トワイライトキャラバン 第2話
一行は、魔神を呼び出す呪いがかけられた贋作品の騒動に関わる。{player}の協力もあり騒動を解決した一行は、亡くなった犯人が魔神を呼び出す方法を「黄昏の都から来た旅人」に教わったと知る。
-------------- situation:
壺に潜む魔神
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その日トワイライトキャラバンのメンバーたちは、
定例の集まりを開催していた。
voice: vo_adv_3011002_000
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】
相変わらず、黄昏の都について
目新しい情報はなしか……【chara 105611 face 1 (normal)】
他に報告は?
voice: vo_adv_3011002_001
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
くっくっくっ……! ついに我が秘められし過去を
白日の下にさらす時が来たか……! 【chara 100911 face 3 (anger)】
実は──
voice: vo_adv_3011002_002
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
アンナたその通訳は、ナナカちゃんにおまかせあれ♪
【chara 101311 face 1 (normal)】
『私が手短に報告するね! 昨日二人で一緒に追ってた
詐欺師を捕まえたんだ♪』
voice: vo_adv_3011002_003
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
……ナナカ? わざとやってるだろう……? 【chara 100911 face 5 (shy)】
こほん!
【chara 100911 face 3 (anger)】
──我らが追滅せんとしていたのは、様々な美術品の贋作を
本物と偽り、富豪らに売り付けていたヤツだ──
voice: vo_adv_3011002_004
ナナカ:
【chara 101311 face 3 (anger)】
『実はその犯人が捕まる瞬間まで手放さなかった
壺があったんですけど、【chara 101311 face 2 (joy)】
贋作だから大した価値もないってことで
賞金と一緒にもらってきちゃいましたー!』【chara 101311 face 1 (normal)】
よいしょっ……と!
voice: vo_adv_3011002_005
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
壺といっても、花瓶よりも少し大きいくらいですわね……
voice: vo_adv_3011002_006
ルカ:
【chara 105611 face 3 (anger)】
偽物なんだ。どうせ大した価値もないんだろ?
【chara 105611 face 2 (joy)】
だったら二束三文でも売り飛ばすか、さっさと捨てちまいなよ。
voice: vo_adv_3011002_007
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
あらそう? 別に処分しなくてもいいじゃない。
【chara 105111 face 1 (normal)】
その壺、花瓶に使えそうだし私が貰ってもいいかしら?
【chara 105111 face 2 (joy)】
ちょうど大きいのが欲しかったのよ。
voice: vo_adv_3011002_008
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
どうぞどうぞ。必要なら、お納めください。
【chara 101311 face 1 (normal)】
私の部屋は古書で埋まってるので、置き場ないですし。
【chara 101311 face 2 (joy)】
アンナたそは?
voice: vo_adv_3011002_009
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
私の宝物庫にして現世の仮住まいも似たようなものだ……
【chara 100911 face 2 (joy)】
好きにするといい! むしろ持って行ってくれるなら、感謝する!
voice: vo_adv_3011002_010
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
じゃあもらっていくけど……【chara 105111 face 4 (sad)】
一人で運ぶには大きいわね。
voice: vo_adv_3011002_011
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】
私がお手伝いいたしますわ。
【chara 102711 face 1 (normal)】
共同で開発中の睡眠薬について、相談したいこともありますし……
voice: vo_adv_3011002_012
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】
今なんか不穏な単語が聞こえてきた気がするけど……
【chara 105611 face 1 (normal)】
まあいいや。定例会議終了! 【chara 105611 face 2 (joy)】
みんな、今週もお疲れ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
翌日、ルカたちは神妙な面持ちのエリコによって
飲食店へと集められていた。
voice: vo_adv_3011002_013
エリコ:
【chara 102711 face 3 (anger)】
みなさん……
お集まりいただき、ありがとうございます。
voice: vo_adv_3011002_014
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】
急に呼び出して、どうしたんだい?
voice: vo_adv_3011002_015
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
待て、一人足りないぞ……?
