聖テレサ女学院(なかよし部) 第1話
奨学金を求めて説明会に集まったユニ・クロエ・チエル。3人の異端児に対し、共学化を目指す聖テレサ女学院が提示したのは「男子編入生の{player}と仲良くなれ」という条件だった。
-------------- situation:
つかめ、奨学金!
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
放課後の聖テレサ女学院。
ひと気のない教室に、一人の女生徒が入ってきた。
voice: vo_adv_3016001_000
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
こんちゃーす。
voice: vo_adv_3016001_001
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
えっとー、【chara 110811 face 4 (sad)】
奨学金? つったっけ?
【chara 110811 face 1 (normal)】
をー、もらいに来たんすけど、説明会ってここでいーすかー
voice: vo_adv_3016001_002
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
…………あれ?
voice: vo_adv_3016001_003
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
てか無人じゃん。人ゼロじゃん。
voice: vo_adv_3016001_004
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
マジか。
【chara 110811 face 6 (surprised)】
うっそ……説明会の教室、間違ったくね?
voice: vo_adv_3016001_005
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
それか、アレ系?
【chara 110811 face 1 (normal)】
やっぱこのガッコ、基本ガチめのお嬢ばっかだから、
どこン家もべつに学費とかミリ困ってません的な……?
voice: vo_adv_3016001_006
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
ぷー……
いいや、とりまテキトーに座っとこ……
voice: vo_adv_3016001_007
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
っと、誰か来た。
voice: vo_adv_3016001_008
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
やあ、どうも。
voice: vo_adv_3016001_009
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
……あ? 子供?
voice: vo_adv_3016001_010
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
なにかと変革を厭うこの保守的な学院に、
【chara 111011 face 2 (joy)】
ようやく近代的な奨学金制度が導入されると聞いた。
voice: vo_adv_3016001_011
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
説明会が行われるというのはこの教室で間違いないかね?
【chara 111011 face 1 (normal)】
引き籠もりのぼくが、はるばる旧校舎から拝領にあがったよ。
voice: vo_adv_3016001_012
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
え、誰この、こまっしゃくれキッズ。
【chara 110811 face 1 (normal)】
なんで初等部の子が、うちと同じ高等部の制服着てんの。
voice: vo_adv_3016001_013
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
ふむ……
担当の教員はまだ到着していないようだな。
【chara 111011 face 2 (joy)】
是非もない、座して待つとしよう。はふぅー
voice: vo_adv_3016001_014
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
うわ、ヘンな子ー何あの偉そうな言葉遣い。
一人で何がしかのごっこ遊びでもしてンのかな。
voice: vo_adv_3016001_015
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
ま、いいけど。
楽しそーだし放置安定。ぷー……
voice: vo_adv_3016001_016
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ときに娘。
voice: vo_adv_3016001_017
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_3016001_018
ユニ:
【chara 111011 face 3 (anger)】
あーこら、そこの娘。
voice: vo_adv_3016001_019
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
へ? 【chara 110811 face 6 (surprised)】
あ、うち?
voice: vo_adv_3016001_020
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
君以外に誰がいる。
ぼくは『象牙の塔』のユニ。【chara 111011 face 2 (joy)】
よしなに。
voice: vo_adv_3016001_021
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
はあ。
voice: vo_adv_3016001_022
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
君も奨学金の受給希望者かね?
voice: vo_adv_3016001_023
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
はあ。まあ。
voice: vo_adv_3016001_024
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
なるほど、然り。
【chara 111011 face 2 (joy)】
得られるものは何でも得ようという貪欲な目をしている。
voice: vo_adv_3016001_025
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
え、何この、謎に上から来るちびっ子。
【chara 110811 face 1 (normal)】
めっちゃ無礼じゃん、ウケる。
voice: vo_adv_3016001_026
ユニ:
【chara 111011 face 3 (anger)】
無礼は君だ、二年生。
【chara 111011 face 1 (normal)】
ぼくを誰だと思っている。
頭が高いよ、この学年色が目に入らぬか。
voice: vo_adv_3016001_027
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
エッ!
