トゥインクルウィッシュ 第2話
荷物の運搬の依頼を受けたヒヨリたちは、森の中で老婆を助けるが、それは野盗の罠だった。しかし罠と気付かないヒヨリの猪突猛進で野盗は全滅する。後日野盗から押収したソルオーブが本物だと分かる。
-------------- situation:
小さな親切大きなお世話?
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ギルド「夜明けの星」を結成したヒヨリたちは、
荷物を運搬する依頼を受けて、エルフの森へと向かっていた。
voice: vo_adv_3007002_000
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
騎士くん、今日は一緒に来てくれてありがと!
Choice: (1) 困ったときはお互いさまさま。
Choice: (2) お安い御用。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_3007002_001
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
えへへ……ホントにありがとね!
【chara 100111 face 5 (shy)】
すっごく心強いよ!
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_3007002_002
ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】
お安くなんかないよ!
【chara 100111 face 2 (joy)】
お礼はちゃんとするから、期待してて!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_3007002_003
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
依頼を受けたはいいものの、
私たちだけで捌ける量じゃなくてね。
【chara 100311 face 3 (anger)】
まったく、ヒヨリは安請け合いしすぎだ。
voice: vo_adv_3007002_004
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
ごめんなさい……
voice: vo_adv_3007002_005
ユイ:
【chara 100211 face 1 (normal)】
でもね、ヒヨリちゃんのおかげで依頼が途切れないから、
【chara 100211 face 2 (joy)】
わたしはもちろんレイちゃんも、
本当は感謝してるんだよ。
voice: vo_adv_3007002_006
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
ユイちゃん……【chara 100111 face 2 (joy)】
ありがとー!
voice: vo_adv_3007002_007
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
まったく、ユイは甘いんだから……
【chara 100311 face 3 (anger)】
……止まって。前に何かいる。
voice: vo_adv_3007002_008
ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】
じーっ……
【chara 100111 face 6 (surprised)】
大変だよ! おばあさんが倒れてる!
助けに行かなきゃ!
voice: vo_adv_3007002_009
ユイ:
【chara 100211 face 6 (surprised)】
待ってヒヨリちゃん!
【chara 100211 face 3 (anger)】
レイちゃん、騎士クン、追いかけよう!
voice: vo_adv_3007002_010
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
ユイ!
【chara 100311 face 4 (sad)】
……やれやれ、こうなるとは思ってたけどね。
【chara 100311 face 3 (anger)】
私たちも行こう。
voice: vo_adv_3007002_011
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
ううう……
voice: vo_adv_3007002_012
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
おばあさん! 大丈夫ですか!?
voice: vo_adv_3007002_013
老婆:
【chara 611 face 6 (surprised)】
あ、あなたたちは……?
voice: vo_adv_3007002_014
ヒヨリ:
【chara 100111 face 1 (normal)】
あたしたちは依頼があったから荷物を届けにいく途中なの。
【chara 100111 face 2 (joy)】
おばあさんは?
voice: vo_adv_3007002_015
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
旅の途中で息子たちとはぐれてしまって……
あの子たち、ちゃんとエルフの森へ着いてるのかしら……
voice: vo_adv_3007002_016
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
エルフの森? あたしたちと目的地が同じだ!
【chara 100111 face 1 (normal)】
おばあさん、一緒に連れていってあげるね!
voice: vo_adv_3007002_017
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
ヒヨリ。このままだとエルフの森へ着くのが遅くなる。
【chara 100311 face 3 (anger)】
ケガを治療したら私たちは別行動を取るべきだ。
voice: vo_adv_3007002_018
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
その子の言う通りだよ。
あなたたちにも都合ってものがあるだろう?
だったら……
voice: vo_adv_3007002_019
ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】
ダメだよそんなの!
困ってる人を見捨てるなんて、あたしには出来ない。
【chara 100111 face 4 (sad)】
お願いっ! みんなに迷惑はかけないから!
voice: vo_adv_3007002_020
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
わたしはいいけど……
voice: vo_adv_3007002_021
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
ここはギルドマスターに任せてみよう。
【chara 100311 face 1 (normal)】
鬼が出るか蛇が出るかは、進んでみないと分からない。
Choice: (4) ……ヒヨリが心配だ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_3007002_022
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
そうだね。【chara 100311 face 3 (anger)】
こんな森の中に老婆を捨て置く息子がいるとすれば、
ソイツはろくなヤツじゃないからね。警戒は怠らずに進もう。
voice: vo_adv_3007002_023
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
……今日はたくさん魔物が出てくるね。
この道ってそんなに魔物が出るはずじゃないのに……
【chara 100211 face 3 (anger)】
レイちゃん。あの魔物って、もしかして……
voice: vo_adv_3007002_024
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
ユイも気づいた? 【chara 100311 face 3 (anger)】
あれは恐らく人間が魔物の皮を着ている。
野盗が良く使う手だよ。あの老婆、かなり怪しいな……
voice: vo_adv_3007002_025
老婆:
【chara 611 face 6 (surprised)】
あ、あっちに息子が!
voice: vo_adv_3007002_026
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
ホントに!? 【chara 100111 face 2 (joy)】
ちょっと見てくるね!
voice: vo_adv_3007002_027
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!!