【chara 100911 face 6 (surprised)】
もしや敵の精神攻撃か!?
voice: vo_adv_3011002_016
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
アンナたその言う通りだね……【chara 101311 face 4 (sad)】
ミツキさんがいない。
【chara 101311 face 1 (normal)】
エリコ様、ミツキさんは呼ばなかったの?
voice: vo_adv_3011002_017
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
……実はそのミツキさんのことで、お話が。
【chara 102711 face 3 (anger)】
皆さん、落ち着いて聞いてください……【chara 102711 face 4 (sad)】
昨日、自宅でミツキさんが
倒れました。何者かに襲われたようですわ。
voice: vo_adv_3011002_018
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】
本当かい!?
【chara 105611 face 4 (sad)】
あのミツキが誰かにやられるとは思えないけど……
voice: vo_adv_3011002_019
エリコ:
【chara 102711 face 3 (anger)】
壺を運んでから自宅に帰り、再度伺うと床に倒れていました。
家の中も荒らされていたので、用心も兼ねて知人の病院に
預けてきました。【chara 102711 face 4 (sad)】
ここへ来る直前に意識はとり戻しましたが……
voice: vo_adv_3011002_020
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
間違いない……機関の仕業だ!
私たち暗黒騎士を壊滅させるのが目的か!?
voice: vo_adv_3011002_021
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
そうだとしたら大ピンチじゃん! 【chara 101311 face 4 (sad)】
ってそしたらアンナたそ
一人だけ狙えば済む話だから、多分犯人は違うと思われ。
【chara 101311 face 3 (anger)】
ミツキさん、誰に襲われたんだろう……?
voice: vo_adv_3011002_022
ルカ:
【chara 105611 face 3 (anger)】
誰であろうと、仇は取ってやらないとね。
でないとミツキが浮かばれないよ。
voice: vo_adv_3011002_023
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
──失礼ね。まだ死んでないわよ。
voice: vo_adv_3011002_024
ルカ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
【chara 105611 face 6 (surprised)】
ミツキ!? 【chara 105611 face 4 (sad)】
動いて大丈夫なのか?
voice: vo_adv_3011002_025
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
ええ。ちょっと気分が悪くなって気を失ってただけよ。
【chara 105111 face 1 (normal)】
病院で休んだらちゃんと治ったわ。
voice: vo_adv_3011002_026
ナナカ:
【chara 101311 face 4 (sad)】
誰かに襲われたのかと心配しましたぞ……
【chara 101311 face 2 (joy)】
もしやこれは、エリコ様の勘違いオチですかな?
voice: vo_adv_3011002_027
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
……いいえ。勘違いなどではありませんわ。
【chara 102711 face 3 (anger)】
ミツキさんのお部屋へ入る前に、何者かの気配がありました。
ですが中に入っても、ミツキさん以外には誰もいなかったのです。
voice: vo_adv_3011002_028
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
でしょうね。最近は私以外部屋には誰もいないもの……
【chara 105111 face 3 (anger)】
どうしてさっき会った時に教えてくれなかったの?
voice: vo_adv_3011002_029
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】
ミツキさんですから、実験体として誰かを監禁しているのかと……
【chara 102711 face 1 (normal)】
もしそうなら、深入りするべきではありませんから……
voice: vo_adv_3011002_030
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
……それもそうね。【chara 105111 face 2 (joy)】
お気遣いありがとう♪
voice: vo_adv_3011002_031
ルカ:
【chara 105611 face 3 (anger)】
そこで納得するんじゃないよ!