うっそ、あんた三年?
てか、ガチで高等部なん?
voice: vo_adv_3016001_028
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
こんなアレで、うちより年上……【chara 110811 face 4 (sad)】
すか。
え、マジか……つーかマジすか。
voice: vo_adv_3016001_029
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
まじだとも。
ぼくのことは敬意と親愛を込めて、
【chara 111011 face 2 (joy)】
ユニ先輩と呼んでくれたまえよ後輩。
voice: vo_adv_3016001_030
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
はあ、まあ……したら、機会があれば。
voice: vo_adv_3016001_031
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
おや、つれない反応だね後輩。
voice: vo_adv_3016001_032
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
え、そすか?
【chara 110811 face 1 (normal)】
わりと自分、デフォでこんなトーンすけど。
voice: vo_adv_3016001_033
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ふむ、構わんよ。
ぼくらは互いに、ただもらえる物をもらいにここへ来ただけ。
成り行きでいま近似の座標へ配置されているに過ぎない。
voice: vo_adv_3016001_034
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
是非もなし。
長い付き合いになるでもなし。
一期一会、さよならだけが人生だ。
voice: vo_adv_3016001_035
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
はあ。そっすね。
voice: vo_adv_3016001_036
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
いい相槌だ。
【chara 111011 face 1 (normal)】
同意も否定も孕まないただの音声。
恭順でも反抗でもない、まったくの中庸だ。
voice: vo_adv_3016001_037
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
後輩としての可愛げには欠けるが、
【chara 111011 face 2 (joy)】
その風に揺れる柳のような姿勢は
学園という縦社会において肝要な処世術だとユニ先輩は思うよ。
voice: vo_adv_3016001_038
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
はあ。そっすね。
voice: vo_adv_3016001_039
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_3016001_040
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ところで君、名前は。
voice: vo_adv_3016001_041
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
はあ。そっすね。
voice: vo_adv_3016001_042
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
あ、いや、【chara 110811 face 1 (normal)】
クロエっすけど。
voice: vo_adv_3016001_043
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
クロエ君。上級生からの命令だ、なにか話したまえ。
voice: vo_adv_3016001_044
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
なにかって何すか。
voice: vo_adv_3016001_045
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
なんでもいいさ。
【chara 111011 face 1 (normal)】
ぼくは沈黙が苦手なのだ。なんだったら独り言でもいい。
対話は決して不得手ではないのだ。
voice: vo_adv_3016001_046
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
ソレ、うちもっす。
急になんか話せとか雑なフリされても無理ゲーっす。
voice: vo_adv_3016001_047
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
ふむ、ぼくと同じか。
【chara 111011 face 1 (normal)】
つまりは寂しがり屋のコミュ障ということだね。
voice: vo_adv_3016001_048
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
……いちいちさりげにディスってくるな、このパイセン。
voice: vo_adv_3016001_049
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
だがねクロエ君、その愛嬌に乏しいキャラでは
人が寄り付かないのも因果応報というものだ。
一つだけ忠告すると、君は目と声と滲み出る雰囲気が恐い。
voice: vo_adv_3016001_050
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
一つっていうか全部じゃん。
【chara 110811 face 1 (normal)】
うちのアイデンティティ全否定じゃん。
voice: vo_adv_3016001_051
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
や、うち全然いますけどね友達とか。地元に帰れば。
voice: vo_adv_3016001_052
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
と言うことは、この学院にはいないわけか。
【chara 111011 face 4 (sad)】
侘しい学園生活だ。灰色の青春だ。
voice: vo_adv_3016001_053
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
うーわ、見た目に反してホント無礼くない? このパイセン。
voice: vo_adv_3016001_054
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ふむ、それは里の老人たちにもしばしば指摘されたな。
【chara 111011 face 4 (sad)】
やれやれだよ。このマスコットじみた愛くるしい容姿は、
もはやぼくの背負った呪いにも等しい。
voice: vo_adv_3016001_055
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
見てくれなど所詮は魂がまとう服に過ぎないと言うのに、
大衆はぼくのキュートでプリティな小っこい外見に、
【chara 111011 face 1 (normal)】
控えめで献身的で若干はわわなドジっ子キャラを期待しがちだ。
voice: vo_adv_3016001_056
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
正直、安易でないかね?
