ヴァイスフリューゲル 第2話
数日前から謎の視線を感じていた{player}は、視線の主をおびき出すためモニカたちと芝居をうつ。姿を現したのは半ばストーカーな少女、アユミ。その隠密の技を買われてギルドにスカウトされる。
-------------- situation:
泣いて貴公を斬る!
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
クエスト中の森の中。{player}は
モニカたちに囲まれていた。
voice: vo_adv_3012002_000
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
……悪く思うな{player}。貴公の力は諸刃の剣。
他の冒険者や悪人の手に渡れば、脅威となる。
voice: vo_adv_3012002_001
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
誇り高きヴァイスフリューゲルの一員として
私は貴公を斬らなくてはならない。
voice: vo_adv_3012002_002
クウカ:
【chara 104511 face 4 (sad)】
も、もうドSさんの辱めは
受けられないのですね……ざ、残念です……
voice: vo_adv_3012002_003
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
まぁ、しょうがないね? 【chara 100811 face 3 (anger)】
ボクにおよぶ危険、
それすなわち、【chara 100811 face 2 (joy)】
全人類の危機!
voice: vo_adv_3012002_004
ニノン:
【chara 103011 face 4 (sad)】
ショーグン、天下統一は
【chara 103011 face 3 (anger)】
ニノンに任せてくださいデース。
voice: vo_adv_3012002_005
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
では、皆の者、行くぞ!
【chara 105311 face 3 (anger)】
{player}、覚悟っ!
voice: vo_adv_3012002_006
???:
【chara 105511 face 4 (sad)】
ダ、ダメッ!
voice: vo_adv_3012002_007
???:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
あ、あれ……【chara 105511 face 4 (sad)】
斬られてない……?
voice: vo_adv_3012002_008
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
……ふぅ。
【chara 105311 face 3 (anger)】
やっと姿を現したな、刺客め。
voice: vo_adv_3012002_009
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
{player}、この者の顔に
見覚えはあるか?
Choice: (1) ない。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_3012002_010
クウカ:
【chara 104511 face 6 (surprised)】
そ、想像していた相手と違います……
voice: vo_adv_3012002_011
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
ほんとだね、【chara 100811 face 4 (sad)】
ゴツゴツしたおっさんなら
もっとボクの可愛さが引き立ってたのに。
voice: vo_adv_3012002_012
ニノン:
【chara 103011 face 6 (surprised)】
クノイチデース! 【chara 103011 face 2 (joy)】
かっこいいデース。
voice: vo_adv_3012002_013
???:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
え…………
still display end
voice: vo_adv_3012002_014
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
みんな、油断はするな。
【chara 105311 face 4 (sad)】
姿と気配をほぼ消し、物陰から
付け狙うほどの腕の持ち主なのだぞ。
voice: vo_adv_3012002_015
???:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
……あ、あれ?
【chara 105511 face 4 (sad)】
まさか、これってもしかして──
voice: vo_adv_3012002_016
モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】
さあ、みんな、
今のうちに捕まえるのだ!
【chara 105311 face 1 (normal)】
かかれーっ。
voice: vo_adv_3012002_017
???:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
罠ーーーっ! 【chara 105511 face 5 (shy)】
キャーッ!
voice: vo_adv_3012002_018
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
──数日前から誰かに
見られているような違和感があると
{player}から相談があってな。
voice: vo_adv_3012002_019
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
まあ、目的は容易に想像がつく。
こいつの特殊な能力は狙われるに
足るものだからな。
voice: vo_adv_3012002_020
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
しかし、迂闊にこちらから
飛び込むのは危険だと思い、
策を練らせてもらった。
voice: vo_adv_3012002_021
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
{player}の能力が狙いなら、
殺されては不都合があるはずだからな。
わざと仲間割れした振りをし……
voice: vo_adv_3012002_022
???:
【chara 105511 face 4 (sad)】
うぅ……ぐすん……ぐすん。
voice: vo_adv_3012002_023
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
さて……そろそろ泣いていないで
洗いざらい白状してもらおうか。
voice: vo_adv_3012002_024
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
なぜ、{player}を狙っていたのだ?
依頼者は誰だ? 他国か? 冒険者ギルドか?
【chara 105311 face 4 (sad)】
そして、其方は誰だ?
voice: vo_adv_3012002_025
???:
【chara 105511 face 4 (sad)】
……それは……えーと……あ、あの……
その……
voice: vo_adv_3012002_026
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
なるほど……口が重いようだな。
【chara 105311 face 1 (normal)】
いいだろう。なら、話したくなるように
してやろう。ニノン。
voice: vo_adv_3012002_027
ニノン:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
【chara 103011 face 2 (joy)】
任せるデース。忍法・くすぐり地獄の術!
【chara 103011 face 3 (anger)】
シュバッ!
voice: vo_adv_3012002_028
???:
【chara 105511 face 4 (sad)】
【chara 105511 face 6 (surprised)】
きゃっ! あっ、ちょっ……あっ……【chara 105511 face 2 (joy)】
あはは……
待って、あはははっ……くすぐったい……
voice: vo_adv_3012002_029
ニノン:
【chara 105511 face 5 (shy)】
【chara 103011 face 2 (joy)】
ほ~らほらデース。
voice: vo_adv_3012002_030
???:
【chara 105511 face 5 (shy)】
やっ……だめっ……【chara 105511 face 2 (joy)】
あはは……
voice: vo_adv_3012002_031
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
話さないと一生続くぞ。
それでもいいが──
voice: vo_adv_3012002_032
クウカ:
【chara 104511 face 5 (shy)】
も、もしくは、
クウカが代わりにその役目を……
voice: vo_adv_3012002_033
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
代わらんでいい!
voice: vo_adv_3012002_034
???:
【chara 105511 face 5 (shy)】
言います、ごめんなさい……
【chara 105511 face 4 (sad)】
だから、もう止めて……うぅ。
voice: vo_adv_3012002_035
???:
【chara 105511 face 4 (sad)】
……悪気はなかったんです。
信じてください。
voice: vo_adv_3012002_036
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
悪意なく四六時中後をつけるとは、
一体どういう了見だ?