【chara 105611 face 4 (sad)】
まったく、アンタらには常識ってものはないのかい?
voice: vo_adv_3011002_032
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
私たちに常識求めるとか、無理ゲーですしおすし!
voice: vo_adv_3011002_033
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
この疾風の冥姫が、現世の理に屈して生きるなどありえるものか!
voice: vo_adv_3011002_034
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】
……そうだったね。【chara 105611 face 3 (anger)】
とにかくだ。エリコの話が本当なら、
またミツキが襲われるかもしれない。何か手を打った方がいいね。
voice: vo_adv_3011002_035
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】
それでは、しばらく私がミツキさんの家に泊まりましょう。
【chara 102711 face 2 (joy)】
昨日と同じ気配なら、私が感じ取れますから。
voice: vo_adv_3011002_036
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
そうしてもらえると助かるわ。【chara 105111 face 4 (sad)】
迷惑かけて悪いわね。
voice: vo_adv_3011002_037
ルカ:
【chara 105611 face 3 (anger)】
さて……【chara 105611 face 1 (normal)】
心配で、ミツキんちの近くまで来ちまったが……
voice: vo_adv_3011002_038
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
みんな考えることは同じですね、わかります。
voice: vo_adv_3011002_039
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
わ、私は違うぞ!
【chara 100911 face 4 (sad)】
ただ機関の目を欺くため、闇に潜む練習をしていて……
【chara 100911 face 3 (anger)】
ぐぅ~ぜん近くを通っただけだ!
voice: vo_adv_3011002_040
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
まったくもー、アンナたそは本当にツンデレ乙!
【chara 101311 face 5 (shy)】
なんて愛いヤツなんだぁー! このこのぅ!
voice: vo_adv_3011002_041
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
だ、だから違うと──
voice: vo_adv_3011002_042
ルカ:
【chara 105611 face 3 (anger)】
しまった! 遅かったか……!
voice: vo_adv_3011002_043
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
どうやら私の出番のようだな!
【chara 100911 face 3 (anger)】
我が同盟者を傷つけたものは、煉獄の炎で葬ってくれる!
voice: vo_adv_3011002_044
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
一人で先に行くとか、それなんて死亡フラグ?
【chara 101311 face 4 (sad)】
きょうの犠牲者が3人になる予感!?
voice: vo_adv_3011002_045
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】
バカ言ってないで、【chara 105611 face 3 (anger)】
アタシたちも行くよ!
voice: vo_adv_3011002_046
ルカ:
【chara 105612 face 3 (anger)】
ミツキ! エリコ!
無事か!?
voice: vo_adv_3011002_047
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
ルカ……よかった。
今回ばかりは、私たち二人じゃ手に負えないわ。
voice: vo_adv_3011002_048
ルカ:
【chara 105612 face 6 (surprised)】
そんなにヤバいヤツが相手だってのか?
【chara 105612 face 3 (anger)】
一体なにが……
???:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_3011002_049
ルカ:
【chara 105612 face 6 (surprised)】
……なんだい、こいつは……?
voice: vo_adv_3011002_050
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
バカな……魔神、だと……!? 【chara 101311 face 3 (anger)】
ちょいちょいちょーい!
【chara 101311 face 4 (sad)】
なんでこんなヤバいのが街中に召喚されてるの!?
二人とも、kwsk!
voice: vo_adv_3011002_051
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
わかりませんわ……
急に壺から出てきて……
voice: vo_adv_3011002_052
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
我らが手に入れてきた壺か!?
【chara 100911 face 4 (sad)】
なんということだ……!!
voice: vo_adv_3011002_053
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
あれ? ということは原因は私たち!?
【chara 101311 face 4 (sad)】
無実であります! 私は弁護士が来るまで黙秘権を行使します!
魔神:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!!
voice: vo_adv_3011002_054
ルカ:
【chara 105612 face 4 (sad)】
ちいっ! 【chara 105612 face 3 (anger)】
これ以上コイツに暴れられると面倒だ!
全員で一気に片付けるよ!
魔神:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_3011002_055
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
壺が割れちゃった……
【chara 101311 face 3 (anger)】
もしかして、召喚した魔神を駆逐したから?
voice: vo_adv_3011002_056
ルカ:
【chara 105611 face 3 (anger)】
この壺がなんだったのかは、わからないが、
ミツキを襲ったヤツはやっつけたんだろう?
