもすべきでは?
voice: vo_adv_3002003_129
ジュン:
【chara 104712 face 4 (sad)】
うう。
【chara 104712 face 1 (normal)】
でもさっき、
クリスちゃんは私たちのことを仲間と呼んだだろう?
voice: vo_adv_3002003_130
ジュン:
【chara 104712 face 1 (normal)】
ちょっとずつでも、
私たちに親近感を抱き始めているのだと思う。
voice: vo_adv_3002003_131
ジュン:
【chara 104712 face 1 (normal)】
彼女が真に、信用できる仲間となれば……
他に代えがたい、貴重な戦力になる。
voice: vo_adv_3002003_132
ジュン:
【chara 104712 face 2 (joy)】
それを期待して、
多少の悪戯ぐらいは大目に見て、
今後も付きあっていきたい。
voice: vo_adv_3002003_133
ジュン:
【chara 104712 face 1 (normal)】
その判断を、いつか後悔する日がくるかもしれないが……
今はまだ、それが私の正直な気持ちだ。
voice: vo_adv_3002003_134
ジュン:
【chara 104712 face 2 (joy)】
ふふ。
やっぱり私はクリスちゃんの言うとおり、
甘すぎるのだろうか……♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ジュンがそう言って微笑んだ瞬間……
他の【王宮騎士団(NIGHTMARE)】団員たちが、
この場に駆けつけてきた。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
団長がとびっきりの美人だ、
と知った団員たちの士気は非常に上昇したが。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
みんなに素顔を見られて恥ずかしがったジュンは、
一週間ほど仕事を休んだという。