(どうなってんだよ母ちゃん! コイツら強ぇんだけど!)
voice: vo_adv_3007002_028
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
また魔物?
【chara 100111 face 3 (anger)】
何匹出てきても同じだよっ!
voice: vo_adv_3007002_029
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!!
(このオレが一撃だとぉぉぉぉぉっ!!)
voice: vo_adv_3007002_030
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
あ、あああ……!
voice: vo_adv_3007002_031
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
危なかったぁ……【chara 100111 face 1 (normal)】
おばあさん、大丈夫?
voice: vo_adv_3007002_032
老婆:
【chara 611 face 3 (anger)】
こ、こうなったら……!
voice: vo_adv_3007002_033
レイ:
【chara 100312 face 3 (anger)】
マズい! ヒヨリに何かする気だ!
voice: vo_adv_3007002_034
ユイ:
【chara 100211 face 7 (special_a)】
ヒヨリちゃん! 逃げて!
voice: vo_adv_3007002_035
老婆:
【chara 611 face 3 (anger)】
近づくんじゃないよ!
voice: vo_adv_3007002_036
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
お、おばあさん落ち着いて!
魔物は今近くにいないから!
voice: vo_adv_3007002_037
魔物?:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!!
(行くぞテメェら!)
voice: vo_adv_3007002_038
魔物?:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!!
(今度はこっちの番だ!!)
voice: vo_adv_3007002_039
レイ:
【chara 100312 face 3 (anger)】
囲まれたか……!
voice: vo_adv_3007002_040
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
騎士クン、どうしよう……!
Choice: (5) ヒヨリ! 魔物をやっつけよう!
Choice: (6) ヒヨリ! 一気に蹴散らそう!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_3007002_041
ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】
分かった! 【chara 100111 face 1 (normal)】
おばあさんはここにいてください!
voice: vo_adv_3007002_042
老婆:
【chara 611 face 6 (surprised)】
ま、待ちなっ!
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----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_3007002_043
ヒヨリ:
【chara 100111 face 1 (normal)】
オッケー! 【chara 100111 face 3 (anger)】
おばあさんは武器なんて持たなくていいから!
あたしの後ろに隠れててください!
voice: vo_adv_3007002_044
老婆:
【chara 611 face 6 (surprised)】
ああっ! 【chara 611 face 3 (anger)】
あたしのナイフをとるんじゃないよ!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_3007002_045
ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】
魔物なんかにおばあさんは傷つけさせないっ!
いっくぞぉー!
voice: vo_adv_3007002_046
老婆:
【chara 611 face 6 (surprised)】
しまった!!
voice: vo_adv_3007002_047
レイ:
【chara 100312 face 3 (anger)】
ヒヨリが老婆から離れた!
まずは周りの雑魚を仕留めよう!
voice: vo_adv_3007002_048
ユイ:
【chara 100211 face 3 (anger)】
うん! 【chara 100211 face 1 (normal)】
いこう、騎士クン!
voice: vo_adv_3007002_049
魔物?:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!!
(ひいぃぃぃぃっ!!)
voice: vo_adv_3007002_050
ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】
これでラストっ! たあっ!!
voice: vo_adv_3007002_051
魔物?:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!!
(ぎゃおおおおおっ!!)
voice: vo_adv_3007002_052
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
意外とあっさり片付いたな……
【chara 100311 face 2 (joy)】
まあ、これもヒヨリのおかげか。
voice: vo_adv_3007002_053
ユイ:
【chara 100211 face 2 (joy)】
わたしたちがいなくても、
一人でどんどん倒しちゃったもんね……
voice: vo_adv_3007002_054
魔物?:
【chara 1611 face 1 (normal)】
許してくれぇ! 命だけはぁぁぁ!
voice: vo_adv_3007002_055
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
魔物が人間の言葉を喋った!?
voice: vo_adv_3007002_056
老婆:
【chara 611 face 3 (anger)】
ちくしょう! 降参だよ! アタシらの負けだ!
voice: vo_adv_3007002_057
ヒヨリ:
【chara 100111 face 6 (surprised)】
おばあさん、どうしたの!?