【chara 105611 face 1 (normal)】
ってことは事件解決だ。【chara 105611 face 2 (joy)】
みんな、お疲れさん。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ルカたちが魔神を倒した次の朝、
{player}は5人から飲食店に呼ばれていた。
voice: vo_adv_3011002_057
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
……どうやら事件は解決してなかったみたいね。
voice: vo_adv_3011002_058
ナナカ:
【chara 101311 face 3 (anger)】
ギルマス殿! 私たちが戦ったのと同じ魔神が、
あちこちで暴れまわっていたとの報告であります!
voice: vo_adv_3011002_059
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
魔神が出た場所には、必ず壺があったようです……
この街に出回ったものは全て破壊されたそうですが、
【chara 102711 face 3 (anger)】
油断は出来ません。
voice: vo_adv_3011002_060
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
詐欺師が売りさばいていた贋作か……
魔神を召喚するとは、
よほど強力な呪いがかけられているようだな。
voice: vo_adv_3011002_061
ナナカ:
【chara 101311 face 5 (shy)】
驚きの追加設定! 【chara 101311 face 4 (sad)】
って言いたいところだけど、
まさか本当に呪いがかかってたとはね……
voice: vo_adv_3011002_062
ルカ:
【chara 105611 face 3 (anger)】
今このギルドに、呪いの原因究明と再発防止の依頼がきてる。
【chara 105611 face 1 (normal)】
……そこで今回は、お前さんにも手伝って欲しいんだ。
【chara 105611 face 2 (joy)】
報酬はきちんと出すから、安心していいよ。
Choice: (1) 一緒に犯人を見つけよう。
Choice: (2) みんなのことが心配だから手伝う。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_3011002_063
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
なんと! 盟友シグルドよ! 共に戦ってくれるのか!
【chara 100911 face 5 (shy)】
思い出すな……かのアイゼンベルグで不死者どもを相手に
二人で戦ったあの日を!
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_3011002_064
ルカ:
【chara 105611 face 2 (joy)】
優しいねお前さんは……そう言ってくれるのは本当に嬉しいけど、
報酬が出たらちゃんと受け取るんだよ?
【chara 105611 face 1 (normal)】
断るのはナシだ。いいね?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_3011002_065
エリコ:
【chara 102711 face 5 (shy)】
ああ……あなた様にお手伝いいただけるのなら、
【chara 102711 face 2 (joy)】
こんな事件など、たやすく解決できますわ……!
voice: vo_adv_3011002_066
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
それじゃあ依頼を遂行するとしましょうか。
【chara 105111 face 3 (anger)】
贋作を作った張本人が分かったら、もう二度とこんな真似が
出来ないように叱ってあげましょう……♪
voice: vo_adv_3011002_067
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】
……と、とりあえず手分けして情報を集めるとしようか。
【chara 105611 face 1 (normal)】
じゃあみんな、頼んだよ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ルカ、エリコ、ミツキと別れた{player}はナナカ、アンナと
共に贋作に関係がありそうな賞金首の情報を探すことにした──
voice: vo_adv_3011002_068
ナナカ:
【chara 101311 face 3 (anger)】
……こちら、現場のナナカです。【chara 101311 face 1 (normal)】
私たちは現在、賞金首の中に
今回の犯行を行える人物がいないか、調査にやってきました。
voice: vo_adv_3011002_069
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
咎人とは、一度犯した罪からは逃れられない……
【chara 100911 face 1 (normal)】
前にも似たようなことが起きているはずだ!
voice: vo_adv_3011002_070
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
さっすが名探偵アンナたそ! 【chara 101311 face 1 (normal)】
今日は助手として私たちが
ばっちりサポートするし、【chara 101311 face 3 (anger)】
頑張って手がかりを見つけますぞー!
Choice: (4) よっ! 名探偵!!
Choice: (5) 名探偵だったのか!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_3011002_071
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 5 (shy)】
おっ、おだてるな! 【chara 100911 face 2 (joy)】
だがこの疾風の冥姫、
全ての運命を見通す魔瞳の持ち主として、
必ずこの難事件を解き明かしてやろう!