voice: vo_adv_3016001_057
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
や、ちょっとよくわかんないすけど、
要するにうち今、
ひとを見た目で判断すんな的に煽られてンすかね。
voice: vo_adv_3016001_058
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
言葉などうつろな多面体だ。
君がそう捉えたならそうなのだろう。
【chara 111011 face 4 (sad)】
ぼくにとっては残念な結果だがね。
voice: vo_adv_3016001_059
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
なんで残念。
voice: vo_adv_3016001_060
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
ぼくは人格形成期を学問に捧げ過ぎたせいで社交性に欠けるが、
【chara 111011 face 1 (normal)】
決して意図的に他人から嫌われたいわけじゃない。
ときにはこの厄介な魂の理解者を欲してさえいる。
voice: vo_adv_3016001_061
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
あのう、さーせん。
もちょっと全体的にこう、分かりやすくってか、
【chara 110811 face 6 (surprised)】
フツーに喋ってもらっていいすか。
voice: vo_adv_3016001_062
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
では端的に換言しよう。
【chara 111011 face 2 (joy)】
ぼく、君とは友達になれる気がしたんだ。
voice: vo_adv_3016001_063
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
お、おう……
なんだ、【chara 110811 face 5 (shy)】
いきなし可愛めのこと言いだしたな、この子……
voice: vo_adv_3016001_064
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
言葉は多面体。
【chara 111011 face 2 (joy)】
かわいいぼくというのも、そりゃあ一面的には真実さ。
voice: vo_adv_3016001_065
ユニ:
【chara 111011 face 7 (special_a)】
きゃぴるん♪
voice: vo_adv_3016001_066
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
や、そーゆーのはいいです。
voice: vo_adv_3016001_067
クロエ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
【chara 110811 face 1 (normal)】
えー、ちなみに? なんでそう思ったんすか?
voice: vo_adv_3016001_068
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
そう、とは?
voice: vo_adv_3016001_069
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
……言わせんなし。
【chara 110811 face 6 (surprised)】
だーから、なにその、【chara 110811 face 1 (normal)】
うちとトモダチんなりたいとか?
voice: vo_adv_3016001_070
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
ああ、そんなものはただの直感だ。
【chara 111011 face 1 (normal)】
同類の空気とでも言おうか。
【chara 111011 face 2 (joy)】
君を見た瞬間、なんとなくそう思えたのだよ。
voice: vo_adv_3016001_071
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
ってソレ、めっちゃ見た目じゃん。
人に文句言っといて、めっちゃダブスタじゃん。
voice: vo_adv_3016001_072
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
そりゃあそうとも。
ぼくだって安易な大衆の一人だからね。
【chara 111011 face 1 (normal)】
見えないものより見えてるものが判断基準なのは当然だろう?
voice: vo_adv_3016001_073
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
はいはい、そっすねー
……【chara 110811 face 6 (surprised)】
え、待って。
じゃあ今コレ、長々と何の話してんの。
voice: vo_adv_3016001_074
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
雑談だよ。
単に空白の時間を言葉の羅列で塗りつぶす行為だ。【chara 111011 face 6 (surprised)】
不服かね。
voice: vo_adv_3016001_075
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
や、【chara 110811 face 4 (sad)】
べつにいーんすけどぉー
voice: vo_adv_3016001_076
クロエ:
【chara 110811 face 5 (shy)】
てか、べつに……【chara 110811 face 4 (sad)】
いいすけど、暇だし。
voice: vo_adv_3016001_077
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
お、おお……
なんかほんのり可愛げ出してきたな、この子……
voice: vo_adv_3016001_078
チエル:
【chara 110911 face 7 (special_a)】
ちぇる~ん♪
voice: vo_adv_3016001_079
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
あ?
voice: vo_adv_3016001_080
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
えっとぉー?