【chara 100111 face 2 (joy)】
あたしたち、魔物に勝ったんだよ?
voice: vo_adv_3007002_058
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
あのねヒヨリちゃん……その、おばあさんは
【chara 100211 face 3 (anger)】
魔物に化けてる人たちと一緒に、
わたしたちを騙そうとしてたみたいなの。
voice: vo_adv_3007002_059
ヒヨリ:
【chara 100111 face 3 (anger)】
ふむふむ……
……【chara 100111 face 6 (surprised)】
えええええっ!?
ホントに!? 【chara 100111 face 4 (sad)】
ホントにホント!?
voice: vo_adv_3007002_060
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
冗談なら今頃その老婆は私たちに降参なんてしないよ。
voice: vo_adv_3007002_061
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
そんなぁ……あたし、騙されてたんだ……
voice: vo_adv_3007002_062
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
騙されていたのはヒヨリだけだよ。私たちは最初から
疑っていたんだ。【chara 100311 face 2 (joy)】
……まあそれでも、無事で済んだのは
ヒヨリのおかげだね。
voice: vo_adv_3007002_063
ユイ:
【chara 100211 face 2 (joy)】
わたしも、ヒヨリちゃんがまっすぐにおばあさんを信じてたから、
待ち伏せも全部切り抜けられたんだって思うな。
voice: vo_adv_3007002_064
ヒヨリ:
【chara 100111 face 5 (shy)】
ユイちゃん、レイさん……!
【chara 100111 face 4 (sad)】
そうだったらいいんだけど……
voice: vo_adv_3007002_065
老婆:
【chara 611 face 4 (sad)】
頼む……コイツをやるから見逃してくれ!
これは苦労して手に入れたブツでな……
【chara 611 face 1 (normal)】
この宝玉だよ! な、コイツをやるから!
voice: vo_adv_3007002_066
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
……これは、ソルオーブ! 夢で見たのと同じだ……!
【chara 100311 face 1 (normal)】
ならコイツは貰っておこう。
voice: vo_adv_3007002_067
老婆:
【chara 611 face 6 (surprised)】
じゃあ……!
voice: vo_adv_3007002_068
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
だからと言って、見逃すわけがないだろう?
大方これも誰かから盗んだ物に違いない。
【chara 100311 face 1 (normal)】
みんな、手分けして全員を縛り上げよう。
voice: vo_adv_3007002_069
ユイ・ヒヨリ:
【chara 1 face 1 (normal)】
了解!
voice: vo_adv_3007002_070
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
──自警団で聞いた話だけど、あの野盗たちは
あの一帯で悪事を働く集団だったそうだよ。
voice: vo_adv_3007002_071
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
そうなんだ……
voice: vo_adv_3007002_072
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
元気出して、ヒヨリちゃん。
【chara 100211 face 2 (joy)】
……たい焼きもう一個食べる?
voice: vo_adv_3007002_073
ヒヨリ:
【chara 100111 face 4 (sad)】
食べ物で元気になると思ったら大間違いだよ……?
……いただきます。【chara 100111 face 1 (normal)】
あむ、あむ……
voice: vo_adv_3007002_074
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
んー! 美味しー!
【chara 100111 face 6 (surprised)】
……あれ? レイさん。その袋、なんか光ってない?
voice: vo_adv_3007002_075
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
本当だ……気づかなかった。
【chara 100311 face 3 (anger)】
たしかこの中にはあの老婆が言ってた……
voice: vo_adv_3007002_076
ユイ:
【chara 100211 face 4 (sad)】
森の中だと光ってなかったよね……?
【chara 100211 face 3 (anger)】
それにこの光、夢の中でみたような気がする……
voice: vo_adv_3007002_077
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
そうだね……そして私たちが塔の下へ持ってきたら、
こんなに輝きだした……【chara 100311 face 6 (surprised)】
ということは……
voice: vo_adv_3007002_078
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
これ、本物のソルオーブだったんだ! すごー【chara 100111 face 4 (sad)】
ふがふが……!
voice: vo_adv_3007002_079
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
しーっ! 大きな声を出さないで!
【chara 100311 face 1 (normal)】
つまりこの世界には、これ以外にもソルオーブが存在する。
そしてそれを全て集めれば、塔へ登れるようになる!
voice: vo_adv_3007002_080
ヒヨリ:
【chara 100111 face 2 (joy)】
じゃあじゃあ、これからもっとたくさんの場所を冒険して、
全部のソルオーブを見つけなきゃだね!
voice: vo_adv_3007002_081
ユイ:
【chara 100211 face 2 (joy)】
やっぱりあの夢は、ただの夢じゃなかったんだ……!
voice: vo_adv_3007002_082
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
ああ、その通りだ……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ソルオーブの輝きを目の当たりにした
ヒヨリ、ユイ、レイの3人は、
これから待ち受ける様々な冒険へと胸を躍らせた──