Jump to tag 6
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_3011002_072
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
前世のそのまた幾つくか前の世界ではな……
【chara 100911 face 3 (anger)】
本当だぞ? 【chara 100911 face 4 (sad)】
……本当だからな!?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_3011002_073
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
アンナたそも{player}も、頼りにしておりますぞ!
voice: vo_adv_3011002_074
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
……ん? んん?
【chara 101311 face 3 (anger)】
私、とんでもないものを見つけてしまったー! どうしようー!
【chara 101311 face 2 (joy)】
ほら二人とも、この手配書!
voice: vo_adv_3011002_075
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
なになに……?
【chara 100911 face 3 (anger)】
美術品の贋作を多数手がけた疑い有り、生死を問わず……
手配書が発行されたのは、10年以上前だが……
voice: vo_adv_3011002_076
ナナカ:
【chara 101311 face 4 (sad)】
まだ捕まってないね……
【chara 101311 face 3 (anger)】
コイツ、かーなーり怪しいでありますな!
voice: vo_adv_3011002_077
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
──ということがありまして。【chara 101311 face 2 (joy)】
私たちはもう少しこっちの線を
当たってみようかと。
voice: vo_adv_3011002_078
ルカ:
【chara 105611 face 1 (normal)】
そうか。こっちも進展があったよ。
【chara 105611 face 6 (surprised)】
しっかし、まさかアンタたちが闇市の元締めと知り合いとはね。
voice: vo_adv_3011002_079
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
あらそう? この依頼だって裏の道の人から受けてきたのよ?
【chara 105111 face 1 (normal)】
こっちはアンナたちが捕まえた詐欺師にも会ってきたけど、
【chara 105111 face 3 (anger)】
魔神が出てきた壺は、全てある一人の男が作ったらしいわ。
voice: vo_adv_3011002_080
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
名人……と呼ばれた方だそうです……
voice: vo_adv_3011002_081
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
まさかとは思うが……
【chara 100911 face 3 (anger)】
ソイツが私たちの見つけた賞金首と同一人物なのでは!?
voice: vo_adv_3011002_082
ルカ:
【chara 105611 face 2 (joy)】
そいつの居場所を見つけるには、
贋作が売買されたルートを逆に辿っていけばいい。
【chara 105611 face 3 (anger)】
そうと決まればさっさと出発だ。
voice: vo_adv_3011002_083
古物商:
【chara 1411 face 3 (anger)】
あぁ!? そんなヤツのことなんか知るかよ!
帰れ帰れ! うちは冷やかしで入っていい店じゃ──
voice: vo_adv_3011002_084
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】
ウソはいけませんわ……
voice: vo_adv_3011002_085
古物商:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
【chara 1411 face 4 (sad)】
ぐべぁっ!! 【chara 1411 face 3 (anger)】
わ、分かった! 俺が悪かったよ!
名人のことなら話す! だから命だけはぁ!!
【chara 1411 face 4 (sad)】
俺はただ、馴染みのヤツから買っただけなんだよぉ……!
voice: vo_adv_3011002_086
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
どうしようかしら……?
voice: vo_adv_3011002_087
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】
ツレがすまないね。【chara 105611 face 3 (anger)】
でもアンタが最初から正直に
話しといてくれたら、今頃そんなに痛がってなかったはずだよ。
【chara 105611 face 1 (normal)】
ナナカ、治してあげな。
voice: vo_adv_3011002_088
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
アイアイマム! 【chara 101311 face 1 (normal)】
はーい、じっとしててくだちゃいねー♪
サイツヨ魔法少女の治癒魔法はよーく効くんだから!
voice: vo_adv_3011002_089
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
さあ、次はこの香りを嗅いで……
そうすればあなたは、今起こったことを全て忘れられるわ……
【chara 105111 face 5 (shy)】
受けた痛みも、私たちに喋ったことも、全て……
voice: vo_adv_3011002_090
古物商:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
あ……俺、何を……
アンタたちは……だれ、だっけ……
voice: vo_adv_3011002_091
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】
クスクス……新しい香りの調合は成功のようですわ。
【chara 102711 face 1 (normal)】
さあ、次の目的地へ参りましょう……
voice: vo_adv_3011002_092
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
──絶対零度の氷獄に墜ちろっ!