私、奨学金たらゆーやつ激求む系乙女なんですけどぉー、
【chara 110911 face 2 (joy)】
説明会の教室ってここでよかったですぅ~?
voice: vo_adv_3016001_081
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_3016001_082
ユニ:
【chara 111011 face 3 (anger)】
おいクロエ君、大変だ。
可愛げを振りまくことに何の躊躇もない新キャラが現れた。
【chara 111011 face 4 (sad)】
我々の絞り出したなけなしの可愛げがすべて持っていかれる。
voice: vo_adv_3016001_083
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
てか、ジャンル違いでしょ。
アレは可愛げちゃーくて、アタマ悪げってゆーんすよ。
voice: vo_adv_3016001_084
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
あれえ? 聞いてますぅー?
【chara 110911 face 1 (normal)】
あのう、奨学金の説明会ってぇー……
voice: vo_adv_3016001_085
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
うっざ……
パイセン、いるんすねえ。
こんなお嬢様ガッコにもああゆう頭パヤパヤ系の。
voice: vo_adv_3016001_086
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
君やぼくのような例外がいるぐらいだからな。
さもありなん。
カテゴリーエラーというのはどこにでも一定数生じるものだ。
voice: vo_adv_3016001_087
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
面白くなってきたじゃないか。
どうやらこの場には学園の異端児が集うらしい。
voice: vo_adv_3016001_088
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
ちょー、ちょー。
【chara 110811 face 3 (anger)】
そのカテゴリーにしれっとうちカウントすんのやめてくんない。
voice: vo_adv_3016001_089
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
うーん?
チエルが質問してるのに回答0票、通称シカト。
【chara 110911 face 4 (sad)】
どーゆーことですかコレ。
voice: vo_adv_3016001_090
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】
ま、でも、貧しめなカンジの先輩たちいるから、
この教室で合ってるっぽいですね。【chara 110911 face 2 (joy)】
失礼しまぁーす。
voice: vo_adv_3016001_091
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
失礼というか無礼だな、あの一年生。
voice: vo_adv_3016001_092
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
マジ何なのここ。
無礼なクソガキ大集合祭りなの。
voice: vo_adv_3016001_093
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
いや、しかしだ、クロエ君。
ただ無為な騒音をまき散らしてもらう分には
【chara 111011 face 2 (joy)】
おあつらえ向きのかしましそうな人材じゃないか。これはいい。
voice: vo_adv_3016001_094
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
ようこそ一年生。
【chara 111011 face 1 (normal)】
君、名前は?
voice: vo_adv_3016001_095
チエル:
【chara 110911 face 7 (special_a)】
チエルでぇーっす♪
【chara 110911 face 2 (joy)】
ちえるん、もしくはちぇるぽんって呼んでもらっていいですよ~?
voice: vo_adv_3016001_096
ユニ:
【chara 110911 face 1 (normal)】
【chara 111011 face 1 (normal)】
ふむ、チエル君。早速だが何か話したまえ。
voice: vo_adv_3016001_097
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
だーから……
ユニ先輩、オーダー雑くね?
voice: vo_adv_3016001_098
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
彼女の自由を尊重したと言ってくれたまえ。
【chara 111011 face 1 (normal)】
若者の可能性をいたずらに狭めるのは老人の悪い癖だ。
【chara 111011 face 2 (joy)】
ここは若きチエル君のトーク力を信じようじゃないか。
voice: vo_adv_3016001_099
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
あっはい、全然いいですけど、
【chara 110911 face 6 (surprised)】
その前に先輩たちはなに先輩です?
voice: vo_adv_3016001_100
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ぼくは三年のユニ。
こっちは二年の……【chara 111011 face 6 (surprised)】
なんだっけ、ハナコ君だ。
voice: vo_adv_3016001_101
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
クロエっす。一文字たりとも掠ってないっす。
voice: vo_adv_3016001_102
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】
ふんふん、かわいくて偉そうな先輩がユニ先輩でぇー、
格好よくて偉そうな先輩がクロエ先輩ですねー?