【chara 105311 face 3 (anger)】
そんな言い訳で信用など──
voice: vo_adv_3012002_037
???:
【chara 105511 face 3 (anger)】
違うんです! 【chara 105511 face 4 (sad)】
……あの……私……ただ……
【chara 105511 face 5 (shy)】
せ、先輩を……ごにょごにょ……
voice: vo_adv_3012002_038
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
ん、なんだ?
声が小さくて聞こえないぞ。
voice: vo_adv_3012002_039
???:
【chara 105511 face 5 (shy)】
だから……先輩を……【chara 105511 face 4 (sad)】
ごにょごにょ……
voice: vo_adv_3012002_040
クウカ:
【chara 104511 face 4 (sad)】
い、言いづらいことなのでしょうか?
voice: vo_adv_3012002_041
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
しょうがないなぁ、ボクの
耳を貸してあげるよ。
voice: vo_adv_3012002_042
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
……なになに。
【chara 100811 face 6 (surprised)】
先輩を見ていたかった。
voice: vo_adv_3012002_043
クウカ:
【chara 104511 face 6 (surprised)】
せ、先輩とは、もしかして……
voice: vo_adv_3012002_044
???:
【chara 105511 face 5 (shy)】
は…………はい…………
voice: vo_adv_3012002_045
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
──はあっ!?
voice: vo_adv_3012002_046
???:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
あっ! 【chara 105511 face 5 (shy)】
あの、そんなに
大きな声で──
voice: vo_adv_3012002_047
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
大丈夫。心配しなくても
キミの気持ちは理解できるよ。
【chara 100811 face 1 (normal)】
ボクだって同じだから。
voice: vo_adv_3012002_048
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
どこにいても何をしていても
可愛いボクの姿を見たくて堪らない。
【chara 100811 face 5 (shy)】
そう、ボクはボクに恋をしているんだからね!
voice: vo_adv_3012002_049
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
……其方、名はなんと言うのだ?
voice: vo_adv_3012002_050
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
……アユミです。
voice: vo_adv_3012002_051
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
アユミ、本当にただそれだけの理由なのか?
voice: vo_adv_3012002_052
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
…………はい。
voice: vo_adv_3012002_053
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
ということは──
voice: vo_adv_3012002_054
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
其方はただのストーカーということか!?
voice: vo_adv_3012002_055
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
ス、ストーカーなんて、そんな……
【chara 105511 face 5 (shy)】
私はただ……遠くから先輩の姿を
見守っているのが幸せで……
voice: vo_adv_3012002_056
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
それを世間ではストーカーというのだ。
voice: vo_adv_3012002_057
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
やれやれ……まったくこれでは、
他国や他のギルドからの刺客かと思い、
気を張ったかいがないぞ。はぁ……
voice: vo_adv_3012002_058
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
あ、あの……それで私は……
voice: vo_adv_3012002_059
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
もうよい……どこへでも好きなところに行け。
voice: vo_adv_3012002_060
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
あ、ありがと──
voice: vo_adv_3012002_061
ニノン:
【chara 103011 face 3 (anger)】
待つデース! アナタには忍者の才能があるデス。
【chara 103011 face 1 (normal)】
一緒に天下統一を目指しましょ~
voice: vo_adv_3012002_062
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
へ……?
voice: vo_adv_3012002_063
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
なっ、おい、勝手に勧誘するな。
【chara 105311 face 3 (anger)】
ギルドマスターは私だ。
voice: vo_adv_3012002_064
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
ボクは別にどっちでもいいよ。【chara 100811 face 2 (joy)】
戦ってくれる人が
多い方が、【chara 100811 face 5 (shy)】
ボクはボクを眺めていられる時間が
増えるからね。
voice: vo_adv_3012002_065
クウカ:
【chara 104511 face 1 (normal)】
ク、クウカもかまいません。【chara 104511 face 2 (joy)】
アユミさんとは
なんだかシンパシーを感じます……
voice: vo_adv_3012002_066
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
……このままではまた心配の種が──
voice: vo_adv_3012002_067
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
き、貴公はどうなのだ?
ずっと尾行されていた相手なのだぞ?
Choice: (2) かまわない。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_3012002_068
アユミ:
【chara 105511 face 5 (shy)】
先輩…………
voice: vo_adv_3012002_069
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
そ、そんな…………
voice: vo_adv_3012002_070
アユミ:
【chara 105511 face 5 (shy)】
ああ、あ、ありがとうございます……!
【chara 105511 face 3 (anger)】
わ、私、一生懸命頑張ります。
voice: vo_adv_3012002_071
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
へ? せ、先輩!? 【chara 105511 face 5 (shy)】
よろしくの握手……!?
voice: vo_adv_3012002_072
アユミ:
【chara 105511 face 5 (shy)】
ふぇっ……ふぇぇええ……
voice: vo_adv_3012002_073
ニノン:
【chara 103011 face 6 (surprised)】
アユミさんが倒れたデース!
voice: vo_adv_3012002_074
クウカ:
【chara 104511 face 4 (sad)】
だ、大丈夫ですか?
voice: vo_adv_3012002_075
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
……うぅ、先が思いやられる……