氷結凍獄絶零破!!
voice: vo_adv_3011002_093
盗賊:
【chara 811 face 4 (sad)】
ぐあああああっ! か、体が動かねぇ……!!
【chara 811 face 3 (anger)】
あの野郎、マジで「歌った」のか……!
voice: vo_adv_3011002_094
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
ふっふっふっ……確かにヤツも歌っていたぞ、
断末魔の狂詩曲をな! 【chara 100911 face 3 (anger)】
今度は貴様にも歌わせてやろう!
voice: vo_adv_3011002_095
ルカ:
【chara 105612 face 2 (joy)】
言っとくけどアタシの仲間は手加減出来ないからね。
【chara 105612 face 3 (anger)】
ほら、さっさと名人のヤサを白状しな。
アタシたちもこれ以上手荒な真似はしたくないんだ。
voice: vo_adv_3011002_096
盗賊:
【chara 811 face 3 (anger)】
ちくしょう……! 【chara 811 face 4 (sad)】
わかったよ……ヤツは高山の街にいる。
今にも崩れ落ちそうな家に住んでるから、一発で分かるぜ。
voice: vo_adv_3011002_097
ルカ:
【chara 105611 face 2 (joy)】
ありがとさん。【chara 105611 face 3 (anger)】
行くよみんな!
【chara 105611 face 6 (surprised)】
それにしてもアンナ、よくアンタ「歌う」の意味が分かったね。
voice: vo_adv_3011002_098
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
……?
voice: vo_adv_3011002_099
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
ああいうゴロツキの「歌う」って言葉はね、自白って意味なの。
【chara 105111 face 2 (joy)】
さっきのは上手い使い方だったわ♪
voice: vo_adv_3011002_100
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
……そ、【chara 100911 face 2 (joy)】
そうだろう! 凡愚どもの言葉を操るなど、造作もない!
【chara 100911 face 4 (sad)】
……後でグリモワールに記しておこう。
voice: vo_adv_3011002_101
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
……本当に、この辺りなのでしょうか?
人がほとんど見当たりませんね……
voice: vo_adv_3011002_102
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
そうね……【chara 105111 face 6 (surprised)】
いえ、待って。あそこに女の子がいるわ。
voice: vo_adv_3011002_103
女の子:
【chara 211 face 1 (normal)】
こんにちは! 【chara 211 face 6 (surprised)】
ここに人が来るなんて、珍しい……
【chara 211 face 2 (joy)】
もしかして、おじいさんのお墓参りですか?
voice: vo_adv_3011002_104
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
お墓参り……?
voice: vo_adv_3011002_105
女の子:
【chara 211 face 1 (normal)】
おじいさんから、もしも自分を訪ねてくる人がいたら、
手紙を渡すようにと言われていたんです……これを。
voice: vo_adv_3011002_106
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
……名人からの手紙よ。
【chara 105111 face 1 (normal)】
……彼は元々、芸術家を目指していたみたいね。
voice: vo_adv_3011002_107
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
でも作品はどれも、過去の芸術家の贋作だと嘲笑された……
【chara 105111 face 4 (sad)】
世間に認められなかった彼はその腕を買われて、
いつしか本当に贋作を手掛けるようになった……
voice: vo_adv_3011002_108
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
でもそれは、ただの贋作じゃなかった……
voice: vo_adv_3011002_109
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
ええ……その全てに、自分の死後の魂と引き換えに、
魔神が召喚される呪いを込めたそうよ。
voice: vo_adv_3011002_110
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
それならば、あれほどの魔神が召喚されたのも納得がいくな。
【chara 100911 face 4 (sad)】
10年以上かけて自らの魂を数多の魔神へと捧げたのだ。
この世界が混沌に満ちるよう願って……
voice: vo_adv_3011002_111
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
復讐を果たすおつもりだったのですね……
voice: vo_adv_3011002_112
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
でも最後には、自分の行いを後悔してたみたいよ……
【chara 105111 face 3 (anger)】
「私は間違っていた。誰か私の作品を全て破壊してくれ」【chara 105111 face 4 (sad)】
って……
voice: vo_adv_3011002_113
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】
所詮は人間……
呪いが発動する直前になって、怖気づいたか……
voice: vo_adv_3011002_114
ナナカ:
【chara 101311 face 3 (anger)】
最後の最後に改心したけど時すでに遅し──【chara 101311 face 4 (sad)】
って、
どこのラスボスですかな?