【chara 110911 face 2 (joy)】
かしこまりでぇ~っす!
voice: vo_adv_3016001_103
ユニ:
【chara 110911 face 1 (normal)】
【chara 111011 face 6 (surprised)】
無礼な中にもさりげなく相手をアゲる要素を入れてきたな。
【chara 111011 face 2 (joy)】
聞いたかクロエ君、彼女は上級者だ。なかなか如才ない。
voice: vo_adv_3016001_104
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
あーね。
奔放だがどこか憎めない的なポジ狙いだ。
voice: vo_adv_3016001_105
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
うむ、ああ見えて、意外としたたかで要領のいいタイプと見た。
【chara 111011 face 2 (joy)】
さてはチエル君。
君、遊んでそうだが、授業の出席率はいい方だろう?
voice: vo_adv_3016001_106
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
あーハイ、皆勤賞ちゃんですねー
【chara 110911 face 1 (normal)】
だって学校って友達いっぱいいるし、
毎日めっちゃ楽しいじゃないですかぁー?
voice: vo_adv_3016001_107
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
出た、スクールカースト上位の思考。
voice: vo_adv_3016001_108
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】
ハイそうです!
【chara 110911 face 2 (joy)】
人懐っこい子でお馴染み、みんなのちえるんでぇーす!
【chara 110911 face 7 (special_a)】
ちぇる~ん☆
voice: vo_adv_3016001_109
クロエ:
【chara 110811 face 3 (anger)】
うるさい。動きがうるさい。
voice: vo_adv_3016001_110
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】
えー、【chara 110911 face 1 (normal)】
でー、先輩?
【chara 110911 face 6 (surprised)】
チエルなんの話をすればいいです?
こないだみんなとキャンプ行ってバーベキューした話とかです?
voice: vo_adv_3016001_111
クロエ:
【chara 110911 face 1 (normal)】
【chara 110811 face 1 (normal)】
みんなとバーベキュー
voice: vo_adv_3016001_112
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
リア充というやつか。
肉眼で見るのは初めてだ。眩しいな。
voice: vo_adv_3016001_113
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
てか、コミュ力アピールきっつ……ガン萎えだわ。
voice: vo_adv_3016001_114
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】
えー? バーベキューの話、駄目です?
【chara 110911 face 1 (normal)】
じゃあ、よその学校の男子と3対3でお茶した話とか?
voice: vo_adv_3016001_115
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
合コンかよ。
【chara 110811 face 6 (surprised)】
おま、脂っこい話ばっかじゃん。
耳がもたれるわ。【chara 110811 face 1 (normal)】
もっとこう、中身のない話ないの。
voice: vo_adv_3016001_116
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
ま、待て。男子だと?
【chara 111011 face 4 (sad)】
チエル君、君はそういう……
ふ、不純異性交遊を嗜んじゃう系乙女なのか。
voice: vo_adv_3016001_117
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
いえいえ、そーゆう脂っこいのはノーサンキュー乙女です。
voice: vo_adv_3016001_118
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】
あの日は友達に頼まれて仕方なく、
【chara 110911 face 6 (surprised)】
数合わせ要員ってカンジで参加したんですね。
voice: vo_adv_3016001_119
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】
だってチエル、
女の子同士できゃーきゃーしてる方のが好きじゃないですかー
voice: vo_adv_3016001_120
クロエ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
【chara 110811 face 1 (normal)】
いや知んないけど。
voice: vo_adv_3016001_121
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】
てゆかチエル、男の子って正直苦手なんですよねー
voice: vo_adv_3016001_122
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
ああ、まあ……【chara 110811 face 2 (joy)】
それはちょっと分かりみ。
うん、男って、あいつらキホンめんどくさいもんね。
voice: vo_adv_3016001_123
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ふむ、いささか大雑把な主語だとは思うが、
【chara 111011 face 2 (joy)】
まあ個人的な感情論で言えばその主張には同意できる。
voice: vo_adv_3016001_124
ユニ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
【chara 111011 face 1 (normal)】
ぼくもこれまで幾つかの論文を学会に供してきたけれど、
【chara 111011 face 3 (anger)】
どうにも女性というだけで軽んじられている気がしてならない。
voice: vo_adv_3016001_125
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
ええ~? それはフツーに、
ユニ先輩の論文に問題があったんじゃないですかぁ~?