voice: vo_adv_3011002_115
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】
……やれやれ。仕方ないね。
【chara 105611 face 2 (joy)】
その依頼、アタシたちが引き受けようじゃないか。
【chara 105611 face 3 (anger)】
出回ってる贋作、全部ぶっ壊しに行くよ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それから数日かけて、ルカたちは各地に散らばる
名人の贋作を全て破壊していった──
voice: vo_adv_3011002_116
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
ぜぇ……はぁ……
【chara 100911 face 3 (anger)】
ま、まさかあれだけの数に呪いを込めるとは……
名人はなかなかの能力者だったようだ。
voice: vo_adv_3011002_117
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
あの方の贋作は、とても人気があったのだと、
身をもって理解いたしましたわ。
voice: vo_adv_3011002_118
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
そんなお疲れのみなさんに、
【chara 101311 face 2 (joy)】
さらに残念なお知らせがありますぞ!
voice: vo_adv_3011002_119
ナナカ:
【chara 101311 face 3 (anger)】
実はあの後、名人の住処から日記を見つけたんだけど、
贋作に呪いを込めた方法について、【chara 101311 face 6 (surprised)】
なななんと!
「黄昏の都から来た旅人に教わった」と書かれていたのです!
voice: vo_adv_3011002_120
シュテッヒパルム:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
【chara 100911 face 6 (surprised)】
黄昏の都だと!?
voice: vo_adv_3011002_121
ルカ:
【chara 105611 face 3 (anger)】
なんてこった……! 【chara 105611 face 4 (sad)】
奴さんが生きてたら、
黄昏の都について聞き出せたのか……
voice: vo_adv_3011002_122
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
せっかくのチャンスを逃してしまいましたわね……
voice: vo_adv_3011002_123
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
そんなに落ち込まなくたっていいじゃない。
【chara 105111 face 2 (joy)】
いいこともあったわよ。この前高山の街で会ったお嬢さんから、
これをもらってきたの。
voice: vo_adv_3011002_124
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】
へぇ……こいつはまたずいぶんキレイな壺だね。
voice: vo_adv_3011002_125
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
お宝の匂いがプンプンしますな!
もしや、高価な代物では!?
voice: vo_adv_3011002_126
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
ほとんど価値はつかないでしょうね。
【chara 105111 face 2 (joy)】
これ、名人が若いころに作った作品らしいの。
日記に書いてあったけど、贋作を手掛ける前の最後の一品よ。
voice: vo_adv_3011002_127
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
本当ですか……?
とても独創的で、他では見たことのない素晴らしい作品です……
【chara 102711 face 2 (joy)】
魔力も全く感じられません。真の美術品ですわ。
voice: vo_adv_3011002_128
ルカ:
【chara 105611 face 2 (joy)】
……なんだい。ちゃんとしたやつも作れるんじゃないか。
【chara 105611 face 1 (normal)】
安心しな、名人。アンタは贋作なんか作らなくても、
本物だったよ……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その後名人の壺は、ミツキの家の一番目立つところに飾られ、
多くの客人たちの目を引くこととなった。