voice: vo_adv_3016001_126
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
やだ。今そんな正論聞きたくない。
voice: vo_adv_3016001_127
クロエ:
【chara 110811 face 2 (joy)】
てか、うちン家ってさ、弟が3人いンだけど。
あいつら、言うこと聞かないくせにプライドばっか高くて。
男ってもうホントしょーもないよ。
voice: vo_adv_3016001_128
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】
ですよねー。
しかも不潔で短気でセンス悪くて。
voice: vo_adv_3016001_129
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
わかる。
voice: vo_adv_3016001_130
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
わかりみしかない。
voice: vo_adv_3016001_131
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】
そのわりちょっと盛り上がると、すぅーぐ告白とかしてきて。
voice: vo_adv_3016001_132
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
わか……
voice: vo_adv_3016001_133
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
わか……?
voice: vo_adv_3016001_134
チエル:
【chara 110911 face 4 (sad)】
こっちは全然そんなつもりないのに、断ったら断ったで
【chara 110911 face 3 (anger)】
じゃあなんでそんな雰囲気出してきたんだー【chara 110911 face 4 (sad)】
とか言って。
知りませんよそんなの。ねぇー? 思いません?
voice: vo_adv_3016001_135
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
そ、【chara 110811 face 4 (sad)】
そう、だね……
voice: vo_adv_3016001_136
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
そ、そう、いう本は読んだことある……
voice: vo_adv_3016001_137
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】
ですよね!
だから私、この学校選んだんです!
【chara 110911 face 2 (joy)】
やっぱり女子校って気楽でいいですよねぇー!
voice: vo_adv_3016001_138
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
お、おい、クロエ君。
いったい彼女は今なにを語っているんだ。
なにか我々とは違うジャンルの話をしていないか?
voice: vo_adv_3016001_139
ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
助けてくれ、クロエ君。
実のところ、ぼくはこれまでの生涯を
ほとんど男児という生き物のいない環境で過ごしてきたのだ。
voice: vo_adv_3016001_140
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
や、ぶっちゃけうちも、
親族以外の男とあんま深く絡んだことないし……
voice: vo_adv_3016001_141
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
左様か。【chara 111011 face 3 (anger)】
ならば、やむを得まい。
曖昧な笑みを浮かべて適当に頷いておくんだ。
voice: vo_adv_3016001_142
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
わかるー
voice: vo_adv_3016001_143
クロエ:
【chara 110811 face 2 (joy)】
わかるー
voice: vo_adv_3016001_144
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
アッハ、分かってもらえたぁー!
【chara 110911 face 1 (normal)】
それじゃあ女子同士、仲良くしてくださいね!
【chara 110911 face 2 (joy)】
せーんぱいっ♪
voice: vo_adv_3016001_145
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
【chara 110911 face 1 (normal)】
【chara 110811 face 4 (sad)】
あーも……
分かったからいちいち抱きつくなし、暑苦しい……
voice: vo_adv_3016001_146
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
いや、構わん。続けたまえ。
voice: vo_adv_3016001_147
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
はぁーい!
voice: vo_adv_3016001_148
クロエ:
【chara 110911 face 1 (normal)】
【chara 110811 face 1 (normal)】
なんでよ。
voice: vo_adv_3016001_149
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ぼかあね、かねてより、
思春期の女子同士が触れ合うことによって醸成される、
【chara 111011 face 2 (joy)】
名状しがたい桃色の力場には学術的関心があったのだよ。
voice: vo_adv_3016001_150
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
ただのやべーやつじゃん。
voice: vo_adv_3016001_151
ユニ:
【chara 111011 face 7 (special_a)】
さあ、続けるんだ二人とも。
人目も憚らずいちゃいちゃと絡み合うんだ。
青春の目映さを侘しいぼくに見せてくれ。
voice: vo_adv_3016001_152
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
いや、なんだったら、ぼくも混ぜてくれていい。
【chara 111011 face 2 (joy)】
そのとき自らの情動に如何なる反応が訪れるのか、
脳科学的な見地から大いに興味がある。
voice: vo_adv_3016001_153
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
ただの百合じゃん。
voice: vo_adv_3016001_154
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
わぁ~い! みんなでぎゅ~っ!
voice: vo_adv_3016001_155
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
ぎゅ~っ!
voice: vo_adv_3016001_156
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
うわ、うっざ。
【chara 110811 face 4 (sad)】
なんだコレ、うざみハンパねー
voice: vo_adv_3016001_157
チエル:
【chara 110911 face 1 (normal)】
アッハ!
クロエ先輩、嫌がってる。【chara 110911 face 2 (joy)】
おもしろー!
voice: vo_adv_3016001_158
ユニ:
【chara 110911 face 1 (normal)】
【chara 111011 face 7 (special_a)】
うむ、愉快。
端的に言ってこれは青春だ。友情だ。学園生活だ。
なあ、そうは思わないかい、クロエ君。
voice: vo_adv_3016001_159
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_3016001_160
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
まあ、いーすけどぉー……
voice: vo_adv_3016001_161
クロエ:
【chara 110811 face 5 (shy)】
てか、まあ……【chara 110811 face 2 (joy)】
いいですけど。
voice: vo_adv_3016001_162
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
ごきげんよう、皆さん。
お待たせいたしました、説明会を始めま……
voice: vo_adv_3016001_163
女性教員:
【chara 3211 face 6 (surprised)】
あら、なんでしょう。
【chara 3211 face 1 (normal)】
3人で楽しそうにくっついて、随分と仲のよろしいこと。
voice: vo_adv_3016001_164
チエル:
【chara 110911 face 2 (joy)】
あ、分かりますう?
【chara 110911 face 1 (normal)】
そおなんです、チエルたち只今アオハル満喫中でぇ~!
voice: vo_adv_3016001_165
女性教員:
【chara 3211 face 3 (anger)】
嫌味です。黙って早く席に着きなさい。
voice: vo_adv_3016001_166
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
えー、それでは。
ユニさん、クロエさん、チエルさん。
【chara 3211 face 2 (joy)】
以上3名が奨学金の受給希望者ですね?
voice: vo_adv_3016001_167
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
しかし当然ながら、
奨学金の給付に当たっては、無条件というわけには参りません。
【chara 3211 face 2 (joy)】
皆さんには、以下の条件を満たしていただく必要があります。
voice: vo_adv_3016001_168
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ふむ。
「優秀な成績」ということであれば、
常に学内主席のぼくはまったく問題ないはずだが。
voice: vo_adv_3016001_169
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
え……マジか。【chara 110811 face 4 (sad)】
この子、秀才か。
voice: vo_adv_3016001_170
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
あー、たぶんチエルも大丈夫です。
【chara 110911 face 1 (normal)】
なんとなく授業聞いてれば、
なんとなくテストでいい点取れてるんで。
voice: vo_adv_3016001_171
クロエ:
【chara 110811 face 4 (sad)】
マジか。【chara 110811 face 6 (surprised)】
こっちは天才か。
voice: vo_adv_3016001_172
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
クロエ先輩は凡才でいらっしゃるのか?
voice: vo_adv_3016001_173
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
言い方。
アンド敬語、雑。
voice: vo_adv_3016001_174
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
いや、まあ……一応地味に努力はしてるし、
順位的にはそこまでヤバヤバのヤバじゃないと思うけど……
voice: vo_adv_3016001_175
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
無論です。
一定水準以上の学力を保持していることが大前提です。
voice: vo_adv_3016001_176
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
その上で、あなた方に提示する条件がもう一つあるのです。
voice: vo_adv_3016001_177
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ふむ、聞かせていただこう。
voice: vo_adv_3016001_178
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
これはまだ決定事項ではないのですが。
当学──聖テレサ女学院では、
【chara 3211 face 2 (joy)】
来たる男女共学化への段階的な施策として……
voice: vo_adv_3016001_179
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
はっ? 男女きょおがくか!?
voice: vo_adv_3016001_180
女性教員:
【chara 3211 face 3 (anger)】
静粛に。
【chara 3211 face 1 (normal)】
えー、男女共学化への段階的な施策として、まずは試験的に、
【chara 3211 face 2 (joy)】
男子生徒一名の仮編入を受け入れることになりました。
voice: vo_adv_3016001_181
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
なっ……【chara 110911 face 4 (sad)】
そんなの聞いてないんですけど!
voice: vo_adv_3016001_182
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
ええ、そういう反応でしょうね……思った通りです。
voice: vo_adv_3016001_183
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
当学はこれまで、良家の子女を安全に預かる学び舎として、
永らく閉鎖的な歴史と文化を築いて参りました。
voice: vo_adv_3016001_184
女性教員:
【chara 3211 face 4 (sad)】
しかし時代は移ろい、情勢も日々変遷しています。
【chara 3211 face 1 (normal)】
我々も門戸を、開かねばならない時が来ているのです。
voice: vo_adv_3016001_185
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
ああ、生徒数が年々減少しているとは聞いていたが……
【chara 111011 face 1 (normal)】
有り体に言ってしまえば、経営不振からの業務拡張か。
voice: vo_adv_3016001_186
女性教員:
【chara 3211 face 1 (normal)】
ついては、当学が永らくの鎖国を解いたとき、
果たして異なる文化との融和を滞りなく為せるものか。
【chara 3211 face 2 (joy)】
あなた方3名には、生徒代表としてそれを証明してもらいます。
voice: vo_adv_3016001_187
クロエ:
【chara 110811 face 1 (normal)】
パイセン訳して、端的に。
voice: vo_adv_3016001_188
ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ふむ……つまり我々に、
その仮編入してくる男子生徒一名やらと仲良くなってみせろ、
【chara 111011 face 6 (surprised)】
ということだろうか。
voice: vo_adv_3016001_189
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
はあ? なんソレ、どうゆう……
voice: vo_adv_3016001_190
女性教員:
【chara 3211 face 2 (joy)】
流石はユニ博士、その通りです。
【chara 3211 face 1 (normal)】
では早速、くだんの編入生を紹介しましょう。
voice: vo_adv_3016001_191
女性教員:
【chara 3211 face 2 (joy)】
君、入ってらっしゃい。
voice: vo_adv_3016001_192
ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
あ……
voice: vo_adv_3016001_193
クロエ:
【chara 110811 face 6 (surprised)】
あ゛……?
voice: vo_adv_3016001_194
チエル:
【chara 110911 face 6 (surprised)】
ああっ……!
voice: vo_adv_3016001_195
女性教員:
【chara 3211 face 6 (surprised)】
あら、突然どうなさったの皆さん?
まるで転校生が顔見知りだったときのような声をあげて。
Choice: (1) {player}です、よろしくお願いします。
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voice: vo_adv_3016001_196
3人:
【chara 1 face 6 (surprised)】
あああああ──っ!?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
まさに転校生が顔見知りだったときの声をあげる、
聖テレサ女学院の乙女たちであった。